JP3675911B2 - 車両用計器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設備される計器であって、特に計器の主要部がマニュアルトランスミッション装備車(以下これを単にMT車と称す)とオートマチックトランスミッション装備車(以下これを単にAT車と称す)とに共用できる計器であって、そのMT車に設備すべきMT車用計器の組立時において、AT車インジケータ(透過照明表示板)の誤組付けを回避することができるようにした車両用計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車にあっては、MT車とAT車とに区分される。そして上記のAT車に設備される車両用計器には、図5で示すように、計器1の表示面中央部にATインジケータ2が設けられている。
【0003】
このATインジケータ2の断面構造は図6に示すように、計器の枠体であるロアハウジング3には、それぞれの表示灯4を内装する複数の表示灯室5が区割形成されている。
【0004】
さらに各表示灯室5の開口縁には、その開口縁を塞ぐようにして位置される透過照明表示板6が被せられており、その透過照明表示板6には、前記の各表示灯室5に対応する位置に透過光文字7が施されている。
【0005】
8は、上記ロアハウジング3に対して被着固定されるアッパハウジングであって、このアッパハウジング8を上記ロアハウジング3に被着することで、上記表示灯室5の開口縁を塞ぐように位置せしめた透過照明表示板6が上記アッパハウジング8と表示灯室5の開口縁との間で挟持固定される構成となっている。なおこのアッパハウジング8には、透過照明表示板6による表示を透視せしめるための表示窓9が形成されている。
【0006】
また、このような構造の計器1にあってはAT車用計器とMT車用計器との共用化を図るために、上記のロアハウジング3及びそのロアハウジング3内に組込まれる計器本体構造は同じものとし、例えば上記ロアハウジング3を用いてのMT車用計器1を組立てるときには、各表示灯室5内への表示灯設備と透過照明表示板6を除き、さらに予め用意されている図7で示されているMT車用のアッパハウジング8’(このMT車用アッパハウジング8’は上記AT車用アッパハウジングにおける表示窓9が塞がれているものである)を、上記ロアハウジング3に被着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記構造のAT車用計器及びMT車用計器を、工場における生産ラインを使用して連続生産するときに、そのMT車用計器の生産工程中において共用されるロアハウジングの表示灯室5開口縁上に透過照明表示板6を誤って載置してしまうことがあり、この誤組付を気が付かずにMT車用アッパハウジング8’を組付けてしまうと(一度ハウジング8’を組付けると目視確認ができないので)透過照明表示板6の無駄が生じ、さらにはその透過照明表示板6の管理の上で数量が合わなくなるといった不具合が生じる。
【0008】
本発明はかかることに着目してなされたもので、例えばMT車用の計器を組立てるとき、ロアハウジング3上に誤って透過照明表示板6が載置されていると、そのロアハウジング上にMT車用アッパハウジング8’を被せようとしても該MT車用アッパハウジング8’の被着ができない構造となして、これによって透過照明表示板の誤組付けがなされていることを組立作業者に認識させることを第1の目的とするものである。
【0009】
またロアハウジングに誤組付けされた透過照明表示板は、その透過照明表示板を損傷することなく回収することができるようにして、透過照明表示板の再使用を可能ならしめ、該透過照明表示板の無駄を防ぐことを第2の目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために本発明の請求項1では、表示灯室を形成しているロアハウジングに、AT車用アッパハウジング又はMT車用アッパハウジングを選択的に取付けることができる計器ハウジングを有する車両用計器において、上記MT車用アッパハウジングには、該MT車用アッパハウジングを上記ロアハウジングに被着したとき、上記の表示灯室内に入り込む突起を設けた車両用計器であることを特徴としている。
【0011】
また上記第2の目的を達成するために、請求項2では、表示灯室を形成しているロアハウジングに、AT車用アッパハウジング又はMT車用アッパハウジングを選択的に取付けることができる計器ハウジングを有する車両用計器において、上記MT車用アッパハウジングには、該MT車用アッパハウジングを上記ロアハウジングに被着したとき、上記表示灯室外側面に対向接近される突起を設けた車両用計器であることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図1乃至図4に示す実施形態に基いて詳細に説明するが、本発明にあっては、上記の目的を達成するために、特にMT車用アッパハウジングの構造に特長を有するものであって、その他の構造については、従来例の構造と同じであるので、その同一構造部分については、従来例で付した符号を用いて、その同一構造部分の構造説明は省略する。
【0013】
