JP3685801B2 - 算定装置・方法、ポイント又はクーポンサービスシステム - Google Patents

算定装置・方法、ポイント又はクーポンサービスシステム Download PDF

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    • G06Q30/0226Incentive systems for frequent usage, e.g. frequent flyer miles programs or point systems

Description

技術分野
本発明は、算定装置、算定方法、この算定方法をコンピュータにより実行可能なプログラム及びこのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体、算定管理システム、算定振替システム、並びに、ポイント又はクーポンサービスシステムに関し、特に、商品又はサービスを消費者に販売又は提供する際にポイントの発行若しくは割引還元(クーポン発行による割引を含む。)が行われるポイントサービスにおける算定装置、算定方法、この算定方法をコンピュータにより実行可能なプログラム及びこのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体、算定管理システム、算定振替システム、並びに、ポイント又はクーポンサービスシステムに関する。
背景技術
顧客を囲い込み、顧客の利用頻度を向上させる目的のビジネス方法の一つに、ポイントサービスがある。このサービスは、顧客にポイントを還元することにより顧客がポイントを貯める行動をとる傾向があることを利用している。すなわち、サービスを実施する小売業者又はメーカは、顧客の上記消費者行動を利用して自己の商品が購入され或いはサービスが提供される確率を高くし、顧客との長期的な関係を築くことにより利益を得ようとする。
また、業種間の壁を越えた様々なサービス提供業者が加盟した「ポイント有効活用の場」としてのポイント流通システムを構築したものもある(例えば、特開2001−229459号公報、特表2003−502763号公報参照。)。このシステムは、費用負担を軽減してポイント制度の質的及び量的な飛躍的改善を各サービス提供業者に提供し、多岐にわたるサービス提供業者の顧客をシステム運用者が運用するネットワークビジネスの顧客として確保することを可能としている。
さらに、消費活動に対する特典として消費者に付与する有価ポイントの管理とオンラインサービスの利用に用いられる通信ポイント(バーチャルマネー)の管理とを行うシステムがある(例えば、特開2001−273453号公報参照。)。このシステムは、有価ポイントを通信ポイントに交換することにより、消費者が有価ポイントを有効に利用でき、サービス提供者が新たな顧客の獲得及びサービス利用頻度の向上を達成できるようにしている。
さらに、ポイントサービスの機能を決済機能から切り離し、複数の店舗で共通に利用できるポイントサービスを提供するシステムがある(例えば、特開2001−297244号公報参照。)。
ところで、近年、テレビの多チャンネル化が進むばかりか、ネットワークを使って映画系コンテンツ或いは音楽系コンテンツといったデジタルコンテンツなどの小額な商品が提供されるようになった。
しかしながら、上記従来のポイントサービスでは、ポイント発行及び還元に関するインセンティブ費用はポイント発行商品等に常に関連付けられており、従来のポイントサービスシステムは、販売時にポイントを発行若しくは還元する商品等であって販売を継続していく上においてインセンティブ費用を全く負担しなくて済む商品等を想定できていなかった。そのため、上記のような集客力はあるがポイント発行及び還元に伴うインセンティブ費用を捻出し難い業種では、収益が圧迫されるため従来のポイントサービスシステムの利用は困難であった。
そこで、本発明の目的は、販売又は提供においてポイント又はクーポンを発行可能な商品又はサービスであってインセンティブ費用を全く負担しなくて済む商品又はサービスの販売又は提供を可能とするポイント又はクーポンサービスシステム並びにそのシステムにおいて用いられる算定装置、算定管理システム及び算定振替システムを提供し、さらに、
ポイント又はクーポンサービスにおける算定方法、この算定方法をコンピュータにより実行可能なプログラム及びこのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体を提供することにある。
発明の開示
請求項1に係る発明の算定装置は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するための所定ロイヤリティーの値を算定するロイヤリティー算定手段と、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶された、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を取得し、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、前記ロイヤリティー算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺し、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、前記ロイヤリティー算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引き、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するものである。
請求項2に係る発明の算定装置は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を算定する算定装置であって、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いて得られる値に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するロイヤリティー算定手段とを備えるものである。
請求項3に係る発明の算定装置は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、前記先 取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定し、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するための所定ロイヤリティーの値を算定するロイヤリティー算定手段と、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶された、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を取得し、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、前記ロイヤリティー算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、少なくとも前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺し、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、
前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、前記ロイヤリティー算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引き、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定するものである。
請求項4に係る発明の算定装置は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を算定する算定装置であって、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、
前記前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーとを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の和の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するロイヤリティー算定手段とを備えるものである。
請求項5に係る発明の算定装置は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記受取ロイヤリティーの額に対応する分を加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に
前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を上限とする前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値を差し引いた額に算定するために、
前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するものである。
請求項6に係る発明の算定装置は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較した場合において、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に算定し、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値の総和を差し引いた値に算定するために、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値の場合には前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、前記各所定期間経過前の先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが小さな値若しくは同じ値の場合には前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段を備えるものである。
請求項7に係る発明の算定方法は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティー算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺するステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引くステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップとを含むものである。
請求項8に係る発明の算定方法は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段と、ロイヤリティー算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段が、
前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いて得られる値に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するステップとを含むものである。
請求項9に係る発明の算定方法は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、
前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティー算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、
前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、少なくとも前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺するステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引くステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定するステップとを含むものである。
請求項10に係る発明の算定方法は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段と、ロイヤリティー算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の和の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップと、前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するステップとを含むものである。
請求項11に係る発明の算定方法は、商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記受取ロイヤリティーの額に対応する分を加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を上限とする前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値を差し引いた額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップとを含むものである。
請求項12に係る発明の算定方法は、商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、前記算定装置は、
前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前各記所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較した場合において、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に算定し、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値の総和を差し引いた値に算定するために、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値の場合には前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させるとともに、前記各所定期間経過前の先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが小さな値若しくは同じ値の場合には前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップとを含むものである。
請求項13に係る発明は、請求項7から12のいずれかの算定方法をコンピュータにより実行可能なプログラムである。
請求項14に係る発明は、請求項13記載のプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体である。
請求項15に係る発明の算定管理システムは、請求項1から6のいずれかの算定装置と、換算手段とを備えた算定管理システムであって、前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを記憶し、又は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、前記換算手段は、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、及び、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、前記変更された金額を用いて請求項1から6のいずれかの算定装置に算定処理を行わせ、請求項1、2、3若しくは4の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイント及び先払ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、又は、請求項5若しくは6の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、前記戻された金額に対応するポイント値若しくは戻された通貨単位による金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項16に係る発明の算定管理システムは、請求項1からのいずれかの算定装置と、請求項1から4のいずれかの算定装置が備えるロイヤリティー算定手段が算定した所定ロイヤリティーの値は販売者情報と関係付けられており、当該所定ロイヤリティーの値、
又は、入力される前記所定ロイヤリティーの値に基づいて請求項1からのいずれかの算定装置により定まる前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益の全部又は一部を、前記販売者情報に基づいて、あらかじめ記憶された前記販売者の口座番号であって前記収益が振り込まれるべき口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力するロイヤリティー管理手段とを備える。
請求項17に係る発明の算定管理システムは、請求項1からのいずれかの算定装置と、請求項1から4のいずれかの算定装置が備えるロイヤリティー算定手段が算定した所定ロイヤリティーの値は販売者情報と関係付けられており、当該所定ロイヤリティーの値、又は、入力される前記所定ロイヤリティーの値に基づいて請求項1からのいずれかの算定装置により定まる前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益のそれぞれの全部又は一部を、前記販売者情報に基づいて、あらかじめ記憶された前記販売者の口座番号であって前記収益が振り込まれるべき口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力するロイヤリティー管理手段と、換算手段とを備えた算定管理システムであって、前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを記憶するものであり、前記換算手段は、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、及び、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、前記変更された金額を用いて請求項1からのいずれかの算定装置に算定処理を行わせ、請求項1、2、3若しくは4の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイント及び先払ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、前記ロイヤリティー管理手段は、前記出力された振込データに従って前記所定ロイヤリティーの値と各収益との全部又は一部のうちの所定のものが振り込まれた旨の信号が入力されたことに応答して、前記換算手段が前記戻された金額に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる管理を行うことを特徴とするものである。
請求項18に係る発明の算定振替システムは、請求項1から4のいずれかの算定装置と、ロイヤリティーポイント振替処理手段とを備え、前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、前記ロイヤリティーポイント振替処理手段は、ユーザによる振替希望信号が入力されたことに応答して、前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶する先払ロイヤリティーポイントの値を金額換算した値若しくは金額換算値以下の振替希望金額を、振込先のユーザ口座の口座番号及びあらかじめ記憶された振込元の預り口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力すると共に、前記振替希望金額分に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を減算した先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とするものである。
請求項19に係る発明の算定振替システムは、請求項1から4のいずれかの算定装置と、ロイヤリティーポイント振替処理手段とを備え、前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、前記ロイヤリティーポイント振替処理手段は、ユーザによる振替希望信号が入力されたことに応答して、前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を追加するための振替希望金額を、振込元のユーザ口座の口座番号及びあらかじめ記憶された振込先の預り口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力すると共に、前記振替希望金額分に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を加算した先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とするものである。
請求項20に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、請求項1、3又は5の算定装置と、特定商品又は特定サービス判別手段と、販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段とを備え、前記特定商品又は特定サービス判別手段は、前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、販売された商品又は提供されたサービスが、前記特定商品又は特定サービスであるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスであるかを判別し、販売された商品又は提供されたサービスが前記特定商品又は特定サービスであると判別された場合には受取ロイヤリティーの額を含む購買情報を請求項1、3又は5の算定装置に出力し、販売された商品又は提供されたサービスが前記非特定商品又は非特定サービスであると判別された場合には支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を請求項1、3又は5の算定装置に出力することを特徴とするものである。
