JP3689732B2 - プラズマ処理装置の監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラズマ処理装置の監視装置及び監視方法に係り、特に異常放電発生に伴う処理不良を低減することのできるプラズマ処理装置の監視装置及び監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程では,エッチング・成膜・アッシングなどの微細加工プロセスでプラズマ処理装置が広く用いられている。プラズマ処理によるプロセスは、真空チャンバー(リアクタ)内部に導入されたプロセスガスをプラズマ発生手段によりプラズマ化し、半導体ウエハ表面で反応させて微細加工を行うとともに、揮発性の反応生成物を排気することにより、所定の処理を行うものである。
【0003】
このプラズマ処理装置では、処理装置を所定時間使用するとプラズマと直接接する部品(リアクタ内壁や上部電極、ウェハ周囲に配置されるフォーカスリング等)が、プラズマからのイオンの作用により消耗する。その結果、部品間の隙間や部品に設けられた孔(例えばプロセスガスを吹き出すための孔など)が当初(設計時)の寸法より大きくなる。隙間や孔が大きくなると、この空間において新たなプラズマが発生することがある。この放電は通常「異常放電」と呼ばれている。すなわち、プラズマ処理装置は長時間使用するとこの「異常放電」が発生する。
【0004】
従来、この異常放電に対しては、部品交換から異常放電発生にいたるまでの累積処理時間を経験的に求め、その時間を目安に部品を交換することにより異常放電の発生を回避していた。また、特開平9−92491号公報「プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法」には、プラズマ処理容器内の異常放電の発生をプラズマに印加する高周波電力の反射波の変化やプラズマ発光の変化から検出して異常放電の発生頻度を抑制し、異常放電による突発的なダスト発生等を抑制することが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記異常放電が発生すると、プロセスガスの解離状態が変化して、そのエッチング特性に不良をきたしたり、またリアクタ内部に生成された反応生成物の膜が剥がれて異物を発生させたりする。このため、部品が消耗劣化して異常放電が発生するようになると、正常なエッチング処理は不可能となる。
【0006】
前述したように従来は、部品交換から異常放電発生にいたるまでの累積処理時間を経験的に求め、その時間を目安に部品交換の実施を決定していた。しかし、部品交換の目安としていた時間を経過していなくても異常放電が発生した例があり、この場合にはエッチング処理不良のウェハが検査で発見されることによって異常放電の発生が確認される。したがって、この場合はかなりの量のウェハが処理不良となる。
【0007】
また、前記特開平9−92491号公報に示す方法では、プラズマ中で発生する異常放電は検出できるが、前述したような上部電極のガス孔の奥で発生する異常放電は検出することができない。
【0008】
前記異常放電をその発生とほぼ同時に検出することができれば、次のような利点が生じる。すなわち、これまで経験的に求めた累積処理時間を目安に行っていた消耗部品の交換時期を、実際の異常放電発生までに伸ばすことができる。このため、部品の使用時間を伸ばすことができ、消耗部品にかかる費用を低減することができる。さらに、異常放電発生までの累積処理時間を予測することができれば、交換部品を事前に準備しておくことができ、交換作業を能率よく実施できる。また、異常放電の発生により直ちにエッチング処理を停止し、適切な対策をとることができるため、エッチング処理不良のウェハを1枚に留めることができる。 本発明はこれらの点に鑑みてなされたもので、異常放電の発生を予測し、その発生を速やかに検出することのできるプラズマ処理装置の監視装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を採用した。
【0010】
処理ガスを供給するためのガス供給孔を形成した導電性プレートを備えた上部電極及び試料を載置するための載置台を備えた下部電極を収容した真空処理室と、
前記上部電極の前記ガス供給孔に処理ガスを供給する処理ガス供給手段及び前記真空処理室を排気する排気手段と、前記上部電極に高周波電力を印加して上部電極と下部電極間にプラズマを生成する高周波電源と、前記上部電極に高周波電力を印加して上部電極に直流バイアス電位を発生させる高周波バイアス電源と、前記下部電極に高周波電力を印加して下部電極に直流バイアス電位を発生させる下部電極用バイアス電源と、前記上部電極に生成される直流バイアス電位下部電極に生成される電圧振幅との積をもとに異常放電の有無を判定する異常放電判定手段を備えた。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明実施形態に係るプラズマ処理装置の監視装置を示す図であり、プラズマ処理装置として有磁場UHF帯電磁波放射放電方式のプラズマエッチング装置を用いた例を示す図である。図においてプラズマエッチング装置は断面模式図で示している。
