JP3680634B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、特に、原稿台に対し原稿を押さえ付けるための原稿カバーを備えた画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、原稿の画像を読み取る装置として、原稿に光を照射してその反射光をイメージセンサによって電気信号に変換することにより、原稿の画像情報として読み取るようにした画像読取装置が知られている。
【0003】
このような従来の画像読取装置においては、その装置本体の上面に、ほぼ全面にわたってステージガラスが設けられ、このステージガラスを覆うように原稿カバーが設けられている。この原稿カバーは、装置本体の上面における一方の縁部分にほぼ沿って設けられた支軸を中心に、開閉可能に支持されている。
【0004】
そして、上述の画像読取装置においては、原稿カバーを開くと、原稿をステージガラス上に載置可能な状態になる一方、原稿カバーを閉じると、原稿をステージガラスに押え付けるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像読取装置においては、次のような問題があった。
【0006】
すなわち、従来技術にあっては、原稿として例えば厚手の本を原稿カバーの支軸側の周辺に載置した場合に原稿カバーが本に片当たりして原稿カバーを完全に閉じることができず、そのため、本の見開き部分をステージガラスに対し均一に押さえ付けることができないという問題があった。
【0007】
また、原稿カバーの開閉する操作を行いやすくするためには、原稿カバーの開閉する側に作業空間を確保しなければならず、その結果、画像読取装置を設置する向きが限られてしまうという問題もあった。
【0008】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するためになされたもので、その目的は、原稿の厚みによらず原稿を原稿台にほぼ均一に押さえ付けることができる画像読取装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、原稿カバーの開閉の操作性を確保しつつ、設置する向きを自由に選択することができる画像読取装置を提供するところにもある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた本発明は、原稿台上に配置された原稿の画像を読み取るための画像読取部を有する装置本体と、原稿台を覆うことが可能なカバー本体部を有するとともに、カバー本体部を含む平面内における一方向の直線を第1の支軸としてカバー本体部を回動可能に支持する第1のカバー支持部及び前記一方向の直線と略直交する他方向の直線を第2の支軸としてカバー本体部を回動可能に支持する第2のカバー支持部を有し、第1のカバー支持部及び第2のカバー支持部が装置本体に対し分離可能に構成された原稿カバーとを備えたことを特徴とする画像読取装置である。
【0011】
本発明の場合、原稿カバーは、そのカバー本体部を、第2のカバー支持部とともに第1の支軸を中心に開閉する場合と、第1のカバー支持部とともに第2の支軸を中心に開閉する場合とに選択することができる。
【0012】
本発明において、原稿台上の第1の支軸の周辺部分に、例えば、本のような厚手の原稿を載置しようとする場合、第2の支軸を中心にカバー本体部を開いてから原稿を当該部分に載置する。そして、カバー本体部を閉じて装置本体側に押さえ付けながら、画像読取部に原稿の画像を読み取らせる。この場合、カバー本体部は、原稿に対し、第1の支軸よりも離れた第2の支軸を中心に開閉するため、原稿を挟んで閉じられたカバー本体部と、原稿台との隙間を可能な限り小さくすることができる。
【0013】
また、原稿台上の第2の支軸の周辺部分に上記厚手の原稿を載置しようとする場合、第1の支軸を中心にカバー本体部を開いてから、以下、上記同様に、原稿を挟んで閉じられたカバー本体部と、原稿台との隙間を可能な限り小さくすることができる。
【0014】
