JP3662294B2 - プラズマアドレス表示装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電気光学セルとプラズマセルが積層されて構成されるプラズマアドレス表示装置、および、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットパネル表示装置としては、電気光学セルとして液晶セルを用いた液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)が広く知られている。特に、各画素ごとに薄膜トランジスタ(TFT)を能動素子として設けたTFT型LCDは、応答速度の高速化および高コントラスト化が可能なデバイスとして急速に普及している。しかし、そのような表示デバイスにおいては、各画素ごとにTFTのような能動素子を形成しなければならないことなどから、製造時に十分な歩留りが得られないという問題が生じている。特に、大面積のディスプレイにおいて、その問題は顕著となっている。
【0003】
そこで、TFTなどのスイッチング素子の代わりに、プラズマ放電を利用して電気光学セルを駆動するプラズマアドレス表示装置が提唱されている。
そのプラズマアドレス表示装置について図5〜図7を参照して説明する。
【0004】
まず、図5を参照してプラズマアドレス表示装置の構造について説明する。
図5は、プラズマアドレス表示装置1の構造を示す図である。
プラズマアドレス表示装置1は、プラズマ部2と、プラズマ部2上に誘電体シート3を介して積層された液晶部4を有する。
【0005】
プラズマ部2は、プラズマガラス21上に形成された隔壁を介して、誘電体シート3がプラズマガラス21と所定の間隔で対向して設けられており、前記隔壁により区切られたプラズマガラス21と誘電体シート3の間の各空間が、プラズマ室24を形成している。前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に所定の間隔で平行に設けられている。したがって、プラズマ室24は行方向に平行に並び各々列方向に伸びている。
前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に平行に形成された帯状の電極22、および、その電極22上に、その電極22よりやや狭い幅で、すなわち電極22の両側が露出するような状態で、絶縁性のセラミックなどを積層して形成されたバリアリブ23より構成される。
また、プラズマ室24にはヘリウムなどのイオン化可能なガスが封入されている。
【0006】
液晶部4は、プラズマ部2の上面を構成する誘電体シート3上にさらにカラーフィルタ41を所定の間隔を維持するように接合し、その誘電体シート3とカラーフィルタ41との間の空間に液晶を充填して液晶層43を形成したものである。
カラーフィルタ41の誘電体シート3側の面には、行方向を長手方向とした帯状のデータ電極42が列方向に所定の間隔で平行に形成されている。
このように、プラズマアドレス表示装置1においては、プラズマ部2のプラズマ室24と、液晶部4のデータ電極42は直交しており、これらの交点でプラズマアドレス表示装置1の各画素が規定されている。
【0007】
なお、図5は理解を容易にするためにプラズマアドレス表示装置1の構造を模式的に示した図であって、各部・各層の厚み・大きさなどの寸法およびそれらの比率などについて示すものではない。それらの実際のサイズについては、図6に例示する。
図6は、プラズマアドレス表示装置1の実際の各部の大きさの例を示す図である。
図6に示すように、プラズマアドレス表示装置1において、プラズマガラス21およびカラーフィルタ41は厚さ1mm〜2mm程度の比較的厚い部材である。一方、誘電体シート3は、50μmという薄い部材であり、さらに液晶層43は7μmという非常に薄い層である。
【0008】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の動作について説明する。
プラズマガラス21上に形成された複数の帯状の電極22は、交互にアノード電極22Aとカソード電極22Kとなるように、図示せぬ駆動回路に接続される。その駆動回路によりアノード電極22Aとカソード電極22Kとの間に所定の電圧が印加されると、プラズマ室24内の前記ガスがイオン化されてプラズマ放電が発生し、その内部はほぼアノード電位に維持される。この時に、そのプラズマ室24上のデータ電極42にデータ電圧が印加されると、プラズマ室24とデータ電極42の間の液晶層43に誘電体シート3を介してデータ電圧が書き込まれる。その後プラズマ放電が終了すると、プラズマ室24は浮遊電位となり、対応する画素の液晶層43に書き込まれた電圧はそのまま保持される。
【0009】
したがって、行方向に平行に配置されたプラズマ室24に順次所定電圧を印加し、各行のプラズマ室24がアクティブな時に、その行に対応する列方向のデータをデータ電極42に印加することにより、2次元画像の表示を行うことができる。
【0010】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の製造方法について図7を参照して説明する。
図7は、プラズマアドレス表示装置1の製造時の各工程を示す図である。
まず、図7(A)に示すように、プラズマガラス21上に電極22をスクリーン印刷により帯状に印刷し、電極22を形成する。
