JP6520502B2 - Plcのioモジュール、及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、PLC(Programmable Logic Controller)のIO(Input Output)モジュールに関する。
従来、PLCのIOモジュールにおいて、ベース基板に、IO機器を接続するためのIOコネクタと、IO機器の動作状態を示すLEDとを実装したものがある(特許文献1参照)。
特開2008−310388号公報
ところで、特許文献1に記載のものでは、IOコネクタ及びLEDが実装されたベース基板を、IOモジュールのケースに組み付けている。このため、寸法及び重量が大きくなったベース基板をケースに組み付ける必要があり、IOモジュールの組立性が低下することとなる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、組立性を向上させることのできるPLCのIOモジュールを提供することにある。
第1の手段は、PLCのIOモジュールであって、ケースと、前記ケースに組み付けられたメイン基板と、LED、前記LEDの点滅を制御するLED基板、及び前記メイン基板に接続される第1接続部を有して一体化され、前記メイン基板に前記第1接続部が接続されており、且つ前記ケースに組み付けられているLEDモジュールと、配線が接続される複数の端子、及び前記メイン基板に接続される第2接続部を有して一体化され、前記メイン基板に前記第2接続部が接続されており、且つ前記ケースに組み付けられている端子モジュールと、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、LEDモジュールは、LED、LEDの点滅を制御するLED基板、及びメイン基板に接続される第1接続部を有して一体化されている。このため、メイン基板に第1接続部が接続されることで、IO機器の動作状態等をLEDの点滅により示す機能を、独立したLEDモジュールにより実現することができる。また、端子モジュールは、配線が接続される複数の端子、及びメイン基板に接続される第2接続部を有して一体化されている。このため、メイン基板に第2接続部が接続されることで、IO機器をメイン基板に接続する機能を、独立した端子モジュールにより実現することができる。
ここで、メイン基板、LEDモジュール、及び端子モジュールは、それぞれケースに組み付けられている。このため、LEDモジュール及び端子モジュールが実装されたメイン基板を、ケースに組み付ける必要がない。したがって、ケースに組み付ける部品の寸法及び重量を抑制することができ、IOモジュールの組立性を向上させることができる。
第2の手段では、前記LEDモジュールは、第1係合部と、第2係合部とを有しており、前記ケースは、前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転可能に支持する第1被係合部と、前記第1係合部を中心として回転された前記LEDモジュールの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有している。
上記構成によれば、LEDモジュールは、第1係合部と、第2係合部とを有している。そして、ケースは、第1係合部を中心としてLEDモジュールを回転可能に支持する第1被係合部と、第1係合部を中心として回転されたLEDモジュールの第2係合部に係合する第2被係合部とを有している。このため、ケースの第1被係合部にLEDモジュールの第1係合部を係合させた状態で、第1係合部を中心としてLEDモジュールを回転させることで、ケースの第2被係合部にLEDモジュールの第2係合部を係合させることができる。したがって、ケースに対するLEDモジュールの位置決めが容易であり、IOモジュールの組立性を向上させることができる。
第3の手段では、前記端子モジュールは、第3係合部と、第4係合部とを有しており、前記ケースは、前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転可能に支持する第3被係合部を有しており、前記LEDモジュールは、前記第3係合部を中心として回転された前記端子モジュールの前記第4係合部に係合する第4被係合部を有している。
上記構成によれば、端子モジュールは、第3係合部と、第4係合部とを有している。そして、ケースは、第3係合部を中心として端子モジュールを回転可能に支持する第3被係合部を有しており、LEDモジュールは、第3係合部を中心として回転された端子モジュールの第4係合部に係合する第4被係合部を有している。このため、ケースの第3被係合部に端子モジュールの第3係合部を係合させた状態で、第3係合部を中心として端子モジュールを回転させることで、LEDモジュールの第4被係合部に端子モジュールの第4係合部を係合させることができる。したがって、ケース及びLEDモジュールに対する端子モジュールの位置決めが容易であり、IOモジュールの組立性を向上させることができる。さらに、LEDモジュールに設けられた第4被係合部に端子モジュールの第4係合部が係合されるため、ケースに第4被係合部を設ける必要がなく、IOモジュールの設計の自由度を向上させることができる。
