JP3685900B2 - 車両の車輪回転制動力検査装置 - Google Patents

車両の車輪回転制動力検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の車輪回転制動力検査装置(ブレーキテスタ)に係り、詳しくは4輪の制動力を同時に評価できるローラ式の車輪回転制動力検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の制動力を試験するローラ式の制動力試験装置(ブレーキテスタ)は、特開平1−97828号公報で知られているように、車両の各車輪に対して、前ローラと後ローラとからなる1対のローラと、ローラを駆動するモータと、制動力検出器とをそれぞれ備えている。
【0003】
各車輪は、車軸の前方が前ローラに転接させ、車軸の後方が後ローラに転接される。モータを駆動し、車輪を所定の速度で回転させる。検査員のブレーキ操作によって車輪に制動が掛けられると、その制動力を検出する。制動力の検査は各車輪(ブレーキ毎)に対して行なっており、全ての車輪の制動力が規格値を満足した場合に合格となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ブレーキテスタの通り芯(マシンセンタ)に対して車両が平行に進入し、車輪が一対のローラに均等に乗り込んだ状態で測定しないと正しい制動力が得られない。例えば、図7に示すように、ブレーキテスタの通り芯に対して車両のセンタが右回転方向へずれた場合、図8に示すように、右車輪側の制動力が大きく、左車輪側の制動力が小さくなる等制動力の検出結果に差が発生する。
【0005】
このように、従来のブレーキテスタでは、検査車両をローラ上に乗り入れた時の乗り入れ角度が大きかったり、前輪のハンドルを転舵していて正位置からずれて、各車輪の制動力の検出に誤差が発生して規格値から外れた場合には、その都度測定のやり直しを行なわなければならず、検査作業に手間を要していた。
【0006】
この発明はこのような課題を解決するためなされたもので、各車輪の制動力検査において車両姿勢を判断し、車両姿勢が充分でない場合はその旨を表示するとともに、車両姿勢が修正されるまでの間は制動力の合否判定を保留することのできる車両の車輪回転制動力検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置は、右前輪の制動力と左前輪の制動力との差ならびに右後輪の制動力と左後輪の制動力との差に基づいて車両の姿勢が適正でないことを判断する車両姿勢判断手段と、車両の姿勢が適正でないことを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、この発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置は、車両の姿勢が適正でないことを表示している間は、制動力の良否判定を保留することを特徴とする。
【0009】
車両姿勢判断手段は、各車輪の制動力に基づいて車両の姿勢を判断し、車両の姿勢が適正でない場合は、その旨を表示手段に表示させる。これにより、検査員はハンドル操作によって車両姿勢を直ちに修正することができる。車両の車輪回転制動力検査装置は、車両の姿勢が適正でないことを表示している間は、制動力の良否判定を保留しているので、車両の姿勢が適正になった以降に制動力の良否判定を行なう。よって、車両の姿勢が適正でないために正常な車両に対して制動力が不良との判定をすることを解消できる。さらに、車両の姿勢を検出するためにセンサ等を設ける必要がないので、装置の構造を複雑にすることなく、適正な車両姿勢で制動力を正確に測定・検査することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置のブロック構成図である。この発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置1は、ブレーキテスト機構部2と、制御装置3と、表示部4とからなる。制御装置3はコンピュータシステムを利用して構成している。
【0011】
図2はブレーキテスト装置の全体平面図、図3は図2のIII−III断面図である。
図2に示すように、ブレーキテスト機構部2は、車両の各車輪に対して、前ローラ(フリーローラ)21と後ローラ(制動力検出用ローラ)22とからなる1対のローラと、ローラを駆動するモータ23と、トルク検出器24とをそれぞれ備えている。各トルク検出器24の検出出力は、図1に示した制御装置2へ供給される。
【0012】
