JP3675294B2 - カード処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカード等を処理するカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のカード処理装置においては、カード挿入口から挿入されたカードがカード処理部によってカードのデータを処理しているときに、誤ってカードが抜き取られないような構造を採用している。例えば、この種のカード処理装置として、カード挿入口から挿入されたカードを、対接する一対のベルトで挟持し、手で抜き取られない位置までカード搬送路内に取り込み、カード処理部によってカードを処理し、カード処理後にベルトを逆方向へ走行させることにより、カード挿入口から排出しているものがある。
【0003】
また、カードを手動によってカード処理部に取込むカード処理装置として、特許第2881321号に開示されたものがある。ここに開示されたものには、カード挿入口を開閉するカバーと、このカバーの閉動作に連動しカード挿入口に挿入されたカードをカード搬送路内に取り込むカード搬送機構と、このカード搬送機構によりカード搬送路内に挿入されるカードの押圧力によって付勢手段の付勢力が蓄積され、カバーを開くことにより、カードをカード挿入口から返却するカード排出機構とが備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のカード処理装置のうち、前者の場合は、ベルトを走行させるためのモータ、モータの回転を伝達するギア群、ベルトを張架するローラ等の構成部品が多く、構造も複雑になるというばかりか、停電時に使用できなくなり、かつベルトの汚れがカードの表面に付着するので、カードの再利用が困難であるという問題もあった。また、後者の場合は、カバーの開閉動作に連動させてカード搬送機構を動作させる構造としているので、カバーの開閉量が大きくなり、このため装置が大型化するというばかりか、部品点数が増加し構造が複雑になるという問題もあった。
【0005】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、部品点数を削減し、構造を簡素化したカード処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、カード挿入口から挿入されたカードをカード取込み通路内に取り込み、カード処理部によってカードのデータを処理した後に、カード挿入口から排出するカード処理装置において、前記カード取込み通路内をカード挿入方向および排出方向へ移動自在で、後端に設けられたカード挿入口部が手動によってカード取込み通路内に押し込まれる押し込み部材と、この押し込み部材をカード排出方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗してカード取込み通路内に押し込まれた前記押し込み部材を係止および係止の解除を行う係止手段と、カード取込み通路内をカード挿入方向および排出方向へ移動自在で、前記押し込み部材に連動して移動する移動部材と、この移動部材の移動量を前記押し込み部材の移動量よりも多く移動させる移動量変換手段と、この移動部材に設けられカード挿入口から挿入されたカードを保持する保持手段とを備えたものである。
したがって、押し込み部材のカード挿入口部から挿入されたカードは、押し込み部材のカード挿入口部がカード取込み通路内に押し込まれることにより、移動部材の保持手段に保持され、移動量変換手段を介して移動手段と一体的にカード取込み通路内に取り込まれる。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記移動量変換手段を、装置固定部に揺動自在に枢支するとともに、前記押し込み部材に重点を設け、かつ前記移動部材に力点を設けたてことしたものである。
したがって、移動部材の移動量は、てこを介して押し込み部材の押し込み量よりも大きくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は本発明に係るカード処理装置を正面側から視た全体の斜視図、図2は同じく背面側から見た全体の斜視図、図3は図5(a)におけるIII-III 線断面図である。図4は同じく要部を分解して示す斜視図、図5(a)は同じく正面図、同図(b)は背面図である。図6(a)は図5(a)におけるVI(a)-VI(a) 線断面図、同図(b)は図5の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。図7はカードの取込み動作中およびカードの排出動作中における固定カムとカード取込み部材との関係を説明するための要部の平面図である。図8はカードを装置内に挿入した状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。
