JP3675971B2 - Hst式ミッション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラ式作業機において車速を変速する走行用のHST式無段変速機構(例えば実開昭60−89454号公報参照)と、操向を行う為の旋回用のHST式無段変速機構等の、2組の油圧ポンプと油圧モータを一体的に構成したHST式ミッション装置における、作動油タンクとの間の配管機構を簡素化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からクローラ式作業機において、走行駆動をHST式無段変速機構により行う技術は公知とされているのである。しかし、旋回操向操作をも旋回用HST式無段変速機構による技術は無かったのである。またこのように、走行用のHST式無段変速機構と、旋回用HST式無段変速機構のように、2基の油圧ポンプと2基の油圧モータを、一体的にコンパクトにアッセンブリーとした構成も無かったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、走行用のHST式無段変速機構と旋回用のHST式無段変速機構を具備し、2基の油圧ポンプと、2基の油圧モータを配置したHST式ミッション装置において、これら2基の油圧ポンプと、2基の油圧モータをコンパクトにアッセンブリーとして、このアッセンブリーをミッションケースに付設すべく構成したものである。
そして、このようなHST式ミッション装置とミッションケースにより構成したミッション装置において、出来るだけ油圧の配管系統を短く構成して、他の装置との間で、パイプが干渉することの無いように構成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、2基の油圧ポンプ(23)(26)と、2基の油圧モータ(24)(27)を一体的に併置したHST式ミッション装置(H)を、ミッションケース(22)に付設した構成において、2基の油圧モータ(24)(27)の一方は、クローラ式走行装置を駆動する走行油圧モータ(24)とし、他方は、操向ハンドル(19)の操作により、旋回時にミッションケース(22)中の差動ギヤ機構(33)に、左右逆方向の同一回転を与える旋回油圧モータ(27)とし、2基の油圧ポンプ(23)(26)を直列に配置して、それぞれの油圧ポンプのポンプ軸をカップリング(143)により連結して駆動し、該カップリング(143)を配置した部分に、油圧ポンプと油圧モータの間の油路を形成したセンターセクション(C)を配置し、作動油タンク(T)からHST式ミッション装置(H)への作動油の循環系統を、チャージポンプ(CP)からの吐出油を、チャージパイプ(A2)により前記HST式変速装置(H)に供給し、該HST式変速装置(H)のドレーンパイプ(D)から、再度作動油タンク(T)に戻る、1系統のみとしたものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、該チャージパイプ(A2)によるチャージ作動油の供給口(194)をセンタセクション(C)の上面に設け、該センタセクション(C)から2基の油圧ポンプに作動油を供給するチェックバルブ機構を、同じくセンタセクション(C)の内部で、供給口(194)の近傍に配置したものである。
【0006】
請求項3においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、該作動油タンク(T)からの作動油を、油圧ポンプの入力軸の端部に固設したチャージポンプ(CP)に吸引する吸引パイプ(A1)を設け、該吸引パイプ(A1)から吸引した作動油を、チャージポンプ(CP)から作動油パイプ(A3)により、作動油フィルタ(F)に案内し、該作動油フィルタ(F)からチャージパイプ(A2)を経て、供給口(194)に作動油を供給すべく構成したものである。
【0007】
請求項4においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、ドレーン油の吐出口(B)を、油圧ポンプのケースの上面に設けたものである。
【0008】
請求項5においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、該ドレーンパイプ(D)と、作動油タンク(T)の間に作動油クーラEを介装したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1はクローラ式作業機の中でコンバインに、本発明のHST式ミッション装置(H)とミッションケース(22)により構成したミッション装置(M)を搭載した状態の全体側面図、図2は同じく図1のコンバインの平面図、図3はHST式ミッション装置(H)とミッションケース(22)により構成したミッション装置(M)のスケルトン図である。