第4の手段では、前記LEDモジュールと前記端子モジュールとは、並んで前記ケースに組み付けられている。
上記構成によれば、LEDモジュールと端子モジュールとは、並んでケースに組み付けられているため、ケースに第1被係合部及び第3被係合部を効率的に配置することができる。
第5の手段では、前記ケースに前記メイン基板を組み付ける第1方向と、前記ケースに前記LEDモジュールを組み付ける第2方向とは垂直であり、前記LEDモジュールの前記第1接続部と前記メイン基板とは、前記第1方向で接続されている。
上記構成によれば、LEDモジュールの第1接続部とメイン基板とは、ケースにメイン基板を組み付ける第1方向で接続されている。そして、第1方向と、ケースにLEDモジュールを組み付ける第2方向とは垂直である。このため、ケースにLEDモジュールを組み付ける方向も第1方向である場合と比較して、第1方向の組み付け誤差が積み重なることを抑制することができる。その結果、IOモジュールの組立精度が低下することを抑制することができる。
第6の手段では、前記ケースに前記メイン基板を組み付ける第1方向と、前記ケースに前記端子モジュールを組み付ける第3方向とは垂直であり、前記端子モジュールの前記第2接続部と前記メイン基板とは、前記第3方向で接続されている。
上記構成によれば、端子モジュールの第2接続部とメイン基板とは、ケースに端子モジュールを組み付ける第3方向で接続されている。そして、ケースにメイン基板を組み付ける第1方向と、第3方向とは垂直である。このため、ケースに端子モジュールを組み付ける方向も第1方向である場合と比較して、第1方向の組み付け誤差が積み重なることを抑制することができる。その結果、IOモジュールの組立精度が低下することを抑制することができる。
第7の手段は、ケースと、前記ケースに組み付けられたメイン基板と、LED、前記LEDの点滅を制御するLED基板、及び前記メイン基板に接続される第1接続部を有して一体化されているLEDモジュールと、配線が接続される複数の端子、及び前記メイン基板に接続される第2接続部を有して一体化されている端子モジュールと、を備えるPLCのIOモジュールの製造方法であって、前記ケースに前記LEDモジュールを組み付け、その後に前記LEDモジュールの前記第1接続部に前記メイン基板を接続する方向で前記ケースに前記メイン基板を組み付け、その後に前記メイン基板に前記端子モジュールの前記第2接続部を接続する方向で前記ケースに前記端子モジュールを組み付けることを特徴とする。
上記方法によれば、ケースにLEDモジュールが組み付けられ、その後にLEDモジュールの第1接続部にメイン基板が接続される方向で、メイン基板がケースに組み付けられる。このため、LEDモジュールの第1接続部へのメイン基板の接続と、ケースへのメイン基板の組み付けとをまとめて行うことができる。そして、メイン基板に端子モジュールの第2接続部が接続される方向で、ケースに端子モジュールが組み付けられる。このため、メイン基板への端子モジュールの第2接続部の接続と、ケースへの端子モジュールの組み付けとをまとめて行うことができる。したがって、IOモジュールの組立性を向上させることができる。
さらに、メイン基板、LEDモジュール、及び端子モジュールは、それぞれケースに組み付けられる。このため、LEDモジュール及び端子モジュールが実装されたメイン基板を、ケースに組み付ける必要がない。したがって、ケースに組み付ける部品の寸法及び重量を抑制することができ、IOモジュールの組立性を向上させることができる。
第8の手段では、前記LEDモジュールは、第1係合部と、第2係合部とを有しており、前記ケースは、前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転可能に支持する第1被係合部と、前記第1係合部を中心として回転された前記LEDモジュールの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有しており、前記ケースの前記第1被係合部に前記LEDモジュールの前記第1係合部を係合させ、その後に前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転させて、前記ケースの前記第2被係合部に前記LEDモジュールの前記第2係合部を係合させる。
上記方法によれば、ケースの第1被係合部にLEDモジュールの第1係合部が係合され、その後に第1係合部を中心としてLEDモジュールが回転されて、ケースの第2被係合部にLEDモジュールの第2係合部が係合される。したがって、ケースに対するLEDモジュールの位置決めが容易であり、IOモジュールの組立性を向上させることができる。