次に、図7(B)に示すように、帯状に形成した電極22の上に、同様にスクリーン印刷でバリアリブ23を積層する。バリアリブ23はプラズマ室24を形成する隔壁であり200μm程度の高さを必要とするため、このスクリーン印刷はバリアリブ23の高さが所定の高さ以上になるまで繰り返し行う。バリアリブ23が所定の高さ以上になったら、焼成を行いバリアリブ23の形成を終了する。
【0011】
バリアリブ23の形成が終了したら、図7(C)に示すように、そのバリアリブ23上に誘電体シート3としての薄板ガラスを接合する。その際は、まずバリアリブ23の表面を研磨して平坦にしておく。そして、プラズマガラス21の周縁部にフリットシール25をディスペンサにより塗布し、このフリットシール25により誘電体シート3を、電極22およびバリアリブ23を介してプラズマガラス21と対向するように接合する。この結果、プラズマガラス21、誘電体シート3、および、電極22およびバリアリブ23に囲まれたプラズマ室24が形成され、さらにこのプラズマ室24にガスを注入し、プラズマ部2が形成される。
【0012】
次に、図7(D)に示すように、液晶層の間隙を確保するためのギャップスペーサ45を散布し、さらに、カラーフィルタ41を接合するための液晶シール材44を誘電体シート3の周縁部にディスペンサにより塗布する。なお、この液晶シール材44としては、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化シール材を用いる。
次に、その液晶シール材44を塗布した誘電体シート3上に、図7(E)に示すように、カラーフィルタ41を重ねて、カラーフィルタ41と誘電体シート3を液晶シール材44により接合する。この結果、カラーフィルタ41と誘電体シート3の間にギャップスペーサ45により所定の間隔が確保された液晶室48が形成される。
【0013】
最後に、液晶室48に液晶9を充填して液晶層43を形成する。なお、この液晶の注入において、通常の液晶表示装置のように真空チャンバ内で液晶を注入しようとすると、真空チャンバ内で誘電体シート3が割れてしまう。そこで、カラーフィルタ41に液晶注入口を設け、そこから液晶を注入する。
すなわち、カラーフィルタ41に2つの開口を設け、1つの開口を液晶注入口、他の1つの開口を排気口とする。そして、その液晶注入口に液晶の入ったタンクの注入口を当接させて液晶を注入する一方で、前記排気口から液晶室48内を真空にひく。これにより、液晶9は徐々に液晶室48内に注入される。
【0014】
このようにしてプラズマアドレス表示装置1は製造される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなプラズマアドレス表示装置においては、厚さ50μm程度の非常に薄いガラス板である誘電体シートに、液晶基板としてのカラーフィルタを直接接合している。そのために、カラーフィルタにある程度の力が加わると、誘電体シートが破損してしまうという問題があった。すなわち、プラズマアドレス表示装置の強度が十分ではなかった。
さらにそのため、回路のTAB付け、運搬、装置への取り付けなどの作業時にプラズマアドレス表示装置が破損する場合が少なくなく、その取り扱いに大変な注意を要し、効率よく生産することができなかった。
【0016】
したがって、本発明の目的は、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を製造でき、その結果プラズマアドレス表示装置を効率よく生産することのできるプラズマアドレス表示装置の製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のプラズマアドレス表示装置は、プラズマガラスと、前記プラズマガラスと所定の間隔で接合されてプラズマ部を形成する誘電体シートと、前記誘電体シートと所定の間隔で接合されて液晶部を形成する液晶基板とを有するプラズマアドレス表示装置であって、前記誘電体シートは、前記プラズマガラスおよび前記液晶基板よりも非常に薄いガラス板で形成されており、前記プラズマガラスの周縁部において前記プラズマガラスと前記誘電体シートとを接合し、前記プラズマガラスと前記誘電体シートとの間に形成されたプラズマ室を密閉するフリットシールと、前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシール上において、前記誘電体シートと前記液晶基板とを接合し、液晶が充填される液晶室を形成する液晶シールと、前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシールおよび前記液晶シールよりさらに外側において、前記誘電体シートの縁部にかかるように当該縁部に沿って前記プラズマガラスと前記液晶基板の間に介在し、前記プラズマガラスと前記液晶基板と前記誘電体シートとを接着する補強シールとを有する。
【0019】
好適には、前記液晶シールは、液晶に対して影響の少ないシール剤であり、前記補強シールは、接着強度の十分強いシール剤である。
【0020】
また好適には、前記補強シールは、前記補強シールの内側と外側を通気可能に連結する開口部を1カ所以上有する。
【0024】
【実施例】
本発明のプラズマアドレス表示装置の一実施例について説明する。
なお、製造するプラズマアドレス表示装置の構成は、図5および図6を参照して前述したプラズマアドレス表示装置1の構成とほぼ同じであり、本実施例においてその各部と同一の構成部には同一符号を用いて説明する。
【0025】
