JP3670372B2 - データ転送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ転送装置に関し、特に、ネットワークなどの伝送データの通信を行うシステムにおいて、受信バッファメモリとホストシステムメモリとの間のダイレクトメモリアクセス(DMA)転送を行う場合などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークなどにおいてデータ通信を行う場合、送受信されるデータフレームのフォーマットは、図5に示すような形式になっていた。例えば、プロトコル1における制御フレームには、図5(a)に示すように、フレーム種別、通信宛先アドレス、送信元アドレス、ステータス、フラグ情報及びフレームチェックシーケンスが格納される。
【0003】
また、プロトコル1におけるデータフレームには、図5(b)に示すように、フレーム種別、通信宛先アドレス、送信元アドレス、データ種別、データサイズ、ユーザID、ファイルID、ステータス、ユーザデータ及びフレームチェックシーケンスが格納される。 また、プロトコル2における制御フレームには、図5(c)に示すように、フレーム種別、通信宛先アドレス、送信元アドレス、送信元ホスト稼働情報、ネットワーク管理情報及びフレームチェックシーケンスが格納される。
【0004】
また、プロトコルにおけるデータフレームには、図5(d)に示すように、フレーム種別、通信宛先アドレス、送信元アドレス、データ種別、データサイズ、ステータス、制御コード、ユーザデータ及びフレームチェックシーケンスが格納される。
【0005】
このように、ヘッダ部には、フレーム種別、通信の宛先、送信元、データ種別、データサイズ及び様々のフラグなどが格納され、データ部には、ホスト側へ渡されるユーザデータが格納されている。
【0006】
単一プロトコル(通信手順)の場合、伝送データのフレームは一定である。しかし、マルチプロトコル伝送、すなわち、同一の物理層を用いて複数のプロトコルによる伝送を行う場合、フレームフォーマットはそのフレームの種別により、ヘッダ部の内容やサイズ、フレーム全体のサイズなど異なる点が多く存在する。そのため、図6に示すように、ディスクリプタ33(フレーム記述子)と呼ばれるステータス31やフレームサイズ32などから構成される付帯情報を各フレーム34に付加して受信バッファ35内にリング状に格納していた。
【0007】
CPUや伝送データDMA転送装置は、ディスクリプタ33に基づいて、各フレーム34を受信バッファ35から取り出し、各フレーム34に含まれるホストシステムに渡すべきデータをホスト側に転送する。
【0008】
ここで、ホストシステムに渡すべきデータは、データフレーム内のユーザデータのみであり、制御フレーム内の制御データやデータフレーム内のヘッダ情報部分は、通信装置内のCPUが通信に使用する制御ステータスやフラグ情報などである。
【0009】
従って、ホスト側メモリにユーザデータ部分のみをDMA転送する場合、DMA転送を行う前に、各々のフレームについて、ヘッダ部に格納されているヘッダ情報、すなわち、フレーム種別、ステータス、転送すべきユーザデータの有無、転送すべきユーザデータサイズなどを解析し、ホストに不要な情報を取り除く必要があった。
【0010】
ホストに不要なヘッダ情報などを取り除くため、以下に述べるような方法が用いられていた。
第1の方法は、CPUが受信バッファを直接アクセスしてヘッダの情報を読み出し、送信元アドレスの先頭をヘッダの分だけずらしてDMA転送装置に転送を指示する。
【0011】
第2の方法は、ヘッダ抽出方式と呼ばれるもので、受信したフレームのヘッダ部のみを認識及び抽出してCPUのローカルメモリに転送し、残りのユーザデータ部をホスト側メモリに分配して転送する。
【0012】
第3の方法は、受信データフレーム全体を無条件でホスト側メモリに転送する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の方法は、CPUが受信バッファを直接アクセスするため、受信バッファからのデータ読み出し速度がCPUの処理能力に依存する。このため、データ読み出しの効率が良くないという問題がある。また、受信バッファへのアクセスに競合が生じ、スループットが低下するという問題もある。
【0014】
また、第2の方法は、ユーザデータ部に誤りがある場合、ホスト側メモリに誤りを含むデータが転送される可能性がある。また、マルチプロトコル伝送を行う場合、ヘッダ内にあるフレーム情報を解析しないと、そのフレームから抽出した部分がホストに不要なデータフレームのヘッダであるのか、ホストに必要な制御フレームのステータスなどの情報であるのかを認識することができない。すなわち、ヘッダ部とデータ部との境界がフレーム毎に異なる場合やホストに転送すべき情報をヘッダ部に含むフレーム構成を有する複数のプロトコルを扱う場合、第2の方法におけるヘッダ抽出方式は有効ではない。
