JP3670625B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主面上にLSIがそれぞれ形成された第1のLSIチップと第2のLSIチップとが、互いに主面を対向させて接合された実装体を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路装置の低コスト化および小型化を図るため、2つのLSIチップがフェイスダウンボンディング方式により互いに接合されて実装体を形成したCOC(Chip On Chip)型の半導体装置が提案されている。各LSIチップには、例えば異なる機能を持つLSIまたは異なるプロセスにより形成されたLSIが形成されている。そのような半導体装置の例について、図8を参照して説明する。
【0003】
図8に示す半導体装置には、第1のLSIチップ101と第2のLSIチップ104が実装されている。第1のLSIチップ101におけるLSI(図示せず)が形成された主面上には、内部電極102および外部電極103が形成されている。第2のLSIチップ104におけるLSI(図示せず)が形成された主面上には、バンプ105が形成されている。第1のLSIチップ101と第2のLSIチップ104とは、内部電極102とバンプ105とが接続された状態で、フェイスダウンボンディング方式により接合されている。第1のLSIチップ101と第2のLSIチップ104との間には、絶縁性樹脂106が充填されている。第1のLSIチップ101は、リードフレームのダイパッド107にハンダにより固定されている。第1のLSIチップ101の外部電極103とリードフレームのインナーリード108とは、金属細線からなるボンディングワイヤ109により電気的に接続されている。第1のLSIチップ101、第2のLSIチップ104、ダイパッド107、インナーリード108およびボンディングワイヤ109は、封止樹脂110により封止されている。
【0004】
上記の半導体装置は、以下のようにして製造される。まず、周縁部に外部電極103が形成された第1のLSIチップ101上の中央部に、絶縁性樹脂106を塗布する。次に、第2のLSIチップ104を第1のLSIチップ101に押圧して、内部電極102とバンプ105とを接続した状態で、第1のLSIチップ101と第2のLSIチップ104とを接合する。
【0005】
次に、第1のLSIチップ101の外部電極103とリードフレームのインナーリード108とをボンディングワイヤ109により接続する。次に、第1のLSIチップ101、第2のLSIチップ104、ダイパッド107、インナーリード108およびボンディングワイヤ109を封止樹脂110で封止する。最後に、封止樹脂110より突出したリードフレームのアウターリード111を成形することにより、半導体装置を完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の半導体装置の構成において、第2のLSIチップ104の外形が大きくなり、下側に配置される第1のLSIチップ101の外形よりも大きくなった場合、リードフレームに搭載して半導体装置を構成するには構造上の制約が生じる。特に、第1のLSIチップ101の外部電極103とリードフレームのインナーリード108とをボンディングワイヤ109により接続することが困難となる。
【0007】
例えば上側の第2のLSIチップ104としてメモリーチップを用いた場合、将来のメモリーチップの容量増加に伴い、チップ外形が増大する。一方、下側の第1のLSIチップ101としてロジックチップを用いた場合、プロセスの微細化によりチップ外形が減少する。従って、メモリーチップの外形がロジックチップの外形より大きくなってしまう。その場合、上記の問題は、高密度半導体実装技術において重要な障害となる。
【0008】
これに対して、特開平10−256472号公報には、図9に示すような構造の半導体装置が開示されている。第2のLSIチップ104aは、下側の第1のLSIチップ101aと同一の外形を有する。両チップは、互いに45°回転させた状態に接合されている。従って、ハッチングを施した両チップの角部112、113が、重なることなく露出している。この角部112、113に、それぞれ外部電極(図示せず)を設けることにより、第2のLSIチップ104の外形の増大にかかわらず配線を可能としている。
【0009】