第9の手段では、前記端子モジュールは、第3係合部と、第4係合部とを有しており、前記ケースは、前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転可能に支持する第3被係合部を有しており、前記LEDモジュールは、前記第3係合部を中心として回転された前記端子モジュールの前記第4係合部に係合する第4被係合部を有しており、前記ケースの前記第3被係合部に前記端子モジュールの前記第3係合部を係合させ、その後に前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転させて、前記LEDモジュールの前記第4被係合部に前記端子モジュールの前記第4係合部を係合させる。
上記方法によれば、ケースの第3被係合部に端子モジュールの第3係合部が係合され、その後に第3係合部を中心として端子モジュールが回転されて、LEDモジュールの第4被係合部に端子モジュールの第4係合部が係合される。したがって、ケース及びLEDモジュールに対する端子モジュールの位置決めが容易であり、IOモジュールの組立性を向上させることができる。しかも、LEDモジュールと端子モジュールとが、同様の方法で組み付けられるため、IOモジュールを安定して組み立てることができる。
PLCの概略を示す正面図。 LEDモジュールの構造及び組立手順を示す斜視図。 IOモジュールの構造及び組立手順を示す斜視図(第1部)。 IOモジュールの構造及び組立手順を示す斜視図(第2部)。 IOモジュールの構造及び組立手順を示す斜視図(第3部)。 メイン基板の裏面を示す斜視図。
以下、PLCのIOモジュールに具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態のPLCは、例えば生産設備を統括して制御する制御装置として機械組立工場などの組立ラインにて用いられる。
図1は、PLC10の概略を示す正面図である。PLC10は、コントローラ部11と、複数のIOモジュール12とを備えている。コントローラ部11は、CPU、入出力回路、通信回路、電源回路等を備えている。IOモジュール12は、メイン基板、LEDモジュール、端子モジュール等を備えている。IOモジュール12は互いに連結されるとともに、コントローラ部11に接続されている。
図2は、LEDモジュール20の構造及び組立手順を示す斜視図である。LEDモジュール20は、本体21、複数のLED(図示略)、導光板22、LED基板23、コネクタ24、LEDカバー25、及び表示パネル26を備えている。
図2(a)に示すように、本体21は、矩形板状に形成されている。本体21には、導光板22を取り付ける取付部21aが形成されている。本体21の下端部(すなわち長手方向の第1端部)には、係合部21bが設けられている。係合部21b(第1係合部に相当)は、本体21の板面(すなわち主面)に垂直に延びる円筒状に形成されている。
本体21の上端部(すなわち長手方向の第2端部)には、フック部21cが設けられている。フック部21c(第2係合部に相当)は、爪状に形成されている。本体21において、係合部21bとフック部21cとの間には、被係合部21eが形成されている。被係合部21e(第4被係合部に相当)は、本体21において板面に垂直に延びる突出部21dに凹部又は孔部として形成されている。
図2(b)に示すように、導光板22は、本体21の取付部21aに取り付けられている。導光板22は、光を透過させる材質で形成されており、複数の導光路22aを有している。
図2(c)に示すように、LED基板23は、電子回路を有しており、LED基板23上に設けられた複数のLED(図示略)の点滅を制御する。各LEDが点灯させられると、各LEDの光は各導光路22aを透過してLEDモジュール20の外部へ照射される。LED基板23には、後述するメイン基板に接続されるコネクタ24(第1接続部に相当)が有している。
図2(d)に示すように、LED基板23には、LEDカバー25が取り付けられている。図2(e)に示すように、本体21には、表示パネル26が取り付けられている。以上により、LEDモジュール20が一体化されている。
図3は、IOモジュール12の構造及び組立手順を示す斜視図(第1部)である。IOモジュール12は、ケース31、サブ基板41、LEDモジュール20を備えている。IOモジュール12は、図3(a)〜図5(i)まで順に組み立てられる。すなわち、図3(a)〜図5(i)は、IOモジュール12の製造方法を示している。
図3(a)に示すように、ケース31は一面が省略された直方体状に形成されている。ケース31の下端部(すなちわ長手方向の第1端部)には、被係合部31bが形成されている。被係合部31b(第1被係合部に相当)は、ケース31の側面31aに垂直から延びる突出部32に形成された半筒柱状の凹部として形成されている。被係合部31bは、上記LEDモジュール20の係合部21bが係合可能となっており、係合部21bを中心としてLEDモジュール20を回転可能に支持する。突出部32には、被係合部31bに隣接して被係合部31dが形成されている。被係合部31d(第3被係合部に相当)は、被係合部31bと同様に突出部32に形成された半筒柱状の凹部として形成されている。
ケース31の上端部(すなわち長手方向の第2端部)には、被係合部31cが形成されている。被係合部31c(第2被係合部に相当)は、本体21において側面31aから垂直に延びる突出部33に形成された凹部又は孔部として形成されている。被係合部31cには、係合部21bを中心として回転されたLEDモジュール20のフック部21cが係合可能となっている。
