JP2930890B2 - パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定方法及びその装置 - Google Patents

パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定方法及びその装置

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JP2930890B2 JP7125051A JP12505195A JP2930890B2 JP 2930890 B2 JP2930890 B2 JP 2930890B2 JP 7125051 A JP7125051 A JP 7125051A JP 12505195 A JP12505195 A JP 12505195A JP 2930890 B2 JP2930890 B2 JP 2930890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人力を補助するパワー
アシスト機構を備えた車輌の駆動トルク測定方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人力を補助するパワーアシスト機
構を備えた車輌の駆動トルクを測定する場合には、専用
の測定装置がないため、車輌を実走行させて汎用の測定
装置によって測定する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、車輌を実走行させることによってパワーアシスト機
構付き車輌の駆動トルクを測定するため、測定作業が煩
雑で工数が掛かると共に、パワーアシスト機構付き車輌
の全数について駆動トルクを測定確認することが困難で
あるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルクを台
上検査により測定確認することが出来るパワーアシスト
機構付き車輌の駆動トルク測定方法及びその装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1のパワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定
方法は、人力を補助するパワーアシスト機構を備えた車
輌の駆動トルク測定方法であって、前記パワーアシスト
機構を備えた車輌を位置決めする測定準備工程と、前記
パワーアシスト機構を非作動状態にして前記車輌の駆動
部に所定の負荷を与えると共に前記駆動部を設定速度で
回転させた状態の駆動トルクを測定する初期トルク測定
工程と、前記パワーアシスト機構を作動状態にして前記
車輌の駆動部に所定の負荷を与えると共に前記駆動部を
設定速度で回転させた状態の駆動トルクを測定する測定
トルク測定工程と、前記初期トルク測定工程と測定トル
ク測定工程で測定した各駆動トルクを表示する測定結果
表示工程とから成るものである。
【0006】また、請求項2のパワーアシスト機構付き
車輌の駆動トルク測定方法では、前記初期トルク測定工
程と測定トルク測定工程で測定した各駆動トルクを予め
設定した規格幅と比較して合否を判定すると共に、その
判定結果を表示する合否判定表示工程を設けた。
【0007】請求項3のパワーアシスト機構付き車輌の
駆動トルク測定装置は、人力を補助するパワーアシスト
機構を備えた車輌の駆動トルク測定装置であつて、前記
パワーアシスト機構を備えた車輌を位置決め保持する保
持手段と、前記車輌の駆動部を設定速度で回転させる駆
動手段と、前記車輌の駆動部に所定の負荷を与える負荷
手段と、前記駆動手段の駆動軸に連結して駆動トルクを
測定するトルク測定手段と、このトルク測定手段により
測定したパワーアシスト機構非作動状態の駆動トルクと
パワーアシスト機構作動状態の駆動トルクを表示する測
定結果表示手段を備えたものである。
【0008】また、請求項4のパワーアシスト機構付き
車輌の駆動トルク測定装置では、前記パワーアシスト機
構非作動状態の駆動トルクとパワーアシスト機構作動状
態の駆動トルクを予め設定した規格幅と比較して合否を
判定すると共に、その判定結果を表示する合否判定表示
手段を設けた。
【0009】
【作用】請求項1のパワーアシスト機構付き車輌の駆動
トルク測定方法においては、パワーアシスト機構を備え
た車輌が測定準備工程で位置決めされる。次いで、初期
トルク測定工程でパワーアシスト機構を非作動状態にし
所定の設定速度における初期トルク(踏力)がトルク検
出手段で測定される。次いで、測定トルク測定工程でパ
ワーアシスト機構を作動状態にし所定の設定速度におけ
る測定トルク(アシスト力)が測定される。次いで、測
定結果表示工程で設定速度と初期トルクと測定トルクが
表示される。
【0010】更に、請求項2における合否判定表示工程
では、初期トルクと測定トルクが予め設定された規格幅
と比較され、合否が判定されると共に、その判定結果が
表示される。
【0011】請求項3のパワーアシスト機構付き車輌の
駆動トルク測定装置では、車輌が保持手段で位置決め保
持され、車輌の駆動部に負荷手段によって所定の負荷が
与えられると共に駆動部が駆動手段によって所定の設定
速度で回転させられる。その状態での駆動トルクがトル
ク測定手段で測定され、その測定結果が測定結果表示手
段によって表示される。
