JP3661758B2 - 信号伝送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)等を利用した通信制御システムにおいて上位の通信制御装置と下位の制御対象機器間の中継局となる信号伝送装置に関し、特に装置の小型化を図った信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
信号伝送装置の一例として、センサ、スイッチ等のI/O機器(制御対象機器)から受信したI/O情報をPLCに中継出力するとともに、PLCが出力した制御情報をI/O機器に中継出力するものがある。
【0003】
図5に従来の信号伝送装置の一例を示す。この装置は、ケース本体80は略直方体状に構成されているとともに、ケース本体80の一側面85には下位のI/O機器と接続されるI/O用端子台81と、上位のPLC等と接続される通信用端子台82とが並列して配置されている。
【0004】
なお、ケース本体80内には、I/O用端子台81に接続されるI/O基板と通信用端子台82に接続される通信基板がそれぞれ並列配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如き従来の信号伝送装置は、
(1)I/O用端子台81と通信用端子台82とがケース本体80の一側面85上に並列して配置されている
(2)ケース本体80内には、I/O用端子台81に接続されるI/O基板と通信用端子台82に接続される通信基板がそれぞれ並列配置されているが、これらの基板はともに大きな基板で、これら大きな基板が並列配置されている
(3)従って、ケース本体80内にはI/O基板と通信基板のための放熱空間を確保しなければならない
という構成を有している。
【0006】
このため、装置自体はどうしても大型になり、小型化が困難であるという問題点があった。
【0007】
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置自体の小型化を図ることのできる信号伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明による信号伝送装置は、
正面に段違い部を有してL字状に形成されたケース本体の内部に、ケース本体の背面に対して平行に配置された通信基板と、その通信基板に対して垂直に配置されたI/O基板とが収容されて、上位の通信制御装置と下位の制御対象機器との間の中継局となる信号伝送装置において、
上記ケース本体の上面に、上記通信制御装置との通信のために用いられ、上記通信基板に接続された通信用コネクタが設けられるとともに、当該装置の各種表示を行なう表示部が配置され、
上記ケース本体の段違い部の上面に、上記制御対象機器との接続のために用いられ、両端にMILコネクタを圧接挟持する爪を備え、上記I/O基板に接続されたI/O用コネクタが設けられるとともに、上記段違い部の上方に上記I/O用コネクタに圧接されたMILコネクタを配置できるように想定した空間が形成され、
上記ケース本体の側面に、上記通信基板に接続され、当該装置のネットワークアドレス設定又は通信速度設定を行なうスイッチ部が設けられている
ことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、信号伝送装置とは、PLC等を用いた通信制御システムにおいて、上位のPLCとその制御対象となる下位のI/O機器との間に接続され、両者の中継局となるものである。
【0010】
上位のPLCとは、そのマスタユニットや通信ユニットであり、PLCシステムを構成する他のユニットである場合もある。また、PLCユニットに代えて他の信号伝送装置が接続される場合もある。
【0011】
従って、本発明において通信基板とは、上記の如き上位のPLC等との通信を制御するための回路が実装された基板であり、通信基板と接続される第2のコネクタとは、通信基板と接続されて上記の如き上位のPLC等とケーブルを利用して接続するためのコネクタをいう。
【0012】
第2のコネクタはケース本体の一側面に設けられる。一側面とは、例えば、図1で、ケース本体11の上面14や側面29,29Bをいう。図1に示した実施形態では、第2のコネクタ15はケース本体11の上面14に設けられている。
【0013】
また、下位のI/O機器とは、上位のPLCの制御対象となるセンサ、スイッチ等のI/O機器である。
【0014】
従って、本発明においてI/O基板とは、上記の如き下位のI/O機器の入力信号または出力信号を、入力または出力するための回路が実装された基板であり、I/O基板と接続される第1のコネクタとは、上記の如き下位の制御対象機器とケーブルを利用して接続されるコネクタをいう。
