JP3667161B2 - 容器へのラベル装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、金属製のビア樽、プラスチックコンテナ、発砲スチロールケース等の容器へ環状のラベルを装着するのに最適な容器へのラベル装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ビール等の商品を収納する容器には、その取扱上、商品の銘柄等を表示するのが好ましい。そこで、従来では、図11に示すように、伸縮性を有する長尺フィルム(ストレッチフィルム)からなるラベル80を環状に形成し、該環状のラベル80を緊張状態で容器82に外嵌装着している。
【0003】
かかるラベルを装着する装置としては、図10に示す如く繰り出し可能な伸縮性を有する一対の長尺ラベル80a,80bと、複数の容器82を所定間隔おきに搬送する搬送手段(図示省略)と、容器82後方の両側から一対のシーラー部83a,83bを接近させることにより、互いに重ね合わせて切断及び熱溶着するシール装置84とを備えたものが公知である。
【0004】
そして、搬送される容器82が、先端部が互いに接合された長尺ラベル80a,80bを所定の長さ繰り出し、クランプ装置88でラベルをそれぞれクランプした後、一対のシーラー部83a,83bを接近させることにより、容器82に長尺状のラベル80a,80bを巻付け、ラベル80の重ね合わされた部分を切断し且つ溶着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置は、各ラベル80a,80bに、それぞれウエイトローラ86を掛けて、その重さで左右の長尺ラベル80a,80bの繰り出し時の左右のバランスをとっている。
しかしながら、従来の装置は、左右の長尺ラベル80a,80bをそれぞれ別個独立に繰り出す構成であるため、左右のラベル80a,80bの繰り出し抵抗が相違すると(左右の繰り出し抵抗は、ラベルを案内する各ガイドローラ等により相違する場合が通常である。)、長尺ラベルの繰り出し時の左右のバランスが安定しない。
【0006】
このように、長尺ラベル80a,80bの繰り出し抵抗により左右のバランスが安定しないと、抵抗の強いラベル80aは、弱いラベル80bに比し、繰り出し速度が遅くなる。この結果、両方のラベルの接合部87は、抵抗の強いラベル80a側にずれてしまい、接合部87がずれた状態で、ラベル80が環状に形成されることとなり、ラベルの接合部87を容器82の所定位置に位置させることができない。
【0007】
特に、容器82の正面に所定の印刷部分を位置させる場合には、上記の如くラベルの接合部87の位置がずれると、かかる印刷部分もずれてしまうこととなり、商品価値が低下する。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、ビア樽等の容器の所定位置に、長尺ラベルの接合部分を確実に位置させることができるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、容器へのラベル装着装置としての特徴は、繰り出し可能で且つ伸縮性を有する一対の長尺ラベル9a,9bと、複数の容器2を所定間隔おきに搬送する搬送手段5と、前記容器2に係止されて繰り出された両方の長尺ラベル9a,9bを、容器2後方の両側から一対のシーラー部25a,25bを接近させることにより、互いに重ね合わせて切断及び熱溶着するシール装置18とを備え、前記長尺ラベル9a,9bにより、容器2に外嵌装着される環状ラベル9cを形成する容器へのラベル装着装置において、前記長尺ラベル9a,9bの繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段33が、前記シーラー部25a,25bよりもラベル搬送方向の上流側に設けられ、該停止手段33と前記シーラー部25a,25bとの間の前記長尺ラベル9a,9bを増長させる増長手段27が設けられ、該増長手段27は、長尺ラベル9a,9bが巻き掛けられるダンサーローラ31を備え、該ダンサーローラ31が一対のガイドローラ17c,17d間に揺動自在に配置されることによって、一対のガイドローラ17c,17d間に長尺ラベル9a,9bの増長部分を形成すると共に増長された両方の長尺ラベル9a,9bの増長部分を連動して繰り出す構成である。