したがって、本発明によれば、原稿が本のように厚い場合にあっては、原稿を原稿台上に載置する位置によって、カバー本体部の開く方向を、第1の支軸を中心にした開閉方向と、第2の支軸を中心にした開閉方向とに選択することにより、カバー本体部は、載置された原稿からより離れた一方の支軸を中心に開閉することができる。その結果、厚みのある原稿を挟んでもカバー本体部を原稿台に対しほぼ平行になる位置に配置することができるため、原稿を原稿台上に均一に押さえ付けることができる。
【0015】
また、本発明によれば、カバー本体部の開閉方向を上記2方向のうちから選択できるようにしたことから、カバー本体部の開閉する方向に束縛されることなく、画像読取装置の設置する向きを自由に選択することができる。
【0016】
また、本発明は、第1のカバー支持部に、装置本体と係合可能な第1の係合部が設けられているとともに、第2のカバー支持部に、装置本体と係合可能な第2の係合部が設けられ、第1の係合部は、カバー本体部の第1の支軸を中心とする開く方向の移動に伴って、装置本体と固定されるように構成されているとともに、第2の係合部は、カバー本体部の第2の支軸を中心とする開く方向の移動に伴って、装置本体と固定されるように構成されていることも効果的である。
【0017】
本発明の場合、カバー本体部を第1の支軸を中心に開くと、第1のカバー支持部の第1の係合部が装置本体に固定される。また、カバー本体部を第2の支軸を中心に開くと、第2のカバー支持部の第2の係合部が装置本体に固定される。
【0018】
したがって、本発明によれば、カバー本体部が、第1のカバー支持部又は第2のカバー支持部のいずれか一方とともに開閉する場合、開閉しない当該他方を自動的に装置本体に固定するようにしたことから、安定した開閉動作を行うことができる。
【0019】
さらに、本発明は、第1の係合部及び第2の係合部は、カバー本体部の閉じる方向の移動に伴って装置本体との固定が解除されるように構成されていることも効果的であり、本発明によれば、カバー本体部を閉じるだけで、カバー本体部を、第1の支軸又は第2の支軸のいずれをも回動中心として開閉できる状態にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像読取装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態の画像読取装置の概略構成を示す斜視図である。図2(a)は、同画像読取装置の概略構成を示す平面図であり、図2(b)は、同画像読取装置の概略構成を示す正面図であり、図2(c)は、同画像読取装置の概略構成を示す右側面図である。
【0022】
また、図3(a)は、本実施の形態のカバー着脱機構部の概略構成を示す斜視図であり、図3(b)は、同カバー着脱機構部の概略構成を示す側面図である。図4(a)は、同カバー着脱機構部の第1係合バーが固定された状態を示す斜視図であり、図4(b)は、同第1係合バーが固定された状態を示す側面図である。図5(a)は、同カバー着脱機構部の第2係合バーが固定された状態を示す斜視図であり、図5(b)は、同第2係合バーが固定された状態を示す側面図である。一方、図6は、本実施の形態における他のカバー着脱機構部の概略構成を示す側面図である。
【0023】
図1に示すように、本実施の形態の画像読取装置1は、略直方体形状の装置本体10と、略長方形板状の原稿カバー30とを有している。本実施の形態の場合、この原稿カバー30は、後述するカバー着脱機構部40又は第2カバー解除機構部41により装置本体10に対して開閉でき、また、装置本体10から着脱できるようになっている。
【0024】
図1に示すように、装置本体10は、例えば樹脂等を用いて略箱形状に形成された本体ケーシング11を有している。図2(a)に示すように、この本体ケーシング11の上面には、長方形状のステージガラス(原稿台)12が埋め込まれている。また、本体ケーシング11の内部には、詳細は図示しないが、例えばライン型イメージセンサを有するスキャナ機構部(画像読取部)21が、図に示すX方向に往復動可能に設けられている。このスキャナ機構部21は、X方向に移動しながら図に示すY方向と平行なラインごとの情報を読み取ることによって、ステージガラス12上に載置された原稿の画像を読み取るように構成されている。
【0025】
図1又は図2(a)に示すように、原稿カバー30は、例えば樹脂等からなり、本体ケーシング11の上面の外形とほぼ同じ大きさに形成されている。そして、原稿カバー30は、カバー本体部31と、第1サイドカバー部(第1のカバー支持部)32と、第2サイドカバー部(第2のカバー支持部)33と、コーナーカバー部34とを有している。
