JP3661176B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーショ装置及びこれに関連する地図情報提供装置並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、車両に搭載されているナビゲーション装置は、地図上に自車位置を示すと共に目的地までの最適経路を設定するようにしたものが主流であり、広く使用されるようになってきた。
また、最近では、VICSセンターから、光ビーコン、電波ビーコン及びMF多重放送を介して、交通情報を受信し渋滞路を迂回して走行できるようにしたものも普及し始めている。
また、ATISセンター等から、車載電話を利用して、各種の交通情報をリアルタイムで入手できるようにしたものも使用されている。
さらに、特開平8−87234号公報には、車載のナビゲーション装置が地図データベースを保有していない場合でも、情報センターから道路インフラ側を介して詳細な地図情報を入手することができ、さらに、古い地図データベースを保有している場合でも、情報センターから最新の情報を入手することにより正確な複合地図情報を表示できるようにしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のナビゲーション装置のうち、外部の情報センター等から、特定の情報(交通情報、駐車場情報、地図情報等)を入手するタイプのものは、全てこれらの情報を一律に入手するものであったため、ユーザーが必要な情報のみを選択して入手することは、困難であった。また、地図情報は、イメージ情報であり、大量の地図情報を一律にCD−ROM等の記憶媒体に記憶させることは、記憶容量上制限があり、実用的ではなかった。
また、車載の携帯電話等の無線通信手段を使用して情報を受信するようにしているため、情報転送に伴う電話料や情報センターの情報使用料であるデータ使用料が、コスト的に増大するという問題もあった。また、無線通信手段を使用して受信する場合、電波障害等により、転送の途中で通信が中断し、この場合には、情報転送を最初からやり直さなければならず、操作上も面倒であり、通信コストの増大にもつながっていた。
【0004】
そこで、本発明は、上記の従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、外部の情報センターから要求地図情報を転送中に通信中断が発生してもこの通信中断による弊害を低減させることができるナビゲーション装置及び記憶媒体を提供することを目的としている。
また、本発明は、無線通信手段を介して車載のナビゲーション装置に要求地図情報を転送する際に通信中断が生じてもこの通信中断による弊害を低減させることができる地図情報提供装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、上記地図情報提供源にて要求地図情報が所定の単位毎に分割され、この分割された各単位にフラグが設定され、上記地図情報提供源から転送されたこれらの要求地図情報を単位毎に受信してロードし、再ロード時にロード済の最終フラグの次の単位の要求地図情報からロードすることを特徴としている。
請求項2に記載された本発明は、請求項1記載のナビゲーション装置であって、上記所定の単位は、エリア、要求地図情報に含まれる情報の種類、転送バイト容量及び転送時間の少なくとも何れかであることを特徴としている。
【0006】
請求項3に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、上記地図情報提供源は車両の現在位置から近いエリアの要求地図情報から順に転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴としている。
請求項4に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を設定し、上記地図情報提供源はこの優先順位の高い要求地図情報から転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴としている。
【0007】
請求項5に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に緊急度を設定し、上記地図情報提供源はこの緊急度の高い要求地図情報から転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴としている。
請求項6に記載された本発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のナビゲーション装置であって、上記地図情報提供源との通信が遮断したとき、自動的に再ロードすることを特徴としている。
請求項7に記載の本発明は、無線通信手段を介して車載のナビゲーション装置に要求地図情報を転送する地図情報提供装置であって、要求地図情報を所定の単位毎に分割し、この分割した各単位にフラグを設定し、これらの要求地図情報を各単位毎に上記ナビゲーション装置に転送し、転送中断時には、転送済の最終フラグの次の単位の必要地図情報から転送することを特徴としている。
【0008】
請求項8に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、上記地図情報提供源にて要求地図情報が所定の単位毎に分割され、この分割された各単位にフラグが設定され、上記プログラムが上記地図情報提供源から転送されたこれらの要求地図情報を単位毎にロードさせ、再ロード時にロード済の最終フラグの次の単位の必要地図情報からロードさせることを特徴としている。
請求項9に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、上記地図情報提供源から車両の現在位置から近いエリアの要求地図情報から順に転送され、上記プログラムがこのように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴としている。
【0009】
請求項10に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源から