【0010】
そして、容器2が搬送手段5により搬送されると、容器2は、互いに先端が接合された長尺ラベル9a,9bに係止する。更に、容器2は移動することにより、長尺ラベル9a,9bの増長部分を繰り出す。このラベル9a,9bの繰り出しに際しては、増長手段27は増長して蓄積された両方の長尺ラベル9a,9bを連動して繰り出すため、両方のラベル9a,9bの繰り出し速度及び繰り出し量は一定となり、両方のラベル9a,9bの接合部分が、容器2の所定の位置からずれることはない。
【0011】
また、繰り出し可能で且つ伸縮性を有する一対の長尺ラベル9a,9bと、複数の容器2を所定間隔おきに搬送する搬送手段5と、前記容器2に係止されて繰り出された両方の長尺ラベル9a,9bを、容器2後方の両側から一対のシーラー部25a,25bを接近させることにより、互いに重ね合わせて切断及び熱溶着するシール装置18とを備え、前記長尺ラベル9a,9bにより、容器2に外嵌装着される環状ラベル9cを形成するラベル装着装置において、前記シーラー部25a,25b近傍の長尺ラベル9a,9bの繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段43と、該停止手段43よりも下流側の長尺ラベル9a,9bを増長させる増長手段38とが設けられ、該増長手段38は、長尺ラベル9a,9bが巻き掛けられるダンサーローラ41を備え、該ダンサーローラ41が一対のガイドローラ48a,48b間に揺動自在に配置されることによって一対のガイドローラ48a,48b間に長尺ラベル9a,9bの増長部分を形成し、前記停止手段43は、長尺ラベル9a,9bの所定位置を検出するセンサ45と、該センサ45により長尺ラベル9a,9bを挟持するクランプ手段46とを備え、該クランプ手段46が長尺ラベル9a,9bを挟持した状態で、シーラー部25a,25bが両方の長尺ラベル9a,9bの増長部を繰り出すことにある。
【0012】
そして、容器2がラベル9a,9bを繰り出すことにより、停止手段43のセンサ45が停止マークを検出すると、クランプ手段46が作動してラベル9a,9bを挟持することにより、両方のラベル9a,9bの送りをそれぞれ停止させる。長尺ラベル9a,9bの繰出しは、前記停止手段43により規制されていることから、シーラー部25a,25bは、蓄積されている増長部を繰り出しながら接近し、ラベル9a,9bを重ね合わせた状態で挟持し、切断及び溶着を行う。
【0013】
従って、シーラー部25a,25bが互いに高速度で接近できるにもかかわらず、ラベル9a,9bの停止マークの検出は、容器2の移動によりラベル9a,9bが繰り出される比較的低速度において行うことができることから、停止精度を高めることができる。この結果、容器2へは、同一長さのラベルを環状に形成するため、互いの緊張力を同一にでき、緊張力の相違により接合部分がずれてしまうのを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
図1〜図9は本発明の一実施の形態を示し、図3〜図5において、1は機台で、該機台1には、長手方向の一方から他方に向けて、例えば容器としての平面視円形のビア樽2を、矢印方向に順次搬送するコンベア装置( 搬送手段) 5が、循環駆動自在に設けられている。
【0015】
前記機台1の一側には、一対の原反リール8a,8bがそれぞれ回転自在に設けられている。各原反リール8a,8bには、ロール状に巻回された伸縮自在なストレッチフィルムからなる長尺ラベル9a,9bがそれぞれ取付けられ、各ラベル9a,9bはラベル装着ユニット10に繰り出し可能に設けられている。
【0016】