【0015】
また、第3の方法は、転送速度は最も速いが、受信したフレームの正常や異常、フレーム種別、データの必要性などに関係なく、全てのデータがホスト側に転送されるという問題がある。
【0016】
そこで、本発明の目的は、ホスト側が必要とするデータのみを高速に転送することができるデータ転送装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明によれば、先頭にヘッダ情報を有する入力データを、転送先の情報処理装置が有する記憶装置へ転送するデータ転送装置において、前記ヘッダ情報の最も大きいフレームのヘッダサイズに対応したサイズを有する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段とは別個に設けられた第2の記憶手段と、前記入力データのうち前記ヘッダ情報とそれに続くデータとを第1のデータとして前記第1の記憶手段に格納し、前記入力データのフレームサイズが前記第1の記憶手段のサイズよりも大きければ、前記第1の記憶手段に入りきれないデータを第2のデータとして前記第2の記憶手段に格納する第1の切替手段と、前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータに含まれる前記ヘッダ情報の解析を行って、前記転送先の情報処理装置が必要とするデータを認識する解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータにおける転送位置を指示する指示手段と、前記指示手段によって指示された前記転送位置に従い、前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータのうち、前記転送先の情報処理装置が必要とするデータを出力し、それに続く、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のデータがあれば、該第2のデータをも出力する第2の切替手段と、を備えることを特徴とするものである
【0018】
また、請求項2の発明によれば、前記第2の切替手段は、前記解析手段によるヘッダ情報の解析終了後に、前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段に記憶されたユーザデータを出力する。
また、請求項3の発明によれば、前記第2の記憶手段は、前記解析手段によるヘッダ情報の解析中に、前記第1の切替手段から供給される前記第2のデータを格納する。
【0019】
請求項1の発明によれば、ヘッダ情報を含む第1のデータとヘッダ情報を含まない第2のデータとを別々に記憶し、ヘッダ情報を含む第1のデータのみを解析手段により解析し、ヘッダ情報を含まない第2のデータを解析手段により解析しないようにすることにより、ホスト側が必要とするデータのみを取り出すことができる。また、ヘッダ情報を含まない第2のデータを解析手段により解析しないので、第2のデータを解析する時間を削減することができ、データの転送を高速化することができる。
【0020】
また、請求項2の発明によれば、解析手段によるヘッダ情報の解析終了後にデータを出力することにより、ホスト側が必要とするデータのみ転送することができる。
【0021】
また、請求項3の発明によれば、解析手段によりヘッダ情報を解析している間に、第2のデータを第2の記憶手段に格納することにより、データの転送時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例によるデータ転送装置を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施例によるデータ転送装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【0023】
図1において、入力データを第1の切替手段1に入力し、ヘッダ情報を含む第1のデータとヘッダ情報を含まない第2のデータに分割する。ヘッダ情報を含む第1のデータを第1の記憶手段2に格納し、ヘッダ情報を含まない第2のデータを第2の記憶手段5に格納する。この第1の記憶手段2のサイズは、マルチプロトコル伝送の場合、ヘッダ情報が最も大きいフレームのヘッダサイズに合わせる。そして、第1の記憶手段2に格納された第1のデータに含まれるヘッダ情報を解析手段3により解析する。この解析手段3による解析結果に基づいて、第1の記憶手段2及び第2の記憶手段5に記憶されたデータのうち、ホスト側が必要とするデータのみを第2の切替手段6を介して出力する。また、第1の記憶手段に格納された第1のデータのヘッダ情報が格納されている位置を指示手段4により指示する。
【0024】
