JP3685904B2 - 複合直圧式型締装置の型締方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機やダイカスト成形機における複合直圧式型締装置の型締方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複合直圧式型締装置の型締方法の一例について説明する。
【0003】
この従来の複合直圧式型締装置の型締方法は、図4および図5に示すように、固定金型111aを取付た固定盤101に向けて可動金型111bを取付けた可動盤102を型開閉シリンダ106により高速移動させて型閉じを行い、型閉じ終了時点において可動盤102に一体的に設けられた開閉自在なハーフナット107a,107bのハーフナット係合突起110a,110bとタイバー104のタイバー係合突起109とを予め設定された設定距離Sだけオーバーラップさせた状態で、前記ハーフナット係合突起110a,110bをタイバー係合突起109に矢印Fで示す押圧力で押圧されるようにシリンダ108により前記ハーフナット107a,107bを閉じる方向へ付勢しておき、前記タイバー104を型締シリンダ105のピストン105aと一体に矢印イ方向へ前記設定距離S以上移動させて前記ハーフナット107a,107bを完全に閉じることによって前記可動盤102と前記タイバー104とをロックさせるものである。
【0004】
なお、コントローラ113は、金型交換時に取付けられた金型の型厚を設定器114に入力すると、ハーフナット係合突起110a,110bとタイバー係合突起109とを前記設定距離Sだけオーバーラップさせるタイバー設定位置を演算し、エンコーダ115によって検出された実際のタイバー位置が前記タイバー設定位置に一致するように電磁弁112を制御するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術では、各タイバーの組立位置に差がある場合やタイバーの移動速度が速い場合、ハーフナット係合突起とタイバー係合突起とのオーバーラップ距離が各タイバー毎に設定距離からずれてしまう、いわゆる位置ずれが発生するおそれがある。このような位置ずれが発生した状態で各タイバーを型閉じ方向へ移動させた場合、各タイバー毎にハーフナットが閉じるタイミングにずれが生じ、ハーフナット係合突起とタイバー係合突起とが係合したロック状態のタイバーと、ハーフナット係合突起とタイバー係合突起とが係合しない非ロック状態のタイバーとが発生する。または各タイバー毎に係合突起のロック位置がずれる状態が発生する。このような状態で型締めを行うと、連結盤に歪が発生してその歪による力がタイバーを介して可動盤、ハーフナットに伝播し、ハーフナットの開閉ができなくなるおそれがある。
【0006】
本発明は上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであって、連結盤に歪が発生してハーフナットの開閉ができなくなるというトラブルを生じることのない複合直圧式型締装置の型締方法を実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の複合直圧式型締装置の制御方法は、可動金型を取付けた可動盤を固定金型が取付けられた固定盤に向けて高速移動させて金型タッチさせる高速型閉じ工程と、前記高速型閉じ工程完了時点において前記可動盤に一体的に設けられた複数の開閉自在なハーフナットを閉じる方向へ付勢して前記可動盤を案内する複数のタイバーにそれぞれ設けられた係合突起に対して前記ハーフナットの係合突起を設定距離だけオーバーラップした状態で所定の押圧力によって押圧しておくハーフナット押圧工程と、前記ハーフナット押圧工程完了後に前記タイバーを型閉じ方向へ移動させることによって前記ハーフナットを閉じて前記ハーフナットの係合突起と前記タイバーの係合突起とを係合させてロック状態にするロック工程と、前記ロック工程ののち前記タイバーと一体に前記可動盤を型閉じ方向へ移動させることによって型締力を発生させる型締工程とを有する複合直圧式型締装置の型締方法において、前記ハーフナット押圧工程の完了時点におけるすべてのハーフナットについて前記ハーフナットの係合突起が前記タイバーの係合突起にオーバーラップしていることを確認したのち前記タイバーを型閉じ方向へ移動させ、前記タイバーがその係合突起の1ピッチに等しい距離だけ移動する間にすべてのハーフナットが閉じられて前記ロック状態とならない限り前記型締工程を行わないことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明に係る複合直圧式型締装置における型締方法の実施に用いる複合直圧式型締装置について説明する。
