JP4958541B2 - オゾン発生装置 - Google Patents

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本発明は、オゾン発生装置に関し、より詳しくは、純水などの原料水を電気分解してオゾンを発生する電解式のオゾン発生装置に関する。
電解式のオゾン発生装置として、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。図3に示すように、このオゾン発生装置は、イオン交換膜101aの両側に陽極101b及び陰極101cが配置されたガス発生部101を備えており、電源102により陽極101b及び陰極101c間に電圧を印加することによりガス発生部101の純水を電気分解して、陽極101b側にオゾンガス及び酸素ガスを発生させると共に、陰極101c側に水素ガスを発生させる。ガス発生部101において発生したオゾンガス及び水素ガスは、それぞれオゾンガス分離部104及び水素ガス分離部105において分離された後、オゾンガス導管109及び水素ガス導管110を介して排出される。ガス発生部101の陽極101b側には、オゾンガス分離部104を介して純水を供給する純水供給管103が接続されており、純水供給管103に過酸化水素除去機構108が設けられることにより、ガス発生部101に供給される純水中の過酸化水素が除去され、生成されたオゾンガスが過酸化水素により消費されるのを防止している。
特開2002−166279号公報
ところが、上記オゾン発生装置においては、オゾンガス分離部104とガス発生部101との間で循環される純水中に、ガス発生部101内のイオン交換膜101aや電極101b,陰極101cから溶出した不純物が、微量ながらも徐々に混入し、イオン交換膜101aに吸着されることにより電解効率が低下するおそれがあった。例えば、イオン交換膜101a及び陽極101bとして、それぞれフッ素樹脂膜及びチタン電極が広く用いられているが、本発明者らの研究によれば、作動中に純水中のフッ素イオン濃度が次第に増加し、これによってチタンが溶解し易くなるため純水中のチタンイオンの濃度も増加して、イオン交換膜101aにチタンイオンが吸着される結果、イオン交換膜101aの機能を阻害するおそれがあることが明らかになった。特にこの傾向は、最近の超純水製造技術に深く関わっている。即ち、超純水中の微量有機物を低減する目的で短波長紫外線(波長 180ナノメーター付近)を照射するケースが多くなっているが、このような超純水を原料として用いる場合には、フッ素濃度の上昇がより顕著となっており、上記問題の解決が望まれていた。
そこで、本発明は、オゾン発生効率を長期間良好に維持することができるオゾン発生装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、イオン交換膜によって仕切られ、陰極及び陽極がそれぞれ収容された陰極室及び陽極室を有する電解槽と、前記陽極室に対して循環ラインにより接続され、前記陽極室に供給する原料水を貯留すると共に、前記陽極室で生成されたオゾンガスを原料水から分離する気液分離タンクと、前記気液分離タンクにおいて分離されたオゾンガスを排出するオゾン排出ラインと、前記気液分離タンクに対する原料水の供給及び排出をそれぞれ行う補給ライン及び排水ラインとを備えるオゾン発生装置であって、前記排水ラインに設けられた排水弁と、前記排水弁の作動を制御する制御手段と、前記制御手段に排水信号を入力する排水信号生成手段とを備え、前記制御手段は、前記排水信号の入力に基づき、前記気液分離タンクから原料水を排出するように前記排水弁の開閉を制御するオゾン発生装置により達成される。
このオゾン発生装置において、前記排水信号生成手段は、前記排水信号を定期的に出力するタイマ手段から構成することができる。或いは、前記排水信号生成手段を、前記気液分離タンクに貯留された原料水の電気伝導度の検出に基づき前記排水信号を出力する電気伝導度検出手段から構成することもできる。