次に、本発明の一実施例による伝送データDMA転送装置を図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の一実施例による伝送データDMA転送装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】
図2において、データ送受信装置12は、回線11から受信したシリアルデータフレームをパラレルデータに変換し、ディスクリプタを付加して受信バッファ13に格納する。この時、受信バッファ13には、各種のプロトコルのフレームが順次格納される。DMA転送装置14は、受信したフレームのうち、ホスト側プロセッサ26に必要なデータを受信バッファ13からシステムメモリ25に転送する。
【0026】
ここで、DMA転送装置14は、切替スイッチ15、19、フレームサイズ認識回路16、2次FIFO17、1次バッファ18、オフセットポインタ20、メモリインターフェイス21、23、DMAコマンドインターフェイス22を備えている。
【0027】
切替スイッチ15は、メモリインターフェイス21により制御され、受信したフレームを分割して、1次バッファ18又は2次FIFO17に供給するものである。
【0028】
フレームサイズ認識回路16は、受信バッファ13からディスクリプタを読み込んで、フレームサイズを認識するものである。
1次バッファ18は、切替スイッチ15で分割されたフレームのうち、最初の部分を格納するものである。ここで、分割されたフレームのうちの最初の部分には、ヘッダ情報が含まれるようにする。また、1次バッファ18のサイズは、図5に示すような各種のプロトコルフレームのうち、CPU24により解析するヘッダ情報の最も大きいフレームのヘッダサイズに合わせる。
【0029】
2次FIFO17は、切替スイッチ15で分割されたフレームのうち、1次バッファ18に格納されなかった残りの部分を格納するものである。
切替スイッチ19は、メモリインターフェイス23により制御され、1次バッファ18又は2次FIFO17に格納されたデータをホスト側プロセッサ26に供給するものである。
【0030】
CPU24は1次バッファ18に接続され、DMAコマンドインターフェイス22からのヘッダ解析要求により、ヘッダ情報の解析を行う。また、1次バッファ18におけるオフセットポインタ20の設定を行う。
【0031】
以上説明したように、本発明の一実施例による伝送データDMA転送装置によれば、1次バッファ18のサイズをCPU24により解析するヘッダ情報の最も大きいフレームのヘッダサイズに合わせる。このことにより、ヘッダ抽出、CPU24のヘッダ解析、及びそれに続くユーザデータの転送などの一連の伝送データDMA転送動作を、プロトコルやフレームの形式に関係なく行うことができ、マルチプロトコル伝送に有効に対応することができる。
【0032】
次に、本発明の第1実施例による伝送データDMA転送方式を図面を参照しながら説明する。この第1実施例による伝送データDMA転送方式は、図2の伝送データDMA転送装置14において、CPU24によるヘッダ情報の解析終了後に、1次バッファ18及び2次FIFO17に格納されたデータを出力するようにしたものである。
【0033】
図3において、受信したフレームサイズが1次バッファ18のサイズより大きい場合、DMA転送装置14は、切替スイッチ15を1次バッファ18側に切り替えて、フレームの先頭部分を1次バッファ18に格納する。例えば、1次バッファ18には、図3に示すように、フレーム種別、宛先アドレス、送信元アドレス、データ種別、データサイズ、ユーザID、ファイルID、ステータス、データ0、データ1が格納される。
【0034】
そして、1次バッファ18がフルになったら、DMA転送を中断して、DMAコマンドインターフェイス22からCPU24にヘッダ解析要求通知を出力する。CPU24は、ヘッダ解析要求に基づいて、1次バッファ18の内容を解析し、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータ(ユーザデータ)がある場合、ユーザデータの格納先を示すシステムメモリ25のアドレス、データ数及び1次バッファ18のオフセット値を1次バッファ18のオフセットポインタ20に設定し、DMAを起動する。この時、オフセットポインタ20は、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータの部分を指示する。
【0035】
その後、DMA転送装置14は、オフセットポインタ20で指示される部分からホスト側プロセッサ26へのデータ転送を再開する。DMA転送装置14は、1次バッファ18に格納されていたユーザデータをホスト側プロセッサ26へ転送した後、切替スイッチ15、19を切り替えて、2次FIFO17による転送に移行する。設定されたデータ数のユーザデータをホスト側プロセッサ26へ転送することにより、1回のDMA転送が完了する。
【0036】
