JP3686346B2 - 外張り断熱構造及びその施工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基礎及び外壁の外面材として煉瓦を用いた木造家屋の外張り断熱構造及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、木造家屋の基礎の施工に際しては、一般的にベースコンクリートを打ち、その上に型枠を配置し立上りの基礎部分のコンクリートを打設し、養生期間をおいて脱型していた。また、発泡プラスチック断熱材等の型枠兼用断熱パネル等を用いて、コンクリートの打ち込みと同時に一体施工後に、当該発泡プラスチック断熱材の外表面にラス網等を張貼しモルタル仕上げする型枠不要の工法も一部採用されている。
【0003】
外壁の施工に際しては、外板下地を貼ってモルタルを塗る工法、下地をしてタイルを貼る工法、サイディングを貼る工法等が一般的である。また、窓枠周りにおいては、サッシ枠と外面材との目地部にコーキングにより防水処理が施されている。
【0004】
また、特に外断熱工法においては、結露防止のために断熱材室外側に通気層が設けられるが、その施工方法としては、一般的に断熱材の外側に通気胴縁を打ち付けた後、外装材を固定する方法が一般的に行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基礎型枠の建て込みは熟練した大工によらなければならず、また、基礎の立上り部のコンクリート打設後数日間養生が必要で、この間脱枠できなく、施工日数が多くかかっており、さらには、型枠の保管及び製作の費用もかかり使用後コンクリートを“ケレン”しなくてはならず、それにかかる資材も多く発生している。
【0006】
また、一般的に施工されている布基礎では必然的に床下空間ができ、この床下空間の湿度が高くなると土台に結露が発生して土台を腐らせたり、白蟻が発生する原因となっている。
【0007】
また、外壁の構造に関しては、モルタル刷毛引の場合、必ずモルタルの収縮で“ヒビ割れ”が発生する問題があり、タイル貼りの場合、下地をしてタイルを貼るための工程が2工程となり、人件費が多くかかり費用も割高となり、荷重的に住宅本体に大きな負担がかかる。
【0008】
また、窓枠周りにおいては、サッシ枠と外装材の目地部等のコーキングが切れた場合に、木材からなる通気胴縁が腐る等の問題がある。一般にコーキングメーカーは保証期間は4年としており品確法の瑕疵担保責任10年に対応することに問題がある。
【0009】
尚、近年多く施工されているサイディングも10年保証の目地シール(コーキング)保証の問題があり、サイディングの経年変化に対して多くの問題があると共に、荷重的に住宅本体に大きな負担がかかる。
【0010】
本発明は、上記従来技術が抱える様々な問題点を解消し得る新規な木造家屋の外張り断熱構造及びその施工方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく成された本発明の構成は、以下の通りである。
【0012】
即ち、本発明の外張り断熱構造は、べた基礎及び外壁の外面材として、煉瓦を用いた木造家屋の外張り断熱構造であって、
基礎の断熱構造が、外側に向かって、少なくとも、通気層確保用板状材、煉瓦の順の構造を有し、
外壁の断熱構造が、外側に向かって、少なくとも、断熱材、通気層、煉瓦の順の構造を有することを特徴としているものである。
【0013】
上記本発明の外張り断熱構造は、更なる好ましい特徴として、
「前記外壁の下方部分において、前記煉瓦間の目地が開いた通気構造を有すること」、
「窓枠周りにおいて、窓枠と前記煉瓦との目地が開いた通気構造を有すること」、
「外壁部分において、前記煉瓦からなる外面材が複数の帯バンドによって木造家屋に固定されていること」、
を含む。
【0014】
また、本発明の外張り断熱構造の施工方法は、べた基礎及び外壁の外面材として、煉瓦を用いた木造家屋の外張り断熱構造の施工方法であって、
べた基礎外周の型枠として煉瓦を積み上げ、該型枠の内側に通気層確保用板状材を配置した状態で、べた基礎のコンクリートを打つことを特徴としているものである。また、外壁部分において、前記煉瓦からなる外面材を複数の帯バンドによって木造家屋に固定することを特徴としているものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態例を説明するが、本発明はかかる形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で部材及び構造等の変更がなされたものを包含するものである。
【0016】