まず、プラズマアドレス表示装置の構造について図1および図2を参照して説明する。
図1は、プラズマアドレス表示装置1の構造を示す側面図である。
図2は、プラズマアドレス表示装置1のシール部の配置を示す図であり、図1のA−Aを断面とする上面図である。
【0026】
プラズマアドレス表示装置1は、プラズマ部2と、プラズマ部2上に誘電体シート3を介して積層された液晶部4を有する。
【0027】
プラズマ部2は、プラズマガラス21上に形成された隔壁を介して、誘電体シート3がプラズマガラス21と所定の間隔で対向して接合されており、前記隔壁により区切られた各空間がプラズマ室24を形成している。
プラズマガラス21と誘電体シート3はフリットシール25により接合されている。フリットシール25は、図2に示すように、有効画面領域8の外側全域に連続して形成されており、プラズマ室24を密閉するとともに、プラズマガラス21と誘電体シート3を接合している。
【0028】
前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に平行に形成された帯状の電極22、および、その電極22上に、その電極22よりやや狭い幅で、すなわち電極22の両側が露出するような状態で、絶縁性のセラミックなどを積層して形成されたバリアリブ23より構成される。
またプラズマ室24にはヘリウムなどのイオン化可能なガスが封入されており、前記電極22によりプラズマ放電が行われる。
【0029】
液晶部4は、プラズマ部2の上面を構成する誘電体シート3上にさらにカラーフィルタ41を所定の間隔を維持するように接合し、その誘電体シート3とカラーフィルタ41との間の空間に液晶を充填して液晶層43を形成したものである。
この誘電体シート3とカラーフィルタ41は、フリットシール25とほぼ同じように有効画面領域8の外側全域に連続して塗布された液晶シール材44により、接合されている。この液晶シール材44は、誘電体シート3とカラーフィルタ41を接合するとともに、液晶室48の側壁を形成する。したがって、液晶シール材44の材料としては、液晶特性に対して影響を与えない、不純物イオンなどの少ないシール剤を用いる。本実施例においては、紫外線および熱により硬化するアクリル系エポキシシール剤を用いる。
【0030】
そして、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、プラズマ部2と液晶部4を強固に結合するために、フリットシール25および液晶シール材44のさらに外側に、補強シール6が設けられている。補強シール6は、誘電体シート3の縁部にかかるように、その縁部に沿ってプラズマガラス21とカラーフィルタ41の間に介在されており、これによりプラズマガラス21、誘電体シート3、および、カラーフィルタ41が強固に接着されている。
【0031】
また、補強シール6は図2に示すように、誘電体シート3の縁部に沿って破線状に形成されている。これは、プラズマアドレス表示装置1の製造工程においてプラズマアドレス表示装置1の周辺雰囲気を真空に引いた際に、補強シール6の内側に空気が残るのを防ぐためである。
なお、補強シール6は、液晶や他のガスにさらされるものではないので、接着力が強固な任意のシール剤を使用することができる。本実施例においては、アクリル系の紫外線硬化樹脂を用いる。
【0032】
なお、プラズマ部2の前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に所定の間隔で平行に設けられている。したがって、プラズマ室24は行方向に平行に並び各々列方向に伸びている。また、カラーフィルタ41の誘電体シート3側の面には、行方向を長手方向とした帯状の図示せぬデータ電極が列方向に所定の間隔で平行に形成されている。
このようにプラズマ室24と液晶部4のデータ電極は直交しており、これらの交点でプラズマアドレス表示装置1の各画素が規定される。
【0033】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の製造方法について図3および図4を参照して説明する。
図3は、プラズマアドレス表示装置1の製造工程を示す図であり、図4は、図3の各工程を説明するための図である。
【0034】
まず、図4(A)に示すように、プラズマガラス21上に電極22をスクリーン印刷により帯状に印刷し、電極22を形成する(工程S1)。
次に、図4(B)に示すように、帯状に形成した電極22の上に、同様にスクリーン印刷でバリアリブ23を積層する。バリアリブ23はプラズマ室24を形成する隔壁であり200μm程度の高さを必要とするため、このスクリーン印刷はバリアリブ23の高さが所定の高さ以上になるまで繰り返し行う。バリアリブ23が所定の高さ以上になったら、焼成を行いバリアリブ23の形成を終了する(工程S2)。
【0035】
バリアリブ23の形成が終了したら、図4(C)に示すように、そのバリアリブ23上に誘電体シート3としての薄板ガラスを接合する。その際は、まずバリアリブ23の表面を研磨して平坦にしておく。そして、プラズマガラス21の周縁部にフリットシール25をディスペンサにより塗布し、このフリットシール25により誘電体シート3を、電極22およびバリアリブ23を介してプラズマガラス21と対向するように接合する。この結果、プラズマガラス21、誘電体シート3、および、電極22およびバリアリブ23に囲まれたプラズマ室24が形成され、さらにこのプラズマ室24にガスを注入し、プラズマ部2が形成される(工程S3)。
