JP3679984B2 - オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 - Google Patents
オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3679984B2 JP3679984B2 JP2000218653A JP2000218653A JP3679984B2 JP 3679984 B2 JP3679984 B2 JP 3679984B2 JP 2000218653 A JP2000218653 A JP 2000218653A JP 2000218653 A JP2000218653 A JP 2000218653A JP 3679984 B2 JP3679984 B2 JP 3679984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyzed water
- ozone
- ozone generation
- reservoir
- electrolyzed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はオゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水電解式のオゾン発生装置では、イオン交換膜である固体高分子膜を多孔質のオゾン極(陽極)と水素極(陰極)とで挟んでなる電解セルと、この電解セルを挟むようにして配設されたオゾン極側セパレータと水素極側セパレータとを備えてなる電解槽を有しており、陽極と陰極とに直流電圧を印加して、電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水(原料水)として供給された純水(電導度の低い水)を電気分解することにより、電解槽陽極側にオゾンと酸素とを発生させ、電解槽陰極側に水素を発生させる。
【0003】
電解槽陽極側に発生したオゾンは、図示しないオゾン処理装置へと送られ、ここで例えばプール水などの被処理水に含まれる有害物質の酸化分解や殺菌などの所望の用途に利用される。電解槽陰極側に発生した水素は電解槽から排出されて回収又は排気される。
【0004】
そして、このオゾン発生装置では、電解槽陽極側の電解水貯水部に溜められた電解水が、メンテナンスや電解水の水質を測定して水質の悪化が認められた時などの非定常作業時を除いて、通常は排水されることなくオゾン発生の原料として使用されつづけ、消費された分だけが順次補充されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来はオゾン発生運転時に電解槽陽極側の電解水貯水部に溜められていた電解水が、オゾン発生停止時においても、そのままにされているため、次のような問題点を有している。
【0006】
(1) オゾン発生運転時に電解槽の陽極から溶出した電極物質などの不純物や、構成材料や配管材料から溶出する不純物或いは純水中に微量含まれる陽イオン、陰イオンの蓄積により、電解水の電導度が上昇し、固体高分子膜(イオン交換膜)が劣化、即ち、固体高分子膜の性能及び耐久性が低下する。
(2) オゾン発生停止中、電解槽陽極側の電解水貯水部に残留しているオゾンにより、電解槽の陽極が酸化されて電極性能が低下してしまう。
【0007】
従って、本発明は上記の問題点に鑑み、溶出イオンによるイオン交換膜の劣化や残留オゾンによる陽極の劣化を軽減することができるオゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法は、純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うことを特徴とする。
【0009】
また、第2発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法は、純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うことを特徴とする。
【0010】
また、第3発明のオゾン発生装置は、電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うよう制御することを特徴とする。
【0011】
また、第4発明のオゾン発生装置は、電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うよう制御することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明の実施の形態に係るオゾン発生装置の構成図である。同図に示すように、本実施の形態のオゾン発生装置は水電解式のものであり、電解水を電気分解してオゾンを発生させるオゾン発生用電解槽1と、電解槽1に電解水を供給する電解水供給装置2と、電解槽1に接続された電解水供給弁3と、電解槽1に接続された電解水排出弁4と、オゾン発生停止時に電解槽に貯溜する電解水の置換制御などを行うコントローラ5とを備えている。
【0014】
電解槽1はイオン交換膜である固体高分子膜6を多孔質のオゾン極(陽極)7と水素極(陰極)8とで挟んでなる電解セル9と、この電解セル9を挟むようにして配設されたオゾン極側セパレータ10と水素極側セパレータ11とを備えている。
【0015】