【0009】
図9(a)は図8(a)におけるVIIII(a)-VIIII(a) 線断面図、同図(b)は図8の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。図10は押し込み部材を押し込み始めた状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。図11(a)は図10(a)におけるXI(a)-XI(a) 線断面図、同図(b)は図10の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。図12は同じくカードを取り込んだ状態を示す正面図、図13は図12におけるXIII-XIII 線断面図、図14は同じくカードを取り込んだ状態を示す背面図、図15は移動部材を押し込む押圧レバーの回転モーメントを説明するためのモデル図である。図16(a)はカードの排出動作を説明するための正面図、同図(b)は同図(a)における XVI(b)-XVI(b)線断面図である。
【0010】
図1および図2において、全体を符号1で示すカード処理装置は、カード挿入口22から挿入された非接触型ICカード(以下、単にカードと称する。)80を装置のカード取込み通路32内に取り込んで、カード処理部33によってカード80のデータを処理した後、カード80をカード挿入口22から排出するように構成されている。そして、このカード処理装置1は、立設された基台2と、この基台2に矢印A−B方向へ移動自在に支持された押し込み部材3と、この押し込み部材3に連動して矢印A−B方向へ移動する移動部材4と、この移動部材4の移動量を変換する移動量変換手段5と、前記移動部材4に支持されカード保持するカード保持手段6と、前記押し込み部材3を一時的に係止する係止手段7とから概略構成されている。
【0011】
次に、図1、図2、図5、図6、図7を用いて基台2について説明する。
図2において、基台2は全体が合成樹脂によって枠状に形成され、略中央には長方形の窓10が設けられ、この窓10の対向する上下端面には、前記押し込み材3の上下端部を挟持して押し込み部材3を矢印A−B方向へ移動自在に支持するガイド溝(図示せず)が設けられている。基台2の前端上方には、下方および矢印A方向が開口した小さいケース11が取り付けられ、このケース11の上部には小形の窓12が設けられており、ケース11の上部に固定された支持板13には、図5(a)に示すように、この窓12からケース11内に臨む固定カム15が一体に形成されている。
【0012】
図7に示すように、この固定カム15は、平面視において、直線状に形成された突出部15aと矢印A方向へ向かって傾斜した面取部15bとによって形成され、これら突出部15aと面取部15bとの間に小突起15cが設けられている。図5(a)および図6(a)に示すように、基台2の前端部には、有底角筒状の密閉空間としてのシリンダ部17が設けられ、このシリンダ部17は矢印B方向である後端側が開口され、前端部に断面が小径の空気抜き孔18が設けられている。
【0013】
次に、主に図4を用いて押し込み部材3について説明する。
押し込み部材3は全体が合成樹脂によって略平板状に形成され、後端部には、上述したケース11内に嵌入可能な大きさの箱状のカード挿入口部21が一体に形成され、このカード挿入口部21の前部には、上下方向へ延在するカード挿入口22が設けられている。この押し込み部材3の正面側の上部には、矢印A−B方向へ延在する細長い長方形の凹部23が設けられ、この凹部23の中央から前方側に向かって細長い長方形のガイド窓24が設けられており、この押し込み部材3の上端の前方側には係合凹部25が設けられている。
【0014】
押し込み部材3の前端部には、直方体状のピストン部26が形成され、このピストン部26の断面積は、上述した基台2のシリンダ部17の断面積よりもわずかに小さく形成されている。上述したように、この押し込み部材3は、基台2に図中矢印A−B方向、すなわちカード挿入方向とカード排出方向へ移動自在に支持され、カード挿入口部21がケース11内に嵌入し、ピストン部26がシリンダ部17内に嵌合し、図2に示すように裏面は略全体が基台2の窓10から露呈している。この押し込み部材3のピストン部26が基台2のシリンダ部17内に嵌合していることにより、図6(a)に示すように、シリンダ部17内は空気抜き孔18を除いて略密閉状態となっている。