【0026】
カバー本体部31は、ステージガラス12の外形より幾分大きな長方形状に形成され、図2(a)に示すように、その長辺方向(X方向)の一方の縁部分には、第1ヒンジ凸部31aが設けられている。一方、第1サイドカバー部32は、カバー本体部31のX方向の長さと同一長さをもつ長尺の長方形状に形成され、そのX方向の一方の縁部分には、第1ヒンジ凸部31aと嵌合可能な第1ヒンジ凹部32aが設けられている。そして、カバー本体部31と第1サイドカバー部32とは、それぞれの第1ヒンジ凸部31aと第1ヒンジ凹部32aとがはまり合いこれらを支軸(以下、「第1支軸35」という。)として、互いに回動可能に連結されている。
【0027】
また、カバー本体部31の短辺方向(Y方向)の一方の縁部分には、第2ヒンジ凸部31bが設けられている。一方、第2サイドカバー部33は、カバー本体部31のY方向の長さと同一長さをもつ長尺の長方形状に形成され、そのY方向の一方の縁部分には、第2ヒンジ凸部31bと嵌合可能な第2ヒンジ凹部33bが設けられている。そして、カバー本体部31と第2サイドカバー部33とは、それぞれの第2ヒンジ凸部31bと第2ヒンジ凹部33bとがはまり合いこれらを支軸(以下、「第2支軸36」という。)として、互いに回動可能に連結されている。
【0028】
さらに、第2支軸36の直線上にあって第1サイドカバー部32のY方向の縁部分には、第3ヒンジ凸部32bが設けられている。また、第1支軸35の直線上にあって第2サイドカバー部33のX方向の縁部分には、第4ヒンジ凸部33aが設けられている。一方、コーナーカバー部34は、第1サイドカバー部32のY方向の長さ及び第2サイドカバー部33のX方向の長さとそれぞれ同一長さをもつ略正方形状に形成されている。また、コーナーカバー部34のY方向とX方向とのそれぞれの縁部分には、第3ヒンジ凸部32bと嵌合可能な第3ヒンジ凹部34bと、第4ヒンジ凸部33aと嵌合可能な第4ヒンジ凹部34aとが設けられている。そして、このコーナーカバー部34は、その第3ヒンジ凹部34b及び第4ヒンジ凹部33aが、それぞれ、第1サイドカバー部32の第3ヒンジ凸部32bと、第2サイドカバー部33の第4ヒンジ凸部33aとにはまり合うことで、第1サイドカバー部32と、第2サイドカバー部33とにそれぞれ別個に回動可能に連結されている。
【0029】
このような構成により、本実施の形態の原稿カバー30は、カバー本体部31及び第2サイドカバー部33が一体として、第1サイドカバー部32及びコーナーカバー部34に対し、第1支軸35を中心に回動するようになっている。また、この原稿カバー30は、カバー本体部31及び第1サイドカバー部32が一体として、第2サイドカバー部33及びコーナーカバー部34に対し、第2支軸36を中心に回動するようになっている。
【0030】
なお、図1に示すように、カバー本体部31の第1支軸35と反対側の縁部分には、原稿カバー30を開閉するための第1挿入口37が形成されている。また、カバー本体部31の第2支軸36と反対側の縁部分には、原稿カバー30を開閉するための第2挿入口38が形成されている。
【0031】
図2(a)〜図2(c)及び図3(a)(b)に示すように、カバー着脱機構部40は、原稿カバー30側に設けられた第1係合バー(第1の係合部)51及び第2係合バー(第2の係合部)52と、装置本体10側に設けられた係合機構部60とから構成されている。
【0032】
第1係合バー51及び第2係合バー52は、テーパ状の先端部を有する棒形状に形成され、原稿カバー30の裏側(装置本体10と対向する側)に、原稿カバー30と直交する方向(図に示すZ方向)と平行になるように固定されている。第1係合バー51は、原稿カバー30の隅部分にあって第1サイドカバー部32のコーナーカバー部34と反対側の端部(以下、「第1コーナー部C1」という。装置本体10においても同じ。)に配置されている。また、第2係合バー52は、原稿カバー30の隅部分にあって第2サイドカバー部33のコーナーカバー部34と反対側の端部(以下、「第2コーナー部C2」という。装置本体10においても同じ。)に配置されている。
【0033】