【0015】
第1のコネクタは、ケース本体の段違い部上面に設けられる。
【0016】
ケース本体の段違い部上面に設けられるのであるから、
(1)第1のコネクタの結合部が段違いの高さ内に収まる場合
(2)被接続コネクタが段違いになった空間に配置される場合
(3)被接続コネクタが段違い上面から延びる方向に接続される場合
(4)段違いにすることで切り欠いた部分(空間)に被接続コネクタが位置する場合
を含む。
【0017】
実施形態では、図1に示す如く、被接続コネクタ(図示せず)が段違いになった空間に配置される場合((2)の場合)である。
【0018】
また、第1のコネクタの上面に形成される第1のコネクタへの被接続コネクタが位置できるよう想定した空間とは、第1のコネクタ(例えば雄型コネクタ)にはセンサ、スイッチ等のI/O機器に接続された被接続コネクタ(例えば雌型コネクタ)が接続されるので、その被接続コネクタ(例えば雌型コネクタ)の配設が想定される空間をいう。本発明では、L字状に形成されたケース本体の段違い部上面に第1のコネクタが設けられるので、その上面に第1のコネクタへの被接続コネクタが位置できるよう想定した空間が設けられることになる。実施形態では図4で符号71で示すものがこの空間である。
【0019】
なお、第1のコネクタ(例えば雄型コネクタ)に接続された被接続コネクタ(例えば雌型コネクタ)の先にはターミナルやコネクタ基板ら端子台基板などがあり、スイッチ,センサ等の制御対象機器と接続される。
【0020】
この発明によると、ケース本体がL字状に形成され、このケース本体の段違い部上面には第1のコネクタが、また、ケース本体の一側面には第2のコネクタを設けるようにしたため、第1のコネクタと第2のコネクタの取り付け平面を分割して配置することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0021】
また、PLCやI/Oとの接続は接点面積の小さい第1のコネクタや第2のコネクタを使用するので、この面でも装置の小型化を図ることができる。
【0022】
また、第1のコネクタ上面に第1のコネクタへの被接続コネクタが位置できるよう想定した空間が形成され、この空間においてケーブルコネクタよりなる被接続コネクタを接続するためのスペースを確保することができ、同じく装置の小型化を図ることができる。
【0023】
また、この種装置はDINレールに接続されるが、装置が小型化できるのでよりたくさんの装置を取り付けることができ、単独で取り付ける場合も少ない取り付けスペースで済む。
【0025】
ここで、通信基板とI/O基板とを互いに垂直方向に配設するというのは、通信基板はケース本体内に立設配置されるので、L字状に形成されているケース本体の形状を利用して通信基板とI/O基板の配置もL字状にし、通信基板とI/O基板も互いに垂直方向に配設するというものである。
【0026】
この発明によると、通信基板とI/O基板とがL字状のケース本体内において互いに垂直方向に配設されているため、L字状のケース本体内の空間を有効利用でき、この面でも装置の小型化を図ることができる。
【0027】
また、この発明による信号伝送装置は、
上記ケース本体の底面にDINレールが装着されるとともに、
上記ケース本体と上記I/O基板との間に、上記ケース本体の底面内壁と上記I/O基板上に実装された抵抗との両者に密着させた放熱体が収容されることにより、
上記抵抗で発生した熱が、上記放熱体と上記ケース本体とを通じて上記DINレールに伝導するようにした
ことを特徴とするものである。
【0028】
ここで、放熱体を必要とするのは、I/O基板にはセンサやスイッチ等のI/O機器、すなわち入出力機器が接続されるが、その入力部分には抵抗があり、熱源となる。そこで、この熱を放熱するために放熱体が必要となるのである。
【0029】
この発明によると、ケース本体内のI/O基板とベース部に挟まれて両者に近接して放熱体を設け、放熱体はI/O基板から放出される熱を放熱するようにしたので、放熱体の必要な部分にだけ放熱体を配すればよく、装置の小型化を図ることができるとともに熱による装置の故障を防止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る信号伝送装置の実施の形態を図面に基き説明する。
【0031】
この発明に係る信号伝送装置は、PLC等を用いた通信制御システムにおいて、上位のPLCとその制御対象となる下位のI/O機器との間に接続され、両者の中継局となるものであり、イーサネット等を用いた通信方式でデータの授受をサポートする。
【0032】