制動力試験に際して、車両は検査員によって各ローラ上に乗り入れられる。各車輪は、車軸の前方が前ローラ21に転接させ、車軸の後方が後ローラ22に転接される。モータ23を駆動し、モータ23の回転駆動力をトルク検出器24を介して後ローラ22へ伝達して、車輪を所定の速度で回転させる。検査員のブレーキ操作によって車輪に制動が掛けられると、その制動力(制動トルク)をトルク検出器24で検出する。一方向クラッチ内蔵のスプロケット25aおよびチェーン25bを介して後ローラ22の回転を前ローラ21へ伝達し、前ローラ21も回転駆動できるようにしている。
なお、前ローラ21は自由回転できる構造であってもよい。
【0013】
図3に示すように、ホイールベース調整用モータ26を駆動することによってレール26a上にスライド可能に搭載された後輪用ローラ架台26bを介して後輪用の各ローラの位置を調整できるようにしている。また、ブレーキテスト機構部2への進入路部に軸重測定部を備えて、検査車の軸重を測定できるようにしている。
【0014】
図1に示すように、制御装置3は、制動力測定部31と、車両姿勢判断手段を構成する車両姿勢判断部32と、制動力判定部33と、モータ運転制御部34とを備える。ブレーキテスト機構部2内の各トルク検出器24で検出された各トルク信号2aは制動力測定部31へ供給される。制動力測定部31は、各トルク信号2aを増幅する各増幅回路と、各トルク検出器24のゼロトルク出力レベルを補正する各ゼロトルク補正回路、補正された各トルク信号をデジタルトルク信号へ変換するA/D変換器等を備え、各トルク検出器24の各トルク信号2aに基づいて各車輪の制動力データ31aを出力する。各車輪の制動力データ31aは、車両姿勢判断部32ならびに制動力判定部33へ供給される。
【0015】
車両姿勢判断部32は、各車輪の制動力データ31aに基づいて検査車の姿勢が適正であるか否かを判断する。車両姿勢判断部32は、車両姿勢が不良であると判断した場合は、姿勢不良表示指令信号32aを出力する。姿勢不良表示指令信号32aは、表示部4へ供給される。車両姿勢判断部32は、車両姿勢が正常であると判断した場合は、良否判定許可指令32bを出力する。良否判定許可信号32bは制動力判定部33へ供給される。
【0016】
図4はブレーキテスト機構部の中心線に対して車両の中心線が傾いている車両姿勢不良時における各車輪の制動力の表われ方を示す説明図である。ブレーキテスト機構部2の各ローラに対して車両が正対していない車両姿勢不良時においては、例えば右側前輪の制動力FRが左側前輪の制動力FLよりも高くなった場合、右側後輪の制動力RRが左側後輪の制動力RLよりも高くなる。逆に、左側前輪の制動力FLが右側前輪の制動力FRよりも高くなった場合、左側後輪の制動力RLが左側後輪の制動力RRよりも高くなる。このように、車両姿勢不良時においては、前輪と後輪とで制動力が高く表れる方向が同位相となる。
【0017】
図1に示す車両姿勢判断部32は、各車輪の制動力データ31aに基づいて、左側前輪の制動力FLが右側前輪の制動力FRよりも大きく且つ右側後輪の制動力RLが左側後輪の制動力RRよりも大きい場合、ならびに、右側前輪の制動力FRが左側前輪の制動力FLよりも大きく且つ左側後輪の制動力RRが右側後輪の制動力RLよりも大きい場合には、ブレーキテスト機構部2の中心線(センター)に対して車両の中心線が正対していない車両姿勢不良であると判断し、姿勢不良表示指令信号32aを出力する。
【0018】
右側前輪の制動力をFR,左側前輪の制動力をFL,右側後輪の制動力をRR,左側後輪の制動力をRL,制動力前後配分係数をαとしたときに、車両姿勢不良による制動力の表われ方は、
FR<FLならば(FL−FR)×α=(RL−RR)
FL<FRならば(FR−FL)×α=(RR−RL)
となる。したがって、上記の関係式が成り立った場合に、車両姿勢が悪いと判断できる。実際には、車体精度や各車輪毎に制動力のばらつきがあるため判定にある程度の幅をもたせる必要がある。前後輪の左右差は符号が同じなるため、
判定値A=α×(FL−FR)/(RL−RR)>0
となる。判定値Aは1±βで判定する。βは判定幅であり、車両の特性によって決定する。
【0019】
表示部4は、姿勢不良表示指令信号32aが供給されると、姿勢不良であることを表示するよう構成している。表示部4を可視表示器で構成する場合、表示部4は検査員が視認できる位置に設置される。なお、表示部4は姿勢不良であることを可聴表示するようにしてもよい。
【0020】
検査員は、表示部4に姿勢不良であることが表示された場合、ハンドル修正を行なって車両の姿勢を修正する。車両姿勢の修正にともなって各車輪の制動力データが変化する。車両姿勢判断部32は、各車輪の制動力データの変化を監視しており、左右の車輪の制動力の特徴が予め設定した車両姿勢判定幅以外になった場合、ならびに、各車輪の制動力が全て規格値に達した場合は、車両姿勢が正常であると判断し、姿勢不良表示指令信号32aの出力を停止するとともに、良否判定許可信号32bを出力する。
