JP3670427B2 - 灌漑用水の水位調整器および灌漑用水の水位調整システム - Google Patents

灌漑用水の水位調整器および灌漑用水の水位調整システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水田に供給された灌漑用水を一定の水位に調整するために使用される灌漑用水の水位調整器、および、その水位調整器を使用した灌漑用水の水位調整システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
水田において、作物を良好に生育させるためには、水田に供給される灌漑用水の水位をきめ細かく調整することが重要になる。特に、冷害が発生しやすい寒冷地では、水田に供給された灌漑用水の水位を頻繁に調整して、用水を循環させることにより、灌漑用水が低温化することを防止する必要がある。
【0003】
従来、水田における灌漑用水の水位は、コンクリート製の排水枡を水田における畦畔近傍の耕地内に埋設して、その排水枡の取水口に設けられた仕切り板を上下方向に移動させることによって調整するようになっている。
【0004】
また、特開昭48−10843号公報には、フロート式の水位調整器によって垂直軸回りに開閉されるゲートの開閉を制御することによって、水田内の灌漑水位を自動調整し得るようになった水位の自動調整装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
排水枡を使用して水位を調整する場合には、排水枡が、通常、コンクリート製であり、かなりの重量であるために、その設置作業が容易ではないという問題がある。また、重い排水枡が水田の耕地内に埋設されると沈下するおそれがある。排水枡は、畦畔の近傍に設けられているために、その周囲から漏水すると、畦畔が破壊するおそれもある。
【0006】
さらに、コンクリート製の排水枡が、耕地内に埋設された状態では、トラクターによる整地、田植えや稲刈り時における田植え機や稲刈り機の運転作業に支障を来すおそれもある。
【0007】
また、排水枡に設けられる仕切り板には水圧が加わっているために、その操作が容易ではなく、仕切り板の操作作業に手間がかかるという問題もある。
【0008】
特開昭48−10843号公報に開示された装置は、構成が複雑であって、製造のために多くのコストが必要であり、また、ランニングコストもかかり、一般農家には普及していないのが現状である。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、簡潔な構成であり、容易に設置することができるとともに、水田内の作業に支障を来すおそれのない灌漑用水の水位調整器および灌漑用水の水位システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の灌漑用水の水位調整器は、上端面および下端面が開放された筒状になっており、水田における作付け面の底面に、上端面が上方に開口した垂直状態で配置されて、その内部に灌漑用水が供給される給水枡本体と、この給水枡本体の下端部内に止水状態で上下方向にスライド可能に支持されており、その上端面が、給水枡本体の上端面よりも適当な長さだけ上方に位置し得るようになった内筒と、を具備することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の灌漑用水の水位調整器は、前記給水枡本体の上端面は、キャップによって閉塞可能になっている。
【0012】
請求項3に記載の灌漑用水の水位調整器は、前記内筒が、給水枡本体の内部に固形物等の進入を防止するように上端面を覆う振れ止めスクリーンによって、給水枡本体に対して振れ止めされている。
【0013】
請求項4に記載の灌漑用水の水位調整器は、前記内筒の上端面が、その内部に固形物等の進入を防止するスクリーンによって覆われている。
【0014】
請求項5に記載の灌漑用水の水位調整器は、前記内筒の上端部は、給水枡本体に嵌合状態で支持された円筒状スクリーンによって覆われており、前記振れ止めスクリーンがその円筒状スクリーン内に支持されている。
【0015】
請求項6に記載の灌漑用水の水位調整システムは、このような水位調整器を、相互に隣接する各水田における作付け面の底面にそれぞれ配置して、一方の水位調整器の内筒の下端から排出される用水を、通水管によって他方の水位調整器の給水枡本体に供給することを特徴とする。
【0016】
請求項7に記載の灌漑用水の水位調整システムは、隣接する各水田が、上下方向に高さが異なる階段状になっており、前記通水管の一部が、各水田の間に設けられた畦畔に沿って傾斜状態で埋設されている。
【0017】
請求項8に記載の灌漑用水の水位調整システムは、各水位調整器は、上段に位置する水田との間に設けられた畦畔に近接して配置されている。