図中、トラックフレーム(1)は走行クローラ(2)を装設している。
(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフイードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダである。
(13)は排藁チェン(14)の終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記穀物タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は丸形である操向ハンドル(19)及び運転席(20)などを備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0010】
図3に示す、ミッションケース(22)のスケルトン構造を説明する。
前記走行クローラ(2)を駆動する運転駆動部であるミッション装置(M)はHST式ミッション装置(H)をミッションケース(22)の上に搭載して構成している。HST式ミッション装置(H)は、1対の走行油圧ポンプ(23)及び走行油圧モータ(24)からなる主変速機構である、走行用のHST式無段変速機構(25)と、1対の旋回油圧ポンプ(26)及び旋回油圧モータ(27)からなる旋回機構である、旋回用のHST式無段変速機構(28)とを備え、前記エンジン(21)の出力軸(21a)に走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)をカウンターケース(K)、伝達ベルト(29)等を介し連動連結させると共に、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)を伝達ベルト(30)を介し、前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)に連動連結させている。伝達ベルト(30)は後述の実施例図9に示すカップリングの(143)に代わる動力伝達部材である。
【0011】
そして、前記走行油圧モータ(24)の出力軸(31)に、ミッションケース(22)内の副変速機構(32)及び差動機構(33)を介し、走行クロ−ラ(2)の駆動輪(34)を連動連結させている。前記ミッションケース(22)内の差動機構(33)は左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有し、各遊星ギヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サンギヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(37)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリングギヤ(38)などで形成している。
前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸(39)と同軸線上とのキヤリヤ軸(40)のキヤリヤ(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ(36)(36)を挟んで左右のキヤリヤ(41)を対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯を有してサンギヤ軸(39)とは同一軸芯状に配置させ、キャリヤ軸(40)に回転自在に軸支させている。
【0012】
また、HST式ミッション装置(H)内の走行用のHST式無段変速機構(25)は走行油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調節により走行油圧モータ(24)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、走行油圧モータ(24)の回転出力を出力軸(31)の回転を、ミッションケース(22)内の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(43)(44)(45)及び副変速機構(32)を介して、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成している。
前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(45)を有する副変速軸(47)と、前記センタギヤ(46)に噛合うギヤ(48)を有する車速センサ軸(49)とを備え、副変速軸(47)とセンサ軸(49)間に各1対の低速用ギヤ(50)(48)・中速用ギヤ(51)(52)・高速用ギヤ(53)(54)を設けて、中央位置のギヤ(51)のスライド操作によってこれら低速・中速・高速の切換えを可能とさせるように構成している。
【0013】