前記ラベル装着ユニット10は、前記ラベル9a,9bを案内する複数のガイドローラ17a〜17eが設けられ、しかも、所定のガイドローラ17a,17b間の長尺ラベル9a,9bを所定の力で下方に垂らすウエイトローラ又は吸引装置等からなる張力付与手段20と、長尺ラベル9a,9bに増長部21を形成するための増長手段としての第一ダンサー装置27と、第一ダンサー装置27よりも上流側の繰り出されるラベル9a,9bを所定の位置で停止させるための第一停止手段33とを備えている。
【0017】
前記第一ダンサー装置27は、図1及び図2に示す如く左右一対の揺動アーム29a,29bと、両方のアーム29a,29bの一端(ラベル9a,9bの送り方向下流側)を連結する水平方向の連結体30とからなる。そして、連結体30は、両方の揺動アーム29a,29bが連動して上下方向に揺動するように、機台1に枢支されている。尚、ビア樽2の搬送の支障とならないように、連結体30はビア樽2よりも上方に位置し、且つ、両方のアーム29a,29bの間隔は、ビア樽2の直径よりも大きくなっている。
【0018】
前記両方の揺動アーム29a,29bの他端側には、前記ガイドローラ17c,17d間の長尺ラベル9a,9bが上方から巻き掛けられるダンサーローラ31がそれぞれ回転自在に設けられている。
【0019】
前記停止手段33は、前記ダンサーローラ31と張力付与手段20との間に設けられている。停止手段33は、ラベル9a,9bに印刷された停止マーク(図示省略)を検出するセンサ35と、センサ35の信号により、ラベル9a,9bを挟持するクランプ手段36とからなる。尚、クランプ手段36は、固定用部材36aと、ラベル9a,9bを固定用部材36aに押圧すべく接離自在な押圧部材36bとからなる。
【0020】
前記ラベル装着ユニット10は、前記機台1の両側から起立する左右一対のフレーム体12に架設された走行レール13と、該走行レール13に沿ってビア樽2の搬送方向に往復移動自在な移動体15と、シール装置18とを備えている。
【0021】
シール装置18は、前記移動体15に垂下され且つ互いに接近又は離間自在な一対のアーム部23と、各アーム部23に設けられたシーラー部25a,25bとから主構成されている。尚、アーム部23を移動させる移動手段は、特に限定されるものではないが、例えば電動機構やシリンダー機構が適宜採用可能である。
【0022】
前記シーラー部25a,25bは、互いに接近してラベル9a,9bを重ね合せて切断且つ熱溶着することにより、ビア樽2に密着状に外嵌装着される環状ラベル9cを形成するためのものである。
【0023】
両方のシーラー部25a,25bには、増長手段としての第二ダンサー装置38,38がそれぞれ設けられている。各第二ダンサー装置38は、図6及び図7に示す如く各シーラー部25a,25bに固定される装置本体39に、レバー40がそれぞれ揺動自在に設けられたものである。該レバー40の先端には、ダンサーローラ41が回転自在に設けられている。該ダンサーローラ41には前記ラベル9a,9bが巻き掛けられ、レバー40は、装置本体39に設けられた一対のガイドローラ48a,48b間のラベル9a,9bを増長すべく、増長位置にバネ等の弾性体(図示省略)で付勢されている。従って、この増長位置においてダンサーローラ41により増長部50が形成された状態を維持することができる。
【0024】
また、前記両方のシーラー部25a,25bには、前記ラベル9a,9bのダンサーローラ41よりも上流側を停止させるための第二停止手段43が、それぞれ設けられている。第二停止手段43は、ラベル9a,9bに印刷された停止マーク(図示省略)を検出するセンサ45と、センサ45の信号により、ラベル9a,9bを挟持するクランプ手段46とからなる。尚、クランプ手段46は、固定用部材46aと、ラベル9a,9bを固定用部材46aに押圧すべく接離自在な押圧部材46bとからなる。
【0025】
次に、前記装置の使用例について説明する。
先ず、機台1に設けられた制御盤61の操作ボタンを押して、コンベア5を循環駆動させ、コンベア5にてビア樽2を所定の間隔を有して順次搬送する。両方の長尺ラベル9a,9bの先端は、作動開始前に予め溶着されており、所定の緊張力を有して弛みのない水平な状態を維持している(図1及び図2参照)。即ち、第一停止手段33の各センサ35はラベル9a,9bにそれぞれ設けられた停止マークを検出し、センサ35の信号により、クランプ手段36が作動してラベル9a,9bを挟持することにより、両方のラベル9a,9bの送りをそれぞれ停止させている。