オゾン極側セパレータ10には、電解水(原料水)として供給された純水(電導度の低い水)を溜めておく電解水貯水部13が形成されている。この電解水貯水部13の水位は水位センサ26によって測定される。電解水貯水部13の上部には電解水供給口14とオゾン排出口15とが形成されており、電解水貯水部13の下部には電解水排出口16が形成されている。一方、水素極側セパレータ11には、水素排出口17が形成されている。
【0016】
そして、オゾン極7と水素極8には直流電源12が接続されており、この直流電源12から両極7,8に直流電圧が印加されると、電解槽陽極側の電解水貯水部13に溜められている電解水が電気分解されることにより、電解槽陽極側にはオゾンと酸素とが発生し、電解槽陰極側には水素が発生する。電解槽陽極側に発生したオゾンは、オゾン排出口15から排出されてオゾン処理装置へと送られ、ここで例えばプール水などの被処理水に含まれる有害物質の酸化分解や殺菌などの所望の用途に利用される。電解槽陰極に発生した水素は、水素排出口17から排出されて回収又は排気される。
【0017】
電解水供給弁3は電磁弁又は電動弁であり、その一方が配管18を介して電解槽陽極側の電解水供給口14に接続されており、他方は配管19を介し電解水供給装置2に接続されている。電解水排出弁4は二方の電磁弁又は電動弁であり、電解槽陽極側の電解水排出口16に接続された配管28の途中に設けられている。
【0018】
電解水供給装置2は、イオン交換樹脂による脱イオンを行うため、図示しない水タンクやポンプ、イオン交換樹脂塔、電導度センサなどで構成した装置である。
【0019】
コントローラ5では、この純水の生成や供給に関する制御を行なう。詳述すると、コントローラ5には、オゾン発生停止信号aやオゾン発生運転信号bが入力される。これらのオゾン発生停止信号aやオゾン発生運転信号bは、図示しない運転切り換えスイッチなど、オゾン発生装置の運転切り換えを行う適宜の装置から入力する。なお、オゾン発生運転を開始するときには、直流電源12によって電解槽1の電極7,8に直流電圧を印加し、オゾン発生を停止するときには、この電極7,8への直流電圧の印加を停止する。
【0020】
また、コントローラ5には、電解水供給装置2内に設置された電導度センサ25の電導度測定信号c、水位センサ26の水位測定信号dなども入力される。そして、コントローラ5では、これらの信号a〜dに基づいて電解水供給装置2、電解水供給弁3、電解水排出弁4などを制御する。
【0021】
また、オゾン発生運転時、即ち、オゾン発生運転信号bが入力されているときに、水位センサ26の検出信号に基づいて電解槽1の電解水貯水部13の水位が所定レベルまで低下したと判断したら、電化水供給装置2から電解水供給弁3を介して純水を電解水として電解槽陽極側の電解水貯水部13に補給する。
【0022】
そして、オゾン発生停止時、即ち、オゾン発生停止信号aを入力したときには、このオゾン発生停止信号aをトリガとして、まず、電解水排出弁4を所定時間(電解水を排水するのに十分な時間)開放して、このときの電解槽陽極側の電解水貯水部13に溜められている電解水(オゾンが残存している可能性のある水)を排出する。このときの電解水排出量は例えば1リットル程度であり、電解水排出時間(電解水排出弁4の開放時間)は例えば1〜2分程度である。また、これと同時に、電解水供給装置2を起動し純水を生成する。
【0023】
その後、電解水排出弁4を閉鎖し、且つ、電導度センサ25の電導度測定信号cに基づいて純水が生成されたことを確認したら、電解水供給弁3の開放に切り換えて、純水を電解水として電解槽陽極側の電解水貯水部13に供給することにより、電解水貯水部13の電解水を置換する。
【0024】
更に、コントローラ5では、オゾン発生停止中における電解水貯水部13の電解水の置換を、所定の周期(溶出イオンによる固体高分子膜(イオン交換膜)の劣化を防ぐのに適当な周期)で定期的に行う。
【0025】
以上のことから、本実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
【0026】
即ち、本実施の形態では、オゾン発生停止時、電解水排出弁4を開いて電解槽陽極側の電解水貯水部13の電解水の全部又は一部を排出し、その後、電解水供給弁3を開いて電解水供給装置2から新たな純水を電解水として電解水貯水部13に供給することにより、電解水貯水部13の電解水を置換するため、オゾン発生運転時に電解槽1の陽極7から溶出した電極物質などの不純物や、構成材料や配管材料から溶出する不純物或いは純水中に微量含まれる陽イオン、陰イオンの蓄積により電解水の電導度が悪化するのを防止し、固体高分子膜6の性能や耐久性が低下するのを軽減することができる。また、オゾン発生停止中、電解槽1の陽極側に残留するオゾンにより、電解槽1の陽極7が酸化されて電極性能が低下してしまうのを防止することもできる。
【0027】
また、本実施の形態では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部13の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うことにより、オゾン発生停止中に電解槽1の陽極7から溶出する電極物質などの不純物や、構成材料や配管材料から溶出する不純物或いは純水中に微量含まれる陽イオン、陰イオンの蓄積によって固体高分子膜6が劣化するのを軽減することもできる。
【0028】
【発明の効果】