他方、装置本体10のX方向における第2コーナー部C2と反対側の隅部(以下、「第3コーナー部C3」という。)には、プーリ軸55が設けられ、このプーリ軸55には、2個の第1プーリ56及び第2プーリ57が回動自在に支持されている。そして、上記係合機構部60は、第1プーリ56を介した第1スライド係合部71と、第2プーリ57を介した第2スライド係合部81とから構成されている。
【0034】
第1スライド係合部71は、第1コーナー部C1に配設された第1係合スライダー72と、第2コーナー部C2に配設された第2当接スライダー73とを有している。これら第1係合スライダー72及び第2当接スライダー73は、ともに同一大きさの略円柱状に形成され、それらの側面には、棒状の係止部72a、73aが、それぞれ設けられている。そして、第1係合スライダー72と第2当接スライダー73とは、それぞれの係止部72a、73aに第1ワイヤ74の各端部が係止され、かつ、その第1ワイヤ74が第1プーリ56により第3コーナー部C3を経由して引き回されることで、互いに連結されている。さらに、第1係合スライダー72の係止部72aと本体ケーシング11とには、第1引っ張りコイルばね75が掛けられている。
【0035】
また、第1スライド係合部71は、第1係合スライダー72及び第2当接スライダー73と、それぞれ嵌合可能な有底筒状のスライダーガイド部76、77を2個有している。一方のスライダーガイド部76は、第1係合スライダー72をY方向に移動できるように収容した状態で、第1コーナー部C1に配置されている。他方のスライダーガイド部77は、第2当接スライダー73をX方向に移動できるように収容した状態で、第2コーナー部C2に配置されている。
【0036】
一方、第2スライド係合部81は、第2コーナー部C2に配設された第2係合スライダー82と、第1コーナー部C1に配設された第1当接スライダー83とを有している。これら第2係合スライダー82及び第1当接スライダー83は、ともに同一大きさの略円柱状に形成され、それらの側面には、棒状の係止部82a、83aが、それぞれ設けられている。そして、第2係合スライダー82と第2当接スライダー83とは、それぞれの係止部82a、83aに第2ワイヤ84の各端部が係止され、かつ、その第2ワイヤ84が第2プーリ57により第3コーナー部C2を経由して引き回されることで、互いに連結されている。さらに、第2係合スライダー82の係止部82aと本体ケーシング11とには、X方向において第2引っ張りコイルばね85が掛けられている。
【0037】
また、第2スライド係合部81は、第2係合スライダー82及び第1当接スライダー83と、それぞれ嵌合可能な有底筒状のスライダーガイド部86、87を2個有している。ここで、一方のスライダーガイド部86は、第2係合スライダー82をX方向に移動できるように収容した状態で、第2コーナー部C2に配置されている。他方のスライダーガイド部87は、第1当接スライダー83をY方向に移動できるように収容した状態で、第1コーナー部C1に配置されている。
【0038】
ここで、第1コーナー部C1において、第1スライド係合部71のスライダーガイド部76と、第2スライド係合部81のスライダーガイド部87とは、それぞれの開口部が対向した状態で、原稿カバー30の第1係合バー51の外径より若干大きい間隔だけ離れて配置されている。一方、第1係合バー51の側面における第1係合スライダー72と当接すべき部位には、第1係合スライダー72と係合可能な係合溝51aが形成されている。また、第2コーナー部C2においても同様に、第2スライド係合部81のスライダーガイド部86と、第1スライド係合部71のスライダーガイド部77とは、それぞれの開口部が対向した状態で、原稿カバー30の第2係合バー52の外径より若干大きい間隔だけ離れて配置されている。一方、第2係合バー52の側面における第2係合スライダー82と当接すべき部位には、第2係合スライダー82と係合可能な係合溝52aが形成されている。
【0039】
さらに、第1ワイヤ74の長さは、第2当接スライダー73が第2係合バー52に当接した状態において、第1係合スライダー72がスライダーガイド部76内に収まって第1係合バー51の係合溝51a側にはみ出さない位置に、第1係合スライダー72を保持できる長さに設定されている。また、第2ワイヤ84の長さも同様に、第1当接スライダー83が第1係合バー51に当接した状態において、第2係合スライダー82がスライダーガイド部86内に収まって第2係合バー52の係合溝52a側にはみ出さない位置に、第2係合スライダー82を保持できる長さに設定されている。