しかしながら、このような角部112、113を利用した配線では、使用可能な外部電極の数は極めて限られ、満足できる電気的な接続を行うことが困難である。チップ相互の回転により露出される面積は小さいためである。また、両チップ間に充填される絶縁性樹脂が端部からはみ出して、いわゆるフィレットを形成することを考慮すると、利用可能な露出面積のマージンは更に小さくなる。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決し、上側の半導体チップの外形サイズが下側の半導体チップよりも大きいCOC構造であっても、半導体チップとリードフレームとの間を効果的に接続可能な半導体装置、およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置は、ダイパッド部と前記ダイパッド部の近傍に設けられたリード部とを有するリードフレームと、第1の内部電極と第1の外部電極とを表面に有し前記ダイパッド部上に搭載された第1の半導体チップと、第2の内部電極と第2の外部電極とを表面に有し、前記第1の半導体チップ上に表面を対向させて接合され、前記第2の内部電極が前記第1の内部電極とバンプにより接続された第2の半導体チップと、前記リード部と前記第1及び前記第2の電極とを各々接続した第1及び第2の金属細線と、前記リード部、前記第1及び第2の半導体チップ、及び前記第1及び第2の金属細線を封止した封止樹脂とを備える。前記第1の半導体チップの長辺に対して、前記第2の半導体チップの長辺を直交させ、各端縁が実質的に平行な状態で相互にずらして重ね合わされて、前記第1及び第2の半導体チップの端部の一部が他方の半導体チップの端縁からはみ出して、そのはみ出した領域にのみ前記第1及び第2の外部電極が各々配置されている。
【0012】
この構成によれば、各外部電極が重なり合わずに露出するので、リードフレームのリード部と各外部電極が、障害なく金属細線で接続される。なお、各端縁が実質的に平行な状態とは、COC実装工程におけるアライメント精度の範囲内で、各端縁が相互に角度を持つ場合を含む。具体的には、±1度以下であれば、各端縁が角度をなしていても実用上十分な効果が得られる。
上記構成の半導体装置において、前記リード部と前記第1及び前記第2の外部電極との各々の接続は、前記リード部の一面と前記第1の外部電極とを第1の金属細線で接続し、前記リード部の他面と前記第2の外部電極とを第2の金属細線で接続した構成とすることができる。
【0013】
また、前記第1の半導体チップの相対向する一対の端部が前記第2の半導体チップの端縁からはみ出し、前記第2の半導体チップの相対向する一対の端部が前記第1の半導体チップの端縁からはみ出している構成とすることができる。この構成によれば、長方形のチップが多いメモリー素子とシステムLSIなどを、簡便に積層できる。なお、メモリー素子は、2辺に電極パッドを集めている構造を有するものが多いので、既存のメモリー素子を容易に使用できる。
【0014】
あるいは、前記第1の半導体チップの一端部が前記第2の半導体チップの端縁からはみ出し、前記第2の半導体チップの3つの端部が前記第1の半導体チップの端縁からはみ出している構成とすることができる。この構成によれば、第1の半導体チップと、第2の半導体チップの電気的経路を最短にするために、部分的にバンプを介して電気的に接続することが可能である。
【0015】
あるいは、前記第1の半導体チップと前記第2の半導体チップが、略対角線方向にずらして配置され、前記第1の半導体チップの臨接する2つの端部、及び前記第2の半導体チップの臨接する2つの端部がはみ出している構成とすることができる。この構成によれば、正方形のチップを簡便に積層できる。
【0016】
上記構成において、前記第1の半導体チップと前記第2の半導体チップの間隙に絶縁性の樹脂が充填され、前記絶縁性の樹脂の端部が前記第1の半導体チップまたは前記第2の半導体チップの端部から張り出してフィレットが形成され、前記第1及び第2の外部電極は、前記フィレットの端部よりも外側に位置していることが好ましい。それにより、第1及び第2の外部電極の面積を有効に使用することができる。
【0017】
そのためには、前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップがはみ出した部分における、前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップの厚みと前記絶縁性の樹脂の厚みを加えた厚みをt、前記第2の半導体チップ/前記第1の半導体チップの端縁から前記第1の外部電極/第2の外部電極の内側端縁までの距離をLとするとき、t<Lの条件を満足する構成とすればよい。
【0018】
実用上は、前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップの端縁から前記第2の半導体チップ/前記第1の半導体チップの端部がはみ出した長さが、0.3mm以上2.0mm以下であることが好ましい。
