JP3661504B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報処理装置においては、装置本体上に蓋ケースが回動可能に取り付けられ、装置本体の上面にキー入力部が設けられ、蓋ケースに表示部がその表示面をキー入力部に対向させた状態で設けられたラップトップ型やノート型のものが知られている。
この種の情報処理装置では、使用するときに、装置本体を机などの載置面上に載置し、この状態で装置本体上の蓋ケースを上方に回動させて開き、この蓋ケースを装置本体上に傾斜させて起立させると、蓋ケースの表示部が前面側を向き、装置本体のキー入力部が上方に露出するので、表示部を見ながらキー入力部で入力操作ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような情報処理装置では、装置本体の上面にキー入力部を設けているため、基本的に横置き型となり、このため机などの載置面上に載置すると、装置本体の平面積と同じ広さの載置面積が必要となり、使用するときにも、また使用しないときにも、装置本体によって机などの載置面上の作業スペースが狭くなるという問題がある。
なお、このような問題を解消するために、縦型の情報処理装置が開発されているが、この種の情報処理装置では、使用するときも使用しないときも、常に表示部の表示面が前面に露出しているため、表示面が汚れたり傷付いたりしやすいという問題がある。
【0004】
この発明の課題は、使用時および収納時のいずれにおいても、ほぼ同じ大きさの縦型形状にすることができ、これにより横置き型に比べて載置面積を小さくでき、しかも収納時に表示部の表示面を保護できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、下部に台座部が前面側に突出して設けられ、この台座部により起立した状態で載置面上に載置される縦型の装置本体と、
前記台座部により起立した状態の前記装置本体における前記台座部よりも上側に位置する前面に対応する大きさの表示部と、
この表示部の表示面が前記装置本体の前面に対向して前記表示部の裏面が前方を向いた前記表示部の収納状態から、前記表示部が前記装置本体の前面側下方に移動して前記載置面上で前記表示面が上方を向く第1操作状態へと前記表示部が回動移動し、かつこの第1操作状態から前記表示部が上方に移動するとともに前記表示部が表裏反転方向に回動し、前記装置本体の前面に前記表示部の裏面が対向して前記表示面が前方を向く第2操作状態へと前記表示部が回動移動するアーム支持機構と
を備えたことを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、装置本体の下部に設けられた台座部により装置本体が起立した状態で載置面上に載置されるので、従来の横置き型に比べて載置面積を小さくでき、また表示部の表示面が台座部よりも上側に位置する装置本体の前面に対向した状態で、表示部が収納状態となるので、収納時に装置全体をコンパクトにすることができるとともに、収納時に表示部の表示面が外部に露出しないため、表示面を確実に保護することができる。また、使用するときには、アーム支持機構により、表示部が装置本体の前面側下方に移動して載置面上で表示面が上方を向いた第1操作状態から、表示部が上方に移動するとともに表裏反転方向に回動し、装置本体の前面に表示部の裏面が対向して表示面が前方を向いた第2操作状態になることにより、使用時および収納時のいずれにおいても、ほぼ同じ大きさの縦型形状にすることができ、これにより横置き型に比べて載置面積を小さくすることができる。
【0007】
この場合、請求項2に記載のごとく、前記アーム支持機構は、アーム部材を備え、このアーム部材の一端部が前記装置本体の前面側に突出した前記台座部に第1ヒンジ部材により上下方向に回動可能に連結され、前記アーム部材の他端部が前記表示部の裏面に対し第2ヒンジ部材により前記表示部の表裏反転方向に回動可能に連結された構成であるから、表示部の表示面が装置本体の前面に対向して表示部の裏面が前方を向いた表示部の収納状態を除き、これ以外の状態において、第2ヒンジ部材を中心に表示部を表裏反転方向に適宜回動させることにより、装置本体の前方に表示部を傾斜させて配置することができ、これにより表示部を見やすい傾斜角度に調整することができ、また第1ヒンジ部材を中心にアーム部材を上下方向に適宜回動させることにより、表示部を見やすい高さに調節することもでき、これにより表示形態の多様化を図ることができる。
【0008】
また、請求項3に記載のごとく、前記表示部をその表示面の面方向に回転可能に支持する回転支持手段を備えていれば、この回転支持手段により表示部をその表示面の面方向に回転させて、表示部を横向き状態と縦向き状態とに切り換えることができ、これによっても表示形態の多様化を図ることができる。
この場合、請求項4に記載のごとく、前記回転支持手段は、前記表示部の裏面に固定された第1支持部材と、前記アーム部材の前記第2ヒンジ部材に取り付けられて前記第2部材の回動中心を中心に回動移動する第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを前記表示面の面方向に回転可能に連結する連結部材とを備えた構成であれば、少なくとも表示部の収納状態を除く、これ以外の状態において、表示部をその表示面の面方向に回転させて、表示部を横向きと縦向きとに切り換えることができる。