また、前記センサ軸(49)には車速検出ギヤ(55)を設けると共に、該ギヤ(55)の回転数より車速を検出する車速センサ(56)を設けている。なお、作業機などに回転力を伝達するPTO軸(57)のPTO入カギヤ(58)に、PTO伝達ギヤ機構(59)を介し前記出力軸(31)を連動連結させている。
そして、前記センタギヤ(46)を介しサンギヤ軸(39)に伝達された走行油圧モータ(24)からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)を介しキャリヤ軸(40)に伝達させると共に、該キャリヤ軸(40)に伝達された回転を左右各一対の減速ギヤ(60)(61)を介し左右の駆動輪(34)の左右輪軸(34a)にそれぞれ伝えるように構成している。
【0014】
さらに、HST式ミッション装置(H)内の旋回用のHST式無段変速機構(28)は旋回油圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調節により旋回油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の出力ギヤから、ミッションケース(22)内のギヤ伝達機構(63)を介し旋回入力軸(64)の入カギヤ(65a)(65b)に回転出力を伝達し、左側のリングギヤ(38)の外歯に対しては直接的に、また右側のリングギヤ(38)の外歯に対しては、逆転軸(66)の逆転ギヤ(67)を介して伝えて、旋回油圧モータ(27)の正転時に左右のリングギヤ(38)を左右同一回転数で左リングギヤ(38)を逆転、右リングギヤ(38)を正転とさせるように構成している。
そして、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)の駆動を停止させ左右リングギヤ(38)を静止固定させた状態で、走行用の走行油圧ポンプ(23)の駆動を行うと、走行油圧モータ(24)からの回転出力はセンタギヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ(37)・キャリヤ(41)及び減速ギヤ(60)(61)を介し、左右の輪軸(34a)に左右同回転方向の同一回転数で伝達されて、機体の前後直進走行が行われる。
【0015】
一方、走行用の走行油圧ポンプ(23)の駆動を停止させ左右のサンギヤ(36)を静止固定させた状態で、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構(35)が逆或いは正回転、また右側の遊星ギヤ機構(35)が正或いは逆回転して、左右走行クローラ(2)の駆動方向を前後逆方向とさせて、機体を左或いは右にその場でスピンターンさせるものである。
また、走行用の走行油圧ポンプ(23)を駆動させながら、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)を駆動して、機体を左右に旋回させる場合には旋回半径の大きい旋回を可能にできるもので、その旋回半径は左右走行クローラ(2)の速度に応じ決定される。
そして、図3において図示する如く、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の他端に中立時制動装置(135)を設け、該中立時制動装置(135)は湿式多板ディスク機構(135a)により構成している。
また、走行油圧モータ(24)の出力軸(31)の他端にも、中立時制動装置(134)を配置し、該中立時制動装置(134)は湿式多板ディスク機構(134a)により構成されている。
【0016】
図4は本発明のHST式ミッション装置Hの油圧回路図、図5はミッションケース(22)の上部にHST式ミッション装置(H)を搭載して、全体としてミッション装置(M)とした構成を示す後面図、図6はミッション装置(M)の左側面図、図7はミッション装置(M)の右側面図、図8はHST式ミッション装置(H)の平面一部断面図、図9は同じくHST式ミッション装置(H)の前面一部断面図、図10はHST式ミッション装置(H)の左側面一部断面図、図11は旋回用HST式無段変速機構(28)と旋回サーボ機構(T2)の部分を示す断面図、図12はセンタセクション(C)の断面図、図13は本発明のミッションケース(22)の上にHST式ミッション装置(H)を搭載して構成したミッション装置(M)の配管系統と、作動油タンク(T)と作動油フィルタ(F)と作動油クーラ(E)の配置を示す平面図である。
【0017】
図4において、本発明のHST式ミッション装置の油圧回路を説明する。
該HST式ミッション装置(H)は走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(28)とチャージポンプCPと中立時制動装置(135)(134)等により構成されており、センタセクション(C)の前後の面に付設されている。