【0019】
前記第1の半導体チップはロジックチップまたはアナログチップであり、前記第2の半導体チップは前記第1の半導体チップより外形面積が大きいメモリーチップである構成とすることができる。その場合に、前記第2の半導体チップは、少なくとも1辺が前記第1の半導体チップの辺より長い構成としてもよい。
【0020】
本発明の半導体装置の製造方法は、第1の内部電極と第1の外部電極とを表面に有する第1の半導体チップと、第2の内部電極と第2の外部電極とを表面に有する第2の半導体チップとを、重ね合わせ接合して半導体実装体を作成し、前記半導体実装体をリードフレーム上に搭載して半導体装置を製造する方法である。この製造方法は、前記第1の半導体チップの長辺に対して、前記第2の半導体チップの長辺を直交させ、各端縁が実質的に平行な状態で相互にずらして重ね合わせて、前記第1及び第2の半導体チップの端部の一部が他方の半導体チップの端縁からはみ出し、そのはみ出した領域にのみ前記第1及び第2の外部電極が各々位置する状態として、前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とをバンプにより接続して前記半導体実装体を形成する工程と、ダイパッド部と前記ダイパッド部の近傍に設けられたリード部とを有する前記リードフレームを用い、前記ダイパッド部の表面に、前記第1の半導体チップを当接させて前記半導体実装体を搭載し接着する工程と、前記第1及び第2の外部電極と前記リード部とを、各々、第1及び第2の金属細線で接続する工程と、前記リードフレームのリード部の一部、前記半導体実装体、第1の金属細線、及び第2の金属細線を封止樹脂で封止する工程とを備える。
【0021】
この製造方法によれば、各半導体チップの外部電極とリード部とを、金属細線で効率よく接続できる。
上記構成の半導体装置の製造方法において、好ましくは、前記第1及び第2の外部電極と前記リード部とを、各々、第1及び第2の金属細線で接続する工程は、前記第1の外部電極と前記リード部の一面とを第1の金属細線で接続する工程と、前記第2の外部電極と前記リード部の他面とを第2の金属細線で接続する工程とからなる。
また上記構成の半導体装置の製造方法において、前記第2の外部電極は実装工程で、前記第2の内部電極から再配線により形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1における半導体装置について、図面を参照して説明する。
【0023】
まず本実施形態の半導体装置に組み込まれる半導体実装体について、図1を参照して説明する。図1(a)は本実施形態の半導体実装体のチップ状態を示す模式的な平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A1線に沿った断面図である。
【0024】
図1(b)に示されるように、本実施形態の半導体実装体は、第1の半導体チップ4と、第1の半導体チップ4の表面に表面側が対向するように接合された第2の半導体チップ8とからなるCOC型の構造を有する。第1の半導体チップ4は、表面に形成された第1の内部電極1と、その第1の内部電極1上に形成された第1のバンプ2と、周辺部に形成され第1の内部電極1と接続された第1の外部電極3とを有する。第2の半導体チップ8は、表面に形成された第2の内部電極6と、その第2の内部電極6上に形成された第2のバンプ5と、周辺部に形成され第2の内部電極6と接続された第2の外部電極7とを有する。第1の半導体チップ4の第1の内部電極1と、第2の半導体チップ8の第2の内部電極6は、第1のバンプ2と第2のバンプ5の接合を介して電気的に接続されている。第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ8との間隙にはアンダーフィル材として絶縁性の樹脂9が充填されている。
【0025】
図1(a)に示されるように、この半導体実装体のCOC構造は、第1の半導体チップ4の長辺に対して、第2の半導体チップ8の長辺を直交させた状態に形成されている。従って、第1の半導体チップ4の長手方向の両端部が第2の半導体チップ8の側縁からはみ出し、第2の半導体チップ8の長手方向の両端部が第1の半導体チップ4の側縁からはみ出している。それにより、第1の半導体チップ4の第1の外部電極3と、第2の半導体チップ8の第2の外部電極7とがそれぞれ露出している。従って、半導体実装体をリードフレームに搭載した際、第1の外部電極3及び第2の外部電極7とリード部とが、金属細線で障害なく接続可能な状態になっている。