なお、受信したフレームサイズが1次バッファ18のサイズに満たない場合、DMA転送装置14は、切替スイッチ15を1次バッファ18側に切り替えて、フレーム全体を1次バッファ18に格納する。
【0037】
そして、DMA転送を中断して、DMAコマンドインターフェイス22からCPU24にヘッダ解析要求通知を出力する。CPU24は、ヘッダ解析要求に基づいて、1次バッファ18の内容を解析し、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータがある場合、ユーザデータの格納先を示すシステムメモリ25のアドレス、データ数及び1次バッファ18のオフセット値を1次バッファ18のオフセットポインタ20に設定し、DMAを起動する。この時、オフセットポインタ20は、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータの部分を指示する。
【0038】
その後、DMA転送装置14は、オフセットポインタ20で指示される部分からホスト側プロセッサ26へのデータ転送を再開する。1次バッファ18に格納されたデータがステータス通知フレームなどで、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータがない場合、CPU24はDMA転送装置14に終了コマンドを発行し、DMAを終了させる。
【0039】
以上説明したように、本発明の第1実施例による伝送データDMA転送方式によれば、受信データフレームの先頭にあるヘッダ部を、CPU24により読み出し可能な1次バッファ18に格納した後、DMA転送を一旦中断し、CPU24によりヘッダ情報の解析を行い、ヘッダ部に続く残りのデータを2次FIFO17へ転送する。このことにより、受信バッファ13からホスト側プロセッサ26に受信データフレームをDMA転送する際に必要なCPU24によるヘッダ情報の解析動作をスムーズに行うことができ、転送スループットを向上することができる。また、ヘッダ部とデータ部との境界がフレーム毎に異なる場合やホスト側プロセッサ26に必要な情報をヘッダ部に有する場合などの複数のプロトコルによる通信においても、ホスト側プロセッサ26に必要なデータのみを転送することができる。
【0040】
次に、本発明の第2実施例による伝送データDMA転送方式を図面を参照しながら説明する。この第2実施例による伝送データDMA転送方式は、図2の伝送データDMA転送装置14において、CPU24によるヘッダ情報の解析中に、2次FIFO17へデータを格納するようにしたものである。
【0041】
図4において、受信したフレームサイズが1次バッファ18のサイズより大きい場合、DMA転送装置14は、切替スイッチ15を1次バッファ18側に切り替えて、フレームの先頭部分を1次バッファ18に格納する。例えば、1次バッファ18には、図4に示すように、フレーム種別、宛先アドレス、送信元アドレス、データ種別、データサイズ、ユーザID、ファイルID、ステータス、データ0、データ1が格納される。
【0042】
そして、1次バッファ18がフルになったら、DMA転送を中断して、DMAコマンドインターフェイス22からCPU24にヘッダ解析要求通知を出力する。さらに、切替スイッチ15を2次FIFO17側に切り替えて、受信バッファ13に格納されたデータを2次FIFO17に格納する。CPU24は、ヘッダ解析要求に基づいて、1次バッファ18の内容を解析し、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータ(ユーザデータ)がある場合、ユーザデータの格納先を示すシステムメモリ25のアドレス、データ数及び1次バッファ18のオフセット値を1次バッファ18のオフセットポインタ20に設定し、DMAを起動する。この時、オフセットポインタ20は、ホスト側プロセッサ26に渡すべきデータの部分を指示する。
【0043】
ここで、CPU24によりヘッダ情報の解析を行っている間に、2次FIFO17はフルになり、例えば、図4に示すように、データ2〜データmが格納される。
【0044】
その後、DMA転送装置14は、オフセットポインタ20で指示される部分からホスト側プロセッサ26へのデータ転送を再開する。DMA転送装置14は、1次バッファ18に格納されていたユーザデータ(ヘッダ情報を含む第1のデータ)をホスト側プロセッサ26へ転送した後、切替スイッチ19を2次FIFO17側に切り替えて、2次FIFO17によるユーザデータ(ヘッダ情報を含まない第2のデータ)の転送に移行する。これにより、第1のデータと第2のデータが再び結合される。設定されたデータ数のユーザデータをホスト側プロセッサ26へ転送することにより、1回のDMA転送が完了する。
【0045】