また、突出部32には、側面31aに垂直に延びる複数の凸条31fが形成されている。突出部33には、側面31aに垂直に延びる複数の凸条31eが形成されている。
図3(b)に示すように、ケース31には、サブ基板41が取り付けられている。サブ基板41は、電子回路を有しており、後述するメイン基板の機能を補足する。サブ基板41には、後述するメイン基板に接続されるコネクタ42が有している。サブ基板41には、上記ケース31の凸条31e,31fに係合する切り欠き(図示略)が形成されており、ケース31に対してサブ基板41が位置決めされている。
図3(c)に示すように、ケース31の被係合部31bにLEDモジュール20の係合部21bを係合させ、その後に係合部21bを中心としてLEDモジュール20を回転させて、ケース31の被係合部31cにLEDモジュール20のフック部21cを係合させる。
図4は、IOモジュール12の構造及び組立手順を示す斜視図(第2部)である。図3(c)の手順を経て、図4(d)に示すように、ケース31にLEDモジュール20が組み付けられている。IOモジュール12は、メイン基板51、及びラッチ61を備えている。
図4(e)に示すように、ケース31には、メイン基板51が取り付けられている。メイン基板51は、電子回路を有しており、PLC10のコントローラ部11とIO機器との信号の入出力を制御するとともに、LEDモジュール20と信号を送受信する。メイン基板51は、図6にその裏面を示すように、IOモジュール12を互いに連結する連結コネクタ52と、サブ基板41のコネクタ42に接続されるコネクタ53と、LED基板23のコネクタ24に接続されるコネクタ54とを有している。メイン基板51には、上記ケース31の凸条31eに係合する切り欠き51b(凸条31fに係合する切り欠きは図示略)が形成されており、ケース31に対してメイン基板51が位置決めされている。
組み付け手順としては、LEDモジュール20のコネクタ24にメイン基板のコネクタを接続する方向で、そのままケース31にメイン基板51を組み付ける。LEDモジュール20のコネクタ24とメイン基板51のコネクタとは対向する位置に取り付けられており、ケース31にメイン基板51を組み付けることでこれらのコネクタの接続が同時に完了する。ここで、ケース31にメイン基板51を組み付ける第1方向(詳しくはケース31の側面31aに垂直な方向)と、ケース31にLEDモジュール20を組み付ける第2方向(詳しくは側面31aに平行な方向)とは垂直である。そして、LEDモジュール20のコネクタ24とメイン基板51のコネクタとは、第1方向で接続されている。
図4(f)に示すように、ケース31にはラッチ61が取り付けられている。ラッチ61は、IOモジュール12をレールに取り付ける際に用いられるものである。
図5は、IOモジュール12の構造及び組立手順を示す斜視図(第3部)である。IOモジュール12は、ケースカバー71、及び端子モジュール80を備えている。
図5(g)に示すように、ケース31には、ケースカバー71が取り付けられている。ケースカバー71は、メイン基板51を覆うとともに、メイン基板51の連結コネクタ52を露出させている。連結コネクタ52に、隣接するIOモジュール12の連結コネクタ52が接続されることで、IOモジュール12同士が連結される。
図5(h)に示すように、端子モジュール80は、本体81、複数の端子部82、及び接続部83を有している。本体81は、直方体状に形成されている。本体81の下端部(すなわち長手方向の第1端部)には、係合部81bが設けられている。係合部81b(第3係合部に相当)は、本体81の主面に垂直に延びる円筒状に形成されている。本体81の上端部(すなわち長手方向の第2端部)には、フック部81cが設けられている。フック部81c(第4係合部に相当)は、爪状に形成されている。端子部82は、IO機器の配線を接続可能となっている。接続部83(第2接続部に相当)は、メイン基板51の接続端子51aに接続可能となっており、複数の端子部82をメイン基板51に接続する。以上により、端子モジュール80が一体化されている。
組み付け手順としては、ケース31の被係合部31dに端子モジュール80の係合部81bを係合させ、その後に係合部81bを中心として端子モジュール80を回転させて、LEDモジュール20の上記被係合部21e(図2参照)に端子モジュール80のフック部81cを係合させる。ここで、メイン基板51に端子モジュール80の接続部83を接続する方向で、そのままケース31に端子モジュール80を組み付ける。端子モジュール80の接続部83とメイン基板51の接続端子51aとは対向する位置に配置されており、ケース31及びLEDモジュール20に端子モジュール80を組み付けることで、接続部83と接続端子51aとの接続が同時に完了する。詳しくは、接続部83によりメイン基板51の端部が挟持されることで、接続部83と接続端子51aとが接続される。