【0026】
各半導体チップ4、8の端部をはみ出させる長さは、図1(b)に示されるように、両チップ間に充填された樹脂9が端部からはみ出して形成するフィレットを考慮しなければならない。すなわち、第1の外部電極3が、フィレットの端部9aよりも外側に位置するようにはみ出し長さを設定することが必要である。第2の外部電極7についても同様である。
【0027】
図1(b)には図示されていないが、通常、フィレットの端部9aが半導体チップ8の端縁から張り出す長さは、半導体チップ8の厚みと樹脂9の厚みを加えた厚みtに相当する長さが上限であることが知られている。従って、半導体チップ8の端縁から第1の外部電極3の内側端縁までの距離をLとするとき、t<Lの条件を満足すれば、第1の外部電極3を、確実にフィレットの端部9aよりも外側に位置させることができる。
【0028】
具体的には、実用的に満足できる効果を得るためには、張り出す長さを他方の半導体チップの縁から0.3mm以上2.0mm以下とすることが好ましい。すなわち、0.3mm以上であれば、はみ出した部分に外部電極のパッドを露出させることが可能である。また、2.0mmを超えると、半導体装置内に半導体チップを収納する効率が悪くなり、実用的でない。
【0029】
第2の半導体チップ8の第2の外部電極7は、第2の内部電極6からチップの周辺部に再配線で引き回された外部入出力用の電極として、拡散工程レベルで形成され、あるいは実装工程レベルで配線形成されてもよい。具体的には、例えば、ポリイミド等の絶縁樹脂膜の上に銅で配線を形成し、電極部はニッケル(Ni)と金(Au)で形成する。
【0030】
また一例として、第1の半導体チップ4をロジックチップとし、第2の半導体チップ8は、第1の半導体チップ4より外形面積の大きいメモリーチップとすることができる。第1の半導体チップ4には、ロジック回路の他にアナログ回路や小容量のメモリが形成されていてもよい。
【0031】
なお、図1(b)には、第1のバンプ2よりも第2のバンプ5の方を大きく形成し、第1のバンプ2の硬度を第2のバンプ5よりも高くして、第2のバンプ5に第1のバンプ2が食い込んだ接続状態が示される。第2のバンプ5としては、錫(Sn)と銀(Ag)とによる2元系のはんだバンプを用いることができる。詳細な例としては、錫(Sn)が96.5[%]、銀(Ag)が3.5[%]のSn−3.5Agはんだバンプとする。また第1のバンプ2としては、例えばニッケル(Ni)バンプを用いればよい。表面に微少の金(Au)層が形成されたニッケルバンプが好ましい。第2のバンプ5であるはんだバンプに対して、第1のバンプ2であるニッケルバンプが食い込んで接合され、その接合の界面には、ニッケルと錫との合金層が形成される。
【0032】
第1のバンプ2は、第2のバンプ5と同じ錫(Sn)と銀(Ag)とによる2元系のはんだバンプであってもよい。
【0033】
次に、上述した半導体実装体をリードフレームに搭載して半導体装置を構成した形態について説明する。図2は、本実施形態の半導体装置を示す主要な断面図である。
【0034】
上述した半導体実装体が、リードフレームのダイパッド10の表面上に、第1の半導体チップ4を当接させて搭載されている。リードフレームのリード部11の表面と、第1の半導体チップ4の第1の外部電極3とが第1の金属細線12により接続され、リード部11の裏面と第2の半導体チップ8の第2の外部電極7とが第2の金属細線13により接続されている。上述のように、各半導体チップ4、8におけるはみ出した先端部に第1の外部電極3、第2の外部電極7が露出しているので、第1の金属細線12、第2の金属細線13による接続が可能となっている。リード部11、第1の半導体チップ4、第2の半導体チップ8、第1の金属細線12、及び第2の金属細線13は、封止樹脂14により封止されている。
【0035】
以上のように、本実施形態の半導体装置は、2つの機能チップを効率よく内蔵した小型パッケージとして形成される。また、第2の半導体チップ8の第2の外部電極7は、実装工程で再配線で引き回されチップ周縁部に配置された、効率よく形成された外部電極であるため、下側の第1の半導体チップ4にロジックチップを用い、上側の第2の半導体チップ8には外形面積が下側のチップよりも大きいメモリーチップを用いた場合でも、COC構造での効果的な電気的接続が可能である。また、パッケージの内部に封止された半導体実装体は、チップ間接続が強固であり、高温下での接合の安定性が確保され、信頼性が高い。一例としては、150[℃]保持下において、経時変化による接合の劣化はなく、チップ間接続の安定性が確認されている。