【0036】
次に、図4(D)に示すように、プラズマガラス21と接合された誘電体シート3の上面に、液晶層の間隙を確保するためのギャップスペーサ45を散布し、さらに、カラーフィルタ41を接合すると同時に液晶室48を形成するための液晶シール材44を誘電体シート3の周縁部に、カラーフィルタ41をプラズマガラス21および誘電体シート3と強固に接着するための補強シール6をプラズマガラス21上に、各々ディスペンサにより塗布する(工程S4)。
【0037】
そして、液晶シール材44、および、補強シール6を塗布したプラズマ部上に、図4(E)に示すように、カラーフィルタ41を重ねて、カラーフィルタ41と誘電体シート3、および、カラーフィルタ41と誘電体シート3とプラズマガラス21を接合する。この結果、カラーフィルタ41と誘電体シート3の間にギャップスペーサ45により所定の間隔が確保された液晶室48が形成される(工程S5)。
最後に、液晶室48に液晶9を充填して液晶層43を形成する(工程S6)。
【0038】
このように、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、液晶部4を構成するカラーフィルタ41をプラズマ部2に接合する際に、誘電体シート3との間の液晶シール材44のみで接着するのではなく、プラズマガラス21と直接的に強固に接着可能な補強シール6によっても接着している。したがって、カラーフィルタ41にある程度の力が加わっても、その力が誘電体シート3にのみ伝わることがなく、誘電体シート3の破損を防ぐことができる。
また、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、液晶シール材44としては液晶に対する特性を重視してシール剤を用い、補強シール6としては、接着力を重視したシール剤を用いることができるので、高品質で丈夫なプラズマアドレス表示装置を提供することができる。
また、プラズマアドレス表示装置が丈夫になるので、取り扱いが容易になり、効率よく製造が行える。
【0039】
なお、本発明は本実施例に限られるものではなく、種々の改変が可能である。たとえば、プラズマアドレス表示装置の構成は、本実施例に限られるものではない。プラズマ基板の上に所定の基板を積層して、液晶室を形成するような構成であれば、その他の各部はどのような構成部のプラズマアドレス表示装置であっても、本発明が適用可能である。
また、補強シールの塗布の形態は本実施例のような2点鎖線状ではなく、任意の形態で塗布し、設けてよい。
その他、シール材の材質、硬化方法なども、任意の材質、方法でよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を提供することができる。
また、そのような丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を効率よく生産することのできるプラズマアドレス表示装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラズマアドレス表示装置の構造を示す側面図である。
【図2】図1に示したプラズマアドレス表示装置のシール部の配置を示す図であり、図1のA−Aを断面とする上面図である。
【図3】図1に示したプラズマアドレス表示装置の製造工程を示す流れ図である。
【図4】図3に示した製造工程の各工程を説明するための図である。
【図5】プラズマアドレス表示装置の構造を示す図である。
【図6】図5に示したプラズマアドレス表示装置の各部の寸法を例示する図である。
【図7】図5に示したプラズマアドレス表示装置の各製造工程を示す図であり、(A)は電極の形成工程を示す図、(B)はバリアリブの形成工程を示す図、(C)は薄板ガラスの接合工程を示す図、(D)は液晶シール材の塗布工程を示す図、(E)はカラーフィルタの接合工程を示す図、(F)は液晶の充填工程を示す図である。
【符号の説明】
1…プラズマアドレス表示装置
2…プラズマ部
21…プラズマガラス 22…電極
23…バリアリブ 24…プラズマ室
25…フリットシール
3…誘電体シート
4…液晶部
41…カラーフィルタ 43…液晶層
44…液晶シール 45…ギャップスペーサ
48…液晶室
6…補強シール
9…液晶
【産業上の利用分野】
本発明は、電気光学セルとプラズマセルが積層されて構成されるプラズマアドレス表示装置、および、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットパネル表示装置としては、電気光学セルとして液晶セルを用いた液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)が広く知られている。特に、各画素ごとに薄膜トランジスタ(TFT)を能動素子として設けたTFT型LCDは、応答速度の高速化および高コントラスト化が可能なデバイスとして急速に普及している。しかし、そのような表示デバイスにおいては、各画素ごとにTFTのような能動素子を形成しなければならないことなどから、製造時に十分な歩留りが得られないという問題が生じている。特に、大面積のディスプレイにおいて、その問題は顕著となっている。
【0003】
そこで、TFTなどのスイッチング素子の代わりに、プラズマ放電を利用して電気光学セルを駆動するプラズマアドレス表示装置が提唱されている。
そのプラズマアドレス表示装置について図5〜図7を参照して説明する。