チャージポンプ(CP)は、図6に示すように走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)を駆動する入力軸(26a)をカップリング(143)で連結し、該入力軸(26a)の上にチャージポンプ(CP)が配置駆動されている。この実施例のカップリング(143)は図3に示す伝達ベルト(30)に代わる動力伝達部材である。
【0018】
そして、該チャージポンプ(CP)へは、作動油タンク(T)から吸引パイプ(A1)を介して吸引口(196)に供給されており、チャージポンプ(CP)から吐出されたチャージ作動油が、吐出口(195)に装着された作動油パイプ(A3)から作動油フィルタ(F)に至り、該作動油フィルタ(F)からチャージパイプ(A2)を介して、センタセクション(C)に設けた供給口(194)に供給されている。該供給口(194)の前後に、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路内の、チェックバルブ及び絞り機構(137)(138)と、走行用のHST式無段変速機構(25)の閉回路内のチェックバルブ及び絞り機構(141)が配置されている。該チャージポンプ(CP)からのチャージ作動油が、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路に供給される部分には、両側にチェックバルブ及び絞り機構(137)(138)とチェックバルブ及び絞り機構(141)が配置されているのである。
【0019】
また、走行用のHST式無段変速機構(25)の閉回路のバイパス回路に、油圧調整弁(142)が配置されており、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路のバイパス回路にも油圧調整弁(144)が介装されている。
また、走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する走行油圧ポンプ(23)の斜板(145)を傾動する走行サーボ機構(T1)は走行変速手動制御弁(V3)により、ピストン(P1)とスプール(S1)を操作して行うのみである。しかし、旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)の斜板(146)を傾動する旋回サーボ機構(T2)は、自動旋回制御バルブ(V1)と手動旋回制御バルブ(V2)の両方によりピストン(P)とスプール(S)を操作すべく構成している。
また、図4に示す如く、チャージポンプCPからのチャージ作動油の一部を、走行中立制動電磁弁(140)と旋回中立制動電磁弁(139)に導入して、走行油圧モータ(24)の中立時制動装置(134)と、旋回油圧モータ(27)の中立時制動装置(135)を制動すべく構成している。走行中立制動電磁弁(140)と旋回中立制動電磁弁(139)の間は、パイピングにより連結して、チャージポンプ(CP)からの圧油を両者に流用している。
【0020】
本発明のHST式ミッション装置(H)は、図5と図6と図7において図示する如く、副変速機構(32)や遊星ギヤ機構(35)(35)を構成するミッションケース(22)の上部に搭載しており、センタセクション(C)を中心に、走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(28)を付設して、2ポンプ2モータのHST式ミッション装置(H)に構成している。
そして、前記センタセクション(C)において、走行油圧ポンプ(23)を付設した側の面を、ミッションケース(22)の側面への固着付設面としている。また、センタセクション(C)の他側の面には、旋回用油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)により構成するHST式無段変速機構(28)と、走行油圧モータ(24)の3基が付設されている。
そして、走行油圧ポンプ(23)の出力軸(31)と、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)は、どちらも、センタセクション(C)を貫通して、走行油圧ポンプ(23)を取りつけた側の同じ方向に突出している。該走行油圧ポンプ(23)の出力軸(31)は、そのままミッションケース(22)の内部に嵌入して走行変速装置を駆動している。また旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)も、そのままミッションケース(22)の内部に挿入されて、左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を駆動して、クローラ式の走行装置を旋回ハンドル(19)により旋回操向可能に構成している。
【0021】