【0036】
なお、本実施形態ではQFP(Quad Flat Package)構造の半導体装置を構成した例を示したが、採用する半導体パッケージについては所望に応じて設定自在である。
【0037】
次に、上述の半導体装置の製造方法について説明する。図3〜図5は本実施形態の半導体装置の製造方法を示す主要工程ごとの断面図である。図3,図4は、半導体実装体の製造工程を示し、図5は半導体実装体を用いて樹脂封止型の半導体装置を形成する製造工程を示す。
【0038】
まず図3、図4を参照して半導体実装体の製造工程を説明する。図3に示す図には、半導体チップの一部のみを示すが、実際には、チップが複数個形成された半導体ウェハー状態で、第1の半導体チップ4、及び第2の半導体チップ8を用意する。
【0039】
図3(a)に示すように、一主面上の略中央部領域に第1の内部電極1を有し、周辺領域に第1の外部電極3を有する第1の半導体チップ4を用意する。
【0040】
次に図3(b)に示すように、第1の内部電極1と接続されるように第1のバンプ2を形成する。第1のバンプ2は、後述する半導体チップ8の第2のバンプ5よりも硬度が高く小径とし、無電解メッキにより形成する。ここでは一例として、表面に微少の金(Au)層を形成したニッケル(Ni)バンプを形成する。また、ウェハー状態で裏面をバックグライントして、所定厚に形成しておく。さらに第1の半導体チップ4がその面内に複数個形成された半導体ウェハーをダイシングにより切断し、第1の半導体チップ4の個片を得る。
【0041】
第1のバンプ2としては、チタン(Ti),銅(Cu),ニッケル(Ni)のバリア層と,錫(Sn)と銀(Ag)とによる2元系のはんだバンプを電解メッキにより形成してもよい。
【0042】
また、図3(c)に示すように、一主面上の略中央部領域に第2の内部電極6を有し、周辺領域に第2の内部電極6と再配線により接続された第2の外部電極7を有する第2の半導体チップ8を用意する。図示しないが、第2の半導体チップの実装工程において、第2の内部電極6からチップの周辺部まで配線を引き回して、第2の外部電極7を形成する。すなわち、実装工程レベルで再配線技術により引き回して外部電極を形成することにより、COC接続する第1の半導体チップ4に対応させて要望に合致した外部電極を形成できる。従って、拡散プロセスレベルでは第2の半導体チップのチップ共用化が可能である。
【0043】
次に図3(d)に示すように、ウェハー状態の第2の半導体チップ8上の第2の内部電極6上に、第2のバンプ5を形成する。第2のバンプ5としては、チタン(Ti),銅(Cu),ニッケル(Ni)のバリア層と,錫(Sn)と銀(Ag)とによる2元系のはんだバンプを電解メッキにより形成する。より具体的な例としては、錫(Sn)が96.5[%]、銀(Ag)が3.5[%]のSn−3.5Agはんだバンプを形成する。そしてウェハー状態で裏面をバックグライントして、所定厚に形成しておく。さらに、第2の半導体チップ8が複数個形成された半導体ウェハーをダイシングにより切断し、第2の半導体チップ8の個片を得る。
【0044】
次に図4(a)に示すように、フリップチップボンダー(図示せず)を用い、第1のバンプ2が形成された第1の半導体チップ4の表面と、第2のバンプ5が形成された第2の半導体チップ8の主面どうしを互いに対向させて、各バンプ2、5どうしを位置合わせする。重ね合わせの位置関係は、図1(a)に示したように、第1の半導体チップ4の長辺に対して、第2の半導体チップ8の長辺が直交する状態とする。それにより、第1の半導体チップ4の側縁から第2の半導体チップ8の両端部がはみ出し、第2の半導体チップ8の側縁から第1の半導体チップ4の両端部がはみ出した状態となる。
【0045】
次に図4(b)に示すように、第1の半導体チップ4、及び第2の半導体チップ8を互いに加圧し、ツールを用いて加熱することにより、第1の半導体チップ4の第1のバンプ2を第2の半導体チップ8の第2のバンプ5に食い込ませて両バンプを接合する。
【0046】
次に図4(c)に示すように、第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ8との間隙に、第1の外部電極3、第2の外部電極7を被覆しないように、アンダーフィル材として絶縁性の樹脂9を流し込んで熱硬化させ、間隙を封止する。これにより、第1の半導体チップ4の両端部と第2の半導体チップ8の両端部が、互いの側縁からはみ出している半導体実装体15が形成される。
【0047】
次に、以上のように形成された半導体実装体を用いて半導体装置を製造する工程について、図5を参照して説明する。
【0048】