図1において、信号伝送装置10は全体が略L字状に形成され、L字状のケース本体11と、ケース本体11のL字状の段違い部12上に設けられたI/O用コネクタ(第1のコネクタ)13と、ケース本体11の上面14に設けられた通信用コネクタ(第2のコネクタ)15及び表示部16と、ケース本体11の側面29に設けられたディップスイッチ収納部28を有している。
【0033】
ここで、ケース本体11は合成樹脂等で構成され、下方側に位置するベース部18とその上方に位置する本体部19を有し、内部には各種基板等が収容される。なお、その内部構成は後に詳述する。
【0034】
I/O用コネクタ13はスイッチ、センサ等のI/O機器(図示せず)が接続された被接続コネクタ(雌型コネクタ、図示せず)が差し込まれるコネクタ(雄型コネクタ)で、内部にはコネクタピン21が多数立設して設けられ、両端にはコネクタ(雌型コネクタ)接続時、該コネクタ(雌型コネクタ)を圧接挟持する一対の挟持爪22,22が設けられている。なお、図1において、I/O用コネクタ13は32の入出力接点を有している。
【0035】
通信用コネクタ15は、PLC等の制御装置に接続された被接続コネクタ(雌型コネクタ、図示せず)が差し込まれるコネクタ(雄型コネクタ)で、内部にはコネクタピン23が多数立設して設けられている。
【0036】
表示部16はLED等より構成され、装置の動作状態等各種の表示が行なわれる。なお、図1において、表示部16は34個のLEDの点灯状態を表示できるよう構成され、そのうち32個のLEDで32点の接点情報(ON/OFF)が表示され、2個のLEDで通信状態の正常/異常を表示する。
【0037】
ディップスイッチ収納部28は、その内部に図示しないディップスイッチが収納されるもので、通信スピードやI/O機器のネットワーク上でのアドレスが設定される。なお、図1において、側面29にのみディップスイッチ収納部28が図示されているが、他方側の側面29Bにも同様なディップスイッチ収納部が設けられる。
【0038】
図2は図1に示した信号伝送装置10の電気的な構成を示す概略ブロック図である。図2において、信号伝送装置10は、通信基板32と、第1及び第2のI/O基板33,34と、表示基板31より構成されている。
【0039】
ここで、通信基板32は、上位のPLC等とデータの授受を行なうもので、図1に示した通信用コネクタ15と、電源生成部45、リセット回路46、クロック回路47、通信制御部48より構成されている。
【0040】
ここで、通信用コネクタ15は通信電源と接続されて電源生成部45に電源を供給するとともに、すでに述べたように、上位のPLC、具体的にはそのマスタユニットや通信ユニットと接続されてデータの授受を行なう。
【0041】
通信回路部48は、通信基板32全体を統括制御するもので、リセット回路46とクロック回路47からの入力に基づいて通信用コネクタ15、表示部16、入出力部49を制御する。また、ディップスイッチ41からの入力に基づいて、通信スピード等の設定を行なう。
【0042】
第1及び第2のI/O基板33,34は、下位の制御対象機器との間でI/Oデータの授受を行なうもので、図1に示したI/O用コネクタ13と入出力部49より構成されている。
【0043】
ここで、I/O用コネクタ13は、その先にI/Oが接続された被接続コネクタ(MILコネクタ)と接続される。
【0044】
また、表示基板31上には、すでに述べた表示装置16が実装される。
【0045】
図3は図1に示した信号伝送装置10の分解斜視図である。信号伝送装置10は、上面板30、表示基板31、本体部19、通信基板32、第1のI/O基板33、第2のI/O基板34、放熱体35、ベース部18及びロックスライダー42を具備して構成される。
【0046】
ここで、上面板30は、通信用コネクタ(第2のコネクタ)15が挿入される第2の開口26と表示部16が設けられている。なお、表示部16は半透明の樹脂で構成され、裏面側に位置する表示基板31上のLEDの点灯状態を表示できるよう構成されている。
【0047】
表示基板31は34個のLED(図示せず)が実装されるもので、32個は32のI/O接点のON/OFF情報、2個は通信状態の正常、異常を表示する。
【0048】
本体部19は略L字状に形成され、その上面に上記上面板30が取り付けられると共にL字状の段違い部12にはI/O用コネクタ(第1のコネクタ)13が挿入される第1の開口25が設けられ、両側面29,29Bにはディップスイッチ収納部28を覆う蓋27,27が設けられる。また、内部には表示基板31及び通信基板32が配置される。
【0049】
