JP3431060B2 - 完成車検査装置 - Google Patents

完成車検査装置

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JP3431060B2 JP07619098A JP7619098A JP3431060B2 JP 3431060 B2 JP3431060 B2 JP 3431060B2 JP 07619098 A JP07619098 A JP 07619098A JP 7619098 A JP7619098 A JP 7619098A JP 3431060 B2 JP3431060 B2 JP 3431060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の完成車
検査装置に係り、詳しくは車両に搭載された旋回制御装
置等の性能検査を行う完成車検査装置に関する。 【0002】 【関連する背景技術】近年、車両の運動を運転状態に応
じて自動的に制御することが考えられており、例えば、
車両の旋回時に左右輪に駆動力差を発生させることで車
両のヨーモーメントを自動的に制御する旋回制御装置が
開発され、実用化されている。この旋回制御装置では、
前後加速度、横加速度、ハンドル角等に応じて左右輪に
駆動力差を生起させており、これにより、例えば加速旋
回時やハンドルの切り増し時のように車両がアンダステ
ア傾向になる場合等において、車両のヨーモーメントを
調節し、旋回中における車両姿勢を好適に保持するよう
にしている。 【0003】通常、このような旋回制御装置を搭載した
車両にあっては、例えば生産ラインの最終工程におい
て、当該旋回制御装置が適切に機能しているか否かを検
査するようにしてしている。ここで、図4を参照する
と、旋回制御装置の性能を確認するための検査装置、即
ち旋回制御装置の検査装置の一例が示されている。同図
に示すように、旋回制御装置の検査装置は、通常は従来
一般に使用されてきたブレーキテスタ上で検査を行うよ
う構成されている。 【0004】つまり、例えば検査する車両1が4輪駆動
或いは後輪駆動車であり、旋回制御装置が左右各後輪の
駆動力を独立に変更可能な駆動力移動機構(油圧クラッ
チ等の駆動力移動手段)を有した旋回制御用デフ(トル
クトランスファデフ)4を備えて構成されている場合に
あっては、旋回制御装置の検査装置は、車両1の前輪W
F,WFを載せるそれぞれ一対のフリーローラ10,11
と、左後輪WRLを載せて該左後輪WRLをモータ12によ
り駆動させる一対のブレーキテスタローラ16,17及
び右後輪WRRを載せて該右後輪WRRをモータ14により
駆動させる一対のブレーキテスタローラ18,19と、
該ブレーキテスタローラ17,19に作用する反力情報
を検出するロードセル(駆動力移動状態検出手段)2
0,22と、制御盤23内に設けられてロードセル2
0,22からの情報を増幅処理するアンプ24と、アン
プ24からの出力情報を記憶しプリントアウトするデー
タレコーダ26と、車両1の電子コントロールユニット
(旋回制御ユニットとして機能し、以下ECUという)
2に強制的に旋回作動指令や各種指令を供給するマルチ
ユーステスタ28とから構成されている。 【0005】そして、検査時において、データレコーダ
26から延びるケーブル27をECU2とトルクトラン
スファデフ4の駆動力移動機構に供給する油圧を制御す
る油圧制御ユニット6との間に配線された制御ケーブル
3に結線するようにしている。つまり、図4中に矢視A
で示す位置で、測定用のケーブル27を制御ケーブル3
に強制的に結線するようにして測定を行うようにしてい
る。 【0006】故に、マルチユーステスタ28から旋回作
動指令が発せられると、油圧制御ユニット6が制御され
て旋回制御用デフ4の駆動力移動機構が作動し、後輪W
RL,WRR間に駆動力差が発生して旋回制御が行われるこ
とになるが、このとき、ECU2からの指令信号とロー
ドセル20,22からの反力情報とがデータレコーダ2
6に入力され、これらの情報に基づき旋回制御装置の検
査が行われる。 【0007】つまり、図中には旋回制御装置を作動させ