また、前記気液分離タンクに貯留された原料水の水位を検出する水位検出手段を更に備えることが好ましく、前記制御手段は、前記排水弁の開放前に、前記気液分離タンク内の原料水の水位が予め設定された値となるように、前記水位検出手段の検出に基づき前記気液分離タンクへの原料水の供給を制御することが好ましい。
また、前記補給ラインに設けられ、原料水に含まれるラジカル状物質を除去するラジカル状物質除去手段を更に備えることが好ましい。
本発明のオゾン発生装置によれば、オゾン発生効率を長期間良好に維持することができる。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の概略構成図である。このオゾン発生装置1は、電解槽10と、電解槽10で生成されたオゾンガスを原料水から分離する気液分離タンク20と、気液分離タンク20で分離されたオゾンガスが通過するオゾン排出ライン30とを備えている。
電解槽10は、イオン交換膜11により仕切られて形成された陰極室12及び陽極室13を備えており、陰極室12には陰極14が、陽極室13には陽極15が、それぞれ収容されている。陰極14及び陽極15は、通気性のある多孔質体により構成されており、イオン交換膜11を挟持するように配置されている。イオン交換膜11としては、フッ素樹脂系の膜を例示することができる。また、陰極14としては、ステンレスなどの基材をめっき等により白金で被覆したものを例示することができ、陽極15としては、チタンなどの基材を二酸化鉛で被覆したものを例示することができる。陽極15の材料としては、二酸化鉛の他に、二酸化錫やダイヤモンドなどを例示することができる。
陰極室12は、水素が排出される水素出口12aを有している。陽極室13は、純水などの原料水が供給される原料水入口13a、及び生成されたオゾンを含む原料水を排出する原料水出口13bを有している。陰極14及び陽極15間には、直流電源16により所望の電圧を印加することができる。
気液分離タンク20は、チタン等からなる筒状の容器であり、原料水を貯留すると共に、原料水から分離されたオゾンガスなどの気体を、上部に形成された気体出口20aからオゾン排出ライン30を介して排出可能に構成されている。気液分離タンク20は、循環ライン21を介して電解槽10の陽極室13に接続されており、原料水循環出口20bから陽極室13の原料水入口13aに向けて原料水を排出すると共に、陽極室13の原料水出口13bから排出された原料水を原料水回収口20cから回収する。循環ライン21による原料水の循環は、本実施形態では循環ポンプ22によって行われるが、循環ポンプ22を設けずに構成することも可能である。気液分離タンク20の大きさは特に限定されないが、例えば、直径が70〜250mm、高さが30〜100cm程度である。
気液分離タンク20の側面には原料水補給口20dを介して補給ライン40が接続されており、気液分離タンク20への原料水の補充供給は、補給ライン40から適宜行うことができる。補給ライン40は、供給弁41及びラジカル状物質除去装置42が設けられており、供給弁41の開閉により原料水の補給及び停止が行われる。ラジカル状物質除去装置42は、通過する原料水に含まれるラジカル状物質を除去する装置である。ラジカル状物質とは、フェノールフタリンを銅イオン存在下でフェノールフタレインに転換する性質を有する物質であり、例えば、過酸化水素やOHラジカルなどを例示することができる。ラジカル状物質除去装置42は、ラジカル状物質の除去後に不純物が残存しないものが好ましく、例えば、純水でリンスした白金又はパラジウム触媒を担持したイオン交換樹脂が充填された触媒槽を好適に使用することができる。但し、これ以外にもラジカル状物質の除去が可能な公知のものを使用可能であり、例えば、白金やパラジウムなどの微粒子やハニカム担持体、合成吸着剤、活性炭、シリカゲルなどを挙げることができる。
気液分離タンク20の底部には、原料水排出口20eを介して排水ライン50が接続されており、貯留された原料水を排水ライン50から外部に排出することができる。原料水排出口20eは、原料水と共にオゾンガスが排出されないように気液分離タンク20の下部に設けることが好ましいが、必ずしも底部である必要はなく、気液分離タンク20の側面に形成してもよい。排水ライン50には排水弁51が設けられており、排水弁51の開閉により、原料水の排出及び停止が行われる。