【0012】
図1において、プラズマエッチング装置の処理室100は10−6Torr程度の真空度が達成可能な真空容器であり、その上部に電磁波を放射するアンテナ110(上部電極)を備え、下部にはウエハなどの試料Wを載置する下部電極130を備えている。アンテナ110と下部電極130は、平行して対向する形で設置される。処理室100の周囲には、たとえば電磁コイルとヨークよりなる磁場形成手段101が設置されている。そして、アンテナ110から放射される電磁波と磁場形成手段101で形成される磁場との相互作用により、処理室内部に導入された処理ガスをプラズマ化してプラズマPを発生させ、試料Wを処理する。
【0013】
一方、処理室100は、真空室105に接続された真空排気系106により真空排気され、圧力制御手段107により圧力が制御される。処理圧力は、0.1Pa以上10Pa以下、望ましくは0.5Pa以上4Pa以下の範囲に調整される。処理室100および真空室105はアース電位となっている。処理室100の側壁102は重金属を含まず熱伝導性のよい、たとえばアルミニウムなどの非磁性金属材料で構成し、その表面には耐プラズマ性のアルマイトなどの表面処理を施すのが望ましい。
【0014】
アンテナ110は、Si、C、あるいはSiC製の円板状導電体111、誘電体112、誘電体リング113からなり、真空容器の一部としてのハウジング114に保持される。また、円板状導電体111のプラズマに接する側の面には導電性プレート115が設置され、さらにその外側に外周リング116が設置される。円板状導電体111は図示しない温度制御手段、すなわち円板状導電体111内部に熱媒体を循環させる手段により温度が所定の値に維持され、円板状導電体111に接する導電性プレート115の表面温度が制御される。試料のエッチング、成膜等の処理を行う処理ガスは、ガス供給手段117から所定の流量と混合比をもって供給され、次いで円板状導電体111と導電性プレート115に設けられた多数の孔を通って所定の分布に制御されて、処理室100に供給される。
【0015】
アンテナ110には、アンテナ電源部120としてのアンテナ電源121及びアンテナバイアス電源122がそれぞれマッチング回路・フィルタ系123及び124を介して接続される。また、アンテナ110はフィルタ125を通してアースに接続される。アンテナ電源121はアンテナ円板状導体111に300MHzから1GHzのUHF帯周波数の電力を供給する。このとき円板状導電体111の径をある特性長にしておくことで、たとえばTM01モードのような固有の励振モードが形成される。本実施形態では、アンテナ電源121の周波数を450MHz、円板状導電体111の直径を330mmとしている。
【0016】
一方、アンテナバイアス電源122はアンテナ110に数10kHzから数10MHzの範囲の周波数のバイアス電力を印加する。これにより円板状導電体111に接する導電性プレート115の表面での反応を制御することができる。特に、導電性プレート115の材質を高純度のシリコンとし、たとえばCF系のガスを用いた酸化膜エッチングを行う場合において、導電性プレート115の表面でのFラジカルやCFxラジカルの反応を制御してラジカルの組成比を調整することができる。本実施形態では、アンテナバイアス電源122の周波数を13.56MHz、電力を50Wから600Wとする。このとき導電性プレート115にはセルフバイアスによりバイアス電位Vdcが発生する。本実施形態においては、いわゆる平行平板型の容量結合方式のプラズマ装置とは異なり、導電性プレート115に発生するセルフバイアスをプラズマ生成とは独立に制御できる点が特徴である。
【0017】
なお、導電性プレート115に発生する上部電極のバイアス電位Vdc及び下部電極の電圧振幅Vppは後述する異常放電監視装置150により監視することができる。
【0018】
導電性プレート115の下面とウエハWの距離(ギャップ)は、30mm以上150mm以下、望ましくは50mm以上120mm以下とする。導電性プレート115は広い面積をもって試料Wと対向しているので、試料Wの処理プロセスにもっとも大きく影響する。
【0019】
処理室100の下部には、アンテナ110に対向して下部電極130が設けられている。下部電極130には、たとえば400kHzから13.56MHzの範囲のバイアス電力を供給するバイアス電源141がマッチング回路・フィルタ系142を介して接続され、試料Wに印加するバイアスを制御する。また、下部電極130はフィルタ143を介してアースに接続される。本実施例では、バイアス電源141の周波数を800kHzとしている。
【0020】
次に、このプラズマエッチング装置を用いて、たとえばシリコン酸化膜のエッチングを行う場合の具体的なプロセスを、図1を用いて説明する。