通信基板32には、上記通信用コネクタ(第2のコネクタ)15が取り付けられると共に、表示基板31と接続するためのコネクタ36と第1のI/O基板33と接続するためのコネクタ37が設けられている。
【0050】
第1のI/O基板33には、I/O用コネクタ(第1のコネクタ)13が設けられているとともに、通信基板32と接続するためのコネクタ38と、第2のI/O基板34と接続するためのコネクタ(図示せず)が設けられている。
【0051】
第2のI/O基板34には、第1のI/O基板33と接続するためのコネクタ39が設けられている。
【0052】
なお、上記通信基板32がL字状の本体部19内に立設して配置されているのに対して、第1のI/O基板33と第2のI/O基板34は本体部19の底面に平行に配置されている。つまり、ベース部18と平行に設けられる。従って、第1のI/O基板33と第2のI/O基板34は、本体部19のL字状の形状を利用して本体部19内において通信基板32に対して垂直に取り付けられる。
【0053】
放熱体35は、ベース部18内にあって第2のI/O基板34で発生した熱を放熱させるものである。熱源は第2のI/O基板の入力部分に実装された抵抗である(第2のI/O基板の裏面側に実装される)。熱対策はこの入力部分だけが対象となる。放熱は、放熱体35を第2のI/O基板の裏面側に実装された抵抗(図示せず)に密着させるとともに、DINレール(図4参照)に装着するケース内壁にも密着させる。従って、放熱は、放熱体35からの放射と、放熱体35を介したDINレールへの伝導で行なう。
【0054】
ベース部18は放熱体35が収容されるとともに、その底面にはDINレールと嵌合する凹溝40が形成され、ベース部18は凹溝40を介してDINレール上をスライド可能に構成されている。
【0055】
なお、ベース部18には、周知のロックスライダー42が装着され、べース部18(すなわち装置本体)をDINレール上に仮止め固定できるように構成されている。
【0056】
以上が本実施形態に係わる信号伝送装置10の構成であるが、次にその使用状態を図4を参照して説明する。
【0057】
信号伝送装置10は長尺状のDINレール50に取り付けて使用される。DINレール50への取り付けは、ベース部18に設けられているロックスライダー42を凹溝40側にスライドすることにより、DINレール50とベース部18とを仮止め固定し、その後、ベース部18の両側面を留め具51で固定することにより所定の設置場所に固定される。
【0058】
そして、同図に示すように、第1のコネクタ(雄型コネクタ)13にはケーブルコネクタよりなる被接続コネクタ(雌型コネクタでMILコネクタ)60を圧入嵌合して接続するとともに、第2のコネクタ(雄型コネクタ)15に被接続コネクタ(雌型コネクタ)70を圧入嵌合して接続することにより、例えばI/O機器およびPLC間のケーブル配線が完了する。
【0059】
このように、本実施形態の信号伝送装置10では、ケース本体11がL字状に形成され、このケース本体11のL字状の段違い部12上にI/O用コネクタ(第1のコネクタ)13を設けるとともに、ケース本体11の上面14に通信用コネクタ(第2のコネクタ)15を設けるようにしたので、I/O用コネクタ(第1のコネクタ)13と通信用コネクタ(第2のコネクタ)15とを上下に分割して配置することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0060】
また、この装置では、PLCやI/Oとの接続は接点面積の小さいI/O用コネクタ(第1のコネクタ)13や通信用コネクタ(第2のコネクタ)15を使用するので、この面でも装置の小型化を図ることができる。
【0061】
また、この装置では、I/O用コネクタ(第1のコネクタ)13が、段違い部12に配設されるため、段違い部12上に空間部(図4で符号71で示す)が形成され、この空間部71にI/O用コネクタ60を収容するためのスペースを確保することができるので、同じく装置の小型化を図ることができる。
【0062】
また、装置を小型化して基板を表示基板31、通信基板32、第1のI/O基板33及び第2のI/O基板34に4分割し、そのうち熱源である入力側の抵抗が実装された第2のI/O基板の裏面側にのみ放熱体35を設けるようにしたので、小さな放熱体で効率的に放熱することができ、同じく装置の小型化を図ることができる。
【0063】
また、装置を小型化して基板を表示基板31、通信基板32、第1のI/O基板33及び第2のI/O基板34に4分割したので、個々の基板の実装方式を変更することによって低コストにさまざまなニーズに対応できる。
【0064】
例えば、通信基板32の通信方式を変更することにより、さまざまな通信方式に対応できる。