また、気液分離タンク20には、貯留された原料水の水位を検出する高水位センサ23及び低水位センサ24を備えている。高水位センサ23及び低水位センサ24は、例えば液体レベルセンサであり、貯留された原料水の高水位及び低水位をそれぞれ検出する。低水位センサ24の下方には、原料水の水位の異常低下を検出する警報用センサ25が配置されている。高水位センサ23、低水位センサ24及び警報用センサ25の検出信号は、制御装置60に入力される。制御装置60は、循環ライン21、補給ライン40及び排水ライン50にそれぞれ設けられた循環ポンプ22、供給弁41及び排水弁51の作動を制御する。また、制御手段60は、予め設定された時間間隔に基づきトリガ信号を出力するタイマ61を内蔵しており、タイマ61により定期的に生成されるトリガ信号が、排水ライン50からの排水を指示する排水信号として制御手段60に入力される。
次に、上述したオゾン発生装置1の作動を説明する。気液分離タンク20には、供給弁41及び排水弁51を閉じた状態で予め所定量の原料水(純水)を貯留し、直流電源16により電解槽10の陰極14及び陽極15間に直流電圧を印加すると共に、循環ポンプ22を作動させる。これにより、気液分離タンク20から電解槽10に原料水が供給され、電気分解されることにより、水素、酸素、オゾンが生成される。発生した水素は、水素出口12から不図示の排出ラインを介して排出される一方、発生したオゾンは、原料水と共に気液分離タンク20に供給され、気液分離タンク20において原料水から分離される。こうして、電解槽10と気液分離タンク20との間で原料水が循環することにより、オゾンガス排出ライン30から高濃度のオゾンガスが連続的に排出され、ユースポイントに供給される。
気液分離タンク20に貯留された原料水の水位Lは、オゾンガスの生成と共に徐々に低下する。原料水の水位Lが低水位L1まで低下すると、低水位センサ24がこれを検出して制御装置60に低水位信号を出力する。制御装置60は、低水位信号の入力に基づき供給弁41を開放し、ラジカル状物質除去装置42を通過後の原料水となる純水を、気液分離タンク20に供給する。これにより、気液分離タンク20の原料水の水位は徐々に上昇する。原料水の水位が高水位L2まで上昇すると、高水位センサ23がこれを検出して制御装置60に高水位信号を出力する。制御装置60は、高水位信号の入力に基づき供給弁41を閉止して、気液分離タンク20への原料水の供給を停止する。このように、高水位センサ23及び低水位センサ24の検出に基づき、制御装置60が気液分離タンク20への原料水の供給を制御することにより、気液分離タンク20内の原料水の水位は、低水位L1と高水位L2との間に常時保たれる。なお、何らかの異常により、原料水の水位が低水位L1よりも低下して危険水位L0に達した場合には、警報用センサ25がこれを検出して制御装置60に警報信号を出力し、制御装置60はこれを受けて循環ポンプ22を停止する。
本実施形態のオゾン発生装置1は、タイマ61が排水信号を定期的に生成する。制御装置60は、排水信号が入力されると、まず供給弁41を開放し、ラジカル状物質除去装置42を通過した原料水を気液分離タンク20に供給する。そして、原料水の水位が高水位まで上昇したことを高水位センサ23が検知すると、供給弁41を閉じて原料水の供給を停止する。この後、排水弁51を一定時間開放して、予め設定された量の原料水を排水ライン50から排出する。原料水の排出量は、排水弁51を閉止後の気液分離タンク20内の水位が低水位L1よりも上方となる範囲において適宜設定することができ、例えば、水位が60cmの状態から約5cm低下するように、原料水を排出する。タイマ61による排水信号の生成頻度についても、原料水中の不純物濃度の増加傾向を考慮して適宜定めればよく特に制限はないが、例えば1時間に1回程度とすればよい。気液分離タンク20への原料水の供給制御は、本実施形態のように供給弁41の開閉により行う代わりに、ポンプ(図示せず)のオンオフにより行うこともできる。