【0004】
まず、図5を参照してプラズマアドレス表示装置の構造について説明する。
図5は、プラズマアドレス表示装置1の構造を示す図である。
プラズマアドレス表示装置1は、プラズマ部2と、プラズマ部2上に誘電体シート3を介して積層された液晶部4を有する。
【0005】
プラズマ部2は、プラズマガラス21上に形成された隔壁を介して、誘電体シート3がプラズマガラス21と所定の間隔で対向して設けられており、前記隔壁により区切られたプラズマガラス21と誘電体シート3の間の各空間が、プラズマ室24を形成している。前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に所定の間隔で平行に設けられている。したがって、プラズマ室24は行方向に平行に並び各々列方向に伸びている。
前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に平行に形成された帯状の電極22、および、その電極22上に、その電極22よりやや狭い幅で、すなわち電極22の両側が露出するような状態で、絶縁性のセラミックなどを積層して形成されたバリアリブ23より構成される。
また、プラズマ室24にはヘリウムなどのイオン化可能なガスが封入されている。
【0006】
液晶部4は、プラズマ部2の上面を構成する誘電体シート3上にさらにカラーフィルタ41を所定の間隔を維持するように接合し、その誘電体シート3とカラーフィルタ41との間の空間に液晶を充填して液晶層43を形成したものである。
カラーフィルタ41の誘電体シート3側の面には、行方向を長手方向とした帯状のデータ電極42が列方向に所定の間隔で平行に形成されている。
このように、プラズマアドレス表示装置1においては、プラズマ部2のプラズマ室24と、液晶部4のデータ電極42は直交しており、これらの交点でプラズマアドレス表示装置1の各画素が規定されている。
【0007】
なお、図5は理解を容易にするためにプラズマアドレス表示装置1の構造を模式的に示した図であって、各部・各層の厚み・大きさなどの寸法およびそれらの比率などについて示すものではない。それらの実際のサイズについては、図6に例示する。
図6は、プラズマアドレス表示装置1の実際の各部の大きさの例を示す図である。
図6に示すように、プラズマアドレス表示装置1において、プラズマガラス21およびカラーフィルタ41は厚さ1mm〜2mm程度の比較的厚い部材である。一方、誘電体シート3は、50μmという薄い部材であり、さらに液晶層43は7μmという非常に薄い層である。
【0008】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の動作について説明する。
プラズマガラス21上に形成された複数の帯状の電極22は、交互にアノード電極22Aとカソード電極22Kとなるように、図示せぬ駆動回路に接続される。その駆動回路によりアノード電極22Aとカソード電極22Kとの間に所定の電圧が印加されると、プラズマ室24内の前記ガスがイオン化されてプラズマ放電が発生し、その内部はほぼアノード電位に維持される。この時に、そのプラズマ室24上のデータ電極42にデータ電圧が印加されると、プラズマ室24とデータ電極42の間の液晶層43に誘電体シート3を介してデータ電圧が書き込まれる。その後プラズマ放電が終了すると、プラズマ室24は浮遊電位となり、対応する画素の液晶層43に書き込まれた電圧はそのまま保持される。
【0009】
したがって、行方向に平行に配置されたプラズマ室24に順次所定電圧を印加し、各行のプラズマ室24がアクティブな時に、その行に対応する列方向のデータをデータ電極42に印加することにより、2次元画像の表示を行うことができる。
【0010】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の製造方法について図7を参照して説明する。
図7は、プラズマアドレス表示装置1の製造時の各工程を示す図である。
まず、図7(A)に示すように、プラズマガラス21上に電極22をスクリーン印刷により帯状に印刷し、電極22を形成する。
次に、図7(B)に示すように、帯状に形成した電極22の上に、同様にスクリーン印刷でバリアリブ23を積層する。バリアリブ23はプラズマ室24を形成する隔壁であり200μm程度の高さを必要とするため、このスクリーン印刷はバリアリブ23の高さが所定の高さ以上になるまで繰り返し行う。バリアリブ23が所定の高さ以上になったら、焼成を行いバリアリブ23の形成を終了する。
【0011】
バリアリブ23の形成が終了したら、図7(C)に示すように、そのバリアリブ23上に誘電体シート3としての薄板ガラスを接合する。その際は、まずバリアリブ23の表面を研磨して平坦にしておく。そして、プラズマガラス21の周縁部にフリットシール25をディスペンサにより塗布し、このフリットシール25により誘電体シート3を、電極22およびバリアリブ23を介してプラズマガラス21と対向するように接合する。この結果、プラズマガラス21、誘電体シート3、および、電極22およびバリアリブ23に囲まれたプラズマ室24が形成され、さらにこのプラズマ室24にガスを注入し、プラズマ部2が形成される。
【0012】
次に、図7(D)に示すように、液晶層の間隙を確保するためのギャップスペーサ45を散布し、さらに、カラーフィルタ41を接合するための液晶シール材44を誘電体シート3の周縁部にディスペンサにより塗布する。なお、この液晶シール材44としては、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化シール材を用いる。
