JP3678508B2 - 自動車用ホイール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車ホイールに関し、とくに疲労強度を向上させた自動車用ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ホイールは、通常、図9に示すように、ディスク1の立上がり部1aをリム2のドロップ部6に嵌合させ、リム2とディスク1とを、スポット溶接あるいは隅肉溶接によって接合することにより製作される。
このタイプの自動車ホイールの組み付け精度および耐久性を確保するためには、ディスク1の立上がり部1aとリム2のドロップ部6の嵌合部mは隙間なく少なくとも5〜10mm長さにわたって密着嵌合していることが望まれる。
しかし、リム2のドロップ部6のディスク嵌合部をストレートに加工することは可能であるが、ディスク1は、板材から絞り成形によってその立上がり部1aを成形するため、立上がり部1aを完全にストレートに成形することは困難であり、立上がり部1aに図10に示すような反り部1bが残ってしまう。その結果、リム2とディスク1を嵌合させた時に、図11に示すように反り部1bの先端がリム2のドロップ部6のストレート部に干渉してしまい、両者の嵌合部に隙間1cが生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、上記の従来型の自動車用ホイールには次の問題があった。
▲1▼ リム2とディスク1の嵌合状態が安定しないためホイールの振れ精度を向上させることが難しい。
▲2▼ リム2とディスク1の嵌合部のストレート部が少ないため、ホイールの耐久性を向上させることに限度があった。
とくに、最近、出願によって開発された、図12、図13に示すような、耐久性を低下させることなく、ディスク1の材料節約、重量低減をはかることを狙い、ディスク1をリム2に嵌合した状態で、ディスク1のベンチレーション1cの端部がディスク1の立上がり部1aの端部よりも軸方向外方に凹むほぼ弧状の凹部をなし、ベンチレーション1cの最凹部1bがリム2のドロップ部6とサイドウオール部5との湾曲部のRの中心よりもホイール外側に位置し、かつ、ベンチレーション最凹部1bの断面形状が同じ半径上にある他のディスク部分の断面形状とほぼ同じとされた自動車用ホイールの場合は、その特殊な形状から、前記▲1▼、▲2▼の影響を受けやすかった。
本発明の目的は、振れ精度と耐久性を向上させた自動車用ホイールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の自動車用ホイールはつぎの通りである。
(1) フランジ部、ビードシート部、サイドウオール部、ドロップ部からなるリムと、立上がり部を有し前記リムの前記ドロップ部に該立上がり部で嵌合され前記リムと溶接接合されたディスクと、を有し、前記リムのドロップ部に前記ディスクの立ち上がり部が嵌合され溶接接合される自動車用ホイールであって、前記リムの前記ドロップ部は、ディスク立上がり部と嵌合されるディスク嵌合部と、前記ディスク嵌合部内径よりも径大の内径を有するディスク逃げ部とからなることを特徴とする自動車用ホイール。
(2) 前記ディスクは、前記ディスクを前記リムに嵌合した状態で、ディスク立上がり部の端部よりも軸方向外方に凹むほぼ弧状の凹部から形成されたディスクベンチレーションの端縁の最凹部がリムのドロップ部とサイドウオール部との間のリムの湾曲部のRの中心よりもホイール軸方向外側に位置し、かつディスクベンチレーション最凹部にあるディスク部分の断面形状が同じ半径上にある他のディスク部分の断面形状とほぼ同じである(1)記載の自動車用ホイール。
(3) 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側にテーパー状に張り出すように形成された径大部からなる(1)または(2)記載の自動車用ホイール。
(4) 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側に階段状に張り出すように形成された径大部からなる(1)または(2)記載の自動車用ホイール。
(5) 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ドロップ部の前記ディスク嵌合部よりも減肉されて内径を径大とされた径大部からなる(1)または(2)記載の自動車用ホイール。
(6) 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側に張り出されかつ減肉されて内径を径大とされた径大部からなる(1)または(2)記載の自動車用ホイール。
(7) 前記リムの前記ディスク逃げ部が内径切削により内径を径大とされた径大部からなる(1)または(2)記載の自動車用ホイール。
【0005】
上記(1)では、リムのドロップ部を、ディスク嵌合部と、ディスク嵌合部内径よりも径大の内径を有するディスク逃げ部とからなる構成としたので、ディスク立上がり部の反り部がリムと干渉せず、リムとディスクの嵌合部に、立上がり部の反り部がリムと当たることによって形成される隙間を生じさせず、密着すべき長さを十分に確保できるので、ホイールの振れ精度および耐久性が向上される。