図8と図9と図10と図11において図示する如く、センタセクション(C)の右側には、走行用のHST式無段変速機構(25)の半分を構成する走行油圧ポンプ(23)が付設されている。そして走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する他の半分である走行油圧モータ(24)は、図5に示す平面図の如く、入力軸(23a)の側方の位置に走行油圧モータ(24)と出力軸(31)が配置されている。該出力軸(31)の出力側は、センタセクション(C)の側に突出しており、ミッションケース(22)の内部に挿入されて、副変速機構(32)と差動機構(33)を駆動している。該出力軸(31)のセンタセクション(C)とは逆の他端には、中立時制動装置(134)と湿式多板ディスク機構(134a)と走行中立制動電磁弁(140)が配置されている。
【0022】
また、センタセクション(C)の左側で、走行油圧ポンプ(23)と向かい合う位置には、旋回用HST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)が配置されている。前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)とは、カップリング(143)でスプライン連結されて、一体的にエンジン(21)の回転を伝達している。この実施例では、図3に示す伝達ベルト(30)に代えてカップリング(143)が使用されている。該入力軸(23a)にエンジン(21)の出力軸(21a)からの動力が伝達ベルト(29)を介して伝達されている。
また、カップリング(143)を介して、駆動される入力軸(26a)の他端には、チャージポンプCPが介装されており、更にチャージポンプCPの部分に、他のPTOプーリーが固着される。
【0023】
また、旋回油圧ポンプ(26)の上面には自動旋回(走行)制御バルブ(V1)が付設されており、該自動旋回制御(電磁)バルブ(V1)とピストン(P)の内部に配置された手動旋回制御バルブ(V2)とピストン(P1)との間で全体的に旋回サーボ機構(T2)が構成されている。また、走行油圧ポンプ(23)の近傍には、手動走行制御バルブ(V3)又はスプール(S3)、電磁開閉弁(V3)とピストン(P2)により走行サーボ機構(T1)が構成されている。 また、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の他端には、中立時制動装置(135)と旋回中立制動電磁弁(139)と湿式多板ディスク機構(135a)が付設されている。
【0024】
次に、該走行サーボ機構(T1)と、旋回サーボ機構(T2)の構成について説明する。
図8と図9と図10において、走行サーボ機構(T1)の平面図が図示されている。該走行サーボ機構(T1)は、電磁開閉弁により構成した手動走行変速バルブ(V3)を構成するスプール(S1)を操作することにより、ピストン(P1)を上下動して、斜板(145)を回動し、走行用の旋回用のHST式無段変速機構(25)を変速するものである。該走行用のHST式無段変速装置(25)を中立位置で保持する必要があり、走行中立保持アーム(148)が設けられ、該走行中立保持アーム(148)の先端に走行中立保持ローラ(148a)が枢支されている。該走行中立保持ローラ(148a)は、走行変速操作アーム(151)と一体的に、走行中立カム(149)が回動し、該走行中立カム(149)の中央の凹部に前記走行中立保持ローラ(148a)が嵌入して中立を保持する。走行中立保持アーム(148)に長穴(148b)を貫設し、この長穴(148b)に走行変速操作アーム(151)のピン部(151b)を嵌入して、作業機の振動によるリンク系統のガタを吸収する。
また、該走行変速操作アーム(151)は衝撃吸収バネ(151a)を介して、共に回動する走行ストッパー杆(150)が設けられており、該ストッパー板(157)と係合して、走行変速操作アーム(151)のそれ以上の回動を阻止する。
【0025】
また、前記走行変速操作アーム(151)には、衝撃吸収バネ(151a)を介してスプール(S1)を操作するクランクアーム(159)が設けられており、該クランクアーム(159)が、スプール(S1)の凹部と係合している。該スプール(S1)がピストン(P1)の内部で摺動することにより、手動走行変速バルブ(V3)を構成している。
同様の旋回サーボ機構(T2)が図11の如く、旋回油圧ポンプ(26)の斜板(146)を回動すべく構成されている。該旋回油圧ポンプ(26)の旋回サーボ機構(T2)の構成は、略走行サーボ機構(T1)と同じ構成が左右対称に構成されている。
【0026】
即ち、旋回操作アーム(162)と共に回動する旋回中立保持アーム(152)と、該旋回中立保持アーム(152)に軸受支持された旋回中立保持ローラ(152a)が構成されている。また旋回中立保持ローラ(152a)が接頭する旋回中立カム(153)が設けられ、旋回ストッパー杆(154)と、該旋回ストッパー杆(154)が係合する旋回ストッパー板(156)が構成されている。前記旋回操作アーム(162)に衝撃吸収バネ(162a)が付設されている。