すなわち、図1は従来例の図6で示したと同様のAT車用計器のハウジング組立構造を示すもので、ロアハウジング3と一体に形成されている表示灯室5の開口縁に透過照明表示板6を載置し(透過照明表示板6の周縁部に図示しない両面接着テープで表示灯室の開口縁に貼付けされている)、さらにその透過照明表示板6の上から、表示窓9を有するAT車用アッパハウジング8を被せ、両ハウジング3と8とを固定することにより透過照明表示板6をロアハウジング3とAT車用アッパハウジング8との間で接着挟持させてAT車用計器を構成している。次にMT車用計器を構成するには図2(イ)で示すように、上記のロアハウジング3を共用し、そのロアハウジング3と一体に形成されている表示灯室5の開口縁に、表示窓を有しない(樹脂成形時に閉塞されている)MT車用アッパハウジング8’を被着し、その両ハウジング3と8’とを固定することによりMT車用計器が構成されるものであるが、このMT車用アッパハウジング8’の裏側には、ロアハウジング3にMT車用アッパハウジング8’を被着したときに表示灯室5の中央部内に挿入位置される突起10が突設されている。
【0014】
従ってこのMT車用アッパハウジング8’をMT車、AT車共用のロアハウジング3上に被着しようとするとき、MT車用計器を組立てるべきロアハウジング3の表示灯室5開口縁上に、透過照明表示板6の誤組付けがなされているとすれば、図3で示すように上記の突起10が透過照明表示板6の上面に当接(邪魔)されて、MT車用アッパハウジング8’をロアハウジング3上に被着することができず、これによってMT車用計器を組立てるロアハウジング3上に、透過照明表示板6が誤組付けされていることが判る。
【0015】
従って誤組付けされている透過照明表示板6を取り除いてMT車用アッパハウジング8’をロアハウジング3上に組付ければ正規のMT車用計器が組立てられ、そして透過照明表示板の無駄損失が防止できる。
【0016】
なお上記実施形態では、MT車用アッパハウジング8’に設けた突起10が表示灯室5の内部中央に位置される形状のものであるが、例えば図2(ロ)で示されるように、表示灯室5の内側面に接近して位置される複数の突起10,10を設けたものであってもよく、また図2(ハ)に示すように表示灯室5の開口部を略閉塞するような形状であってもよい。
【0017】
図4に示す実施形態は、MT車用アッパハウジング8’の裏側に設けた突起10が表示灯室5の外側面に接近位置されるように形成されているものである。従ってかかる実施形態のMT車用アッパハウジング8’をロアハウジング3に被着しようとするとき、そのロアハウジング3の表示灯室5開口縁上に、誤って透過照明表示板6が載置接着されていると、その透過照明表示板6の辺縁部が、上記突起10に当接されて、MT車用アッパハウジング8’のロアハウジングへの組付け不能となるため透過照明表示板6の誤組付があることが確認できる。
【0018】
また突起10は透過照明表示板6の辺縁部に当接されて、透過照明表示板6の透過光表示部を上記突起10で傷付けることが防がれるので透過照明表示板の無駄が防止でき、上記した本発明の第2の目的を達成することができる。
【0019】
尚、図2(ロ),(ハ)に示す実施例の場合においても突起10による透過照明表示板6の傷付きは、表示部の外縁部なので透過照明表示板6の再使用が可能となり本発明の第2の目的を達成することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、透過照明表示板を要しないMT車用計器を組立てるときに、その透過照明表示板が誤組付けされているとMT車用アッパハウジングの組付け時において透過照明表示板が誤組付けされていることが容易に判り、これによって透過照明表示板の無駄が解消され、さらにはその数量管理も容易となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用計器の実施形態を示す要部断面図。
【図2】(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明各実施形態であるそれぞれの突起形状を示す断面図。
【図3】本発明の車両用計器の実施形態を示す作用説明図。
【図4】本発明の車両用計器の他の実施形態を示す要部断面図。
【図5】AT車用車両計器の正面図。
【図6】図5におけるA−A線断面図。
【図7】MT車用ハウジングの形態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1…計器 2…ATインジケータ
3…ロアハウジング 4…表示灯
5…表示灯室 6…透過照明表示板
7…透過光文字 8…AT車用アッパハウジング
8’…AT車用アッパハウジング 9…表示窓
10…突起
Claims (1)
- 表示灯室(5)を形成しているロアハウジング(3)に、AT車用アッパハウジング(8)又はMT車用アッパハウジング(8’)を選択して取付けることができる計器ハウジングを有する車両用計器において、上記MT車用アッパハウジング(8’)は、上記AT車用アッパハウジング(8’)に設けられている表示窓(9)を有さず、該MT車用アッパハウジング(8’)を上記ロアハウジング(3)に被着したとき、光源の除かれた上記表示灯室(5)内に入り込む突起(10)が設けられたものであることを特徴とする車両用計器。
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-
1995
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