【0009】
この複合直圧式型締装置は、図1に示すように、図示しないベッド上に固定金型20aが取付けられる固定盤1が固定されており、固定盤1には複数のタイバー4がそれぞれ軸方向に摺動自在に支持されている。各タイバー4は、その略中央部位に形成されたタイバーの係合突起である所定のピッチのタイバーねじ9を有するとともに、固定盤1から突出した固定盤側端部は固定盤1に一体的に設けられた型締シリンダ5の型締ピストン5aに結合されており、各タイバー4の他端側は連結盤3によって連結されている。型締シリンダ5の型締ピストン5aの両側の室には、電磁弁12によってポンプ21から吐出される圧油の流れの方向が切換えられる一方の管路17aと他方の管路17bがそれぞれ連通されており、前記型締ピストン5aの両側の室へそれぞれ圧油を供給することによって型締ピストン5aと一体にタイバー4を軸方向へ往復移動させることができる。また、前記タイバー4の固定盤1と連結盤3間には可動金型20bが取付けられる可動盤2が軸方向へ摺動自在に案内されており、該可動盤2を型開閉シリンダ6のピストン6aにロッドを介して結合することにより、高速で型閉じおよび型開きできるように構成されている。
【0010】
可動盤2には各タイバー4毎に開閉自在なハーフナット7a,7bが一体的に設けられており、ハーフナット7a,7bは開閉手段であるシリンダ8によってタイバー4に対してその径方向に開閉することにより対向面に形成されたハーフナットの係合突起であるハーフナットねじ10a,10bとタイバーの係合突起であるタイバーねじ9とを係合解除または係合することができる。シリンダ8のピストンロッド8aにはカム8bが突設されており、該カム8bを間に挟んでその両側にはハーフナット7a,7bが完全に閉じたことを検知するための第1検知手段である第1リミットスイッチ11aとハーフナット7a,7bが完全に開いたことを検知するための第2検知手段である第2リミットスイッチ11bが配設されている。
【0011】
さらに、固定盤1側には型締ピストン5aの位置を検知するための位置検出器としてのエンコーダ15が設けられており、該エンコーダ15によって検出された型締ピストン検出位置は信号線15aを介して第1制御部14および第2制御部18へそれぞれ入力される。
【0012】
コントローラ13は、図示しない工程制御装置からの指令に基づいて電磁弁12を制御する信号を出力する外、後述する第1制御部14または第2制御部18からの指令に基づいて電磁弁12を制御する信号を出力する。なお、コントローラ13から出力される信号は信号線16a,16bを介して電磁弁12のソレノイド12a,12bに送られる。
【0013】
第1制御部14は、金型交換時において取付ける金型の型厚を設定器14aを介して入力すると、この入力された型厚に基づいて金型タッチ時におけるハーフナットねじ10a,10bをタイバーねじ9に設定距離Sだけオーバーラップさせるためのタイバー設定位置を演算して記憶し、エンコーダ15から信号線15aを介してフィードバックされた型締ピストン検出位置と前記タイバー設定位置とを比較して両者を一致させるための電磁弁制御信号をコントローラ13へ出力するように構成されている。
【0014】
ここで、第1制御部14における前記タイバー設定位置の演算式について説明する。
【0015】
図2は、型閉じ時におけるタイバーの係合突起であるタイバーねじ9と型締ピストン5aとの位置関係を示す説明図であって、説明の都合上、型閉じ状態でハーフナットの係合突起であるハーフナットねじ10a,10bがタイバーねじ9に係合した状態を示し、アルファベットの符号は以下に示す各部の長さを表わしている。
【0016】
A:固定盤の厚さ
B:可動盤の厚さ
C:タイバーねじ9の固定盤側端(0点)と型締ピストン5aの先端面間の距離
P:タイバーねじ9のピッチ
X:型厚
Y:固定盤1の型締シリンダ側端面と型締ピストン5aの先端面間の距離
Z:前記0点とハーフナット7a,7bのハーフナットねじ10a,10bとタイバーねじ9とが係合する部位までのタイバーねじ9の長さ
ここで、タイバーねじ9の前記Z間のねじ山の数をNxとすると、上記Zは次式で表わされる。
【0017】
Z=P×Nx ・・・・・(1)
図2から明らかなように、型締ピストン5aの先端面とタイバーねじ9のハーフナットねじ10a,10bと係合する部位までの長さ(Z+C)は次式で表わされる。
【0018】
Z+C=Y+A+X+B ・・・・・(2)
式(2)に式(1)を代入し、Yについて整理すると、次式が得られる。