また、請求項5に記載のごとく、前記回転支持手段は、前記表示部が90°回転するごとに、前記表示部を位置規制する回転規制部材を備えていることにより、表示部をその表示面方向に90°回転させたときに、表示部を横向き状態と縦向き状態とに確実に位置規制して保持することができる。
【0009】
また、請求項6に記載のごとく、前記装置本体にはキーボードなどの外部部品を挿脱自在に収納する収納部が設けられていることにより、表示部の収納状態において、キーボードなどの外部部品が汚れたり邪魔になったりすることがなく、装置全体のより一層のコンパクト化が図れる。
さらに、請求項7に記載のごとく、前記表示部はその表示面に透明なタッチ入力部が設けられていることにより、表示部の表示面が載置面上で上方を向いた第1操作状態、および表示部の表示面が前方を向いた状態において、表示部の透明なタッチ入力部により入力操作ができ、これにより入力形態の多様化をも図ることができる。特に、表示部の表示面が上方を向いた第1操作状態では、表示部を載置面上に載置させることができるので、表示部を安定させた状態で入力操作ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図23を参照して、この発明の情報処理装置の一実施形態について説明する。
図1は情報処理装置の使用状態を示した外観斜視図、図2はその情報処理装置の収納状態を示した前面側の外観斜視図、図3はその裏面側の外観斜視図である。
この情報処理装置は、パーソナルコンピュータなどであり、縦型の装置本体1と表示ケース2とを備え、これらがアーム支持機構3により連結された構成になっている。なお、この情報処理装置は、図1に示すように、第1キーボード4、手書き用の第2キーボード5、およびワイヤレス用の第3キーボード6を備えている。
【0011】
装置本体1は、その下部に台座部7が前面側に突出して設けられ、この台座部7により起立した状態で、机などの載置面8上に載置されるように構成されている。この場合、台座部7は、その下部が装置本体1の前方に突出し、その上部が装置本体1の前面に位置するように、その前面が円弧状に湾曲して形成されている。また、この台座部7の前面における右側上面には、電源スイッチ9が設けられており、その左側上面には、アクセスキー10aや出力キー10bなどが設けられている。さらに、台座部7の前面における中間部には、取付凹部11が設けられている。
【0012】
また、装置本体1には、図2に示すように、第1〜第3キーボード4〜6のうち、手書き用の第2キーボード5を挿脱自在に収納する第1収納部12と、ワイヤレス用の第3キーボード6を挿脱自在に収納する第2収納部13とがそれぞれ右側に開放されて設けられているほか、フロッピーディスク14を着脱可能に装着するフロッピーディスクドライブ15も右側に開放されて設けられている。この装置本体1の右側面には、第1、第2収納部12、13およびフロッピーディスクドライブ15の各開放側を開閉自在に塞ぐ保護カバー16が開閉自在に取り付けられている。なお、装置本体1の裏面には、図3に示すように、緩やかな湾曲状に突出した湾曲突出部17が上部から下端部に亘って形成されている。また、台座部7の裏面側には、第1、第2キーボード4、5の接続ケーブルを収納するケーブル収納部(いずれも図示せず)のケーブル蓋18が着脱可能に設けられている。
【0013】
表示ケース2は、図1に示すように、ほぼ長方形状に形成されている。この表示ケース2の前面には表示用開口部2aが設けられており、その内部には表示パネル20が設けられている。この表示パネル20は、液晶表示パネルなどの平面型ディスプレイであり、その表示面20aが表示ケース2の表示用開口部2aから外部に露出し、この露出する表示面20aの前面に透明なタッチ入力シート(図示せず)が設けられ、これにより表示機能と入力機能とを兼ね備えた構成になっている。
また、この表示ケース2は、図2に示すように、表示パネル20の表示面20aを装置本体1の前面に対向させた状態で、台座部7よりも上側に位置する装置本体1の前面に対応する大きさに形成されている。
【0014】
アーム支持機構3は、図4に示すように、中空でほぼ平板形状のアーム部材21を備え、このアーム部材21の一端部(同図では下端部)が台座部7の前面に設けられた取付凹部11内に配置され、この状態で第1ヒンジ部材22により上下方向に回動可能に連結されているとともに、アーム部材21の他端部(同図では上端部)に表示ケース2の裏面が後述する第2ヒンジ部材24および回転支持部材23により表示ケース2の表裏反転方向および表示面20aの面方向にそれぞれ回動可能に連結された構成になっている。この場合、アーム部材21は、図2および図4に示すように、その上端部にほぼV字状の切欠部21aが設けられており、この切欠部21a内には、回転支持部材23の後述する一部が収納可能に配置される。
【0015】
以下、アーム支持機構3の第1、第2ヒンジ部材22、24および回転支持部材23について、図4〜図15を参照して詳細に説明する。
第1ヒンジ部材22は、図4および図5に示すように、アーム部材21の下端内部における右側およびこれに隣接する右側の台座部7内に亘って設けられた右ヒンジ部25と、アーム部材21の下端内部における左側およびこれに隣接する左側の台座部7内に亘って設けられた左ヒンジ部26と、この左ヒンジ部26の回動を制動するダンパ部材27とから構成されている。