ない定常時の後輪WRL,WRRの各反力トルクの大きさが
白抜き矢印で示され、旋回制御装置を作動させ右後輪W
RRの駆動力を大きくした場合の各反力トルクの大きさが
それぞれ斜線矢印で示されているが、当該斜線矢印の大
きさの差、即ち旋回制御装置を作動させたときの左右後
輪WRL,WRR間の反力トルク差が測定され、さらに、反
力トルク差が旋回制御出力時から所定の基準反力トルク
差となるまでの応答遅れ時間が測定される。そして、こ
れらの情報に応じてデータレコーダ26から出力される
データに基づき、旋回制御装置の作動良否が判断され
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
旋回制御装置の検査装置では、上述したように、検査時
において測定用のケーブル27を車両の制御ケーブル3
に強制的に、即ちECU2のカバーを外す等してコネク
タ等によらずに結線しなければならず、この結線は容易
でなく作業に手間が掛かるという問題がある。 【0009】また、上述したように、旋回制御装置の作
動良否の判断は、作業者がデータレコーダ26から出力
されるデータを逐一読んで行わなければならず、該デー
タを読むという作業自体に手間が掛かるという問題を含
んでいる。さらには、作業者がデータを読み違えること
もあり得、検査が適正に行われない虞もある。つまり、
上記従来の旋回制御装置の検査装置では、検査作業に時
間が掛かっており(約15分/台)、例えば旋回制御装
置を搭載した車両1が量産された場合にあっては検査が
ラインタクトに間に合わなくなる可能性もあり好ましい
ものではない。 【0010】本発明は上述した事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、旋回制御装置の検査作
業を容易且つ短時間に実施可能な完成車検査装置を提供
することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明によれば、検査時には車両の旋
回制御ユニットと旋回制御信号送受信手段とがコネクタ
等を介して着脱自在に接続される。従って、検査時にお
ける結線作業が容易なものとされる。 【0012】また、旋回制御信号送受信手段により、旋
回制御ユニットに向けて強制旋回作動信号が送信される
とともに該旋回制御ユニットから駆動力移動手段に向け
出力される旋回制御信号が受信され、さらに、検査制御
手段により、該旋回制御信号に対応した目標駆動力移動
状態値と上記旋回制御信号に応じて作動する駆動力移動
手段の実際の駆動力移動状態値とが比較され、駆動力移
動手段の作動良否判定が自動的に行われる。 【0013】従って、検査時において作業者が作動良否
判定等を行う必要がなくなり、旋回制御装置の検査作業
が信頼性を高いものとしながらも極めて短時間で完了可
能とされる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1を参照すると、本発明に係る
旋回制御装置の検査装置を含む完成車検査装置の概略構
成図が示されており、以下、同図に基づき説明する。な
お、図1では上記図4中に示した従来の装置と同一の構
成要素については同一の符号を付して示してあり、それ
らについての個々の説明は省略する。 【0015】図1に示すように、本発明に係る完成車検
査装置には、電子コントロールユニット検査装置(旋回
制御信号送受信手段であって、以下ECUテスタとい
う)30が設けられている。このECUテスタ30から
はケーブル32が延びており、該ケーブル32は、例え
ばECU2に常備されたダイアグコネクタにコネクタ接
続されている。 【0016】また、制御盤23にはアンプ24の他に当
該完成車検査装置のシーケンス制御を行うシーケンサ
(検査制御手段)25が内装されており、該シーケンサ
25とECUテスタ30とはケーブル34で連結されて
いる。シーケンサ25からは、さらにケーブル36,3
8,40が延びており、ケーブル36はモニタ(検査結
果出力手段)44に接続されている。モニタ44は検査
結果を表示する表示装置であり、その表示内容について