【0040】
図2(a)又は図6に示すように、第2カバー着脱機構部41は、原稿カバー30側に設けられた第3係合バー53と、装置本体10の第3コーナー部C3と対角上の隅部分に設けられた第2係合機構部61とから構成されている。
【0041】
第3係合バー53は、テーパ状の先端部を有する棒形状に形成され、原稿カバー30のコーナーカバー部34の裏側に、原稿カバー30のZ方向と平行になるように固定されている。一方、第2係合機構部61は、Z方向と直交する方向に延びる有底筒状の玉保持部91と、その玉保持部91内で移動可能な係合玉92と、玉保持部91の開口部から係合玉92が若干はみ出した状態で、係合玉92を付勢するための圧縮コイルばね93とから構成されている。玉保持部91は、その開口部が装置本体10側に挿入された状態での第3係合バー53の側面と近接するように配置されている。そして、第3係合バー53の側面における係合玉92と当接すべき部位には、係合玉92と係合可能な係合溝53aが形成されている。
【0042】
かかる構成を有する本実施の形態の場合、原稿をステージガラス12に載置しようとする段階では、原稿カバー30は、装置本体10に装着されている。つまり、図3(a)(b)に示すように、原稿カバー30の第1係合バー51及び第2係合バー52は、それぞれ、装置本体10の第1コーナー部C1側の係合機構部60と、第2コーナー部C2側の係合機構部60とに装填されている。また、図6に示すように、原稿カバー30の第3係合バー53は、装置本体10の第2係合機構部61に装填されている。
【0043】
この場合、第1係合バー51は、第1スライド係合部71のスライダーガイド部76と、第2スライド係合部81のスライダーガイド部87との間に配置されている。一方、第2係合バー52は、第2スライド係合部81のスライダーガイド部86と、第1スライド係合部71のスライダーガイド部77との間に配置されている。そして、第1スライド係合部71の第2当接スライダー73が、第1引っ張りコイルばね75の付勢力により生じる第1ワイヤ74の張力によってX方向の第1プーリ56に接近する側に引っ張られることで第2係合バー52に当接している。これにより、第1スライド係合部71の第1係合スライダー72は、第1引っ張りコイルばね75の付勢力と、第1ワイヤ74のY方向における第1プーリ56に接近する向きの張力とがつり合った状態で保持されてスライダーガイド部76内に収まっている。
【0044】
また、第2スライド係合部81も同様に、この第1当接スライダー83が、第2引っ張りコイルばね85の付勢力により生じる第2ワイヤ84の張力によってY方向の第2プーリ57に接近する側に引っ張られることで第1係合バー51に当接している。これにより、第2スライド係合部81の第2係合スライダー82は、第2引っ張りコイルばね85の付勢力と、第2ワイヤ84のX方向における第2プーリ57に接近する向きの張力とがつり合った状態で保持されてスライダーガイド部86内に収まっている。
【0045】
一方、第3係合バー53は、この係合溝53aに、圧縮コイルばね93によって付勢された係合玉92がはまることで、装置本体10と係合している。
【0046】
図2(a)に示すように、例えば、ステージガラス12上における第2コーナー部C2側又は第3コーナー部C3側に、本のような厚手の原稿を載置しようとする場合、図1又は図2(c)に示すように、原稿カバー30の第1挿入口37に指を挿入し、カバー本体部31を第2サイドカバー33とともに持ち上げて第1支軸35を中心に開く。第2サイドカバー33の回転に伴って、第2係合バー52が、スライダーガイド部86とスライダーガイド部77との間から抜けると、第1スライド係合部71が作動する。
【0047】
この場合において、図4(a)(b)に示すように、第2当接スライダー73と第2係合バー52との当接が解除されることで、第1引っ張りコイルばね75の付勢力により、第2当接スライダー73が、スライダーガイド部77からはみ出てX方向の第1プーリ56に接近する向きに移動するとともに、第1係合スライダー72が、スライダーガイド部76からはみ出てY方向の第1係合バー51に接近する向きに移動する。そして、第1係合スライダー72が、第1係合バー51の係合溝51aにはまることで、第1係合バー51は、装置本体10と係合する。