以上、発明の実施の形態とともに具体的に説明したように、第1発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法は、純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うことを特徴とする。
【0029】
従って、この第1発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法によれば、オゾン発生運転時に電解槽の陽極から溶出したイオンにより電解水の電導度が悪化するのを防止し、電解槽のイオン交換膜の性能や耐久性が低下するのを軽減することができる。また、オゾン発生停止中、電解槽陽極側に残留するオゾンにより、電解槽の陽極が酸化されて電極性能が低下してしまうのを防止することもできる。また、オゾン発生停止中に電解槽の陽極から溶出するイオンの蓄積によって電解槽のイオン交換膜が劣化するのを軽減することができる。
【0030】
また、第2発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法は、純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うことを特徴とする。
【0031】
従って、この第2発明のオゾン発生用電解槽への電解水供給方法によれば、オゾン発生運転時に電解槽の陽極から溶出したイオンにより電解水の電導度が悪化するのを防止し、電解槽のイオン交換膜の性能や耐久性が低下するのを軽減することができる。また、オゾン発生停止中、電解槽陽極側に残留するオゾンにより、電解槽の陽極が酸化されて電極性能が低下してしまうのを防止することもできる。また、オゾン発生停止中に電解槽の陽極から溶出するイオンの蓄積によって電解槽のイオン交換膜が劣化するのを軽減することができる。
【0032】
また、第3発明のオゾン発生装置は、電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うよう制御することを特徴とする。
【0033】
従って、この第3発明のオゾン発生装置によれば、上記第1発明の場合と同様に、オゾン発生運転時に電解槽の陽極から溶出したイオンの蓄積により電解水の電導度が悪化するのを防止し、電解槽のイオン交換膜の性能や耐久性が低下するのを軽減することができる。また、オゾン発生停止中、電解槽陽極側に残留するオゾンにより、電解槽の陽極が酸化されて電極性能が低下してしまうのを防止することができる。また、オゾン発生停止中に電解槽の陽極から溶出するイオンの蓄積によって電解槽のイオン交換膜が劣化するのを軽減することができる。
【0034】
また、第4発明のオゾン発生装置は、電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うよう制御することを特徴とする。
【0035】
従って、この第4発明のオゾン発生装置によれば、上記第2発明の場合と同様に、オゾン発生運転時に電解槽の陽極から溶出したイオンにより電解水の電導度が悪化するのを防止し、電解槽のイオン交換膜の性能や耐久性が低下するのを軽減することができる。また、オゾン発生停止中、電解槽陽極側に残留するオゾンにより、電解槽の陽極が酸化されて電極性能が低下してしまうのを防止することもできる。また、オゾン発生停止中に電解槽の陽極から溶出するイオンの蓄積によって電解槽のイオン交換膜が劣化するのを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオゾン発生装置の構成図である。
【符号の説明】
1 オゾン発生用電解槽
2 電解水供給装置
3 電解水供給弁
4 電解水排出弁
5 コントローラ
6 固体高分子膜(イオン交換膜)
7 オゾン極(陽極)
8 水素極(陰極)
9 電解セル
10 オゾン極側セパレータ
11 水素極側セパレータ
12 直流電源
13 電解水貯水部
14 電解水供給口
15 オゾン排出口
16 電解水排出口
17 水素排出口
18 配管
19 配管
25 電導度センサ
26 水位センサ
28 配管
Claims (4)
- 純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うことを特徴とするオゾン発生用電解槽への電解水供給方法。 - 純水を電気分解してオゾンを発生するオゾン発生装置において、オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行するオゾン発生停止時に、電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換すること、
オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うことを特徴とするオゾン発生用電解槽への電解水供給方法。 - 電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、所定の周期で定期的に行うよう制御することを特徴とするオゾン発生装置。 - 電解水を電気分解してオゾンを発生させる電解槽と、
電解槽陽極側の電解水貯水部に電解水を供給する電解水供給装置と、
電解水貯水部の電解水供給口に接続した電解水供給弁と、
電解水貯水部の電解水排出口に接続した電解水排出弁と、