【0021】
まず、処理の対象物であるウエハWを図示していない試料搬入機構を介して処理室100に搬入した後、下部電極130の上に載置し、静電吸着装置131に吸着用電源144よりフィルタ145を介して直流電圧を供給することにより吸着固定する。このとき必要に応じて下部電極の高さを調整して前記ギャップ長を所定値に設定する。ついで、ガス供給手段117は試料Wのエッチング処理に必要な処理ガス、たとえばC、ArあるいはOガスを所定の流量と混合比をもって導電性プレート115を通して処理室100内に供給する。
【0022】
このとき、処理室100は真空排気系106および圧力制御手段107により、所定の処理圧力に調整される。次に、アンテナ電源121からの450MHzの電力供給により、アンテナ110から電磁波が放射される。この電磁波と、磁場形成手段101により処理室100の内部に形成される160ガウス(450MHzに対する電子サイクロトロン共鳴磁場強度)の概略水平な磁場との相互作用により、処理室100内にプラズマPが生成される。これにより前記処理ガスが解離されてイオン・ラジカルが発生する。さらにアンテナバイアス電源122からのアンテナバイアス電力や下部電極のバイアス電源141からのバイアス電力より、プラズマ中のイオンやラジカルの組成比やエネルギーを制御して、ウェハWにエッチング処理を施す。そして、エッチング処理が終了すると、高周波電力、磁場および処理ガスの供給を停止して処理を終了する。
【0023】
前述のように、試料に対向して設置されたシリコン製の導電性プレート115には、プロセスガスをリアクタ内に導入するための多数のガス孔(直径0.4〜0.5mm)が設けてある。このガス孔の径はプラズマからのイオンの作用により経時的に広くなる。孔が広くなることによりプラズマからのイオン、電子が孔の奥まで進行しやすくなり、最終的には導電性プレート115の裏面において異常放電を発生させることになる。
【0024】
導電性プレート115の裏面において異常放電が発生すると、この発生部分において多量の電子、イオンが発生し導電性プレート(アンテナ電極)に流入する。したがってアンテナ電極全体としては正常状態よりもイオン、電子の流入量は増加する。これは電極面積が実効的に広がったことに相当し、アース面積は一定であるためアンテナ電極のバイアス電位Vdcの絶対値は小さくなる。すなわち導電性プレート裏面にて異常放電が発生すると同時にバイアス電位Vdcが変化する。
【0025】
バイアス電位Vdcの変化量は、異常放電が発生している孔数が増えるにしたがって大きくなる。それは異常放電によるイオン、電子の流入量増加が孔数に応じて大きくなるからである。なお、導電性プレート115が長時間の使用に伴って消耗ていく場合、すべてのガス孔で同時に異常放電が発生するわけではない(最初はごく少数のガス孔で異常放電が発生し、それが順次増加して行く)。このため、バイアス電位Vdcの変化量も最初は小さくそれが順次大きくなって行く。したがって、Vdcの値を追跡すれば、異常放電発生に起因する導電性プレート交換の時期を予測することができることになる。
【0026】
次に、図1に示すプラズマエッチング装置の監視装置を用いた異常放電の監視について説明する。
【0027】
図3は、異常放電発生時におけるバイアス電位Vdcの変化を示す図である。この図は異常放電発生の有無を目視にて確認しながら行った実験結果である。図中で「裏面放電発生」とあるのは、この時刻に異常放電が発生したことを示している。また、この時刻に、バイアス電位Vdcが−60Vから−35Vに急激に変化しているのがわかる。図からわかるように、Vdcの測定値は時間的に細かい変動があり、したがって時間変化の曲線はある幅をもっている。図の例の場合、この幅は約5V程度である。この幅に対して異常放電が発生したときのVdcの変化は約25Vである。このため前記バイアス電位の変化は十分検出可能である。すなわちS/N比は十分高い。
【0028】
図4は、上部電極に印加されるバイアス電位Vdc(A−Bias Vdc)、および下部電極に印加される電圧振幅Vpp(W−Bias Vpp)の変化をバイアス電力毎(600W、及び300W)に示す図である。図において、横軸はアンテナ電源の出力(UHFパワー)である。この図から、異常放電の発生を、バイアス電源のVdcの変化(−160Vから−50V、または−100Vから−30V)から検出できることがわかる。また、前記異常放電の発生と同時に下部電極の電圧振幅Vppも変化することがわかる。この実験例では、1000V程度のVppに対して、異常放電によってそれが100V程度変化しており、十分検出可能なS/N比を有している。
【0029】
図5(a)は、ウエハの累積処理枚数と前記上部電極に印加されるバイアス電位Vdcとの関係をプロットした図である。図に示すように、各点は、所定の累積処理時間まではVdcの測定値がほぼ一定であることを示している直線Aと、Vdcの絶対値が時間とともに減少していることを表す直線B上にプロットされている。
