JP2010058532A - 自動車用ホイール - Google Patents

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由広 長谷
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Abstract

【課題】ホイールリムの表側ビードシート部の内側に形成される内側空域に水や砂などが溜まることを抑制でき得る自動車用ホイールを提案する。
【解決手段】ホイールディスク3の嵌合外周部24を、ホイールリム2の表側リムフランジ部11を構成する湾曲周部19に内嵌し且つ立ち上がり周部17に着座して、該ホイールディスク3とホイールリム2とを一体化してなるものであって、前記嵌合外周部24と表側リムフランジ部11との間に、少なくとも一つの水抜き孔41を形成した構成である。この水抜き孔41によって、表側ビードシート部13の内側に形成されたビードシート内側空域29に入った水や砂などを排出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤが装着されるホイールリムと車軸が連結されるホイールディスクとを溶接することにより一体化してなる自動車用ホイールに関するものである。
自動車用ホイールにあっては、略円筒形状のホイールリムと略円盤形状のホイールディスクとを溶接してなる、いわゆる2ピースタイプのものがある。この2ピースタイプの自動車用ホイールとして、ホイールリムのドロップ部にホイールディスクを内嵌して溶接してなるドロップ嵌合タイプ、ホイールリムの表側ビードシート部にホイールディスクを内嵌して溶接してなるビード嵌合タイプ、さらにはフルフェイスタイプのものが良く知られている。
ここで、フルフェイスタイプの自動車用ホイールにあっては、ホイールディスクがその外周縁にタイヤの表側ビードを支持する表側フランジ部を設けると共に、ホイールリムが一方の開口周縁に表側ビードシート部を備え且つ他方の開口周縁に裏側リムフランジ部を備えてなり、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端をホイールディスクの裏面に突き当てて周方向に亘って溶接してなるものである(例えば、特許文献1参照)。このフルフェイスタイプの自動車用ホイールは、前記したドロップ嵌合タイプやビード嵌合タイプに比して、ホイールディスクの意匠面を大きく確保でき、意匠性を高めることができるという優れた利点を有している。
特開平9−20103号公報
ところで、上記したフルフェイスタイプの自動車用ホイールにあっては、ホイールディスクの外周縁部とホイールリムの表側ビードシート部とにより形成された、該表側ビードシート部の内側に存在する内側空域に、水、砂、石、泥などが溜まり易いという現象がある。特に、水や泥が溜まった場合、その水分によって、錆が生じ易くなることが懸念される。ここで、フルフェイスタイプの自動車用ホイールの場合、そのホイールリムの一方の開口周縁を、ホイールディスクの裏面に突き当てて溶接することから、この溶接部の強度のみでホイールリムとホイールディスクとを接合している。この溶接部は、上記した表側ビードシート部の内側空域を形成する部位であることから、前記のように、表側ビードシート部の内側空域に水や泥などが溜まって錆が生じてしまうと、当該溶接部の強度低下が懸念される。さらには、錆によってクラックが生じた場合には、タイヤのエアー漏れが発生することも懸念される。このように錆の発生は、自動車用ホイール自体の強度および耐久性に関する問題となり得る。そのため、表側ビードシート部の内側空域に入った水や砂などを排出することができる構成の自動車用ホイールが求められている。
尚仮に、フルフェイスタイプの自動車用ホイールに上記の水抜き孔を設ける場合、該水抜き孔は、表側ビードシート部の内側に存在する内側空域に対向するように、ホイールディスクに形成することを要する。そのため、水抜き孔は、ホイールディスクとホイールリムとの接合部位よりも中心寄りに形成されるため、当該水抜き孔による意匠性の低減作用が顕著に生じ易い傾向にある。
本発明は、意匠性の低減作用を抑制し、且つホイールリムの表側ビードシート部の内側に形成される内側空域に水や砂などが溜まることを抑制する水抜き孔を備えた自動車用ホイールを提案するものである。