次に、その液晶シール材44を塗布した誘電体シート3上に、図7(E)に示すように、カラーフィルタ41を重ねて、カラーフィルタ41と誘電体シート3を液晶シール材44により接合する。この結果、カラーフィルタ41と誘電体シート3の間にギャップスペーサ45により所定の間隔が確保された液晶室48が形成される。
【0013】
最後に、液晶室48に液晶9を充填して液晶層43を形成する。なお、この液晶の注入において、通常の液晶表示装置のように真空チャンバ内で液晶を注入しようとすると、真空チャンバ内で誘電体シート3が割れてしまう。そこで、カラーフィルタ41に液晶注入口を設け、そこから液晶を注入する。
すなわち、カラーフィルタ41に2つの開口を設け、1つの開口を液晶注入口、他の1つの開口を排気口とする。そして、その液晶注入口に液晶の入ったタンクの注入口を当接させて液晶を注入する一方で、前記排気口から液晶室48内を真空にひく。これにより、液晶9は徐々に液晶室48内に注入される。
【0014】
このようにしてプラズマアドレス表示装置1は製造される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなプラズマアドレス表示装置においては、厚さ50μm程度の非常に薄いガラス板である誘電体シートに、液晶基板としてのカラーフィルタを直接接合している。そのために、カラーフィルタにある程度の力が加わると、誘電体シートが破損してしまうという問題があった。すなわち、プラズマアドレス表示装置の強度が十分ではなかった。
さらにそのため、回路のTAB付け、運搬、装置への取り付けなどの作業時にプラズマアドレス表示装置が破損する場合が少なくなく、その取り扱いに大変な注意を要し、効率よく生産することができなかった。
【0016】
したがって、本発明の目的は、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を製造でき、その結果プラズマアドレス表示装置を効率よく生産することのできるプラズマアドレス表示装置の製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のプラズマアドレス表示装置は、プラズマガラスと、前記プラズマガラスと所定の間隔で接合されてプラズマ部を形成する誘電体シートと、前記誘電体シートと所定の間隔で接合されて液晶部を形成する液晶基板とを有するプラズマアドレス表示装置であって、前記誘電体シートは、前記プラズマガラスおよび前記液晶基板よりも非常に薄いガラス板で形成されており、前記プラズマガラスの周縁部において前記プラズマガラスと前記誘電体シートとを接合し、前記プラズマガラスと前記誘電体シートとの間に形成されたプラズマ室を密閉するフリットシールと、前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシール上において、前記誘電体シートと前記液晶基板とを接合し、液晶が充填される液晶室を形成する液晶シールと、前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシールおよび前記液晶シールよりさらに外側において、前記誘電体シートの縁部にかかるように当該縁部に沿って前記プラズマガラスと前記液晶基板の間に介在し、前記プラズマガラスと前記液晶基板と前記誘電体シートとを接着する補強シールとを有する。
【0019】
好適には、前記液晶シールは、液晶に対して影響の少ないシール剤であり、前記補強シールは、接着強度の十分強いシール剤である。
【0020】
また好適には、前記補強シールは、前記補強シールの内側と外側を通気可能に連結する開口部を1カ所以上有する。
【0024】
【実施例】
本発明のプラズマアドレス表示装置の一実施例について説明する。
なお、製造するプラズマアドレス表示装置の構成は、図5および図6を参照して前述したプラズマアドレス表示装置1の構成とほぼ同じであり、本実施例においてその各部と同一の構成部には同一符号を用いて説明する。
【0025】
まず、プラズマアドレス表示装置の構造について図1および図2を参照して説明する。
図1は、プラズマアドレス表示装置1の構造を示す側面図である。
図2は、プラズマアドレス表示装置1のシール部の配置を示す図であり、図1のA−Aを断面とする上面図である。
【0026】
プラズマアドレス表示装置1は、プラズマ部2と、プラズマ部2上に誘電体シート3を介して積層された液晶部4を有する。
【0027】
プラズマ部2は、プラズマガラス21上に形成された隔壁を介して、誘電体シート3がプラズマガラス21と所定の間隔で対向して接合されており、前記隔壁により区切られた各空間がプラズマ室24を形成している。
プラズマガラス21と誘電体シート3はフリットシール25により接合されている。フリットシール25は、図2に示すように、有効画面領域8の外側全域に連続して形成されており、プラズマ室24を密閉するとともに、プラズマガラス21と誘電体シート3を接合している。
【0028】
前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に平行に形成された帯状の電極22、および、その電極22上に、その電極22よりやや狭い幅で、すなわち電極22の両側が露出するような状態で、絶縁性のセラミックなどを積層して形成されたバリアリブ23より構成される。