まず図5(a)に示すように、少なくとも、半導体チップを支持するダイパッド部10と、ダイパッド部10に先端部が対向するように配置されたリード部11とを有するリードフレームを用意する。このリードフレームに、半導体実装体15を、第1の半導体チップ4の底面がダイパッド部10表面に当接するように搭載し、接着剤を用いて固定する。
【0049】
次に図5(b)に示すように、第1の半導体チップ4の第1の外部電極3とリード部11の表面とを、第1の金属細線12により電気的に接続するとともに、第2の半導体チップ8の第2の外部電極7とリード部11の裏面とを第2の金属細線13により電気的に接続する。
【0050】
次に図5(c)に示すように、リード部11の一部、すなわちアウター部分を除き、ダイパッド部10、半導体実装体15、各金属細線12,13の周囲を封止樹脂14で封止する。
【0051】
最後に、リード部11の封止樹脂14から突出した部分を切断、成形することにより、QFPタイプのCOC型半導体装置を完成する。
【0052】
なお、本実施形態の半導体装置の製造方法は、第1の半導体チップにはロジックチップを用い、第2の半導体チップには第1の半導体チップより外形面積が大きいメモリーチップを用いる場合、特に効果的である。
【0053】
次に、本実施形態の半導体装置およびその製造方法の構成を適用した場合の、半導体実装体を構成する各半導体チップの大きさ関係、及びチップの重ね合わせ関係の典型例について、図6(a)〜(c)を参照して説明する。いずれの構成においても、第1の半導体チップ4の辺と第2の半導体チップ8の辺が互いに実質的に平行に配置される。
【0054】
まず図6(a)に示す構成は、図1(a)に示したものと同様である。この構成は、一方の半導体チップの長辺方向のサイズが、他方の半導体チップの短辺方向のサイズよりも大きい関係にある場合に適した例である。この構成によれば、長方形のチップが多いメモリー素子とシステムLSIなどを、簡便に積層できる。なお、メモリー素子は、2辺に電極パッドを集めている構造を有するものが多いので、既存のメモリー素子を容易に使用できる。
【0055】
図6(b)に示す構成は、第2の半導体チップ8の外形サイズが第1の半導体チップ4よりも全体的に大きい場合に適した例である。第1の半導体チップ4の1つの端部が、第2の半導体チップ8の縁端からはみ出すようにずらされている。第2の半導体チップ8については、3つの端部が、相手方の縁端からはみ出している。この構成によれば、第1の半導体チップ4と、第2の半導体チップ8の電気的経路を最短にするために、部分的にバンプを介して電気的に接続することが可能である。
【0056】
図6(c)に示す構成は、2つの半導体チップのサイズが類似している場合でも適用可能な例である。第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ8が、対角線方向にずらして配置されている。それにより、第1の半導体チップ4の臨接する2つの端部、及び第2の半導体チップ8の他の臨接する2つの端部が、互いにはみ出した構造が形成されている。この構成によれば、正方形のチップが多い異なるプロセスによる素子(GaAs、SiGeC、CMOS)を簡便に積層できる。また、2つの半導体チップの4辺の電極パッドをほぼ2等分して、それぞれバンプボンディング用とワイヤーボンディング用の電極パッドに分けて使用できる利点もある。それにより、例えば同一の電極パッドを有する半導体チップであれば、全周方向に均一にワイヤーボンディングすることが可能であり、無理なワイヤリングを避けることができる。
【0057】
以上に示した例以外にも、各チップ上の内部電極の配置と、外部電極の配置にあわせて、他の種々のチップ積層形態を用いることが可能である。但し、第1の半導体チップ4の辺と第2の半導体チップ8の辺が互いに実質的に平行に配置されることが、本発明の効果を奏するための必須の条件である。その条件により、外部電極を配置するための露出面積を十分に確保することが可能となる。
【0058】
(実施の形態2)
実施の形態2における半導体装置について、図7を参照して説明する。図7(a)は、本実施形態の半導体装置を示す断面図であり、(b)は各チップの外形サイズ関係と積層状態を示す模式的な平面図である。
【0059】
本実施形態の半導体装置は、基本的には、図2に示したものと同様の構成を有するが、実装体を構成する2つの半導体チップ4、8の外形寸法の相互の関係が相違する。
【0060】
