JP3672389B2 - フレームオイルタンクのオイル取出し構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はフレームオイルタンクのオイル取出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車においては、車体フレームの前半部と後半部とを溶接にて一体化し、前半部をオイルタンクとして使用することがある。
車体フレームの前半部をオイルタンクとして使用するものに、例えば、特公昭51−39412号公報「自動二輪車のフレーム」がある。
上記技術は、その公報の第1図によれば、メインパイプ1(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の後端部を蓋板11で閉塞し、ダウンチューブ2の下端部を蓋板12で閉塞してなるフレーム前半部Aを、オイルタンクとして使用するものである。
【0003】
ところで、車体フレームの前半部をオイルタンクとしたときのオイル取出し構造は、一般に次図の構成が採用される。
図12は従来のオイル取出し口を備えた車体フレームの説明図であり、車体フレーム100は、ヘッドパイプ101から後方へメインパイプ102を延ばし、このメインパイプ102の後部から二股状のシートピラー103,103を垂下し、一方、ヘッドパイプ101からダウンチューブ104を垂下し、このダウンチューブ104の下部から二股状のアンダーチューブ105,105を後方へ延ばし、これらアンダーチューブ105,105の後部を前記シートピラー103,103の下部に接合したフレームである。
そして、ヘッドパイプ101、メインパイプ102及びダウンチューブ104からなる前半部をオイルタンクにするために、ダウンチューブ104の底部にオイル取出し口106を設け、このオイル取出し口106にオイル取出し口用ストレーナ107をねじ止めしたものである。108はパッキン、109はオイルリターンパイプ、110,110はシートレールである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術は、ストレーナ107の保守、点検が可能なように、オイル取出し口106にねじ止めしたものであるが、アンダーチューブ105,105が近くにあって邪魔になること、下から手を入れなければならないことなどから、ストレーナ107の保守、点検作業が面倒である。また、ストレーナ107をねじ止めする構造なので、取付け構造が複雑である。
【0005】
そこで本発明の目的は、(1)ストレーナの保守、点検作業を不要にすること、(2)ストレーナの取付け構造を簡単にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らが、フレームオイルタンクを研究するなかで、フレームオイルタンクの底に溜まるゴミ等の異物の量が僅かであることが判明した。エンジンの潤滑油系統にもストレーナがあって、大半の異物がこのストレーナで除去されるからである。この点に着目して、フレームオイルタンクのオイル取出し構造を改良した。
具体的には、請求項1は、ヘッドパイプからダウンチューブを垂下し、このダウンチューブの下端部を閉塞してオイルタンクとした自動二輪車の車体フレームにおいて、前記ダウンチューブのオイル取出し口をオイルタンク底部から所定寸法上げた位置に設け、このオイル取出し口の反対側に、オイルを抜き取るためのオイルドレン口を設けたことを特徴とする。
【0007】
ダウンチューブの下端部の盲板から所定寸法上げた位置に、オイル取出し口を設けたので、ダウンチューブの底部にゴミ等の異物が溜まっても、異物がオイル取出し口から流出しない。このため、オイル取出し口側に設けたストレーナがゴミ等の異物で目詰りしにくい。従って、ストレーナの保守、点検作業が不要である。
一方、オイルドレン口が、オイル取出し口の近傍にあるので、オイルドレン口からオイルを抜き取った場合に、ストレーナ内のオイルは、ストレーナ部の網目を逆流し、オイルドレン口から排出する。このため、逆流するオイルによって、ストレーナ部の網目を自動的に清浄することができる。
【0008】
請求項2は、前記オイル取出し口に、オイル取出し口用ストレーナを溶接にて取付けたことを特徴とする。
【0009】
ストレーナの保守、点検作業が不要なので、オイル取出し口にストレーナを結合しても差し支えない。このため、オイル取出し口にストレーナを溶接にて取付けることにより、ストレーナの取付け構造が簡単になり、また、部品数も少なくなる。
さらに、請求項3は、前記オイルドレン口を、前記オイル取出し口より下位に設けたことを特徴とする。
請求項3によれば、オイルドレン口が、オイル取出し口より下位にあり且つ近傍にあるので、オイルドレン口58からオイルを抜き取った場合に、ストレーナ75内のオイルは、ストレーナ部75bの網目を逆流し、オイルドレン口58から排出する。このため、逆流するオイルによって、ストレーナ部75bの網目を自動的に清浄することができる。
加えて、請求項4は、前記オイルドレン口を、左側に設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図である。