またプラズマ室24にはヘリウムなどのイオン化可能なガスが封入されており、前記電極22によりプラズマ放電が行われる。
【0029】
液晶部4は、プラズマ部2の上面を構成する誘電体シート3上にさらにカラーフィルタ41を所定の間隔を維持するように接合し、その誘電体シート3とカラーフィルタ41との間の空間に液晶を充填して液晶層43を形成したものである。
この誘電体シート3とカラーフィルタ41は、フリットシール25とほぼ同じように有効画面領域8の外側全域に連続して塗布された液晶シール材44により、接合されている。この液晶シール材44は、誘電体シート3とカラーフィルタ41を接合するとともに、液晶室48の側壁を形成する。したがって、液晶シール材44の材料としては、液晶特性に対して影響を与えない、不純物イオンなどの少ないシール剤を用いる。本実施例においては、紫外線および熱により硬化するアクリル系エポキシシール剤を用いる。
【0030】
そして、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、プラズマ部2と液晶部4を強固に結合するために、フリットシール25および液晶シール材44のさらに外側に、補強シール6が設けられている。補強シール6は、誘電体シート3の縁部にかかるように、その縁部に沿ってプラズマガラス21とカラーフィルタ41の間に介在されており、これによりプラズマガラス21、誘電体シート3、および、カラーフィルタ41が強固に接着されている。
【0031】
また、補強シール6は図2に示すように、誘電体シート3の縁部に沿って破線状に形成されている。これは、プラズマアドレス表示装置1の製造工程においてプラズマアドレス表示装置1の周辺雰囲気を真空に引いた際に、補強シール6の内側に空気が残るのを防ぐためである。
なお、補強シール6は、液晶や他のガスにさらされるものではないので、接着力が強固な任意のシール剤を使用することができる。本実施例においては、アクリル系の紫外線硬化樹脂を用いる。
【0032】
なお、プラズマ部2の前記隔壁は、プラズマガラス21上に行方向に所定の間隔で平行に設けられている。したがって、プラズマ室24は行方向に平行に並び各々列方向に伸びている。また、カラーフィルタ41の誘電体シート3側の面には、行方向を長手方向とした帯状の図示せぬデータ電極が列方向に所定の間隔で平行に形成されている。
このようにプラズマ室24と液晶部4のデータ電極は直交しており、これらの交点でプラズマアドレス表示装置1の各画素が規定される。
【0033】
次に、このプラズマアドレス表示装置1の製造方法について図3および図4を参照して説明する。
図3は、プラズマアドレス表示装置1の製造工程を示す図であり、図4は、図3の各工程を説明するための図である。
【0034】
まず、図4(A)に示すように、プラズマガラス21上に電極22をスクリーン印刷により帯状に印刷し、電極22を形成する(工程S1)。
次に、図4(B)に示すように、帯状に形成した電極22の上に、同様にスクリーン印刷でバリアリブ23を積層する。バリアリブ23はプラズマ室24を形成する隔壁であり200μm程度の高さを必要とするため、このスクリーン印刷はバリアリブ23の高さが所定の高さ以上になるまで繰り返し行う。バリアリブ23が所定の高さ以上になったら、焼成を行いバリアリブ23の形成を終了する(工程S2)。
【0035】
バリアリブ23の形成が終了したら、図4(C)に示すように、そのバリアリブ23上に誘電体シート3としての薄板ガラスを接合する。その際は、まずバリアリブ23の表面を研磨して平坦にしておく。そして、プラズマガラス21の周縁部にフリットシール25をディスペンサにより塗布し、このフリットシール25により誘電体シート3を、電極22およびバリアリブ23を介してプラズマガラス21と対向するように接合する。この結果、プラズマガラス21、誘電体シート3、および、電極22およびバリアリブ23に囲まれたプラズマ室24が形成され、さらにこのプラズマ室24にガスを注入し、プラズマ部2が形成される(工程S3)。
【0036】
次に、図4(D)に示すように、プラズマガラス21と接合された誘電体シート3の上面に、液晶層の間隙を確保するためのギャップスペーサ45を散布し、さらに、カラーフィルタ41を接合すると同時に液晶室48を形成するための液晶シール材44を誘電体シート3の周縁部に、カラーフィルタ41をプラズマガラス21および誘電体シート3と強固に接着するための補強シール6をプラズマガラス21上に、各々ディスペンサにより塗布する(工程S4)。
【0037】
そして、液晶シール材44、および、補強シール6を塗布したプラズマ部上に、図4(E)に示すように、カラーフィルタ41を重ねて、カラーフィルタ41と誘電体シート3、および、カラーフィルタ41と誘電体シート3とプラズマガラス21を接合する。この結果、カラーフィルタ41と誘電体シート3の間にギャップスペーサ45により所定の間隔が確保された液晶室48が形成される(工程S5)。
最後に、液晶室48に液晶9を充填して液晶層43を形成する(工程S6)。
【0038】
このように、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、液晶部4を構成するカラーフィルタ41をプラズマ部2に接合する際に、誘電体シート3との間の液晶シール材44のみで接着するのではなく、プラズマガラス21と直接的に強固に接着可能な補強シール6によっても接着している。したがって、カラーフィルタ41にある程度の力が加わっても、その力が誘電体シート3にのみ伝わることがなく、誘電体シート3の破損を防ぐことができる。