走行サーボ機構(T1)と旋回サーボ機構(T2)とは略左右対称型に構成されており、走行中立保持アーム(148)と旋回中立保持アーム(152)の間を、走行中立保持ローラ(148a)と旋回中立保持ローラ(152a)が、走行中立カム(149)と旋回中立カム(153)の方向に常時付勢される方向の付勢バネ(160)が介装されている。これらローラ(148a),(152a)が中立カム(14a),(153)のカム面上に形成された中立位置に係合するときは、走行クローラ(2)は中立時に作動停止状態に保持される。
【0027】
次に図11において、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)と旋回サーボ機構(T2)の配置を説明する。
センタセクション(C)に旋回用のHST式無段変速機構(28)が付設されているが、該旋回用のHST式無段変速機構(28)のケースの内部に旋回サーボ機構(T2)が埋め込まれている。該構成は走行用のHST式無段変速機構(25)の場合の同じであり、センタセクション(C)の他の面に走行用のHST式無段変速機構(25)のケースがそのまま付設されており、該走行油圧ポンプ(23)のケースの内部に走行サーボ機構(T1)が埋め込まれて一体的に構成されているのである。
【0028】
そして、該走行サーボ機構(T1)と旋回サーボ機構(T2)の方向は、走行油圧ポンプ(23)と旋回油圧ポンプ(26)に設けた、クレイドル型の斜板の上下回動方向とピストン(P1)(P2)、スプール(S1)(S2)の摺動方向を同じとしている。
該ピストン(P1)(P2)と、クレイドル型の斜板(146)とを連結ピン(190)より連結している。
【0029】
次に、図8から図11のHST式ミッション装置(H)の図面において、本発明のHST式ミッション装置の作動油の経路を説明する。
該作動油は、チャージポンプ(CP)が吐出した補充作動油をHST式ミッション装置の全体に還流させることにより行っている。該チャージポンプ(CP)への作動油は図8と図12において示す如く、作動油タンク(T)からの吸引パイプ(A1)により、チャージポンプ(CP)の吸引口(196)に、供給されている。そして、該チャージポンプ(CP)により圧油として、吐出口(195)から作動油パイプ(A3)を介して、作動油フィルタ(F)に案内し、次にチャージパイプ(A2)を介して、センタセクション(C)の上部中央の供給口(194)により供給している。
【0030】
該供給口(194)の下方の内部に、図9に示す如く、リリーフ噴出弁(199)が設けられており、一定以上の圧力になると、チャージポンプ(CP)の圧油が、該リリーフ噴出弁(199)から旋回用のHST式無段変速機構(28)のケース部分の内部に1)の経路の如く吐出される。
そして、該旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)を冷却した作動油は、該旋回用のHST式無段変速機構(28)の下部の油路から、図8と図10の2)と図12の3)の油路(197)を通過して、走行油圧モータ(24)の内部に移動する。図12に示す如く、図8と図10の2)と、図12の3)の経路は、センタセクション(C)の内部に穿設貫通させた油路(197)を通過して、走行油圧モータ(24)のケース24aの内部に出てくるのである。
また、図12の4)の経路である走行油圧モータ(24)から走行油圧ポンプ(23)への経路は同じく、センタセクション(C)の内部に穿設貫通された油路(198)を通過するものである。該走行油圧モータ(24)の内部を冷却した作動油は、図12の4)の経路を通過して、センタセクション(C)の内部の油路(198)から、図5の5)の油路を通過して、走行油圧ポンプ(23)の内部に至る。この走行油圧ポンプ(23)を冷却した後に、走行油圧ポンプ(23)のケースに設けた吐出口(B)からドレーンパイプ(D)を経て、作動油クーラ(E)に到るのである。該作動油クーラ(E)で冷却した後に、作動油タンク(T)に戻る経路を辿る。
【0031】
図13においては、コンバインの走行フレームの上にミッション装置(M)を載置した状態で、作動油タンク(T)からミッション装置(M)への配管を図示している。作動油フィルタ(F)が、走行フレームの前部に固定されており、また作動油クーラ(E)が走行フレームの側面に固定されている。また作動油タンク(T)も走行フレームに固定されている。該作動油タンク(T)から、吸引パイプ(A1)を経て、チャージポンプ(CP)の吸引口(196)に供給される。次にチャージポンプ(CP)の吐出口(195)から作動油パイプ(A3)を経て、作動油フィルタ(F)に供給され、作動油フィルタ(F)により濾過された作動油が、作動油パイプ(A3)からセンタセクション(C)の上部の供給口(194)に供給される。該供給口(194)からリリーフ噴出弁(199)を経て、旋回用油圧ポンプ(26)の内部に噴出され、旋回油圧モータ(27)を冷却し、次に走行油圧モータ(24)を冷却して、センタセクション(C)内の油路から、走行油圧ポンプ(23)内に戻る。該走行油圧ポンプ(23)の吐出口(B)から、ドレーンパイプ(D)を経て、作動油クーラ(E)に供給され、該作動油クーラ(E)により冷却された作動油が、戻りパイプ(A4)を経て作動油タンク(T)に戻るべく構成されている。