請求項21に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、請求項2、4又は6の算定装置と、特定商品又は特定サービス判別手段と、販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段と、判別済購買履歴記憶手段とを備え、前記特定商品又は特定サービス判別手段は、前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、販売された商品又は提供されたサービスが、前記特定商品又は特定サービスであるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスであるかを判別し、販売された商品又は提供されたサービスが前記特定商品又は特定サービスであると判別された場合には受取ロイヤリティーの額を含む購買情報を出力し、販売された商品又は提供されたサービスが前記非特定商品又は非特定サービスであると判別された場合には支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を出力前記判別済購買履歴記憶手段は、前記特定商品又は特定サービス判別手段が判別して出力した前記受取ロイヤリティーの額を含む購買情報及び前記支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を、請求項2、4又は6の算定装置に出力可能に記憶することを特徴とするものである。
請求項22に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、請求項2、4又は6の算定装置と、特定商品又は特定サービス判別手段と、販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段と、販売された商品又はサービスの購買情報を記憶した購買履歴記憶手段とを備え前記特定商品又は特定サービス判別手段は、前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出した購買情報が、前記特定商品又は特定サービスについての購買情報であるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるかを判別し、前記特定商品又は特定サービスについての購買情報であると判別された前記受取ロイヤリティーの額を含む購買情報及び前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であると判別された前記支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を判別済購買履歴情報として請求項2、4又は6の算定装置に出力することを特徴とするものである。
請求項23に係るポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって収益が配分される対象の商品又はサービスと定められた収益配分対象商品又は収益配分対象サービスが販売又は提供された場合に販売額又は提供額による収益を配分可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項1から6のいずれかの算定装置と、
販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、回収すべき回収金額と、それぞれに対して定められた割合で回収金額に至るまでの回収額を受け取る権利を有している権利者と、各権利者に対して定められた割合とが定義された回収定義テーブル、及び、配分すべき権利者と各権利者に対して定められた配分割合とが定義された配分定義テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、収益配分処理手段とを備え、前記収益配分処理手段は、前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスついての購買情報であるか否かを判別し、収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報の場合には、
それまでに販売又は提供された前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスの販売額又は提供額を合計した総額を算出し、前記算出された総額が所定の回収金額に達するまでは、前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報に含まれる販売額又は提供額を所定の回収割合に分け、前記算出された総額が所定の回収金額に達した後は、前記テーブル記憶手段に記憶された配分定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報に含まれる販売額又は提供額を所定の配分割合に分けることを特徴とするものである。
請求項24に係るポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって収益が配分される対象の商品又はサービスと定められた収益配分対象商品又は収益配分対象サービスが販売又は提供された場合に販売額又は提供額による収益を配分可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項2、4又は6の算定装置と、販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、回収すべき回収金額と、それぞれに対して定められた割合で回収金額に至るまでの回収額を受け取る権利を有している権利者と、各権利者に対して定められた割合とが定義された回収定義テーブル、及び、配分すべき権利者と各権利者に対して定められた配分割合とが定義された配分定義テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、収益配分処理手段とを備え、前記収益配分処理手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスついての購買情報であるか否かを判別し、収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報により、それまでに販売又は提供された前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスの販売額又は提供額を合計した総額を算出し、前記算出された総額が所定の回収金額に達するまでは、前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報に含まれる販売額又は提供額を所定の回収割合に分け、前記算出された総額が所定の回収金額に達した後は
前記テーブル記憶手段に記憶された配分定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報に含まれる販売額又は提供額を所定の配分割合に分けることを特徴とするものである。
請求項25に係るポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項1から6のいずれかの算定装置と、販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、
広告効果測定処理手段とを備え、前記広告効果測定手段は前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には商品購入数又はサービス購入回数を記録し、商品購入数又はサービス購入回数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とするものである。
請求項26に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項1から6のいずれかの算定装置と、販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、前記広告効果測定手段は前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスを購入しかつ前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスを購入した共通購入者数を記録し、共通購入者数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とするものである。
請求項27に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項2、4又は6の算定装置と、販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、前記広告効果測定手段は前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が、前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には商品購入数又はサービス購入回数を記録し、商品購入数又はサービス購入回数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とするものである。
請求項28に係る発明のポイント又はクーポンサービスシステムは、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、請求項2、4又は6の算定装置と、販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、前記広告効果測定手段は前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスを購入しかつ前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスを購入した共通購入者数を記録し、共通購入者数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第1の概念図である。
第2図は、第1図に示す概念を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。
第3図は、本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第2の概念図である。
第4図は、本発明の第1の実施の形態に係るポイントサービスシステムの全体構成図である。
第5図は、第4図の主にセンター19の内部構成を示すブロック図である。
第6図は、第5図の購買情報収集部23の内部構成を示すブロック図である。
第7図は、第5図の特定商品/サービス判別部25の内部構成を示すブロック図である。
第8図は、第7図の特定商品/サービス判別部25とは異なる他の特定商品/サービス判別部の内部構成を示すブロック図である。
第9図は、第8図の判別情報記憶部49に記憶された情報のレコードフォーマットの一例を示す図である。
第10図は、第9図のレコードフォーマットとは異なる他のレコードフォーマットの例を示す図である。
第11図は、第1図に示した発明概念における第5図の算定部27の内部構成を示すブロック図である。
第12図は、第11図の特定商品/サービス処理部57の動作を説明するためのフロー図である。
第13図は、第12図に示す処理を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。
第14図は、第11図の非特定商品/サービス処理部59の動作を説明するためのフロー図である。
第15図は、第14図に示す処理を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。
第16図は、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成の一例を示す図である。
第17図は、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成の他の例を示す図である。
第18図は、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成のさらに他の例を示す図である。
第19図は、第5図のロイヤリティー管理部31の内部構成を示すブロック図である。
第20図は、第19図の先払/後取ロイヤリティー記憶部97に記憶された情報のレコード構成を示す図である。
第21図は、ロイヤリティー算定モデルに関する販売業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図である。
第22図は、第1のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第23図は、第1のロイヤリティー算定及び管理並びに集金モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第24図は、第2のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第25図は、第3のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第26図は、第2のロイヤリティー算定及び管理並びに集金モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第27図は、第4のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。
第28図は、第3図に示した発明概念における第11図の算定部27の特定商品/サービス処理部57の動作を説明するためのフロー図である。
第29図は、第3図に示した発明概念における第11図の算定部27の非特定商品/サービス処理部59の動作を説明するためのフロー図である。
第30図は、本発明の第2の実施の形態に係るポイントサービスシステムが備える主にセンターの内部構成を示すブロック図である。
第31図は、第30図の購買履歴記憶部107が記憶する購買履歴のレコード構成の一例を示す図である。
第32図は、第30図の購買履歴記憶部107が記憶する購買履歴のレコード構成の他の例を示す図である。
第33図は、第30図の特定商品/サービス判別部109の内部構成を示すブロック図である。
第34図は、第33図の特定商品/サービス判別部109とは異なる他の特定商品/サービス判別部の内部構成を示すブロック図である。
第35図は、第30図の判別済購買履歴記憶部111が記憶する判別済購買履歴のレコード構成を示す図である。
第36図は、第30図の算定部113の内部構成を示すブロック図である。
第37図は、第36図の処理部131の動作を説明するためのフロー図である。
第38図は、第36図の処理部131の動作を説明するための関係図である。
第39図は、第30図のロイヤリティー管理部115の内部構成を示す図である。
第40図は、ロイヤリティー算定モデルに関する決済業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図である。
第41図は、ロイヤリティー算定及びΣユーザ支払額算出モデルに関する決済業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図である。
第42図は、ロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関との間で流れるデータの関係を示す図である。
第43図は、ロイヤリティー算定及び管理並びにΣユーザ支払額算出モデルに関する消費者とセンターと金融機関との間で流れるデータの関係を示す図である。
第44図は、第3図に示した発明概念における第36図の算定部113の動作を説明するためのフロー図である。
第45図は、第44図の場合における第36図の算定部113の動作を説明するための関係図である。
第46図は、本発明の第3の実施の形態に係るポイントサービスシステムの全体構成図である。
第47図は、第46図の主にセンター145の内部構成を示すブロック図である。
第48図は、主に第47図のセンター145と異なる他のセンターの内部構成を示すブロック図である。
第49図は、第47図及び第48図のロイヤリティーポイント振替処理部151の内部構成を示すブロック図である。
第50図は、第49図のロイヤリティーポイント振替処理部151の動作を主に説明するための図である。
第51図は、ポイント振替ログイン画面の一例を示した図である。
第52図は、第51図の振替種別において「ポイントをユーザ口座へ振り替える」が選択された場合のポイント振替指示画面の一例を示した図である。
第53図は、第52図の振替種別において「ユーザ口座からポイントへ振り替える」が選択された場合のポイント振替指示画面の一例を示した図である。
第54図は、第47図及び第48図の収益配分処理部153の内部構成を示すブロック図である。
第55図は、第54図の収益配分処理部153の動作を説明するためのフロー図である。
第56図は、第54図の収益配分処理部153の動作を具体的に説明するためのデータベース構造を示す図である。
第57図は、第56図に示すデータベース構造において回収と配分の金額の関係を示す図である。
第58図は、第47図及び第48図の広告効果測定処理部155の内部構成を示す図である。
第59図は、第58図の広告効果測定処理部155の動作を説明するためのフロー図である。
第60図は、広告効果測定及び広告制作者へのフィー算定処理を説明するために広告効果測定管理データベース構造とマッチング管理データベース構造とを示した図である。
第61図は、本発明の4の実施の形態にかかるポイントサービスシステムの主にセンターの内部構成を示すブロック図である。
第62図は、特定商品/サービスとしてのコンテンツの単位購入が可能な番組ガイド画面を示す図である。
第63図は、第62図の番組ガイド画面において「購入内容を確認する」が選択されて表示された購入内容の確認画面を示す図である。
第64図は、特定商品/サービスとしてのコンテンツの定期購入が可能な定期購読番組ガイド画面を示す図である。
第65図は、第64図の定期購読番組ガイド画面において「購入内容を確認する」が選択されて表示された購入内容の確認画面を示す図である。
第66図は、非特定商品/サービスとしての商品の購入が可能な商品カタログ画面を示す図である。
第67図は、第66図の商品カタログ画面において「購入内容を確認する」が選択されて表示された購入内容の確認画面を示す図である。
第68図は、利用明細書の一例を示す図である。
第69図は、利用明細書の他の例を示す図である。
第70図は、第61図の換算部227とこれに関係する構成を示すブロック図である。
第71図は、本発明の第1の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第72図は、本発明の第2の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第73図は、本発明の第3の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第74図は、本発明の第4の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第75図は、本発明の第5の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第76図は、本発明の第6の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第77図は、本発明の第7の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
第78図は、本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第3の概念図である。
第79図は、本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第4の概念図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図は本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第1の概念図であり、第2図は第1図に示す概念を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。
第1図及び第2図において、Rはロイヤリティーを意味し、RPはロイヤリティーポイントを意味する。受取Rは割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが契約等により定められた特定商品又は特定サービスとしてのコンテンツを販売するコンテンツ販売業者1が消費者(ユーザ)3に対してコンテンツ販売時に割り引くことが可能な最高割引価格と等価なロイヤリティーであり、支払Rは特定商品又は特定サービスである上記コンテンツとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが契約等により関係付けられた非特定商品又は非特定サービスとしての商品を販売する商品販売業者5が消費者3に対して商品販売時に割り引くことが可能な最高割引価格と等価なロイヤリティーである。先払RPはポイント還元により消費者3のコンテンツ支払価格を割り引くためのポイントであり、ポイント値が商品販売時に増加し又はコンテンツ販売時に減少し得るポイントである。先取RPはポイント還元により消費者3の商品支払価格を割り引くためのポイントであり、ポイント値がコンテンツ販売時に増加し又は商品販売時に減少し得るポイントである。第1図における先取Rは先取RPに対応するロイヤリティーである。先払Rは商品販売業者5からコンテンツ販売業者1に対して支払われるロイヤリティーのための預り金を意味し、商品販売時に増加し又はコンテンツ販売時に減少し得るものである。後取Rは商品販売業者5からコンテンツ販売業者1に対して支払われるロイヤリティーのための分配金を意味し、先払Rが減少する際に生じるものである。以上の先払RP、先取RP、先払R、後取Rの算定は、運営体7において行われる。なお、第2図において、コンテンツ価格に対する最高割引率は100%に設定されており、商品価格に対する最高割引率は10%に設定されている。また、第2図以降に用いた「/」は「又は」を意味する。
まず、第1図及び第2図のケースNo1を参照して、先払RP及び先取RPが共にゼロの場合において、消費者3がコンテンツ価格500円のコンテンツを購入するときについて説明する。
このときの受取Rは、100%の最高割引率を適用して500円である。消費者3は、
この時点では先払RPが貯まっていないので割引還元を受けることができず、先取RPに500ポイント(1ポイント=1円とする。また、以下も同様とする。)を貯めて満額500円を支払う。この結果、コンテンツ販売業者1の収益は500円となり、コンテンツ販売業者1は、ポイントを発行するものの、インセンティブ費用をコンテンツ販売価格に含ませなくてすむ。
次に、第1図及び第2図のケースNo2を参照して、先払RPはゼロ、先取RPに500ポイントが貯まっている場合において、消費者3がコンテンツ価格500円のコンテンツを購入するときについて説明する。
このときの受取Rは、100%の最高割引率を適用して500円である。消費者3は、
この時点でも先払RPが貯まっていないので割引還元を受けることができず、先取RPに更に500ポイント(1ポイント=1円)を追加して計1,000ポイントを貯め、満額500円を支払う。この結果、この場合にもコンテンツ販売業者1の収益は500円となり、コンテンツ販売業者1は、ポイントを発行するものの、インセンティブ費用をコンテンツ販売価格に含ませなくてすむ。
次に、第1図及び第2図のケースNo3を参照して、先払RPはゼロ、先取RPに1,000ポイントが貯まっている場合において、消費者3が商品価格10,000円の商品を購入するときについて説明する。
このときの支払Rは、10%の最高割引率を適用して1,000円である。消費者3は、この時点では先取RPに1,000ポイント(1ポイント=1円)が貯まっているので、1,000円分の割引還元を受けることができる。ここでは、消費者3は1,000円分の割引還元を受け、支払額は9,000円となっている。この場合の商品販売業者5の収益は9,000円であり、商品販売業者5はコンテンツ販売業者1が発行したポイントに対するインセンティブ費用を負担する商品販売を行っている。