本発明は、タイヤのビードを支持するビードシート部とビードシート部から連成されるリムフランジ部とを表裏に備えたホイールリムと、車軸に連結されるハブ取付部を備えたホイールディスクとから構成されてなり、ホイールディスクとホイールリムとが溶接されてなる自動車用ホイールにおいて、ホイールリムの表側リムフランジ部が、表側ビードシート部から外方へ起立する立ち上がり周部と該立ち上がり周部から表方へ湾曲する湾曲周部とから構成され、ホイールディスクが、前記湾曲周部に内嵌し且つ立ち上がり周部に着座する嵌合外周部を備えてなると共に、ホイールディスクの嵌合外周部の裏面と、表側リムフランジ部の立ち上がり周部の表面および湾曲周部の内周面との間に、表側ビードシート部の内側空域に開口し、かつホイールディスクの表側に開口する水抜き孔を、少なくとも一つ備えてなるものであることを特徴とする自動車用ホイールである。
である。
ここで、上述した従来のフルフェイスタイプの自動車用ホイールにあっては、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端をホイールディスクに突き当てて全周に亘って溶接してなるものであり、突き当てた部位に、溶接される領域(所謂、溶接しろ)を適度に確保することを要する。そのため、ホイールディスクを貫通する水抜き孔を設ける場合には、当該水抜き孔を、前記溶接しろを避けるように、前記突き当てた部位から径方向内方にある程度距離をおいて形成する。このように形成した水抜き孔では、ホイールディスクの外周縁とホイールリムの表側ビードシート部とにより形成された、該表側ビードシート部の内側に存在する内側空域(以下、ビードシート内側空域と言う)に、水や砂などが入っても、これらを充分に排出することができず、ビードシート内側空域に水や砂などが残留してしまう。尚仮に、水抜き孔を、表側ビードシート部の開口端とホイールディスクとを接合する部位に可及的に近接するように形成すると、該水抜き孔の形成部位では、径方向で溶接しろを充分に確保できず、溶接不良を生じ易く、所望の強度を有する溶接部を形成できなくなる。
これに対して、本発明は、ホイールディスクの嵌合外周部をホイールリムの表側リムフランジ部に内嵌して溶接するようにしたものであるから、溶接部を周方向全周に亘って溶接する必要がない。さらに、上記の溶接しろに関する問題を生じることなく、水抜き孔を、ホイールリムの表側ビードシート部よりも径方向外方に形成することができる。
かかる構成にあっては、ビードシート内側空域とホイールディスク外部とを連通する水抜き孔を設けたものであるから、該水抜き孔により、ビードシート内側空域に入った水や砂などを排出する効果が高く、該ビードシート内側空域に水や砂などが溜まることを抑制でき得る。これにより、ホイールリムの表側ビードシート部とホイールディスクの嵌合外周部とを溶接する溶接部に、錆が発生することを抑制できるため、この錆発生に伴う自動車用ホイール自体の強度低下を抑制する効果が向上する。さらに、ホイールディスクとホイールリムとの溶接部は、タイヤ内の空気と接触しない部位に形成されることから、上記した従来のフルフェイスタイプの自動車用ホイールのように、溶接部に発生した錆によるタイヤのエアー漏れの問題を生じない。
また、本発明の構成にあって、その水抜き孔は、主として、ホイールディスク表側に開口する部位の形状によりホイールディスクの表面形状に影響する。そして、水抜き孔は、ホイールディスク表側での開口部位を比較的小さく設定しても、上記したビードシート内側空域に入った水などを排出する作用効果を適切に奏する。そのため、水抜き孔による意匠性への影響が極めて小さく、水抜き孔に応じて意匠性を設定する必要も生じない。尚ここで、ホイールディスクは、水抜き孔の開口部位の他に、該水抜き孔に応じて表面形状が変化しないようにした構成が好適である。例えば、水抜き孔に対向する部位を表方へ隆起する表面形状などの表面形状を有しないホイールディスクとする。このような構成では、水抜き孔の形成による意匠性への影響が極めて小さく、水抜き孔に応じて意匠性を設定する必要も生じない。
尚、本発明にあって水抜き孔を径方方向に沿って設けるようにした構成が好適である。これにより、水や砂などの排出効率を向上することができる。また、水抜き孔は、一個設けても良いし、複数個設けても良い。特に、複数の水抜き孔を設ける場合には、周方向に所定間隔を置いて配設する構成が好適である。これにより、ビードシート内側空域に入った水や砂などを排出する作用効果を一層向上させることができ得る。
上記の水抜き孔は、ホイールディスクが径方向に沿った複数のスポーク部を有する構成の場合、該スポーク部に沿うようにして形成される構成が好適である。
上述した自動車用ホイールにあって、水抜き孔は、ホイールディスクの嵌合外周部の裏面から外端に至る凹溝により構成されてなるものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、ホイールディスクの嵌合外周部に凹溝が形成され、該凹溝によりホイールディスクとホイールリムとを嵌合した状態で水抜き孔が形成されるものである。この水抜き孔により、上述したビードシート内側空域に入った水や砂などを排出するという本発明の作用効果を適正に奏する。
また、水抜き孔を構成する凹溝は、嵌合外周部の裏面に形成されていることから、該嵌合外周部の外周端で開口する他に、ホイールディスクの表面形状に影響しない。そのため、この水抜き孔による意匠性への影響が極めて小さく、水抜き孔の形成と無関係にホイールディスクの表面形状を設定でき得る。
上述した自動車用ホイールにあって、水抜き孔は、ホイールリムの表側リムフランジ部を構成する立ち上がり周部の表面から湾曲周部の内周面に至る凹溝により構成されてなるものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、ホイールリムの表側リムフランジ部に凹溝が形成され、該凹溝によりホイールディスクとホイールリムとを嵌合した状態で水抜き孔が形成されるものである。この水抜き孔により、上述したビードシート内側空域に入った水や砂などを排出するという本発明の作用効果を適正に奏する。
また、本構成では、水抜き孔を構成する凹溝がホイールリムの表側リムフランジ部に形成されていることから、当該凹溝がホイールディスクの表面形状に関係しない。そのため、水抜き孔によるホイールディスクの意匠性への影響が極めて小さく、水抜き孔の形成と無関係にホイールディスクの表面形状を設定でき得る。
上述した自動車用ホイールにあって、ホイールディスクとホイールリムとが、水抜き孔に溶接部を形成しないように、ホイールディスクの裏側から溶接されている構成が提案される。
本発明は、上述したように、ホイールディスクの嵌合外周部をホイールリムの表側リムフランジ部に内嵌して溶接する構成であるから、周方向全周に亘って溶接部を形成する必要がない。そのため、かかる構成にあっては、水抜き孔に溶接部を形成しないことによって、該水抜き孔が、水や砂などの排出作用を確実かつ効率的に発揮できるようになっている。したがって、上述した本発明の作用効果を一層適正に奏する。
本発明は、上述したように、ホイールディスクの嵌合外周部を、ホイールリムの表側リムフランジ部を構成する湾曲周部に内嵌し且つ立ち上がり周部に着座して、該ホイールディスクとホイールリムとを一体化してなるものであり、前記嵌合外周部と表側リムフランジ部との間に、少なくとも一つの水抜き孔を形成した構成であるから、水抜き孔がビードシート内側空域とホイールディスク外部とを連通し、ビードシート内側空域に入った水や砂などを排出することができ、該ビードシート内側空域に水や砂などが溜まることを抑制でき得る。これにより、従来のフルフェイスホイールに比して、溶接部での錆発生による強度低下やタイヤのエアー漏れなどの問題を生じない。また、水抜き孔は、ホイールディスク表側の開口部位を比較的小さく設定できるため、当該自動車用ホイールは所望の意匠性を発揮し得るものとなる。
上述した自動車用ホイールにあって、水抜き孔が、ホイールディスクの嵌合外周部の裏面から外端に至る凹溝により構成されてなるものとした場合、又は、水抜き孔が、ホイールリムの表側リムフランジ部を構成する立ち上がり周部の表面から湾曲周部の内周面に至る凹溝により構成されてなるものとした場合は、いずれの構成の水抜き孔でも、上述したビードシート内側空域に入った水や砂などを排出するという本発明の作用効果を適正に奏する。また、いずれの構成の場合にあっても、水抜き孔の開口部位が、ホイールディスクの表側に形成されるのみで、これ以外に水抜き孔による意匠性への影響がないため、水抜き孔の形成と無関係にホイールディスクの表面形状を設定でき、所望の意匠性を発揮でき得る。
上述した自動車用ホイールにあって、ホイールディスクとホイールリムとが、水抜き孔に溶接部を形成しないように、ホイールディスクの裏側から溶接されている構成とした場合には、水抜き孔が水や砂などの排出作用を確実かつ効率的に発揮でき、上述した本発明の作用効果を一層適正に奏する。
本発明にかかる各実施例を各添付図面を用いて詳述する。
図1は、実施例1の自動車用ホイール1の平面図であり、図2は、当該自動車用ホイール1の縦断面図である。この自動車用ホイール1は、スチール板から成形されたホイールリム2とホイールディスク3とを接合して成る、いわゆる2ピースタイプのスチール製ホイールである。そして、この自動車用ホイール1は、ホイールディスク3の外周縁に設けた嵌合外周部24を、ホイールリム2の表側リムフランジ部11に内嵌して溶接してなる構成である。尚、本実施例1にあって、ホイールディスク3の背面側から意匠面側へ向かう方向を表方向とし、逆向きを裏方向としている。また、ホイール径方向に沿って、自動車用ホイール1の中心軸線S1へ向かう方向を内方向とし、逆向きを外方向としている。
