JP3663478B2 - 建物の断熱構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、壁部分や屋根部分に断熱材を張設した建物の断熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の技術としては、(1) 図9に示すように、例えば、建物Aの柱1又は間柱2の外側に張設される2層の断熱材3と、該断熱材3の外側に配設される縦胴縁4とを備えた建物Aの断熱構造等が知られている。
【0003】
この断熱構造においては、前記柱1又は間柱2の内側に横胴縁51を介して内装材52が取付けられると共に、この柱1又は間柱2の外側に前記2層の断熱材3が張設されることが多い。また、この2層の断熱材3の外側には前記縦胴縁4が配設されると共に、この縦胴縁4の外側には外装材13が取付けられる。
【0004】
前記縦胴縁4の固定には釘やビス等の止着部材12が使用されており、縦胴縁4は、この止着部材12により前記2層の断熱材3を介して柱1又は間柱2に固定される。前記外装材13も、止着部材等(図示せず)によって縦胴縁4に取付けられる。
【0005】
また、(2) 図10に示すように、前記断熱材3のずれ落ち防止を目的として、建物Aの基礎11上に載置された土台5の外側に受け材58を水平に固定し、この受け材58に前記2層の断熱材3を載置するようにして張設することもある。
【0006】
更に、(3) 図11に示すように、前記柱1又は間柱2の外側に1層目の断熱材3を張設し、この断熱材3を介して縦胴縁4を柱1又は間柱2に止着部材(図示せず)で固定すると共に、相近接する縦胴縁4の間に2層目の断熱材3を張設することもある(特開昭63−108904号公報参照)。
【0007】
また、この種の断熱構造としては、(4) 図12に示すように、例えば、建物Aの小屋組Gの上方側に水平に配設された母屋25,26等の外側に張設される断熱材3と、該断熱材3の外側に配設される通気用胴縁24とを備えたものも知られている。
【0008】
この断熱構造においては、前記母屋25,26等の外側に例えば地垂木59、下地材(野地板)14、及びアスファルトルーフィング60等を介して断熱材3が張設されることが多い。また、前記断熱材3の外側には垂木61が横方向に所定間隔を開けて配設されると共に、これら垂木61同士の間に2層目の断熱材3が張設される。更に、前記垂木61の外側には通気用胴縁24が配設されると共に、この通気用胴縁24の外側には野地板31やアスファルトルーフィング60等を介して屋根材33が取付けられる。
【0009】
この場合も、前記屋根材33が取付けられる通気用胴縁24や垂木61は、止着部材等により前記1層目の断熱材3を介して地垂木59等に固定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
周知のように、最近では、建物Aの断熱性向上の観点から厚い断熱材3が使用されると共に、意匠性向上等の観点から厚くて重い外装材13や屋根材33が使用されることが多い。しかしながら、このような場合、上記の従来例(1) 、(3) 、及び(4) においては、前記縦胴縁4や通気用胴縁24が断熱材3を介して固定されていると共に、更にこの縦胴縁4や通気用胴縁24に外装材13や屋根材33が取付けられているので、この外装材13や屋根材33の重量によって縦胴縁4や通気用胴縁24を固定した止着部材12が曲がり、外装材13や屋根材33、縦胴縁4や通気用胴縁24、並びに断熱材3がずれ落ちる恐れがあるという問題点がある。
【0011】
なお、従来例(2) においては、前記受け材58を設けているために断熱材3のずれ落ちは防止されるが、この断熱材3が比較的軟らかい材質で構成されているので、断熱材3の内部で前記止着部材12が曲がり、外装材13や縦胴縁4がずれ落ちる恐れがあるという問題点がある。
【0012】
この発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、断熱材が厚い場合や、外装材や屋根材が厚くて重い場合でも、外装材や屋根材、縦胴縁や通気用胴縁、並びに断熱材がずれ落ちる恐れがない建物の断熱構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段とするところは、第1に、建物の柱又は間柱の外側に張設される断熱材と、この断熱材の外側に配設される縦胴縁とを備えた建物の断熱構造において、前記建物の所定位置に水平に配設された梁、桁、胴差、又は土台の外側に受け材を水平に固定し、前記断熱材を前記受け材の上方及び/又は下方に張設すると共に、前記縦胴縁を前記受け材に固定したことにある。