【0019】
Y=C−A−B−X+PNx ・・・・・(3)
ここで、C−A−B=Kとおくと、Yは次式に書直すことができる。
【0020】
Y=K−X+PNx ・・・・・(4)
また、図3に示すように、型閉じ時において、タイバーねじ9のねじ山とハーフナットねじ10a,10bのねじ山とを設定距離Sだけオーバーラップさせておき、両者の係合は、シリンダ8を起動して矢印Fの押圧力で押圧するようにハーフナット7a,7bを閉じる方向へ付勢し、タイバー4を矢印イ方向へ移動させて両者を係合させてタイバー4と可動盤2とをロックする場合を想定すると、前記オーバーラップの設定距離Sを上記(4)式から減ずればよいから、次式が成立する。
【0021】
Y′=K−X+PNx−S ・・・・・(5)
本発明においては、上記(5)式のY′を型締ピストン5aの前記ハーフナットねじ10a,10bとタイバーねじ9とをオーバーラップさせるためのタイバー設定位置と定める。いうまでもないが、K,PNx,Sは成形機によって定める値であるから、Xすなわち取付けられる金型の型厚が設定器14aより入力されると第1制御部14は(5)式によってY′を演算してこれを記憶する。なお、上記設定距離Sは0点からねじ山1ピッチ分の長さの範囲で任意に選ぶことができる値であって、型締装置の熱変形量などを考慮して最適量が決定される。
【0022】
第2制御部18は、各ハーフナット7a,7b毎に付設されている第1リミットスイッチ11aおよび第2リミットスイッチ11bそれぞれのオンまたはオフ信号と、エンコーダ15により検出された型締ピストン検出位置の信号とが入力され、これらの信号に基づいて後述するような型締工程を行うか否かを判定し、コントローラ13へ型締続行または型締中止の信号を出力するように構成されている。なお、第1リミットスイッチ11aと第2リミットスイッチ11bのオンまたはオフ信号は信号線19a,19bを介して第2制御部18へ入力される。
【0023】
次に、本発明に係る複合直圧式型締装置の型締方法について、上述した複合直圧式型締装置を用いた場合を例に挙げて説明する。
【0024】
▲1▼ 上述した複合直圧式型締装置において、金型交換時に取付けられた金型の型厚を設定器14aにより入力すると、上述のように第1制御部14は設定タイバー位置を演算して記憶し、コントローラ13を介して型閉じ完了時点においてハーフナット7a,7bの係合突起であるハーフナットねじ10a,10bとタイバー4の係合突起であるタイバーねじ9とが設定距離Sだけオーバーラップするタイバー設定位置にタイバー4を位置決めする。つまり型厚調整が行われる。
【0025】
▲2▼ 上記▲1▼ののち、型開きした状態から型開閉シリンダ6のピストン6aの左側の室に圧油を供給することにより可動盤2を固定盤1に向けて高速移動させて金型タッチさせる高速型閉じを行う。この型閉じによって固定金型20aと可動金型20bとが当接する直前にシリンダ8を起動してハーフナット7a,7bを閉じる方向へ付勢し、図3に示すように、型閉じ完了時点においてハーフナットねじ10a,10bがタイバーねじ9に前記設定距離Sだけオーバーラップした状態において矢印Fの押圧力で押圧しておく。
【0026】
▲3▼ 上記▲2▼の型閉じ完了時点において、すべてのハーフナット7a,7bについてハーフナットねじ10a,10bがすべてのタイバー4のタイバーねじ9にオーバーラップした状態で矢印Fの押圧力で押圧されているか否かを確認し、すべてのハーフナット7a,7bのハーフナットねじ10a,10bがすべてのタイバー4のタイバーねじ9にオーバーラップした状態で押圧されているときにのみタイバー4の矢印イ方向への移動を開始させる。
【0027】
ハーフナットねじ10a,10bがタイバーねじ9にオーバーラップした状態で押圧されている場合には、ピストンロッド8aに突設されたカム8bは第1リミットスイッチ11aと第2リミットスイッチ11bの中間位置にあり、両リミットスイッチ11a,11bがともにオフの状態になる。ハーフナット7a,7bが閉じられてハーフナットねじ10a,10bとタイバーねじ9とが係合している場合には第1リミットスイッチ11aがオンになり、逆に、ハーフナット7a,7bが開いている場合には第2リミットスイッチがオンとなる。
【0028】
したがって、第1リミットスイッチ11aおよび第2リミットスイッチ11bのオンまたはオフによってハーフナット7a,7bの開閉状態を判定することができる。
【0029】
