JP3686596B2 - 永久磁石モータ用の制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、永久磁石モータ用の制御システムに係り、より詳しくは、様々な作動条件の下で最適なモータ効率を得るため5つのレギュレータを備える永久磁石モータ用の制御システムに関する。
【0002】
【従来技術】
モータに供給される電流を制御することによってモータのトルクを制御することが永久磁石モータに関連する分野で知られている。典型的には、内部永久磁石モータは、多重位相の巻線を有するステータと、極部品により取り囲まれるように内部配置された永久磁石を有するロータと、を備える。ステータ巻線により生成されたステータの磁場は、ロータの磁場と相互作用し、ロータを回転させる。ロータの磁場は永久磁石によって生成される。
【0003】
モータの回転力即ちトルクは、ステータ巻線に入力された電流の大きさ及び持続時間を調整することによって制御される。磁場を生成するために、ステータ電流は、ロータ位置と同期された所定シーケンスで各々のステータ位相巻線においてスイッチオン及びオフされる。通常では、ステータ電流信号は、巻線のインバータにより入力されたパルス幅変調信号である。ステータ電流指令信号は、アンペア軌跡(amp trajectory)毎の最大トルクに基づいて決定される。所望の軌跡が決定された後、電流レギュレータは、ステータ巻線において電流指令信号を維持する。電流レギュレータは、ヒステリシス型式の電流レギュレータ即ち比例積分PI電流レギュレータとして形成されてもよい。モータは、アンペア軌跡毎の最大トルクにおいて最も効率的に作動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、アンペア軌跡毎の最大トルクからの偏差を最小化する永久磁石モータ用の制御システムを持つことが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、5つのレギュレータを備える永久磁石モータを制御するための制御システムを提供する。第1のレギュレータは、所望のモータトルクを示すトルク指令信号及び実際のモータトルク信号を受け取り、実際のモータトルクとトルク指令信号との差異に応答してステータ電流指令信号を発生する。アンペア軌跡毎の最大トルクは、トルク指令信号から決定される。この軌跡は、ステータ電流と象限軸とがなす角度を表す角度βに関するサイン及びコサイン成分に分割される。
【0006】
次に、ステータ電流指令信号は、サイン及びコサイン成分と乗算され、直行軸電流指令信号及び象限軸電流指令信号が各々得られる。象限軸電流指令信号及び直行軸電流指令信号は、モータ象限軸電流信号及びモータ直行軸電流信号と結合されて、所望のモータトルクを示す、修正された象限軸電流指令信号及び直行軸電流指令信号が発生される。修正された象限軸電流指令信号及び直行軸電流指令信号が発生された後、リミッターが、修正された直行軸電流指令信号が最大ステータ電流を超えることを防止し、該最大ステータ電流を超える任意の電流が修正された象限軸電流指令信号に追加される。
【0007】
第2及び第3のレギュレータは、各々の電流指令信号とモータ電流信号との差異に応答して、調整された象限軸電流信号及び直行軸電流信号を提供するための電流レギュレータである。
【0008】
第4のレギュレータは、象限軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、直行軸電流指令信号を増加させる第1の場弱め信号を生成するように設けられる。第5のレギュレータは、直行軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、象限軸電流指令信号を減少させる第2の場弱め信号を生成するように設けられる。調整された直行軸電流信号と調整された象限軸電流信号とは結合されてパルス幅変調信号を形成する。このパルス幅変調信号は、インバータを介してモータに入力される。第4及び第5のレギュレータは、直行軸電流信号及び象限軸電流信号を修正するとき、互いに独立に機能する。各々の場弱め信号は、モータパラメータから独立に働き、その結果、モータのより安定した制御をもたらす。
【0009】