【0014】
第2に、前記受け材を、上下方向に互いに間隔を開けて配設された2つの前記梁、桁、胴差、又は土台の外側にそれぞれ水平に固定し、前記断熱材をこれら2つの受け材の間に張設すると共に、前記縦胴縁の上端を上方の受け材に固定し且つ前記縦胴縁の下端を下方の受け材に固定したことにある。
【0015】
第3に、前記縦胴縁を、前記断熱材を介して前記柱又は前記間柱に固定したことにある。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、既述の従来技術と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0023】
図1乃至図5に示すように、第1実施形態に係る建物Aの断熱構造は、例えば、木造在来軸組工法による2階建ての建物Aの柱1又は間柱2の外側に張設される断熱材3と、該断熱材3の外側に配設される縦胴縁4とを備え、前記建物Aの所定位置に水平に配設された土台(横材)5、胴差(横材)6、及び軒桁(横材)7の外側に受け材8,9,10をそれぞれ水平に固定し、前記断熱材3をこれら受け材8,9,10の上方や下方に張設すると共に、前記縦胴縁4を少なくともいずれかの受け材8,9,10に固定したものである。
【0024】
前記建物Aの1階部分F1においては、基礎11上に上下に載置された2つの土台5のうちの例えば上方側の土台5の外側に釘やビス等の止着部材12で固定された受け材8と、前記胴差6の外側に止着部材12で固定された受け材9との間に断熱材3が張設され、前記土台5の受け材8の下方にも高さの低い断熱材3が張設されている。また、胴差6の受け材9には1階用の縦胴縁4の上端4aが止着部材12で固定されていると共に、土台5の受け材8にはその縦胴縁4の下端4bが止着部材12で固定されている。
【0025】
建物Aの2階部分F2においても同様に、前記軒桁7の外側に止着部材12で固定された受け材10と前記胴差6の受け材9との間に断熱材3が張設されている。また、軒桁7の受け材10には2階用の縦胴縁4の上端4aが止着部材12で固定されていると共に、胴差6の受け材9にはその縦胴縁4の下端4bが止着部材12で固定されている。更に、1階用及び2階用の縦胴縁4の外側には、止着部材等(図示せず)によってサイディング等の外装材13が取付けられている。
【0026】
なお、この実施形態で言うところの横材とは、建物Aの所定位置に水平に配設される構造部材をいい、例えば、梁、軒桁7や敷桁等の桁、胴差6等の横架材の他、基礎11の上方に載置される土台5等も含まれる。
【0027】
前記断熱材3としては、防湿性や施工性等の観点から例えば板状の発泡プラスチック系のものが望ましいが、高密度のグラスウール等を使用してもよい。また、前記受け材8,9,10同士の間に張設する断熱材3としては、施工性や気密性等の観点から、これら受け材8,9,10同士の間隔とほぼ同じ高さに切断した所定幅の1枚板を使用するのが望ましく、施工の際にはこれを横方向に並べるようにして張設すればよい。なお、この断熱材3は2層以上張設してもよいし、更には前記縦胴縁4同士の間に張設してもよい。
【0028】
前記縦胴縁4は、必要に応じて前記受け材8,9,10同士の間隔よりも少し長く形成されていると共に、1階部分F1及び2階部分F2においてそれぞれ横方向に所定間隔を開けて固定されている。なお、縦胴縁4の長さとしては、この実施形態に限定されるものではなく、前記受け材8,9,10同士の間隔より短くてもよい。この場合には、縦胴縁4の少なくとも1箇所をいずれかの受け材8,9,10に固定すればよいが、更にその他の箇所を、止着部材等により前記断熱材3を介して柱1又は間柱2に固定しておくのが望ましい。
【0029】
このように、縦胴縁4を少なくともいずれかの受け材8,9,10に固定しておけば、この縦胴縁4の外側に厚くて重い外装材13を取付ける場合でも、受け材8,9,10及び縦胴縁4が前記土台5等の横材に強固に固定されているので、これらがずれ落ちる恐れがないという利点がある。また、前記断熱材3が厚い場合でも、この断熱材3は柱1又は間柱2と縦胴縁4の間に張設されるだけであって外装材13等の重量は支持しないので、ずれ落ちる恐れがないという利点がある。
【0030】
ここで、前記断熱材3の内側に、この実施形態のように必要に応じて例えばベニヤ板等の下地材14を張設しておけば、耐震強度や気密性を向上できるという利点がある。なお、この下地材14は、2層以上であってもよい。
【0031】