本実施形態においては、図7(b)に示すように、第2の半導体チップ21のサイズが、第1の半導体チップ20よりも全体的に大きく、4つの端部が全て第1の半導体チップ20からはみ出している。従って図7(a)に示すように、第1の半導体チップ20には、外部電極が設けられていない。第2の半導体チップ21には、周辺部に第2の内部電極6と接続された外部電極22が形成され、露出している。
【0061】
第1の半導体チップ20と第2の半導体チップ21から構成された半導体実装体は、リードフレームのダイパッド10の表面上に、第1の半導体チップ20を当接させて搭載されている。リードフレームのリード部11の裏面と第2の半導体チップ21の外部電極22とが金属細線23により接続されている。
【0062】
本実施形態においても、第1の半導体チップ20をロジックチップとし、第2の半導体チップ21をメモリーチップとすることができる。また、第2の半導体チップ21の外部電極22は、第2の内部電極6からチップの周辺部に再配線で引き回された外部入出力用の電極とすることができる。それにより、第2の半導体チップの外形面積が下側のチップよりも大きいメモリーチップを用いても、効果的にCOC構造を実現できる。
【0063】
【発明の効果】
本発明の半導体装置によれば、COC構造において上側の半導体チップのサイズが下側の半導体チップの一部を覆う大きさであっても、外部電極を十分に露出させることができ、リードフレームのリード部と外部電極とを金属細線で障害無く接続可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における半導体装置を構成する半導体実装体を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A1断面図
【図2】 同半導体実装体を用いて構成された半導体装置を示す断面図
【図3】 本発明の一実施形態における半導体装置の製造方法の工程を示す断面図
【図4】 図3に続く工程を示す断面図
【図5】 図4に続く工程を示す断面図
【図6】 本発明の実施形態における半導体装置を構成するチップの配置例を模式的に示す平面図
【図7】 本発明の他の実施形態における半導体装置を示し、(a)は断面図、(b)はチップの配置を模式的に示す平面図
【図8】 従来例の半導体装置を示す断面図
【図9】 従来例の半導体装置を構成するチップの配置を模式的に示す平面図
【符号の説明】
1 第1の内部電極
2 第1のバンプ
3 第1の外部電極
4 第1の半導体チップ
5 第2のバンプ
6 第2の内部電極
7 第2の外部電極
8 第2の半導体チップ
9 樹脂
9a フィレットの端部
10 ダイパッド
11 リード部
12 第1の金属細線
13 第2の金属細線
14 封止樹脂
15 半導体実装体
20 第1の半導体チップ
21 第2の半導体チップ
22 外部電極
23 金属細線
101、101a 第1のLSIチップ
102 内部電極
103 外部電極
104、104a 第2のLSIチップ
105 バンプ
106 絶縁性樹脂
107 ダイパッド
108 インナーリード
109 ボンディングワイヤ
110 封止樹脂
111 アウターリード
112、113 角部
Claims (13)
- ダイパッド部と前記ダイパッド部の近傍に設けられたリード部とを有するリードフレームと、
第1の内部電極と第1の外部電極とを表面に有し前記ダイパッド部上に搭載された第1の半導体チップと、
第2の内部電極と第2の外部電極とを表面に有し、前記第1の半導体チップ上に表面を対向させて接合され、前記第2の内部電極が前記第1の内部電極とバンプにより接続された第2の半導体チップと、
前記リード部と前記第1及び前記第2の外部電極とを各々接続した第1及び第2の金属細線と、
前記リード部、前記第1及び第2の半導体チップ、及び前記第1及び第2の金属細線を封止した封止樹脂とを備え、
前記第1の半導体チップの長辺に対して、前記第2の半導体チップの長辺を直交させ、各端縁が実質的に平行な状態で相互にずらして重ね合わされて、前記第1及び第2の半導体チップの端部の一部が他方の半導体チップの端縁からはみ出して、そのはみ出した領域にのみ前記第1及び第2の外部電極が各々配置されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記リード部と前記第1及び前記第2の外部電極との各々の接続は、前記リード部の一面と前記第1の外部電極とを第1の金属細線で接続し、前記リード部の他面と前記第2の外部電極とを第2の金属細線で接続したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップの相対向する一対の端部が前記第2の半導体チップの端縁からはみ出し、前記第2の半導体チップの相対