この場合、右ヒンジ部25は、図5に示すように、台座部7の右側内部に取り付けられる取付板28と、この取付板28に回転自在に取り付けられたヒンジ軸29と、このヒンジ軸29に巻き付けられた第1コイルばね30aとを備えている。また、左ヒンジ部26は、右ヒンジ部25とほぼ同様、台座部7の左側内部に取り付けられる取付板28と、この取付板28に回転自在に取り付けられたヒンジ軸29と、このヒンジ軸29に巻き付けられた第2コイルばね30bとを備えている。
【0016】
取付板28は、図5に示すように、剛性の高い金属板の両端部を折り曲げてコ字状に形成され、その中間部が図6に示すように台座部7の取付凹部11の両側に位置する台座部7の内部にそれぞれ取り付けられている。
ヒンジ軸29は、図5に示すように、取付板28の折り曲げられた両端部に回転自在に取り付けられ、図4に示すように、その各一端部側が台座部7の取付凹部11内にそれぞれ突出し、この突出した部分が平板状に形成され、この平板部がアーム部材21の下端内部の両側にビス31により取り付けられている。これにより、アーム部材21は、図4および図6に示すように、ヒンジ軸29を中心に上下方向に回動するように構成されている。なお、ヒンジ軸29は、左右のヒンジ部25、26ごとにそれぞれ別々に構成されているが、1本の軸で構成し、その中間部をアーム部材21に固定し、その両端部をそれぞれ左右の取付板28に回転自在に取り付けた構成でも良い。
【0017】
第1、第2コイルばね30a、30bのうち、右ヒンジ部25の第1コイルばね30aは、図5に示すように、取付板28の両側部間に位置するヒンジ軸29に巻き付けられ、その一端部がヒンジ軸29に取り付けられ、他端部が取付板28に取り付けられている。これにより、第1コイルばね30aは、図5および図6に示すように、アーム部材21の上端部側に取り付けられた表示ケース2が装置本体1の前面側下方に移動して、アーム部材21が下方に向けて回動するときに、その回動に伴って回転するヒンジ軸29の回転に応じて捩じられ、これによりばね力を蓄積し、また逆に、表示ケース2が装置本体1の前面側上方に移動して、アーム部材21が上方に向けて回動するときに、その回動に伴って回転するヒンジ軸29に対し蓄積したばね力を付与し、これによりアーム部材21を復帰させる方向に付勢するように構成されている。
【0018】
また、左ヒンジ部26の第2コイルばね30bは、図5に示すように、取付板28の両側部間に位置するヒンジ軸29にほぼ一定の摩擦力をもってスリップ回転可能に巻き付けられている。すなわち、この第2コイルばね30bは、その一端部がヒンジ軸29に取り付けられ、他端部が自由状態、もしくは取付板28に取り付けられ、これによりヒンジ軸29に対して常にほぼ一定の摩擦力を付与するように構成されている。従って、第2コイルばね30bは、図5および図6に示すように、アーム部材21の上端部側に取り付けられた表示ケース2が装置本体1の前面側において上下方向に移動して、アーム部材21が上下方向に回動し、これに伴ってヒンジ軸29が回動するときに、ほぼ一定の摩擦力をもってヒンジ軸29の外周面をスリップ回転する。この場合、第2コイルばね30bの摩擦力は、アーム部材21が上下方向に向けて回動しても、表示ケース2が取り付けられたアーム部材21を任意の回動位置に停止させる程度の摩擦力に設定されており、かつ第1コイルばね30aに蓄積されるばね力よりも大きく設定されている。
【0019】
ダンパ部材27は、図5に示すように、左ヒンジ部26の左側に位置し、この状態で図7に示すように台座部7内に取り付けられている。このダンパ部材27は、図5に示すように、ダンパ軸32を備え、このダンパ軸32の右端部にダンパ歯車33が取り付けられ、このダンパ歯車33が左ヒンジ部26のヒンジ軸29の左端部に取り付けられたヒンジ歯車34に噛み合い、これによりダンパ軸32が左ヒンジ部26のヒンジ軸29と連動するように構成されている。すなわち、このダンパ部材27は、アーム部材21の上端部に取り付けられた表示ケース2の重量を補助的に打ち消すためのものであり、アーム部材21が下方に向けて回動するとき、つまりダンパ軸32が図5において矢印で示す時計回りに回動するときに、ダンパ軸32に制動力を付与してヒンジ軸29の回動を補助的に制動し、また逆に、アーム部材21が上方に向けて回動するとき、つまりダンパ軸32が同図において矢印と反対の反時計回りに回動するときには、ダンパ軸32に制動力をほとんど付与せず、ダンパ軸32が滑らかに回転するように構成されている。なお、このダンパ部材27の制動力は、第2コイルばね30bの摩擦力よりも小さく設定されている。
【0020】
一方、第2ヒンジ部材24は、図4および図8に示すように、回動軸35と、この回動軸35の両端部をそれぞれ回動可能に支持する一対の固定板36と、回動軸35の中間部に固定された連結補強板37とから構成されている。回動軸35は、図4に示すように、アーム部材21の上端内部に配置され、その中間部がアーム部材21の切欠部21a内に位置した状態で、両端部がアーム部材21の上端内部の両側に挿入されている。一対の固定板36は、図8に示すように、回動軸35の両端部にビスなどの締結部材38により回転可能に取り付けられ、この状態で図4に示すようにアーム部材21の上端内部の両側に取り付けられている。この場合、締結部材38は、その締結力に応じて固定板36と回動軸35との相対的な回動に対して所定の負荷を付与し、これにより両者が勝手に回動しないように、一対の固定板36に回動軸35の両端部を回動可能な状態で連結するように構成されている。連結補強板37は、図8に示すように、回動軸35の中間部に固定され、図4に示すようにアーム部材21の切欠部21a内に収納可能に配置され、この状態で図9〜図11に示すように回動軸35を中心にその回動軸35と共に回動し、これにより回転支持部材23を表示ケース2と共に回動移動させるように構成されている。