は後述する。また、ケーブル38はプリンタ(検査結果
出力手段)46に接続されている。このプリンタ46は
測定内容を印字出力するものである。そして、ケーブル
40はラインサイドに設けられた紐スイッチ48に接続
されている。この紐スイッチ48は作業者が操作するも
のであり、検査の開始と終了の他、検査項目の切換えを
行うスイッチである。また、シーケンサ25はアンプ2
4とも接続されている。 【0017】さらに、ECUテスタ30からはケーブル
52が延びており、該ケーブル52は切換スイッチ50
を介してケーブル38、即ちプリンタ46に接続されて
いる。切換スイッチ50は、ケーブル38からの信号の
入力とケーブル52からの信号の入力とを自動的に判別
し、先に入力した信号のみをプリンタ46に選択的に供
給するよう構成されている。 【0018】以下、このように構成された旋回制御装置
の検査装置を含む完成車検査装置の作用、即ち完成車の
検査手順を説明する。図2を参照すると、完成車検査装
置の制御タイムチャートが示されており、図3を参照す
ると、該制御タイムチャートに沿い検査を実施した場合
の旋回制御装置の検査装置の測定データが示されてお
り、以下これらの図に基づいて検査手順を時間を追いな
がら説明する。 【0019】なお、完成車の検査が行われるときには、
車両1は、エンジンが作動状態とされる一方、トランス
ミッションがニュートラルの状態とされており、さらに
左右後輪WRL,WRRがブレーキテスタローラ16,17
及びブレーキテスタローラ18,19の回転により共に
強制的に回転した状態とされている。図2(a)に示す
ように、当該完成車検査装置は、ハンドル角検査(a1)、
ECU検査(a2)、旋回制御装置検査(a3)を実施可能に構
成されており、以下順に説明する。 【0020】紐スイッチ48が操作されてシーケンサ2
5にハンドル角検査信号が供給されると(a1)、シーケン
サ25はハンドル切角測定状態とされ、作業者がステア
リングホイールを所定角度(例えば、左右各90°)操
作することでハンドル切角の測定が実施される(b1)。こ
こでは、先ず、ECUテスタ30からケーブル32を介
してECU2に向けハンドル角検査信号が送信され(d
1)、これに応じてECU2からハンドル角度信号がケー
ブル32を介してECUテスタ30に出力される(c1)。
そして、このハンドル角度信号、即ち検査結果はケーブ
ル34を介してシーケンサ25に送信され(d2)、当該検
査結果がケーブル36を介してモニタ44上に表示され
る(b6)。さらに、検査結果が上記所定角度(例えば、左
右各90°)の所定の誤差範囲(例えば、±2°以内)
にあれば、OK(良)の判定が表示され、誤差範囲外で
あればNG(否)の判定が表示される。 【0021】再び紐スイッチ48が操作されてシーケン
サ25にECU検査信号が供給されると(a2)、シーケン
サ25においてECU検査が開始される(b2)。この場合
には、ECUテスタ30からケーブル32を介してEC
U2に向けECU検査信号が送信され(d1)、これに応じ
てECU2からECU検査・判定信号がケーブル32を
介してECUテスタ30に出力される(c2)。そして、こ
のECU検査・判定信号、即ち検査結果はケーブル34
を介してシーケンサ25に送信され、当該判定結果は、
上記同様にケーブル36を介してモニタ44上にOK
(良)またはNG(否)で表示される(b6)。なお、ここ
で行うECU検査は、主として車速センサ、加速度セン
サ(Gセンサ)、クランク角センサ等の検査である。 【0022】さらに、紐スイッチ48が操作されてシー
ケンサ25に旋回制御装置検査信号が供給されると(a
3)、シーケンサ25において旋回制御装置検査が開始さ
れる(b3)(図3参照)。旋回制御装置検査が開始される
と、ブレーキテスタローラ16,17及びブレーキテス
タローラ18,19が上昇し車両1がリフトアップされ
るとともに、ECUテスタ30に向けて旋回制御装置検
査開始信号(信号送信指令)が発せられ、これに基づ
き、ECUテスタ30からはECU2に向けてケーブル
32を介し所定の旋回作動信号(強制旋回作動信号)が