オゾン発生状態からオゾン停止状態に移行させるオゾン発生停止の制御信号をトリガとして、電解水排出弁を開いて電解水貯水部の電解水の一部又は全部を排出し、その後、電解水供給弁を開いて電解水供給装置から新たな純水を電解水として電解水貯水部に供給することにより、電解水貯水部の電解水を置換するよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置では、オゾン発生停止中、上記電解水貯水部の電解水の置換を、オゾン発生停止中の溶出イオンによる電解槽のイオン交換膜の劣化を防ぐ周期で定期的に行うよう制御することを特徴とするオゾン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218653A JP3679984B2 (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218653A JP3679984B2 (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002028655A JP2002028655A (ja) | 2002-01-29 |
JP3679984B2 true JP3679984B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=18713572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218653A Expired - Fee Related JP3679984B2 (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3679984B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283180A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Ozotech:Kk | オゾン水生成装置およびオゾン水生成方法 |
JP4958541B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-06-20 | 株式会社ササクラ | オゾン発生装置 |
JP5308282B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2013-10-09 | クロリンエンジニアズ株式会社 | オゾン発生装置の運転方法及びオゾン発生装置 |
JP6334467B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2018-05-30 | 株式会社Mrsホールディングズ | バーコード命令生成装置 |
JP6288473B2 (ja) * | 2015-10-20 | 2018-03-07 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 | 水素発生装置 |
CN114796577A (zh) * | 2021-01-29 | 2022-07-29 | 冯秋林 | 臭氧水雾化杀菌机 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000218653A patent/JP3679984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002028655A (ja) | 2002-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3349710B2 (ja) | 電解槽および電解水生成装置 | |
CN101205089B (zh) | 清洗装置中的水再利用方法及洗涤机 | |
KR20150067874A (ko) | Cdi 방식의 수처리 장치 | |
JP3679984B2 (ja) | オゾン発生用電解槽への電解水供給方法及びオゾン発生装置 | |
JP2006043610A (ja) | 電解式水素水生成装置 | |
JP4899750B2 (ja) | 電解水生成装置 | |
JP2000317451A (ja) | アルカリイオン整水器 | |
JP4929279B2 (ja) | 電解式水素水生成装置 | |
JP3531236B2 (ja) | イオン水生成器 | |
JP3615992B2 (ja) | オゾン発生装置 | |
JP2000343081A (ja) | 便器殺菌装置 | |
JP2532339B2 (ja) | 滅菌水製造装置 | |
JP3716027B2 (ja) | 連続式電解水生成装置の殺菌・制菌方法及び装置 | |
JP2000202449A (ja) | アルカリイオン整水器 | |
JP2009148737A (ja) | イオン除去装置 | |
JP2008086886A (ja) | 電解水生成装置 | |
JPH11147092A (ja) | 殺菌用電解槽 | |
KR20140115259A (ko) | 전기 탈이온 방식의 수처리 장치 | |
JP2004313977A (ja) | 水改質装置 | |
JPH0985245A (ja) | 電解水生成器 | |
JP2005177537A (ja) | 電解イオン水生成装置 | |
JPH06335681A (ja) | アルカリイオン整水器 | |
JP2000042549A (ja) | 電解水生成器 | |
JP2015128755A (ja) | オゾン水生成装置 | |
JPH0751670A (ja) | 電解水生成器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |