JP3675981B2 - 光ファイバ接続器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メカニカルスプライスなどの光ファイバの突き合わせ接続に用いられる光ファイバ接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバ接続器には、突き合わせられた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固定する構造が採用されている。このような光ファイバ接続器の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下マイクロキャピラリーと呼ぶ)内にその両端から光ファイバを挿入して突き合わせる構造、(2)V字状の位置決め溝において光ファイバ同士を突き合わせる構造、(3)3本の精密ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを担持して位置決めする構造、などがある。これらの調心機構において一対の光ファイバを調心、突き合わせして調心機構に接着または機械的に挟持固定することによって、光ファイバの接続が行われる。
【0003】
上記のような光ファイバ接続器においては、例えば接着固定された光ファイバの着脱が不可能であり、接続切り替え時等に有効に機能しないこと、調心時には高い精度が要求されるため作業性が低下すること、などの問題点があった。これらの問題点を解決するために、本発明の出願人は図7、8に示す光ファイバ接続器を先に特願平7−313247号において提案した。
この先願発明の光ファイバ接続器2は、図7に示すような外観を持ち、内部は図8に示すような断面構造とされている。すなわち、この光ファイバ接続器2は、C型バネ10とベース3と押さえ蓋4を備え、ベース3に設けられた断面V字状の溝5によって光ファイバ1の心線を位置決めし、押さえ蓋4を利用して位置決め状態で挟持するとともに、C型バネ10の弾性力によって、ベース3と押さえ蓋4の間に光ファイバ1をクランプするクランプ力が常に作用するように構成されている。このような構成をとることによって、光ファイバ1の調心および突き合わせを容易かつ正確に行うことができるだけでなく、接続切り替えなどの作業の容易化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記先願発明の光ファイバ接続器の調心精度は、調心機構を構成するベース3および押さえ蓋4の加工精度によって決定されることとなるが、これらの加工精度を高めるためには、変形性の少ない硬度の大きい材料を使用することが必要となる。しかし、単純にベース3および押さえ蓋4の硬度を大きくすると、これらと光ファイバ1との接触面積が小さくなり、その結果、これらが光ファイバを挟持するために充分な摩擦力が確保できず、光ファイバに対して安定的に引きとめ力を作用させることが困難となるという問題点があった。
【0005】
上記事情に鑑み、本発明においては、光ファイバを高精度に調心することが可能であり、かつ光ファイバに対して充分な引きとめ力を作用させることが可能な光ファイバ接続器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の光ファイバ接続器は、光ファイバ(1)に他の光ファイバ(1)を突き合わせ接続するための光ファイバ接続器(2)であって、ベース(3)と、該ベース(3)との間に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)を挟持する押さえ蓋(4)と、ベースと押さえ蓋とに外側からクランプ力を付与するC型バネとを備えてなり、前記ベース(3)と前記押さえ蓋(4)とのいずれか一方に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)が配置される溝(5)が形成され、同他方の前記光ファイバ(1)を挟持する挟持面(6)が、光ファイバの突き合わせ部(7)近傍に接触する中央挟持面(8)と前記光ファイバの突き合わせ部(7)から前記光ファイバ(1)の引き出し方向に離間した端部挟持面(9)とに区画され、前記中央挟持面(8)および前記端部挟持面(9)の材質が、端部挟持面(9)よりも中央挟持面(8)が高硬度とされていることを特徴とする。
【0007】
この光ファイバ接続器においては、ベースまたは押さえ蓋のいずれか一方に設けられた溝に光ファイバが配置され位置決めされるとともに、この位置決めした状態で他方によって光ファイバが挟持される。このとき、ベースまたは押さえ蓋のうち溝の設けられていない方の光ファイバの挟持面は、光ファイバの突き合わせ部近傍に配置された中央挟持面とそこから光ファイバの引き出し方向に離間した端部挟持面とに区画されるとともに、中央挟持面は端部挟持面よりも硬度の高い材質で構成される。このことによって、中央挟持面においては、光ファイバの調心に必要とされる高精度の平面性を実現することができるとともに、端部挟持面が光ファイバよりも低硬度の材料により構成されていれば、光ファイバを押圧するために必要な挟持面と光ファイバとの接触面積を、端部挟持面において充分に確保することができる。なお、このときの中央挟持面および端部挟持面の硬度としては、中央挟持面がビッカーズ硬度100程度もしくはそれ以上、端部挟持面がビッカーズ硬度20程度もしくはそれ以下が好ましい。
【0008】
請求項記載の光ファイバ接続器は、請求項1記載の光ファイバ接続器において、前記中央挟持面(8)がセラミックチップ(13)により構成され、前記端部挟持面(9)が合成樹脂により構成され、前記中央挟持面(8)が前記端部挟持面(9)内にインサート成形により配設されることを特徴とする。
【0009】
この光ファイバ接続器においては、前記中央挟持面がセラミックチップにより構成されるため、機械加工等によってその外形を所定形状に高精度に形成することができ、したがって、中央挟持面に高精度の平面性をもたせることができる。また、前記端部挟持面が合成樹脂によって形成されることにより、端部挟持面を、光ファイバを挟持するために必要な光ファイバとの接触面積が実現できる適当な硬度のものとすることができる。さらに、中央挟持面のセラミックチップが端部挟持面の合成樹脂にインサート成形されることにより、両者が一体となって光ファイバを挟持することができる。
【0010】
請求項2、5記載の光ファイバ接続器は、前記中央挟持面(8)がセラミックス(15)により構成され、前記端部挟持面(9)が金属により構成され、前記端部挟持面(9)が前記中央挟持面(8)を構成するセラミックスに蒸着またはメッキにより形成されていることを特徴とする。
【0011】
この光ファイバ接続器においては、前記中央挟持面がセラミックスにより構成されるため、機械加工等によってその外形を所定形状に高精度に形成することができ、したがって、中央挟持面に高精度の平面性をもたせることができる。また、前記端部挟持面が中央挟持面を構成するセラミックスに蒸着またはメッキされた金属により構成されていることにより、端部挟持面を、光ファイバを挟持するために必要な光ファイバとの接触面積が実現できる適当な硬度のものとすることができる。
【0012】

【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態を示す図であり、図1は光ファイバ接続器2を構成するC型バネ10、ベース3、および押さえ蓋4を斜視図により示したものであり、また図2は、この光ファイバ接続器2の外観を示したものである。これらの図中に示すように、光ファイバ接続器2は、その外部が銅合金製のC型バネ10によって構成され、また内部がベース3と押さえ蓋4によって構成されている。また、ベース3と押さえ蓋4には、C型バネ10によって外側からクランプ力が付与されている。
図1において示すように、ベース3および押さえ蓋4は、ともに断面が半円状の合成樹脂からなる棒状部材であり、押さえ蓋4は中央部4aとその両端に配置される端部4bとに分割されている。また、ベース3と押さえ蓋4は一体化することにより光ファイバ接続器2の内部構成体2aを構成する。また、押さえ蓋4の材質は、光ファイバ1の心線1aの材質よりも硬度の低いビッカーズ硬度20程度のものにより、また、ベース3の材質は押さえ蓋4に比して硬度の高いものにより構成されている。
【0013】
ベース3における押さえ蓋4との対向面3aには断面V字状の溝5が形成されており、溝5に光ファイバ1を配置することにより、光ファイバ1の位置決めを行うことができる。また溝5は、押さえ蓋4の中央部4aの配置対象部分5aにおいては、その深さが光ファイバ1の心線1aの直径と同程度とされており、また端部4bの配置対象部分5bにおいては、その深さが光ファイバ1の被覆補強された部分1bの直径と同程度とされている。すなわち、溝5は、符号5aによって示した部分においては、光ファイバ1のそれぞれの先端の被覆を除去した心線1aを収納するとともに、これらの位置決めを行うとともに突き合わせて調心することが可能とされており、また、符号5bによって示した部分においては、光ファイバ1の被覆部分1bをそのまま収納することが可能とされている。
一方、押さえ蓋4の中央部4aのベース3との対向面の中心付近には、セラミックチップ13が配設されている。
【0014】
図2におけるA面での光ファイバ接続器2の断面を示した図が図3であり、押さえ蓋4のベース3対向面は光ファイバ1を挟持するための挟持面6とされている。また、セラミックチップ13が押さえ蓋4の中央部4aのベース3との対向面の中心付近に配置されている。このセラミックチップ13はビッカーズ硬度100程度の材質のものにより構成される。
【0015】
図3におけるセラミックチップ13の近傍を拡大図示したのが図4である。図4においては、光ファイバ1の心線1aを溝5に配置したときの心線1aの位置を二点鎖線によって表している。図4に示すようにセラミックチップ13は、光ファイバの突き合わせ部7の近傍に配置されるとともに、合成樹脂製のより硬度の低い押さえ蓋4の中央部4aに埋め込まれている。このようなセラミックチップ13の配設はインサート成形により行われる。
【0016】
また、セラミックチップ13のベース3側表面は光ファイバの突き合わせ部近傍を挟持する中央挟持面14とされ、中央挟持面14の両端に位置する押さえ蓋4のベース3側表面は、光ファイバの突き合わせ部7から光ファイバ1の引き出し方向に離間した位置において挟持する端部挟持面15とされている。また、中央挟持面14と端部挟持面15には、数μm程度のΔhで示されるような高低差が設けられている。
【0017】
光ファイバの突き合わせ部7近傍においては、接続損失を少なくするために高精度の調心機構が必要であり、特に本実施の形態の光ファイバ接続器2においては、ベース3に形成されたV字状の溝5の加工精度、およびベース3とともに光ファイバ1を挟持する押さえ蓋4の挟持面6の平面性によって調心精度が大きく左右される。本実施の形態においては、溝5の形成されるベース3を比較的硬度の高い合成樹脂によって形成したことによって、溝5を高精度に加工することが可能とされる。また、挟持面6においては、光ファイバの突き合わせ部7近傍にセラミックチップ13を配設したことにより、あらかじめセラミックチップ13を高精度に加工して光ファイバを押圧する面の平面性を良好にしておくことができ、そのため光ファイバの突き合わせ部7付近において光ファイバ1に対して押圧力を均等に付与することができ、光ファイバ1同士の調心を高精度のものとすることができる。
【0018】
さらに、光ファイバの突き合わせ部7から光ファイバの引き出し方向に離間した端部挟持面9が、光ファイバの心線1aよりも硬度の低い合成樹脂製の材質により構成されていることから、光ファイバ1を押圧するために必要な挟持面6と光ファイバ1との接触面積を、端部挟持面9において充分に確保することができる。したがって、端部挟持面9においては、光ファイバ1との間に充分な摩擦力を確保することができ、その結果、光ファイバ1に対して必要な引き止め力を付与することができる。
【0019】
このように端部挟持面9が光ファイバ1に対して充分な引き止め力を付加することが可能であることを具体的に示す図が図5である。図5(a)、(b)は図4におけるB面およびC面での断面を示す図であり、中央挟持面8および端部挟持面9と光ファイバ1の心線1aとの接触状態を示している。先に図4において示したように、端部挟持面9は、中央挟持面8よりもΔhによって示した長さの分だけベース3寄りに配置されており、また端部挟持面9の材質が光ファイバ1の心線1aよりも硬度の低いものであるため、端部挟持面9は(b)に示すように光ファイバ1と接触して変形し、(a)において示された中央挟持面8よりもより多くの面積で光ファイバ1に対して接触することができる。
【0020】
以上において、本発明の一実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、材料や製作方法などの変更を行うことが可能である。
図6は、本発明の他の実施の形態を示した図であり、光ファイバの突き合わせ部7の近傍を拡大して図示した断面図である。図6においても、図4と同様に光ファイバ1の心線1aを溝5に配置したときの心線1aの位置を二点鎖線によって表している。
図6においては、押さえ蓋4の中央部4aのベース3対向面における光ファイバの突き合わせ部7近傍にセラミックス15が配置されるとともに、セラミックス15表面両端のの光ファイバの突き合わせ部7から離間した部分には金メッキ16が施されている。この場合、セラミックス15表面中央の金メッキ16を施されていない部分が中央挟持面8として構成されるとともに金メッキ16を施された部分が端部挟持面9として構成され、上記実施の形態と同様に、端部挟持面9は、中央挟持面8よりもΔhによって示した長さの分だけベース3寄りに配置される。すなわち、金メッキ16の厚さが端部挟持面9と中央挟持面8との高低差として表れることとなる。
【0021】
このように端部挟持面9を金メッキ16によって構成することによっても上記実施の形態と全く同様の作用および効果を得ることができる。
なお、この場合に、金メッキの代わりにアルミニウムや白金など、金と同様に硬度の低い金属をメッキするようにしてもよい。また、これらの金属をメッキでなく蒸着によってセラミックスに配設するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、セラミックチップ13を押さえ蓋4にインサート成形することによって製作が行われるが、そのかわりに、これらを複合成形によって成形することによっても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の光ファイバ接続器においては、ベースまたは押さえ蓋のいずれか一方に設けられた溝に光ファイバが配置され位置決めされるとともに、この状態で他方によって光ファイバが挟持される。このとき、ベースまたは押さえ蓋のうち溝の設けられていない方の光ファイバの挟持面は、光ファイバの突き合わせ部近傍に配置された中央挟持面とそこから光ファイバの引き出し方向に離間した端部挟持面とに区画されるとともに、中央挟持面が端部挟持面よりも硬度の高い材質で構成される。したがって、中央挟持面においては、光ファイバの調心に必要とされる高精度の平面性が実現されるとともに、端部挟持面が光ファイバよりも低硬度の材料により構成されていれば、光ファイバを押圧するために必要な挟持面と光ファイバとの接触面積を、端部挟持面において充分に確保することができる。このため、本発明の光ファイバ接続器においては、高精度の調心が可能であり、接続損失が少なくなるという効果が得られるとともに、光ファイバに対して充分な引き止め力を作用させることができ、光ファイバを安定的に保持することができる。
特に、中央挟持面をセラミックチップにより構成し、また、端部挟持面が合成樹脂により構成し、中央挟持面を端部挟持面内にインサート成形により配設するようにすれば、中央挟持面を機械加工等によって所定形状に高精度に形成することができ、したがって、中央挟持面に高精度の平面性をもたせることができる。また、端部挟持面を、合成樹脂によって形成することにより、光ファイバを挟持するために必要な光ファイバとの接触面積が実現できる適当な硬度のものとすることができる。さらに、中央挟持面のセラミックチップを端部挟持面の合成樹脂にインサート成形により配設することにより、両者が一体となって光ファイバを挟持することが可能であり、かつ製作の容易化を図ることができる。
また、中央挟持面をセラミックスにより構成し、端部挟持面を金、白金、アルミニウムなどの硬度の比較的低い金属により構成するとともに、これらの金属を中央挟持面を構成するセラミックスに蒸着またはメッキすることにより、端部挟持面を形成するようにしてもよく、この場合も上と同様に、端部挟持面を光ファイバを挟持するために必要な光ファイバとの接触面積が実現できる適当な硬度のものとすることができる。また、この場合には、光ファイバに対して充分な接触面積を確保する上で必要な中央挟持面と端部挟持面との高低差を、中央挟持面に必要な厚さだけ上記金属を蒸着またはメッキすることによって実現することができ、この点において製作の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す光ファイバ接続器の分解斜視図である。