図1は、本発明の外張り断熱構造における主要部分の一構成例を示す断面図である。図1において、1は基礎(べた基礎)、2a,2b,10,13は断熱材、3は通気層確保用板状材、4は煉瓦(煉瓦ブロック)、5は通気層、6は柱、7は帯バンド、8は通気口、9は排水用斜材、11は土台、12はベースコンクリート、14aは煉瓦4からなる外面材の縦筋、14bは外面材の横筋である。
【0017】
図示のように、本発明の外張り断熱構造は、べた基礎及び外壁部分の外面材として煉瓦4を用いた木造家屋の外張り断熱構造であり、本例においては、べた基礎1の周囲は、断熱材2a、通気層確保用板状材3、煉瓦4の順に施工された断熱構造を有し、外壁部分においては、断熱材2b、通気層5、煉瓦4の順に施工された断熱構造を有している。
【0018】
以下、上記断熱構造を施工方法と共に説明する。
【0019】
先ず、適当な地業を行う。図1では、整地・割り栗り地業・ベースコンクリート打ち等を行った例を示している。本発明の断熱構造における基礎はべた基礎であり、整地・割り栗り地業、若しくは、整地・捨てコンクリート打ち等の簡易な地業で済ませることもできる。
【0020】
次に、べた基礎の下面となる領域に断熱材10を敷き込み、さらにべた基礎の配筋(不図示)を組む。また、ベースコンクリート12上に所定の高さまで断熱材2a及び通気層確保用板状材3を立設し、さらにその周囲にべた基礎1の型枠として煉瓦4を所定の高さまで積み上げる(これらは通常は、べた基礎1の上面+数cm程度まで施工される。)。
【0021】
断熱材2a及び断熱材10の材料としては、断熱性能に優れる合成樹脂発泡板が好ましく用いられる。この合成樹脂発泡板としては、例えばポリスチレン発泡体、硬質ウレタン発泡体、フェノール発泡体等が挙げられ、特に好ましくは保水性が無く、耐久性にも優れるものが望ましく、例えば「スタイロフォーム」(商品名:ダウ化工(株)製)などの押出発泡ポリスチレンが特に好ましい。かかる合成樹脂発泡板の厚みは、地域毎の設計環境温度等から要求される断熱性能によって決められるが、上記の材料を用いることにより通常は50mm〜100mm程度とすることができる。
【0022】
通気層確保用板状材3は、後述するように外壁部分の煉瓦4と断熱材2bとの間に所定の厚みの通気層を形成するために配置されるものであり、その材料は特に限定されるものではなく、珪酸カルシウム板や各種合板、合成樹脂発泡板等の板状体を用いることができ、中でも断熱性能に優れる合成樹脂発泡板が好ましい。尚、通気層確保用板状材3として断熱材2aと同じ材料を用いる場合には、これらは一体の部材を用いることもできる。
【0023】
また、断熱材2a及び通気層確保用板状材3として合成樹脂発泡板を用いた場合、所定の大きさに加工したものを接着剤や粘着テープ等を用いて組み立てることができ、また、これらを煉瓦4に接着剤や粘着テープ等を用いて簡単に仮止めすることもできる。
【0024】
煉瓦4には配筋孔が形成されており、この配筋孔に縦筋14aを入れながら順次接着していく。
【0025】
断熱材2a、通気層確保用板状材3及び煉瓦4による基礎型枠の建て込みと、べた基礎の配筋組みについては、上記の手順に限定されるものではなく、作業性を考慮して適宜決めることができる。
【0026】
以上のようにしてべた基礎の型枠組み及び配筋組みを全て完了した後、コンクリートを打設することにより、断熱材2aとコンクリートが一体となった外断熱構造のべた基礎1が形成される。そして、必要に応じて基礎外周部分に埋土若しくは盛土を行う。
【0027】
上述のように本発明においては、外面材となる煉瓦4がべた基礎1の外型枠の役目をし別途型枠を建て込むことないため、外周りは左官又はブロックの職人によって施工することができ、熟練した型枠大工を要することなく基礎工事を進めることができる。
【0028】
また、基礎はべた基礎であり、木造住宅の一般的な基礎である布基礎のような立ち上がり部(基礎梁部分)が無いため、この立ち上がり部のコンクリートの硬化に要する日数もいらなくなり、基礎工事が完了し次に上棟するまでに養生すれば良く、その1つの工種に於いて工期の短縮が図られる。また、型枠を製作する費用、資材の保管等を要しないため、少ない人夫と少ない資材で施工でき、低コスト化を図ることもできる。
【0029】
前述のようにして外断熱構造のべた基礎1を施工した後、このべた基礎1の上面に均しモルタルを施工し、必要に応じてパッキンを敷設した後、土台11を固定する。
【0030】
一方、外壁部分においては、断熱材2bを柱6の外側に取り付け、これをべた基礎1の外周を覆う断熱材2aと接合すると共に、べた基礎1の外周に積み上げた煉瓦上にさらに煉瓦を積み上げていく。これにより、煉瓦4と断熱材2bとの間に、通気層確保用板状材3の厚み分の通気層5が形成される。尚、この通気層5の上部は、軒下等に設けられる不図示の通気口と連通しているものである。
【0031】