本発明の一実施形態では、モータトルクは、トルク推定器によって決定される。トルク推定器は、モータ直行軸電流信号、モータ象限軸電流信号、モータ速度及び該インバータに入力された直流電圧からモータトルクを決定する。推定器は、計算する際に電力及び機械的パワー間の等価性を使用し、従って、測定された磁気コア損失、銅損失、及び他のシステム損失が、補間によって補償される。従って、本方法は、負荷及び温度に関するインダクタンス及び磁気フラックスの変化を自動的に補償する。しかしながら、唯一の例外が、ステータ抵抗であり、これは温度によって変動し、その結果、補償されない状態で残るトルク上の変化は副次的な微小成分となる。かくして、本発明は、モータの温度変動及びかなりのモータ磁気飽和の下でより正確に制御されるトルクを提供することができる。更に、本発明は、アンペア軌跡毎に最適に近いトルクにモータを作動させ、その結果、インバータ規格電力及びインバータコストを減少させる制御システムを提供することができる。
【0010】
本発明の上記及び他の特徴並びに利点は、添付図面を参照して本発明の幾つかの特定の実施形態についての以下の説明を参酌することによって更に十分に理解されよう。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
ここで、図面のうち図1及び2を詳細に参照すると、参照番号10は、内部永久磁石モータ12用の制御システムを示している。モータ12は、一般に、ステータ(図示せず)及びロータを備える。ロータは、ステータにより生成されたステータ磁場がロータの磁場と相互作用するとき回転する。ロータ磁場は、永久磁石によって生成される。永久磁石はロータの表面に配置してもよく、或いは、内部永久磁石モータと同様に、永久磁石を、極部品によって取り囲まれた、ロータの内部に配置してもよい。
【0012】
内部永久磁石のロータ14が図2に示されている。ロータ14は、シャフト(図示せず)に接続されたロータ薄層のスタックから構成することができる。各々の薄層は、複数の極部品16、18、20、22を有する。永久磁石24、26、28、30は、各々の極部品16、18、20、22と、ロータ薄層コア32との間に挿入される。N及びSは、永久磁石24、26、28、30のN極及びS極を各々示している。軸方向間隙34は、永久磁石24、26、28、30を維持させ、スターティングケージ(starting cage;図示せず)の一部分を形成するため、アルミニウムで覆ってもよい。
【0013】
永久磁石24、26、28、30は、4極ロータを形成するように配置される。ロータ14は、ロータのN極中心線と一致する直行軸(direct-axis)、即ちd軸を有する。象限軸(quadrature-axis)、即ちq軸は、隣接する極間にd軸から電気的に90度離れたところに配置される。4極ロータでは、q軸はd軸から機械的に45度のところにある。本発明は、4極ロータに対して説明されるが、q軸が隣接する極間に配置されるという理解の下で、他の極数(例えば、2、6等)へと一般化することができる。
【0014】
内部永久磁石モータにより発展されたトルクは、モータのステータ位相巻線に入力されたステータ電流を制御することによって制御され得る。ステータ電流Isは、d軸成分Id及びq軸成分Iqによってデカルト座標で以下のように表される。
【0015】
d=Issinβ
q=Iscosβ
この角度βは、ステータ電流がq軸からなす角度である。最適なモータ作動、例えばアンペア軌跡毎の最大トルクを生じさせるトルク要求に応答するために、ステータ電流Is用の所望の軌跡を画定することが可能である。図3は、内部永久磁石モータに対して、アンペア軌跡毎に所望の最大トルクを示している。x軸は、β(ラジアン)を表し、y軸は、ステータ電流(アンペア)を表す。構造的ラインは、等しいモータトルクをたどってなる。図3では、白い領域が最も高いトルクを表し、黒い領域が最も低いトルクを表すように陰影を付けてもよい。与えられたトルク指令信号に対して、電流毎の最大のトルクは、ステータ電流が当該トルクに対して最下であるポイントで得られる。所望のトルクを表すライン上の最小ポイントでモータを作動させるため、角度βが調整される。
【0016】
本発明の一実施形態では、コントローラが、本発明の制御システムを実行する。コントローラは、例えば、中央処理ユニット(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)デバイス、ランダムアクセスメモリ(RAM)デバイス、入出力回路(I/O)及びA/Dコンバータなどの構成要素を備える、従来のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラで実現できる。一般には、本システムは、所望のモータトルクを生成するためのトルク指令信号Te*を決定するコントローラを備える。トルク指令信号Te*から、アンペア軌跡毎の最大トルクが、ブロック36で決定される。軌跡が決定された後、図1に示された5つのレギュレータ38、40、42、44、46が、当該軌跡に基づく様々な作動条件の下で正確なトルク生成を維持する。インバータ48は、信号ライン49を介してステータ巻線に変調電流信号を適用する。変調電流信号は、5つのレギュレータ38、40、42、44、46に従って生成される。