向する一対の端部が前記第1の半導体チップの端縁からはみ出している請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップの一端部が前記第2の半導体チップの端縁からはみ出し、前記第2の半導体チップの3つの端部が前記第1の半導体チップの端縁からはみ出している請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップと前記第2の半導体チップが、略対角線方向にずらして配置され、前記第1の半導体チップの臨接する2つの端部、及び前記第2の半導体チップの臨接する2つの端部がはみ出している請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップと前記第2の半導体チップの間隙に絶縁性の樹脂が充填され、前記絶縁性の樹脂の端部が前記第1の半導体チップまたは前記第2の半導体チップの端部から張り出してフィレットが形成され、前記第1及び第2の外部電極は、前記フィレットの端部よりも外側に位置している請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップがはみ出した部分における、前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップの厚みと前記絶縁性の樹脂の厚みを加えた厚みをt、前記第2の半導体チップ/前記第1の半導体チップの端縁から前記第1の外部電極/第2の外部電極の内側端縁までの距離をLとするとき、t<Lの条件を満足することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップ/前記第2の半導体チップの端縁から前記第2の半導体チップ/前記第1の半導体チップの端部がはみ出した長さが、0.3mm以上2.0mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体チップはロジックチップまたはアナログチップであり、前記第2の半導体チップは前記第1の半導体チップより外形面積が大きいメモリーチップであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2の半導体チップは、少なくとも1辺が前記第1の半導体チップの辺より長いことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
- 第1の内部電極と第1の外部電極とを表面に有する第1の半導体チップと、第2の内部電極と第2の外部電極とを表面に有する第2の半導体チップとを、互いの表面を対向させて重ね合わせ接合して半導体実装体を作成し、前記半導体実装体をリードフレーム上に搭載して半導体装置を製造する方法において、
前記第1の半導体チップの長辺に対して、前記第2の半導体チップの長辺を直交させ、各端縁が実質的に平行な状態で相互にずらして重ね合わせて、前記第1及び第2の半導体チップの端部の一部が他方の半導体チップの端縁からはみ出し、そのはみ出した領域にのみ前記第1及び第2の外部電極が各々位置する状態として、前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とをバンプにより接続して前記半導体実装体を形成する工程と、
ダイパッド部と前記ダイパッド部の近傍に設けられたリード部とを有する前記リードフレームを用い、前記ダイパッド部の表面に、前記第1の半導体チップを当接させて前記半導体実装体を搭載し接着する工程と、
前記第1及び第2の外部電極と前記リード部とを、各々、第1及び第2の金属細線で接続する工程と、
前記リードフレームのリード部の一部、前記半導体実装体、第1の金属細線、及び第2の金属細線を封止樹脂で封止する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記第1及び第2の外部電極と前記リード部とを、各々、第1及び第2の金属細線で接続する工程は、
前記第1の外部電極と前記リード部の一面とを第1の金属細線で接続する工程と、
前記第2の外部電極と前記リード部の他面とを第2の金属細線で接続する工程とからなる請求項11に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2の外部電極は実装工程で、前記第2の内部電極から再配線により形成することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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