【0021】
また、回転支持部材23は、図4、図9〜図15に示すように、表示ケース2の裏面に固定された第1支持板40と、第2ヒンジ部材24の連結補強板37に取り付けられた2支持板41と、第1支持板40と第2支持板41とを表示ケース2の表示パネル20の面方向に回転可能に連結する連結部材42と、表示ケース2が90°回転するごとに表示ケース2を位置規制する回転規制部材43とを備え、図4に示すように、第2支持板41、連結部材42、および回転規制部材43が第2ヒンジ部材24の連結補強板37と共にV字状のカバーケース44で覆われてアーム部材21の切欠部21a内に収納可能に配置されるように構成されている。
【0022】
第1支持板40は、図4に示すように、ほぼ「エ」字状に形成された金属板からなり、表示ケース2の裏面側内面に固定されている。第2支持板41は、アーム部材21の切欠部21a内に配置される大きさで、ほぼ円板状に形成され、その中心部に回転孔(図示せず)が形成され、図13に示すように、第2ヒンジ部材24の連結補強板37にビス45により固定され、これにより第2ヒンジ部材24の回動軸35を中心にその回動軸35および連結補強板37と共に回動移動するように構成されている。連結部材42は、丸棒状の外周面に平坦面を対向させて形成した非円形状の軸部材であり、図9〜図11に示すように、その一端部が第1支持板40に固定され、この状態でワッシャ46を介して第2支持板41の回転孔に挿入され、その他端部に回転規制部材43の板ばね47を介して押え板48が取り付けられ、この押え板48により第2支持板41に所定の負荷を付与した状態で、第2支持板41のみが連結部材42に対して回転するように構成されている。
【0023】
回転規制部材43は、図13〜図15に示すように、押え板48により第2支持板41に押え付けられて連結部材42に取り付けられた板ばね47と、この板ばね47に対向する第2支持板41の対向面に連結部材42の中心から90°の開き角度をもって設けられた2つの突起部49とからなり、第1支持板40と第2支持板41とが相対的に90°回転するごとに、板ばね47がいずれか一方の突起部49に乗り上げて、第1支持板40と第2支持板41との相対的な回転力を重くすることにより、第1支持板40と第2支持板41との相対的な回転位置を規制するように構成されている。
【0024】
ところで、このような回転支持部材23は、図12に示すように、連結部材42により第1支持板40、第2支持板41、および回転規制部材43を組み付けた状態で、第1支持板40を表示ケース2の裏面内側に取り付け、これにより表示ケース2の裏面に設けられた円形孔50から第2支持板41を露出させ、この露出した第2支持板41を第2ヒンジ部材24の連結補強板37に取り付け、この状態で第2支持板41、連結部材42、および回転規制部材43を第2ヒンジ部材24の連結補強板37と共にV字状のカバーケース44で覆い、このカバーケース44を第2支持板41に取り付けている。これにより、表示ケース2は、アーム部材21の第2ヒンジ部材24の回動軸35を中心に表示ケース2の表裏反転方向に回動するとともに、回転支持部材23の連結部材42を中心にカバーケース44に対して表示面20aの面方向に回転するように構成されている。
【0025】
この場合、表示ケース2の裏面に設けられた円形孔50は、その中心が表示ケース2の裏面の中心から上方に少し離れた位置に形成されている。これに応じて第1支持板40も、表示ケース2の裏面内側にその中心よりも少し上方に位置して取り付けられており、これに伴って連結部材42の中心も、表示ケース2の裏面の中心から上方に少し離れた位置に位置している。これにより、表示パネル20の表示面20aが装置本体1の前面に対向した図2に示す収納状態では、装置本体1の前面に表示ケース2が対応し、また表示ケース2の裏面が装置本体1の前面に対向して表示パネル20の表示面20aが前方を向いた図1に示す使用状態では、表示ケース2が装置本体1の前面において少し高い位置にずれて配置される。
【0026】
次に、このような情報処理装置の作用について説明する。
この情報処理装置は、図1〜図3に示すように、装置本体1の下部に設けられた台座部7により装置本体1が机などの載置面8上に起立した状態で縦型に載置される。このため、この情報処理装置では、従来の横置き型の場合に比べて、載置面積を小さくすることができる。
この状態で情報処理装置を使用しないときには、図2および図16に示すように、表示ケース2内の表示パネル20の表示面20aを台座部7よりも上側に位置する装置本体1の前面に対向させ、表示ケース2の裏面を前方に向けた状態で、表示ケース2を装置本体1の前面に密着させて対応させることにより、表示ケース2およびアーム部材21が台座部7から前方に突出せずに、表示ケース2が収納状態となる。このため、装置全体をコンパクトにすることができるとともに、載置面8上の作業スペースを十分に確保することができる。
【0027】
また、この状態では、表示パネル20の表示面20aが装置本体1の前面に対向して、表示パネル20が外部に露出することがないため、表示パネル20の表示面20aが汚れたり傷付いたりせず、良好に表示パネル20を保護することができる。