【0021】
制動力判定部33は、良否判定許可信号32bが供給されると各車輪の制動力データを各車輪の規格値とを比較する。そして、全ての車輪の制動力が全て規格値を越えた場合は、規格値を越えた時点から予め設定した時間が経過するまでのピーク値取り込み期間内において各車輪毎に制動力のピーク値を記憶する。なお、規格値を越えた時点から予め設定した時間が経過するまでの期間をピーク値取り込み期間とするのではなく、制動力が予め設定した試験完了値に達するまでの間をピーク値取り込み期間としてもよい。この場合、制動力判定部33は、制動力が予め設定した試験完了値に達するまでの間に発生した各車輪の制動力のピーク値を記憶する。なお、ピーク値はその検査車両の最大制動力値とする。制動力判定部33は、ピーク値取り込み期間が完了した時点で、制動力の良否判定結果表示指令信号33aを出力する。
【0022】
表示部4は制動力の良否判定結果表示指令信号33aの供給されると、良否判定結果表示指令信号33aの指令内容に基づいて判定結果の良否を表示するよう構成している。表示部4を可視表示器で構成する場合、表示部4は検査員が視認できる位置に設置される。なお、表示部4は良否の判定結果を可聴表示するようにしてもよい。また、表示部4は制動力の良否判定結果だけでなく、各車輪毎の制動力の測定値を表示するようにしてもよい。
【0023】
検査員は、表示部4に制動力の良否判定結果を表示されとことを確認すると、制動力試験のために踏んでいたブレーキペダルを開放する。なお、モータ運転制御部34は、検査車両がブレーキテスト機構部2に乗り入れられ、試験開始操作がなされるとモータ運転指令信号34aをブレーキテスト機構部2へ供給して、ブレーキテスト機構部2内の各モータ23を運転させて各ローラを回転させる。そして、モータ運転制御部34は、良否判定結果が表示された時点から予め設定した所定時間経過後にモータ運転指令信号34aの供給を停止して、ローラの回転を停止させる。
【0024】
図5はこの発明に係る車輪回転制動力検査装置の動作を示すフローチャート、図6は同装置の動作を示す説明図である。図5に示すように、ブレーキテスト機構部2に検査車両が進入すると(ステップS1)、制御装置3はモータ運転指令信号34aを出力して各ローラを回転させる(ステップS2)。各ローラの回転によって検査車両の各車輪は回転駆動される。各ローラが所定の回転数での回転状態になった以降に、検査車両に乗車している検査員はブレーキペダルを踏み込んで各車輪にブレーキをかける。このブレーキ操作による各車輪の制動力は各トルク検出器24で検出される。制御装置3内の車両姿勢判断部32は、各車輪の制動力に基づいて検査車両に姿勢が検査条件に適合しているか否かを監視する(ステップS3)。
【0025】
図6に示すように、検査開始後に例えば左側の車輪の制動力が規格値を越えているにもかかわらず右側の車輪の制動力が左側の車輪の制動力よりも小さい場合、すなわち、制動力の左右差が予め設定した許容値を越えている場合、ならびに、左側前輪の制動力FLが右側前輪の制動力FRよりも大きく且つ右側後輪の制動力RLが左側後輪の制動力FFよりも大きい場合、または、右側前輪の制動力FRが左側前輪の制動力FLよりも大きく且つ左側後輪の制動力RRが右側後輪の制動力FLよりも大きい場合、車両姿勢判断部32は、ブレーキテスト機構部2の中心線(センター)に対して車両の中心線が正対していない車両姿勢不良であると判断し(ステップS3)、姿勢不良表示指令信号32aを出力して、表示部4に検査条件不備であることを表示させる(ステップS4)。
【0026】
検査条件不備が表示されると検査員はハンドルを操作して車両の姿勢を修正する。この車両姿勢の修正によってブレーキテスト機構部2に対して検査車両が正対した状態になり、図6に示すように、右側の車輪の制動力が規格値に達すると、車両姿勢判断部32は姿勢不良表示指令信号32aの出力を停止し、良否判定許可信号33aを制御力判定部33へ供給して、制動力判定動作を開始させる(ステップS5)。
【0027】
制動力判定部33は、良否判定許可信号32bが供給されると各車輪の制動力データを各車輪の規格値とを比較する(ステップS6)。制動力判定部33は、全ての車輪の制動力が全て規格値を越えた場合は、図6に示すピーク値取り込み期間内において各車輪毎に制動力のピーク値を求め、求めたピーク値を記憶する(ステップS7)。制動力判定部33は、ピーク値取り込み期間が完了した時点で(ステップS8)、制動力の良否判定結果表示指令信号33aを出力して、表示部4に判定結果を表示する(ステップS9)。なお、制動力判定部33は、ステップS6において所定の監視時間が経過しても各車輪の制動力が規格値に達しない場合は、制動力不良の判定結果を表示する。
