JP3668512B2 - キャップレス式の液体筆記具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、マーカー、サインペン等の揮発性のインクを搭載したキャップレス式の液体筆記具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マーカー、サインペン等の揮発性の有るインクを搭載した筆記具はペン先をシールする為にキャップが取付けられている。従って、キャップを着脱する煩わしさとキャップを紛失してしまう等の問題がある。又、そのような問題を解決する為にキャップレスの筆記具が多数知られているが、シール性を確実に克服したものは少ない。又、シール性が確実なものとして本願のように開閉蓋でシールするものも存在するが、構造が複雑で組立てがしにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような問題を解決したキャップレス式の液体筆記具の提供を可能とする。又、インクの残量が判るキャップレス式の液体筆記具の提供を可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために案出された本発明のキャップレス式の液体筆記具は、軸筒1の先方内孔に固定筒4が固定され、固定筒4の先端開口面を遮蔽する蓋部5が固定筒4の先端側一側面に回動可能に連接され、固定筒4の後方に摺動筒3が配設されて、該摺動筒3の前端に一端が係止され、前方に延出したアーム6aの前端に蓋部5を閉塞状に押圧する孔部6cを有した当接部6bを備えて連結部材6が設けられて、摺動筒3が固定筒4に対し前後退位置に規制されると共に摺動筒3の後退位置で蓋部5が固定筒4の先端面に密接状態と成され、軸筒1内に軸筒1に対し前後退位置に係止可能となる液体筆記具用のリフィール7が、固定筒4の内周面と摺動可能な状態で密接する部位が設けられると共にリフィール7の先端部18の先端が固定筒4の内孔に挿入され、リフィール7と連結部材6及び摺動筒3と軸筒1との間にスプリング22及び23が夫々附勢されて、リフィール7の前進で摺動筒3と連結部材6が連動して前進し、それと共に蓋部5が拡開し、連結部材6の当接部6bが軸筒1先方の段部1iに当接して前進位置規制された状態からリフィール7及び摺動筒3が前進してペン芯20が連結部材6の孔部6cを貫通して軸筒1の先端口1aから突出状態と成るよう構成されている。リフィール7は、インキ収容筒8と、インキ収容筒8の先端に設けられる先軸16と、先軸16内に嵌入されるインキ保持体14と、インキ室開口部に装備されるバルブ機構部9と、バルブ機構部9を介して外方に突出すると共に、先軸16内の保持部19及びインキ保持体14に挿入保持されたペン芯20とを備えて成る。軸筒1とリフィール7の少なくともインキ収容筒8が透明な樹脂成形品で形成されて成る。
【0005】
【実施例】
図1乃至図9は本発明のキャップレス式の液体筆記具の実施例を示している。先ず、図1及び図2に示すように本願のキャップレス式の液体筆記具はマーカー、サインペン等のインキを搭載さた筆記具であって、先端口1aを有する軸筒1の先方内孔に固定筒4が固定されている。図5に示すように固定筒4は筒状体で、軸筒1の内孔部1hに固定される大径の前筒部4aと後方にやや小径の後筒部4bで形成されている。又、前筒部4aの一側面には後述する連結部材のアームを嵌挿するガイド溝4cが設けられ、又、反対側の先端面の一側面にヒンジ部4dで接続して回動可能な蓋部5が設けられている。尚、ヒンジ部4dは常時蓋部5が拡開側に附勢するよう設けられることが望ましい。又、後筒部4bの内周面に後述するリフィール7の先端部18の外周部が摺動可能で密接する円周状のシール突部4eが形成されている。
【0006】
又、固定筒4の後方に摺動筒3が配設される。摺動筒3は貫通状の筒状体で、後端に円周状の鍔部3aを有し、内孔部前端に段部3bが形成されている。
ところで、図4に示すように連結部材6は、アーム6aの後端にリング状の鍔部6dが、前端に孔部6cを有したリング状の当接部6bが一体に形成されており、部材の肉薄化で通常はプレス等による金属部材で形成される。又、上記アーム6aは前記固定筒4のガイド溝4cに摺動自在に嵌挿する。
【0007】
連結部材6は、当接部6bを前記固定筒4の蓋部5の前面に当接し、アーム6aをガイド溝4cに嵌挿し、鍔部6dを前記摺動筒3の段部3bに係止するよう取付けられる。図4に示す鍔部6dのリング部に切欠を設けたのは弾性変形により摺動筒の段部3bに係止させる一つの手段であり、組立て手段は種々考えられるので鍔部6dの形状は実施例に限定されるものではない。