ケース31にメイン基板51を組み付ける第1方向(詳しくはケース31の側面31aに垂直な方向)と、ケース31に端子モジュール80を組み付ける第3方向(詳しくはケース31の側面31aに平行な方向)とは垂直である。そして、端子モジュール80の接続部83とメイン基板51の接続端子51aとは、第3方向で接続されている。
図5(i)に示すように、LEDモジュール20と端子モジュール80とは、IOモジュール12の幅方向に並んでケース31に組み付けられている。以上により、IOモジュール12の組立(すなわち製造)が完了する。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・LEDモジュール20は、LED、LEDの点滅を制御するLED基板23、及びメイン基板51に接続されるコネクタ24を有して一体化されている。このため、メイン基板51にコネクタ24が接続されることで、IO機器の動作状態等をLEDの点滅により示す機能を、独立したLEDモジュール20により実現することができる。また、端子モジュール80は、配線が接続される複数の端子部82、及びメイン基板51に接続される接続部83を有して一体化されている。このため、メイン基板51に接続部83が接続されることで、IO機器をメイン基板51に接続する機能を、独立した端子モジュール80により実現することができる。
・メイン基板51、LEDモジュール20、及び端子モジュール80は、それぞれケース31に組み付けられている。このため、LEDモジュール20及び端子モジュール80が実装されたメイン基板51を、ケース31に組み付ける必要がない。したがって、ケース31に組み付ける部品の寸法及び重量を抑制することができ、IOモジュール12の組立性を向上させることができる。
・LEDモジュール20に設けられた被係合部21eに端子モジュール80のフック部81cが係合されるため、ケース31に被係合部21eを設ける必要がなく、IOモジュール12の設計の自由度を向上させることができる。
・LEDモジュール20と端子モジュール80とは、並んでケース31に組み付けられているため、ケース31に被係合部31b及び被係合部31dを効率的に配置することができる。
・LEDモジュール20のコネクタ24とメイン基板51とは、ケース31にメイン基板51を組み付ける第1方向で接続されている。そして、第1方向と、ケース31にLEDモジュール20を組み付ける第2方向とは垂直である。このため、ケース31にLEDモジュール20を組み付ける方向も第1方向である場合と比較して、第1方向の組み付け誤差が積み重なることを抑制することができる。その結果、IOモジュール12の組立精度が低下することを抑制することができる。
・端子モジュール80の接続部83とメイン基板51とは、ケース31に端子モジュール80を組み付ける第3方向で接続されている。そして、ケース31にメイン基板51を組み付ける第1方向と、第3方向とは垂直である。このため、ケース31に端子モジュール80を組み付ける方向も第1方向である場合と比較して、第1方向の組み付け誤差が積み重なることを抑制することができる。その結果、IOモジュール12の組立精度が低下することを抑制することができる。
・ケース31にLEDモジュール20が組み付けられ、その後にLEDモジュール20のコネクタ24にメイン基板51が接続される方向で、メイン基板51がケース31に組み付けられる。このため、LEDモジュール20のコネクタ24へのメイン基板51の接続と、ケース31へのメイン基板51の組み付けとをまとめて行うことができる。そして、メイン基板51に端子モジュール80の接続部83が接続される方向で、ケース31に端子モジュール80が組み付けられる。このため、メイン基板51への端子モジュール80の接続部83の接続と、ケース31への端子モジュール80の組み付けとをまとめて行うことができる。したがって、IOモジュール12の組立性を向上させることができる。
・ケース31の被係合部31bにLEDモジュール20の係合部21bが係合され、その後に係合部21bを中心としてLEDモジュール20が回転されて、ケース31の被係合部31cにLEDモジュール20のフック部21cが係合される。したがって、ケース31に対するLEDモジュール20の位置決めが容易であり、IOモジュール12の組立性を向上させることができる。
・ケース31の被係合部31dに端子モジュール80の係合部81bが係合され、その後に係合部81bを中心として端子モジュール80が回転されて、LEDモジュール20の被係合部21eに端子モジュール80のフック部81cが係合される。したがって、ケース31及びLEDモジュール20に対する端子モジュール80の位置決めが容易であり、IOモジュール12の組立性を向上させることができる。しかも、LEDモジュール20と端子モジュール80とが、同様の方法で組み付けられるため、IOモジュール12を安定して組み立てることができる。