【0015】
図2および図5(b)に示すように、押し込み部材3と基台2との間には、第1の付勢手段である引張コイルばね27が懸架され、この引張コイルばね27の引張力によって、押し込み部材3は常時矢印B方向、すなわちカード排出方向へ付勢され、カード挿入口部21の後端がケース11に係止されている。また、この押し込み部材3は、押し込み部を手によって引張コイルばね27の引張力に抗して矢印A方向へ押し込むことにより、図14に示すように、カード処理装置1が取り付けられたパネル28まで、移動量Cだけ押し込み可能なように構成されている。
【0016】
図12に示すように、押し込み部材3が移動量Cだけ押し込まれると、後述するように、係止手段7によって、押し込み部材3が一時的に係止され、この状態では押し込み部材3のピストン部26が基台2のシリンダ部17の底部に当接している。図3に示すように、この押し込み部材3にカードの厚みよりもやや大きい間隔だけ隔てて対向するようにカバー30が基台2に固定されており、このカバー30のレール部31と、これら押し込み部材3およびカバー30とでカード取込み通路32が形成されている。カバー30は合成樹脂によって形成され、このカバー30の外側にはカード処理装置33が取り付けられ、このカード処理装置33によって、カード取込み通路32内に取り込まれたカード80のデータが処理される。
【0017】
次に、図4に用いて移動部材4について説明する。
移動部材4は、略直方体状の基部35と、この基部35から矢印B方向に一体に突出形成された延設部36とによって全体が合成樹脂で形成されている。基部35の上下端には、一対のガイド溝37,37(一方のガイド溝37は図示せず)が設けられているとともに、基部35の下端には、図6(c)に示すように凸条体38が設けられている。延設部36の下端には底部39が突設され、この延設部36は断面がL字状に形成され、基部35の端面から間隔Dだけ隔てられた部位に係合片40が突設され、先端には、下方に向かって突設されたばね掛け止め片41が一体に形成されている。この移動部材4は、基部35の一対のガイド溝37,37が、上述した押し込み部材3のガイド窓24の上下端部に係入されることにより、移動部材4に対して矢印A−B方向へ移動自在に支持される。
【0018】
次に、図2および図5(b)を用いて移動量変換手段5について説明する。
移動量変換手段5は、上述した押し込み部材3の移動に連動して移動する移動部材4の移動量を、押し込み部材3の移動量よりも多く変換するものであって、この移動量変換手段5にはリンクレバー45が備えられている。リンクレバー45の下端は、基台2に枢着された枢着部材46aに植設されたピン46に枢支され、略中央部はピン47を介して可動部材である押し込み部材3に枢着され、上端は移動部材4に枢着された枢着部材48aに植設されたピン48に枢支されている。
【0019】
ピン46とピン47の距離をl1とし、ピン46とピン48の距離をl2とすると、l1<l2に設定され、リンクレバー45は、ピン46を支点とし、ピン47を重点とし、ピン48を力点としたてことして機能する。したがって、押し込み部材3の矢印A−B方向に移動させると、移動部材4が連動して矢印A−B方向に移動し、押し込み部材3の移動量は、この移動量変換手段5を介して移動部材4に増大されて伝達される。
【0020】
次に、図4および図6を用いてカード保持手段6について説明する。
図4において、カード保持手段6は、共に合成樹脂によって形成されたカード排出部材50およびカード取込み部材51と、引張コイルばね52とによって構成され、移動部材4に支持されている。カード排出部材50は、図中左端部に係合爪53が一体に形成され、上端面に上述した移動部材4の凸条体38が係入する係入溝54が設けられ、右端にばね掛け止め部55が設けられており、図6(c)に示すように、係入溝54の全長は凸条体38の全長よりも長く形成され、遊びEが設けられている。
【0021】
このような構成において、係入溝54内に凸条体38を係入することにより、このカード排出部材50は、移動部材4の下面と押し込み部材3の凹部23の底面とに挟持されて矢印A−B方向へ遊びEだけ移動自在に支持され、係合爪53がカード取込み通路32内に臨んでいる。このカード排出部材50のばね掛け止め部55と、移動部材4のばね掛け止め部41との間に懸架された引張コイルばね52の引張力によって矢印B方向、すなわちカード排出方向へ付勢されている。
【0022】