【0017】
より詳しくは、第1のレギュレータ38は、トルク指令信号Te*及び実際のモータトルクを示すモータトルク信号Teを受け取り、ステータ電流指令信号Is *を提供する。信号Is *は、トルク指令信号Te*及びモータトルク信号Teの間の差異に応答する。
【0018】
本発明の一実施形態では、モータトルクTeは、トルク推定器50により決定される。トルク推定器50は、モータ象限軸の電流信号Iq、直行軸の電流信号Id、モータ速度及びモータに供給される直流電圧Vdcからモータトルクを決定する。モータ象限軸の電流信号Iq、直行軸の電流信号Idは、ステータ位相巻線54に接続された電流センサー52により測定される。モータ速度は、速度検出器56により測定され、インバータ48に入力された直流電圧58は、センサー60によって測定される。推定器50は、計算する際に電力及び機械的パワー間の等価性を使用し、従って、測定された磁気コア損失、銅損失、及び他のシステム損失が、補間によって補償される。従って、本方法は、負荷及び温度に関するインダクタンス及び磁気フラックスの変化を自動的に補償する。しかしながら、唯一の例外が、ステータ抵抗であり、これは温度によって変動し、その結果、補償されない状態で残るトルク上の変化は副次的な微小成分となる。かくして、トルクは、モータの温度変動及びかなりのモータ磁気飽和の下でより正確に制御される。
【0019】
次に、アンペア軌跡毎の最大トルクは、ブロック36で決定され、2つの成分、sinβ、cosβへと分割される。図4は、所望のcosβ対トルク指令信号を示し、図5は、所望のsinβ対トルク指令信号を示している。直行軸の電流指令信号Id *は、乗算器62においてステータ電流指令信号Is *をsinβで乗算することによって、提供され、象限軸の電流指令信号Iq *は、乗算器64においてステータ電流指令信号Is *をcosβで乗算することによって提供される。これら2つの構成要素は、所望の軌跡に対する正確な電流振幅及び角度を発生する。
【0020】
直行軸の電流指令信号Id *及び象限軸の電流指令信号Iq *は、加算器66、68においてモータ象限軸電流信号Iq及び直行軸電流信号Idと結合され、修正された象限軸電流指令信号Imq及び直行軸電流指令信号Imdを提供する。更には、修正された象限軸電流指令信号Imq及び直行軸電流指令信号Imdは、リミッター70において最大ステータ電流Imaxを超えることから防止され、最大ステータ電流を超える任意の電流は、リミッター72において、象限軸電流指令信号Imqに加算される。最大ステータ電流は、次式から導き出される。
【0021】
【数1】
Figure 0003686596
【0022】
第2のレギュレータ40は、信号ライン41を介して修正象限軸電流指令信号を受け取り、修正された象限軸電流指令信号Imq及びモータ象限軸電流信号Iqの間の差異に応答して調整された象限軸電流指令信号を提供する。第3のレギュレータ42は、信号ライン43を介して修正直行軸電流指令信号を受け取り、修正された直行軸電流指令信号Imd及びモータ直行軸電流信号Idの間の差異に応答して調整された直行軸電流指令信号を提供する。
【0023】
第4及び第5のレギュレータ44、46は、場を弱める制御ループである。レギュレータ44、46により提供された場弱めの量は、所定の直行軸及び象限軸の電圧限界により決定され、更にモータ安定性によって決定される。安定性は、直行軸電圧が象限軸電圧を超えて優先されるように与えられることを必要とする。かくして、直行軸電圧は、リミッター74において最大電圧を受け取り、任意の過剰電圧は、リミッター76において象限軸電圧により受け取られる。
【0024】
第4のレギュレータ44は、信号ライン45を介して調整象限軸電流信号を受け取り、第1の場弱め信号Iqf-wを生成し、この第1の場弱め信号Iqf-wは、象限軸電圧がリミッター74により設定された所望の最大電圧に達したとき、加算器68において直行軸電流信号を増加させる。第5のレギュレータ46は、信号ライン47を介して調整直行軸電流信号を受け取り、第2の場弱め信号Idf-wを生成し、この第2の場弱め信号Idf-wは、直行軸電圧がリミッター76により設定された所望の最大電圧に達したとき、加算器66において象限軸電流信号を減少させる。第4及び第5のレギュレータ44、46は、直行軸電流信号及び象限軸電流信号を修正するとき、互いに独立に機能する。各々の場弱め信号は、モータパラメータから独立に働き、その結果、モータのより安定した制御をもたらす。
【0025】