【0008】
一方、図7及び図8は、本発明のキャップレス式の液体筆記具に使用されるリフィール7を示している。図に示すようにリフィール7は、インキ室8aを有するインキ収容筒8と、該インキ収容筒8の先端に螺合によって設けられる保持部19を有する先軸16と、上記インキ室8a開口部に装備されるバルブ機構部9と、ペン芯20と、上記先軸16内に嵌入されるインキ保持体14とを備えている。又、先軸16にはリフィール7を軸筒1に搭載して進退位置に附勢する為のスプリングの受け面となる鍔部17及びその前方に段部17aを設けている。
【0009】
又、図9は前記リフィール7を一部変えたもので、先軸16の上記保持部19を内孔に有する先端部18の略中央部外周に円周状の溝部18aが形成され、該溝部18a内に弾性体よりなるOリング21が止着され、Oリング21の外周部が固定筒4の内周面に摺動可能で密接するよう成されるものである。尚、この場合には、前記固定筒4の内周面に設けたシール突部4eは不要となる。
【0010】
バルブ機構部9は、インキ収容筒8と先軸16との間に挟持された筒状の弁座体10と、該弁座体10の先端側に設けられた弁座部12と、先軸16の保持部19に保持されて外方に突出するペン芯20の基端に連接する弁棒11と、該弁棒11が弁座体10内に摺動可能に挿入され、弁棒11の周面に膨隆する基端側が大径のテーパー状弁部11aと弁座体10の基部スプリング受け10aとの間に介在されるスプリング15とにより構成され、該スプリング15の弾発力によって常時テーパー状弁部11aが弁座部12の開口後端に当接している。
【0011】
又、バルブ機構部9は、常時は弁棒11の長手方向略中央外周に設けたテーパー状弁部11aが前記弁座部12の後端に密接すると共に該密接部位後方の弁座体10の内孔にインキが流入可能と成されている。即ち、弁棒11の後端が弁座体10の後端孔から貫出する相互間の隙間、又、弁座体10の後方外周に所要箇所で穿設されたスリット部(図示せず)からインキが流入する。
又、ペン芯20は、バルブ機構部9を介して外方に突出すると共に、前記先軸16内に設けられる保持部19及び該先軸16内に嵌入されるインキ保持体14に挿入保持される構造となっている。
【0012】
インキ保持体14は、筒状体から構成され、該筒状体内周部の長手方向全長には、前記ペン芯20を保持する複数箇所の保持突部(図示せず)を備えると共に各保持突部間に凹状の空気流通孔(図示せず)とを備えている。
このインキ保持体14は、スポンジなどからなる弾性体等から構成されるものであり、インキの保持装置であると同時に、ペン芯20の保持装置であるので、ペン芯20の保持体とインキの吸蔵体としての作用を兼ね備えたものである。
又、該インキ保持体14の保持突部の段部の深さを任意に設定することによりインキの流出の影響因子となる凹状の空気流通孔の大きさが決定される。
【0013】
ところで、前記リフィール7は、ペン芯20を押圧移動することによってペン芯20の後端に当接する弁棒11先端の棒軸部11eに伝達して弁棒11が後方に移動する。同時にテーパー状弁部11aと弁座部12の密接状態が解除されるが棒軸部11bが弁座部12の内周部12aに密挿されているので弁座部12内にインキは流入しない。更に、弁棒11が後退して溝部11cが弁座部12の後端より突出すると溝部11c内にインキが入る。(図8参照)又、その状態で棒軸部11dが内周部12aに密挿するのでインキは溝部11cの前方に流入しない。ここでペン芯20の押圧移動を解除すると図7の状態に戻り、上記溝部11cに入ったインキは溝部11cと弁座部12の内孔との間に形成されるインキ保留室13に保留され、同時に棒軸部11dと弁座部12の内孔との間に形成される隙間、棒軸部11eとインキ保持体14の内孔との間に形成される隙間を通してペン芯20の後端にインキが供給される。
【0014】
以上のように構成されたリフィール7は、前記軸筒1の後端から挿入される。又、その際に摺動筒3の段部3bとリフィール7の段部17aの間、摺動筒3の鍔部3aと軸筒1の前方段部1gとの間にスプリング22とスプリング23が夫々附勢される。
【0015】
一方、図6はノック筒2を示している。このノック筒2は、前記リフィール7の後端に配設されて、軸筒1に対しリフィール7を前後退位置に係止する。
図に示すようにノック筒2の前方にはスリ割り部2aによって縮径方向に変位可能な弾性片2bと、弾性片2bの外周に略Tの字状に膨出した操作部2cと、Tの字状の垂直部となる基部2gの少なくとも片側にTの字状の水平部に対向する斜面2eを有したリブ2dが形成されて、後方に向かって巾狭となるガイド溝2hとリブ2dの後端に係止段部2fが形成されている。又、リフィール7の後端部を収容して後端部が当接する段部2jを有した複数箇所のリブ2iを備えている。