【0065】
なお、本実施形態では、ケース本体11の上面14に通信用コネクタ15を設けるようにしたが、これに代えてケース本体11の側面29のディップスイッチ収納部形成部分に設けるようにしてもよい。この場合は、2つのディップスイッチ収納部28のうち、一方のディップスイッチ収納部形成部分に通信用コネクタを設ける。そして、一方のディップスイッチ収納部28は上面14の通信用コネクタ15の形成部分に移動させる。このような構成によると、通信用コネクタ15の取り付け位置の自由度が向上する。
【0066】
【発明の効果】
この発明によれば、ケース本体がL字状に形成され、このケース本体の段違い部上面には第1のコネクタが、また、ケース本体の一側面には第2のコネクタを設けるようにしたため、第1のコネクタと第2のコネクタの取り付け平面を分割して配置することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0067】
また、PLCやI/Oとの接続は接点面積の小さい第1のコネクタや第2のコネクタを使用するので、この面でも装置の小型化を図ることができる。
【0068】
また、第1のコネクタ上面に第1のコネクタへの被接続コネクタが位置できるよう想定した空間が形成され、この空間においてケーブルコネクタよりなる被接続コネクタを接続するためのスペースを確保することができ、同じく装置の小型化を図ることができる。
【0069】
また、この種装置はDINレールに接続されるが、装置が小型化できるのでよりたくさんの装置を取り付けることができ、単独で取り付ける場合も少ない取り付けスペースで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された信号伝送装置の一実施形態の概略斜視図。
【図2】図1に示した信号伝送装置の電気的な構成を示す概略ブロック図。
【図3】図1に示した信号伝送装置の分解斜視図。
【図4】図1に示した信号伝送装置の使用態様を説明する図。
【図5】従来の信号伝送装置の概略斜視図。
【符号の説明】
10 信号伝送装置
11 ケース本体
12 段違い部
13 I/O用コネクタ(第1のコネクタ)
14 ケース本体の上面
15 通信用コネクタ(第2のコネクタ)
16 表示部
18 ベース部
19 本体部
21 コネクタピン
22 挟持爪
23 コネクタピン
25 第1の開口
26 第2の開口
27 蓋
28 ディップスイッチ収納部
29,29B 側面
30 上面板
31 表示基板
32 通信基板
33 第1のI/O基板
34 第2のI/O基板
35 放熱体
36,37,38,39 コネクタ
40 凹溝
41 ディップスイッチ
42 ロックスライダー
45 電源生成部
46 リセット回路
47 クロック回路
48 通信制御部
49 入出力部
50 DINレール
51 留め具
60 I/O用コネクタ(雌型コネクタ)
70 通信用コネクタ(雌型コネクタ)
71 空間部

Claims (2)

  1. 正面に段違い部を有してL字状に形成されたケース本体の内部に、ケース本体の背面に対して平行に配置された通信基板と、その通信基板に対して垂直に配置されたI/O基板とが収容されて、上位の通信制御装置と下位の制御対象機器との間の中継局となる信号伝送装置において、
    上記ケース本体の上面に、上記通信制御装置との通信のために用いられ、上記通信基板に接続された通信用コネクタが設けられるとともに、当該装置の各種表示を行なう表示部が配置され、
    上記ケース本体の段違い部の上面に、上記制御対象機器との接続のために用いられ、両端にMILコネクタを圧接挟持する爪を備え、上記I/O基板に接続されたI/O用コネクタが設けられるとともに、上記段違い部の上方に上記I/O用コネクタに圧接されたMILコネクタを配置できるように想定した空間が形成され、
    上記ケース本体の側面に、上記通信基板に接続され、当該装置のネットワークアドレス設定又は通信速度設定を行なうスイッチ部が設けられている
    ことを特徴とする信号伝送装置。
  2. 上記ケース本体の底面にDINレールが装着されるとともに、
    上記ケース本体と上記I/O基板との間に、上記ケース本体の底面内壁と上記I/O基板上に実装された抵抗との両者に密着させた放熱体が収容されることにより、
    上記抵抗で発生した熱が、上記放熱体と上記ケース本体とを通じて上記DINレールに伝導するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号伝送装置。
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