【0012】更に、請求項4における合否判定表示手段
によって、初期トルクと測定トルクが予め設定された規
格幅と比較され、合否が判定されると共に、その判定結
果が表示される。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1はパワーアシスト機構付き車輌
の駆動トルク測定方法を示す工程説明図、図2はパワー
アシスト機構付き車輌の駆動トルク測定装置の側面図、
図3はパワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定装
置の平面図、図4はパワーアシスト機構付き車輌の駆動
トルク測定装置のブロック図、図5は測定手順を示すフ
ローチャートである。
【0014】パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク
方法は、図1に示すように、測定準備工程A、初期トル
ク測定工程B、測定トルク測定工程C、測定結果表示工
程D、合否判定表示工程Eから成っている。
【0015】パワーアシスト機構(不図示)とは、自転
車等の搭乗者の踏力等の人力を電動モータを駆動させて
軽減する機構である。この機構は、車輌のペダルを踏む
ことによりクランク軸に設けたトーションバーが捩れ、
その捩れ量をポテンショメータなどからなるトルク変位
検出器によって検出し、同時にクランク軸の回転速度を
クランク回転検出器によって検出する。そして、トルク
変位検出器の出力信号とクランク回転検出器の出力信号
をコントローラで演算処理し、電動モータを駆動させて
搭乗者の踏力を軽減するものである。
【0016】また、本方法を実施する駆動トルク測定装
置は、図2及び図3に示すように、自転車1をテストス
タンド本体2上に位置決め保持する保持装置3と、自転
車1の後輪4に負荷を与える負荷装置5と、自転車1の
クランク軸6を設定速度で回転させる駆動部7と、駆動
部7の回転軸8に発生する駆動トルクを測定するトルク
検出器9と、トルク検出器9が検出した駆動トルクなど
を表示する表示器10と、各装置等3,5,7,9,1
0から成る測定装置本体11を制御したり、駆動トルク
を予め設定した規格幅と比較して合否判定をする制御装
置12を備えている。なお、13は制御装置12にDC
24Vなどの定電圧を供給する定電圧装置である。
【0017】保持装置3は、エアシリンダ15を作動さ
せてテストスタンド本体2の下方に位置するホイルスト
ッパ16を立上げ自転車1の前輪17を位置決めする位
置決め装置18と、自転車1のクランク軸6を左右から
押圧し自転車1を保持するクランプ装置19から成って
いる。クランプ装置19は、クランク軸6を左右から押
圧して挟持する一対のクランプ部材20,21と、一方
のクランプ部材20をスライドさせるエアシリンダ22
から成り、クランク軸6を回転自在な状態で保持してい
る。なお、位置決め装置18及びクランプ装置19に
は、ホイルストッパ16やクランプ部材20などの位置
出しをするリミットスイッチ(不図示)が設けられてい
る。
【0018】負荷装置5は、自転車1がテストスタンド
本体2上に位置決め保持された状態の時に後輪4が載置
される後輪ローラ23と、後輪ローラ23に一定の負荷
を与えるパウダブレーキ24から成っている。後輪ロー
ラ23はテストスタンド本体2の下方に位置し軸受2
5,25で支持されている。そして、後輪ローラ23の
回転軸26の一端に、フレキシブルカップリング27を
介してパウダブレーキ24が連結されている。
【0019】また、後輪ローラ23の回転軸26の他端
には、後輪ローラ23の回転速度、即ち後輪4の回転速
度を検出するロータリエンコーダ等の速度検出器28が
取付けられている。
【0020】駆動部7は、駆動用モータ29と、クラン
プ部材21内に軸受を介して嵌装したドライブシャフト
30と、駆動用モータ29の回転力をドライブシャフト
30に伝達するフレキシブルカップリング31,32か
ら成っている。そして、クランプ装置19が作動状態の
時、クランプ部材21に設けたソケット(不図示)がク
ランク軸6に嵌合して駆動用モータ29の回転力をクラ
ンク軸6に伝達する。
【0021】トルク検出器9は、フレキシブルカップリ
ング31,32の間に設けられ、駆動用モータ29の回
転軸8に発生する駆動トルクを検出する。
【0022】表示器10は、CRT(陰極線管)から成
り、トルク検出器9が検出する駆動トルク、速度検出器
28が検出する自転車1の速度、駆動トルクから算出さ
れるアシスト比などを表示する。
【0023】制御装置12は、図4に示すように、コン
ピュータ33と、トルク検出器9と速度検出器28から
の検出信号を処理する処理回路34と、パウダブレーキ
24と駆動用モータ29の駆動回路36と、駆動回路3
6や保持装置3のエアシリンダ16,22を駆動するソ
レノイドバルブなどを制御するシーケンサ35と、処理
回路34から出力されるアナログ信号をデジタル信号に
変換してコンピュータ33に入力するA/D変換器37
と、コンピュータ33とシーケンサ35とを接続する入
出力インタフェース38などから成っている。コンピュ
ータ33には表示器10、シーケンサ35には操作盤3
9が接続されている。
【0024】操作盤39には、自転車1を位置決め保持
する保持装置3を作動させるクランプスイッチ、駆動ト
ルクを自動測定するための測定スイッチ、トルク測定を