【0018】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の水位調整器の実施の形態の一例を示す断面図である。この水位調整器10は、垂直状態に配置される筒状の給水枡本体11を有している。給水枡本体11は、合成樹脂によって、上側になるつれて若干口径が広がった円錐台形状に構成されており、その下端部は、口径が一定になった円筒状の接続部11bになっている。給水枡本体11の上端面は開放された状態になっており、また、下端部の接続部11bの下端面も開放されている。給水枡本体11の上端部外周面には、突条11cが全周にわたって設けられている。
【0020】
給水枡本体11の中程には、側方へ水平状に突出する短い管状の導水管部11aが、給水枡本体11の内部と連通状態で設けられている。この導水管部11aには、通水管20の一方の端部が接続されるようになっている。
【0021】
給水枡本体11の下端部の接続部11b内には、円筒状をした連結管13の上端部が嵌合されており、接続部11bと連結管13とが同心状態で接続されている。連結管13は、給水枡本体11の接続部11bから下方に延出している。接続部11b内に嵌合された連結管13の上端面は、接続部11bの内奥部に配置されたシール部材14に突き当てられている。
【0022】
連結管13の下端部には、直角に屈曲された管継手15の一方の端部が、嵌合状態で接続されている。連結管15の他方の端部内には、通水管20の端部が嵌合状態で接続されている。
【0023】
給水枡本体11の内部には、円筒状の内筒12が同心状態で配置されている。この内筒12は、給水枡本体11の下端部に設けられた接続部11b内のシール部材14内に止水状態で嵌合されており、給水枡本体11内を同心状態で挿通するように垂直状態で支持されている。内筒12は、シール部材14内を止水状態で上下方向にスライドし得るようになっており、最も上方にスライドした状態では、その上端部が、給水枡本体11の上端面から適当な長さだけ上方に突出した状態になる。また、内筒12は、その上端面が、給水枡本体11の上端面よりも下方に位置するように、下方にスライドされるようになっており、このような状態では、内筒12は、連結管13の内部に嵌入している。
【0024】
内筒12の上端部には、内筒12を上下方向にスライドさせる把手部12aが設けられている。この把手部12aは、内筒12の上端部を直径方向に貫通するロッドによって構成されている。
【0025】
図2は、このような構成の水位調整器10を使用した傾斜地水田の水位調整システムの実施の形態の一例を示している。傾斜地においては、複数の水田30が階段状に設けられている。そして、上段の水田30に隣接する下段の水田30との間には、畦畔32がそれぞれ設けられている。また、階段状になった各水田30の側方には、農道(図示せず)が傾斜状態で設けられている。
【0026】
水位調整器10は、各水田30の作付け面である底面31にそれぞれ配置されている。各水位調整器10は、上流側の水田30との境界に設けられる畦畔32に近接した水田30の底面31に、給水枡本体11が、上端部を上方に突出した状態で埋設されている。各水位調整器10は、それぞれの給水枡本体11が、その上端部外周面に設けられた突条11cの位置まで埋設されている。従って、給水枡本体11の上端面は、水田30の底面31よりも上方に位置して、水田30内に開口した状態になっている。
【0027】
相互に隣接した上段および下段の各水田30に設けられた一対の水位調整器10同士は、通水管20によって、それぞれ連結されている。通水管20は、上段の水田30に配置された水位調整器10の下端部の管継手15に一方の端部が接続されており、その水位調整器10が設けられた上段の水田30の底部31に水平に埋設されている。そして、下段の水田30との間に設けられた畦畔32に沿った傾斜状態で、その畦畔32に埋設されて、下段の水田30に配置された水位調整器10における給水枡本体11の導水管部11aに接続されている。
【0028】
最上側に位置する水田30の底面に配置された水位調整器10は、給水枡本体11の導水管部11aに、給水管が接続されており、その給水管を通して給水枡本体11内に用水が供給されるようになっている。
【0029】
各水田30に配置された各水位調整器10は、給水枡本体11に対して内筒12を上下方向にスライドさせて、その上端面が水田30における用水の水位に対応したレベルとなるように、それぞれの高さ位置が設定される。
【0030】
このような水位調整システムでは、最上段の水田30に配置された水位調整器10の給水枡本体11に、給水管を通して用水が供給される。給水枡本体11内に供給された用水は、給水枡本体11内を挿通する内筒12の下端部が、シール部材14によって、給水枡本体11の内周面と止水状態になっているために、接続部11b内に流下せず、給水枡本体11内に溜まった状態になる。そして、給水枡本体11内に用水が順次流入することにより、給水枡本体11の上端面から水田30内に流出する。