【0026】
前記第一停止手段33のクランプ手段36は、長尺ラベル9a,9bの所定位置を挟持しているため、第一ダンサー装置27のダンサーローラ31は、先端が互いに接続された長尺ラベル9a,9bに増長部21を形成した状態で係止され、ここに、ダンサーローラ31は、揺動アーム29a,29b等の自重により長尺ラベル9a,9bを緊張させた状態で増長位置を維持する。このとき、長尺ラベル9a,9bのクランプ手段36による挟持位置から接合部分32までの長さは、それぞれ等しいことから、長尺ラベル9a,9bの接合部分32は、ビア樽2の左右方向中央に位置するようになっている。
【0027】
更に、ビア樽2が搬送されると、ビア樽2に、前記長尺ラベル9a,9bが掛止され、ビア樽2は長尺ラベル9a,9bを引っ掛けた状態で移動する。ビア樽2に係止された長尺ラベル9a,9bは、揺動アーム29a,29を上方に揺動させながら、増長部分21が繰り出される。この両方の揺動アーム29a,29は、互いに連結されているので、同時に連動して揺動する。従って、両方のラベル9a,9bの繰り出し速度及び繰り出し量は一定となり、両方のラベル9a,9bの接合部分32が、ビア樽2の所定の位置からずれることはない。
【0028】
仮に、両方のラベル9a,9bに繰り出し抵抗の相違があった場合に、抵抗の強いラベルは、弱いラベルに比し、繰り出し速度が遅くなる傾向にあるが、上記の如く、第一ダンサー装置27は、左右のラベル9a,9bを、同速度で且つ同じ長さだけ繰り出すので、前記接合部はビア樽2の所定位置からずれることはないのである。
【0029】
更に、ビア樽2がラベル9a,9bを繰り出すことにより、第二停止手段43のセンサ45が停止マーク(前記第一停止手段33の検出した停止マークであっても、異なる停止マークであっても良い。)を検出する。そして、クランプ手段46が作動してラベル9a,9bを挟持することにより、両方のラベル9a,9bの送りをそれぞれ停止させる。かかるラベル9a,9bの停止マークの検出は、ビア樽2の移動によりラベル9a,9bが繰り出される低速度において行うことができることから、停止精度を高めることができる。
【0030】
ラベル9a,9bの停止後に、後退位置にあった両方のシーラー部25a,25bは互いに高速度で接近すべく前進すると共に、前記移動体15はビア樽2の搬送方向にビア樽2と同速度で同期して移動する。従って、シーラー部25a,25bは、図9に示す如く軌跡を描く傾斜接近部Aを有する。
【0031】
このとき、長尺ラベル9a,9bの第二停止手段43よりも上流側の繰出しは、前記第二停止手段43により規制されていることから、シーラー部25a,25bは、蓄積されている増長部50を送り出すことになる。即ち、増長位置にあるダンサーローラ41は、レバー40が弾性体の弾性力に抗して揺動するため、増長部を繰り出すことができる。このように、両方のシーラー部25a,25bは、ラベル9a,9bに適度の緊張力を付与しながら接近し、シーラー部25a,25b同士の凹凸噛み合いにより、ラベル9a,9bを重ね合わせた状態で挟持し、切断及び溶着を行う。
【0032】
尚、ビア樽2の被装着部2aの円周長さよりも、ビア樽2に係止された長尺ラベル9a,9bの伸長前の円周長は短かくなっている。例えば、ビア樽2の被装着部2aの円周長さLが1000mmに対して、ラベルの周長さL1は略950mmに設定される。
【0033】
更に、ラベル9a,9bの重ね合わせ部に圧縮空気が噴出され、ラベルの溶着部分を冷却し、その部分を短時間で強度の向上を図る。かかるラベル9a,9bの挟持、切断及び溶着並びに冷却は、移動体15が移動しながら直線移動部Bで所定の時間行われる。ビア樽2には、環状ラベル9eが緊張状態を維持しながら装着されることとなる。
【0034】