完了するための完了スイッチなどの各種スイッチが設け
られている。また、制御装置12には、エアシリンダ1
6,22、パウダブレーキ24、駆動用モータ29など
を単独で起動停止させるスイッチが設けられている。
【0025】以上のように構成した駆動トルク測定装置
によるパワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定方
法について図5に示す測定手順のフローチャートにより
説明する。先ず、ステップS1においては、測定準備工
程Aで自転車1をテストスタンド本体2上の所定位置に
載置した後に、クランプスイッチをオン状態にする。す
ると、シーケンサ35によりエアシリンダ15が作動し
てホイルストッパ16が立上がり前輪17を位置決めす
る。更に、エアシリンダ22が作動してクランプ部材2
0がスライドしクランプ部材21と共にクランク軸6を
左右から押圧し自転車1を保持する。この状態で、後輪
4は後輪ローラ23に載置される。
【0026】ステップS2においては、駆動トルクを自
動測定するために測定スイッチをオン状態にする。する
と、シーケンサ35によって予めプログラムした順序に
より駆動回路36を介してパウダブレーキ24と駆動用
モータ29が制御される。また、トルク検出器9と速度
検出器28の測定準備が完了する。
【0027】ステップS3においては、初期トルク測定
工程Bでパワーアシスト機構を非作動状態にして、自転
車1のクランク軸6に所定の負荷を与えるためパウダブ
レーキ24を作動させ後輪ローラ23に一定の負荷を与
える。更に、駆動用モータ29を作動させクランク軸6
を設定速度V1(例えば、自転車1として時速10k
m)で回転させる。この状態で駆動用モータ29の回転
軸8に発生する駆動トルクをトルク検出器9によって検
出する。この駆動トルクを、初期トルクTs(パワーア
シスト機構が非作動状態)とする。なお、ステップS3
の前にクランク軸6を低速回転させ、パワーアシスト機
構非作動及び後輪ローラ23無負荷状態での駆動トルク
(フリクショントルク)を測定する工程を設けるように
してもよい。
【0028】更に、測定トルク測定工程Cでは、初期ト
ルク測定工程Bと同様に後輪ローラ23に一定の負荷を
与え、クランク軸6を設定速度V1で回転させた状態
で、パワーアシスト機構を作動状態にする。そして、駆
動用モータ29の回転軸8に発生する駆動トルクをトル
ク検出器9によって測定する。この時の駆動トルクを、
測定トルクTm(パワーアシスト機構が作動状態)とす
る。
【0029】そして、測定結果表示工程Dでは、トルク
検出器9によって検出され、処理回路34、A/D変換
器37を介してコンピュータ33に入力された設定速度
V1における初期トルクTsと測定トルクTmが表示器1
0に表示される。
【0030】更に、合否判定表示工程Eでは、コンピュ
ータ33で設定速度V1における初期トルクTsと測定ト
ルクTmからアシスト比Arを計算する。そして、求めた
アシスト比Arを表示器10に表示すると共に、設定速
度V1におけるアシスト比Arが所望の範囲内に入るか否
かをコンピュータ33で判定し、その結果を表示器10
に表示する。
【0031】ここで、アシスト比Arは、Ar=(Ts−
Tm)/Ts、より求める。
【0032】ステップS4においては、初期トルク測定
工程Bに戻り、クランク軸6を設定速度V2(例えば、
自転車1として時速20km)にした状態で、初期トル
クTs(パワーアシスト機構が非作動状態)を測定し、
次いで測定トルク測定工程Cで測定トルクTm(パワー
アシスト機構が作動状態)を測定する。そして、測定結
果表示工程Dで設定速度V2における初期トルクTsと測
定トルクTmを表示器10に表示し、更に合否判定表示
工程Eでアシスト比Arを計算すると共に、設定速度V2
におけるアシスト比Arが所望の範囲内に入るか否かを
判定し、その結果を表示器10に表示する。
【0033】ステップS5においては、再度初期トルク
測定工程Bに戻り、クランク軸6を設定速度V3(例え
ば、自転車1として時速25km)にした状態で、初期
トルクTs(パワーアシスト機構が非作動状態)を測定
し、次いで測定トルク測定工程Cで測定トルクTm(パ
ワーアシスト機構が作動状態)を測定する。そして、測
定結果表示工程Dで設定速度V3における初期トルクTs
と測定トルクTmを表示器10に表示し、更に合否判定
表示工程Eでアシスト比Arを計算すると共に、設定速
度V3におけるアシスト比Arが所望の範囲内に入るか否
かを判定し、その結果を表示器10に表示する。
【0034】このようにステップS3からステップS5
の各ステップでは、設定速度V1,V2,V3における初
期トルクTs、測定トルクTm、アシスト比Arを測定又
は計算するために初期トルク測定工程B、測定トルク測
定工程C、測定結果表示工程D、合否判定表示工程Eを
3回繰り返す。
【0035】ステップS6においては、完了スイッチを
オン状態する。すると、各設定速度V1,V2,V3にお
ける初期トルクTs、測定トルクTm、アシスト比Arの
データがコンピュータ33に保存される。そして、1台
の自転車1に対する駆動トルクの測定が終了する。
【0036】一般に、設定速度V1の範囲は踏力とアシ
スト力が1:1(アシスト比Arが50%)である時速
0〜15km、設定速度V2の範囲は速度にアシスト力