さらに、このような情報処理装置では、図2に示すように、装置本体1に設けられた第1、第2収納部12、13に第2、第3キーボード5、6を挿脱可能に収納することができるので、これによっても装置全体のコンパクト化を図ることができるほか、特に、使用しないときに第2、第3キーボード5、6が埃などで汚れたり、邪魔になったりしないため、第2、第3キーボード5、6の使い勝手が良い。
【0028】
一方、この情報処理装置を使用する場合には、まず、図16に示すように、表示ケース2内の表示パネル20の表示面20aが装置本体1の前面に対向した収納状態から、図17に示すように、表示ケース2を装置本体1の前面側下方に移動させて載置面8上で表示パネル20の表示面20aが上方を向く第1操作状態へと表示ケース2を回動移動させる。このときには、図4に示すように、アーム部材21が第1ヒンジ部材22の左右のヒンジ軸29を中心に同図に矢印で示す下方に向けて回動し、これに伴って左右の各ヒンジ軸29も回動する。すると、図5に示すように、右ヒンジ部25のヒンジ軸29の回動に応じて第1コイルばね30aが捩じられ、左ヒンジ部26のヒンジ軸29の回動に応じて、第2コイルばね30bが相対的にスリップ回転するとともに、ダンパ部材27のダンパ軸32が回転する。
【0029】
このように、右ヒンジ部25の第1コイルばね30aが捩じられると、第1コイルばね30aにばね力が蓄積される。また、左ヒンジ部26の第2コイルばね30bはヒンジ軸29の回動に応じて相対的にスリップ回転するが、ヒンジ軸29に対してほぼ一定の摩擦力を付与してヒンジ軸29の回動を制動するため、このヒンジ軸29を介してアーム部材21の回動が制動される。このため、第1、第2コイルばね30a、30bによって、アーム部材21の下方への回動が妨げられるので、アーム部材21を下方に回動させるための動作力が重くなり、アーム部材21が急激に下方に向けて回動することがなく、アーム部材21を任意の回動位置に停止させることが可能になる。
【0030】
このときには、ダンパ部材27がダンパ軸32を制動するので、このダンパ軸32に連動する左ヒンジ部26のヒンジ軸29の回動が補助的に制動される。このため、このダンパ部材27によってもアーム部材21の下方への回動が妨げられることになり、アーム部材21を下方に回動させるための動作力が更に重くなる。このため、表示ケース2を下方に向けて移動させる際には、表示ケース2を押し下げることのできる動作力に応じてアーム部材21を回動させることができ、これによりアーム部材21の回動動作を安定させることができ、しかも表示ケース2の重量がアーム部材21に加わり、アーム部材21側の全重量が重くても、アーム部材21を確実に任意の回動位置に停止させることができる。
【0031】
この後、図17に示すように、表示パネル20の表示面20aが上方を向いた第1操作状態から、表示ケース2を上方に移動させるとともに、表示ケース2を第2ヒンジ部材24の回動軸35を中心に表裏反転方向に回動させ、図18に示すように、装置本体1の前面に表示ケース2の裏面を対向させて、表示パネル20の表示面20aを前方に向けた第2操作状態へと表示ケース2を回動移動させる。このときには、まず、第1ヒンジ部材22を中心にアーム部材21を上方に回動させて表示ケース2を上方に移動させる。すなわち、第1ヒンジ部材22の左ヒンジ部26の第2コイルばね30bによる摩擦力に抗してアーム部材21を上方に向けて回動させると、ダンパ部材27はダンパ軸32に制動力を付与しないため、ダンパ軸32がヒンジ軸29に連動して回動するが、右ヒンジ部25の第1コイルばね30aが蓄積したばね力によりアーム部材21を上方に向けて回動させるように付勢するので、軽い力でアーム部材21を上方に回動させて表示ケース2を上方に移動させることができる。なお、このときにも、アーム部材21を任意の位置に停止させることができる。
【0032】
このように、アーム部材21を上方に回動させ、表示ケース2を表裏反転させるときには、図9〜図11に示すように、第2ヒンジ部材24の回動軸35を中心に連結補強板37および回転支持部材23と共に表示ケース2を180°回動させることにより、表示ケース2を表裏反転させることができる。このときには、第2ヒンジ部材24の回動軸35が一対の固定板36に締結部材38により所定の負荷をもって回動可能に締結されているので、回動軸35を中心に表示ケース2側を回動させても、任意の回動位置に停止させることができる。
これにより、図18に示すように、装置本体1の前面に表示ケース2の裏面が対向し、表示パネル20の表示面20aが前方を向いた第2操作状態になる。
【0033】
この状態では、表示回転支持部材23の連結部材42の中心が表示ケース2の裏面の中心から上方に少し離れているので、表示ケース2が図16に示す収納状態のときよりも、図18に示すように少し高い位置に配置される。しかし、この状態では、図16に示す収納状態とほぼ同じ大きさの縦型形状になるため、従来のような横置き型の場合に比べて載置面積を小さくすることができ、これによっても載置面8上の作業スペースを十分に確保することができる。
また、この状態では、図1に示すように、装置本体1の手前側に第1キーボード5を配置するとともに、装置本体1の第1収納部12から手書き用の第2キーボード6を取り出し、第2収納部13からワイヤレス用の第3キーボード7を取り出し、これら第2、第3キーボード6、7を第1キーボード5と共に装置本体1の手前側に配置することにより、第1〜第3キーボード5〜7を適宜選択して情報を入力することができる。
