JP3679098B2 - 家具セット - Google Patents
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- A47C17/00—Sofas; Couches; Beds
- A47C17/52—Cabinet beds; Table beds, or like beds; Wardrobe beds
- A47C17/62—Table beds; Billiard table beds, or like beds
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の一対とこの椅子の間で使用するテーブルとからなる3点の家具を簡単にベッドに転換して使用できる家具セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ソファーの背もたれを倒してベッドとなり得るいわゆるソファーベッドは従来から知られており、このソファーベッドは同じ室内で居間と寝室を適当に使い分けて室内空間を有効に利用できる点で好評を拍している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一方においてこのソファーベッドはソファーの背もたれを倒してベッドとするだけのものであるため、このソファーを応接用などに使用するにはテーブルがないという不便さを免れず、テーブルは別途準備しなければならない。
本発明の目的は、かゝるソファーベッド等の持つ問題に鑑み、応接用などとして充分有効に使用することができると共に、必要に応じて簡単にベッドに転換することができる家具セットを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明における請求項1は、座部と背もたれにクッション性のマットを用いた一対の椅子と、天板および該天板を分離可能に支持する支持体とからなり、該支持体は一枚の板体からなる断面がコ字状の相対する一対の辺を外方に拡開し、ついでその各先端を前記コ字状断面の残余の頂面と平行状に外方に屈曲伸長させて伸長端を形成してなる支持部材の一対で構成され、両支持部材の端縁を天板裏面の所定の部位に係止して当該天板を床面から高い位置で支持して応接用等のテーブルを形成するようにし、かつ両支持部材の頂面を天板裏面の所定の部位に係止して天板を床面から低い位置で支持してベッド用の支持台を形成するようにしてなることを特徴とする家具セットである。
【0005】
また、請求項2は、前記テーブルが、支持体を構成する両支持部材の断面コ字状の各頂面を相互に背中合わせに接して維持し、維持した部分を天板裏面の中央部に突設した少なくとも2つの突起の間に嵌め込んで係止したものであることを特徴とする請求項1記載の家具セットである。
【0006】
請求項3は、前記テーブルを、前記一対の椅子とセットにすることを特徴とする請求項1又は2記載の家具セットである。
【0007】
さらに、請求項4は、前記ベッド用の支持台が、少なくとも椅子の1つをベッドの一端として当該椅子に前記支持台を連接させ、椅子の背板に用いたクッション性マットを前記支持台に載置してベッドとするものであることを特徴とする請求項1記載の家具セットである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の家具セットに用いる一対の椅子は、少なくともシングルのベッドの横幅に相当するサイズの横幅を有し、セットとして用いる天板も四角な板体の相対する一対の辺、たとえば縦幅をこの椅子の横幅に対応したサイズのものとすることがよい。
また、天板の上記相対する一対の辺に連なる相対する他辺、すなわち上記の縦幅に対する横幅は、椅子の座部の奥行きの長さを加味して人が仰臥するに足る長さのものとするのがよい。
【0009】
この天板を支える支持体は、板体からなる断面がコ字状の相対する一対の辺を所定の角度で外方に拡開し、ついでその各先端を前記コ字状断面の残余の頂面と平行状に外方に屈曲伸長させて伸長端を形成してなる支持部材の一対で構成されているが、これら支持部材の上記断面構造の端縁の部分を天板裏面に保持させることによって前記の椅子に対応した高さのテーブルとすることができるものである。
【0010】
また、この支持体の支持部材における頂面に天板を載置して係止することによりベッド用の支持台とすることができるが、断面コ字状の相対する一対の辺が外方に拡開されているのでベッド用の支持台として安定感を与えることができる。その高さは椅子の座部の高さに対応したものである。