上記したホイールリム2にあっては、略円筒形状をなし、その両端開口縁にタイヤの表裏のビードを支持するための表裏のリムフランジ部11,12が設けられ、各リムフランジ部11,12に、タイヤの表裏のビードを着座させて支持固定するための表裏のビートシート部13,14が連成されている。さらに、表裏のビードシート部13,14の間には、タイヤ装着時にタイヤの表裏のビードを落とすためのドロップ部15が設けられている。
ここで、表裏のリムフランジ部11,12は、本実施例1では同じ形態としており、表裏のビードシート部13,14から外方へ起立するように連成された表裏の立ち上がり周部17,18と、該表裏の立ち上がり周部17,18から夫々に表側又は裏側へ断面円弧状に湾曲する表裏の湾曲周部19,20とから構成されている(図2、図3参照)。この表裏のリムフランジ部11,12は、各々の湾曲周部19,20の周端部19a,20aにおける内径が、各々の湾曲周部19,20の、最も外方へ突出した凸周部19b,20bの内径に比して小さくなっている。
このようなホイールリム2は、略長方形状のスチール製平板を、その短辺同士を突合せ溶接することにより円筒形状とした後、これを回転させた状態で、所定の金型を当該円筒の内外両側から挟圧するロール加工により成形でき、従来の成形方法を適用することができる。そのため、この成形工程については、その説明を省略する。
一方、上記したホイールディスク3にあっては、図1のように、略円盤形状をなし、その中央に車軸のハブと連結するハブ取付部21が設けられ、外周縁を構成する嵌合外周部24が設けられている。ハブ取付部21と嵌合外周部24とを連絡するように、周方向に均等間隔で複数のスポーク部22が径方向に沿って形成されている。そして、互いに隣り合うスポーク部22間に、それぞれ飾り孔23が形成されている。また、ハブ取付部21には、その中央にハブ孔27が形成されており、その径方向外側に位置して周方向で互いに均等間隔となるように、複数個のボルト孔28が設けられている。尚、このホイールディスク3の各部位はそれぞれ、ホイールディスク3の中心軸線S1を中心とする同心状に形成されている。
上記のスポーク部22は、ハブ取付部21の周縁から表方へ盛り上がるように形成されており、その表面が滑らかな面性状となるように形成されている。さらに、嵌合外周部24は、ホイールディスク3の中心軸線S1に直交する平面方向に沿うように形成されている。
また、ホイールディスク3には、図2,3(B)のように、嵌合外周部24の裏面から外端に至る凹溝42が各スポーク部22に沿って夫々形成されている。この凹溝42が、ホイールディスク3とホイールリム2とを嵌合した状態で、本発明にかかる水抜き孔41を形成する。ここで、凹溝42は、嵌合外周部24の外端に設けられた外端凹部42aと、該外端凹部42aの内端から内方へ延出する裏面凹部42bとから構成されている。この裏面凹部42bは、その内端がホイールリム2の表側ビードシート部13の内周面13aより内方に位置するように、ホイールディスク3の裏面に径方向に沿って形成されている。
上記の裏面凹部42bは、ホイールディスク3の裏面に形成されているのみであり、裏面凹部42bの形状に伴ってホイールディスク3の表面形状が形成されていない。すなわち、ホイールディスク3の表面形状は、裏面凹部42bに関係なく、滑らかな形状となっている。一方、上記の外端凹部42aは、その内端が表側ビードシート部13の内周面13aより外方位置となるように形成されている。尚、本実施例1にあっては、外端凹部42aの径方向幅を比較的短く設定している。この外端凹部42aによってホイールディスク3の意匠性が低減してしまうことを、可及的に抑制している。
尚、本実施例1にあっては、6本のスポーク部22が周方向で均等間隔に設けられており、上記の凹溝42(水抜き孔41)も周方向で均等間隔に夫々六箇所設けられている。
本実施例1にあっては、ホイールディスク3の外径を、上記したホイールリム2の表側リムフランジ部11を構成する湾曲周部19の凸周部19bの内径と略同じとなるように設定している。そのため、ホイールディスク3の外径は、表側リムフランジ部11を構成する湾曲周部19の周端部19aの内径よりも大きくなっている。
このようなホイールディスク3は、略円形状のスチール製平板を、プレス加工することにより成形でき、従来の成形方法を適用することができる。そのため、この成形工程については、その説明を省略する。また、上記した凹溝42は、ホイールディスク3をプレス成形する過程で成形しても良いし、ホイールディスク3をプレス成形した後に切削加工によって成形しても良い。