【図2】 図1に示した光ファイバ接続器の外観斜視図である。
【図3】 図1、2に示した光ファイバ接続器の断面図である。
【図4】 図3に示した光ファイバ接続器の断面図を部分拡大した図である。
【図5】 図4に示した光ファイバ接続器の一部の断面と直交する面を拡大して図示した断面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態を示す光ファイバ接続器の部分拡大断面図である。
【図7】 本発明の従来の技術を示すための、光ファイバ接続器の外観斜視図である。
【図8】 図7に示した光ファイバ接続器の断面図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ、2…光ファイバ接続器、3…ベース、4…押さえ蓋、5…溝、6…挟持面、7…光ファイバの突き合わせ部、8…中央挟持面、9…端部挟持面、13…セラミックチップ、15…セラミックス、16…金メッキ

Claims (5)

  1. 光ファイバ(1)に他の光ファイバ(1)を突き合わせ接続するための光ファイバ接続器(2)であって、
    ベース(3)と、該ベース(3)との間に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)を挟持する押さえ蓋(4)と、ベースと押さえ蓋とに外側からクランプ力を付与するC型バネとを備えてなり、
    前記ベース(3)と前記押さえ蓋(4)とのいずれか一方に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)が配置される溝(5)が形成され、同他方の前記光ファイバ(1)を挟持する挟持面(6)が、光ファイバの突き合わせ部(7)近傍に接触する中央挟持面(8)と前記光ファイバの突き合わせ部(7)から前記光ファイバ(1)の引き出し方向に離間した端部挟持面(9)とに区画され、前記中央挟持面(8)および前記端部挟持面(9)の材質が、端部挟持面(9)よりも中央挟持面(8)が高硬度とされていることを特徴とする光ファイバ接続器(2)。
  2. 光ファイバ(1)に他の光ファイバ(1)を突き合わせ接続するための光ファイバ接続器(2)であって、
    ベース(3)と、該ベース(3)との間に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)を挟持する押さえ蓋(4)とを備えてなり、前記ベース(3)と前記押さえ蓋(4)とのいずれか一方に前記突き合わせ接続された光ファイバ(1)が配置される溝(5)が形成され、同他方の前記光ファイバ(1)を挟持する挟持面(6)が、光ファイバの突き合わせ部(7)近傍に接触する中央挟持面(8)と前記光ファイバの突き合わせ部(7)から前記光ファイバ(1)の引き出し方向に離間した端部挟持面(9)とに区画され、前記中央挟持面(8)および前記端部挟持面(9)の材質が、端部挟持面(9)よりも中央挟持面(8)が高硬度とされており、
    前記中央挟持面(8)がセラミックスにより構成され、前記端部挟持面(9)が金属により構成され、前記端部挟持面(9)が前記中央挟持面(8)を構成するセラミックス(15)に蒸着またはメッキにより形成されていることを特徴とする光ファイバ接続器(2)。
  3. 請求項1又は2記載の光ファイバ接続器において、前記中央挟持面(8)がセラミックチップ(13)により構成され、前記端部挟持面(9)が合成樹脂により構成され、前記中央挟持面(8)が前記端部挟持面(9)内にインサート成形により配設されることを特徴とする光ファイバ接続器(2)。
  4. 請求項3記載の光ファイバ接続器において、前記押さえ蓋は中央部(4a)とその両端に配置される端部(4b)とに分割されており、セラミックチップは前記押さえ蓋の中央部のベースとの対向面の中心付近に配置され、前記中央部に前記中央挟持面と前記端部挟持面とが設けられていることを特徴とする光ファイバ接続器。
  5. 請求項1記載の光ファイバ接続器において、前記中央挟持面(8)がセラミックスにより構成され、前記端部挟持面(9)が金属により構成され、前記端部挟持面(9)が前記中央挟持面(8)を構成するセラミックス(15)に蒸着またはメッキにより形成されていることを特徴とする光ファイバ接続器(2)。
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