図4において、カード取込み部材51は略中央から後端側に向かって鈍角をなすように折曲された折曲部56が形成され、この折曲部56は折曲された方向と反対方向へ弾性変形可能に形成されている。このカード取込み部材51の両端には、第1および第2の係合部57,58が略直交するように折曲形成され、後端側の側部には上述した固定カム15に係合する突起59が設けられている。
【0023】
このような構成において、カード取込み部材51の第1の係合部57を移動部材4の基部35の端面と係合片40との間に嵌入させることにより、図5(a)に示すように、カード取込み部材51が移動部材4の底部39に支承されるようにして移動部材4に支持される。このとき、カード取込み部材51の先端(図中矢印B方向の端面)がケース11の裏面に当接するとともに、図6(a)に示すように、突起59が固定カム15の突出部15aに対接し、第2の係合部58が押し込み部材3のカード挿入口22を開放している。同時に、カード取込み部材51の突起59が小突起15cに係止され、カード取込み部材51の第1の係合部57と、移動部材4の係合片40との間には遊びDが形成されている。
【0024】
次に、図14を用いて係止手段7について説明する。
係止手段7は、回動自在に支持された押圧レバー65と、この押圧レバー65を回動させるように付勢する第2の付勢手段としての引張コイルばね72と、この引張コイルばね72の付勢力に抗して押圧レバー65を係止する係止レバー73と、この係止レバー73と押圧レバー65との係止を解除するソレノイド77とによって構成されている。
【0025】
押圧レバー65は略クランク状に形成され、上部側に係止レバー73の切欠部74に係止される係止部66が設けられ、下部側に押し込み部材3の係合凹部25に係合する押圧部67が設けられ、基台2に植設された軸68を回動中心として回動自在に支持されている。この押圧レバー65の略中央部に植設されたピン69と、基台2に立設された固定板70(図1参照)に植設されたピン71との間に引張コイルばね72が懸架され、この引張コイルばね72の引張力によって、押圧レバー65は図中反時計方向へ回動するように付勢されている。この引張コイルばね72の引張力は、上述した引張コイルばね27の引張力よりも小さく設定している。
【0026】
図15(a)において、軸68をG点とし、引張コイルばね72が懸架されたピン69,71をそれぞれR点、I点とし、押圧レバー65の押圧部67が押し込み部材3の係合凹部25に係合する部位をS点とすると、I点とR点を結線した線分LとG点との距離Wが小さくなるように、I点とR点が設定されている。また、同図(b)に示すように、後述するように、押し込み部材3が矢印A方向へ押し込まれ、図14において押圧レバー65が二点鎖線で示したように係止レバー73に係止された回動終端に位置した状態において、S点、G点、R点が鉛直方向へ略一直線上に位置付けられるように設定されている。また、このとき、I点とR点を結線した線分Lが、これらS点とR点を結線した線分と略直交するように設定されている。
【0027】
係止レバー73は図中右端部が固定板70に植設されたピン75に回動自在に支持され、左端部下面に切欠部74が設けられ、固定板70に植設されたストッパピン76に左端が当接することにより、係止レバー73は図中反時計方向の回動が規制されている。ソレノイド77は固定板70に固定され、常時突出する方向へ付勢されたロッド78が備えられ、このロッド78の下端部は係止レバー73の中央に枢着されている。したがって、係止レバー73は、このロッド78の押圧力によって、ピン75を回動中心として反時計方向へ回動するように付勢され、この状態で係止レバー73の切欠部74に押圧レバー65の係止部66の上端が係止されるように構成されている。また、ソレノイド77に通電されると、ロッド78が後退するので、係止レバー73は、ピン75を回動中心として時計方向へ回動し、係止レバー73の切欠部74と押圧レバー65の係止部66の上端との係止が解除される。
【0028】
次に、このように構成されたカード処理装置におけるカードの処理動作を説明する。
図5(a)に示すように、カード処理装置1のカード取込み通路32内にカード80が取り込まれていない状態で、かつ押し込み部材3のカード挿入口部21が手によって矢印A方向へ押し込まれていない状態においては、図7(a)に示すように、カード取込み部材51の突起59が固定カム15の突出部15aに対接している。したがって、図6(a)に示すように、カード取込み部材51の折曲部56が図中上方に弾性変形するので、折曲部56の第2の係合部58がカード押し込み部材3のカード挿入口22から退避し、カード挿入口22は開放され、カード80を装置内に挿入可能な状態になっている。また、同図(b)に示すように、カード取込み部材51の第1の係合部57と移動部材4の係合片40とが互いに間隔Dだけ隔てられた状態が保持されている。