本実施例1の自動車用ホイール1は、上述したホイールリム2とホイールディスク3とを嵌合して溶接することにより一体化してなるものである。すなわち、ホイールリム2の表側リムフランジ部11の表方から、ホイールディスク3を押し込み、表側リムフランジ部11の湾曲周部19にホイールディスク3の嵌合外周部24を内嵌して、該嵌合外周部24の裏面を表側リムフランジ部11の立ち上がり周部17の表面17aに着座する。そして、ホイールディスク3の裏面側からアーク溶接により、嵌合外周部24と、ホイールリム2の表側ビードシート部13から表側リムフランジ部11に至る領域とを溶接する(図3(A)参照)。ここで、アーク溶接は、ホイールディスク3の、隣り合うスポーク部22間の範囲(各飾り孔23の外方部位)を夫々溶接するように行っており、溶接部30を周方向で六箇所形成している(図1参照)。
この自動車用ホイール1にあって、ホイールディスク3に形成された凹溝42は、図2および図3(B)のように、裏面凹部42bが表側リムフランジ部11の立ち上がり周部17の表面17aにより閉じられると共に、外端凹部42aが表側リムフランジ部11の湾曲周部19の内周面19cにより閉じられる。これにより、ホイールディスク3の嵌合外周部24と、表側リムフランジ部11の立ち上がり周部17および湾曲周部19との間に、水抜き孔41が形成される。そして、この水抜き孔41には、ホイールディスク3の表面に開口する外部開口41aと、ビードシート内側空域29に開口する内部開口41bとが形成される。水抜き孔41は、外部開口41aと内部開口41bとを連通する構成であるから、ビードシート内側空域29とホイールディスク3の外部とを連通している。
ここで、水抜き孔41は、その内部開口41bが、ビードシート内側空域29の最外端に形成されていることから、ビードシート内側空域29に入った水や砂などが、前記内部開口41bへ流入し易く、高い排出作用を発揮する。特に、自動車の走行中では、自動車用ホイール1の回転により生じた遠心力によって、ビードシート内側空域29内の水や砂などが外方へ移動するため、水抜き孔41の内部開口41bに流入し易く、該水抜き孔41によって排出される。さらに、この水抜き孔41が、周方向に均等間隔で複数配設されていることから、前記したビードシート内側空域29からの排出作用に優れている。したがって、水抜き孔41によって、ビードシート内側空域29に入った水や砂などを排出する効果が高く、ビードシート内側空域29に水や砂などが溜まることを抑制でき得る。
さらに、ビードシート内側空域29に水や砂などが溜まることを抑制できることから、ホイールリム2とホイールディスク3とを溶接した溶接部30に錆が発生することを抑制でき得る。そのため、この錆発生による自動車用ホイール1自体の強度低下を抑制する効果が向上する。さらに、自動車用ホイール1は、ホイールディスク3の嵌合外周部24をホイールリム2の表側リムフランジ部11に嵌合して溶接してなる構成であるから、前記溶接部30は、タイヤ内の空気と接触しない部位に形成される。そのため、上記した従来構成のフルフェイスタイプの自動車用ホイールのように、溶接部に発生した錆によりタイヤ内のエアー漏れが発生するという問題も生じない。
また、水抜き孔41は、上述したように、凹溝42を構成する外端凹部42aの径方向幅を比較的短く設定していることから、これに伴って外部開口41aの開口面積も比較的小さくなっている。さらに、この外部開口41aは、表側リムフランジ部11の湾曲周部19の内周面19cの直内側に存在することから、該湾曲周部19の湾曲形状により目立たなくなっている。これにより、自動車用ホイール1は、各水抜き孔41の外部開口41aによる意匠性の低減作用を可及的に抑制することができる。また、水抜き孔41は、上述したように、凹溝42を構成する裏面凹部42bがホイールディスク3の裏面に形成されており、ホイールディスク3の表面に裏面凹部42bに対応する形状が存在しない。そして、ホイールディスク3の表面からは、裏面凹部42bを形態的に確認できない。このような凹溝42を形成することによって、ホイールディスク3は、凹溝42の形成に関係なく、意匠面形状を設定することができ得る。したがって、本実施例1にあっては、水抜き孔41を形成しても、所望の意匠性を充分に保つことができ得る。
また、上記の自動車用ホイール1は、図1のように、その意匠面側に、ホイールリム2の表側リムフランジ部11を構成する湾曲周部19の周端部19aが表出している以外は、ホイールディスク3により意匠面が構成されている。そのため、本実施例1の自動車用ホイール1は、上述した従来のドロップ嵌合タイプやビード嵌合タイプの自動車用ホイールに比して、ホイールディスク3の意匠面を大きく確保でき、優れた意匠性を発揮できる。このホイールディスク3の意匠面は、上述したフルフェイスタイプの自動車用ホイールに比しても、ほぼ同等の大きさを有しており、同等の意匠性を発揮できる。