【0030】
すなわち、ほぼ一定の値で推移していたバイアス電位Vdcが変化し始めると、異常放電が発生することがわかる。バイアス電位Vdcは直線Aの回りに小さな変動があるが、これを超えて直線Bのように変動するため、異常放電の検出はS/N比の点から可能である。
【0031】
図5(b)は、ウエハの累積処理時間と前記電圧振幅Vppとの関係をプロットした図である。この場合も、ほぼ一定の値で推移していたバイアス電位Vppが変化し始めると、異常放電が発生することがわかる。
【0032】
図6は、上部電極に印加されるバイアス電位Vdc及び下部電極に印加される電圧振幅Vppの積と、ウエハの累積処理枚数(累積処理時間)との関係をプロットした図である。この場合も、ほぼ一定の値で推移していたバイアス電位Vdc及びVppの積が変化し始めると、異常放電が発生することがわかる。なお、この例ではバイアス電位Vdc及びVppの積を演算しているので検出感度を増大することができる。
【0033】
図7は、前記バイアス電位Vdc及びVppの正常範囲(閾値)を説明する図である。まず、バイアス電位Vdcの変化によって異常放電発生の有無を判定するためには、Vdcの正常値を知る必要がある。Vdcの正常値はエッチング条件によって異なり、特にアンテナに印加される2種の電源の出力(アンテナ電源121の出力とアンテナバイアス電源122の出力)に依存している。このため、図7に示すような横軸にアンテナ電源121の出力、縦軸にアンテナバイアス電源122の出力をとったマップ上に、予め想定される処理条件(例えば、FSG(Fluorosilicate glass)をエッチングするときの条件(FSG条件)、及びHARC(High Aspect Ratio Contact:高アスペクト比のコンタクト穴)を形成するときの条件(HARC条件)に対するVdcの正常値を予め求めてデータベースを作成しておく。
【0034】
バイアス電位Vdcの正常値あるいは正常範囲は、2種(アンテナ電源121とアンテナバイアス電源122)の出力をレシピから抽出することにより求めることができる。異常放電判定手段152はこのようなデータベースおよびその参照機構を有している。
【0035】
電圧振幅Vppに対しても同様なデータベースを作成できる。ただしこの場合は横軸にアンテナ電源121の出力、縦軸に下部電極のバイアス電源141の出力をとる点だけが上記のデータベースと異なり、参照方法は同じである。
【0036】
図2は、プラズマ処理装置における異常放電を監視する異常放電監視手段を示す図である。図に示すように、アンテナ110に電力を供給しているフィードスルー126の内導体から信号線を引き出す。この信号線上で測定される信号は、アンテナ電源121の450MHzの信号とアンテナバイアス電源122の13.56MHzの信号が重なったものである。この信号をバイアス電位抽出フィルタ151を通してバイアス電位Vdcを抽出し、これを異常放電判定手段152に送る。異常放電判定手段152は、送られてきたバイアス電位Vdcの信号に含まれる(図3に示すような)細かい変動を取り除き、異常放電に対応する大きなVdc変化を抽出する。前述したように、Vdc変化のS/N比は十分高いため、フィルタリングや変化の抽出は一般的なもので十分である。
【0037】
また、下部電極130に電力を供給している導体から信号線を引き出す。この信号線上で測定される信号は下部電極用のバイアス電源141の400KHz〜13.56MHzの信号である。この信号を電圧振幅抽出フィルタを通して電圧振幅Vppを抽出し、これを異常放電判定手段152に送る。
【0038】
異常放電判定手段152は、次のような機能を有する。まず、第1に異常放電を早期に検出する異常放電検出機能を有する。すなわち、前記検出したバイアス電位Vdcの変化量を前もって与えられていた閾値と比較し(ステップS1)、閾値より大きかった場合には「異常放電発生」の信号を出力する(ステップS2)。この信号は処理装置の図示しない制御部に送られ、これを受けた処理装置はエッチング処理を停止する(ステップS3)。このため、不良処理されるウェハは1枚のみに限定することができる。これに対して、前記異常放電判定手段152を有しない場合には、エッチング装置は処理を続行し、ウエハの処理不良はウェハの検査段階になって初めて判明する。このため大量の不良ウエハが発生する。
【0039】
第2に異常放電の発生時期を予測する異常放電発生予測機能を有する。図5に示すように、ほぼ一定の値で推移していたバイアス電圧Vdcが変化し始めると、異常放電が発生することがわかる。従って、バイアス電圧Vdcを順次記憶し(ステップS11)、この記憶した電圧をもとに異常放電の発生時期を予測し(ステップS12)、この予測に基づき導電性プレート等の部品を交換することが可能である(ステップS13)。
【0040】