【0034】
また、この情報処理装置では、アーム支持機構3のアーム部材21の一端部が台座部7の取付凹部11内に第1ヒンジ部材22により上下方向に回動可能に取り付けられ、アーム部材21の他端部に表示ケース2が第2ヒンジ部材24により表裏反転方向に回動可能に取り付けられているので、表示ケース2が装置本体1の前面に対応した図16に示す収納状態を除く状態、例えば、載置面8上で表示パネル20の表示面20aが上方を向いた図17に示す第1操作状態、あるいは表示ケース2が表裏反転して表示パネル20の表示面20aが前方を向いた図18に示す第2操作状態において、第1ヒンジ部材22を中心にアーム部材21を上下方向に適宜回動させるとともに、第2ヒンジ部材24を中心に表示ケース2を表裏反転方向に所定角度だけ回動させることにより、図19に示すように、装置本体1の前方に表示ケース2を傾斜させて配置することができ、これにより表示パネル20を見やすい傾斜角度に調整することができる。このときには、第1ヒンジ部材22を中心にアーム部材21を上下方向に所定角度だけ回動させることにより、表示パネル20が見やすい高さになるように、表示ケース2の高さをも調整することができる。特に、表示ケース2の下端部を載置面8に当接させれば、表示ケース2および装置本体1を安定させた状態で、表示パネル20を適宜傾けることができる。
【0035】
この場合、表示パネル20の表示面20aに透明なタッチ入力シート(図示せず)が設けられていることにより、表示パネル20の表示面20aが装置本体1の前面に対向した図16に示す収納状態を除く状態、例えば、図17に示すように表示パネル20の表示面20aが載置面8上で上方を向いた第1操作状態、あるいは図18に示すように表示パネル20の表示面20aが前方を向いた第2操作状態、もしくは図19に示すように表示ケース2が装置本体1の前方に傾斜して配置された状態において、表示パネル20のタッチ入力シートから入力ペンなどで情報を入力することができ、これにより入力形態の多様化が図れる。特に、図17に示すように表示パネル20の表示面20aが上方を向いた第1操作状態では、表示ケース2の手前側の端部を載置面8上に当接させて表示ケース2を少し傾けた状態にすることにより、入力ペンなどによる入力操作が良好にでき、しかも表示ケース2の裏面のほぼ中央部がアーム部材21により支持され、かつ表示ケース2の手前側の端部が載置面8上に当接していることにより、表示ケース2を安定させた状態で保持することができ、これにより、より一層、良好に入力操作ができる。
【0036】
さらに、この情報処理装置では、図18に示すように、表示ケース2の裏面が装置本体1の前面に対向し、表示パネル20の表示面20aが横向き状態で前方を向いた第2操作状態から、図20に示すように、表示ケース2をその表示パネル20の面方向に90°回転させることにより、図21に示すように、表示ケース2を縦向き状態に切り換えることができる。このときには、図13〜図15に示すように、回転支持部材23の連結部材42を中心に表示ケース2に取り付けられた第1支持板40が第2ヒンジ部材24の連結補強板37に取り付けられた第2支持板41に対して相対的に回転する。この場合には、第2支持板41が押え板48により第1支持板40に押え付けられているので、表示ケース2に所定の負荷が付与され、これにより任意の回転位置に表示ケース2を保持することができる。
【0037】
このように表示ケース2が表示パネル20の面方向に回転するときには、回転支持部材23の連結部材42の中心が表示ケース2の裏面の中心から上方に少し離れているとともに、装置本体1の下部の台座部7に取付凹部11が設けられていることにより、表示ケース2の下端部が台座部7に接触することがなく、表示ケース2を確実かつ良好に回転させることができる。
そして、表示ケース2が90°回転すると、回転規制部材43の板ばね47が第2支持板41に設けられた一方の突起部49から他方の突起部49に当接して乗り上げるので、第1支持板40の回転が規制され、これにより表示ケース2を90°回転させた縦向き状態で確実に保持することができる。
このような表示ケース2の面方向への回転は、図17に示すように、表示ケース2を装置本体1の前面側下方に移動させて載置面8上で表示パネル20の表示面20aが横向きで上方を向いた第1操作状態においても、表示ケース2をその表示パネル20の面方向に90°回転させることにより、上記と同様、表示ケース2の端部が台座部7に接触することなく、図22に示すように、表示ケース2を縦向き状態に切り換えることができ、これにより表示形態の多様化を図ることができる。
【0038】
さらに、この情報処理装置では、表示ケース2が装置本体1の前面に対応した図16に示す収納状態を除く状態、例えば、図22に示すように載置面8上で表示パネル20の表示面20aが縦向きで上方を向いた第1操作状態、あるいは図21に示すように表示ケース2が表裏反転して表示パネル20の表示面20aが縦向きで前方を向いた第2操作状態のいずれにおいても、第1ヒンジ部材22を中心にアーム部材21を上下方向に適宜回動させるとともに、第2ヒンジ部材24を中心に表示ケース2を表裏反転方向に所定角度だけ回動させることにより、図23に示すように、装置本体1の前方に表示ケース2を縦向き状態で傾斜させて配置することができ、これにより表示パネル20を見やすい傾斜角度に調整することができる。このときにも、第1ヒンジ部材22を中心にアーム部材21を上下方向に所定角度だけ回動させることにより、表示パネル20が見やすい高さになるように、表示ケース2の高さをも調整することができる。この場合にも、表示ケース2の下端部を載置面8に当接させれば、表示ケース2および装置本体1を安定させた状態で、表示パネル20を適宜傾けることができる。