また、張設する下地材14が1枚板でなく目地部分を有する場合において、必要に応じてこの目地部分に例えば弾性を有する発泡プラスチックテープ等で構成された気密テープ15を貼付けておけば、気密性をより向上できるという利点がある。同様に、前記断熱材3と受け材8,9,10の目地部分にも、必要に応じてこの気密テープ15を貼付けておけば、気密性をより向上できるという利点がある。また、図1及び図3に示すように、前記2つの土台5の目地部分等にも、必要に応じて気密テープ15を貼付けておいてもよい。なお、この気密テープ15に代えて又は気密テープ15と共に、コーキング材で処理等しておいてもよい。
【0032】
この実施形態のように、縦胴縁4の上端4aを上方の受け材9(10)に固定し且つ縦胴縁4の下端4bを下方の受け材8(9)に固定しておけば、この縦胴縁4の固定をより強固にできるという利点がある。加えて、この縦胴縁4を、止着部材等により前記断熱材3を介して柱1又は間柱2に固定しておけば、縦胴縁4の固定を更に強固にできるという利点がある。
【0033】
ここで、前記縦胴縁4は、図6に示すように、土台5から軒桁7に渡る長尺のものを使用してもよいし、更には図7に示すように、胴差6に受け材9を固定せずに、縦胴縁4の上下端4a,4bを土台5の受け材8と軒桁7の受け材10にそれぞれ固定する等してもよい。
【0034】
図8に示すように、第2実施形態に係る建物Aの断熱構造は、建物Aの小屋組Gの上方側に水平に配設された例えば母屋(横材)25,26,27等の外側に張設される断熱材3と、該断熱材3の外側に配設される通気用胴縁24とを備え、前記母屋25,26,27の外側に受け材28,29,30をそれぞれ水平に固定し、前記断熱材3をこれら受け材28,29,30の斜め上方や斜め下方に張設すると共に、前記通気用胴縁24を少なくともいずれかの受け材28,29,30等に固定したものである。
【0035】
前記通気用胴縁24の外側には、例えば野地板31等を介して止着部材等(図示せず)により屋根材33が取付けられている。
【0036】
なお、この実施形態で言うところの横材とは、小屋組Gの上方側に水平に配設される母屋25,26,27、鼻母屋、棟木等をいう。
【0037】
このように、通気用胴縁24を止着部材等により少なくともいずれかの受け材28,29,30等に固定しておけば、この通気用胴縁24の外側に厚くて重い屋根材33を取付ける場合でも、受け材28,29,30及び通気用胴縁24が前記母屋25,26,27等に強固に固定されているので、これらがずれ落ちる恐れがないという利点がある。また、前記断熱材3が厚い場合でも、この断熱材3は受け材28,29,30同士の間に張設されるだけであって屋根材33等の重量は支持しないので、ずれ落ちる恐れがないという利点がある。なお、第1実施形態と同様、この断熱材3は2層以上であってもよいし、更には通気用胴縁24同士の間に張設しておいてもよい。
【0038】
ここで、断熱材3の内側に、必要に応じて少なくとも1層の下地材14を張設しておけば、耐震強度や気密性を向上できるという利点がある。
【0039】
また、この下地材14同士の目地部分や前記断熱材3と受け材28,29,30の目地部分にも、必要に応じて気密テープ15を貼付けたり、コーキング材で処理等をしておけば、気密性をより向上できるという利点がある。
【0040】
なお、通気用胴縁24の上端24aを例えば斜め上方の受け材30等に固定し且つ通気用胴縁24の下端24bを斜め下方の受け材28等に固定しておけば、この通気用胴縁24の固定をより強固にできるという利点がある。この場合も第1実施形態と同様、鼻母屋から棟木に渡る長尺な通気用胴縁24を使用してもよいし、更には受け材28等を所定の横材だけに固定しておいてもよい。
【0041】
また、この実施形態においては、母屋25等に受け材28等を直接固定しているが、これに限定されるものではなく、これらの間に地垂木等を介在させておいてもよいし、更には受け材28等と通気用胴縁24の間に垂木等を介在させておいてもよい。この場合、前記地垂木に、通気用胴縁24を断熱材3を介して固定しておけば、この通気用胴縁24の固定を更に強固にできるという利点がある。
【0042】
以上、第1及び第2実施形態においては、木造在来軸組工法による2階建ての建物Aの断熱構造について説明したが、これに限定されるものではなく、従来公知の各種の工法によって施工される2階又は3階建て等の種々の建物Aの断熱構造に採用することができる。
【0043】
【実施例】
次に、上下2つの受け材に縦胴縁の上下端をビスでそれぞれ固定する場合における安全率を算出する。
【0044】
縦胴縁を固定しているビスのせん断力が432.2kg/本(東日本パワーファスニング株式会社データ参照)である場合、縦胴縁の上下端をそれぞれ固定した2本のビスのせん断力は、