次に、第1図及び第2図のケースNo4を参照して、先払RP及び先取RPが共にゼロの場合において、消費者3が商品価格10,000円の商品を購入するときについて説明する。
このときの支払Rは、10%の最高割引率を適用して1,000円である。消費者3は、この時点での先取RPがゼロなので割引還元を受けることができず、先払RPに1,000ポイント(1ポイント=1円)を貯めて満額10,000円を支払う。また、先払RPが貯まることに対応して、消費者支払額である10,000円のうちの1,000円が先払Rとされる。この結果、商品販売業者5の収益は9,000円となる。
次に、第1図及び第2図のケースNo5を参照して、先払RPに1,000ポイントが貯まっており、先取RPがゼロの場合において、消費者3がコンテンツ価格500円のコンテンツを購入するときについて説明する。
このときの受取Rは、100%の最高割引率を適用して500円である。消費者3は、
先払RPに1,000ポイント(1ポイント=1円)が貯まっているので割引還元を受けることができる。ここでは、消費者3は500円という金額の割引還元を受けており、支払額はゼロである。割引還元を受けたことに伴い、先払RPは1,000ポイントから500ポイント減少して500ポイントになり、先払Rも1,000円から500円が差し引かれ、その差し引かれた500円分が後取Rとされてコンテンツ販売業者1の収益として分配される。この場合にも、コンテンツ販売業者1は、消費者3にポイント還元を行いつつ、インセンティブ費用をコンテンツ販売価格に含ませなくて済んでいる。
次に、第1図及び第2図のケースNo6を参照して、先払RPに500ポイントが貯まっており、先取RPがゼロの場合において、消費者3が商品価格2,000円の商品を購入するときについて説明する。
このときの支払Rは、10%の最高割引率を適用して200円である。消費者3は、先払RPに500ポイントを貯めているが、先取RPがゼロであることから割引還元を受けることができず、満額2,000円を支払う。また、先払RPには200ポイント(1ポイント=1円)が追加され、計700ポイントが先払RPには貯まり、対応して先払Rには200円が追加される。なお、この時点での先払Rは700円である。この結果、商品販売業者5は、消費者支払額である2,000円をそのまま収益として受け取るのではなく、先払Rに追加した200円分を差し引いた1,800円を収益として受け取る。
次に、第1図及び第2図のケースNo7を参照して、先払RPに700ポイントが貯まっており、先取RPがゼロの場合において、消費者3がコンテンツ価格1,000円のコンテンツを購入するときについて説明する。
このときの受取Rは、100%の最高割引率を適用して1,000円である。消費者3は、先払RPに700ポイント(1ポイント=1円)を貯めており、700円までの割引還元を受けることができる。ここでは、消費者3は、700円の割引還元を受け、300円を支払っている。300円の支払いがあることから先取RPには300ポイント(1ポイント=1円)が貯まり、700円の割引還元を受けたことにより、先払Rは700円分減少してゼロになる。この先払Rの700円分の減少は後取Rとしてコンテンツ販売業者1に分配される。この結果、コンテンツ販売業者1の収益は1,000円となり、この場合にも、コンテンツ販売業者1は、消費者3にポイント還元を行いつつ、インセンティブ費用をコンテンツ販売価格に含ませなくて済む。
次に、第1図及び第2図のケースNo8を参照して、先払RPがゼロ、先取RPが300ポイントの場合において、消費者3が商品価格10,000円の商品を購入するときについて説明する。
このときの支払Rは、10%の最高割引率を適用して1,000円である。消費者3は、先取RPに300ポイント(1ポイント=1円)を貯めており、300円までの割引還元を受けることができる。ここでは、消費者3は、300円の割引還元を受け、9,700円を支払っている。先払RPには700ポイントが貯まり、先払Rは700円となる。
この結果、商品販売業者5の収益は9,000円となっている。
ここで、コンテンツ販売業者1の収益に関して、次式が成り立つ(第1図参照)。
収益=コンテンツ販売価格=受取R=消費者支払額+後取R=コンテンツ販売価格−割引還元+後取R
また、商品販売業者5の収益に関して、次式が成り立つ(第1図参照)。
収益=商品販売価格−支払R=消費者支払額+割引還元−支払R=消費者支払額−先払R
第3図は本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムを説明するための第2の概念図である。以下、第1図に示した概念と異なる点を説明する。
第1図では、コンテンツ販売業者1が先取RPを発行でき、商品販売業者5が先払RPを発行でき、消費者3は、貯まった先取RPを使って商品を購入する際に割引還元を受けることができ、貯まった先払RPを使ってコンテンツを購入する際に割引還元を受けることができた。これに対し、第3図では、コンテンツ販売業者1は先取RPを発行できるが、商品販売業者5は先払RPを発行できず、消費者3は、貯まった先取RPを使って商品を購入する際のみに割引還元を受けることができるものとしている。この場合も、コンテンツ販売業者1はインセンティブ費用をコンテンツ価格に含めて負担する必要がなく、商品販売業者5のみがインセンティブ費用を負担している。
なお、第1図及び第3図を用いて示した概念では、インセンティブ費用を負担しないものにコンテンツを採用し、インセンティブ費用を負担するものに商品を採用したが、これに限られない。例えば、インセンティブ費用を負担しない及び負担するものの両者にコンテンツを採用してもよい。但し、インセンティブ費用を負担しないものには、映画等のコンテンツ販売のような集客力の大きなものが好ましい。
また、第1図及び第3図を用いて示した概念では、インセンティブ費用を負担しない及び負担するものに販売可能なコンテンツ及び商品を採用したが、いずれか一方又は両方に提供可能なサービスを採用してもよい。そして、サービスとしては、インセンティブ費用を負担しなくて済むことから、サービスの質の維持及び信頼性の確保が必要な医療、介護などであってもよい。
さらに、第1図及び第3図を用いて示した概念におけるコンテンツ販売業者1及び商品販売業者5は、同一人であってもよく、相違してもよい。すなわち、同一人が特定商品又は特定サービスを販売又は提供し、非特定商品又は非特定サービスを販売又は提供してもよく、特定商品又は特定サービスを販売又は提供するものと非特定商品又は非特定サービスを販売又は提供するものとが異なってもよい。
さらに、第1図及び第3図を用いて示した概念におけるインセンティブ費用を負担する商品販売業者5は、単独でもよく、複数でもよい。特に複数の場合には、所定割合で複数の商品販売業者5がインセンティブ費用を負担すればよい。
さらに、第1図を用いて示した概念においては、商品販売業者5が商品を販売した際に、消費者3がコンテンツ販売業者1により提供されるコンテンツを購入する時に割引還元を受けるための先払RPを発生させたが、これに限られない。例えば、第1の特定商品又は特定サービスとの関係で第1の非特定商品又は非特定サービスであっても、第1の非特定商品又は非特定サービスが第2の非特定商品又は非特定サービスとの関係では第2の特定商品又は特定サービスとして捉えることができる場合であってもよい。
第4図は本発明の第1の実施の形態に係るポイントサービスシステムの全体構成図である。
ポイントサービスシステム9は、ECサイト11a,11b,11cと、店舗端末13a,13b,13cと、ユーザ端末15a,15b,15cと、店舗端末13a等又はユーザ端末15a等との間においてデータ交換が可能なICカード17と、センター19と、金融機関21とを備え、ECサイト11a等、店舗端末13a等、ユーザ端末15a等、センター19及び金融機関21が通信ネットワーク22を介して接続している。
ECサイト11a等及び店舗端末13a等は第1図及び第3図のコンテンツ販売業者1又は商品販売業者5に相当し、ユーザ3は、ユーザ端末15a等を利用してこれらに対しアクセスし、コンテンツを購入でき、また、商品を購入できる。このようなコンテンツの購入又は商品の購入が行われると、第1図及び第3図の運営体7に相当するセンター19は所定の処理を行う。なお、ユーザ端末15a等は受信機を備えた情報端末でもよく、その場合にはデータ放送などの放送波からコンテンツ又は商品の情報をダウンロードして商品又はコンテンツの購入を可能としてもよい。
第5図は第4図の主にセンター19の内部構成を示すブロック図である。
センター19は、特定商品/サービス判別部25と、算定部27と、ロイヤリティーポイント記憶部29と、ロイヤリティー管理部31とを備え、リアルタイム処理のように随時処理を行う。そして、ECサイト11a,11b,11c又は店舗端末13a,13b,13cが備える購買情報収集部23から出力された購買情報が、随時、特定商品/サービス判別部25に入力される。
第6図は第5図の購買情報収集部23の内部構成を示すブロック図である。
ここでの購買情報収集部23は、例えば店舗端末13a,13b,13cに含まれており、データ読取器33と、入力部35と、制御部37と、購買情報記憶部39と、出力部41とを備える。
データ読取器33としては、具体的にはバーコードリーダや無線タグ或いはカードリーダ・ライタや携帯情報端末からの赤外線情報読み取り装置が挙げられる。入力部35としては、具体的にはキーボードやタッチパネル或いはマウスが挙げられる。制御部37は、
入力された購買データを購買情報記憶部39に記憶させると共に、購買データのうちの必要な購買情報を出力部41に出力させる制御を行う。
第7図は第5図の特定商品/サービス判別部25の内部構成を示すブロック図である。
第7図の特定商品/サービス判別部25は、特定商品/サービス判別機能部43を備える。特定商品/サービス判別機能部43には、購買情報収集部23が出力した購買情報のうち、少なくともコンテンツID(=Mxxxx)又は商品ID(=Sxxxx)を表す情報及びロイヤリティーに関する情報が入力される。この段階におけるロイヤリティーに関する情報は、受取ロイヤリティーであるか又は支払ロイヤリティーであるかが区別されていない情報である。特定商品/サービス判別機能部43は、IDを基礎にして第1図及び第3図に示した概念図におけるコンテンツを特定商品/サービスであると判別し、ID=Mxxxxに関し、特定商品/サービス起動信号及び受取ロイヤリティーの値に関する情報を出力し、また、IDを基礎にして第1図及び第3図に示した概念図における商品を非特定商品/サービスであると判別し、ID=Sxxxxに関し、非特定商品/サービス起動信号及び支払ロイヤリティーの値に関する情報を出力する。
第8図は第7図の特定商品/サービス判別部25とは異なる他の特定商品/サービス判別部の内部構成を示すブロック図であり、第9図は第8図の判別情報記憶部49に記憶された情報のレコードフォーマットの一例を示す図である。
第8図の特定商品/サービス判別部45は、特定商品/サービス判別機能部47と、判別情報記憶部49とを備える。特定商品/サービス判別機能部47には、購買情報収集部23が出力した購買情報のうち、少なくともコンテンツ/商品IDを表す情報が入力される。特定商品/サービス判別機能部47は、判別情報記憶部49におけるレコードフォーマットとしてのコンテンツ/商品マスタ51に従い、入力されたIDを基礎にして特定商品/サービス又は非特定商品/サービスの種別を特定する。また、特定商品/サービス判別機能部47は、判別情報記憶部49におけるレコードフォーマットとしてのコンテンツ/商品マスタ51に従い、入力されたIDを基礎に、特定商品/サービスについての受取ロイヤリティーと非特定商品/サービスについての支払ロイヤリティーとを特定し、さらには販売者を識別する販売者IDも特定する。これにより、特定商品/サービス判別機能部47は、コンテンツ/商品IDが特定又は非特定のいずれであるかの種別によって、特定商品/サービスに関しては特定商品/サービス起動信号及び受取ロイヤリティーの値に関する情報を出力し、また、非特定商品/サービスに関しては非特定商品/サービス起動信号及び支払ロイヤリティーの値に関する情報を出力する。
第10図は第9図のレコードフォーマットとは異なる他のレコードフォーマットの例を示す図である。
このレコードフォーマットは、コンテンツ/商品マスタ53と販売者マスタ55とから構成される。コンテンツ/商品マスタ53によってコンテンツ/商品IDと受取/支払ロイヤリティーと販売者IDとの特定が可能であり、販売者マスタ55によって販売者IDと特定商品/サービスか否かについての特定/非特定種別と例えば業務提携等にてグループ分けした場合のグループ番号との特定が可能である。そして、コンテンツ/商品マスタ53の販売者IDと販売者マスタ55の販売者IDとの照合により、第9図の場合と同様に、特定商品/サービス判別機能部47は、コンテンツ/商品IDが特定又は非特定のいずれであるかの種別によって、特定商品/サービスに関し、特定商品/サービス起動信号及び受取ロイヤリティーの値に関する情報を出力し、また、非特定商品/サービスに関しては非特定商品/サービス起動信号及び支払ロイヤリティーの値に関する情報を出力する。
なお、第10図のようなレコードフォーマットは、特定の販売業者が販売する商品/サービスが特定商品/サービスであるような会社間における特定と非特定の種別が行われる場合に有効なレコードフォーマットである。
また、第7図の特定商品/サービス判別機能部43に入力されるロイヤリティーの値に関する情報並びに第8図の判別情報記憶部49に記憶された第9図及び第10図の受取/支払ロイヤリティーの値に関する情報は、金額を用いた表現以外に、販売価格とこれに対する最高割引率とを用いて表現してもよく、商品/サービス毎に販売価格が予め設定されていれば販売価格に対する最高割引率を用いて表現してもよい。
第11図は第1図に示した発明概念における第5図の算定部27の内部構成を示すブロック図である。
算定部27は、特定商品/サービス処理部57と、非特定商品/サービス処理部59と、出力部61とを備える。特定商品/サービス処理部57は、割引還元値算定機能部63と、ロイヤリティー算定機能部65と、ロイヤリティーポイント算定機能部67とを備える。非特定商品/サービス処理部59は、割引還元値算定機能部69と、ロイヤリティー算定機能部71と、ロイヤリティーポイント算定機能部73とを備える。特定商品/サービス起動信号及び受取ロイヤリティーに関する情報が特定商品/サービス処理部57に入力され、非特定商品/サービス起動信号及び支払ロイヤリティーの値に関する情報が非特定商品/サービス処理部59に入力される。特定商品/サービス処理部57及び非特定商品/サービス処理部59は後述する所定の処理を行い、出力部61は、少なくとも、割引還元値に関する情報及び後取ロイヤリティーの値に関する情報、又は、割引還元値に関する情報及び先払ロイヤリティーの値に関する情報を出力する。
第12図は第11図の特定商品/サービス処理部57の動作を説明するためのフロー図であり、第13図は第12図に示す処理を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。ここで、1ポイントは1円として換算し、第13図における販売価格に対する受取Rの割合は100%、販売価格に対する支払Rの割合は10%としている。
まず、特定商品/サービス処理部57には、受取Rの値に加え、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値及び先払RPの値が入力される。
ステップS1において、割引還元値算定機能部63は、先払RPがあるか否かを判定する。先払RPがある場合にはステップS2に進み(第13図のケースNo<1>、<2>参照)、先払RPがない場合にはステップS6に進む(第13図のケースNo<3>参照)。
ステップS2において、割引還元値算定機能部63は、先払RPの値と受取Rの値と大小を比較する。先払RPの値が受取Rの値以上の場合にはステップS3に進み(第13図のケースNo<1>参照)、先払RPの値が受取Rの値よりも小さい場合にはステップS9に進む(第13図のケースNo<2>参照)。
ステップS3において、割引還元値算定機能部63は、受取R分を割引還元値に設定する。第13図のケースNo<1>では、初期値の先払RPが1,000ポイントであり、
受取Rが500円であることから、割引還元値は500円である。そして、コンテンツ価格が500円であることから消費者支払額は0円である。ステップS4において、ロイヤリティー算定機能部65は、消費者に割引還元できた分を後取Rに設定する。ステップS5において、ロイヤリティーポイント算定機能部67は、消費者に割引還元できたポイント分を先払RPより差し引く。第13図のケースNo<1>では差し引き後の先払RPは500ポイントである。ステップS4の処理及びステップS5の処理に対応して、ロイヤリティー算定機能部65は、先払Rの値も算定する。第13図のケースNo<1>では、
後取Rは500円であり、1,000円から500円分を差し引かれた後の先払Rは500円であり、特定商品/サービスであるコンテンツを販売するコンテンツ販売業者の収益は、消費者支払額がゼロであっても、後取Rを受け取るので500円である。
ステップS9において、割引還元値算定機能部63は、先払RP分を割引還元値に設定する。第13図のケースNo<2>では、初期値の先払RPは500ポイントであり、受取Rは1,300円であることから、割引還元値は500円である。そして、コンテンツ価格が1,300円であることから消費者支払額は800円である。ステップS10において、ロイヤリティー算定機能部65は、消費者に割引還元できた分を後取Rに設定する。ステップS11において、ロイヤリティーポイント算定機能部67は、消費者への割引還元に足りなかった分のポイントを先取RPに設定する。第13図のケースNo<2>では、算定後の先取RPは800ポイントである。ステップS12において、ロイヤリティーポイント算定機能部67は、先払RPをクリアする。ステップS10の処理からステップS12の処理に対応して、ロイヤリティー算定機能部65は、先払Rの値も算定する。
第13図のケースNo<2>では、後取Rは500円であり、500円から500円分を差し引かれた後の先払Rは0円である。そして、特定商品/サービスであるコンテンツを販売するコンテンツ販売業者の収益は、消費者支払額である800円と後取Rの500円とから1300円である。
ステップS6において、割引還元値算定機能部63は、割引還元値をゼロに設定する。
第13図のケースNo<3>でも、割引還元値は0円であり、コンテンツ価格が1,000円であることから消費者支払額は1,000円である。ステップS7において、ロイヤリティー算定機能部65は後取Rをゼロに設定する。ステップS8において、ロイヤリティーポイント算定機能部67は、消費者に割引還元できなかった分のポイントを先取RPに設定する。第13図のケースNo<3>では加算後の先取RPは1,000ポイントである。そして、特定商品/サービスであるコンテンツを販売するコンテンツ販売業者の収益は、消費者支払額と同額の1,000円である。
このようなステップS1からステップS12の処理により、特定商品又は特定サービスであるコンテンツを販売するコンテンツ販売業者は、いずれにおいても販売価格と同額の受取Rの額を収益として受け取ることが可能であり、これに応じた割引還元値と後取Rと先取RPと先払RPとが算定される。
第14図は第11図の非特定商品/サービス処理部59の動作を説明するためのフロー図であり、第15図は第14図に示す処理を具体的に説明するために場合分けした表形式の図である。ここで、1ポイントは1円として換算し、第15図における販売価格に対する受取Rの割合は100%、販売価格に対する支払Rの割合は10%としている。
まず、非特定商品/サービス処理部59には、支払Rの値に加え、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値及び先払RPの値が入力される。
ステップST1において、割引還元値算定機能部69は、先取RPがあるか否かを判定する。先取RPがある場合にはステップST2に進み(第15図のケースNo<4>、<5>参照)、先取RPがない場合にはステップST6に進む(第15図のケースNo<6>参照)。
ステップST2において、割引還元値算定機能部69は、先取RPの値と支払Rの値との大小を比較する。先取RPの値が支払Rの値以上の場合にはステップST3に進み(第15図のケースNo<4>参照)、先取RPの値が支払Rの値よりも小さい場合にはステップST9に進む(第15図のケースNo<5>参照)。
ステップST3において、割引還元値算定機能部69は、支払R分を割引還元値に設定する。第15図のケースNo<4>では、初期値の先取RPが1,200ポイントであり、支払Rが500円であることから、割引還元値は500円である。そして、商品価格が5,000円であることから消費者支払額は4,500円である。ステップST4において、ロイヤリティー算定機能部71は先払Rをゼロに設定する。ステップST5において、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、消費者に割引還元できたポイント分を先取RPより差し引く。第15図のケースNo<4>では差し引き後の先取RPは700ポイントである。そして、非特定商品/サービスである商品を販売する商品販売業者の収益は4,500円である。
ステップST9において、割引還元値算定機能部69は、先取RP分を割引還元値に設定する。第15図のケースNo<5>では、初期値の先取RPが800ポイントであり、
支払Rが1,000円であることから、割引還元値は800円である。そして、商品価格が10,000円であることから消費者支払額は9,200円である。ステップST10において、ロイヤリティー算定機能部71は、消費者への割引還元に足りなかった分を先払Rに設定する。第15図のケースNo<5>では、先払Rが200円である。ステップST11において、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、ステップST10の処理に対応して、消費者への割引還元に足りなかった分のポイントを先払RPに設定する。第15図のケースNo<5>では、200ポイントである。ステップST12において、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、先取RPをクリアしてゼロにする。そして、消費者支払額が9,200円であり、先払Rが200円であることから、非特定商品/サービスである商品を販売する商品販売業者の収益は、消費者支払額から先払Rを差し引いて9,000円となる。
ステップST6において、割引還元値算定機能部69は、割引還元値をゼロに設定する。第15図のケースNo<6>でも、割引還元値は0円であり、商品価格が10,000円であることから、消費者支払額は10,000円である。ステップST7において、ロイヤリティー算定機能部71は、消費者に割引還元できなかった分を先払Rに設定する。
第15図のケースNo<6>では、先払Rが1,000円に設定されている。ステップST8において、ステップST7の処理に対応して、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、消費者に割引還元できなかった分のポイントを先払RPに設定する。第15図のケースNo<6>では、先払RPに1,000ポイントが設定されている。そして、消費者支払額が10,000円であり、先払Rが1,000円であることから、非特定商品/サービスである商品を販売する商品販売業者の収益は、消費者支払額から先払Rを差し引いて9,000円となる。
このようなステップST1からステップST12の処理により、非特定商品又は非特定サービスである商品を販売する商品販売業者は、いずれにおいても販売価格から支払Rの額を差し引いた額を収益として受け取ることが可能であり、これに応じた割引還元値と先払Rと先取RPと先払RPとが算定される。
第16図は第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成の一例を示す図である。
第16図では、ロイヤリティーポイントをレコードで分けて識別している。すなわち、
先取ロイヤリティーポイントレコード75は先取ポイントのポイント値を格納し、先払ロイヤリティーポイントレコード77は先払ポイントのポイント値を格納する。
第17図は第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成の他の例を示す図である。
第17図では、ロイヤリティーポイントを識別子により識別している。すなわち、ロイヤリティーポイントレコード79は識別子とポイント値とを格納しており、識別子は先取又は先払を特定している。
第18図は第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された情報のレコード構成のさらに他の例を示す図である。
第18図では、ロイヤリティーポイントを符号により識別している。すなわち、ロイヤリティーポイントレコード81は正又は負のポイント値を格納する。そして、例えば、負の値は先取ポイントとし、正の値は先払ポイントとすることにより、先払と先取の区別が可能である。
以上のように例示したが、先払ロイヤリティーポイントと先取ロイヤリティーポイントは、識別可能であればよく、そのレコード構成は問わない。
第19図は第5図のロイヤリティー管理部31の内部構成を示すブロック図である。第20図は第19図の先払/後取ロイヤリティー記憶部97に記憶された情報のレコード構成を示す図であり、特に、第20図(A)は特定商品/サービスを販売する販売者についてのレコード構成を示す図であり、第20図(B)は非特定商品/サービスを販売する販売者についてのレコード構成を示す図である。
第19図を参照して、ロイヤリティー管理部31は、チェック機能部83と、振込み指示タイミング記憶部85と、ロイヤリティー振込データ編集機能部87と、販売者口座番号記憶部89と、ロイヤリティー預り口座記憶部90と、出力部91と、ロイヤリティー集計機能部93と、ロイヤリティーリード/ライト機能部95と、先払/後取ロイヤリティー記憶部97と、タイマー99とを備える。なお、ロイヤリティー預り口座記憶部90は、ロイヤリティー預り口座金融機関コード、ロイヤリティー預り口座店番号、ロイヤリティー預り口座番号を記憶している。
チェック機能部83には、販売者IDに関する情報と先払ロイヤリティーの値とが入力され、又は、販売者IDに関する情報と後取ロイヤリティーの値とが入力される。チェック機能部83は、入力された販売者IDに関する情報と先払/後取ロイヤリティーの値とに従い、振込み指示タイミング記憶部85に記憶された振込み指示タイミングを読み出す。この振込み指示タイミングには、リアルタイムに振込み処理を行うような即時振込みの場合、又は、所定期間が経過する時に振り込み処理を行う定時振込みの場合がある。なお、この定時処理は、販売者全員に対して同じ長さの期間が経過して振込み指示が行われる場合であっても、販売者毎に異なる長さの期間が経過して振込み指示が行われる場合でもよく、さらに同じ長さの期間が経過して振込み指示が行われる場合において振込み指示時点が同一時点であるか否かは問わない。
チェック機能部83が即時振込み処理を行うと判断した場合には、ロイヤリティー振込データ編集機能部87は、ロイヤリティー預り口座記憶部90が記憶するロイヤリティー預り口座番号等を読み出し、販売者口座番号記憶部89に記憶された販売者の口座番号を読み出し、それらと先払/後取ロイヤリティーとを編集する。
一方、チェック機能部83が定時振込み処理を行うと判断した場合には、通常処理として、ロイヤリティーリード/ライト機能部95は、販売者IDによって識別して先払/後取ロイヤリティーを先払/後取ロイヤリティー記憶部97に書き込む。
ここで、第20図を用いて、先払/後取ロイヤリティー記憶部97に記憶された特定商品/サービス販売者レコード101と非特定商品/サービス販売者レコード103を説明する。特定商品/サービス販売者レコード101には、販売者IDと、後取ロイヤリティーの値と、後取ロイヤリティーの発生日時と、定時振込みにより特定される振込日時と、
購入ユーザIDと、購入コンテンツ/商品IDとが格納されている。また、非特定商品/サービス販売者レコード103には、販売者IDと、先払ロイヤリティーの値と、先払ロイヤリティーの発生日時と、定時振込みにより特定される振込日時と、購入ユーザIDと、購入コンテンツ/商品IDとが格納されている。なお、特定商品/サービス販売者レコード101及び非特定商品/サービス販売者レコード103における購入ユーザIDと購入コンテンツ/商品IDとは、クーリングオフ等のキャンセル対応時に使用するものである。
ロイヤリティー集計機能部93は、振込み指示タイミング記憶部85に記憶された定時により定まる指示タイミングをタイマー99により把握し、ロイヤリティーリード/ライト機能部95に対して先払/後取ロイヤリティー記憶部97に記憶された先払/後取ロイヤリティーの読み出しを行わせ、先払/後取ロイヤリティーの集計を行う。そして、ロイヤリティー振込データ編集機能部87は、ロイヤリティー預り口座記憶部90が記憶するロイヤリティー預り口座番号等を読み出し、販売者口座番号記憶部89に記憶された販売者の口座番号を読み出し、それらと先払/後取ロイヤリティーとを編集する。
出力部91は、編集されたロイヤリティー振込みデータを第4図の金融機関21に対して出力する。金融機関21は、指示されたロイヤリティー振込みデータに従って振込処理を行う。
第21図はロイヤリティー算定モデルに関する販売業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図であり、第22図は第1のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図であり、第23図は第1のロイヤリティー算定及び管理並びに集金モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図であり、第24図は第2のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図であり、第25図は第3のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図であり、第26図は第2のロイヤリティー算定及び管理並びに集金モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図であり、第27図は第4のロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関とコンテンツ販売業者と商品販売業者との間で流れるデータの関係を示す図である。以下、第21図から第27図を用いて、第1図及び第2図に示した概念に基づく第4図から第20図に示した実施の形態の要旨をも説明する。 第21図を参照して、特定商品/サービスであるコンテンツを販売するコンテンツ販売業者1が特定コンテンツを販売する際、センター7(19)は、その購入ユーザに関する先払RPがあるか否かを判別し、ある場合には割引還元が可能であること及び後取Rが発生可能であることをコンテンツ販売業者1に知らせ、ない場合には先取RPを貯める。また、非特定商品/サービスである商品を販売する商品販売業者5が非特定商品を販売する際、センター7(19)は、その購入ユーザに関する先取RPがあるか否かを判別し、ある場合には割引還元が可能であることを商品販売業者5に知らせ、ない場合には先払Rが発生可能であることを知らせる。なお、先払Rが発生した場合には、それに合わせて先払RPのポイント値が変更される。
第22図では、リアルタイムでの先払RP付与が可能なモデルが示されている。消費者(ユーザ)3が特定商品/サービスである特定コンテンツを購入するとき、センター7(19)は、そのユーザに関する先払RPがあるか否かを判別する。先払RPがある場合には、センター7(19)は、割引還元が可能であることを消費者3に知らせ、割引還元が行われるとロイヤリティー支払いのために金融機関21に対してセンター7(19)を運営する運営体のR預り口座からコンテンツ販売業者の後取R口座に後取Rを振替させる指示を行う。これにより、コンテンツ販売業者1は、金融機関21からロイヤリティーを受け取る。一方、先払RPがない場合には、センター7(19)は、先取RPを貯める処理を行う。
消費者3が非特定商品/サービスである商品を購入するとき、センター7(19)は、
そのユーザに関する先取RPがあるか否かを判別する。ある場合には、センター7(19)は割引還元が可能であることを消費者3に知らせる。ない場合には、センター7(19)は、ロイヤリティー受け取りのために金融機関21に対して商品販売業者の先払R口座からセンター7(19)を運営する運営体のR預り口座に先払Rを振替させる指示を行い、金融機関21は、センター7(19)に対して先払R口座からR預り口座への振替分に対応して先払RPを増加させる指示を行う。なお、商品販売業者5は、先払R口座へロイヤリティーの支払いを行う必要がある。ここで、先払R口座からR預り口座への振替分であるR受取りの値は先払Rを意味し、この先払Rに対応して先払RPの追加が行われる。
第23図では、購入情報と支払情報との間にタイムラグがなく、リアルタイムでの先払RP付与が可能なモデルが示されている。すなわち、第23図に示すモデルでは、第22図に示したモデルに加え、金融機関21と消費者3とカード会社104との間の支払情報のデータ関係が示されている。以下、第23図のモデルについて、第22図に対して追加された点を説明する。
消費者3が非特定商品/サービスである商品を購入するときに金融機関21に対してR預り口座への支払いを行い又は金融機関21との間で承認されたカード会社104のクレジットカードを使って支払い行えば、先払RPの付与がリアルタイムに行える。そして、金融機関21は、商品販売価格から先払Rを差し引いた商品販売業者の収益をセンター7(19)を運営する運営体のR預り口座から商品販売業者の収益口座に振り替える。これにより、商品販売業者5は、収益を受け取ることができる。なお、金融機関21は、消費者3がクレジットカードを使って商品を購入したときの負担分をカード会社104に支払う必要がある。
第24図では、第22図に示したモデルと異なり、センター7(19)内には先払Rを記憶する先払R記憶部が設けられており、購入情報と先払R受取りとの間にタイムラグがあり、リアルタイムでの先払RP付与が不可能な場合のモデルが示されている。
第25図では、先払Rの借入れにより購入情報とのタイムラグを解決し、リアルタイムでの先払RP付与を可能にするモデルが示されている。以下、第24図と異なる点を説明する。
金融機関21には貸付口座が設けられている。金融機関21は、商品販売業者の先払R口座から運営体のR預り口座に振り替えを行うことなく、貸付口座から先払R分を運営体のR預り口座に振り替え、運営体が金融機関21から先払R分を借り入れる形にする。これにより、リアルタイムでの先払RP付与が可能になる。そして、金融機関21は、商品販売業者の先払R口座から運営体のR預り口座への振替によるロイヤリティーの受取り後、貸付口座に返済のための振替を行う。なお、借入れによって生じた金利は、運営体又は商品販売業者が負担すればよい。
第26図では、第23図に示したモデルと異なり、センター7(19)内には先払Rを記憶する先払R記憶部が設けられており、購入情報と先払R受取りとの間にタイムラグがあり、リアルタイムでの先払RP付与が不可能な場合のモデルが示されている。
第27図では、第24図に示したモデルと異なり、センター7(19)内には後取Rを記憶する後取R記憶部が設けられており、購入情報入手タイミング以降の例えば後日に先払Rを受取り、後取R支払いが実行されるモデルが示されている。
第28図は第3図に示した発明概念における第11図の算定部27の特定商品/サービス処理部57の動作を説明するためのフロー図であり、第29図は第3図に示した発明概念における第11図の算定部27の非特定商品/サービス処理部59の動作を説明するためのフロー図である。
第28図を参照して、まず、特定商品/サービス処理部57には、受取Rの値が入力され、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値も入力される。そして、ステップSS1において、特定商品/サービス処理部57のロイヤリティーポイント算定機能部67は、受取R分を先取RPに追加して設定する。これにより先取RPが算出される。そして、特定商品/サービスを販売する販売業者は、消費者支払額(受取R)をそのまま収益として受け取る。
第29図を参照して、まず、非特定商品/サービス処理部59には、支払Rの値に加え、第5図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値が入力される。
ステップSST1において、割引還元値算定機能部69は、先取RPがあるか否かを判定する。先取RPがある場合にはステップSST2に進み、先取RPがない場合にはステップSST7に進む。
ステップSST2において、割引還元値算定機能部69は、先取RPの値と支払Rの値との大小を比較する。先取RPの値が支払Rの値以上の場合にはステップSST3に進み、先取RPの値が支払Rの値よりも小さい場合にはステップSST5に進む。
ステップSST3において、割引還元値算定機能部69は、支払R分を割引還元値に設定する。ステップSST4において、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、消費者に割引還元できたポイント分を先取RPより差し引く。
ステップSST5において、割引還元値算定機能部69は、先取RP分を割引還元値に設定する。ステップSST6において、ロイヤリティーポイント算定機能部73は、先取RPをクリアする。
ステップSST7において、割引還元値算定機能部69は、割引還元値をゼロに設定する。
このようなステップSST1からステップSST7の処理により割引還元値と先取RPの値が算定され、非特定商品又は非特定サービスである商品を販売する販売業者は、支払Rの額を上限とする収益割引還元値が商品販売価格から差し引かれた金額を収益として受け取る。
第30図は本発明の第2の実施の形態に係るポイントサービスシステムが備えるセンターの内部構成を主に示すブロック図である。
センター105は、購買履歴記憶部107と、特定商品/サービス判別部109と、判別済購買履歴記憶部111と、算定部113と、ロイヤリティー管理部115と、ロイヤリティーポイント記憶部29とを備える。そして、ECサイト11a,11b,11c又は店舗端末13a,13b,13cが備える購買情報収集部23から出力された購買情報が、購買履歴記憶部107と特定商品/サービス判別部109とに入力される。センター105は、購買履歴記憶部107及び判別済購買履歴記憶部111を備えることにより、
第5図のセンター19の場合と異なり、蓄積された履歴データに基づく、所定期間が経過する毎に処理を行う定時処理が可能である。
第31図は第30図の購買履歴記憶部107が記憶する購買履歴のレコード構成の一例を示す図であり、第32図は第30図の購買履歴記憶部107が記憶する購買履歴のレコード構成の他の例を示す図である。
第31図では、購買履歴レコード117は、購入ユーザIDと、購入コンテンツ/商品IDと、販売者IDと、販売価格と、購買日時とで構成されている。第32図では、購買履歴レコード119は、購入ユーザIDと、購入コンテンツ/商品IDと、販売者IDと、販売価格と、購買日時と、受取/支払ロイヤリティーの値とで構成されている。
第33図は第30図の特定商品/サービス判別部109の内部構成を示すブロック図である。
特定商品/サービス判別部109は、特定商品/サービス判別機能部121を備え、特定商品/サービス判別機能部121には、購買情報収集部23が出力する購買情報が入力され、また、購買履歴記憶部107が記憶した購買履歴情報が読み出されて入力される。
特定商品/サービス判別機能部121は、第7図の特定商品/サービス判別部25の特定商品/サービス判別機能部43と同様な処理を行い、入力された情報に対し、特定商品/サービスに関する情報であるのか又は非特定商品/サービスに関する情報であるのかの判別を行って、特定又は非特定を種別する。
第34図は第33図の特定商品/サービス判別部109とは異なる他の特定商品/サービス判別部の内部構成を示すブロック図である。
特定商品/サービス判別部123は、特定商品/サービス判別機能部125と、判別情報記憶部127とを備える。特定商品/サービス判別機能部125には、購買情報収集部23が出力する購買情報が入力され、また、購買履歴記憶部107が記憶した購買履歴情報が読み出されて入力され、さらに、判別情報記憶部127が記憶した判別情報が読み出されて入力される。判別情報記憶部127は第8図の判別情報記憶部49と同様であり、
特定商品/サービス判別機能部125は、第8図の特定商品/サービス判別部45の特定商品/サービス判別機能部47と同様な処理を行い、特定商品/サービスに関する情報であるのか又は非特定商品/サービスに関する情報であるのかの判別による特定又は非特定を種別する。
第35図は第30図の判別済購買履歴記憶部111が記憶する判別済購買履歴のレコード構成を示す図である。
判別済購買履歴レコード129は、購入ユーザIDと、購入コンテンツ/商品IDと、
販売者IDと、販売価格と、購買日時と、受取/支払ロイヤリティーの値と、特定/非特定種別とにより構成される。この特定/非特定種別は、第33図の特定商品/サービス判別部109の特定商品/サービス判別機能部121の判別処理、また、第34図の特定商品/サービス判別部123の特定商品/サービス判別機能部125の判別処理によって、
得られる。
第36図は第30図の算定部113の内部構成を示すブロック図である。
算定部113は、処理部131と、出力部133とを備える。処理部131は、割引還元値算定機能部135と、ロイヤリティー算定機能部137と、ロイヤリティーポイント算定機能部139とを備える。
第37図は第36図の処理部131の動作を説明するためのフロー図であり、第38図は第36図の処理部131の動作を説明するための関係図である。
まず、第36図の処理部131には、判別済購買履歴情報が入力され、第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値と先払RPの値とが入力される。
ステップT1において、ロイヤリティー算定機能部137が、購買履歴の仕分けを行う。具体的には、購買履歴は、支払Rの総和であるΣ支払Rと、受取Rの総和であるΣ受取Rとに仕分けされる。
ステップT2において、割引還元値算定機能部135は、特定商品/サービスの分を割引還元するか否かを判断する。この判断は、(先払RP+Σ支払R)≧(先取RP+Σ受取R)であるか否かによって行われる。割引還元を特定商品/サービスの分とする場合にはステップT3に進み、割引還元を非特定商品/サービスの分とする場合にはステップT9に進む。
ステップT3では、(先取RP+Σ受取R)がΣ割引還元値として設定される。ステップT9では、(先払RP+Σ支払R)がΣ割引還元値として設定される。
このΣ割引還元値について第38図を用いて簡単に説明する。特定商品/サービス販売業者が販売する特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)と非特定商品/サービス販売業者が販売する非特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)との合計は、消費者(ユーザ)の購入価格の総和(Σユーザ購入額)に一致する。
受取Rは100%の最大割引率に設定しているので、特定商品/サービス販売業者が販売する特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)は、受取Rの総和(Σ受取R)に一致する。
支払Rは例えば10%の最大割引率に設定されており、非特定商品/サービス販売業者が販売する非特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)は、支払Rの総和(Σ支払R)と非特定商品/サービス販売業者の収益の総和(Σ収益)の合計に設定されている。
以上の場合において、消費者が受ける割引還元の総和(Σ割引還元)が、ステップT3又はステップT9において、(先取RP+Σ受取R)又は(先払RP+Σ支払R)に設定される。なお、Σユーザ支払額は、Σ販売価格の総和に等しいΣユーザ購入額からΣ割引還元の値を差し引いた額となる。
ステップT4において、前回から繰越した先払RPの値が一時保存される。
ステップT5において、ロイヤリティーポイント算定機能部139が、次回に回すRPは特定分であるか否かについて判断する。この判断は、(先払RP+Σ支払R)≦(先取RP+Σ受取R)であるか否かによって行われる。次回に回すRPが特定分の場合にはステップT6に進み、次回に回すRPが非特定分の場合にはステップT10に進む。
ステップT6において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、(先取RP+Σ受取R)−(先払RP+Σ支払R)の値を先取RPとして算定し、算定した先取RPの値を第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶させる。ステップT6に続いてステップT7において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、先払RPをクリアし、第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先払RPの値をゼロにする。
ステップT10において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、(先払RP+Σ支払R)−(先取RP+Σ受取R)の値を先払RPとして算定し、算定した先払RPの値を第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶させる。ステップT10に続いてステップT11において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、先取RPをクリアし、第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値をゼロにする。
ステップT8において、Σ先払Rの設定が行われる。具体的には、次回繰越し先払RPからステップT4において一時保存した前回先払RPを差し引いた値をΣ先払Rに設定する。ここで、前回先払RPの値がゼロより大きな値であり、(先払RP+Σ支払R)の値がΣ割引還元値とされた場合には、先払RPがステップT7でクリアされて次回繰越しが無いので、Σ先払Rはマイナスの値になる。前回先取RPの値がゼロであり、Σ受取Rの値がΣ割引還元値とされた場合には、Σ先払Rは、前回先払RPと次回繰越しの先払RPとの値の大小によってマイナスの値となるか又はプラスの値となるかが決まる。また、前回先払RPの値がゼロであり、Σ支払Rの値がΣ割引還元値とされた場合にはΣ先払Rは発生せず、(先取RP+Σ受取R)の値がΣ割引還元値とされた場合には次回繰越しの先払RPに対応するプラスの値のΣ先払Rが発生する。
なお、ステップT8の処理をΣ先払Rの絶対値を求める処理としてもよい。具体的には、一時保存された前回先払RPよりも次回繰越しの先払RPが大きな値の場合には次回繰越し先払RP−前回先払RPを求めて加算分のΣ先払Rを設定し、一時保存された前回先払RPと次回繰越しの先払RPとが同じ値の場合にはΣ先払Rをゼロに設定し、一時保存された前回先払RPよりも次回繰越しの先払RPが小さな値の場合には前回先払RP−次回繰越先払RPを求めて減算分のΣ先払Rを設定すればよい。
このようなステップT1からステップT11の処理により、Σ割引還元値と、Σ受取Rと、Σ支払Rと、Σ先払Rと、先取RPと、先払RPとが算定され、第36図の出力部133はこれらを出力する。
第39図は第30図のロイヤリティー管理部115の内部構成を示す図である。
ロイヤリティー管理部115は、ロイヤリティー振込データ編集機能部141と、ロイヤリティー預り口座記憶部138と、販売者口座番号記憶部140と、出力部142とを備える。なお、ロイヤリティー預り口座記憶部138は、ロイヤリティー預り口座金融機関コード、ロイヤリティー預り口座店番号、ロイヤリティー預り口座番号を記憶している。ロイヤリティー振込データ編集機能部141には、特定商品/サービスの販売による収益総和と同額のΣ受取Rと、非特定商品/サービスの販売によるΣ支払Rと、Σ先払Rと、判別済購買履歴情報とが入力され、ロイヤリティー振込データ編集機能部141は、ロイヤリティー預り口座記憶部138が記憶するロイヤリティー預り口座番号等を読み出し、販売者口座番号記憶部140が記憶する販売者の口座番号を読み出し、上記入力されたΣ受取R等と読み出した口座番号等を編集して振込データを求める。この編集された振込みデータは出力部142により出力され、第4図の金融機関21は、入力された振込みデータに従って振込処理を行う。
以下、金融機関21との関係からΣ先払Rをさらに説明する。Σ先払Rの値は、Σ記号を使って累計値と表記しているが、実際は、Σ受取RとΣ支払Rとの間の関係を調整する数値である。説明のため、Σ先払R預りプール口座(全ユーザに対するプール口座)があったとする。また、前回先払RPの値が次回繰越先払RPの値よりも小さな値の場合に増加したΣ先払RがΣ先払R預りプール口座に振り込まれるときにその振込元となる全ユーザに対するΣ支払Rプール口座があり、前回先払RPの値が次回繰越先払RPの値よりも大きな値の場合に減少したΣ先払RがΣ先払R預りプール口座から振り込まれるときにその振込先となる全ユーザに対するΣ受取Rプール口座があるとする。そして、第39図のロイヤリティー管理部115が判別済購買履歴情報に基づく振込データを出力することにより、非特定側の各販売業者に対応する各Σ支払R口座からΣ支払Rプール口座には販売者毎に集計して算出したΣ支払Rの引落しが行われ、Σ受取Rプール口座から特定側の各販売業者に対応する各Σ受取R口座には販売者毎に集計して算出したΣ受取Rの振込みが行われるとする。また、Σ支払Rプール口座からΣ受取Rプール口座にΣ支払Rの全部又は一部が振り込まれるとする。このような関係において、前回先払RPの値が次回繰越先払RPの値よりも小さい値の場合にはΣ受取R=Σ支払R−Σ先払Rという関係式が成立し、前回先払RPの値が次回繰越先払RPの値よりも大きな値の場合にはΣ受取R=Σ支払R+Σ先払Rという関係式が成立し、前回先払RPの値が次回繰越先払RPの値に等しい場合にはΣ受取R=Σ支払Rという関係式が成立する。なお、上記では、説明の便宜上、Σ受取Rプール口座とΣ支払Rプール口座とを設けたが、これらは必ずしも必要ではなく、非特定側の各販売業者に対応する各Σ支払R口座からΣ先払R預りプール口座を介して特定側の各販売業者に対応する各Σ受取R口座に振り込まれる一連の処理が特定される計算が行われればよい。また、便宜上、上記プール口座は全ユーザを対象としたが、全販売業者としてもよい。
なお、第30図では、購買履歴記憶部107をセンター105内に設けたが、判別済購買履歴記憶部111をセンター105内に設けているので、購買履歴記憶部107は必ずしも必要ではない。また、購買情報収集部23の出力する購買情報が購買履歴記憶部107に記憶され、購買履歴情報が特定商品/サービス判別部109により特定/非特定が種別されて、判別済購買履歴情報が算定部113に入力されるのであれば、判別済購買履歴記憶部111は不要であり、購買履歴記憶部107は、ECサイト11a,11b,11c又は店舗端末13a,13b,13cに設けられてもよい。
第40図はロイヤリティー算定モデルに関する決済業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図であり、第41図はロイヤリティー算定及びΣユーザ支払額算出モデルに関する決済業者とセンターとの間で流れるデータの関係を示す図であり、第42図はロイヤリティー算定及び管理モデルに関する消費者とセンターと金融機関との間で流れるデータの関係を示す図であり、第43図はロイヤリティー算定及び管理並びにΣユーザ支払額算出モデルに関する消費者とセンターと金融機関との間で流れるデータの関係を示す図である。以下、第40図から第43図を用いて、第1図及び第2図に示した概念に基づく第30図から第39図に示した実施の形態の要旨をも説明する。
第40図では、購買履歴情報が決済業者143からセンター7(105)に与えられる。センター7(105)は、第37図のステップT1に従って、Σ支払RとΣ受取Rとに仕分けする。ここで、Σ支払Rは非特定商品/サービスに関するものであり、Σ受取Rは特定商品/サービスに関するものである。第37図のステップT2,T5と同様な判別処理が行われる。そして、(先払RP+Σ支払R)>(先取RP+Σ受取R)の場合にはその差分が先払RPとして保存され、(先払RP+Σ支払R)≦(先取RP+Σ受取R)の場合にはその差分が先取RPとして保存される。また、(先払RP+Σ支払R)と(先取RP+Σ受取R)とのうち、小さい値が割引還元値とされる。センター7(105)は、
決済業者143に、Σ先払RとΣ割引還元値とを通知する。決済業者143は、次期繰越先払RPが前回先払RPよりも増加する場合に非特定側の収益口座から先払R預かり口座に増加分のΣ先払Rを振り替え、次期繰越先払RPが前回先払RPよりも減少する場合に先払R預かり口座から特定側の収益口座に減少分のΣ先払Rを振り替える。
第41図では、第40図の場合と異なり、購買履歴情報が、Σ支払RとΣ受取Rとに加え、Σユーザ購入額にも仕分けされている。このΣユーザ購入額は、Σ受取R+Σ収益+Σ支払Rによって求められる。そして、このΣユーザ購入額からΣ割引還元値が差し引かれてΣユーザ支払額が求められ、センター7(105)は、このΣユーザ支払額とΣ先払Rとを決済業者143に通知する。
第42図では、消費者(ユーザ)3が、特定コンテンツを購入後、また、非特定商品を購入後、センター7(105)は算出したΣ受取Rと非特定側Σ収益とΣ先払Rとの振込指示を金融機関21へ送る。そして、金融機関21は、Σ先払Rに関しては第40図の場合と同様に処理し、センター7(105)を運営する運営体のR預り口座から特定コンテンツを販売するコンテンツ販売業者の受取R口座にΣ受取Rを振込み、R預り口座から非特定商品を販売する商品販売業者の収益口座にΣ収益を振り込む。一方、センター7(105)が金融機関21にΣ割引還元値の振込指示する前に、消費者3がセンター7(105)を運営する運営体のR預り口座に購入金額を支払い、又は、消費者3がユーザ口座に購入金額を支払ってユーザ口座からR預り口座へ購入金額が振り込まれた場合には、センター7(105)がΣ割引還元値を金融機関21に振込指示した後、R預り口座からユーザ口座にΣ割引還元値が振り込まれ、消費者3はキャッシュバックを受ける。
第43図では、第41図の場合と同様にΣユーザ支払額(=Σユーザ購入額−Σ割引還元値)が求められ、Σユーザ支払額が消費者3に通知され、消費者3はΣユーザ支払額をユーザ口座に支払い又はR預り口座に支払う。そして、ユーザ口座にΣユーザ支払額が支払われた場合には、Σユーザ支払額の振込指示により、金融機関21は、Σユーザ支払額をユーザ口座からR預り口座へ引き落とす。なお、Σ先払RとΣ受取Rと非特定側Σ収益とに関する処理は、第42図の場合と同様である。
第44図は第3図に示した発明概念における第36図の算定部113の動作を説明するためのフロー図であり、第45図は第44図の場合における第36図の算定部113の動作を説明するための関係図である。
まず、第36図の処理部131には、判別済購買履歴情報が入力され、第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値が入力される。
ステップTT1において、ロイヤリティー算定機能部137が、購買履歴の仕分けを行う。具体的には、購買履歴は、支払Rの総和であるΣ支払Rと、受取Rの総和であるΣ受取Rと、非特定側の収益の総和であるΣ収益とに仕分けされる。
ステップTT2において、割引還元値算定機能部135は、特定商品/サービスの分を割引還元するか否かを判断する。この判断は、Σ支払R≧(先取RP+Σ受取R)であるか否かによって行われる。割引還元を特定商品/サービスの分とする場合にはステップTT3に進み、割引還元を非特定商品/サービスの分とする場合にはステップTT6に進む。
ステップTT3では、(先取RP+Σ受取R)がΣ割引還元値として設定される。ステップTT6では、Σ支払RがΣ割引還元値として設定される。
このΣ割引還元値について第45図を用いて簡単に説明する。特定商品/サービス販売業者が販売する特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)と非特定商品/サービス販売業者が販売する非特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)との合計は、消費者(ユーザ)の購入価格の総和(Σユーザ購入額)に一致する。
受取Rは100%の最大割引率に設定しているので、特定商品/サービス販売業者が販売する特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)は、受取Rの総和(Σ受取R)に一致する。
支払Rは例えば10%の最大割引率に設定されており、非特定商品/サービス販売業者が販売する非特定商品/サービスの販売価格の総和(Σ販売価格)は、支払Rの総和(Σ支払R)と非特定商品/サービス販売業者の収益の総和(Σ収益)の合計に設定されている。
以上の場合において、消費者が受ける割引還元の総和(Σ割引還元)が、ステップTT3又はステップTT6において、(先取RP+Σ受取R)又はΣ支払Rに設定される。なお、Σユーザ支払額は、Σ販売価格の総和に等しいΣユーザ購入額からΣ割引還元の値を差し引いた額となる。
ステップTT4において、ロイヤリティーポイント算定機能部139が、次回に回すRPがあるか否かについて判断する。この判断は、Σ支払R≦(先取RP+Σ受取R)であるか否かによって行われる。次回に回すRPがある場合にはステップTT5に進み、次回に回すRPがない場合にはステップTT7に進む。
ステップTT5において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、(先取RP+Σ受取R)−Σ支払Rの値を先取RPとして算定し、算定した先取RPの値を第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶させる。
ステップTT7において、ロイヤリティー算定機能部137は、(Σ収益+Σ支払R)−(先取RP+Σ受取R)の値を非特定側のΣ収益として再計算する。ここで、(Σ収益+Σ支払R)の値は非特定商品/サービスの販売総額であり、(先取RP+Σ受取R)の値は割引還元値の総和であるΣ割引還元の値である。ステップTT8において、ロイヤリティーポイント算定機能部139は、先取RPをクリアし、第30図のロイヤリティーポイント記憶部29に記憶された先取RPの値をゼロにする。
このようなステップTT1からステップTT8の処理により、Σ割引還元値と、Σ受取Rと、Σ支払Rと、Σ収益と、先取RPとが算定され、第36図の出力部133はこれらを出力する。ここで、非特定側のΣ収益に関し、ステップTT1において仕分けされ、ステップTT7において再計算されたが、第36図の算定部113は、Σ収益についての処理を行わず、Σ割引還元値、Σ受取R、Σ支払R、先取RPを算定し、その後にこれらが用いられてΣ収益が算定されてもよい。
なお、第30図から第45図に示した実施の形態において、消費者(ユーザ)に着目する観点から消費者毎のΣ割引還元値を算定する手法(第31図及び第32図の購入ユーザID参照)としたが(第38図及び第45図参照)、販売者に着目する観点から全消費者を横断した形で販売者毎のΣ受取RとΣ支払Rを算定する手法(第31図及び第32図の販売者ID参照)としてもよい。
第46図は本発明の第3の実施の形態に係るポイントサービスシステムの全体構成図である。
第4図に示したポイントサービスシステム9と異なる点を特に説明する。ポイントサービスシステム144は、第4図のセンター19に代えたセンター145と、ECサイト11a,11b,11cと、店舗端末13a,13b,13cと、ユーザ端末15a,15b,15cと、店舗端末13a等又はユーザ端末15a等において使用されるICカード17と、金融機関21とを備え、さらに、権利者端末147と、広告会社端末149とを備え、これらは通信ネットワーク22を介して繋がっている。
第47図は第46図の主にセンター145の内部構成を示すブロック図である。以下、第5図のセンター19と異なる点を特に説明する。
センター145は、特定商品/サービス判別部25と、算定部27と、ロイヤリティーポイント記憶部29と、ロイヤリティー管理部31とを備え、さらに、ロイヤリティーポイント振替処理部151と、収益配分処理部153と、広告効果測定処理部155とを備える。
第48図は主に第47図のセンター145と異なる他のセンターの内部構成を示すブロック図である。以下、第30図のセンター105と異なる点を特に説明する。
センター157は、購買履歴記憶部107と、特定商品/サービス判別部109と、判別済購買履歴記憶部111と、算定部113と、ロイヤリティーポイント記憶部29と、
ロイヤリティー管理部115とを備え、さらに、ロイヤリティーポイント振替処理部151と、収益配分処理部153と、広告効果測定処理部155とを備える。
第49図は第47図及び第48図のロイヤリティーポイント振替処理部151の内部構成を示すブロック図であり、第50図は第49図のロイヤリティーポイント振替処理部151の動作を主に説明するための図である。
ロイヤリティーポイント振替処理部151は、先払ロイヤリティーポイント更新機能部159と、振替指示機能部161と、ロイヤリティー預り口座記憶部162とを備える。
なお、ロイヤリティー預り口座記憶部162は、ロイヤリティー預り口座金融機関コード、ロイヤリティー預り口座店番号、ロイヤリティー預り口座番号を記憶している。以下、動作について説明する。
ステップU1において、例えば、ECサイト11aにアクセス中のユーザ端末15aに第51図に示すポイント振替ログイン画面165が表示される。ポイント振替ログイン画面165において、ユーザ3は、振替種別として「ポイントをユーザ口座へ振り替える」又は「ユーザ口座からポイントへ振り替える」のいずれかを選択することができる。そして、ユーザ3が、振替種別を選択後、ポイント振替ログイン画面165において、ユーザIDとログインパスワードとを入力し、「ログイン」ボタンをクリックして実行すると、
ステップU2に進む。
ステップU2では、第52図に示すポイント振替指示画面167又は第53図に示すポイント振替指示画面169がユーザ端末15aに表示される。ポイント振替指示画面167は、ポイント振替ログイン画面165において振替種別に「ポイントをユーザ口座へ振り替える」が選択されたときに表示され、ポイント振替指示画面169は、ポイント振替ログイン画面165において振替種別に「ユーザ口座からポイントへ振り替える」が選択されたときに表示される。
ユーザ3が、ポイント振替指示画面167に対し、振替元欄において表示された振替可能ポイント以内の振替指示ポイントと、振替先欄における金融機関コード、店番号、口座番号及びパスワードとを入力し、「実行」ボタンをクリックすると、又は、ポイント振替指示画面169に対し、振替元欄における金融機関コード、店番号、口座番号、パスワード及び振替金額(表示された振替可能金額以内)を入力し、「実行」ボタンをクリックすると、ステップU3に進み、ロイヤリティーポイント振替処理部151が処理を開始する。なお、第53図に示すポイント振替指示画面169と異なり、パスワードを入力して「実行」ボタンをクリックすることにより、第53図におけるパスワード以外の金融機関コード、店番号、口座番号、振替可能金額、振替金額についての表示が行われてもよく、さらに、振替可能金額については「残高照会」ボタンを設け、必要に応じてそれをクリックすることにより表示されるようにしてもよい。
振替種別が「ポイントをユーザ口座へ振り替える」の場合には、ステップU4において、振替指示機能部161が振替元の情報(ロイヤリティー預り口座金融機関コード、ロイヤリティー預り口座店番号、ロイヤリティー預り口座番号)、振替先の情報(ユーザ口座金融機関コード、ユーザ口座店番号、ユーザ口座番号)、振替(振込)金額及びパスワードを金融機関21に対して出力し、振替指示を行う。そして、金融機関21は、ロイヤリティー預り口座171からユーザ口座173への振替・振込処理を行う。
また、振替種別が「ポイントをユーザ口座へ振り替える」の場合には、ステップU5において、先払ロイヤリティーポイント更新機能部159が、ロイヤリティーポイント記憶部29の先払ロイヤリティーポイント記憶部163が記憶する先払ロイヤリティーポイントに対し振替指示ポイント分を減算する処理を行う。
次に、振替種別が「ユーザ口座からポイントへ振り替える」の場合には、ステップU6において、振替指示機能部161が振替元の情報(ユーザ口座金融機関コード、ユーザ口座店番号、ユーザ口座番号)、振替先の情報(ロイヤリティー預り口座金融機関コード、ロイヤリティー預り口座店番号、ロイヤリティー預り口座番号)、振替(振込)金額及びパスワードを金融機関21に対して出力し、振替指示を行う。そして、金融機関21は、ユーザ口座173からロイヤリティー預り口座171への振替・振込処理を行う。
また、振替種別が「ポイントをユーザ口座へ振り替える」の場合には、ステップU7において、先払ロイヤリティーポイント更新機能部159が、ロイヤリティーポイント記憶部29の先払ロイヤリティーポイント記憶部163が記憶する先払ロイヤリティーポイントに対し振替金額分を加算する処理を行う。
なお、ステップU5の後の先払ロイヤリティーポイントは、次に表示されるポイント振替指示画面167の振替可能ポイントとして反映する。
また、第49図等では、ユーザ3が、ユーザ口座の金融機関コード、店番号、口座番号を入力する形態としたが、ロイヤリティーポイント振替処理部151内にこれらを予め記憶させる形態としてもよい。
また、第49図のロイヤリティーポイント振替処理部151は、振替処理を行う場合に、消費者(ユーザ)の指示により、為替レートを使って外貨建てによる振替処理を行ってもよい。
第54図は第47図及び第48図の収益配分処理部153の内部構成を示すブロック図である。
収益配分処理部153は、チェック部175と、販売額更新部177と、Σ販売額記憶部179と、回収定義テーブル記憶部181と、配分額算出部183と、配分定義テーブル記憶部185と、Σ配分額記憶部187と、回収額算出部189と、Σ回収額記憶部191と、権利者送信先アドレス記憶部193と、出力部195とを備える。
第55図は第54図の収益配分処理部153の動作を説明するためのフロー図であり、第56図は第54図の収益配分処理部153の動作を具体的に説明するためのデータベース構造を示す図であり、第57図は第56図に示すデータベース構造において回収と配分の金額の関係を示す図である。
ステップSU1において、チェック部175は、第47図若しくは第48図の購買情報収集部23から入力されたコンテンツID及び販売価格、又は、第48図の購買履歴記憶部107から入力された購買履歴情報に従い、回収定義テーブル記憶部181に記憶された回収定義テーブルをチェックする。回収定義テーブルは、回収すべき回収金額と、それぞれに対して定められた割合で回収金額に至るまでの回収額を受け取る権利を有している権利者と、各権利者に対して定められた割合とが定義されている。第56図では、回収金額は100,000,000円であり、権利者にはスポンサーA、スポンサーB、スポンサーBが定まっており、スポンサーAの割合が50%(Σ回収額の最高値は50,000,000円)、スポンサーBの割合が25%(Σ回収額の最高値は25,000,000円)、スポンサーCの割合が25%(Σ回収額の最高値は25,000,000円)に定まっている。
ここで、回収金額についてさらに説明する。回収金額は第57図における広告スポンサー料に一致し、この広告スポンサー料は、コンテンツ制作費及び広告枠販売権料・放映権料のために第56図におけるスポンサーA,B,Cによって拠出されている。
ステップSU2において、チェック部175は、第47図若しくは第48図の購買情報収集部23から入力されたコンテンツID又は第48図の購買履歴記憶部107から入力された購買履歴情報にしたがって、コンテンツIDが収益配分対象か否かを判断する。コンテンツIDが収益配分対象である場合にはステップSU3に進み、コンテンツIDが収益配分対象ではない場合には処理が終了する。
ステップSU3において、販売額更新部177は、入力された販売額を用いてΣ販売額を更新し、更新後のΣ販売額をΣ販売額記憶部179に記憶させる。
ステップSU4において、チェック部175は、更新したΣ販売額と回収定義テーブル記憶部181に記憶された回収定義テーブルに定められた回収金額との大小を比較する。
Σ販売額≦回収金額の場合にはステップSU5に進み、Σ販売額>回収金額の場合にはステップSU6に進む。
ステップSU5において、回収額算出部189は、回収定義テーブル記憶部181に記憶された回収定義テーブルに従って、権利者毎の今回の回収額と回収額の総和(Σ回収額)とを算出し、Σ回収額記憶部191に権利者毎のΣ回収額を記憶させる。
第56図及び第57図を用いて各権利者に対するΣ回収額について説明する。広告スポンサー料を拠出したスポンサーA,B,Cにとっては、広告スポンサー料と同額の回収金額(第56図では、100,000,000円であり、スポンサーAのΣ回収額が50,000,000円、スポンサーBのΣ回収額が25,000,000円、スポンサーCのΣ回収額が25,000,000円)まではコンテンツ販売によって得た利益を回収する必要がある。そこで、Σ販売額≦回収金額までは、スポンサーAが回収額のうちの50%を受け取り、スポンサーBが回収額のうちの25%を受け取り、スポンサーCが回収額のうちの25%を受け取るように、各権利者の回収額が算出され、各権利者のΣ回収額も算出されて記憶される。
ステップSU6において、配分額算出部183は、配分定義テーブル記憶部185に記憶された配分定義テーブルに従って、権利者毎の今回の配分額と配分額の総和(Σ配分額)とを算出し、Σ配分額記憶部187に権利者毎のΣ配分額を記憶させる。
ここで、配分定義テーブルについて説明する。配分定義テーブルでは、配分すべき権利者と各権利者に対して定められた配分割合とが定義されている。第56図では、権利者として、制作者側と、投資又は買い手側と、スポンサー側とに大きく分けられ、制作者側の配分割合が30%、投資又は買い手側の配分割合が50%、スポンサー側の配分割合が20%に定められている。制作者側には配分割合が共に15%の制作者Dと制作者Eが定められ、投資又は買い手側には配分割合が30%の放送局Fと配分割合が20%の広告会社Gとが定められ、スポンサー側には配分割合が10%のスポンサーAと配分割合が共に5%のスポンサーB,Cとが定められている。