【0039】
このように、表示ケース2が縦向きの状態の場合にも、表示パネル20の表示面20aに透明なタッチ入力シート(図示せず)が設けられていることにより、表示パネル20の表示面20aが装置本体1の前面に対向した図16に示す収納状態を除く状態、例えば、図22に示すように表示パネル20の表示面20aが載置面8上で縦向きで上を向いた第1操作状態、あるいは図21に示すように表示パネル20の表示面20aが縦向きで前面を向いた第2操作状態、もしくは図23に示すように表示ケース2が装置本体1の前方に縦向きで傾斜して配置された状態のいずれにおいても、表示パネル20のタッチ入力シートにより情報を入力することができる。この場合にも、表示パネル20の表示面20aが縦向きで上方を向いた図22に示す第1操作状態では、表示ケース2の手前側の端部を載置面8上に当接させることにより、上述した図17に示した横向き状態と同様、表示ケース2を安定させた状態で保持することができ、より一層、良好に入力操作ができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、装置本体の下部に設けられた台座部により装置本体が起立した状態で載置面上に載置されるので、従来の横置き型に比べて載置面積を小さくでき、また表示部の表示面が台座部よりも上側に位置する装置本体の前面に対向した状態で、表示部が収納状態となるので、収納時に装置全体をコンパクトにすることができるとともに、収納時に表示部の表示面が外部に露出しないため、表示面を確実に保護することができる。また、使用する際には、アーム支持機構により、表示部が装置本体の前面側下方に移動して載置面上で表示面が上方を向いた第1操作状態から、表示部が上方に移動するとともに表裏反転方向に回動し、装置本体の前面に表示部の裏面が対向して表示面が前方を向いた第2操作状態になるので、使用時および収納時のいずれにおいても、ほぼ同じ大きさの縦型形状にすることができ、これにより横置き型に比べて載置面積を小さくすることができ、載置面上の作業スペースを十分に確保することができる。
【0041】
この場合、アーム支持機構が、アーム部材を備え、このアーム部材の一端部が装置本体の前面側に突出した台座部に第1ヒンジ部材により上下方向に回動可能に連結され、アーム部材の他端部が表示部の裏面に対し第2ヒンジ部材により表示部の表裏反転方向に回動可能に連結されているから、表示部の表示面が装置本体の前面に対向して表示部の裏面が前方を向いた表示部の収納状態を除き、これ以外の状態において、第2ヒンジ部材を中心に表示部を表裏反転方向に適宜回動させることにより、装置本体の前方に表示部を傾斜させて配置することができ、これにより表示部を見やすい傾斜角度に調整することができ、また第1ヒンジ部材を中心にアーム部材を上下方向に適宜回動させることにより、表示部を見やすい高さに調節することもでき、これにより表示形態の多様化を図ることができる。
【0042】
また、表示部をその表示面の面方向に回転可能に支持する回転支持手段を備えていることにより、表示部をその表示面の面方向に回転させて、表示部を横向き状態と縦向き状態とに切り換えることができ、これによっても表示形態の多様化を図ることができる。特に、回転支持手段が、表示部の裏面に固定された第1支持部材と、アーム部材の第2ヒンジ部材に取り付けられて第2部材の回動中心を中心に回動移動する第2支持部材と、第1支持部材と第2支持部材とを表示面の面方向に回転可能に連結する連結部材とを備えた構成であることにより、少なくとも表示部の収納状態を除く、これ以外の状態において、表示部をその表示面の面方向に回転させて、表示部を横向きと縦向きとに切り換えることができる。また、回転支持手段が、表示部を90°回転させるごとに、表示部を位置規制する回転規制部材を備えていることにより、表示部を横向き状態と縦向き状態とに確実に位置規制して保持することができる。
【0043】
さらに、装置本体にキーボードなどの外部部品を挿脱自在に収納する収納部が設けられていることにより、表示部の収納状態において、キーボードなどの外部部品が汚れたり邪魔になったりせず、装置全体のより一層のコンパクト化を図ることができる。
また、表示部の表示面に透明なタッチ入力部が設けられていることにより、表示部の表示面が載置面上で上方を向いた第1操作状態、および表示部の表示面が前方を向いた状態において、表示部の透明なタッチ入力部により入力操作ができ、これにより入力形態の多様化をも図ることができる。特に、表示部の表示面が上方を向いた第1操作状態では、表示部を載置面上に載置させることができるので、表示部を安定させた状態で入力操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報処理装置の一実施形態における使用状態を示した外観斜視図。
【図2】図1の情報処理装置の使用しない収納状態を示した前面側の一部分解した外観斜視図。
【図3】図2の裏面側の外観斜視図。
【図4】図2においてアーム部材の一部を取り除いてアーム支持機構を露出させた状態の斜視図。