調整された直行軸電流信号及び象限軸電流信号は、ブロック78で結合され、パルス幅変調信号を形成する。このパルス幅変調信号は、信号ライン49を介してモータに入力される。好ましくは、空間ベクトル変調が変調信号を得るため使用される。変調信号は、インバータ48によって受け取られ、該インバータ48は、当該信号をモータ12に入力する。インバータ48は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)インバータとして構成することができる。この絶縁ゲートバイポーラトランジスタインバータは、変調電流信号によってオンオフを切り替えられる6個のトランジスタを備え、ロータ14の角度位置と同期された所定のシーケンスで位相巻線54の各々に電流を提供する。本発明の制御システム10は、アンペア軌跡毎に最適に近いトルクを提供し、その結果、インバータ規格電力及びインバータコストを減少させる。
【0026】
本発明は、好ましい実施形態を参照して説明されたが、多数の変更を上述した本発明の進歩的なコンセプトの精神及び範囲内でなすことができることが理解されるべきである。従って、本発明は、開示された実施形態にのみ限定されるものではなく、請求の範囲の記載によって可能とされる全範囲を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る永久磁石モータ用の制御システムのブロック図である。
【図2】図2は、象限軸及び直行軸を示す内部永久磁石モータのロータの端面図である。
【図3】図3は、内部永久磁石モータに対するアンペア軌跡毎の最大トルクのグラフである。
【図4】図4は、トルク、対、アンペア軌跡毎の最大トルクのcosβ成分を示すグラフである。
【図5】図5は、トルク、対、アンペア軌跡毎の最大トルクのsinβ成分を示すグラフである。
【符号の説明】
10 内部永久磁石モータ用の制御システム
12 内部永久磁石モータ
14 ロータ
16、18、20、22 極部品
24、26、28、30 永久磁石
32 ロータ薄層コア
36 アンペア軌跡毎の最大トルクを求めるブロック
38 トルクレギュレータ
40 Iqレギュレータ
42 Idレギュレータ
44 Vqレギュレータ
46 Vdレギュレータ
48 IGBTインバータ回路
50 トルク推定器
52 電流センサー
58 直流電圧
60 直流電圧センサー
62、64 乗算器
66、68 加算器
70、72、74、76 リミッター
78 調整された直行軸電流信号及び象限軸電流信号の結合ブロック

Claims (14)

  1. 複数のロータ極を画成するロータ、複数のステータ極を画成するステータ、及び、少なくとも1つのステータ極と連係された少なくとも1つの位相巻線を有する内部永久磁石モータ用の制御システムであって、
    トルク指令信号及びモータトルク信号を受け取り、該トルク指令信号と該モータトルク信号との差異に応答してステータ電流指令信号を提供するための第1のレギュレータであって、該ステータ電流指令信号は、前記ロータの直行軸と整列された直行軸電流指令信号と、該ロータの象限軸と整列された象限軸電流指令信号とに分割される、前記第1のレギュレータと、
    前記象限軸電流指令信号と前記モータの実際の象限軸電流を示すモータ象限軸電流信号との加算結果に応答して修正された象限軸電流指令信号を受け取り、該修正された象限軸電流指令信号と該モータ象限軸電流信号との差異に応答して調整された象限軸電流信号を提供するための第2のレギュレータと、
    前記直行軸電流指令信号と前記モータの実際の直行軸電流を示すモータ直行軸電流信号との加算結果に応答して修正された直行軸電流信号を受け取り、該修正された直行軸電流指令信号と該モータ直行軸電流信号との差異に応答して調整された直行軸電流信号を提供するための第3のレギュレータと、
    前記修正された直行軸電流指令信号が最大ステータ電流を超えることを防止し、該最大ステータ電流を超える任意の電流が前記修正された象限軸電流指令信号に追加されることを可能にする、リミッターと、
    前記調整された象限軸電流指令信号を受け取り、象限軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、前記直行軸電流指令信号を増加させる第1の場弱め信号を提供するための第4のレギュレータと、
    前記調整された直行軸電流信号を受け取り、直行軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、前記象限軸電流指令信号を減少させる第2の場弱め信号を提供するための第5のレギュレータと、
    前記調整された直行軸電流信号と前記調整された象限軸電流信号の関数であるように変調された電流信号を、予め選択されたシーケンスで前記モータのステータ巻線に入力して前記ロータを回転させるため前記モータに接続されたインバータ回路と、