尚、本実施例1のホイールディスク3は、上記したようにスチール製のものであり、通常、スチール製の板材をプレス加工することにより成形される。このホイールディスク3の成形工程にあって、プレス加工後に、該ホイールディスク3の外周縁を旋盤などにより切削加工を行い、ホイールディスク3の外周縁の形状を表側リムフランジ部11の内周面形状に倣うように成形する。尚、この切削加工として、ホイールディスク3の外周縁を面取りする等の加工を行うようにしても良い。また、切削加工により、ホイールディスク3の外周縁の真円度を向上することもでき得る。このように高い真円度のホイールディスク3を成形することにより、ホイールリム2と嵌合した場合に、該ホイールリム2がホイールディスク3の外周縁に倣うことから、ホイールリム2の真円度を高めることができ得る。これに伴って、自動車用ホイール1の真円度も高くなり、自動車の走行中に生ずる振れを一層抑制することができ得る。
実施例2の自動車用ホイール51にあっては、図4のように、ホイールリム52が、表側リムフランジ部61に凹溝66を備えた構成としたものである。一方、ホイールディスク53は、上述した実施例1と異なり、凹溝を備えていない構成である。そして、自動車用ホイール51は、上述した実施例1と同様に、ホイールディスク53の嵌合外周部54が、ホイールリム52の表側リムフランジ部61の湾曲周部69に内嵌され且つ立ち上がり周部67に着座されて、ホイールディスク53の裏側から溶接して一体化されてなる。
ここで、ホイールリム52は、その表側リムフランジ部61に、立ち上がり周部67の表面67aから湾曲周部69の内周面69aに至る凹溝66が周方向で均等間隔を置いて複数形成されている。各凹溝66は、立ち上がり周部67の表面に径方向に沿って形成された表面凹部66aと、湾曲周部69の内周面69aに表裏方向に形成された内面凹部66bとから構成されている。この内面凹部66bは、その表端が、ホイールディスク3と嵌合した状態で、該ホイールディスク3の嵌合外周部24より表方に位置するように形成されている。
尚、この凹溝66は、その形状に応じて表側リムフランジ部61の外周面が隆起しない。そのため、表側リムフランジ部61は、タイヤのビードを適切に保持することができる。
また、ホイールディスク53は、上述した実施例1と同様に6本のスポーク部22を有している。そして、ホイールリム52は、上記した凹溝66を周方向で均等間隔となるように六箇所形成している。このホイールリム52とホイールディスク53とは、ホイールリム52の各凹溝66がホイールディスク53の各スポーク部22の径方向に沿った位置となるように、周方向位置決めして嵌合する。そして、上述した実施例1と同様に、隣り合うスポーク部22間の範囲(各飾り孔23の外方部位)を夫々溶接し、溶接部30を周方向で六箇所形成している(図1参照)。
この自動車用ホイール51にあっては、表側リムフランジ部61に嵌合外周部54が内嵌した状態で、該嵌合外周部54により凹溝66が閉じられて、該凹溝66により水抜き孔65が形成される。この水抜き孔65は、凹溝66が表側ビードシート部13の内端から形成されていることから、表側ビードシート部13の内周面13aに開口する内部開口65bを有する。さらに、凹溝66の表端が嵌合外周部54の表方位置に形成されていることから、この表端によりホイールディスク3の表側に開口する外部開口65aが形成されている。これにより、水抜き孔65は、ビードシート内側空域29とホイールディスク53の外部とを連通している。
尚、本実施例2にあって、上述した実施例1と同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
この実施例2の自動車用ホイール51にあっても、水抜き孔65により、ビードシート内側空域29に入った水や砂などを排出することができ、該ビードシート内側空域29に水や砂などが溜まることを抑制できる。そのため、ビードシート内側空域29に入った水などのより錆が発生することを抑制でき得る。また、実施例2の構成は、ホイールリム52に凹溝66を形成するものであるから、該凹溝66の形成がホイールディスク53の意匠面に影響しない。そのため、ホイールディスク53の意匠面は、凹溝66(水抜き孔65)の形成と無関係であり、所望の滑らかな面形状が保たれる。
尚、実施例2のホイールリム52は、上記した実施例1と同様にロール加工により成形できるものであり、凹溝66は、ロール加工によりホイールリム52を成形した後に、プレス加工や切削加工により成形することができる。
このように、本実施例2の構成は、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏する。