【0011】
かゝる支持体と天板との係止には、支持部材の断面コ字状の頂面を相互に背中合わせに接して維持し、この維持した部分を天板裏面の中央部に突設した少なくとも2つの突起の間に嵌め込んで係止することによりテーブルの支持体とし、また、各支持部材をその伸長端を床面に接して並列させ、断面コ字状の頂面に形成した凹部に天板裏面に形成した突起をそれぞれ嵌入してベッド用の支持台とするものである。
【0012】
こゝで天板裏面に形成する突起とは、点に近い単なる突出物の単一もしくは複数であってもよく、所定の長さの突条であってもよい。
また、支持体に形成する凹部とは、支持体を貫通して形成した通孔であってもよいが、貫通せずに形成した単なる凹陥部であってもよく、いずれにしてもこれら突起と凹部によって天板と支持体が係合状態を維持できればよい。
【0013】
【作用】
本発明の家具セットは、一対の椅子と天板と天板を支える支持体とからなり、天板に対する支持体の取付けを変えることによって応接用などのテーブルとし、また、ベッド用の支持台に容易に変換して使用することができるものである。
【0014】
この家具セットはソファーの背もたれを倒して単にベッドとするだけのソファーベッドとは異なり、一対の椅子と天板と支持体を組み合わせたテーブルによって応接用の3点セットを構成することができるのですこぶる有利であり、また、必要に応じて天板と支持体を組み換えることによってベッドとすることができるのできわめて便利なものである。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の家具セットの実施例について図面を引用して説明する。
図1は、本発明の家具セットの一例を示し、家具セット1は一対の椅子2a,2bとテーブル5のセットからなっている。
【0016】
椅子2a,2bにはそれぞれの背もたれの部分にクッション性のマット3a,3bを分離できるように取り付け、また、座部の部分にもクッション性のマット4a,4bを取り付けている。
テーブル5は、天板6とこの天板6を下方から支持する支持体7で構成され、支持体7は一対の支持部材8a,8bで構成されている。
【0017】
前記天板6は縦570mm×横700mm×厚さ20mmの長方形の木質板材からなっており、表面はメラミン化粧で仕上げられている。
椅子2a,2bの横幅は天板6の縦幅と同じ570mmである。
天板6の裏面には特に図2で示すように、横幅700mmの中央350mmの位置からそれぞれ17mmの間隔、計34mmの間隔を保持して高さが40mmで長さが185mmの突条9a,9bと、端縁から105mm内側に入った部分に同じく高さが40mmで長さが185mmの突条10a,10bが形成されている。
【0018】
支持体7は前記のとおり、一対の支持部材8a,8bで構成されているが、各支持部材は図1および図2に示すように、厚さ15mmの板材の加工によって得られた断面がコ字状の相対する一対の辺を外方に拡開し、ついでその各先端を前記コ字状断面の残余の頂面と平行状に外方に屈曲伸長させて伸長端12,12を形成した形状をなしている。
この支持部材8a,8bの断面コ字状の頂面11,11の中央にそれぞれ幅25mmで長さが210mmの長孔13a,13bが形成されている。(図3参照)
前記断面コ字状の頂面11,11の長さは前記天板8に形成した突条9a,9bの長さ185mmよりも若干長い190mmに形成されている。
【0019】
上記支持部材8a,8bの前記したコ字状で拡開された断面の連続方向の長さは530mmであり、屈曲によって形成された伸長端12,12の相互の端縁迄の間隔は470mmで、これは天板8の縦方向のサイズである570mmよりも小さく設定されている。
また、支持部材8a,8bの頂面11からこれと平行な伸長端12,12までの垂直距離は265mmである。
【0020】
この支持部材8a,8bは、図2に示すように断面コ字状の各頂面11,11を互に背中合わせに接するようにして保持し、この保持した部分をまとめて天板6の裏面中央に突設した前記突条9a,9bの間の平行な間隙内に嵌め込んで係止し、これによって天板6の脚部として該天板6を所定の高さで支持した支持体7を形成している。
【0021】
かくして得られる天板6の厚みを加えたテーブル5の高さは、床面より550mmという高い位置になっており、これは人が椅子2a,2bに腰掛けたときのテーブルとして使い勝手のよい調和のとれた高さであるので、前記一対の椅子2a,2bとセットで使用することができる。
【0022】