が反比例(アシスト比Arが50〜0%)する時速15
〜24km、設定速度V3の範囲はアシスト力が零(ア
シスト比Arが0%)になる時速24kmである。
【0037】なお、本実施例では、パワーアシスト機構
付き車輌として自転車の例を示したが、車輌はこれに限
定されるものではなく、車椅子や手押し運搬台車等も含
まれることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ストスタンド上で測定出来るため、実走行による測定作
業が必要なくなり、工数低減が図れると共に、アシスト
機構全数検査確認が容易に出来る。また、自動測定及び
判定により作業効率が向上する。また、テストスタンド
上で測定出来るため、アシスト機構の動作音が容易に確
認出来る。更に、所定の条件下におけるアシスト比が所
望な範囲に入るか否かの判断が客観的な測定データに基
づいて行われるので、パワーアシスト機構の品質保証に
寄与出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定
方法を示す工程説明図
【図2】パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定
装置の側面図
【図3】パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定
装置の平面図
【図4】パワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定
装置のブロック図
【図5】測定手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1…自転車、2…テストスタンド本体、3…保持装置、
4…自転車の後輪、5…負荷装置、6…自転車のクラン
ク軸、7…駆動部、8…駆動部の回転軸、9…トルク検
出器、10…表示器、11…測定装置本体、12…制御
装置、18…位置決め装置、19…クランプ装置、23
…後輪ローラ、24…パウダブレーキ、28…速度検出
器、29…駆動用モータ、33…コンピュータ、35…
シーケンサ、39…操作盤、A…測定準備工程、B…初
期トルク測定工程、C…測定トルク測定工程、D…測定
結果表示工程、E…合否判定表示工程、Ts…初期トル
ク、Tm…測定トルク、Ar…アシスト比。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−310177(JP,A) 特開 平7−223579(JP,A) 特開 平5−50977(JP,A) 特開 昭60−216234(JP,A) 特開 昭54−145176(JP,A) 実開 昭62−126744(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01L 3/00 B62M 23/02 G01M 17/007

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力を補助するパワーアシスト機構を備
    えた車輌の駆動トルク測定方法であって、前記車輌を位
    置決めする測定準備工程と、前記パワーアシスト機構を
    非作動状態にして前記車輌の駆動部に所定の負荷を与え
    ると共に前記駆動部を設定速度で回転させた状態の駆動
    トルクを測定する初期トルク測定工程と、前記パワーア
    シスト機構を作動状態にして前記車輌の駆動部に所定の
    負荷を与えると共に前記駆動部を設定速度で回転させた
    状態の駆動トルクを測定する測定トルク測定工程と、前
    記初期トルク測定工程と測定トルク測定工程で測定した
    各駆動トルクを表示する測定結果表示工程とから成るこ
    とを特徴とするパワーアシスト機構付き車輌の駆動トル
    ク測定方法。
  2. 【請求項2】 前記初期トルク測定工程と測定トルク測
    定工程で測定した各駆動トルクを予め設定した規格幅と
    比較して合否を判定すると共に、その判定結果を表示す
    る合否判定表示工程を設けた請求項1記載のパワーアシ
    スト機構付き車輌の駆動トルク測定方法。
  3. 【請求項3】 人力を補助するパワーアシスト機構を備
    えた車輌の駆動トルク測定装置であつて、前記車輌を位
    置決め保持する保持手段と、前記車輌の駆動部を設定速
    度で回転させる駆動手段と、前記車輌の駆動部に所定の
    負荷を与える負荷手段と、前記駆動手段の駆動軸に連結
    して駆動トルクを測定するトルク測定手段と、このトル
    ク測定手段により測定したパワーアシスト機構非作動状
    態の駆動トルクとパワーアシスト機構作動状態の駆動ト
    ルクを表示する測定結果表示手段を備えたことを特徴と
    するパワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パワーアシスト機構非作動状態の駆
    動トルクとパワーアシスト機構作動状態の駆動トルクを
    予め設定した規格幅と比較して合否を判定すると共に、
    その判定結果を表示する合否判定表示手段を設けた請求
    項3記載のパワーアシスト機構付き車輌の駆動トルク測
    定装置。
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