    を含む、制御システム。
  2. 前記象限軸電流指令信号は、アンペア軌跡毎の最大トルクの角度βのコサイン成分で該ステータ電流指令信号を乗算することによって得られ、該角度βは前記ステータ電流指令信号が前記ロータの象限軸に関してなす角度である、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記直行軸電流指令信号は、アンペア軌跡毎の最大トルクの角度βのサイン成分で該ステータ電流指令信号を乗算することによって得られ、該角度βは前記ステータ電流指令信号が前記ロータの象限軸に関してなす角度である、請求項1に記載の制御システム。
  4. 前記最大ステータ電流は、前記直行軸電流の平方と、前記象限軸電流の平方との和の平方根から導出される、請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記第1、第2、第3、第4及び第5のレギュレータは、比例積分(PI)レギュレータである、請求項1に記載の制御システム。
  6. 前記モータトルク信号は、トルク推定器によって決定される、請求項1に記載の制御システム。
  7. 前記トルク推定器は、前記モータ直行軸電流信号、前記モータ象限軸電流信号、モータ速度及び該モータに入力された直流電圧に従って前記モータトルクを決定する、請求項6に記載の制御システム。
  8. 複数のロータ極を画成するロータ、複数のステータ極を画成するステータ、及び、少なくとも1つのステータ極と連係された少なくとも1つの位相巻線を有する内部永久磁石モータを制御するための方法であって、
    モータトルク信号及びトルク指令信号との差異に応答してステータ電流指令信号を発生し、
    前記ステータ電流指令信号を、前記ロータの直行軸と整列された直行軸電流指令信号と、該ロータの象限軸と整列された象限軸電流指令信号とに分割し、
    前記象限軸電流指令信号とモータ象限軸電流信号とを加算して修正された象限軸電流指令信号を発生し、
    修正された直行軸電流指令信号を発生するため前記直行軸電流指令信号とモータ直行軸電流信号とを加算し、
    前記修正された直行軸電流指令信号が最大ステータ電流を超えることを制限し、該最大ステータ電流を超える任意の電流が前記修正された象限軸電流指令信号に追加されることを可能にし、
    前記モータ象限軸電流信号と前記修正された象限軸電流指令信号との差異に応答して調整された象限軸電流信号を発生し、
    前記モータ直行軸電流信号と前記修正された直行軸電流指令信号との差異に応答して、調整された直行軸電流信号を発生し、
    直行軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、前記象限軸電流指令信号を増加させる第1の場弱め信号を発生し、
    象限軸電圧が所望の最大電圧に達したとき、前記直行軸電流指令信号を減少させる第2の場弱め信号を発生し、
    前記調整された直行軸電流信号と前記調整された象限軸電流信号とを結合して変調電流信号を発生し、
    前記変調電流信号を、予め選択されたシーケンスで前記モータのステータ巻線に入力して前記ロータを回転させる、各工程を含む、方法。
  9. 前記ステータ電流指令信号を分割する工程は、アンペア軌跡毎の最大トルクの角度βのコサイン成分で該ステータ電流指令信号を乗算する工程を含み、該角度βは前記ステータ電流指令信号が前記ロータの象限軸に関してなす角度である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ステータ電流指令信号を分割する工程は、アンペア軌跡毎の最大トルクの角度βのサイン成分で該ステータ電流指令信号を乗算する工程を含み、該角度βは前記ステータ電流指令信号が前記ロータの象限軸に関してなす角度である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記モータに入力される前記変調電流信号は、ベクトル空間変調信号である、請求項8に記載の方法。
  12. 前記モータトルク信号は、トルク推定器によって決定される、請求項8に記載の方法。
  13. 前記トルク推定器は、前記モータ直行軸電流信号、前記モータ象限軸電流信号、モータ速度及び該モータに入力された直流電圧に従って前記モータトルクを決定する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記最大ステータ電流は、前記直行軸電流の平方と、前記象限軸電流の平方との和の平方根として決定される、請求項8に記載の方法。
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