また、本実施例のプラズマアドレス表示装置1においては、液晶シール材44としては液晶に対する特性を重視してシール剤を用い、補強シール6としては、接着力を重視したシール剤を用いることができるので、高品質で丈夫なプラズマアドレス表示装置を提供することができる。
また、プラズマアドレス表示装置が丈夫になるので、取り扱いが容易になり、効率よく製造が行える。
【0039】
なお、本発明は本実施例に限られるものではなく、種々の改変が可能である。たとえば、プラズマアドレス表示装置の構成は、本実施例に限られるものではない。プラズマ基板の上に所定の基板を積層して、液晶室を形成するような構成であれば、その他の各部はどのような構成部のプラズマアドレス表示装置であっても、本発明が適用可能である。
また、補強シールの塗布の形態は本実施例のような2点鎖線状ではなく、任意の形態で塗布し、設けてよい。
その他、シール材の材質、硬化方法なども、任意の材質、方法でよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、強度が強く、すなわち丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を提供することができる。
また、そのような丈夫で、取り扱いの容易なプラズマアドレス表示装置を効率よく生産することのできるプラズマアドレス表示装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラズマアドレス表示装置の構造を示す側面図である。
【図2】図1に示したプラズマアドレス表示装置のシール部の配置を示す図であり、図1のA−Aを断面とする上面図である。
【図3】図1に示したプラズマアドレス表示装置の製造工程を示す流れ図である。
【図4】図3に示した製造工程の各工程を説明するための図である。
【図5】プラズマアドレス表示装置の構造を示す図である。
【図6】図5に示したプラズマアドレス表示装置の各部の寸法を例示する図である。
【図7】図5に示したプラズマアドレス表示装置の各製造工程を示す図であり、(A)は電極の形成工程を示す図、(B)はバリアリブの形成工程を示す図、(C)は薄板ガラスの接合工程を示す図、(D)は液晶シール材の塗布工程を示す図、(E)はカラーフィルタの接合工程を示す図、(F)は液晶の充填工程を示す図である。
【符号の説明】
1…プラズマアドレス表示装置
2…プラズマ部
21…プラズマガラス 22…電極
23…バリアリブ 24…プラズマ室
25…フリットシール
3…誘電体シート
4…液晶部
41…カラーフィルタ 43…液晶層
44…液晶シール 45…ギャップスペーサ
48…液晶室
6…補強シール
9…液晶
Claims (3)
- プラズマガラスと、前記プラズマガラスと所定の間隔で接合されてプラズマ部を形成する誘電体シートと、前記誘電体シートと所定の間隔で接合されて液晶部を形成する液晶基板とを有するプラズマアドレス表示装置であって、
前記誘電体シートは、前記プラズマガラスおよび前記液晶基板よりも非常に薄いガラス板で形成されており、
前記プラズマガラスの周縁部において前記プラズマガラスと前記誘電体シートとを接合し、前記プラズマガラスと前記誘電体シートとの間に形成されたプラズマ室を密閉するフリットシールと、
前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシール上において、前記誘電体シートと前記液晶基板とを接合し、液晶が充填される液晶室を形成する液晶シールと、
前記誘電体シートの周縁部の前記フリットシールおよび前記液晶シールよりさらに外側において、前記誘電体シートの縁部にかかるように当該縁部に沿って前記プラズマガラスと前記液晶基板の間に介在し、前記プラズマガラスと前記液晶基板と前記誘電体シートとを接着する補強シールと
を有するプラズマアドレス表示装置。 - 前記液晶シールは、液晶に対して影響の少ないシール剤であり、
前記補強シールは、接着強度の十分強いシール剤である
請求項1記載のプラズマアドレス表示装置。 - 前記補強シールは、前記補強シールの内側と外側を通気可能に連結する開口部を1カ所以上有する
請求項2記載のプラズマアドレス表示装置。
Priority Applications (1)
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| JP11342995A JP3662294B2 (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | プラズマアドレス表示装置 |
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|---|---|---|---|---|
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- 1995-05-11 JP JP11342995A patent/JP3662294B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH08304794A (ja) | 1996-11-22 |
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