送信される(d1)。そして、ECU2から、先ず左方向へ
駆動トルクを移動させる左方向制御信号、即ち左後輪W
RLに駆動力を付加する旋回制御指令(旋回制御信号)が
制御ケーブル3を介してトルクトランスファデフ4の油
圧制御ユニット6に、またケーブル32を介してECU
テスタ30に出力される(c3)(図3参照)。そして、こ
の左方向制御信号はケーブル34を介してシーケンサ2
5に送信される(d2)。 【0023】このように左方向制御信号がシーケンサ2
5に入力すると、ケーブル36を介してモニタ44上に
旋回制御装置検査中であることが表示され、ロードセル
20,22からの情報に基づいて左後輪WRL側と右後輪
WRR側のそれぞれの反力トルクTLL,TLRが演算され
る。この場合、図3に示すように、左後輪WRLの反力ト
ルクTLLは定常時の反力トルクTOL(図1中白抜き矢
印)よりもマイナス(−)側となり(図1中短い斜線矢
印)、一方右後輪WRRの反力トルクTLRは定常時の反力
トルクTOR(図1中白抜き矢印)よりもプラス(+)側
となる(図1中長い斜線矢印)。 【0024】そして、これら反力トルクTLL,TLRから
反力トルク差TL、即ち駆動トルクの左移動量が演算さ
れる。続けて、ECU2から、右方向へ駆動トルクを移
動させる右方向制御信号、即ち右後輪WRRに駆動力を付
加する旋回制御指令が制御ケーブル3を介して油圧制御
ユニット6に、またケーブル32を介してECUテスタ
30に出力される(c4)(図3参照)。そして、この右方
向制御信号はケーブル34を介してシーケンサ25に送
信され(d2)、やはりロードセル20,22からの情報に
基づいて左後輪WRL側と右後輪WRR側のそれぞれの反力
トルクTRL,TRRが演算される。 【0025】この場合には、図3に示すように、左後輪
WRLの反力トルクTRLは定常時の反力トルクTOLよりも
プラス(+)側となり、一方右後輪WRRの反力トルクT
RRは定常時の反力トルクTORよりもマイナス(−)側と
なる。そして、これら反力トルクTRL,TRRから反力ト
ルク差TR、即ち駆動トルクの右移動量が演算される。 【0026】また、同時に、ECU2により左方向制御
信号及び右方向制御信号が出力されてからロードセル2
0,22が反応するまでの時間、即ち応答遅れ量tL,
tRがそれぞれ計時される。このように、旋回制御を行
い、駆動トルクの左移動量及び右移動量並びに各応答遅
れ量が求められると、これら左移動量(TL)及び右移
動量(TR)並びに各応答遅れ量tL,tRはモニタ44
上に表示される(b6)。 【0027】そして、シーケンサ25において、上記駆
動トルクの左移動量(TL)及び右移動量(TR)(駆動
力移動状態値)がECU2から出力される上記左方向制
御信号及び右方向制御信号に応じた各目標制御値(目標
駆動力移動状態値)と比較され、各応答遅れ量tL,tR
(駆動力移動状態値)が各目標遅れ値(目標駆動力移動
状態値)と比較される(b5)。即ち、左移動量(TL)、
右移動量(TR)や各応答遅れ量tL,tRがそれぞれ許
容範囲内にあるか否かが判定される。 【0028】このように左移動量、右移動量や各応答遅
れ量の判定が行われると、その判定結果が左移動量、右
移動量及び各応答遅れ量のそれぞれについてOK(良)
またはNG(否)でモニタ44に表示される。以上のよ
うにしてハンドル角検査、ECU検査及び旋回制御装置
検査が終了することになるが、そのとき、紐スイッチ4
8が操作されてシーケンサ25に終了信号が供給される
と(a4)、シーケンサ25から検査終了信号が出力される
(b4)(図3参照)。 【0029】検査終了信号が出力されると、モニタ44
に表示されていた情報がリセットされるとともに(b6)、
車両1のリフトアップが解除される(b7)。そして、上記
各判定結果がプリンタ46によって印字出力されること
になり(d3)、これに続けて、切換スイッチ50が切り換
えられて旋回制御装置検査における上記図3の測定デー
タがそのまま印字出力される(b8)。 【0030】なお、図3において、定常時の反力トルク
TOLと反力トルクTORとが僅かに異なっているが、これ