本実施形態のオゾン発生装置1によれば、排水信号の入力に基づく排水弁51の開閉制御により、気液分離タンク20から排水ライン50を介して原料水が一部排出されるため、電解槽10と気液分離タンク20との間で循環される原料水に溶出した不純物を排水と共に除去することができる。したがって、オゾン発生を連続的に行いつつ、電解槽10のイオン交換膜11における不純物の蓄積を抑制することができ、イオン交換膜11の長寿命化によりオゾン発生効率を長期間良好に維持することができる。
また、制御手段60は、排水弁51を開放する前に、気液分離タンク20内の原料水が高水位となるように、高水位センサ23の検出に基づき供給弁41を開閉制御するので、一定量の原料水に含まれる不純物を確実に排出することができ、イオン交換膜11に対する不純物の蓄積をより確実に防止することができる。
更に、供給ライン40にラジカル状物質除去装置42が設けられているので、電解槽10と気液分離タンク20との間で循環する原料水中のラジカル状物質が低減される結果、ラジカル状物質の存在に起因するフッ素などの不純物の溶出を抑制することができる。したがって、不純物を原料水と共に強制的に排出することと相俟って、オゾン発生効率をより長期間良好に維持することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。例えば、本実施形態においては、一定の時間間隔で一定量を排出するように、制御手段60が排水弁51を開閉制御しているが、排水信号の出力タイミングや排水量は必ずしも一定である必要はなく、異なる時間間隔を設定して、各時間間隔に比例した量の原料水を排出するように排水弁51の開閉制御を行ってもよい。
また、本実施形態においては、制御手段60への排水信号の入力後、まず供給弁41を開放して気液分離タンク20内の水位を高水位まで上昇させるようにしているが、供給弁41を開放することなく低水位センサ24が低水位を検知するまで排水弁51を開放した後に、供給弁41を開放して原料水を補給するようにしてもよい。この場合、排水前の原料水の水位によって排出される原料水の量が異なることから、タイマ61は、排水量に比例した時間間隔で、次の排水信号を生成することが好ましい。また、供給弁41を介した原料水の補給は、排水弁51を介した排水と同時に行うことも可能である。いずれにしても、不純物を含む原料水を強制的に排出すると共に、新たな原料水を補給することができるので、イオン交換膜11を通過する原料水の不純物濃度を低濃度に維持することができる。
また、本実施形態においては、制御装置60に排水信号を入力する排水信号入力手段として、排水信号を定期的に出力するタイマ61を用いているが、排水信号を自動的に入力可能であれば、他の構成とすることも可能である。例えば、図2に示すように、気液分離タンク20に貯留された原料水の電気伝導度を測定可能な電気伝導度センサ62をタイマ61の代わりに設け、電気伝導度センサ62の検出信号が制御装置60に入力されるように構成してもよい。なお、図2において、図1と同様の構成部分には同一の符号を付している。
原料水の電気伝導度は、純度が高いほど低い値となるため、電気伝導度が所定値以上である電気伝導度センサ62の検出信号を排出信号とみなして、図1に示す構成と同様に、制御装置60が排水弁51の開閉制御を行うことができる。なお、電気伝導度センサ62が原料水中のオゾンにより不具合を生じるおそれがある場合には、原料水とのセンサ部の接触を定期的に行うようにして、電気伝導度の測定後にセンサ部を純水によりパージ可能に構成してもよい。
更に、図2の構成において、電気伝導度センサ62に代えて、気液分離タンク20に貯留された原料水のフッ素イオン濃度をイオン電極法などにより検出するフッ素イオン濃度センサを設け、フッ素イオン濃度センサによる所定値以上の検出濃度を排出信号とみなして、制御装置60が排水弁51の開閉制御を行うように構成してもよい。特に、電極や流路内壁等がチタン材料により構成されている場合には、フッ素イオン濃度の増大がイオン交換膜へのチタンイオンの吸着を促すため、フッ素イオン濃度センサの検出に基づいて排水を行うことで、オゾン発生効率の維持を容易にすることができる。