更に、両方のシーラー部25a,25bは、互いに離間して元の待機位置まで移動する。このとき、第一停止手段33のクランプ手段36がラベル9a,9bの挟持を解除することにより、原反側のラベル9a,9bも繰出規制が解除され、ダンサーローラ41はラベル9a,9bの先端側が再び直線状となる方向に移動し、レバー40は増長位置に復帰する。
【0035】
一方、第一停止手段33のクランプ手段36がラベル9a,9bの挟持を解除すると、第一ダンサー装置27のダンサーローラ31は、揺動アーム29a,29bの下方への揺動と共に下降して長尺ラベル9a,9bを繰り出して増長させる。揺動アーム29a,29bが所定位置まで下降すると、第一停止手段33の各センサ35はラベル9a,9bの停止マークを検出し、クランプ手段36がラベル9a,9bを挟持するため、両方のラベル9a,9bの送りをそれぞれ停止し、再びダンサーローラ31は長尺ラベル9a,9bを緊張させた状態で増長位置を維持する。そして、次のビア樽2の到来に備え、順次上記のようなラベルの装着作業が行われる。
【0036】
以上のように、本実施の形態では、第一ダンサー装置27及び第一停止手段33により、両方のラベル9a,9bをバランス良く同じ長さだけ繰り出すことができると共に、更に第二ダンサー装置38及び第二停止手段43により、ラベル9a,9bを所定の長さに正確に切断し、所定の緊張力を環状のラベルに付与することができ、ラベルの接合部分がずれることなく、安定させることができるのである。
【0037】
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、第一ダンサー装置27及び第一停止手段33と、第二ダンサー装置38及び第二停止手段43とを兼ね備えた構成を例示したが、何れか一方を備えた構成であっても、ラベルの接合部分のずれを防止することができる。
【0038】
更に、前記容器はビア樽に限定されるものではなく、プラスチックコンテナ、発砲スチロールケース製の容器であっても良く、その形状も円筒状に限らず、矩形状、多角形状のものも採用可能である。例えば、矩形状の容器である場合には、その角部に前記接合部分を位置させることができ、接合部分を目立ち難くすることができる。その他、本発明は各部の具体的な構成は任意に設計変更自在である。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明のシール装置は、前記長尺ラベルの繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段が、前記シーラー部よりもラベル搬送方向の上流側に設けられ、該停止手段と前記シーラー部との間の前記長尺ラベルを増長させる増長手段が設けられ、該増長手段が増長された両方の長尺ラベルを連動して繰り出すので、接合部分が容器の所定の位置からずれるのを防止でき、ラベルの巻き付け位置を一定に保つことができる。
【0040】
また、前記シーラー部近傍の長尺ラベルの繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段と、該停止手段よりも下流側の長尺ラベルを増長させる増長手段とが設けられ、前記停止手段は、容器が両方の長尺ラベルを繰り出す際に、長尺ラベルの所定位置を検出するセンサと、該センサにより長尺ラベルを挟持するクランプ手段とを備え、該クランプ手段が長尺ラベルを挟持すると共に、シーラー部が両方の長尺ラベルの増長部を繰り出すので、更に環状ラベルの長さを一定にでき、容器に装着されるラベルの張力を安定させることができ、接合部がずれるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体概略図。
【図2】同第一ダンサー装置を示す概略斜視図。
【図3】同全体概略の側面図。
【図4】同全体概略の平面図。
【図5】同全体概略の正面図。
【図6】シール装置におけるセンサがラベルを検出する状態の概略平面図。
【図7】同シール装置のシーラー部が接近する状態の概略平面図。
【図8】同シール装置のシーラー部がラベルを熱シールした状態の概略平面図。
【図9】同シール装置のシーラー部の移動軌跡を示す概略平面図。