【0032】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、2基の油圧ポンプ(23)(26)と、2基の油圧モータ(24)(27)を一体的に併置したHST式ミッション装置(H)を、ミッションケース(22)に付設した構成において、2基の油圧モータ(24)(27)の一方は、クローラ式走行装置を駆動する走行油圧モータ(24)とし、他方は、操向ハンドル(19)の操作により、旋回時にミッションケース(22)中の差動ギヤ機構(33)に、左右逆方向の同一回転を与える旋回油圧モータ(27)とし、2基の油圧ポンプ(23)(26)を直列に配置して、それぞれの油圧ポンプのポンプ軸をカップリング(143)により連結して駆動し、該カップリング(143)を配置した部分に、油圧ポンプと油圧モータの間の油路を形成したセンターセクション(C)を配置し、作動油タンク(T)からHST式ミッション装置(H)への作動油の循環系統を、チャージポンプ(CP)からの吐出油を、チャ ージパイプ(A2)により前記HST式変速装置(H)に供給し、該HST式変速装置(H)のドレーンパイプ(D)から、再度作動油タンク(T)に戻る、1系統のみとしたので、HST式変速装置(H)として、2基の油圧ポンプ(23)(26)と、2基の油圧モータ(24)(27)により、走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用油圧ポンプ(26)の2組のHST式変速装置が配置されているにも関わらず、作動油の供給経路は1本に構成することが出来るので、コンバイン等の狭い場所に配置されるミッション装置(M)であるので、他の装置と干渉し易い部分のパイプの系統を少なくすることが出来るのである。
【0033】
請求項2の如く、請求項1記載のチャージパイプ(A2)によるチャージ作動油の供給口(194)をセンタセクション(C)の上面に設け、該センタセクション(C)から2基の油圧ポンプに作動油を供給するチェックバルブ機構を、同じくセンタセクション(C)の内部で、供給口(194)の近傍に配置したので、チャージパイプ(A2)により供給口(194)に供給された圧油を、2組の油圧ポンプの両方に供給されることが出来るので、作動油の系統の一本化を行うことが出来たのである。これにより、作動油の系統を1本にすることが可能となったのである。
【0034】
請求項3の如く、請求項1記載の作動油タンク(T)からの作動油を、油圧ポンプの入力軸の端部に固設したチャージポンプ(CP)に吸引する吸引パイプ(A1)を設け、該吸引パイプ(A1)から吸引した作動油を、チャージポンプ(CP)から作動油パイプ(A3)により、作動油フィルタ(F)に案内し、該作動油フィルタ(F)からチャージパイプ(A2)を経て、供給口(194)に作動油を供給すべく構成したので、頻繁に清掃や交換をする必要のある作動油フィルタ(F)を、1系統とすることが出来るので、メンテナンスが容易となったのである。また該作動油フィルタ(F)は、ミッション装置(M)やHST式ミッション装置(H)とは離れた位置で、メンテナンスの容易な位置に配置することが可能となったのである。
【0035】
請求項4の如く、請求項1記載のHST式ミッション装置において、ドレーン油の吐出口(B)を、油圧ポンプのケースの上面に設けたので、該吐出口(B)まで作動油が出てくる間に、リリーフ噴出弁(199)から吐出した作動油が、HST式ミッション装置(H)の内部を順番に通過させることが出来るので、2基の油圧ポンプと、2基の油圧モータの冷却を確実に行うことが出来るのである。
【0036】
請求項5の如く、請求項1記載のドレーンパイプ(D)と、作動油タンク(T)の間に作動油クーラ(E)を介装したので、チャージポンプ(CP)から吐出されて、2組のHST式変速装置に供給された作動油の一部を、冷却油として使用し、該冷却した後の作動油を、再度作動油クーラ(E)により冷却することが出来るので、作動油の温度上昇を回避することが出来るのである。またメンテナンスの必要な作動油クーラ(E)は、ドレーンパイプ(D)と戻りパイプ(A4)により、ミッション装置(M)やHST式ミッション装置(H)とは離れた位置に配置することが出来るので、冷却壁や冷却水による作動油クーラ(E)の冷却が可能となったのである。また作動油クーラ(E)のメンテナンスが容易となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クローラ式作業機の中でコンバインに本発明のHST式ミッション装置を搭載した状態の全体側面図。