断熱材2bとしては、前述の断熱材2aと同様のものを用いることができる。
【0032】
煉瓦4を積み上げて施工される外面材は、複数の帯バンド7を用いて木造家屋に固定することができる。この例を図2及び図3に示す。
【0033】
図2は帯バンド7を柱6の正面に固定した例、図3は帯バンド7を柱6の側面に固定した例であり、それぞれ(a)は帯バンド7の斜視図、(b)は固定状態を示している。
【0034】
図2の例では、帯バンド7を煉瓦間の目地部に配設した横筋14bに巻き付け二重にした状態で、断熱材2bの上から釘15によって柱6の正面に固定している。このように帯バンドを二重にすることにより、より安全に木造家屋に固定することができる。
【0035】
図3の例では、帯バンド7の一端を煉瓦間の目地部に配設した横筋14bに巻き付けるようにして固定し、もう一方の端部を釘15によって柱6の側面に固定している。
【0036】
煉瓦4からなる外面材の木造家屋への帯バンド7による固定方法は、これらの例に限定されるものではなく、適宜の方法を採用することが可能である。具体的には、外面材側においては、例えば帯バンド7の一端を縦筋14aに巻き付けたり、別途固定用金具を煉瓦4に取り付け、これに帯バンド7を固定することもできる。また、木造家屋の側においては、例えば帯バンド7の他端を柱6以外の間柱や横架材若しくは筋交い等の斜材等に固定したり、別途固定用金具を木造家屋の構造体に取り付け、これに帯バンド7を固定することもできる。
【0037】
本発明における煉瓦積みによる外面材は、従来のタイル貼りやサイディングのように木造家屋の構造体に直接施工されるものではないため、この外面材の荷重による木造家屋の構造体への負担は殆ど無い。即ち、本例の場合には、外面材の荷重はベースコンクリート12にかかり、外面材による木造家屋への負担は、帯バンド7から伝達される地震時の揺れによる応力だけであり、木造家屋の構造体の耐久性を高めることができる。また、煉瓦積みによる外面材は、経年変化に対しては半永久的にもち、仮に表面が削れても同じ色となり、従来のようにモルタルやサイディングを施工して色を吹き付けるよりもメンテナンスが殆ど不要である。
【0038】
また、本発明においては、例えば図1に示すように、外壁の下方部分において、煉瓦4間の目地が開いた通気口8を設け、外気と通気層5を連通させた通気構造を形成することが好ましい。尚、図1では煉瓦間の横目地が開いた通気口を示しているが、強度面を考慮すると横目地ではなく縦目地が開いた構造にするのが好ましい。
【0039】
また、図4の断面図に示すように、窓枠周りにおいて、窓枠16と煉瓦4との間に目地が開いた通気口17を設け、外気と通気層5を連通させた通気構造を形成することも好ましい。
【0040】
上記のような通気口8及び通気口17を設ける場合、通気口8に繋がる通気層確保用板状材3の上面には、図1に示すような外側に低く傾斜した排水用斜材9を施工するのが好ましく、更には断熱材2bの通気層5側には透湿防水シート等を貼り、防水処理を施すのが好ましい。
【0041】
上記のような通気構造を設けることにより、窓枠周りと外面材との目地部に一切のコーキングを不要とすることができ、コーキングの経年変化を考慮する必要がなくなり、品確法の瑕疵担保責任10年に容易に対応することが可能となる。
【0042】
また、仮に窓枠周りの通気口17から内側に雨水が浸入しても、煉瓦4の裏面を伝わり、下方の通気口8から排出される。特に、通気口8に繋がる部分に上記形状の排水用斜材9を設けることにより、通気層5内に雨水が停滞するのを確実に防止することができる。尚、排水用斜材9は、耐水性のものであれば特に限定されるものではなく、金属材料や防湿フィルムを貼り付けた合成樹脂発泡体の他にも、モルタルやコーキング材であっても良い。
【0043】
尚、本発明による外断熱構造の特徴を有効に生かすためには、望ましくは、開口部を除く建物全体が断熱構造となるように、屋根部分も含め建物全周に渡って断熱材を隙間なく取り付ける。図1に示した例では、べた基礎1の下面にも断熱材10を敷設しており、好ましい形態である。この場合、断熱材10の下面には防湿フィルムを貼るのが良い。
【0044】
また、本発明の基礎はべた基礎であるため、床下空間の無い床構造を容易に施工することができる。例えば図1に示すように、土台11の高さまで床下地コンクリート18を打ち、この床下地コンクリート18と土台11との間に断熱材13を施工するのも好ましい。このような構造とすることにより、床下の結露による土台・大引・根太・床板等の腐食や、白蟻の発生を効果的に防止することができる。また、床がプラットホームになるため、上棟が容易で安全に工事を進めることもできる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の効果を奏する。