【0048】
この第1係合バー51の装置本体10との係合及び上記第3係合バー53の装置本体10との係合により、第1サイドカバー32及びコーナーカバー部34が、装置本体10に固定される。そのため、これらの第1サイドカバー32及びコーナーカバー部34は、カバー本体部31及び第2サイドカバー33の回転に伴って装置本体10から浮いて離れることはない。
【0049】
そして、図2(a)に示すように、原稿をステージガラス12上の第2コーナー部C2側又は第3コーナー部C3側に載置し、原稿カバー30を閉じて装置本体10側に押さえ付けながら、スキャナ機構部21に原稿の画像を読み取らせる。
【0050】
この場合において、原稿は、第1支軸35から離れた位置に載置されているため、原稿を挟んで閉じられた原稿カバー30と、ステージガラス12との隙間を可能な限り小さくすることで、原稿カバーユニット30が、原稿をステージガラス12上にほぼ均一に押さえ付けている。
【0051】
原稿の画像の読取処理が終了した後、原稿カバー30を開いてから原稿を取り除き、再び、原稿カバー30を閉じると、第2係合バー52が、スライダーガイド部86とスライダーガイド部77との間に、第2当接スライダー73と当接しながら挿入される。これにより、第2当接スライダー73がスライダーガイド部77内に収まるとともに、第1係合スライダー72が第1係合バー51の係合溝51aから抜けてスライダーガイド部76内に収まる。
【0052】
また、図2(a)に示すように、例えば、ステージガラス12上における第1コーナー部C1側又は第3コーナー部C3側に、上記厚手の原稿を載置しようとする場合、図1又は図2(b)に示すように、原稿カバー30の第2挿入口38に指を挿入し、カバー本体部31を第1サイドカバー32とともに持ち上げて第2支軸36を中心に開く。第1サイドカバー32の回転に伴って、第1係合バー51が、スライダーガイド部76とスライダーガイド部87との間から抜けると、第2スライド係合部81が作動する。
【0053】
この場合においても上記第1スライド係合部71と同様に、図5(a)(b)に示すように、第1当接スライダー83と第1係合バー51との当接が解除されることで、第2引っ張りコイルばね85の付勢力により、第1当接スライダー83が、Y方向の第2プーリ57に接近する向きに移動するとともに、第2係合スライダー82が、X方向の第2係合バー52に接近する向きに移動する。そして、第2係合スライダー82が、第2係合バー52の係合溝52aにはまることで、第2係合バー52は、装置本体10と係合する。
【0054】
この第2係合バー52の装置本体10との係合及び上記第3係合バーの装置本体10との係合により、第2サイドカバー33及びコーナーカバー部34が、装置本体10に固定される。そのため、これらの第2サイドカバー33及びコーナーカバー部34は、カバー本体部31及び第1サイドカバー32の回転に伴って装置本体10から浮いて離れることはない。
【0055】
そして、図2(a)に示すように、原稿をステージガラス12上の第1コーナー部C1側又は第3コーナー部C3側に載置してから、原稿カバー30を閉じて装置本体10側に押さえ付ける。この場合において、原稿は、第2支軸36から離れた位置に載置されているため、原稿を挟んで閉じられた原稿カバー30と、ステージガラス12との隙間を可能な限り小さくすることで、原稿カバー30が、原稿をステージガラス12上にほぼ均一に押さえ付けている。
【0056】
さらに、例えば、装置本体10の上面の外形より大きい原稿の一部を読み取る場合、原稿カバー30の第1挿入口37及び第2挿入口38に指を挿入して原稿カバー30全体を上方側に持ち上げる。
【0057】
この場合において、第1係合バー51が、スライダーガイド部76とスライダーガイド部87との間から抜けると同時に、第2係合バー52が、スライダーガイド部86とスライダーガイド部77との間から抜ける。一方、第1係合バー51及び第2係合バー52が抜けるとほぼ同時に、第3係合バー53は、上記第2係合機構部61の係合玉92を玉保持部91内に押し入れることで、第2係合機構部61との係合が解除されて装置本体10側から抜ける。そして、上記原稿をステージガラス12上にほぼ均一に押し付ける。