この支持体7は天板6に対して各支持部材8a,8bを組み換えることによってベッド用の支持台とすることができるものである。
すなわち、図3,図4に示すように、前記支持部材8a,8bを天板6から分離し、支持部材8a,8bの各伸長端12,12,12,12を床面に接して並列させ、各支持部材8a,8bの断面コ字状の頂面11,11に形成した長孔13a,13bに天板6の裏面に形成した突条10a,10bを嵌め込んで前記の各支持部材8a,8bからなる支持体7と天板6によってベッド用の支持台14とすることができる。
【0023】
このベッド用の支持台14は、図5に示すように、椅子2a,2bのうちの一方、たとえば椅子2bをベッドの一端として、この椅子2bに前記支持台14を連接させ、椅子2a,2bの背もたれに用いたクッション性マット4a,4bを支持台14に載置してベッドとするものである。
【0024】
この支持台14の床面より高さは、天板6の厚み20mmと支持部材8a,8bの頂面11からこれと平行な伸長端12,12までの垂直距離である265mmとの和の285mmという低いレベルになっており、これは椅子2a,2bの座部の高さと同じであり、これにクッション性マット4a,4bを載置すると椅子2bの座部のマットと同じレベルとしてベッドに使用することができる。
なお、図示しないが、このベッドの支持台に他方の椅子2aを連接させることによって丈の長い人のためのベッドとすることもできる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の家具セットは、一対の椅子、天板および該天板を支える支持体とからなり、天板に対する支持体の取付けを変えることによって応接用などのテーブルとし、また、ベッド用の支持台に容易に変換して使用することができるものである。
【0026】
この家具セットはソファーの背もたれを倒して単にベッドとするだけのソファーベッドとは異なり、一対の椅子と共に天板と支持体とを組み合わせたテーブルによって3点セットを構成することができるので応接用としてすこぶる有利に使用することができると共に、必要に応じて天板と支持体を組み換えることによってベッドとすることができるのできわめて便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家具セットの一例を斜視して天板の一部を透視した説明図である。
【図2】本発明の家具セットにおける天板と支持体とによるテーブルの組み立てを裏面から示した説明図である。
【図3】同じく本発明の家具セットにおける天板と支持体とによるベッド用の支持台の組み立てを裏面から示した説明図である。
【図4】図3のベッド用の支持台の側面図である。
【図5】本発明の家具セットをベッドとした場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 家具セット
2a,2b 椅子
3a,3b マット
4a,4b マット
5 テーブル
6 天板
7 支持体
8a,8b 支持部材
9a,9b 突条
10a,10b 突条
11 頂面
12 伸長端
13a,13b 長孔
14 ベッド用の支持台
Claims (4)
- 座部と背もたれにクッション性のマットを用いた一対の椅子と、天板および該天板を分離可能に支持する支持体とからなり、該支持体は一枚の板体からなる断面がコ字状の相対する一対の辺を外方に拡開し、ついでその各先端を前記コ字状断面の残余の頂面と平行状に外方に屈曲伸長させて伸長端を形成してなる支持部材の一対で構成され、両支持部材の端縁を天板裏面の所定の部位に係止して当該天板を床面から高い位置で支持して応接用等のテーブルを形成するようにし、かつ両支持部材の頂面を天板裏面の所定の部位に係止して天板を床面から低い位置で支持してベッド用の支持台を形成するようにしてなることを特徴とする家具セット。
- 前記テーブルが、支持体を構成する両支持部材の断面コ字状の各頂面を相互に背中合わせに接して維持し、維持した部分を天板裏面の中央部に突設した少なくとも2つの突起の間に嵌め込んで係止したものであることを特徴とする請求項1記載の家具セット。
- 前記テーブルを、前記一対の椅子とセットにすることを特徴とする請求項1又は2記載の家具セット。
- 前記ベッド用の支持台が、少なくとも椅子の1つをベッドの一端として当該椅子に前記支持台を連接させ、椅子の背板に用いたクッション性マットを前記支持台に載置してベッドとするものであることを特徴とする請求項1記載の家具セット。
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