以下、実施例に基づき、本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1の構成において、補給ライン40にラジカル状物質除去装置42を設けずに、オゾン発生装置1を作動させた。気液分離タンク20に供給される原料水(超純水)のラジカル状物質濃度は、20ppb as H202であり、高水位時における気液分離タンク20の貯留量は、30Lとした。排水弁51の開閉制御による原料水の排水は、タイマ61により1時間毎に1.5Lとした。また、オゾン排出ライン30から排出されるオゾンの流量は、45g/hとした。なお、原料水中のラジカル状物質濃度は、フェノールフタリンを指示薬として、過酸化水素換算で評価した。
作動中における気液分離タンク20に貯留された原料水のフッ素濃度を測定したところ、6ヶ月経過後も0.9ppm以下に維持されており、電解槽10の作動電圧の上昇は見られなかった。
更に、この状態で、ステンレス管(25A)に白金担持イオン交換樹脂を100mm長さで充填したラジカル状物質除去装置42を、補給ライン40に設けたところ、気液分離タンク20内の原料水のフッ素濃度は0.4ppmまで低下し、電解槽10の作動電圧も正常な状態を維持した。
一方、上記試験を行う前に、排水ライン50を設けない構成で気液分離タンク20内の原料水濃度を測定した場合には、気液分離タンク20内の原料水のフッ素濃度が6ppmまで上昇した。この結果、作動から6ヶ月経過後に電解槽10の電圧が異常に高くなり、作動を継続できない状態となった。
本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係るオゾン発生装置の概略構成図である。 従来のオゾン発生装置の概略構成図である。
符号の説明
1 オゾン発生装置
10 電解槽
11 イオン交換膜
12 陰極室
13 陽極室
14 陰極
15 陽極
20 気液分離タンク
21 循環ライン
23 高水位センサ
24 低水位センサ
30 オゾン排出ライン
40 補給ライン
41 供給弁
42 ラジカル状物質除去装置
50 排水ライン
51 排水弁
60 制御装置
61 タイマ
62 電気伝導度センサ

Claims (5)

  1. イオン交換膜によって仕切られ、陰極及び陽極がそれぞれ収容された陰極室及び陽極室を有する電解槽と、
    前記陽極室に対して循環ラインにより接続され、前記陽極室に供給する原料水を貯留すると共に、前記陽極室で生成されたオゾンガスを原料水から分離する気液分離タンクと、
    前記気液分離タンクにおいて分離されたオゾンガスを排出するオゾン排出ラインと、
    前記気液分離タンクに対する原料水の供給及び排出をそれぞれ行う補給ライン及び排水ラインとを備えるオゾン発生装置であって、
    前記排水ラインに設けられた排水弁と、
    前記排水弁の作動を制御する制御手段と、
    前記制御手段に排水信号を入力する排水信号生成手段とを備え、
    前記制御手段は、前記排水信号の入力に基づき、前記気液分離タンクから原料水を排出するように前記排水弁の開閉を制御するオゾン発生装置。
  2. 前記排水信号生成手段は、前記排水信号を定期的に出力するタイマ手段からなる請求項1に記載のオゾン発生装置。
  3. 前記排水信号生成手段は、前記気液分離タンクに貯留された原料水の電気伝導度の検出に基づき前記排水信号を出力する電気伝導度検出手段からなる請求項1に記載のオゾン発生装置。
  4. 前記気液分離タンクに貯留された原料水の水位を検出する水位検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記排水弁の開放前に、前記気液分離タンク内の原料水の水位が予め設定された値となるように、前記水位検出手段の検出に基づき前記気液分離タンクへの原料水の供給を制御する請求項1から3のいずれかに記載のオゾン発生装置。
  5. 前記補給ラインに設けられ、原料水に含まれるラジカル状物質を除去するラジカル状物質除去手段を更に備える請求項1から4のいずれかに記載のオゾン発生装置。
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