【0016】
又、軸筒1の後方外周には、図3に示すように後方側より前記操作部2cのTの字状の水平部が嵌入可能な窓部1bと、その前方にTの字状の垂直部が摺動可能に嵌装するスリット部1dと、更にその前方にリブ2dが貫出可能で且つTの字状の水平部が貫入不能な窓部1eが夫々連接されて設けられ、前記ノック筒2は、前記リフィール7の後端部を収容して軸筒1の後端孔から弾性的に挿入されて前記操作部2cが窓部1bから貫出して後退位置規制され、リフィール7の前進位置でリブ2dの係止段部2fが窓部1e後端の段部1fに係止してペン芯20が軸筒1の先端口1aから突出状態となるように構成される。
【0017】
【作用】
本発明のキャップレス式の液体筆記具は以上のように構成されており、未使用時には図1に示すように前記固定筒4の先端面が蓋部5で密接され、更にリフィル7の先端部18に先端外周がシール突部4eで密接される、又、Oリング21が固定筒4の内周面に密接されるので、ペン先20は摺動筒4の小空間(小室)に密閉され、インキの蒸発とペン芯20の乾燥が防止される。
次に、ノック筒2のノック動作でリフィール7を前進させると、スプリング22と23の附勢力で摺動筒3と連結部材6が連動して前進し、蓋部5が拡開されると共に連結部材6の当接部6bが軸筒1の段部1iに当接して連結部材6の前進が阻止され、更にリフィール7及び摺動筒3が前進して連結部材6の孔部6cに先端部18の先端が貫通すると共に軸筒1の先端口1aからペン芯20が突出する。(図2参照)この時、蓋部5が拡開側に附勢されることでペン芯20が蓋部に接触することなく先端口1aから突出できるので蓋部5及び先端口1aにインキが付着する問題を回避できる。
【0018】
又、ノック筒2は軸筒1の後端孔から弾性的に挿入されて、図1に示すように操作部2cが窓部1bから貫出してリフィール7が後退した位置に設定される。この状態で、操作部2cの係止段部2fが窓部1bの後端の段部1cに当接してノック筒2が後方へ抜け止め係止されているが、操作部2cを軸筒内部に押圧するとその係止が解除されると共に操作部2cが軸筒内に埋没した状態でノック筒2を軸筒1から抜き出すことが可能となり、リフィール7の交換を行う。
【0019】
又、実施例に使用される前記リフィール7は、ペン芯20の押圧移動によりバルブが解除されてもペン芯側に直接インキが流入せず、インク保留室に一旦インキが保留された後ペン芯側に供給される。従って、インキ室内の内圧が上がった状態に於いてもペン芯側の内圧が上がらない。又、先軸内に嵌入されるインキ保持体内周部の長手方向に備える少なくとも1つ以上の保持突部及び先軸内の保持部でペン芯を保持し、インキ保持体内部の長手方向に備える少なくとも1つ以上の空気流通孔で空気の置換が良好となり、従って、インキの流出が良好となる。
【0020】
【発明の効果】
本発明のキャップレス式の液体筆記具の構成及び作用は以上の如くであり、従来のキャップレス式のものが複雑で組立てがしづらい問題が解決される。
又、蓋部を開閉する際に蓋部の内面にペン芯が接触しない構造とすることが可能で軸筒の先端口にインキが付着する問題を回避できる。従って、手や衣服を汚す心配がない。
又、使用されるリフィールは、インキ室内のインキがペン芯の押圧移動とその解除によってペン芯に定量づつ供給されるものであるが、加温によりインキ室内が高圧となった場合においてもペン芯側に内圧の影響が懸かることなくインキが一旦インキ保留室に保留されペン芯に受け渡されるのでインキが吹き出して周囲を汚す問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるキャップレス式の液体筆記具の全体を示す縦断面図で、ペン芯が蓋部で密閉された状態を示している。
【図2】図1の状態からノックして、蓋部を拡開してペン芯を軸筒の先端口から突出させた状態を示した実施例の縦断面図である。
【図3】実施例に使用される軸筒の上面図である。
【図4】実施例に使用される連結部材の斜視図である。
【図5】実施例に使用される固定筒の斜視図である。
【図6】実施例に使用されるノック筒の斜視図である。
【図7】実施例に使用されるリフィールの縦断面図である。
【図8】図7に示すリフィールのペン芯を押圧移動した状態を示す縦断面図である。
【図9】図7に示すリフィールの一部を変えた縦断面図である。
【符号の説明】
1 軸筒
1a 先端口
1b 窓部
1c 段部
1d スリット部
1e 窓部
1f 段部
1g 段部