自動二輪車1は、クレードル型車体フレーム2のヘッドパイプ3にフロントフォーク4を取付け、このフロントフォーク4に前輪5及びフロントフェンダ6を取付け、一方、クレードル型車体フレーム2の各パイプで囲まれたスペース内にエンジンハンガー7…(…は複数を示す。)を介して4サイクルエンジン8を取付け、このエンジン8から排気管9を延ばしてサイレンサ11に接続し、さらに、車体フレーム2の後端部のピボット12を介してスイングアーム13を取付け、このスイングアーム13に後輪14を取付けたものである。
【0011】
図中、15は車体フレーム2の後部に取付けたリヤサスペンション、16はドライブチェーン、21は車体フレーム2のメインパイプ41を跨いで取付けた燃料タンク、22はエアクリーナ、23は気化器、24はバッテリである。
また、31はシート、32はステップ用ブラケット、33はステアリングハンドル、34はメータ、35はヘッドライト、36はテールライト、37はリヤフェンダ、38はサイドカバーである。
【0012】
図2は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの側面図である。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ3から後方へメインパイプ41を延ばし、このメインパイプ41の後部からセンタパイプ42を垂下し、一方、前記ヘッドパイプ3からダウンチューブ43を垂下し、このダウンチューブ43の下部からロアパイプ44を後方へ延ばし、このロアパイプ44の後部を前記センタパイプ42の下部に接合してなり、前記メインパイプ41、センタパイプ42、ダウンチューブ43及びロアパイプ44を角パイプとしたシングルクレードル型車体フレームである。
【0013】
前記車体フレーム2は、上部においてメインパイプ41とダウンチューブ43との間にのみ補強用パイプ45を掛け渡し、この補強用パイプ45の下方に補強部材を設けない、比較的柔軟構造のフレームである。
ヘッドパイプ3とメインパイプ41とダウンチューブ43と補強用パイプ45とは、前部ガセット46で補強したものであり、メインパイプ41と補強用パイプ45とは、後部ガセット47で補強したものである。
【0014】
センタパイプ42は、メインパイプ41の後部から屈曲しながら垂下し、その屈曲した上部コーナにシートレール48を接合したものであり、このシートレール48は後方に延びた角パイプである。
図中、49,49(この図では一方のみ示す。)は、センタパイプ42から後上方に延びた左右1対のサブフレームであり、シートレール48の略中間部を支持する部材である。51はリアサスペンション用ハンガー、52はエアクリーナ取付け用ブラケット、53はスイングアーム13(図1参照)を支持するためのパイプ状支持ブラケットである。また、55はオイルレベル検知口、56はオイル取入れ口である。
【0015】
図3は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの平面図であり、ヘッドパイプ3、メインパイプ41、センタパイプ42、ダウンチューブ43(図2参照)、ロアパイプ44及びシートレール48が車幅中心を通ることを示す。
センタパイプ42の横幅(左右L,R方向の幅)L1は、メインパイプ41の横幅L2より大きい。
【0016】
図4は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの正面図であり、ロアパイプ44の横幅(左右L,R方向の幅)L3が、ダウンチューブ43の横幅L4より大きいことを示す。
ダウンチューブ43の横幅L4がロアパイプ44のように大きくないので、エンジンからの排気管9,9の引回しが容易である。
なお、57はオイル取出し口、58はオイルドレン口である。
【0017】
図5は本発明に係るセンタパイプとロアパイプの接合部分の側面図であり、前記センタパイプ42の下部にロアパイプ44の後部を接合した姿を示す。
詳しくは、車体フレーム2は、センタパイプ42の下部外壁面にロアパイプ44の後端を突合せて溶接し、さらに、センタパイプ42の側面とロアパイプ44の側面とにわたって、板状補強部材54を溶接することで、センタパイプ42とロアパイプ44との接合を補強したものである。このため、センタパイプ42とロアパイプ44との接合は強固である。
スイングアーム13とリヤサスペンション15とは、リンク機構69を介して連結したものであり、このリンク機構69は、センタパイプ42の下部にピボット69aを介して上下回転可能に取付けた第1リンク69bと、第1リンク69bの先端とスイングアーム13とリヤサスペンション15のロッド先端とを3点で連結する第2リンク69cとからなる。
【0018】
図6は図5の6−6線断面図であり、センタパイプ42とロアパイプ44とは両側面を補強部材54で接合したことを示す。
なお、第1リンク69bは平面視二股状リンクである。
【0019】