【0029】
この状態で、図1に示すように、カード80をカード挿入口22からカード取込み通路32内に挿入し、図8(a)に示すように、カード80の後端が押し込み部材3のカード挿入口部21の表面に一致するまでカード80を押し込む。このように押し込まれたカード80の前端がカード排出部材50の係合爪53に係合し、図9(c)に示すように、カード排出部材50が、引張コイルばね52の引張力に抗して押し込まれたカード80によって、停止状態に保持された移動部材4に対して矢印A方向へ移動する。
【0030】
次に、図10(a)に示すように、押し込み部材3のカード挿入口部21を手によって移動量C1だけ矢印A方向へ押し込むと、同図(b)に示すように、移動量変換手段5を介して移動部材4が矢印A方向へC1よりも大きい移動量Dだけ移動する。この場合、カード80がカード排出部材50によって矢印B方向に付勢され、かつ指によってカード挿入口22から抜け出ないように押さえられているので、カード80は押し込み部材3と同じ移動量C1だけ移動する。
【0031】
したがって、移動量Dだけ移動した移動部材4に矢印A−B方向へ移動自在に支持され、移動量C1のカード80の前端を係合爪53によって係合しているカード排出部材50は、引張コイルばね52の引張力によって移動量(D−C1)だけ矢印B方向へ移動する。このとき、図11(c)に示すように、移動部材4の凸条体38とカード排出部材50の係入溝54との間に遊びD1が形成されている。このため、カード排出部材50には、矢印B方向への引張コイルばね52の引張力が作用しており、カード80も矢印B方向へ付勢されている。
【0032】
また、移動部材4の係合片40が矢印A方向へ移動量Dだけ移動することにより、図11(b)に示すように、この係合片40がカード取込み部材51の第1の係合片57に係合する。したがって、移動部材4の移動にもかかわらず、カード取込み部材51は移動することがないので、カード取込み部材51の第2の係合部58も移動することがなく、ケース11の裏面に当接したままの位置に位置付けられている。このため、この第2の係合部58は、移動量C1だけ矢印A方向へ移動したカード80の後端よりも、図中矢印B方向へわずかにずれた位置に位置付けられている。また、カード取込み部材51が矢印A方向へ移動していないことにより、このカード取込み部材51の突起59は固定カム15の突出部15aに対接し、小突起15cに係止されたままの状態に保持されている。
【0033】
さらに、押し込み部材3を矢印A方向へ押し込むと、移動部材4も矢印A方向へ移動し、移動部材4の係合片40がカード取込み部材51の第1の係合片57に係合していることにより、カード取込み部材51も矢印A方向へ移動する。したがって、図7(a)に示すように、固定カム15の小突起15cに係止されたカード取込み部材51の突起59が、同図(b)に示すように、小突起15c上に乗り上げ、同図(c)に示すように、突起59が小突起15c上を乗り越える。同図(d)に示すように、突起59が面取部15bに対接するので、カード取込み部材51の折曲部56が、図中時計方向へ弾性復帰し、第2の係合部58がカード80の後端に係合する。このように、第2の係合部58をカード80の後端に係合または非係合とするのに、カード取込み部材51の折曲部56自体の弾性復帰を利用したことにより、部品点数が削減されるだけではなく構造が簡素化される。
【0034】
このとき、図11(c)において上述したように、カード80がカード排出部材50を介して引張コイルばね52の引張力によって矢印B方向へ付勢されているので、カード80はこのカード排出部材50とカード取込み部材51とによって弾持されるようにして保持される。ここで、図6(b)に示すように、移動部材4の係合片40とカード取込み部材51の第1の係合部57との間に長さDなる遊びを設けたことにより、カード80の後端がカード取込み部材51の第2の係合部の下方を通過するまで、カード取込み部材51が移動しない。
【0035】
したがって、図11(b)に示すように、第2の係合部58がカード80の後端に係合するときに、第2の係合部58を通過し切っていないカード80の後部に乗り上げるということが防止されるので、確実にカード80の後端が第2の係合部58によって保持される。しかも、引張コイルばね52の引張力によって矢印B方向へ付勢されているカード排出部材50の係合爪53によってカード80の前端が保持されているので、カード80はこれらカード排出部材50とカード取込み部材51とによって弾持され、このためカード80をカード保持手段6によって確実に保持することができる。