1h 内孔部
1i 段部
2 ノック筒
2a スリ割り部
2b 弾性片
2c 操作部
2d リブ
2e 斜面
2f 係止段部
2g 基部
2h ガイド溝
2i 内筒部
2j 段部
3 摺動筒
3a 鍔部
3b 段部
4 固定筒
4a 前筒部
4b 後筒部
4c ガイド溝
4d ヒンジ部
4e シール突部
5 蓋部
6 連結部材
6a アーム
6b 当接部
6c 孔部
6d 鍔部
7 リフィール
8 インク収容筒
8a インキ室
9 バルブ機構部
10 弁座体
10a スプリング受け
11 弁棒
11a テーパー状弁部
11b 棒軸部
11c 溝部
11d 棒軸部
11e 棒軸部
12 弁座部
12a 内周面
13 インキ保留室
14 インキ保持体
15 スプリング
16 先軸
17 鍔部
17a 段部
18 先端部
18a 溝部
19 保持部
20 ペン芯
21 Oリング
22 スプリング
23 スプリング

Claims (6)

  1. 先端口1aを有する軸筒1の先方内孔に固定筒4が固定され、該固定筒4の先端開口面を遮蔽する蓋部5が固定筒4の先端側一側面にヒンジ部4dが接続されて、ヒンジ部4dは常時蓋部5が拡開側に附勢するよう設けられ、また上記固定筒4の後方に摺動筒3が配設されて、該摺動筒3の前端に一端が係止され、前方に延出したアーム6aの前端に上記蓋部5を閉塞状に押圧する孔部6cを有した当接部6bを備えて連結部材6が設けられて、摺動筒3が固定筒4に対し前後退位置に規制されると共に摺動筒3の後退位置で上記蓋部5が固定筒4の先端面に密接状態と成され、軸筒1内に軸筒1に対し前後退位置に係止可能となる液体筆記具用のリフィール7が、上記固定筒4の内周面と摺動可能な状態で密接する部位が設けられると共にリフィール7の先端部18の先端が上記固定筒4の内孔に挿入され、リフィール7と連結部材6及び摺動筒3と軸筒1との間にスプリング22及びスプリング23が夫々附勢されて、上記リフィール7の前進で摺動筒3と連結部材6が連動して前進し、それと共に上記蓋部5が拡開し、連結部材6の当接部6bが軸筒1先方の段部1iに当接して前進位置規制された状態からリフィール7及び摺動筒3が前進してペン芯20が上記連結部材6の孔部6cを貫通して軸筒1の先端口1aから突出状態と成るように構成されたことを特徴とするキャップレス式の液体筆記具。
  2. 上記固定筒4の内周部にリフィール7の先端部18の外周部と摺動可能で密接する円周状のシール突部4eが形成されてなる上記請求項1記載のキャップレス式の液体筆記具。
  3. 上記リフィール7に於いて、先軸16の前方の先端部18の外周に円周状の溝部18aを設けて、外溝部18aに弾性体よりなるOリング21が止着され、当該Oリング21の外周部が固定筒4の内周面に摺動可能な状態で密接するように成されたことを特徴とする上記請求項1記載のキャップレス式の液体筆記具。
  4. 軸筒1とリフィール7の少なくともインク収容筒8が透明な樹脂成形品で形成されたことを特徴とする上記請求項1記載のキャップレス式の液体筆記具。
  5. リフィール7は、インキ室8aを有するインキ収容筒8と、該インキ収容筒8の先端に設けられる保持部19を有する先軸16と、該先軸16内に嵌入されるインキ保持体14と、上記インキ室開口部に装備されるバルブ機構部9と、該バルブ機構部9を介して外方に突出すると共に、上記先軸16内の保持部19及びインキ保持体14に挿入保持されたペン芯20とを備え、上記インキ保持体14でインキを保持するように成した、所謂バルブ装置付き液体筆記具であることを特徴とする上記請求項1記載のキャップレス式の液体筆記具。
  6. 上記バルブ機構部9は筒状の弁座体10と、弁座体10の前端開口内面部に嵌装される弁座部12と、弁座体10内に摺動可能に嵌挿されてスプリング15の附勢により弁座部12の後端開口部を閉塞する弁棒11とで構成され、常時は弁棒の略中央外周に設けたテーパー状弁部11aが上記弁座部12の後端に密接すると共に密接部位後方の弁座体10の内孔にインキ室8a内のインキが流入可能と成され、又、上記弁棒11のテーパー状弁部11a前方に形成された棒軸部11bが弁座部12内孔に密挿し、棒軸部11bの前方に溝部11cが形成されてインキ保留室13が設けられ、更にその前方に上記棒軸部11bと同径の棒軸部11dが形成されると共に、インク保留室13から弁座部12の前端と上記ペン芯20の後端が当接する前端に至りインキが疎通可能な隙間が形成されて成ることを特徴とする上記請求項5記載のキャップレス式の液体筆記具。
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