【0058】
以上述べたように本実施の形態によれば、原稿が本のように厚い場合にあっては、原稿をステージガラス12上に載置する位置によって、原稿カバー30を、第1支軸35を中心にした開閉方向と、第2支軸36を中心にした開閉方向とに選択することができる。
【0059】
つまり、第1支軸35の近傍の第1コーナー部C1側に原稿を載置する場合には、原稿カバー30を第2支軸36を中心に開閉し、第2支軸36の近傍の第2コーナー部C2側に原稿を載置する場合には、原稿カバー30を第1支軸35を中心に開閉することができる。また、第3コーナー部C3側に原稿を載置する場合には、当該隅部分からより離れた第2支軸36を中心とした開閉方向を選択することができる。
【0060】
したがって、本実施の形態によれば、厚みのある原稿を載置した位置からより離れた第1支軸35又は第2支軸36のいずれか一方を、原稿カバー30の開閉方向の中心にすることによって、厚みのある原稿を挟んでも原稿カバー30をステージガラス12に対しほぼ平行になる位置に配置することができ、その結果、原稿をステージガラス12上に均一に押さえ付けることができる。特に、本を見開き状態にしてその綴じ方向が、開閉方向の中心軸(第1支軸35又は第2支軸36)とほぼ直交するように載置すれば、原稿カバー30を綴じる際、本が載置した位置からずれにくいという利点もある。
【0061】
また、本実施の形態によれば、本体カバー部31を、第1サイドカバー部32又は第2サイドカバー部33のいずれか一方とともに開閉できるようにし、第1サイドカバー部32又は第2サイドカバー部33のうち、開閉しない当該他方を、自動的に装置本体1に固定するようにしたことから、安定した開閉動作を行うことができる。
【0062】
さらに、本実施の形態によれば、原稿カバー30内に第1支軸35及び第2支軸36を設けて原稿カバー30を装置本体10の上面の外形と同じ大きさにするとともに、原稿カバー30全体を装置本体10に対し着脱できるようにしたことから、ステージガラス12を含む装置本体10の上面をフラットにすることができる。そのため、例えば、装置本体10の上面の外形より大きい原稿を載置する場合でも、その原稿を折り曲げずに済むという利点がある。
【0063】
さらにまた、本実施の形態によれば、第1支軸35又は第2支軸36を中心とした開閉方向のうち、いずれからでも原稿カバー30を開いて原稿を載置できるため、原稿カバー30の開閉する方向に束縛されることなく、画像読取装置1の設置する向きを自由に選択することができる。
【0064】
図7は、第2の実施の形態の画像読取装置の概略構成を示す背面図である。以下、上記実施の形態と対応する部分については同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0065】
図7に示すように、本実施の形態の画像読取装置1Aは、上記装置本体10と、上記原稿カバー30とを有し、さらに、本実施の形態の装置本体10も、上記本体ケーシング11を有している。この本体ケーシング11の側面のうち、第1サイドカバー32のX方向の縁部分と隣接する側面(以下、「設置面11a」という。)には、長方形板状の脚部材101、103が、それぞれ、固定軸102、104を支点として約90度の範囲で回動可能に設けられている。これらの脚部材101、103は、X方向と平行になる位置にあって上記設置面11a内に収まる位置(図7の実線で示す位置)と、Z方向と平行になる位置にあって上記設置面11aの両縁からはみ出す位置(図7の2点鎖線で示す位置)とに移動できるようになっている。
【0066】
かかる構成を有する本実施の形態において、上記設置面11aを下側にして画像読取装置1Aを縦置きする場合には、脚部部材101、103を上記はみ出す位置に配置する。この脚部材71、73によって、画像読取装置1Aは、原稿カバー30の第1挿入口37側が上を向くように支持される。そして、原稿カバー30を第1支軸35を中心として開き、ステージガラス12に原稿を配置する。
【0067】