上記(2)では、ベンチレーション最凹部を、ドロップ部からサイドウオール部にかけての湾曲部のRの中心よりホイール軸方向外側に位置させたことにより、ディスクの材料節約、重量軽減を狙ったタイプの自動車用ホイールの振れ精度および耐久性が向上される。
上記(3)では、リムのディスク逃げ部を径方向外側へのテーパー状の張り出し形状としたので、ディスク逃げ部をロール成形で成形でき、しかも減肉に比べて小さい加圧力で成形することができる。
上記(4)では、上記(3)とほぼ同じ作用がある。
上記(5)では、ディスク逃げ部を減肉により径大としたので、リムのドロップ部の径方向外側の形状が径大となることを防止することができ、タイヤのホイール装着時のドロップ部への落とし込みに支障を生じさせない。
上記(6)では、ディスク逃げ部を張り出しと減肉の両方によって径大としたので、加圧力が過大になることを防止することができるとともに、ドロップ部外側の形状が過度に径大となることを抑えることができる。
上記(7)では、ディスク逃げ部をリム成形後の切削加工により形成したので、少量生産の場合に、経済的に本発明の自動車用ホイールを提供できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の望ましい実施例に係る自動車用ホイールを図1〜図8を参照して説明する。全実施例に共通な構成部分には、全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明の全実施例に共通な構成部分を、図1、図2を参照して説明する。
図1において、自動車用ホイールは、リム11とディスク10を溶接によって組み付けたものからなる。リム11は、軸方向両端部のフランジ部12と、フランジ部12に軸方向内側につらなるビードシート部13と、軸方向中央部のドロップ部15と、ビードシート部13とドロップ部15とをつなぐサイドウオール部14と、を有する。ディスク10は、その外周部に、ほぼ軸方向に延びる立上がり部10aを有する。ドロップ部15は、ディスク立上がり部10aと嵌合するディスク嵌合部15aと、ディスク嵌合部15a内径よりも径大の内径を有しディスク立上がり部10aの先端部の反り部10bの干渉を防止するためのディスク逃げ部15bとからなる。ディスク10は、立上がり部10aを含めて、平板の絞り成形から製作される。立上がり部10aの先端部には絞り加工のため必然的に反り部10bが生じる。
【0007】
自動車用ホイールは、このリム11のドロップ部15にディスクの立上がり部10aを嵌合させることにより製作される。本発明では、リム11のドロップ部15には、ディスク嵌合部15aよりも径大のディスク逃げ部15bが形成されているので、ディスク10の立上がり部10aの先端に反り部10bが生じても反り部10bと干渉することがなく、嵌合部の全長にわたって密着でき、嵌合部に隙間がある場合に比べてドロップ部15とディスク10の立上がり部10aの嵌合長さを十分にとることができる。嵌合後リム11のドロップ部15とディスク10の立上がり部10aを溶接接合することによって組み付けが完了する。
【0008】
つぎに、本発明の各実施例に特有な構成部分を説明する。
本発明の第1実施例においては、図2に示すように、リム11のロール成形時に、リム11のドロップ部15のディスク嵌合部15aの長さmを5〜10mmとり、その部分を内周面を軸方向にストレートに形成し、そこからディスク嵌合部15aよりも内径が徐々に径大となるように径方向外側にテーパー状に張り出すことにより、ディスク逃げ部15bを形成してある。ディスク嵌合部15aにディスク10の立上がり部10aが嵌合されており、ディスク逃げ部15bに反り部10bが対応している。
【0009】
本発明の第2実施例においては、図3に示すように、リム11のロール成形時に、リム11のドロップ部15のディスク嵌合部15aの長さを5〜10mmとり、その部分を内周面を軸方向にストレートに形成し、そこから内径がディスク嵌合部15aよりも径方向外側に段状に0.5〜1.5mm(n寸法)張り出すように成形することにより、ディスク逃げ部15bを形成してある。ディスク嵌合部15aにディスク10の立上がり部10aが嵌合されており、ディスク逃げ部15bに反り部10bが対応している。
【0010】
本発明の第3実施例においては、図4に示すように、リム11のロール成形時に、リム11のドロップ部15のディスク嵌合部15aの長さを5〜10mmとり、その部分を内周面を軸方向にストレートに形成し、ディスク嵌合部15aにつらなる部分を内径がディスク嵌合部15aよりも径方向外側に0.5〜1.5mm(n寸法)大きくなるように強圧し減肉させる(ただし、外径はディスク嵌合部15aの外径と同じ)ことにより、ディスク逃げ部15bを形成してある。ディスク嵌合部15aにディスク10の立上がり部10aが嵌合されており、ディスク逃げ部15bに反り部10bが対応している。
【0011】