【0028】
表示部4に良否に判定結果が表示されると、検査員はブレーキペダルをオフするので、図6に示すように、制動力はゼロに向って減少する。制御装置3は、判定結果の表示を行なった後に、ローラの回動駆動を停止させる(ステップS10)。以上で、一連の検査が終了する。なお、表示部4に検査条件不備が表示された状態で、図示しない検査中止操作部を検査員等が操作することで、検査を中止できるようにしている。
【0029】
この発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置1は、ブレーキテスト機構部2の乗り入れられた車両の姿勢をチェックし、ブレーキテスト機構部2に対して車両が正対していない場合は、検査条件が不備であることを表示部4に表示させることで、検査員に車両姿勢の修正を促し、ハンドル操作等によって車両が正常な姿勢になったことを検出した時点から制動力を検査するので、車両姿勢不良によって正確な制動力が検出できずに誤判定となることを防止し、正確な制動力検査判定を行なうことができる。車両正対状態の検出を各車輪の制動力(トルク検出器の出力信号)に基づいて行なう構成であるから、車両姿勢を検出するための専用のセンサ等を設ける必要がなく、制御装置2をコンピュータシステムを利用して構成している場合は、制御プログラムに車両姿勢チェックに関するプログラムを追加するだけで、正確な制動力検査判定を行なうことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置は、制動力の左右差に基づいて車両の姿勢が適正でないことを判断する車両姿勢判断手段と、車両の姿勢が適正でないことを表示する表示手段とを備えたので、車両の姿勢が適正でないことを検査員等に知らせて車両姿勢の修正を促すことができる。
【0031】
また、この発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置は、車両の姿勢が適正でないことを表示している間は、制動力の良否判定を保留する構成としているので、車両の姿勢が適正になった以降に制動力の良否判定を行なう。
よって、車両の姿勢が適正でないために正常な車両に対して制動力が不良との判定をすることを解消できる。
さらに、車両の姿勢を検出するためにセンサ等を設ける必要がないので、装置の構造を複雑にすることなく、適正な車両姿勢で制動力を正確に測定・検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両の車輪回転制動力検査装置のブロック構成図
【図2】ブレーキテスト装置の全体平面図
【図3】図2のIII−III断面図
【図4】ブレーキテスト機構部の中心線に対して車両の中心線が傾いている車両姿勢不良時における各車輪の制動力の表われ方を示す説明図
【図5】この発明に係る車輪回転制動力検査装置の動作を示すフローチャート
【図6】この発明に係る車輪回転制動力検査装置の動作を示す説明図
【図7】ブレーキテスタの通り芯に対して車両のセンタが右回転方向へずれた場合の車輪とローラとの位置関係を示す説明図
【図8】図7に示した状態における左右の車輪の制動力の検出結果を示すグラフ
【符号の説明】
1…車輪回転制動力検査装置、2…ブレーキテスト機構部、3…制御装置、4…表示部、21…前ローラ、22…後ローラ、23…モータ、24…トルク検出器、31…制動力測定部、32…車両姿勢判断部、33…制動力判定部、34…モータ運転制御部

Claims (2)

  1. 前ローラと後ローラとからなる1対のローラを車両の各車輪に対してそれぞれ設け、前記各ローラで車両の各車輪を回転駆動力を付与自在に支持し、前記各ローラの各一方のローラにトルク検出手段をそれぞれ設けて、各車輪毎の制動力を測定できるようにした車両の車輪回転制動力検査装置において、
    右前輪の制動力と左前輪の制動力との差ならびに右後輪の制動力と左後輪の制動力との差に基づいて車両の姿勢が適正でないことを判断する車両姿勢判断手段と、
    前記車両姿勢判断手段の判断出力に基づいて車両の姿勢が適正でないことを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の車輪回転制動力検査装置。
  2. 車両の姿勢が適正でないことを表示している間は、制動力の良否判定を保留することを特徴とする請求項1記載の車両の車輪回転制動力検査装置。
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