【図2】 同じく図1のコンバインの平面図。
【図3】 本コンバインのHST式ミッション装置(H)とミッションケース(22)を一体化したミッション装置(M)のスケルトン図。
【図4】 本発明のHST式ミッション装置(H)の油圧回路図。
【図5】 ミッションケース(22)の上部にHST式ミッション装置(H)を搭載して、全体としてミッション装置(M)とした構成を示す後面図。
【図6】 ミッション装置(M)の左側面図。
【図7】 ミッション装置(M)の右側面図、
【図8】 HST式ミッション装置(H)の平面一部断面図。
【図9】 同じくHST式ミッション装置(H)の正面一部断面図。
【図10】 HST式ミッション装置(H)の側面一部断面図。
【図11】 HST式ミッション装置(H)の旋回用油圧ポンプ(26)と旋回サーボ機構(T2)の部分を示す拡大一部断面図。
【図12】 センタセクション(C)の断面図。
【図13】 本発明のミッションケース(22)の上にHST式ミッション装置(H)を搭載して構成したミッション装置(M)の配管系統と、作動油タンク(T)と作動油フィルタ(F)と作動油クーラ(E)の配置を示す平面図。
【符号の説明】
A1 吸引パイプ
A2 チャージパイプ
A3 作動油パイプ
A4 戻りパイプ
M ミッション装置
H HST式ミッション装置
C センタセクション
CP チャージポンプ
F 作動油フィルタ
E 作動油クーラ
T 作動油タンク
D ドレーンパイプ
T1 走行サーボ機構
T2 旋回サーボ機構
P1 走行制御ピストン
P2 操向制御ピストン
S1 走行制御スプール
S2 操向制御スプール
18 運転キャビン
19 操向ハンドル
22 ミッションケース
23 走行油圧ポンプ
24 走行油圧モータ
25 走行用のHST式無段変速機構
26 旋回油圧ポンプ
27 旋回油圧モータ
28 旋回用のHST式無段変速機構
194 供給口
195 チャージポンプ(CP)の吐出口
196 チャージポンプ(CP)の吸引口
199 リリーフ噴出弁

Claims (5)

  1. 2基の油圧ポンプ(23)(26)と、2基の油圧モータ(24)(27)を一体的に併置したHST式ミッション装置(H)を、ミッションケース(22)に付設した構成において、
    2基の油圧モータ(24)(27)の一方は、クローラ式走行装置を駆動する走行油圧モータ(24)とし、他方は、操向ハンドル(19)の操作により、旋回時にミッションケース(22)中の差動ギヤ機構(33)に、左右逆方向の同一回転を与える旋回油圧モータ(27)とし、
    2基の油圧ポンプ(23)(26)を直列に配置して、それぞれの油圧ポンプのポンプ軸をカップリング(143)により連結して駆動し、該カップリング(143)を配置した部分に、油圧ポンプと油圧モータの間の油路を形成したセンターセクション(C)を配置し、
    作動油タンク(T)からHST式ミッション装置(H)への作動油の循環系統を、チャージポンプ(CP)からの吐出油を、チャージパイプ(A2)により前記HST式変速装置(H)に供給し、該HST式変速装置(H)のドレーンパイプ(D)から、再度作動油タンク(T)に戻る、1系統のみとしたことを特徴とするHST式ミッション装置。
  2. 請求項1記載のHST式ミッション装置において、該チャージパイプ(A2)によるチャージ作動油の供給口(194)をセンタセクション(C)の上面に設け、該センタセクション(C)から2基の油圧ポンプに作動油を供給するチェックバルブ機構を、同じくセンタセクション(C)の内部で、供給口(194)の近傍に配置したことを特徴とするHST式ミッション装置。
  3. 請求項1記載のHST式ミッション装置において、該作動油タンク(T)からの作動油を、油圧ポンプの入力軸の端部に固設したチャージポンプ(CP)に吸引する吸引パイプ(A1)を設け、該吸引パイプ(A1)から吸引した作動油を、チャージポンプ(CP)から作動油パイプ(A3)により、作動油フィルタ(F)に案内し、該作動油フィルタ(F)からチャージパイプ(A2)を経て、供給口(194)に作動油を供給すべく構成したことを特徴とするHST式ミッション装置。
  4. 請求項1記載のHST式ミッション装置において、ドレーン油の吐出口(B)を、油圧ポンプのケースの上面に設けたことを特徴とするHST式ミッション装置。
  5. 請求項1記載のHST式ミッション装置において、該ドレーンパイプ(D)と、作動油タンク(T)の間に作動油クーラ(E)を介装したことを特徴とするHST式ミッション装置。
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