【図10】従来例を示す全体概略図。
【図11】同容器の斜視図。
【符号の説明】
2…ビア樽(容器)、9a,9b…長尺ラベル、9c…環状ラベル、18…シール装置、25a,25b…シーラー部、27…第一ダンサー装置(増長手段)、29a,29b…揺動アーム、30…連結体、33…第一停止手段(停止手段)、38…第二ダンサー装置(増長手段)、41a,41b…クランパー、43…第二停止手段(停止手段)、45…センサ、46…クランプ手段

Claims (3)

  1. 繰り出し可能で且つ伸縮性を有する一対の長尺ラベル(9a),(9b)と、複数の容器(2)を所定間隔おきに搬送する搬送手段(5)と、前記容器(2)に係止されて繰り出された両方の長尺ラベル(9a),(9b)を、容器(2)後方の両側から一対のシーラー部(25a),(25b)を接近させることにより、互いに重ね合わせて切断及び熱溶着するシール装置(18)とを備え、前記長尺ラベル(9a),(9b)により、容器(2)に外嵌装着される環状ラベル(9c)を形成する容器へのラベル装着装置において、前記長尺ラベル(9a),(9b)の繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段(33)が、前記シーラー部(25a),(25b)よりもラベル搬送方向の上流側に設けられ、該停止手段(33)と前記シーラー部(25a),(25b)との間の前記長尺ラベル(9a),(9b)を増長させる増長手段(27)が設けられ、該増長手段(27)は、長尺ラベル(9a),(9b)が巻き掛けられるダンサーローラ(31)を備え、該ダンサーローラ(31)が一対のガイドローラ(17c),(17d)間に揺動自在に配置されることによって、一対のガイドローラ(17c),(17d)間に長尺ラベル(9a),(9b)の増長部分を形成すると共に増長された両方の長尺ラベル(9a),(9b)の増長部分を連動して繰り出す構成であることを特徴とする容器へのラベル装着装置。
  2. 前記増長手段(27)は、一対の揺動アーム(29a),(29b)と、両方の揺動アーム(29a),(29b)を連結する水平方向の連結体(30)と、前記長尺ラベル(9a),(9b)が巻き掛けられるダンサーローラ(31)とを備え、揺動アーム(29a),(29b)は、連結体(30)を支点として上下方向に揺動自在に設けられている請求項1に記載の容器へのラベル装着装置。
  3. 繰り出し可能で且つ伸縮性を有する一対の長尺ラベル(9a),(9b)と、複数の容器(2)を所定間隔おきに搬送する搬送手段(5)と、前記容器(2)に係止されて繰り出された両方の長尺ラベル(9a),(9b)を、容器(2)後方の両側から一対のシーラー部(25a),(25b)を接近させることにより、互いに重ね合わせて切断及び熱溶着するシール装置(18)とを備え、前記長尺ラベル(9a),(9b)により、容器(2)に外嵌装着される環状ラベル(9c)を形成するラベル装着装置において、前記シーラー部(25a),(25b)近傍の長尺ラベル(9a),(9b)の繰り出しを解除自在に停止させるための停止手段(43)と、該停止手段(43)よりも下流側の長尺ラベル(9a),(9b)を増長させる増長手段(38)とが設けられ、該増長手段(38)は、長尺ラベル(9a),(9b)が巻き掛けられるダンサーローラ(41)を備え、該ダンサーローラ(41)が一対のガイドローラ(48a),(48b)間に揺動自在に配置されることによって一対のガイドローラ(48a),(48b)間に長尺ラベル(9a),(9b)の増長部分を形成し、前記停止手段(43)は、長尺ラベル(9a),(9b)の所定位置を検出するセンサ(45)と、該センサ(45)の信号により長尺ラベル(9a),(9b)を挟持するクランプ手段(46)とを備え、該クランプ手段(46)が長尺ラベル(9a),(9b)を挟持した状態で、シーラー部(25a),(25b)が両方の長尺ラベル(9a),(9b)の増長部分を繰り出すことを特徴とする容器へのラベル装着装置。
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