【図5】図4の第1ヒンジ部材を示した斜視図。
【図6】図5の右ヒンジ部を概略的に示した図4の右側面図。
【図7】図5の左ヒンジ部およびダンパ部材を概略的に示した図4の左側面図。
【図8】図4の第2ヒンジ部材を示した斜視図。
【図9】図4の第2ヒンジ部材と回転支持手段を示した右側面図。
【図10】図9の状態で第2ヒンジ部材を中心に回転支持手段を反時計回りに90°回動させた状態の右側面図。
【図11】図9の状態で第2ヒンジ部材を中心に回転支持手段を反時計回りに180°回動させて表示ケースを表裏反転させた状態の右側面図。
【図12】図4の表示ケースの裏面および回転支持手段を示した分解斜視図。
【図13】図4の第2ヒンジ部材と回転支持手段を示した拡大正面図。
【図14】図13の状態で第1支持部材を第2支持部材に対して相対的に反時計回りに所定角度回転させた状態を示した拡大正面図。
【図15】図13の状態で第1支持部材を第2支持部材に対して相対的に反時計回りに90°回転させた状態を示した拡大正面図。
【図16】図2において各キーボードを装置本体内に収納し、表示ケースを装置本体の前面に対応させた使用しない収納状態を示した外観斜視図。
【図17】図16に示す表示ケースの収納状態から表示ケースを装置本体の前面下方に移動させた第1操作状態を示した外観斜視図。
【図18】図17に示された第1操作状態から表示ケースを上方に移動させながら表裏反転させて表示ケースの裏面を装置本体の前面に対向させて表示パネルの表示面を前面に向けた第2操作状態を示した外観斜視図。
【図19】図17に示された第1操作状態と図18に示された第2操作状態との間の状態で、表示ケースを傾けた状態を示した外観斜視図。
【図20】図18に示された表示ケースの横向きの状態で表示ケースを表示面方向に回転させた途中の状態を示した外観斜視図。
【図21】図18の状態で表示ケースが90°回転した縦向き状態を示した外観斜視図。
【図22】図17に示された横向きの第1操作状態で表示ケースが90°回転した縦向きの第1操作状態を示した外観斜視図。
【図23】図22に示された縦向きの第1操作状態と図21に示された縦向きの第2操作状態との間の状態で、表示ケースを縦向きに傾けた状態を示した外観斜視図。
【符号の説明】
1 装置本体
2 表示ケース
3 アーム支持機構
4〜6 第1〜第3キーボード
7 台座部
8 載置面
12、13 第1、第2収納部
14 フロッピーディスク
15 フロッピーディスクドライブ
20 表示パネル
20a 表示面
21 アーム部材
22 第1ヒンジ部材
23 回転支持部材
24 第2ヒンジ部材
40 第1支持板
41 第2支持板
42 連結部材
43 回転規制部材

Claims (7)

  1. 下部に台座部が前面側に突出して設けられ、この台座部により起立した状態で載置面上に載置される縦型の装置本体と、
    前記台座部により起立した状態の前記装置本体における前記台座部よりも上側に位置する前面に対応する大きさの表示部と、
    この表示部の表示面が前記装置本体の前面に対向して前記表示部の裏面が前方を向いた前記表示部の収納状態から、前記表示部が前記装置本体の前面側下方に移動して前記載置面上で前記表示面が上方を向く第1操作状態へと前記表示部が回動移動し、かつこの第1操作状態から前記表示部が上方に移動するとともに前記表示部が表裏反転方向に回動し、前記装置本体の前面に前記表示部の裏面が対向して前記表示面が前方を向く第2操作状態へと前記表示部が回動移動するアーム支持機構と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アーム支持機構は、アーム部材を備え、このアーム部材の一端部が前記装置本体の前面側に突出した前記台座部に第1ヒンジ部材により上下方向に回動可能に連結され、前記アーム部材の他端部が前記表示部の裏面に対し第2ヒンジ部材により前記表示部の表裏反転方向に回動可能に連結された構成であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示部をその表示面の面方向に回転可能に支持する回転支持手段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記回転支持手段は、前記表示部の裏面に固定された第1支持部材と、前記アーム部材の前記第2ヒンジ部材に取り付けられて前記第2ヒンジ部材の回動中心を中心に回動移動する第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを前記表示面の面方向に回転可能に連結する連結部材とを備えた構成であることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記回転支持手段は、前記表示部が90°回転するごとに、前記表示部を位置規制する回転規制部材を備えていることを特徴とする請求項3または4記載の情報処理装置。
  6. 前記装置本体には、キーボードなどの外部部品を挿脱自在に収納する収納部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部は、その表示面に透明なタッチ入力部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の情報処理装置。
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