上述した実施例1,2の構成は、水抜き孔を構成する凹溝をホイールリムまたはホイールディスクのいずれか一方にのみ形成するようにした構成であるが、その他の構成として、ホイールリムとホイールディスクとの両方に凹部を構成し、それぞれの凹部により水抜き孔を形成するようにした構成とすることもできる。例えば、図5のように、ホイールディスク73の嵌合外周部74の裏面に、径方向に沿って裏面凹部86が形成され、ホイールリム72の表側リムフランジ部81の湾曲周部82の内周面82aに、表裏方向に沿って内面凹部87が形成されている。ここで、嵌合外周部74に形成された裏面凹部86は、該嵌合外周部74の外端から表側ビードシート部13の内周面13aより内方へ至るように形成されている。この裏面凹部86は、各スポーク部22に沿って六箇所形成されている。一方、湾曲周部82に形成された内面凹部87は、嵌合外周部74の裏面凹部86と連通する位置から該嵌合外周部74より表方に至るように形成されている。この内面凹部87は、周方向で均等間隔を置いて六箇所形成されている。このようなホイールディスク73とホイールリム72とを、裏面凹部86と内面凹部87との周方向位置が一致するようにして嵌合して溶接する。この自動車用ホイール71には、裏面凹部86と内面凹部87とが連通してなる水抜き孔85が形成される。この水抜き孔85は、裏面凹部86の内端により内部開口85bを成し、内面凹部87の表端により外部開口85aを成す。そして、各水抜き孔85は、ビードシート内側空域29とホイールディスク73の外部とを連通することから、ビードシート内側空域29の水や砂などを排出する作用に優れ、上述した実施例1と同様の作用効果を奏する。尚、実施例1,2と同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
又は、図6のように、ホイールディスク103の嵌合外周部104の外端に、表裏方向に貫通する外端凹部116が形成され、ホイールリム102の表側リムフランジ部111の立ち上がり周部113の表面113aに、径方向に沿った表面凹部117が形成されている。この表面凹部117は、立ち上がり周部113の内端から嵌合外周部104の外端凹部116と連通する位置まで形成されている。そのため、表面凹部117の外端が、湾曲周部114の内周面114aまで延出している。そして、ホイールディスク103には、各スポーク部22の外方位置に夫々に外端凹部116が形成されている。また、ホイールリム102には、周方向で均等間隔を置いて六箇所に表面凹部117が形成されている。このようなホイールディスク103とホイールリム102とを、外端凹部116と表面凹部117との周方向位置が一致するように嵌合して溶接する。この自動車用ホイール101には、外端凹部116と表面凹部117とが連通してなる水抜き孔115が形成される。水抜き孔115は、外端凹部116の表端により外部開口115aを成し、表面凹部117の内端により内部開口115bを成す。このような各水抜き孔115により、ビードシート内側空域29の水や砂などを排出でき、上述した実施例1と同様の作用効果を奏する。尚、実施例1,2と同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
さらにまた、図7のように、実施例1のホイールディスク3と、実施例2のホイールリム52とを嵌合してなる構成の自動車用ホイール121とすることもできる。かかる構成にあっては、ホイールディスク3の凹溝42とホイールリム52の凹溝66との周方向位置が夫々に一致するように位置決めして嵌合する。これにより、各凹溝42と凹溝66とにより形成される水抜き孔122は、実施例1,2に比して大きな孔となり、且つ外部開口122aおよび内部開口122bも大きく形成されることから、ビードシート内側空域29から水や砂などの排出効率が一層向上する。
また、実施例1のホイールディスク3と上記した別例のホイールリム102とからなる自動車用ホイール(図示省略)とすることもできる。また、実施例2のホイールリム52と上記した別例のホイールディスク73とからなる自動車用ホイール(図示省略)とすることもできる。いずれの構成にあっても、上述した実施例1と同様の作用効果を奏する。
また、上述した実施例にあって、ホイールリムの表側リムフランジ部を構成する湾曲周部を、裏側リムフランジ部の湾曲周部に比して薄肉とした構成とすることもできる。この場合には、この表側リムフランジ部の湾曲周部が撓み易くなるため、このホイールリムにホイールディスクを嵌合する際に、該ホイールディスクの嵌合外周部を表側リムフランジ部の湾曲周部に比較的容易に内嵌することができ得る。これにより、嵌合の際に、ホイールディスクやホイールリムに歪みなどが生じてしまうことを抑制できるから、自動車用ホイールとして、走行中に発生する振れを抑制する効果が高く、優れた耐久性を発揮することができる。さらに、ホイールディスクとホイールリムとを嵌合する際に要する嵌合力を低減することもでき得る。