図7(a),(b)は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの構成図兼作用説明図であり、(a)は分解した状態を示し、(b)は組付けた状態を示す。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ3とメインパイプ41とダウンチューブ43と補強用パイプ45とからなる前半部2Aと、センタパイプ42とロアパイプ44とからなる後半部2Bとを溶接にて一体化し、前半部2Aの内部をオイルタンクとして使用するものであり、このオイルタンクはエンジン8(図1参照)のオイルパンの役割を果たす。
詳しくは、前半部2Aはメインパイプ41、ダウンチューブ43、補強用パイプ45の内部及び前部ガセット46で囲まれた空間内を連通して、オイルタンクとしたものである。
【0020】
図8(a),(b)は本発明に係るメインパイプとセンタパイプの接合部分の構成図兼作用説明図であり、(a)は分解した状態を示し、(b)は組付けた状態を示す。
メインパイプ41とセンタパイプ42とは、盲板61を介して溶接にて接合したことを特徴とする。
詳しくは、メインパイプ41は(a)に示すように後端部を盲板61で閉塞し、この盲板61は(b)に示すように反対面61aにセンタパイプ42を接合するものである。盲板61はセンタパイプ42の外径よりも1廻り大きく、しかも、左右の端部にセンタパイプ42の壁面に沿うように折返し部61b,61bを形成したものであり、反対面61a及び折返し部61b,61bにセンタパイプ42を溶接にて接合することになる。
このように、盲板61は、メインパイプ41の後部を塞ぐ蓋の役割と、メインパイプ41とセンタパイプ42とを接合するためのブラケットの役割とを兼ねる。
【0021】
図9(a)〜(c)は本発明に係るダウンチューブとロアパイプの接合部分の構成図兼作用説明図であり、(a)は接合ジョイントを分解した状態を示し、(b)は組付け途中の状態を示し、(c)は組付けた状態を示す。
ダウンチューブ43は(b)に示すように下端部を盲板62で閉塞してオイルタンクとしたものであり、(c)に示すようにダウンチューブ43とロアパイプ44とは、接合ジョイント63を介して溶接にて接合したことを特徴とする。
【0022】
詳しくは、接合ジョイント63は(a)に示すように、前後2分割されたチャンネル状の半体(前半体63Aと後半体63B)同士を重ね合せてなる角パイプである。そして、(c)に示すように、互いに異径であるダウンチューブ43とロアパイプ44とは、接合ジョイント63に差込んで周囲を溶接にて接合したものである。接合ジョイント63の形状を変えることにより、互いに異径であるダウンチューブ43とロアパイプ44とを、自由に接合することができる。
なお、64,64は接合ジョイント63に取付けたパイプ状のボスであり、エンジンハンガー7,7をボルト65…にて取付けるものである。
【0023】
図10は本発明に係る車体フレームのオイルタンクとエンジンとの間のオイル配管図であり、エンジン8のオイルパン8aは、オイル供給パイプ71を介してオイル取入れ口56と接続し、また、オイルリターンパイプ72を介してオイル取出し口57と接続する。
従って、エンジン8の図示せぬポンプにて吐出されたオイルは、オイルパン8a→オイル供給パイプ71→オイル取入れ口56の経路で車体フレーム2の前半部2Aに供給される。また、前半部2A内のオイルは、オイル取出し口57→オイルリターンパイプ72の経路でオイルパン8aに戻される。
なお、73はオイルレベル検知口55に着脱可能に取付けたオイルレベル検知棒である。
【0024】
図11は図10の11−11線断面図であり、オイル取出し構造を示す。
オイル取出し構造は、ダウンチューブ43の下部の盲板62(オイルタンクの底部)から所定寸法H上げた位置の、ダウンチューブ43側壁に、オイル取出し口57を設け、このオイル取出し口57に、オイル取出し口用ストレーナ75を溶接にて取付けたことを特徴とする。
詳しくは、オイル取出し口57の取付け寸法Hは、ダウンチューブ43の底部(オイルタンク底部としての、盲板62の上面)にゴミ等の異物が溜まっても、異物がオイル取出し口57から流出しないような高さである。
【0025】
ストレーナ75は、ダウンチューブ43のオイル取出し口57に溶接する取付部75aと、この取付部75aに一体的に取付けたストレーナ部75bとからなり、このストレーナ部75bは、例えば金網製円筒体である。
取付部75aは、内外貫通した雌ねじ75cを有し、この雌ねじ75cに孔76a付きボルト76にてオイルリターンパイプ72のヘッド72aを取付けたものである。なお、77,77はパッキンである。
【0026】
上記オイルドレン口58は、オイル取出し口57よりも若干下位で、ダウンチューブ43の側壁に取付けたソケットであり、このソケットは、概ねストレーナ部75bの先端を向いて傾斜し、プラグ78で閉塞したものである。
【0027】
次に、オイル取出し構造の作用を図11に基づき説明する。
ダウンチューブ43内のオイルは、ストレーナ部75b→ボルト76の孔76a→ヘッド72a→オイルリターンパイプ72の経路で図示せぬエンジンに戻る。
また、オイル取出し口57は、盲板62(オイルタンクの底部)から所定寸法H上げた位置にあり、このため、ダウンチューブ43の底部にゴミ等の異物が溜まっても、異物はオイル取出し口57から流出しない。従って、オイル取出し口57に取付けたストレーナ部75bが、ゴミ等の異物で目詰りしにくいので、ストレーナ75の保守、点検作業が不要である。