本発明の第4実施例においては、図5に示すように、リム11のロール成形時に、リム11のドロップ部15のディスク嵌合部15aの長さを5〜10mmとり、その部分を内周面を軸方向にストレートに形成し、それにつらなる部分を、前記第2実施例に示したように、ディスク嵌合部15aよりも径方向外側に張り出すことと、前記第3実施例に示したようにディスク嵌合部15aよりも強圧し減肉させることとの組み合わせにより、内径がディスク嵌合部15aの内径よりも0.5〜1.5mm(n寸法)径大のディスク逃げ部15bを形成してある。ディスク嵌合部15aにディスク10の立上がり部10aが嵌合されている。
【0012】
本発明の第5実施例においては、図6に示すように、リム11のロール成形後、リム11のドロップ部15の長さを5〜10mmストレートに残してディスク嵌合部15aとし、ディスク嵌合部15aに続く部分の内径をディスク嵌合部15aの内径よりも0.5〜1.5mm(n寸法)径大に切削加工してディスク逃げ部15bを形成してある。ディスク嵌合部15aにディスク10の立上がり部10aが嵌合されている。
【0013】
本発明の第6実施例においては、図7、図8に示すように、先に出願人によって開発された(特開平09−095101号、公開日:1997年4月8日、特許第3460764号)、図11、図12に示したタイプのホイールに本発明を適用した実施例を示している。リムの成形時または、リムの成形後に、リム11のドロップ部15にディスク嵌合部15aよりも0.5〜1.5mm径大の内径を有するディスク逃げ部15bを形成し、ディスク嵌合部15aにディスク10を嵌合して、リム11とディスク10が組み付けられる。ディスク10は、リム11に嵌合した状態において、ディスクベンチレーション10cの端縁がディスク立上がり部10aの端部よりもホイール軸方向外方に凹むほぼ弧状の凹部をなしており、ディスクベンチレーション10cの最凹部10dがリム11のドロップ部15とサイドウオール部14との間の湾曲部17のRの中心18よりもホイール軸方向外側に位置しており、かつディスクベンチレーション最凹部10d断面形状が同じ半径上にある他のディスク部分の断面形状とほぼ同じとされた構造となっている。
【0014】
つぎに、本発明の実施例の作用を説明する。
本発明の全実施例に共通な作用について説明する。リム11のドロップ部15は、ディスク嵌合部15aと、ディスク嵌合部15a内径よりも径大の内径を有するディスク逃げ部15bによって構成されているので、ディスク立上がり部10aに反り部10bがあるディスク10が、リム11に嵌合されても、反り部10bの反りがディスク逃げ部15bによって吸収され、ドロップ部15と干渉することがないため、ドロップ部15とディスク立上がり部10aとはディスク嵌合部15aの全長にわたって嵌合され、その結果必要な嵌合長さを確保できるので、ホイールの強度および精度が向上されている。
【0015】
本発明の各実施例に特有な作用はつぎの通りである。
本発明の第1実施例の自動車用ホイールでは、図1のA部の部分拡大図でもある図2に示すように、ディスク逃げ部15bがディスク嵌合部15aよりも徐々に径大となるようにディスク嵌合部15aよりも径方向外側にテーパー状に張り出す構成とされているので、ロール成形時に減肉の場合に比べて比較的小さい力でディスク逃げ部16bが成形される。
本発明の第2実施例では、図3に示すように、ディスク逃げ部15bがディスク嵌合部15aよりも径方向外側に段状に張り出すように形成されているので、ディスク立上がり部10aの反り部10bの勾配の大小を問わず反り部10bを確実に逃がすことができる。
本発明の第3実施例では、図4に示すように、ディスク逃げ部15bがロール成形時に強圧され減肉されて内径をディスク嵌合部15aよりも径大とされているので、ドロップ部15の外径が張り出すことがない。その結果、タイヤのホイールへの装着時にタイヤをドロップ部に落とし込む時に支障が生じない。
本発明の第4実施例では、図5に示すように、ディスク逃げ部15bをディスク嵌合部15aよりも径方向外側に張り出すことと、強圧し減肉させることとを組み合わせてリム11をロール成形したので、比較的小さな力で成形できるとともにドロップ部外径の過度な径大化を抑えることができる。
本発明の第5実施例では、図6に示すように、ディスク逃げ部15bをリム成形後の内径切削加工により形成したので、リム成形ロールを新たに設けなくてもよい。
本発明の第6実施例では、図7、図8に示すように、ディスクベンチレーション10cの最凹部10dがリム11のドロップ部15とサイドウオール部14との間の湾曲部17のRの中心よりもホイール軸方向外側に位置するタイプのホイールに本発明を適用したため、振れ精度、強度向上を必要とするその種タイプのホイールの振れ精度および強度の向上に寄与することができる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の自動車用ホイールによれば、リムのドロップ部を、ディスク嵌合部と、ディスク嵌合部内径よりも径大の内径を有するディスク逃げ部とから構成したので、ディスク立上がり部の反り部がリムドロップ部に干渉せず、リムとディスクの嵌合部にディスク嵌合部全長にわたって隙間を生じさせることがなく、密着長さを十分確保でき、ホイールの振れ精度および耐久性を向上させることができる。