さらにまた他の構成として、図8のように、表側リムフランジ部133の湾曲周部139を、その立ち上がり周部137の外端から表方へ湾曲して起立するように形成したホイールリム132を備えた構成とすることもできる。この自動車用ホイール131では、表側リムフランジ部133の湾曲周部139は、上記の実施例1のように径方向内方へ折り曲げられていない。そのため、この表側リムフランジ部133を備えたホイールリム132に、ホイールディスク3を嵌合する際には、両者をほとんど撓むことなく嵌合できる。この自動車用ホイール131にあっても、表側リムフランジ部133以外は、上述した実施例1と同じ構成である。尚、当然ながら、表側リムフランジ部と裏側フランジ部とが異なる形状をなすものとしても良い。
本発明にあっては、上述した実施例に限定されるものではなく、その他の構成についても、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更可能である。例えば、アルミニウム合金やマグネシウム合金により成型した同じ構成の自動車用ホイールにあっても、同様の作用効果を発揮することができる。
本発明にかかる実施例1の自動車用ホイール1の平面図である。 同上の自動車用ホイール1の、図1のL−L断面図である。 (A)図2に示したX部の拡大図と、(B)図2に示したY部の拡大図である。 実施例2の自動車用ホイール51の、水抜き孔65を示す部分断面図である。 水抜き孔85を有する別例の自動車用ホイール71の、水抜き孔85を示す部分断面図である。 水抜き孔115を有する別例の自動車用ホイール101の、水抜き孔115を示す部分断面図である。 水抜き孔122を有する別例の自動車用ホイール121の、水抜き孔122を示す部分断面図である。 表方へ起立する湾曲周部133を備えた別例の自動車用ホイール131の、(A)溶接部30を示す部分断面図と、(B)水抜き孔41を示す部分断面図である。
符号の説明
1,51,71,101,121,131 自動車用ホイール
2,52,72,102,132 ホイールリム
3,53,73,103 ホイールディスク
11,61,81,111,133 表側リムフランジ部
12 裏側リムフランジ部
13 表側ビードシート部
13a (表側リムフランジ部13の)内周面
14 裏側ビードシート部
17,67,113,137 立ち上がり周部
17a,67a,113a (立ち上がり周部17,67,113の)表面
19,69,82,114,139 湾曲周部
19c,69a,82a,114a (湾曲周部19,69,82,114の)内周面
21 ハブ取付面
24,54,74,104 嵌合外周部
29 ビードシート内側空域(表側ビードシート部13の内側空域)
30 溶接部
41,65,85,115,122 水抜き孔
42,66 凹溝

Claims (4)

  1. タイヤのビードを支持するビードシート部とビードシート部から連成されるリムフランジ部とを表裏に備えたホイールリムと、車軸に連結されるハブ取付部を備えたホイールディスクとから構成されてなり、ホイールディスクとホイールリムとが溶接されてなる自動車用ホイールにおいて、
    ホイールリムの表側リムフランジ部が、表側ビードシート部から外方へ起立する立ち上がり周部と該立ち上がり周部から表方へ湾曲する湾曲周部とから構成され、
    ホイールディスクが、前記湾曲周部に内嵌し且つ立ち上がり周部に着座する嵌合外周部を備えてなると共に、
    ホイールディスクの嵌合外周部の裏面と、表側リムフランジ部の立ち上がり周部の表面および湾曲周部の内周面との間に、表側ビードシート部の内側空域に開口し、かつホイールディスクの表側に開口する水抜き孔を、少なくとも一つ備えてなるものであることを特徴とする自動車用ホイール。
  2. 水抜き孔は、ホイールディスクの嵌合外周部の裏面から外端に至る凹溝により構成されてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ホイール。
  3. 水抜き孔は、ホイールリムの表側リムフランジ部を構成する立ち上がり周部の表面から湾曲周部の内周面に至る凹溝により構成されてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ホイール。
  4. ホイールディスクとホイールリムとが、水抜き孔に溶接部を形成しないように、ホイールディスクの裏側から溶接されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ホイール。
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