【0036】
図12に示すように、押し込み部材3のカード挿入口部21を矢印A方向へ押し込み量Cだけ押し込むと、移動量変換手段5を介して移動部材4が矢印A方向へ移動量C2だけ移動し、この移動部材4と一体的にカード保持手段6が移動するので、カード80も矢印A方向へ移動量C2移動して、カード取込み通路32に取り込まれる。このとき、図12に示すように、押し込み部材3のピストン部26の前端が基台2のシリンダ部17の底部に当接している。このように、押し込み部材3の押し込み量Cに対して、カード80がこれよりも大きい移動量C2だけ移動するので、カード80の後端が押し込み部材3のカード挿入口22から離間した状態でカード取込み通路32内に取り込まれる。したがって、カード取込み通路32内に取り込まれ、カード処理装置33によってデータの処理が行われているカード80を、カード挿入口22から故意または誤って取り出すことが規制されるので、カード障害が発生するようなことがない。
【0037】
また、カード80を押し込み部材3の押し込み量よりも多く移動させる移動量変換手段5として、図5(b)に示すようにリンクレバー45の支点46を基台2に設け、重点47を押し込み部材3に設け、力点48を移動部材4に設け、リンクレバー45をてことしている。したがって、移動量変換手段5を構成する部品点数が削減されるとともに、構造が簡素化され、かつ装置の小型化が図られる。
【0038】
次に、図14および図15を用いて、係止手段7による係止動作を説明する。図5(b)に示すように、カード80がカード挿入口22から挿入されてなく、かつ押し込み部材3も押し込まれていない初期の状態においては、引張コイルばね72によって軸68を回動中心として図中反時計方向へ回動付勢された押圧レバー65の押圧部67は、押し込み部材3の上端を押圧している。
【0039】
この初期の状態においては、図15(a)に示すように、引張コイルばね72の両端のばね掛け止め部I点,R点を結線した線分Lと、押圧レバー65の回動中心Gとの距離Wが小さく設定されているので、引張コイルばね72の引張力Fに対して、R点で発生する押圧レバー65を回動させる回転モーメントM1は小さい。したがって、押し込み部材3の上端を押圧している押圧レバー65の押圧部67によるS点における回転モーメントM1も小さいので、この回転モーメントM1の分力である、押圧部67によって押し込み部材3の上端を押圧する押圧力も小さい。このため、押し込み部材3を矢印A方向へ押し込むときに、押し込む方向と反対方向へ作用する負荷が小さいので、押し込み部材3を押し込む手に負荷がかからない。
【0040】
図5(b)の状態から、上述したように、カード80をカード挿入口22から挿入し、押し込み部材3を矢印A方向へ押し込み量Cだけ押し込む直前に、図14に示すように、押圧レバー65の押圧部67の下端が押し込み部材3の係合凹部25に係合する。このとき、上述したように、押圧レバー65の押圧部67の係合凹部25に係合しているS点において、回転モーメントM1より大きい回転モーメントが発生し、この回転モーメントは徐々に大きくなる。この回転モーメントは押し込み部材3をカード排出方向、すなわち矢印B方向へ付勢している引張コイルばね27と反対方向、すなわちカード挿入方向である矢印A方向へ向かって発生している。
【0041】
したがって、押し込み部材3を押し込む押し込み終端側において、引張コイルばね27によるカード排出方向への付勢力が大きくなるが、この引張コイルばね72の回転モーメントM1によって、引張コイルばね27による付勢力の増大分が相殺される。このため、押し込み部材3を押し込む押し込み終端側において、手に負荷がかからないため、押し込み不足によるカード80の取込み不良が防止される。
【0042】
しかも、押し込み部材3の押し込み終端において、図15(b)に示すように、R点、G点、S点が鉛直方向へ一直線上に位置し、線分LがこれらR点、S点を結線した線分と直交するので、R点で発生するモーメントM2がFと同一になって最大となる。このモーメントM2は、S点においても発生し、このS点でのモーメントM2の向きは、引張コイルばね27と正反対となるので、引張コイルばね27の引張力を最大限に緩和する。このため、この押し込み終端において、手に押し込みが完了した感触を与えるので、利用者に安心感を与えるだけではなく、利用者が押し込み完了前に押し込みを中止してしまうようなこともなくなるので、使い勝手が向上する。
【0043】