【0031】
このようにして、給水枡本体11の上端面から水田30内に用水が流出することによって、水田30内に用水が供給されて水田30が灌漑される。水田30内に供給された用水は、内筒12の上端面よりも水位が高くなると、水田30内の用水は、内筒12内に流入して、連結管13、および、連結管13の下端部に設けられた管継手15を通って、通水管20内に供給される。これにより、水田30内の用水は、内筒12の上端面に等しい水位に保持される。
【0032】
通水管20に供給された用水は、下段の水田30に配置された水位調整器10に供給され、その水位調整器10によって、その下流側の水田30が灌漑されるとともに、所定の水位とされる。
【0033】
このようにして、階段状になった各水田30内には、各水田30内に配置された水位調整器10によって、所定の水位にまで用水が灌漑され、灌漑された用水は、その水位に保持される。そして、所定の水位に用水が灌漑された各水田によって作物が育成される。
【0034】
各水位調整器10は、水田30の底面31にそれぞれ配置されており、畦畔32に配置する必要がない。畦畔32には、通水管20が畦畔32に沿って埋設されているだけであるために、掘削する必要がなく、従って、畦畔32の破損、漏水等を確実に防止することができる。
【0035】
また、水位調整器10には、畦畔32に沿って埋設された通水管20内を流下する用水が、高い圧力で流入して、給水枡本体11の上端面から、高い水圧で水田30内に流入する。従って、給水枡本体11内に流入した微細な土砂等は、水圧によって水田30内に排出することができ、給水枡本体11内に土砂等が堆積することが抑制される。また、水田30内に用水を迅速に供給することも可能である。
【0036】
さらに、給水枡本体11から水田30内に流入した用水は、上方へと循環されて、内筒12の上端面から内筒12内に流入する。従って、内筒12を通って下流側の水田30に供給される用水は、循環される間に温められた状態になっており、作物の生育が阻害されるおそれがない。
【0037】
水田30の底部に埋設される通水管20は、その上方の水田30内に用水を供給する必要がないために、水田30の底部の深い位置に埋設することができる。その結果、水田30内を走行するトラクター等の機械によって、破損するおそれがない。
【0038】
また、水田30を休耕するような場合、あるいは、畑作として使用するような場合には、図3に示すように、内筒12を給水枡本体11内に押し込んだ状態、あるいは、内筒12を給水枡本体11から抜き取った状態で、給水枡本体11の上端面をキャップ16によって閉塞するようにすればよい。
【0039】
図4は、水位調整器10の実施の形態の他の例を示す断面図、図5は、その平面図である。この水位調整器10は、給水枡本体11の上端部に、給水枡本体11の上端面を覆う振れ止めスクリーン17が設けられており、その振れ止めスクリーン17の中央部を、内筒12が同心状態で挿通している。振れ止めスクリーン17は、給水枡本体11内を挿通する内筒12を給水枡本体11と同心状態に保持するように振れ止めするとともに、給水枡本体11の上端面から給水枡本体11内に、用水中の固形物や浮遊物、あるいは、蛇、モグラ等の小動物が進入することを防止している。
【0040】
振れ止めスクリーン17は、内筒12を給水枡本体11と同心状態に保持しているために、内筒12は、給水枡本体11内を円滑に上下方向にスライドされる。また、振れ止めスクリーン17は、水田30の底面31に近接した給水枡本体11の上端部に設けられているために、水田30に配置された際に、振れ止めスクリーン17は目視されにくく、外観性を損なうおそれがない。
【0041】
また、内筒12の上端部にも、内筒12内に固形物、浮遊物等の進入を防止するスクリーン18が、内筒12の上端面を覆った状態で設けられている。従って、内筒12内にも、用水中の固形物、小動物等が進入するおそれがない。
【0042】
図6は、水位調整器10の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。この水位調整器10は、円筒状をした振れ止め体19が、給水枡本体部11の上端部に取り付けられている。この振れ止め体19は、周面が網目状になった円筒状スクリーン19aを有しており、この円筒状スクリーン19aの下端部が、給水枡本体11の上端部外周面に嵌合されて、ネジ止めされることにより、垂直状態に支持されている。
【0043】
円筒状スクリーン19aの内部には、給水枡本体11の上端面よりも上方位置に、その給水枡本体11の上端面を覆う振れ止めスクリーン19bが水平状態で設けられており、その振れ止めスクリーン19bの軸心部を、内筒12が挿通している。
【0044】