【0028】
一方、オイルドレン口58が、オイル取出し口57よりも若干下位に且つ近傍にあるので、オイルドレン口58からオイルを抜き取った場合に、ストレーナ75内のオイルは、ストレーナ部75bの網目を逆流し、オイルドレン口58から排出する。このため、逆流するオイルによって、ストレーナ部75bの網目を自動的に清浄することができる。
【0029】
なお、上記発明の実施の形態において、ストレーナ75は、取付部75aとストレーナ部75bとを一体に成形したものでもよい。また、ストレーナ部75bの形状や目の荒さは任意である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ヘッドパイプからダウンチューブを垂下し、このダウンチューブの下端部を盲板で閉塞してオイルタンクとした自動二輪車の車体フレームにおいて、前記ダウンチューブのオイル取出し口を前記盲板から所定寸法上げた位置に設け、このオイル取出し口の反対側に、オイルを抜き取るためのオイルドレン口を設けたことを特徴とする。
【0031】
ダウンチューブの下端部の盲板から所定寸法上げた位置に、オイル取出し口を設けたので、ダウンチューブの底部にゴミ等の異物が溜まっても、異物がオイル取出し口から流出しない。このため、オイル取出し口側に設けたストレーナがゴミ等の異物で目詰りしにくい。従って、ストレーナの保守、点検作業が不要である。
一方、オイルドレン口が、オイル取出し口の近傍にあるので、オイルドレン口からオイルを抜き取った場合に、ストレーナ内のオイルは、ストレーナ部の網目を逆流し、オイルドレン口から排出する。このため、逆流するオイルによって、ストレーナ部の網目を自動的に清浄することができる。
【0032】
請求項2は、前記オイル取出し口に、オイル取出し口用ストレーナを溶接にて取付けたことを特徴とする。
【0033】
ストレーナの保守、点検作業が不要なので、オイル取出し口にストレーナを結合しても差し支えない。このため、オイル取出し口にストレーナを溶接にて取付けることにより、ストレーナの取付け構造が簡単になり、また、部品数も少なくなる。
さらに、請求項3は、前記オイルドレン口を、前記オイル取出し口より下位に設けたことを特徴とする。
請求項3によれば、オイルドレン口58からオイルを抜き取った場合に、ストレーナ75内のオイルは、ストレーナ部75bの網目を逆流し、オイルドレン口58から排出する。このため、逆流するオイルによって、ストレーナ部75bの網目を自動的に清浄することができる。
加えて、請求項4は、前記オイルドレン口を、左側に設けたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの側面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの平面図
【図4】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの正面図
【図5】本発明に係るセンタパイプとロアパイプの接合部分の側面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの構成図
【図8】本発明に係るメインパイプとセンタパイプの接合部分の構成図
【図9】本発明に係るダウンチューブとロアパイプの接合部分の構成図
【図10】本発明に係る車体フレームのオイルタンクとエンジンとの間のオイル配管図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】従来のオイル取出し口を備えた車体フレームの説明図
【符号の説明】
1…自動二輪車、2…車体フレーム、2A…前半部、3…ヘッドパイプ、41…メインパイプ、43…ダウンチューブ、57…オイル取出し口、58…オイルドレン口、61,62…盲板、72…オイルリターンパイプ、75…オイル取出し口用ストレーナ、75a…取付部、75b…ストレーナ部。
Claims (4)
- ヘッドパイプからダウンチューブを垂下し、このダウンチューブの下端部を閉塞してオイルタンクとした自動二輪車の車体フレームにおいて、
前記ダウンチューブのオイル取出し口をオイルタンク底部から所定寸法上げた位置に設け、
このオイル取出し口の反対側に、オイルを抜き取るためのオイルドレン口を設けたことを特徴とするフレームオイルタンクのオイル取出し構造。 - 前記オイル取出し口に、オイル取出し口用ストレーナを溶接にて取付けたことを特徴とする請求項1記載のフレームオイルタンクのオイル取出し構造。
- 前記オイルドレン口を、前記オイル取出し口より下位に設けたことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項記載のフレームオイルタンクのオイル取出し構造。
- 前記オイルドレン口を、左側に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のフレームオイルタンクのオイル取出し構造。
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