この押し込み終端において、押圧レバー65の係止部66が係止レバー73の切欠部74に係合し、係止レバー73がソレノイド77のロッド78によって常時軸75を回動中心として図中反時計方向へ回動するように付勢されているので、引張コイルばね72の引張力による押圧レバー65の回動を規制する。したがって、この係止手段7によって押し込み部材3が係止されるので、カード80も移動が停止した状態が保持され、この状態でカード処理装置33によってカード80のデータが処理される。このデータの処理中に、図13に示すように、誤って2枚目のカード80Aがカード挿入口22から挿入されても、カード取込み部材51の第2の係合部58がシャッタとして機能するので、この2枚目のカード80Aのカード取込み通路32内への取込みが規制される。したがって、カード処理中の1枚目のカード80のカード処理作業に障害が発生するのを防止できる。
【0044】
データの処理が終了すると、ソレノイド77に通電され、ロッド78が後退することにより、係止レバー73が軸75を回動中心として時計方向へ回動するので、押圧レバー65の係止部65が切欠部74との係合を解除される。ここで、押し込み部材3を排出する方向へ付勢する引張コイルばね27の引張力の方が、押し込み部材3を取り込む方向へ付勢する引張コイルばね72の引張力よりも大きく設定されているので、押し込み部材3は排出方向、すなわち図中矢印B方向へ移動する。
【0045】
このとき、上述したように、基台2のシリンダ部17の底部に、押し込み部材3のピストン部26が当接していることにより、シリンダ部17の底部とピストン部26との間に空気が介在していない。しかも、このシリンダ部17はピストン部26によって密閉状態となっており、わずかに空気抜き孔18が設けられているだけである。したがって、押し込み部材3が引張コイルばね27の引張力によって矢印B方向へ移動を開始するときに、シリンダ部17とピストン部26との間に、引張コイルばね27の引張力と反対方向へ作用する負圧が発生する。
【0046】
このため、押し込み部材3が引張コイルばね27の蓄積された大きな引張力によって、押し込み部材3が矢印A方向へ急激に移動することなく、徐々に移動するので、カード挿入口22から排出されるカード80が、カード挿入口22から誤って落下するのを防止できる。このように、押し込み部材3の排出開始時おける排出速度を一時的に減速するのに、基台2にシリンダ部17を設け、押し込み部材3に設けたピストン部26によって、シリンダ部17を密閉状態とするだけでよく、部品点数が削減されるとともに、構造が簡素化され、かつ装置が小型化される。
【0047】
図16に示すように、押し込み部材3が矢印B方向へ移動し、カード取込み部材51の突起59が固定カム15に近接し、さらに押し込み部材3が移動すると、図7(d)に示すように、突起59が固定カム15の面取部15bに係合し、突起59が面取部15b上を図中右方に摺動する。同図(c)に示すように、突起59が固定カム15の小突起15cに係合することにより、カード取込み部材51の折曲部56が図中上方に弾性変形し、カード80の後端とカード取込み部材51の第2の係合部58との係合が解除される。
【0048】
ここで、図16(a)に示すように、カード80の前端は、引張コイルばね52の引張力によって、カード排出部材50の係合爪53に弾持されているので、後端が第2の係合部58との係合を解除されたカード80は、引張コイルばね52の引張力によって、矢印B方向へはじき出される。したがって、カード80の後端は、押し込み部材3のカード挿入口22から飛び出し、外部に露呈するので、利用者はこの露呈したカード80の後端を指によって把持することができるので、カードが抜き取りやすくなり、使い勝手が向上する。
【0049】
同図(b)に示すように、突起59が小突起15cに乗り上げ、同図(a)に示すように、突起59が小突起15cを乗り越え、小突起15cに係合することにより、図5(a)に示すように、押し込み部材3のカード挿入口部21が基台2のケース11内に嵌入し、押し込み部材3が初期位置に戻る。
【0050】
本発明の実施の形態においては、非接触型ICカードが利用できるカード処理装置としたが、接触型ICカードが利用できるカード処理装置にも適用できる。また、カード処理中に押し込み部材を係止する係止手段7の係止を解除するのに、電磁ソレノイド77を用いたが、カード挿入口22側から手動により押圧操作する押しボタンに連動させたロッド等を介して押圧レバー65と係止レバー73との係止を解除するようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、部品点数が削減されるとともに、構造が簡素化される。
【0052】