内筒12は、この振れ止めスクリーン19bによって、給水枡本体11に対して同心状態で振れ止めされており、従って、給水枡本体11と同心状態を保持して円滑に上下方向にスライドされる。
【0045】
また、給水枡本体11には、用水中の固形物等が進入することが、円筒状スクリーン19aおよび振れ止めスクリーン19bによって防止されており、さらに、給水本体11内に小動物が進入することも、振れ止めスクリーン19bによって防止されている。さらに、用水中の固形物等が内筒12内に進入することも、円筒状スクリーン19aによって防止されている。
【0046】
なお、本発明の水位調整システムに関して、上記実施の形態では、傾斜地における各水田の水位を調整する場合について説明したが、平坦地における各水田の水位調整にも本発明の水位調整システムは、適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明の灌漑用水の水位調整器は、このように、水田における作付け面の底面に給水枡本体を配置して、その給水枡本体内に支持された内筒を上下方向にスライドさせるという簡単な作業によって、水田の灌漑用水の水位を調整することができ、水位調整のための作業が著しく簡単になる。また、畦畔に配置されないために、畦畔の損傷等が防止される。
【0048】
本発明の灌漑用水の水位調整システムでは、隣接する水田に順次用水が供給されて、各水田の用水の水位が各水位調整器によって調整されるために、複数の水田における用水の水位の調整が容易になる。また、隣接する水田にそれぞれ配置された水位調整器同士を連結する通水管は、水田の底部における深い位置に埋設することができ、通水管の損傷を防止することができる。特に、傾斜地の水田では、下段の水田に対して、高圧力で用水が供給されるために用水の供給が迅速に行われ、また、各水位調整器の操作も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の灌漑用水の水位調整器の実施の形態の一例を示す断面図である。
【図2】その水位調整器を使用した本発明の灌漑用水の水位調整システムの実施の形態の一例を示す概略断面図である。
【図3】その水位調整器の使用状態を示す断面図である。
【図4】本発明の灌漑用水の水位調整器の実施の形態の他の例を示す断面図である。
【図5】その水位調整器の平面図である。
【図6】本発明の灌漑用水の水位調整器の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 水位調整器
11 給水枡本体
12 内筒
13 連結管
14 シール部材
15 管継手
16 キャップ
17 振れ止めスクリーン
18 スクリーン
19 振れ止め体
19a 円筒状スクリーン
19b 振れ止めスクリーン
20 通水管
30 水田
31 底面
32 畦畔

Claims (8)

  1. 上端面および下端面が開放された筒状になっており、水田における作付け面の底面に、上端面が上方に開口した垂直状態で配置されて、その内部に灌漑用水が供給される給水枡本体と、
    この給水枡本体の下端部内に止水状態で上下方向にスライド可能に支持されており、その上端面が、給水枡本体の上端面よりも適当な長さだけ上方に位置し得るようになった内筒と、
    を具備することを特徴とする灌漑用水の水位調整器。
  2. 前記給水枡本体の上端面は、キャップによって閉塞可能になっている請求項1に記載の灌漑用水の水位調整器。
  3. 前記内筒が、給水枡本体の内部に固形物等の進入を防止するように上端面を覆う振れ止めスクリーンによって、給水枡本体に対して振れ止めされている請求項1に記載の灌漑用水の水位調整器。
  4. 前記内筒の上端面が、その内部に固形物等の進入を防止するスクリーンによって覆われている請求項3に記載の灌漑用水の水位調整器。
  5. 前記内筒の上端部は、給水枡本体に嵌合状態で支持された円筒状スクリーンによって覆われており、前記振れ止めスクリーンがその円筒状スクリーン内に支持されている請求項3に記載の灌漑用水の水位調整器。
  6. 請求項1に記載された灌漑用水の水位調整器を、相互に隣接する各水田における作付け面の底面にそれぞれ配置して、一方の水位調整器の内筒の下端から排出される用水を、通水管によって他方の水位調整器の給水枡本体に供給することを特徴とする灌漑用水の水位調整システム。
  7. 隣接する各水田が、上下方向に高さが異なる階段状になっており、前記通水管の一部が、各水田の間に設けられた畦畔に沿って傾斜状態で埋設されている請求項6に記載の灌漑用水の水位調整システム。
  8. 各水位調整器は、上段に位置する水田との間に設けられた畦畔に近接して配置されている請求項7に記載の灌漑用水の水位調整システム。
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