以上述べたように本実施の形態によれば、画像読取装置1Aを、ステージガラス12が上側に向く通常(上記実施の形態の場合)の位置と、上記縦置き位置とに載置可能とし、それぞれの位置において原稿カバー30を、第1支軸35を中心とした開閉方向と、第2支軸36を中心とした開閉方向とに選択できるようにしたことから、画像読取装置1Aの設置する場所が十分に確保できない場合にあっても、画像読取装置1Aを上記縦置きにして十分に対応することができる。その他の構成及び作用効果については、上記実施の形態と同一であるのでその詳細な説明は省略する。
【0068】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
【0069】
例えば、上記実施の形態において、装置本体10の第1コーナー部C1及び第2コーナー部C2に、カバー着脱機構部40を適用したが、第2カバー着脱機構部41を適用して簡素な構成にすることもできる。もっとも、原稿カバー30の安定した開閉動作を確保するという観点では、上記実施の形態のようにすることが好ましい。
【0070】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、原稿の厚みによらず原稿を原稿台にほぼ均一に押さえ付けることができる画像読取装置を得ることができる。また、本発明によれば、原稿カバーの開閉の操作性を確保しつつ、設置する向きを自由に選択することができる画像読取装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像読取装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】(a):同画像読取装置の概略構成を示す平面図である。
(b):同画像読取装置の概略構成を示す正面図である。
(c):同画像読取装置の概略構成を示す右側面図である。
【図3】(a):本実施の形態のカバー着脱機構部の概略構成を示す斜視図である。
(b):同カバー着脱機構部の概略構成を示す側面図である。
【図4】(a):同カバー着脱機構部の第1係合バーが固定された状態を示す斜視図である。
(b):同第1係合バーが固定された状態を示す側面図である。
【図5】(a):同カバー着脱機構部の第2係合バーが固定された状態を示す斜視図である。
(b):同第2係合バーが固定された状態を示す側面図である。
【図6】本実施の形態における他のカバー着脱機構部の概略構成を示す側面図である。
【図7】第2の実施の形態の画像読取装置の概略構成を示す背面図である。
【符号の説明】
10 装置本体
12 ステージガラス(原稿台)
21 スキャナ機構部(画像読取部)
30 原稿カバー
31 カバー本体部
32 第1サイドカバー部(第1のカバー支持部)
33 第2サイドカバー部(第2のカバー支持部)
35 第1支軸(第1の支軸)
36 第2支軸(第2の支軸)
51 第1係合バー(第1の係合部)
52 第2係合バー(第2の係合部)
Claims (2)
- 原稿台上に配置された原稿の画像を読み取るための画像読取部を有する装置本体と、
前記原稿台を覆うことが可能なカバー本体部と、
該カバー本体部を含む平面内における一方向の直線を第1の支軸として前記カバー本体部を回動可能に支持する第1のカバー支持部と、
前記一方向の直線と略直交する他方向の直線を第2の支軸として前記カバー本体部を回動可能に支持する第2のカバー支持部と、
前記第1のカバー支持部及び前記第2のカバー支持部が前記装置本体に対し分離可能に構成された原稿カバーと、を備え、
前記第1のカバー支持部に、前記装置本体と係合可能な第1の係合部が設けられているとともに、
前記第2のカバー支持部に、前記装置本体と係合可能な第2の係合部が設けられ、
前記第1の係合部は、前記カバー本体部の前記第1の支軸を中心として開く方向の移動に伴って、前記装置本体と固定されるように構成されているとともに、
前記第2の係合部は、前記カバー本体部の前記第2の支軸を中心として開く方向の移動に伴って、前記装置本体と固定されるように構成されていることを特徴とする画像読取装置。 - 前記第1の係合部及び前記第2の係合部は、前記カバー本体部の閉じる方向の移動に伴って、前記装置本体との固定が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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