第56図及び第57図を用いて各権利者に対するΣ配分額について説明する。Σ販売額>回収金額では、広告スポンサー料を拠出したスポンサーA,B,Cが広告スポンサー料と同額を回収できたことにより、以降の収益が、配分定義テーブルに定められた割合で、各権利者に配分される。具体的には、制作者Dと制作者Eは共に15%の配分割合で受け取り、放送局Fは30%の配分割合で受け取り、広告会社Gは20%の配分割合で受け取り、スポンサーAは10%の配分割合で受け取り、スポンサーB,Cは共に5%の配分割合で受け取る。このような配分を行うべく、各権利者に対しての配分額が算出され、各権利者のΣ配分額も算出されて記憶される。
以上のように算出された各権利者への回収額又は配分額は、送信先アドレス記憶部193が記憶した権利者の送信先アドレスに従って、第46図の権利者端末147に対し、出力部195によりコンテンツIDと共に出力される。
なお、収益の回収及び配分の観点からは、上記特定商品又は特定サービスは多くの消費者(ユーザ)が購入するものが好ましい。
第58図は第47図及び第48図の広告効果測定処理部155の内部構成を示す図であり、第59図は第58図の広告効果測定処理部155の動作を説明するためのフロー図であり、第60図は広告効果測定及び広告制作者へのフィー算定処理を説明するために広告効果測定管理データベース構造とマッチング管理データベース構造を示した図である。
広告効果測定処理部155は、チェック部197と、効果測定計画テーブル記憶部199と、商品購入ユーザ管理レコード更新部201と、商品購入ユーザ記憶部203と、コンテンツ購入ユーザ管理レコード更新部205と、コンテンツ購入ユーザ記憶部207と、効果測定値更新部209と、広告制作者送信先アドレス記憶部211と、販売者送信先アドレス記憶部213と、効果測定値記憶部215と、出力部217とを備える。
ステップSSU1において、チェック部197は、第47図若しくは第48図の購買情報収集部23から入力されたユーザIDとコンテンツ/商品ID又は第48図の購買履歴記憶部107から入力された購買履歴情報に従い、効果測定計画テーブル記憶部199が記憶する効果測定計画テーブルをチェックする。
ここで、第60図を用いて効果測定計画テーブルについて説明する。広告効果測定管理データベースにおける効果測定計画テーブルでは、商品IDと、広告主たるメーカ等の販売者IDと、効果測定を行う対象期間と、フィー(fee)単価と、フィー(fee)支払条件と、広告出稿コンテンツとが定義されている。フィー(fee)支払条件には、測定種別と支払基準値(値がゼロを含む。)とが定義されており、広告出稿コンテンツには、商品IDにより特定される商品を宣伝する広告が掲載されたコンテンツのコンテンツIDが定義されている。なお、フィーとは、広告制作者である広告会社が広告主から受け取るものであり、広告効果測定、市場調査、需要予測などについての見返りとなるものをいう。
ステップSSU2において、チェック部197は、効果測定の対象コンテンツ又は商品であるかを判別し、対象コンテンツ又は商品の場合にはステップSSU3に進み、効果測定対象期間内であるかを判別し、効果測定対象期間である場合にはステップSSU4に進む。ステップSSU2において対象コンテンツ又は商品ではない場合、また、ステップSSU3において効果測定対象期間内ではない場合は、処理が終了する。
ステップSSU4において、チェック部197は、購入されたものが商品であるかを判別する。商品の場合にはステップSSU5に進み、チェック部197は、商品購入ユーザ記憶部203に記憶された第60図に示すマッチング管理データベースにおける商品購入ユーザ管理レコード216をチェックする。コンテンツの場合にはステップSSU16に進み、チェック部197は、第60図に示すマッチング管理データベースにおけるコンテンツ購入ユーザ管理レコード214をチェックする。
ステップSSU5に続くステップSSU6において、チェック部197は、当該商品を未購入のユーザか否かを判別し、購入済みのユーザの場合にはステップSS10に進む。
ステップSSU10において、効果測定値更新部209は、Σ購入数をカウントアップし、効果測定値記憶部215のΣ購入数記憶部に記憶させる。ここで、購入数を測定種別にしているが、これは、コンテンツに掲載された商品の広告を見て、その商品を購入していることと推定でき、購入数を広告効果測定の基準にできるからである。
ステップSSU6において、未購入のユーザの場合にはステップSSU7に進み、チェック部197は、当該商品と関連付けコンテンツの購入済みユーザか否かを判別する。当該商品と関連付けコンテンツの購入済みユーザでない場合には処理が終了し、当該商品と関連付けのコンテンツの購入済みユーザの場合にはステップSSU8に進む。
ステップSSU8では、商品購入ユーザ管理レコード更新部201が商品購入ユーザ記憶部203に記憶された商品購入管理レコード216にそのユーザを追加し、ステップSSU9では、効果測定値更新部209がΣマッチングユーザ数をカウントアップし、効果測定値記憶部215のΣマッチングユーザ数記憶部に記憶させ、ステップSSU10に進む。ここで、マッチングユーザ数を測定種別にしているが、これは、コンテンツに掲載された商品の広告を見て、その商品を購入していることと推定できるので、コンテンツ及び商品を共通して購入したユーザ数を広告効果測定の基準にできるからである。
ステップSSU11において、チェック部197は、測定種別が購入数か否かを判別する。測定種別が購入数である場合にはステップSSU12に進み、チェック部197はΣ購入数≧支払基準値であるか否かを判別する。Σ購入数<支払基準値の場合には処理が終了し、Σ購入数≧支払基準値の場合にはステップSSU13に進み、Σfee(=fee単価×Σ購入数)の更新が行われ、効果測定値記憶部215にはΣfeeも記憶される。 ステップSSU11において、測定種別が購入数ではない場合にはステップSSU14に進み、チェック部197はΣマッチングユーザ数≧支払基準値であるか否かを判別する。Σマッチングユーザ数<支払基準値の場合には処理が終了し、Σマッチングユーザ数≧支払基準値の場合にはステップSSU15に進み、Σfee(=fee単価×Σマッチングユーザ数)の更新が行われ、効果測定値記憶部215にはΣfeeも記憶される。
る。
一方、ステップSSU16に続くステップSSU17において、チェック部197は、
購入されたコンテンツのレコードがコンテンツ購入ユーザ管理レコード214にないか否かを判別する。ある場合には処理が終了し、ない場合にはステップSSU18において、
コンテンツ購入ユーザ管理レコード更新部205は、コンテンツ購入ユーザ記憶部207が記憶するコンテンツ購入管理レコード214に購入されたコンテンツのレコードを追加し、処理を終了する。
以上のようにして求められた効果測定値としての商品ID、Σマッチングユーザ数、Σ購入数及びΣFeeのうちから必要な値が、広告制作者送信先アドレス記憶部211に記憶された広告会社である広告制作者の送信先アドレス、又は、販売者送信先アドレス記憶部213に記憶された販売者の送信先アドレスに従って、出力部217により第46図の広告会社端末149、広告主たるメーカ等の販売者端末に対して出力される。
なお、広告効果測定の観点からは、特定商品又は特定サービスを非特定商品又は非特定サービスに比べて先に購入するように、特定商品又は特定サービス及び非特定商品又は非特定サービスを選定することが好ましい。
また、上記では、測定種別として、商品とコンテンツとの組み合わせ毎のマッチングユーザ数と購入数を用いたが、例えばマッチングユーザ数について延べ人数を用いてもよい。
第61図は本発明の4の実施の形態にかかるポイントサービスシステムの主にセンターの内部構成を示すブロック図である。
ECサイト11a,11b,11cと店舗端末13a,13b,13cは、購買情報収集部23に加え、確認情報受付部218を備える。確認情報受付部218は、第62図に示す特定商品/サービスとしてのコンテンツの単位購入が可能な番組ガイド画面231が表示された場合において、「購入内容を確認する」ボタンがクリックされることにより、
第63図に示す購入内容の確認画面233を表示可能である。そして、番組ガイド画面231の「定期購入へ」ボタンがクリックされることにより、第64図に示す特定商品/サービスとしてのコンテンツの定期購入が可能な定期購読番組ガイド画面235が表示されるので、確認情報受付部218は、同様に、「購入内容を確認する」ボタンがクリックされることにより、第65図に示す購入内容の確認画面237を表示可能である。また、確認情報受付部218は、第66図に示す非特定商品/サービスとしての商品の購入が可能な商品カタログ画面239が表示された場合において、「購入内容を確認する」ボタンがクリックされることにより、第67図に示す購入内容の確認画面241を表示可能である。
なお、第63図の購入内容の確認画面233、第65図の購入内容の確認画面237及び第67図の購入内容の確認画面241において、「これで注文する」ボタンがクリックされた場合には、消費者3には、例えば第68図又は第69図に示す利用明細書が送られる。
また、第62図等により、テレビ或いはパーソナルコンピュータにおける画面表示がイメージされるが、PDAなどの携帯情報端末における画面表示がなされてもよい。
センター219は、購買履歴記憶部107と、収益配分処理部153と、広告効果測定処理部155と、特定商品/サービス判別部221と、判別済購買履歴記憶部111と、算定部223と、ロイヤリティーポイント記憶部29と、ロイヤリティーポイント振替処理部151と、換算部227と、ロイヤリティー管理部225とを備える。
ここで、特定商品/サービス判別部221は、第47図の特定商品/サービス判別部25及び第48図の特定商品/サービス判別部109の役割を果たす。算定部223は、第47図の算定部27及び第48図の算定部113の役割を果たす。ロイヤリティー管理部225は、第47図のロイヤリティー管理部31及び第48図のロイヤリティー管理部115の役割を果たす。
なお、ロイヤリティー管理部225及びロイヤリティーポイント振替処理部151は金融機関21に対し口座振替等の情報を出力し、金融機関21は、ユーザ口座173、ロイヤリティー預り口座171又は販売者口座229への振込み処理等を行える。
第70図は第61図の換算部227とこれに関係する構成を示すブロック図である。
換算部227は、処理部242と為替レート記憶部243とを備える。処理部242は、算定部223を介し、購買情報とその情報中に使われる通貨単位とを受け取り、受け取った通貨単位とロイヤリティーポイント記憶部29が記憶するロイヤリティーポイントの通貨単位とを照合する。処理部242は、通貨単位が異なる場合には、為替レート記憶部243に記憶された為替レートに従い、ロイヤリティーポイントをECサイト11a,11b,11c、店舗端末13a,13b,13cにおいて使用されている通貨単位に換算し、算定部223へ出力する。なお、為替レート記憶部243は、ロイヤリティー管理部225内に設けられてもよい。
算定部223は、換算されたロイヤリティーポイントを用いて算定処理を行い、算定後に定まったロイヤリティーポイントを換算部227に出力する。換算部227の処理部242は、算定後に定まったロイヤリティーポイントの通貨単位をロイヤリティーポイント記憶部29における通貨単位に戻す逆換算を行い、逆換算後のロイヤリティーポイントの値をロイヤリティーポイント記憶部29に記憶させる。
なお、第22図から第27図に示したように、運営体のR預り口座への振込み後に、先払RPを増加させる場合には、金融機関21から振込終了の連絡を受けたロイヤリティー管理部225が、換算部227に対し、逆換算後のロイヤリティーポイントの値をロイヤリティーポイント記憶部29に記憶させるように管理すればよい。
また、第70図に示すように、換算部227に代えて又は換算部227と共に、ユーザ(消費者)が通貨単位変更情報を入力してロイヤリティーポイント記憶部29における通貨単位を自由に変更できる機能を有する通貨単位変更部228を設けてもよい。この通貨単位変更部228は処理部244と為替レート記憶部243とを備え、処理部244は、
入力された通貨単位変更情報の変更前後の通貨単位と為替レート記憶部243が記憶する為替レートとを用い、ロイヤリティーポイント記憶部29における通貨単位を変更する処理を行う。
以下、上記した本発明の実施の形態に係るポイントサービスシステムの主要構成についての好ましい実施例を示す。
第71図は本発明の第1の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。
ユーザ3は、ユーザ端末15a,15b,15cを利用してECサイト11a,11b,11cにアクセス可能であり、特定商品/サービスであるコンテンツと、非特定商品/サービスである商品を購入可能である。ECサイト11a,11b,11cは購買情報収集部23と確認情報受付部218とを備え、ユーザ3は、確認情報受付部218により確認を行うことができ、ECサイトの購買情報収集部23は入力される購買データにより購買情報を得ることができる。また、ユーザ3は、店舗端末13a,13b,13cを備える店舗においても、特定商品/サービスであるコンテンツと、非特定商品/サービスである商品とを購入可能である。
センター245は、ECサイト11a等、店舗端末13a等と通信ネットワーク22を介して情報通信が可能な通信部247と、特定商品/サービス判別部253と、ユーザ1〜n毎にロイヤリティーポイントを記憶するロイヤリティーポイント記憶部259と、ロイヤリティーポイント記憶部259に接続する算定部255と、販売者1〜n毎に先払/後取ロイヤリティーを記憶する先払/後取ロイヤリティー記憶部261と、先払/後取ロイヤリティー記憶部261に接続するロイヤリティー管理部257と、ユーザに関する情報を記憶するユーザマスタ263と、コンテンツ/商品に関する情報を記憶するコンテンツ/商品マスタ265と、販売者に関する情報を記憶する販売者マスタ267と、通信ネットワーク22を介して金融機関21に情報を送信することが可能な通信部251と、これらを制御する制御部249とを備える。
この実施例では、算定部255はセンター245内に備えられている。そして、データの随時処理が可能な構成としている。以下、簡単に、処理の流れを説明する。
購買情報収集部23が収集した購買情報(ユーザID、コンテンツ/商品IDを含む)を用い、特定商品/サービス判別部253は、その購買情報が特定商品/サービスの情報か、又は、非特定商品/サービスの情報かを判別する。その後、ロイヤリティーポイント記憶部259に接続する算定部255は算定処理を行い、その結果得られた割引還元値が確認情報受付部218によりユーザ3に示される。その後、ロイヤリティーポイント記憶部259にはロイヤリティーポイントが更新されて記憶される。そして、ロイヤリティー管理部257が動作して、金融機関21には振込情報(振込元銀行コード、振込元口座No、振込先銀行コード、振込先口座No、先払/後取ロイヤリティーを含む)が送られる。
なお、ユーザ端末15a,15b,15cは、携帯情報端末等であってもよい。
第72図は本発明の第2の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第71図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施例では、ICカード17が使われている。ICカード17は、ロイヤリティーポイント記憶部269を備えており、ユーザ3は、ICカード17をユーザ端末15a等、店舗端末13a等に対して使用可能である。センター271は、通信部247により、備えている算定部255と通信ネットワーク22を介してICカード17内のロイヤリティーポイント記憶部269との間で先取/先払ロイヤリティーポイントについてのその値のデータ通信を随時行わせている。
第73図は本発明の第3の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第72図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施では、データ処理が随時可能であると共に、ECサイト293に算定部309が設けられている。そして、ECサイト293は、特定商品/サービス判別部307と、
ユーザ情報記憶部295と、コンテンツ/商品情報記憶部297と、販売者情報記憶部299と、通信ネットワーク22を介してユーザ端末281との情報通信が可能な通信部301と、通信ネットワーク22を介してセンター311との情報通信が可能な通信部305と、購買情報収集部23及び確認情報受付部218の制御を行う制御部303とを備えている。
そして、ICカード273は、ユーザ情報記憶部275と、ロイヤリティーポイント記憶部277と、ICチップ制御部279とを備えている。また、ユーザ端末281は、ICカード273に対してデータの読み取りと書き込みを行うためのカードリーダ・ライタ283と、入力部285と、制御部287と、表示部289とを備えている。
なお、ICカード273に代えてICチップが組み込まれた装置としてもよい。
第74図は本発明の第4の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第73図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施例では、データ処理が随時可能であると共に、店舗端末312に算定部327が設けられている。そして、店舗端末312は、特定商品/サービス判別部325と、ユーザ情報記憶部315と、コンテンツ/商品情報記憶部317と、販売者情報記憶部319と、ICカード273に対してデータの読み取りと書き込みを行うためのカードリーダ・ライタ313と、通信ネットワーク22を介してセンター311との情報通信が可能な通信部323と、これらに加えて購買情報収集部23及び確認情報受付部218の制御を行う制御部321とを備えている。
第75図は本発明の第5の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第73図及び第74図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施例では、ICカード332内に算定部333を設けている。これに合わせて、
店舗端末335とECサイト337には、算定部は設けられていない。
なお、算定部が設けられる位置は上記に限られず、例えばユーザ端末内に設けてもよい。
第76図は本発明の第6の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第71図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施例では、随時処理ではなく、定時処理が行われる。そのため、ECサイト11a,11b,11c及び店舗端末13a,13b,13cには確認情報受付部を設けていない。また、センター339内には、購買履歴記憶部341が設けられている。そして、
センター339内の算定部343が算定処理を行った後、ロイヤリティー管理部345は、Σ受取ロイヤリティーとΣ収益とを振込情報として金融機関21に対して出力する。なお、第76図では、図示を省略したが、センター339がΣ先払ロイヤリティーを金融機関21に通知できることは言うまでもなく、センター339内に先払ロイヤリティー記憶部を設けてもよい。
第77図は本発明の第7の実施例に係るポイントサービスシステムの構成を示すブロック図である。以下、第76図に示す実施例と異なる点を特に説明する。
この実施例においても定時処理が行われるが、第76図の場合と異なり、特定商品/サービス判別部349がECサイト347及び店舗端末348内に設けられている。そして、センター351は、購買履歴記憶部に代えて判別済購買履歴記憶部353を備えている。
なお、定時処理においても、算定部はセンター内に設けられなくてもよい。
また、上記したポイントサービスシステムにおいて、システムを構成するセンター、ECサイト、店舗端末及びユーザ端末等のいずれかに算定部等の構成が備えられておけばよく、そして、算定部等の構成が通信ネットワークにより繋がっておけばよい。
さらに、上記したポイントサービスシステムにおいて、算定部を算定装置と捉え、また、例えば算定部とロイヤリティー管理部とを備えたシステムを算定管理システムと捉えてもよい。
以上の実施の形態(実施例を含む。)によるポイントサービスシステムが有効的に機能する広告収入による無料コンテンツビジネスについても、以下に説明する。
近年のデジタル化により、BS、CS、地上波、インターネットのブロードバンドによる多チャンネル化が急速に進んでいる。これに対し、全体の広告費はチャンネル数の増加に比例しないため、視聴率が分散化される結果、スポンサーから得られる1チャンネル当たりの広告収入の減少が生じてしまう傾向にある。
このような状況において、広告収入の減少を抑えるためにはメジャーコンテンツを確保し、メジャーコンテンツによる集客力を魅力にしてスポンサーに広告費を拠出させるなどの方策がとられることになる。
しかしながら、上記のメジャーコンテンツの数は少なく、そのために熾烈なコンテンツ確保競争による放映権の高騰が生じ、或いは、コンテンツ制作競争による制作費の巨額化が生じ、高額な放映権或いは制作費を広告収入のみでは回収が困難となる。
そして、上記実施の形態による広告収入を財源としない有料サービス又はこれに加えて広告収入も財源とする有料サービスは、上記問題を解決する新しい収益ビジネスモデルとなり得るものである。
すなわち、算定部27等により、コンテンツ供給側(特定側)からすれば有料コンテンツサービスであるが、視聴者(消費者)側からすれば割引があることから無料コンテンツサービスに近いサービスを受けることになり、有料コンテンツサービスの促進が図られる。
また、収益配分処理部153により、スポンサー(非特定側)は、広告費の回収が見込めるため高額な広告宣伝費を投入し易く、また、これにより制作者側(特定側)は放映権・制作費の投資回収が容易になる。
さらに、収益配分処理部153により、スポンサー(非特定側)は、広告宣伝とポイントインセンティブの両方でプロモーション活動を行っても、広告掲載が可能なコンテンツに広告を出してもそのコンテンツ販売収益によって広告費分の回収が可能となるため、ポイントインセンティブ費用のみを負担すればよい。加えて、広告費回収後の収益配分が行われるに至れば、ポイントインセンティブ費用の軽減或いは回収までも可能になる。
さらに、広告効果測定処理部155により、広告掲載対象商品(特定側)と広告対象商品(非特定側)とを関係付け、それらの購買マッチングを行うことにより、広告を見たためにその広告対象商品を購入した人数や数量、売上などの実績を測定するといった広告効果測定モデルが実現される。これにより、広告会社にとっては、新たなフィービジネスに繋がることになる。
以下、上記実施の形態について、さらに展開例を説明する。
第1図及び第3図に示した概念図では、コンテンツ販売業者1が販売する特定商品又は特定サービスとしてのコンテンツの販売価格と受取Rの値とを一致させたが、第78図及び第79図に示すように販売価格を受取Rの値よりも大きくしてもよい。但し、これらの場合においても、コンテンツ販売業者1の収益はコンテンツの販売価格に一致し、この収益と受取Rとの差額は消費者(ユーザ)3が負担すればよい。なお、第12図、第14図、第28図、第29図に示す処理はこのような概念に合わせて変更されればよい。
第37図及び第38図に示した処理、並びに、第44図及び第45図に示した処理においても、コンテンツ販売業者1が販売する特定商品又は特定サービスとしてのコンテンツの販売価格と受取Rの値とを一致させたが、販売価格を受取Rの値よりも大きくしてもよい。但し、これらの場合においても、コンテンツ販売業者1の収益はコンテンツの販売価格に一致し、この収益と受取Rとの差額は消費者(ユーザ)3が負担すればよい。なお、この場合において、第42図及び第43図のΣ収益として、非特定分に加え、特定分の販売価格による形式又は特定分の販売価格から受取Rを差し引いた値を求めておいてそれに受取Rを後から加算するという形式により特定分の収益も処理されればよい。