以上説明したように、本発明の第2実施例による伝送データDMA転送方式によれば、1次バッファ18にヘッダ部を格納した後、CPU24がヘッダ情報の解析を行っている間にヘッダ部に続くデータを2次FIFO17に並行して格納する。そして、CPU24によるヘッダ情報の解析に費やす処理時間(オーバヘッド時間)と受信バッファ13からから引き出されるデータにより2次FIFO17がフルになる時間とが等しくなるように、2次FIFO17のサイズを調整することにより、CPU24によるヘッダ情報の解析に費やす処理時間を見かけ上相殺することができ、高速に通信を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ヘッダ情報を含む第1のデータとヘッダ情報を含まない第2のデータとを別々に記憶することにより、ヘッダ情報を含まない第2のデータを解析しないようにして、第2のデータを解析する時間を削減することができ、ホスト側が必要とするデータのみを高速に転送することができる。
【0047】
また、請求項2の発明によれば、ヘッダ情報の解析終了後にデータを出力することにより、ホスト側が必要とするデータのみ転送することができる。
また、請求項3の発明によれば、ヘッダ情報の解析中に、ヘッダ情報を含まない第2のデータを格納することにより、データの転送時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ転送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による伝送データDMA転送装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例による伝送データDMA転送方式を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例による伝送データDMA転送方式を示すブロック図である。
【図5】プロトコルの伝送データフレームのフォーマット例を示す図である。
【図6】ディスクリプタ及びフレームの格納状態を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の切替手段
2 第1の記憶手段
3 解析手段
4 指示手段
5 第2の記憶手段
6 第2の切替手段
11 回線
12 データ送受信装置
13 受信バッファ
14 DMA転送装置
15、19 切替スイッチ
16 フレームサイズ認識回路
17 2次FIFO
18 1次バッファ
20 オフセットポインタ
21、23 メモリインターフェイス
22 DMAコマンドインターフェイス
24 CPU
25 システムメモリ
26 ホスト側プロセッサ

Claims (3)

  1. 先頭にヘッダ情報を有する入力データを、転送先の情報処理装置が有する記憶装置へ転送するデータ転送装置において、
    前記ヘッダ情報の最も大きいフレームのヘッダサイズに対応したサイズを有する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段とは別個に設けられた第2の記憶手段と、
    前記入力データのうち前記ヘッダ情報とそれに続くデータとを第1のデータとして前記第1の記憶手段に格納し、前記入力データのフレームサイズが前記第1の記憶手段のサイズよりも大きければ、前記第1の記憶手段に入りきれないデータを第2のデータとして前記第2の記憶手段に格納する第1の切替手段と、
    前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータに含まれる前記ヘッダ情報の解析を行って、前記転送先の情報処理装置が必要とするデータを認識する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータにおける転送位置を指示する指示手段と、
    前記指示手段によって指示された前記転送位置に従い、前記第1の記憶手段に格納された前記第1のデータのうち、前記転送先の情報処理装置が必要とするデータを出力し、それに続く、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のデータがあれば、該第2のデータをも出力する第2の切替手段と
    を備えることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 前記第2の切替手段は、前記解析手段によるヘッダ情報の解析終了後に、前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段に記憶されたユーザデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
  3. 前記第2の記憶手段は、前記解析手段によるヘッダ情報の解析中に、前記第1の切替手段から供給される前記第2のデータを格納することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
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