10…PLC、12…IOモジュール、20…LEDモジュール、21b…係合部(第1係合部)、21c…フック部(第2係合部)、21e…被係合部(第4被係合部)、23…LED基板、24…コネクタ(第1接続部)、31…ケース、31b…被係合部(第1被係合部)、31c…被係合部(第2被係合部)、31d…被係合部(第3被係合部)、42…コネクタ、51…メイン基板、80…端子モジュール、81b…係合部(第3係合部)、81c…フック部(第4係合部)、83…接続部(第2接続部)。

Claims (4)

  1. ケースと、
    前記ケースに組み付けられたメイン基板と、
    LED、前記LEDの点滅を制御するLED基板、及び前記メイン基板に接続される第1接続部を有して一体化され、前記メイン基板に前記第1接続部が接続されており、且つ前記ケースに組み付けられているLEDモジュールと、
    配線が接続される複数の端子、及び前記メイン基板に接続される第2接続部を有して一体化され、前記メイン基板に前記第2接続部が接続されており、且つ前記ケースに組み付けられている端子モジュールと、
    を備え
    前記LEDモジュールは、第1係合部と、第2係合部とを有しており、
    前記ケースは、前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転可能に支持する第1被係合部と、前記第1係合部を中心として回転された前記LEDモジュールの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有しており、
    前記端子モジュールは、第3係合部と、第4係合部とを有しており、
    前記ケースは、前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転可能に支持する第3被係合部を有しており、
    前記LEDモジュールは、前記第3係合部を中心として回転された前記端子モジュールの前記第4係合部に係合する第4被係合部を有しており、
    前記LEDモジュールと前記端子モジュールとは、並んで前記ケースに組み付けられている、ことを特徴とするPLCのIOモジュール。
  2. 前記ケースに前記メイン基板を組み付ける第1方向と、前記ケースに前記LEDモジュールを組み付ける第2方向とは垂直であり、
    前記LEDモジュールの前記第1接続部と前記メイン基板とは、前記第1方向で接続されている請求項1に記載のPLCのIOモジュール。
  3. 前記ケースに前記メイン基板を組み付ける第1方向と、前記ケースに前記端子モジュールを組み付ける第3方向とは垂直であり、
    前記端子モジュールの前記第2接続部と前記メイン基板とは、前記第3方向で接続されている請求項1又は2に記載のPLCのIOモジュール。
  4. ケースと、
    前記ケースに組み付けられたメイン基板と、
    LED、前記LEDの点滅を制御するLED基板、及び前記メイン基板に接続される第1接続部を有して一体化されているLEDモジュールと、
    配線が接続される複数の端子、及び前記メイン基板に接続される第2接続部を有して一体化されている端子モジュールと、
    を備えるPLCのIOモジュールの製造方法であって、
    前記ケースに前記LEDモジュールを組み付け、その後に前記LEDモジュールの前記第1接続部に前記メイン基板を接続する方向で前記ケースに前記メイン基板を組み付け、その後に前記メイン基板に前記端子モジュールの前記第2接続部を接続する方向で前記ケースに前記端子モジュールを組み付け
    前記LEDモジュールは、第1係合部と、第2係合部とを有しており、
    前記ケースは、前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転可能に支持する第1被係合部と、前記第1係合部を中心として回転された前記LEDモジュールの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有しており、
    前記ケースの前記第1被係合部に前記LEDモジュールの前記第1係合部を係合させ、その後に前記第1係合部を中心として前記LEDモジュールを回転させて、前記ケースの前記第2被係合部に前記LEDモジュールの前記第2係合部を係合させ、
    前記端子モジュールは、第3係合部と、第4係合部とを有しており、
    前記ケースは、前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転可能に支持する第3被係合部を有しており、
    前記LEDモジュールは、前記第3係合部を中心として回転された前記端子モジュールの前記第4係合部に係合する第4被係合部を有しており、
    前記ケースの前記第3被係合部に前記端子モジュールの前記第3係合部を係合させ、その後に前記第3係合部を中心として前記端子モジュールを回転させて、前記LEDモジュールの前記第4被係合部に前記端子モジュールの前記第4係合部を係合させ、
    前記LEDモジュールと前記端子モジュールとを、並んで前記ケースに組み付ける、ことを特徴とするPLCのIOモジュールの製造方法。
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