【0046】
(1)べた基礎の外側に向かって通気層確保用板状材、煉瓦を施工した断熱構造を採用すると共に、外壁部分において外側に向かって断熱材、通気層、煉瓦の順の断熱構造を採用したことにより、簡易な地業で済ませることができると共に、煉瓦をべた基礎の外型枠として利用できるため、外周りは左官又はブロックの職人によって施工することができ、熟練した型枠大工を必要とすることなく、且つ、型枠を製作する費用、資材の保管等を要しないため、少ない人夫と少ない資材による施工コストの削減を図ることができる。
また、べた基礎であるため、床下空間の無い床構造を簡単に施工することができ、床下の結露による土台等の腐食や、白蟻の発生を効果的に防止することができる。また、床がプラットホームになるため、上棟が容易で安全に工事を進めることもできる。
【0047】
(2)煉瓦積みの外面材が木造家屋の構造体に直接には施工されない構造とすることができ、外面材の荷重による木造家屋の構造体への負担が殆ど無くなり、木造家屋の構造体の耐久性を高めることができる。
【0048】
(3)煉瓦積みの外面材は、経年変化に対しては半永久的にもち、仮に表面が削れても同じ色となり、従来のようなモルタルやサイディングを施工して色を吹き付ける工法とは異なり、メンテナンスが殆ど不要である。
【0049】
(4)外壁の下方部分において、煉瓦間の目地が開いた通気口を設け、外気と通気層を連通させた通気構造を形成し、また、窓枠周りにおいて、窓枠と煉瓦との間に目地が開いた通気口設け、外気と通気層を連通させた通気構造を形成することにより、窓枠周りと外面材との目地部に一切のコーキングを不要とすることができ、コーキングの経年変化を考慮する必要がなくなり、品確法の瑕疵担保責任10年に容易に対応することが可能になると共に、仮に外面材の内側に雨水が浸入しても、効率良く排出することができる。
【0050】
(5)外壁部分において、煉瓦からなる外面材を複数の帯バンドによって木造家屋に固定することにより、木造家屋への負担を最小限に抑えつつ、地震時の揺れによる外面材の倒壊を簡単に防止することができる。
【0051】
また、本発明の外断熱構造を採用することにより、快適空間を創出する高耐久性木造家屋を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外断熱構造における主要部の一例を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明における煉瓦からなる外面材の木造家屋への固定方法を説明するための図である。
【図3】本発明における煉瓦からなる外面材の木造家屋への固定方法を説明するための図である。
【図4】本発明の外断熱構造における窓枠廻りの構造例を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 べた基礎
2、10、13 断熱材
3 通気層確保用板状材
4 煉瓦(煉瓦ブロック)
5 通気層
6 柱
7 帯バンド
8、17 通気口
9 排水用斜材
11 土台
12 ベースコンクリート
14a 縦筋
14b 横筋
15 釘
16 窓枠
18 床下地コンクリート

Claims (6)

  1. べた基礎及び外壁の外面材として、煉瓦を用いた木造家屋の外張り断熱構造であって、
    基礎の断熱構造が、外側に向かって、少なくとも、通気層確保用板状材、煉瓦の順の構造を有し、
    外壁の断熱構造が、外側に向かって、少なくとも、断熱材、通気層、煉瓦の順の構造を有することを特徴とする外張り断熱構造。
  2. 前記外壁の下方部分において、前記煉瓦間の目地が開いた通気構造を有することを特徴とする請求項1に記載の外張り断熱構造。
  3. 窓枠周りにおいて、窓枠と前記煉瓦との目地が開いた通気構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の外張り断熱構造。
  4. 外壁部分において、前記煉瓦からなる外面材が複数の帯バンドによって木造家屋に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の外張り断熱構造。
  5. べた基礎及び外壁の外面材として、煉瓦を用いた木造家屋の外張り断熱構造の施工方法であって、
    べた基礎外周の型枠として煉瓦を積み上げ、該型枠の内側に通気層確保用板状材を配置した状態で、べた基礎のコンクリートを打つことを特徴とする外張り断熱構造の施工方法。
  6. 外壁部分において、前記煉瓦からなる外面材を複数の帯バンドによって木造家屋に固定することを特徴とする請求項5に記載の外張り断熱構造の施工方法。
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