また、請求項2に係る発明によれば、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカード処理装置を正面側から視た全体の斜視図である。
【図2】 本発明に係るカード処理装置を背面側から見た全体の斜視図である。
【図3】 図5(a)におけるIII-III 線断面図である。
【図4】 本発明に係るカード処理装置における要部を分解して示す斜視図である。
【図5】 図5(a)は本発明に係るカード処理装置の正面図、同図(b)は背面図である。
【図6】 図6(a)は図5(a)におけるVI(a)-VI(a) 線断面図、同図(b)は図5の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。
【図7】 本発明に係るカード処理装置において、カードの取込み動作中における固定カムとカード取込み部材との関係を説明するための要部の平面図である。
【図8】 本発明に係るカード処理装置において、カードを装置内に挿入した状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。
【図9】 図9(a)は図8(a)におけるVIIII(a)-VIIII(a) 線断面図、同図(b)は図8の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。
【図10】 本発明に係るカード処理装置において、押し込み部材を押し込み始めた状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。
【図11】 同図(a)は図10(a)におけるXI(a)-XI(a) 線断面図、同図(b)は図10の状態における移動部材とカード取込み部材との関係を示す平面図、同図(c)は移動部材とカード排出部材との関係を一部を破断して示す正面図である。
【図12】 本発明に係るカード処理装置において、カードを取り込んだ状態を示す正面図である。
【図13】 図12におけるXIII-XIII 線断面図である。
【図14】 本発明に係るカード処理装置において、カードを取り込んだ状態を示す背面図である。
【図15】 本発明に係るカード処理装置において、移動部材を押し込む押圧レバーの回転モーメントを説明するためのモデル図である。
【図16】 同図(a)はカードの排出動作を説明するための正面図、同図(b)は同図(a)におけるXVI(b)-XVI(b) 線断面図である。
【符号の説明】
1…カード処理装置、2…基台、3…押し込み部材、4…移動部材、5…移動量変換手段、6…カード保持手段、7…係止手段、15…固定カム、15a…突出部、15b…面取部、15c…小突起、17…シリンダ部、18…空気抜き孔、21…カード挿入口部、22…カード挿入口、24…ガイド窓、25…係合凹部、26…ピストン部、27…引張コイルばね、28…パネル、32…カード取込み通路、33…カード処理装置、37…ガイド溝、40…係合片、45…リンクレバー、46…支点、47…重点、48…力点、50…カード排出部材、51…カード取込み部材、52…引張コイルばね、53…係合爪、56…折曲部、57…第1の係合部、58…第2の係合部、59…突起、65…押圧レバー、66…係止部、67…押圧部、72…引張コイルばね、73…係止レバー、77…ソレノイド、80…カード。

Claims (2)

  1. カード挿入口から挿入されたカードをカード取込み通路内に取り込み、カード処理部によってカードのデータを処理した後に、カード挿入口から排出するカード処理装置において、前記カード取込み通路内をカード挿入方向および排出方向へ移動自在で、後端に設けられたカード挿入口部が手動によってカード取込み通路内に押し込まれる押し込み部材と、この押し込み部材をカード排出方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗してカード取込み通路内に押し込まれた前記押し込み部材を係止および係止の解除を行う係止手段と、カード取込み通路内をカード挿入方向および排出方向へ移動自在で、前記押し込み部材に連動して移動する移動部材と、この移動部材の移動量を前記押し込み部材の移動量よりも多く移動させる移動量変換手段と、この移動部材に設けられカード挿入口から挿入されたカードを保持する保持手段とを備えたことを特徴とするカード処理装置。
  2. 請求項1記載のカード処理装置において、前記移動量変換手段を、装置固定部に揺動自在に枢支するとともに、前記押し込み部材に重点を設け、かつ前記移動部材に力点を設けたてことしたことを特徴とするカード処理装置。
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