以上の説明では、異常放電判定手段152は上部電極のバイアス電位Vdcをもとに異常放電発生を検出し、あるいは異常放電の発生を予測した。しかしながら、図5に示すように、ほぼ一定の値で推移していた電圧振幅Vppが変化し始めると、異常放電が発生することから、前記上部電極のバイアス電位Vdcに代えて、下部電極のバイアス電位Vppをもとに異常放電発生を検出し、あるいは異常放電の発生を予測することができる。
【0041】
すなわち、比較する対象はVdcとVppの2種類あるため、それぞれ単独に比較して少なくとも1種が閾値より大きければ「異常放電発生」と判定することができる。また、この2種類の情報を組み合わせて判定することもできる。
【0042】
図6に示すように、ほぼ一定の値で推移していたバイアス電位Vdc及びVppを組み合わせた値(図の場合は積)が変化し始めると、異常放電が発生することから、前記上部電極のバイアス電位Vdcに代えて、上部電極のバイアス電位Vdcと下部電極の電圧振幅Vppの積をもとに異常放電発生を検出し、あるいは異常放電の発生を予測することができる。なお、この場合はバイアス電位Vdc及びVppの積を演算しているので検出感度を増大することができる。
【0043】
また、本発明は、図1に示すような、例えば450MHzの電磁波をプラズマ発生源としたプラズマ処理装置であるUHF−ECR(Electron Cyclotron Resonance)装置に限定するものではなく、図8に示すような平行平板方式のプラズマ処理装置に対しても適用可能である。
【0044】
以上説明したように、本実施形態によれば、ウエハに対向して配置した上部電極(例えばシリコン製のプレートからなる)に印加するバイアス電位、及びウエハを載置する下部電極に印加するバイアス電位をモニタし、その変化を抽出することにより異常放電の発生を検出し、あるいは異常放電の発生を予測する。このため、前記上部電極をその寿命の限度まで使用することができるので、消耗部品に必要な費用を低減することができる。また、ウエハの大量不良発生の防止を図ることができるとともにプレート交換の時期を予測することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、異常放電の発生を予測し、また、その発生を速やかに検出することのできるプラズマ処理装置の監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるプラズマ処理装置の監視装置を示す図である。
【図2】異常放電監視手段を示す図である。
【図3】異常放電発生時におけるバイアス電位Vdcの変化を示す図である。
【図4】上部電極及び下部電極に印加されるバイアス電位の変化を示す図である。
【図5】ウエハの処理枚数とバイアス電位の関係を示す図である。
【図6】上部電極及び下部電極に印加されるバイアス電位の積とウエハの処理枚数の関係を示す図である。
【図7】バイアス電位の正常範囲を説明する図である。
【図8】平行平板式のプラズマ処理装置を示す図である。
【符号の説明】
100 処理室
101 磁場形成手段
102 処理室側壁
103 側壁インナーユニット
104 ガス供給手段
105 真空室
106 真空排気系
110 アンテナ(上部電極)
111 円板状導電体
112 誘電体
113 誘電体リング
115 導電性プレート
116 外周リング
117 ガス供給手段
121 アンテナ電源
122 アンテナバイアス電源
123,124、142 マッチング回路
125,143,145 フィルタ
130 下部電極
131 静電吸着装置
132 フォーカスリング
133 絶縁体
141 バイアス電源
144 吸着用電源
150 異常放電監視装置
151 Vdc抽出フィルタ
152 異常放電判定手段

Claims (1)

  1. 処理ガスを供給するためのガス供給孔を形成した導電性プレートを備えた上部電極及び試料を載置するための載置台を備えた下部電極を収容した真空処理室と、
    前記上部電極の前記ガス供給孔に処理ガスを供給する処理ガス供給手段及び前記真空処理室を排気する排気手段と、
    前記上部電極に高周波電力を印加して上部電極と下部電極間にプラズマを生成する高周波電源と、
    前記上部電極に高周波電力を印加して上部電極に直流バイアス電位を発生させる高周波バイアス電源と、
    前記下部電極に高周波電力を印加して下部電極に直流バイアス電位を発生させる下部電極用バイアス電源と、
    前記上部電極に生成される直流バイアス電位下部電極に生成される電圧振幅との積をもとに異常放電の有無を判定する異常放電判定手段を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置の監視装置。
JP2002233435A 2001-12-05 2002-08-09 プラズマ処理装置の監視装置 Expired - Fee Related JP3689732B2 (ja)

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