請求項2の自動車用ホイールによれば、ディスクのベンチレーション最凹部をドロップ部からサイドウオール部にかけての湾曲部のRの中心よりホイール軸方向外側に位置させ、材料節約、重量軽減を狙ったタイプの自動車用ホイールに本発明を適用したので、この種のタイプのホイールの振れ精度、耐久性の向上に寄与することができる。
請求項3の自動車用ホイールによれば、リムのディスク逃げ部がディスク嵌合部よりも径方向外側にテーパー状に張り出しているので、減肉の場合に比べてロール成形時のロール加圧力を少なくすることができる。
請求項4の自動車用ホイールによれば、ディスク嵌合部に対して段状にディスク逃げ部を形成したので、ディスク逃げ部と反り部との干渉を確実に防止できる。
請求項5の自動車用ホイールによれば、ディスク逃げ部を減肉させて形成したので、ドロップ部の径方向外側の形状が径大となることを防止することができる。
請求項6の自動車用ホイールによれば、ディスク逃げ部を張り出しと減肉の組み合わせにより形成したので、加圧力を過大とせず、しかもドロップ部外側の形状を過大に径大とすることなく形成することができる。
請求項7の自動車用ホイールによれば、ディスク逃げ部をリム成形後切削加工により形成したので、新たにロールを製作することなく、少ロット生産に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全実施例に適用可能な自動車用ホイールの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図6】本発明の第5実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図7】本発明の第6実施例に係る自動車用ホイールの部分断面図である。
【図8】本発明の第6実施例に係る自動車用ホイールの正面図である。
【図9】一般の自動車用ホイールの構造を示す断面図である。
【図10】一般のディスクの絞り成形後の状態を示す断面図である。
【図11】従来のディスクとリムの嵌合部の状態を示す断面図である。
【図12】重量軽減を狙った特殊ディスク形状の自動車用ホイールの正面図である。
【図13】図12の断面図である。
【符号の説明】
10 ディスク
10a ディスク立上がり部
10c ベンチレーション
10d ベンチレーション最凹部
11 リム
12 フランジ部
13 ビードシート部
14 サイドウオール部
15 ドロップ部
15a ディスク嵌合部
15b ディスク逃げ部
17 湾曲部
18 Rの中心

Claims (7)

  1. フランジ部、ビードシート部、サイドウオール部、ドロップ部からなるリムと、立上がり部を有し前記リムの前記ドロップ部に該立上がり部で嵌合され前記リムと溶接接合されたディスクと、を有し、前記リムのドロップ部に前記ディスクの立ち上がり部が嵌合され溶接接合される自動車用ホイールであって、前記リムの前記ドロップ部は、ディスク立上がり部と嵌合されるディスク嵌合部と、前記ディスク嵌合部内径よりも径大の内径を有するディスク逃げ部とからなることを特徴とする自動車用ホイール。
  2. 前記ディスクは、前記ディスクを前記リムに嵌合した状態で、ディスク立上がり部の端部よりも軸方向外方に凹むほぼ弧状の凹部から形成されたディスクベンチレーションの端縁の最凹部がリムのドロップ部とサイドウオール部との間のリムの湾曲部のRの中心よりもホイール軸方向外側に位置し、かつディスクベンチレーション最凹部にあるディスク部分の断面形状が同じ半径上にある他のディスク部分の断面形状とほぼ同じである請求項1記載の自動車用ホイール。
  3. 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側にテーパー状に張り出すように形成された径大部からなる請求項1または請求項2記載の自動車用ホイール。
  4. 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側に階段状に張り出すように形成された径大部からなる請求項1または請求項2記載の自動車用ホイール。
  5. 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ドロップ部の前記ディスク嵌合部よりも減肉されて内径を径大とされた径大部からなる請求項1または請求項2記載の自動車用ホイール。
  6. 前記リムの前記ディスク逃げ部が前記ディスク嵌合部よりも径方向外側に張り出されかつ減肉されて内径を径大とされた径大部からなる請求項1または請求項2記載の自動車用ホイール。
  7. 前記リムの前記ディスク逃げ部が内径切削により内径を径大とされた径大部からなる請求項1または請求項2記載の自動車用ホイール。
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