は、左後輪WRLと右後輪WRR間の個体差(引きずりトル
ク差等)に基づくものであり誤差の範疇である。以上、
説明したように、本発明の完成車検査装置では、ケーブ
ル32を、例えばECU2のダイアグコネクタにコネク
タ接続するようにし、シーケンサ25とECUテスタ3
0とを用いて自動的に旋回制御装置検査を行うようにし
ている。 【0031】従って、本発明の完成車検査装置を用いる
ことで、旋回制御装置検査を手間を掛けずに短時間(約
30秒/台)で実施でき、従来に比べて信頼性、作業性
を向上させながら、作業時間を大幅に短縮することがで
きることとなる。 【0032】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の完成車検査装置によれば、検査時には車両の旋回制御
ユニットと旋回制御信号送受信手段とをコネクタ等を介
して着脱自在に接続するので、検査時における結線作業
を容易なものにできる。また、旋回制御信号送受信手段
により、旋回制御ユニットに向けて強制旋回作動信号を
送信するとともに該旋回制御ユニットから駆動力移動手
段に向け出力される旋回制御信号を受信し、さらに、検
査制御手段により、該旋回制御信号に対応した目標駆動
力移動状態値と上記旋回制御信号に応じて作動する駆動
力移動手段の実際の駆動力移動状態値とを比較し駆動力
移動手段の作動良否判定を自動的に行うので、検査時に
作業者が作動良否判定等を行わなくてもよいようにで
き、旋回制御装置の検査作業を信頼性を高いものとしな
がらも極めて短時間で完了させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る旋回制御装置の検査装置を含む完
成車検査装置を示す概略構成図である。 【図2】完成車検査装置の制御タイムチャートを示す図
である。 【図3】図2の制御タイムチャートに沿い検査を実施し
た場合の旋回制御装置の検査装置の測定データを示す図
である。 【図4】従来の旋回制御装置の検査装置の一例を示す概
略構成図である。 【符号の説明】 1 車両 2 電子コントロールユニット(旋回制御ユニット、E
CU) 3 制御ケーブル 4 旋回制御用デフ(トルクトランスファデフ) 16,17 ブレーキテスタローラ 20,22 ロードセル(駆動力移動状態検出手段) 23 制御盤 25 シーケンサ(検査制御手段) 30 電子コントロールユニット検査装置(旋回制御信
号送受信手段、ECUテスタ) 32,36,38,40,52 ケーブル 44 モニタ(検査結果出力手段) 46 プリンタ(検査結果出力手段) 48 紐スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右いずれか一方の車輪に独立に駆動力
    を付加して車体に旋回モーメントを生起させる駆動力移
    動手段及び走行状態に応じて前記駆動力移動手段を制御
    する旋回制御ユニットからなる旋回制御装置を搭載した
    車両の完成車検査装置において、 前記車両の検査時に前記旋回制御ユニットと着脱自在に
    接続され、該旋回制御ユニットに前記駆動力移動手段を
    強制作動させるための強制旋回作動信号を送信するとと
    もに、該強制旋回作動信号に応じて前記旋回制御ユニッ
    トから前記駆動力移動手段に向け出力される旋回制御信
    号を受信可能な旋回制御信号送受信手段と、 前記駆動力移動手段の実際の駆動状態を前記車輪毎に検
    出する駆動力移動状態検出手段と、 前記旋回制御信号送受信手段に信号送信指令を出力する
    とともに、前記駆動力移動状態検出手段によって検出し
    た実際の駆動力移動状態値と該旋回制御信号送受信手段
    の受信する旋回制御信号に対応した目標駆動力移動状態
    値とを比較して前記駆動力移動手段の作動良否判定を行
    う検査制御手段と、 前記作動良否判定の結果を表示する検査結果出力手段
    と、を備えたことを特徴とする完成車検査装置。
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