432.2(kg/本)×2(本)=864.2(kg)…………▲1▼
【0045】
また、縦胴縁1本当たりの外装材(最大17kg/m2 )の荷重は、
【数1】
Figure 0003663478
【0046】
従って、安全率は、
【数2】
Figure 0003663478
となり、上下端2本のビスの固定だけでも十分である。
【0047】
【比較例】
一方、受け材を設けずに、縦胴縁(厚さ18mm)を断熱材(商品名:カネライトフォームBK、厚さ70mm)及び下地材(合板、厚さ9mm)を介して柱又は間柱に固定する場合における必要なビス間隔を算出する。
【0048】
ビス1本に対する許容荷重wは、
σ=M/Z=32wL/πd3 ≦1600(kg/cm2 )より、
【数3】
Figure 0003663478
【0049】
ビスにかかる荷重Wtは、
Figure 0003663478
【0050】
1m2 当たりのビス本数を逆算すると、
【数4】
Figure 0003663478
【0051】
455mm間隔で縦胴縁があるので、
【数5】
Figure 0003663478
【0052】
従って、安全率1としても、11cm以下の間隔でビスを施工する必要がある。そのため、施工に手間や時間がかかると共に、外装材が更に重くなる場合には、ずれ落ちる恐れも生じることになる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、建物の所定位置に水平に配設された梁、桁、胴差、又は土台の外側に受け材を水平に固定し、断熱材をこの受け材の上方及び/又は下方に張設すると共に、縦胴縁を受け材に固定しているので、この縦胴縁の外側に厚くて重い外装材を取付ける場合でも、受け材及び縦胴縁が土台等の横材に強固に固定されているためにこれらがずれ落ちる恐れがないという利点がある。また、断熱材が厚い場合でも、この断熱材は柱又は間柱と縦胴縁の間に張設されるだけであって外装材等の重量は支持しないので、ずれ落ちる恐れがないという利点がある。
【0054】
請求項2の発明によれば、受け材を、上下方向に互いに間隔を開けて配設された2つの梁、桁、胴差、又は土台の外側にそれぞれ水平に固定し、断熱材をこれら2つの受け材の間に張設すると共に、縦胴縁の上端を上方の受け材に固定し且つ縦胴縁の下端を下方の受け材に固定しているので、この縦胴縁の固定をより強固にできるという利点がある。
【0055】
請求項3の発明によれば、縦胴縁を、断熱材を介して柱又は間柱に固定しているので、縦胴縁の固定を更に強固にできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る建物の断熱構造を示す一部省略縦断面図。
【図2】図1のX−X線拡大横断面図。
【図3】図1の土台付近の要部拡大縦断面図。
【図4】図1の胴差付近の要部拡大縦断面図。
【図5】図1の軒桁付近の要部拡大縦断面図。
【図6】より長尺な縦胴縁を使用した例を示す一部省略縦断面図。
【図7】胴差に受け材を固定しない例を示す一部省略縦断面図。
【図8】第2実施形態に係る建物の断熱構造を示す一部省略縦断面図。
【図9】従来例(1) の横断面図。
【図10】従来例(2) の縦断面図。
【図11】従来例(3) の一部切欠斜視図。
【図12】従来例(4) の一部切欠斜視図。
【符号の説明】
A 建物
1 柱
2 間柱
3 断熱材
4 縦胴縁
4a 上端
4b 下端
5 土台(横材)
6 胴差(横材)
7 軒桁(横材)
8,9,10 受け材
14 下地材
15 気密テープ
G 小屋組
24 通気用胴縁
24a 上端
24b 下端
25,26,27 母屋(横材)
28,29,30 受け材

Claims (3)

  1. 建物の柱又は間柱の外側に張設される断熱材と、この断熱材の外側に配設される縦胴縁とを備えた建物の断熱構造において、
    前記建物の所定位置に水平に配設された梁、桁、胴差、又は土台の外側に受け材を水平に固定し、前記断熱材を前記受け材の上方及び/又は下方に張設すると共に、前記縦胴縁を前記受け材に固定したことを特徴とする建物の断熱構造。
  2. 前記受け材を、上下方向に互いに間隔を開けて配設された2つの前記梁、桁、胴差、又は土台の外側にそれぞれ水平に固定し、前記断熱材をこれら2つの受け材の間に張設すると共に、前記縦胴縁の上端を上方の受け材に固定し且つ前記縦胴縁の下端を下方の受け材に固定したことを特徴とする請求項1記載の建物の断熱構造。
  3. 前記縦胴縁を、前記断熱材を介して前記柱又は前記間柱に固定したことを特徴とする請求項1又は2記載の建物の断熱構造。
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