そして、上記全ての実施の形態における特定商品又は特定サービスと非特定商品又は非特定サービスの販売価格に対する最高割引率(受取R/特定側販売価格、支払R/非特定側販売価格)は例示であり、例えば第1図に示したような100%と10%の組み合わせには限られない。
第54図から第57図等に示した実施の形態における広告スポンサー料に対して採用される広告宣伝、及び、第58図から第60図等に示した実施の形態における広告宣伝の手法は、CM広告に限らず、いわゆるプロダクト・プレースメントであってもよい。ここで、プロダクト・プレースメントは、CMではなく、番組(コンテンツ)中で商品等を紹介するという手法をいい、例えば、テレビ番組や映画に企業が出品料を払って番組中や映画内容中にその商品を登場させることがその一例である。
上記全ての実施の形態では、先取ロイヤリティーポイント又は先払ロイヤリティーポイントをためるとき或いは割引還元のために使用するときにおいて、消費者(ユーザ)とポイント値の増減との関係は1対1の対応としたが、これに限られない。その例として家族などでロイヤリティーポイントを共有することが挙げられる。その具体的な手法としては、親のユーザIDを「ABC」とし、その子供のユーザIDを「DEF」とした場合において、RPポイント使用権を設定し、そのPRポイント使用権の条件を「ユーザIDがABC又はDEF」とすればよい。
上記全ての実施の形態では、ポイント値を金額に換算するときの単位は1円/ポイントとしたので、実質的にはポイント値の数的大きさはそれを金額換算した値と等価であり、
先払RP等の値は先払RP等を金額換算した値に置き換えてもよい。
上記全ての実施の形態では、ポイント値を金額に換算するときの単位は1円/ポイントとしたが、これに限られない。
上記全ての実施の形態では、割引還元として消費者の支払額を減額させたが、これに限らず、消費者の支払額そのものは減額せず、割引還元値と等価なクーポン(商品券等を含む。)を発行してもよい。
第22図から第27図、第40図から第43図、第50図、第61図、及び第71図から第77図等に示した実施の形態における金融機関(第40図及び第41図の決済業者を含む。)による振替或いは振込処理等は振替或いは振込処理手段等を用いて行われればよく、また、カード会社と金融機関間の情報伝達は情報通信ネットワークを利用したデータ通信により行われればよい。
上記実施の形態では、第12図及び第14図等を用いて示した随時処理と第37図等を用いて示した定時処理とは、組み合わされて処理が行われてもよい。その場合には、第5図の構成と第30図の構成とが組み合わされた構成となった上に、購買情報収集部23から出力される随時処理と定時処理とを区別する識別データが算定部27,113に入力され、随時処理の場合には算定部27が動作し、定時処理の場合には算定部113が動作すればよい。
なお、本発明は上記した実施の形態(実施例)に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまでもない。
産業上の利用可能性
以上のようなポイント又はクーポンサービスにおいて用いられる算定装置又は算定方法によれば、サービスを実施すると、販売又は提供において割引還元のためのポイント又はクーポンを発行可能な商品又はサービスであってインセンティブ費用を全く負担しなくて済む商品又はサービスの販売又は提供が可能になり、割引還元による収益の減少が全く生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスの集客力及び販売頻度を向上させることができる。
また、この算定装置又は算定方法によれば、サービスを実施すると、特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを定め、特定商品又は特定サービスの販売又は提供により非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値又はその金額換算値を発生可能とすることより、この先取ロイヤリティーポイントを通じ、特定商品又は特定サービスの集客力を利用して非特定商品又は非特定サービスの認知度を向上させることができる。
さらに、この算定装置又は算定方法によれば、サービスを実施すると、特定商品又は特定サービスと非特定商品又は非特定サービスとの結びつきが販売又は提供が繰り返される毎に強くなると共に、非特定商品又は非特定サービスが負担するインセンティブ費用の費用対効果が大きくなる。その結果、特定商品又は特定サービス及び非特定商品又は非特定サービスの販売が促進され、その循環により消費活動が活発化する。

Claims (28)

  1. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得る
    ポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するための所定ロイヤリティーの値を算定するロイヤリティー算定手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶された、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を取得し、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、
    前記ロイヤリティー算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺し、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、
    前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、
    前記ロイヤリティー算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引き、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する、算定装置。
  2. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いて得られる値に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するロイヤリティー算定手段とを備えた、算定装置。
  3. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定し、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するための所定ロイヤリティーの値を算定するロイヤリティー算定手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶された、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を取得し、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、
    前記ロイヤリティー算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、少なくとも前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺し、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、
    前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、
    前記ロイヤリティー算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引き、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定する、算定装置。
  4. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーとを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の和の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するロイヤリティー算定手段とを備えた、算定装置。
  5. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を算定する割引還元値算定手段と、
    前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値並びに前記受取ロイヤリティーの額及び前記支払ロイヤリティーの額を用いた所定の演算処理を行い、商品販売又はサービス提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記受取ロイヤリティーの額に対応する分を加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、
    前記割引還元値算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求め、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段は、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を上限とする前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値を差し引いた額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する、算定装置。
  6. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定する算定装置であって、
    前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定する割引還元値算定手段と、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較した場合において、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に算定し、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値の総和を差し引いた値に算定するために、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値の場合には前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、前記各所定期間経過前の先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが小さな値若しくは同じ値の場合には前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するロイヤリティーポイント算定手段を備えた、算定装置。
  7. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティー算定手段と、
    ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺するステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、
    前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引くステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップとを含む、算定方法。
  8. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段と、ロイヤリティー算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、
    値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いて得られる値に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するステップとを含む、算定方法。
  9. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売時又は提供時には前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティー算定手段と、
    ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を前記受取ロイヤリティーの額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を後取ロイヤリティーに定め、少なくとも前記後取ロイヤリティーの額と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値とを相殺するステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定し、前記受取ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、
    前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から支払ロイヤリティーの額を差し引いた額に算定するために、前記支払ロイヤリティーの額から前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引いて先払ロイヤリティーを定め、前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記先払ロイヤリティーの額及び前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を差し引くステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定し、
    前記支払ロイヤリティーの額から割引還元値を差し引いた値に対応する分を前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値に加算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先払ロイヤリティーポイントの値若しくはその金額換算値を算定するステップとを含む、算定方法。
  10. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供により前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能にするための先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を算定するための所定ロイヤリティーの値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを識別可能に記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段と、ロイヤリティー算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の和の値若しくは値が同じときには一方側の和の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額との和と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のうち、値が大きな側の和の値から値が小さな側の和の値を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を値が大きな側の和に含まれる前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、値が小さな側の和に含まれる前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値又は前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定し、値が同じときには前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値及び前記先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップと、
    前記ロイヤリティー算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額よりも大きな前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額を差し引いて算定するために、前記各所定期間経過前から繰越した先払ロイヤリティーポイントの金額換算値と前記ロイヤリティーポイント算定手段によって求めた次期に繰越す先払ロイヤリティーポイントの金額換算値との差を求め、その差を前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と前記各所定期間中に生じた前記支払ロイヤリティーの合計額との間の関係を調整する先払ロイヤリティーの値として算定するステップとを含む、算定方法。
  11. 商品販売時又はサービス提供時に割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売時又は提供時には前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記受取ロイヤリティーの額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に前記受取ロイヤリティーの額に対応する分を加算して前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップと、
    前記割引還元値算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した商品販売又はサービス提供前の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値に所定の演算を行って前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を減少させたことによる割引還元値を求めるステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が行われる毎に、前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による収益を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格から前記支払ロイヤリティーの額を上限とする前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値を差し引いた額に算定するために、前記ロイヤリティーポイント記憶手段から取得した前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供前の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を割引還元値に対応する分だけ減算して前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を算定するステップとを含む、算定方法。
  12. 商品販売又はサービス提供に伴い割引還元のためのポイント又はクーポンが発生し得るポイント又はクーポンサービスにおいて、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスと前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスとがあり、
    前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供により前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供における割引還元を可能とするための先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値が発生可能であり、
    前記特定商品又は特定サービスが販売又は提供された場合に前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額以下の受取ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスが販売又は提供された場合に前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の支払ロイヤリティーが定められ、
    前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供におけるクーポン発行による割引を含む割引還元値、並びに、前記特定商品又は特定サービス及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供後の前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を、算定装置を用いて算定する算定方法であって、
    前記算定装置は、前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するロイヤリティーポイント記憶手段と、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間中の、前記受取ロイヤリティー又は前記支払ロイヤリティーを含む購買履歴情報を記憶する購買履歴記憶手段と、割引還元値算定手段と、ロイヤリティーポイント算定手段とを備え、
    前記割引還元値算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、値が小さな側の値若しくは値が同じときには一方側の値を前記各所定期間中の割引還元値の総和として算定するステップと、