▲4▼ 上記▲3▼ののち、タイバー4がそのタイバーねじ9の1ピッチに等しい距離だけ移動する間にすべてのハーフナット7a,7bが閉じられた否かを判定し、すべてのハーフナット7a,7bが閉じられている場合のみタイバー4の型閉じ方向の移動を続行させて型締工程を行い、すべてのハーフナット7a,7bが閉じられていない限りタイバー4を停止させて型締工程を行わない。
【0030】
この型締工程を行うか否かの判定は、第2制御部18においてなされるものであって、エンコーダ15によりタイバー位置を検出し、タイバー4がタイバーねじ9の1ピッチに等しい距離だけ型閉じ方向へ移動する間にすべての第1リミットスイッチがオンになるか否かによって判定される。
【0031】
【発明の効果】
本発明は上述のとおり構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
【0032】
すべてのハーフナットおよびタイバー間において、ハーフナットの係合突起とタイバーの係合突起とが確実に係合した状態の場合のみタイバーと一体に可動盤を型閉じ方向へ移動させて型締力を発生させるため、連結盤に歪が生じてハーフナットが開閉できなくなるというトラブルが発生するおそれがない。
【0033】
また、型閉じ時におけるタイバーの係合突起とハーフナットの係合突起とが予め設定された設定距離だけオーバーラップされているため、金型の熱等の影響による型締装置の熱変形にともなう両者の係合位置の変化を吸収できるので、確実な係合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いられる複合直圧式型締装置の一例を示す説明図である。
【図2】図1に示す複合直圧式型締装置の型閉じ時におけるタイバーの係合突起であるタイバーねじとハーフナットの係合突起であるハーフナットねじの位置関係を示す説明図である。
【図3】図1に示す複合直圧式型締装置の型閉じ時におけるタイバーの係合突起であるタイバーねじとハーフナットの係合突起であるハーフナットねじとがオーバーラップした状態を示す説明図である。
【図4】従来の複合直圧式型締装置を示す説明図である。
【図5】図4に示す複合直圧式型締装置の型閉じ時におけるタイバー係合突起とハーフナット係合突起とがオーバーラップした状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定盤
2 可動盤
3 連結盤
4 タイバー
5 型締シリンダ
5a 型締ピストン
6 型開閉シリンダ
6a ピストン
7a,7b ハーフナット
8 シリンダ
8a ピストンロッド
8b カム
9 タイバーねじ
10a,10b ハーフナットねじ
11a 第1リミットスイッチ
11b 第2リミットスイッチ
12 電磁弁
12a,12b ソレノイド
13 コントローラ
14 第1制御部
14a 設定器
15 エンコーダ
15a,16a,16b,19a,19b 信号線
17a,17b 管路
18 第2制御部
20a 固定金型
20b 可動金型
21 ポンプ
Claims (1)
- 可動金型(20b)を取付けた可動盤(2)を固定金型(20a)が取付けられた固定盤(1)に向けて高速移動させて金型タッチさせる高速型閉じ工程と、前記高速型閉じ工程完了時点において前記可動盤(2)に一体的に設けられた複数の開閉自在なハーフナット(7a,7b)を閉じる方向へ付勢して前記可動盤(2)を案内する複数のタイバー(4)にそれぞれ設けられた係合突起に対して前記ハーフナット(7a,7b)の係合突起を設定距離だけオーバーラップした状態で所定の押圧力によって押圧しておくハーフナット押圧工程と、前記ハーフナット押圧工程完了後に前記タイバー(4)を型閉じ方向へ移動させることによって前記ハーフナット(7a,7b)を閉じて前記ハーフナット(7a,7b)の係合突起と前記タイバー(4)の係合突起とを係合させてロック状態にするロック工程と、前記ロック工程ののち前記タイバー(4)と一体に前記可動盤(2)を型閉じ方向へ移動させることによって型締力を発生させる型締工程とを有する複合直圧式型締装置の型締方法において、
前記ハーフナット押圧工程の完了時点におけるすべてのハーフナット(7a,7b)について前記ハーフナット(7a,7b)の係合突起が前記タイバー(4)の係合突起にオーバーラップしていることを確認したのち前記タイバー(4)を型閉じ方向へ移動させ、前記タイバー(4)がその係合突起の1ピッチに等しい距離だけ移動する間にすべてのハーフナット(7a,7b)が閉じられて前記ロック状態とならない限り前記型締工程を行わないことを特徴とする複合直圧式型締装置の型締方法。
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