    前記ロイヤリティーポイント算定手段が、前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能かつ前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供が複数回行われることが可能な所定期間経過毎に、前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格と同額の場合には前記各所定期間中に生じた前記受取ロイヤリティーの合計額と同額に算定し、前記受取ロイヤリティーの額が前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格よりも小額の場合には前記各所定期間中に生じた前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の総額と同額に算定し、前各記所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による総収益を、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較した場合において、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に算定し、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額のほうが大きな値若しくは同じ値のときには前記各所定期間中に生じた前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の総額から前記割引還元値算定手段が算定した割引還元値の総和を差し引いた値に算定するために、前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額と、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和との大小を比較し、前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが大きな値若しくは同じ値の場合には前記各所定期間経過前から繰越した先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記各所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和から前記各所定期間中に生じた支払ロイヤリティーの合計額を差し引いた値に対応するポイント値若しくはその金額換算値を前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値の次期繰越値として求め、前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させるとともに、前記各所定期間経過前の先取ロイヤリティーポイントの値の金額換算値と前記所定期間中に生じた受取ロイヤリティーの合計額との和のほうが小さな値若しくは同じ値の場合には前記先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値についての次期繰越値をゼロに算定するステップとを含む、算定方法。
  13. 請求項7から12のいずれかに記載の算定方法をコンピュータにより実行可能なプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体。
  15. 請求項1から6のいずれかの算定装置と、
    換算手段とを備えた算定管理システムであって、
    前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを記憶し、又は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、
    前記換算手段は、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、及び、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、
    前記変更された金額を用いて請求項1から6のいずれかの算定装置に算定処理を行わせ、
    請求項1、2、3若しくは4の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイント及び先払ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、又は、請求項5若しくは6の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、
    前記戻された金額に対応するポイント値若しくは戻された通貨単位による金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させることを特徴とする、算定管理システム。
  16. 請求項1からのいずれかの算定装置と、
    請求項1から4のいずれかの算定装置が備えるロイヤリティー算定手段が算定した所定ロイヤリティーの値は販売者情報と関係付けられており、当該所定ロイヤリティーの値、
    又は、入力される前記所定ロイヤリティーの値に基づいて請求項1からのいずれかの算定装置により定まる前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益の全部又は一部を、前記販売者情報に基づいて、あらかじめ記憶された前記販売者の口座番号であって前記収益が振り込まれるべき口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力するロイヤリティー管理手段とを備えた、算定管理システム。
  17. 請求項1からのいずれかの算定装置と、
    請求項1から4のいずれかの算定装置が備えるロイヤリティー算定手段が算定した所定ロイヤリティーの値は販売者情報と関係付けられており、当該所定ロイヤリティーの値、
    又は、入力される前記所定ロイヤリティーの値に基づいて請求項1からのいずれかの算定装置により定まる前記特定商品又は特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益及び前記非特定商品又は非特定サービスの販売又は提供による前記販売者の収益のそれぞれの全部又は一部を、前記販売者情報に基づいて、あらかじめ記憶された前記販売者の口座番号であって前記収益が振り込まれるべき口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力するロイヤリティー管理手段と、
    換算手段とを備えた算定管理システムであって、
    前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先取ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値と先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値とを記憶するものであり、
    前記換算手段は、
    割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記特定商品又は特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、及び、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位と前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値における通貨単位とを照合し、通貨単位が異なる場合には為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶するポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を前記非特定商品又は非特定サービスの販売価格又は提供価格の通貨単位に換算した金額に変更し、
    前記変更された金額を用いて請求項1からのいずれかの算定装置に算定処理を行わせ、
    請求項1、2、3若しくは4の算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定した先取ロイヤリティーポイント及び先払ロイヤリティーポイントにおけるポイント値を金額換算した値若しくは金額換算値を為替レートに従って前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶すべきポイント値を金額換算するときの通貨単位若しくはその金額換算値の通貨単位に逆換算した金額に戻し、
    前記ロイヤリティー管理手段は、前記出力された振込データに従って前記所定ロイヤリティーの値と各収益との全部又は一部のうちの所定のものが振り込まれた旨の信号が入力されたことに応答して、前記換算手段が前記戻された金額に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる管理を行うことを特徴とする、算定管理システム。
  18. 請求項1から4のいずれかの算定装置と、
    ロイヤリティーポイント振替処理手段とを備え、
    前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、
    前記ロイヤリティーポイント振替処理手段は、
    ユーザによる振替希望信号が入力されたことに応答して、前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶する先払ロイヤリティーポイントの値を金額換算した値若しくは金額換算値以下の振替希望金額を、振込先のユーザ口座の口座番号及びあらかじめ記憶された振込元の預り口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力すると共に、前記振替希望金額分に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を減算した先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とする、算定振替システム。
  19. 請求項1から4のいずれかの算定装置と、
    ロイヤリティーポイント振替処理手段とを備え、
    前記算定装置が備えるロイヤリティーポイント記憶手段は、当該算定装置が備えるロイヤリティーポイント算定手段が算定する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を記憶するものであり、
    前記ロイヤリティーポイント振替処理手段は、
    ユーザによる振替希望信号が入力されたことに応答して、前記ロイヤリティーポイント記憶手段が記憶する先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を追加するための振替希望金額を、振込元のユーザ口座の口座番号及びあらかじめ記憶された振込先の預り口座の口座番号と関係付けて振込データを作成し、出力すると共に、前記振替希望金額分に対応するポイント値若しくはそれの金額換算値を加算した先払ロイヤリティーポイントの値若しくはそれの金額換算値を前記ロイヤリティーポイント記憶手段に記憶させる処理を行うことを特徴とする、算定振替システム。
  20. 請求項1、3又は5の算定装置と、
    特定商品又は特定サービス判別手段と、
    販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段とを備え、
    前記特定商品又は特定サービス判別手段は、
    前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、販売された商品又は提供されたサービスが、前記特定商品又は特定サービスであるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスであるかを判別し、販売された商品又は提供されたサービスが前記特定商品又は特定サービスであると判別された場合には受取ロイヤリティーの額を含む購買情報を請求項1、3又は5の算定装置に出力し、販売された商品又は提供されたサービスが前記非特定商品又は非特定サービスであると判別された場合には支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を請求項1、3又は5の算定装置に出力することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  21. 請求項2、4又は6の算定装置と、
    特定商品又は特定サービス判別手段と、
    販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段と、
    判別済購買履歴記憶手段とを備え、
    前記特定商品又は特定サービス判別手段は、
    前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、販売された商品又は提供されたサービスが、前記特定商品又は特定サービスであるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスであるかを判別し、販売された商品又は提供されたサービスが前記特定商品又は特定サービスであると判別された場合には受取ロイヤリティーの額を含む購買情報を出力し、販売された商品又は提供されたサービスが前記非特定商品又は非特定サービスであると判別された場合には支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を出力
    前記判別済購買履歴記憶手段は、
    前記特定商品又は特定サービス判別手段が判別して出力した前記受取ロイヤリティーの額を含む購買情報及び前記支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を、請求項2、4又は6の算定装置に出力可能に記憶することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  22. 請求項2、4又は6の算定装置と、
    特定商品又は特定サービス判別手段と、
    販売される商品又は提供されるサービスが、割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービス、又は、前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスのいずれの種別であるかの情報を記憶する判別情報記憶手段と、
    販売された商品又はサービスの購買情報を記憶した購買履歴記憶手段とを備え
    前記特定商品又は特定サービス判別手段は、
    前記判別情報記憶手段が記憶する前記種別情報に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出した購買情報が、前記特定商品又は特定サービスについての購買情報であるか、又は、前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるかを判別し、前記特定商品又は特定サービスについての購買情報であると判別された前記受取ロイヤリティーの額を含む購買情報及び前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であると判別された前記支払ロイヤリティーの額を含む購買情報を判別済購買履歴情報として請求項2、4又は6の算定装置に出力することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  23. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって収益が配分される対象の商品又はサービスと定められた収益配分対象商品又は収益配分対象サービスが販売又は提供された場合に販売額又は提供額による収益を配分可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項1から6のいずれかの算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    回収すべき回収金額と、それぞれに対して定められた割合で回収金額に至るまでの回収額を受け取る権利を有している権利者と、各権利者に対して定められた割合とが定義され た回収定義テーブル、及び、配分すべき権利者と各権利者に対して定められた配分割合とが定義された配分定義テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、収益配分処理手段とを備え、
    前記収益配分処理手段は、
    前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスついての購買情報であるか否かを判別し、収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報の場合には、それまでに販売又は提供された前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスの販売額又は提供額を合計した総額を算出し、前記算出された総額が所定の回収金額に達するまでは、前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報に含まれる販売額又は提供額を所定の回収割合に分け、前記算出された総額が所定の回収金額に達した後は、前記テーブル記憶手段に記憶された配分定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買情報に含まれる販売額又は提供額を所定の配分割合に分けることを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  24. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって収益が配分される対象の商品又はサービスと定められた収益配分対象商品又は収益配分対象サービスが販売又は提供された場合に販売額又は提供額による収益を配分可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項2、4又は6の算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、
    回収すべき回収金額と、それぞれに対して定められた割合で回収金額に至るまでの回収額を受け取る権利を有している権利者と、各権利者に対して定められた割合とが定義された回収定義テーブル、及び、配分すべき権利者と各権利者に対して定められた配分割合とが定義された配分定義テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、収益配分処理手段とを備え、
    前記収益配分処理手段は、
    前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスついての購買情報であるか否かを判別し、収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報により、それまでに販売又は提供された前記収益配分対象商品又は収益配分対象サービスの販売額又は提供額を合計した総額を算出し、前記算出された総額が所定の回収金額に達するまでは、前記テーブル記憶手段に記憶された回収定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報に含まれる販売額又は提供額を所定の回収割合に分け、前記算出された総額が所定の回収金額に達した後は、前記テーブル記憶手段に記憶された配分定義テーブルの定義に従い、入力された収益配分対象商品又は収益配分対象サービスについての購買履歴情報に含まれる販売額又は提供額を所定の配分割合に分けることを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  25. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項1から6のいずれかの算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、
    前記広告効果測定手段は
    前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には商品購入数又はサービス購入回数を記録し、商品購入数又はサービス購入回数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  26. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項1から6のいずれかの算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、
    前記広告効果測定手段は
    前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買情報収集手段が出力する購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスを購入しかつ前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスを購入した共通購入者数を記録し、共通購入者数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  27. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項2、4又は6の算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、
    効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、
    前記広告効果測定手段は
    前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が、前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には商品購入数又はサービス購入回数を記録し、商品購入数又はサービス購入回数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
  28. 割引還元による収益の減少が生じない商品又はサービスであることが定められた特定商品又は特定サービスであって前記特定商品又は特定サービスとの間においてロイヤリティーの支払い義務を負うことが関係付けられた単一又は複数の非特定商品又は非特定サービスを宣伝する広告が掲載される商品又はサービスと定められた広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスによる広告効果を測定可能なポイント又はクーポンサービスシステムであって、
    請求項2、4又は6の算定装置と、
    販売された商品又は提供されたサービスの購買データを収集して購買情報を出力する購買情報収集手段と、
    前記購買情報収集手段が出力する購買情報を購買履歴情報として記憶する購買履歴記憶手段と、
    効果測定対象とされる前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに関するID情報と、効果測定対象期間と、フィー単価と、フィー支払条件とが定義された効果測定計画テーブルを記憶するテーブル記憶手段を有する、広告効果測定処理手段とを備え、
    前記広告効果測定手段は
    前記テーブル記憶手段に記憶された効果測定計画テーブルの定義に従い、前記購買履歴記憶手段から読み出された購買履歴情報中の購買情報が前記効果測定計画テーブルに定義された対象期間内の購買情報であって前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスについての購買情報であるか否かを判別し、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの場合には、前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスを購入しかつ前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスを購入した共通購入者数を記録し、共通購入者数の合計値が所定の支払基準値以上に達すると前記広告掲載対象商品又は広告掲載対象サービスに広告が掲載された前記非特定商品又は非特定サービスの広告効果によるフィーを算出することを特徴とする、ポイント又はクーポンサービスシステム。
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