求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、上記プログラムが、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を設定させ、上記地図情報提供源にこの優先順位の高い要求地図情報から転送させ、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴としている。
請求項11に記載された本発明は、車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、上記プログラムが、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に緊急度を設定させ、上記地図情報提供源にこの緊急度の高い要求地図情報から転送させ、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、上述したように、車載のナビゲーション装置又は自宅等のパソコンにおいて、ユーザーが必要と考える地図情報(表示用イメージ情報、サービス情報、地図パーツイメージ情報等)のみを選択して外部の情報センター等から通信手段を介して入手し、この入手した必要地図情報を、リムーバブルディスクと呼ばれている持ち運び可能で書込可能な大容量記憶媒体(ICカード,CD−ROM,MO,PD,DVD等)に記憶させ、この記憶媒体を、車載のナビゲーション装置で使用することにより、快適なカーライフを実現したものである。
このような本発明の実施形態を以下に添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明によりオリジナル地図を作成する際に関係する全体システムを示す全体構成図である。この図1に示すように、全体システムは、家庭(自宅)や事務所等に置かれたパソコン1、車両を運転する際に必要となる種々の地図情報を提供する情報センター2、VICS用のFM多重放送設備4(光ビーコンや電波ビーコン又は車載携帯電話等でもよい)、ナビゲーション装置を搭載した車両6、車両の現在位置を検出するための位置情報を提供するGPS衛星8、種々の地図を記憶する持ち運び可能な書込可能大容量記憶媒体10等から構成されている。
【0011】
ここで、書込可能大容量記憶媒体10は、ICカード,CD−ROM,MO,PD,DVD等のリムーバブルディスクであり、これ以降、便宜的に、DVD(Digital Versatile Disc)10を書込可能大容量記憶媒体の代表例として説明する。
この図1より、本発明の前提となる基本概念を説明する。この図1に示すように、先ず、自宅等のパソコン1を使用して、必要と考える地図情報のみを選択して外部から入手し、この地図情報を編集及び加工を行うことにより、オリジナル地図情報を記憶したDVD10作成する。このとき、ベース地図情報は、市販されている地図情報を用い、他の必要な情報は、上述した情報センター2から通信手段を介して入手する。なお、ベース地図情報は、情報センター2から入手するようにしてもよい。さらに、このDVD10には、地図情報以外にユーザーの個人情報も含ませるようにしてもよい。この後、実際に必要なとき、ユーザーは、このDVD10を車両6に搭載されたナビゲーション装置に挿入して、記憶された情報を必要に応じて使用する。
【0012】
また、オリジナル地図情報を記憶したDVD10は、自宅等のパソコン1を使用する以外に、車両6に搭載されたナビゲーション装置により、携帯電話等を介して作成することも可能である。
交通情報(渋滞情報や駐車場情報)や各種のサービス情報(飲食店情報等)には、リアルタイム情報が含まれているので、このような情報を入手する必要がある場合には、外出先で、車載のナビゲーション装置により入手することになる。
図2は、車載のナビゲーション装置の全体システムを示すブロック図である。この図2において、車両6に搭載されたナビゲーション装置12は、ナビゲーション装置本体14、光ビーコンと双方向通信可能な光ビーコン用通信器15、集中コントロールユニット(TDM)16、マルチディスプレイ18、ヘッドアップディスプレイ20、ドライバーの音声入力及び出力のための音声対話スイッチ22(スピーカー22a,マイク22b)、操作スイッチ24、外部の情報センター2に必要な地図情報を要求し情報センター2からこの要求地図情報を受信するための携帯電話26、及び、地図情報等を記憶するDVD10等から構成されている。
【0013】
ここで、マルチディスプレ18には、ナビゲーション表示以外に、メータ表示、外部モニター表示、ワーニング表示、オーディオ表示等がなされる。また、ヘッドアップディスプレイ20により、ナビゲーション表示以外に、車速、ワーニング表示、車間距離等の表示がなされる。操作スイッチ24は、このような種々の種類の表示内容をドライバーが操作して変更するためのものである。さらに、音声対話スイッチ22により、このような操作も可能である。また、外部から情報を入手する携帯電話26は、これに限られず、車載の自動車電話又は他の無線通信手段でも良い。
このようなナビゲーション装置12において、ナビゲーション装置本体14は、携帯電話26により情報センター2に必要な地図情報を要求し、この要求に応じて情報センター2から転送される必要地図情報を携帯電話26により受信し、DVD10に記憶する。また、これに限らず、FM多重放送設備4(又は光ビーコンや電波ビーコン)からVICS情報である交通情報(渋滞、工事、事故、駐車場情報等)を入手して記憶したり、さらに、予めDVD10に記憶されている情報の中から必要な情報を得る。これらの入手された情報は、集中コントロールユニット16に出力され、マルチディスプレ18及びヘッドアップディスプレイ20により表示される。このとき、音声対話スイッチ22により音声による説明がなされることもある。
【0014】
ここで、ヘッドアップディスプレイ20は、フロントガラス上に映像を写すものであり、ドライバーが視線をそらすことなく必要な情報を見ることができるので、安全上非常に有効である。
図3は、車両に搭載されたナビゲーション装置を具体的に示す車両の平面図である。この図3には、図2により説明したナビゲーション装置本体14、集中コントロールユニット(TDM)16、マルチディスプレイ装置18、ヘッドアップディスプレイ20、ドライバーの音声入力及び出力のための音声対話スイッチ22を構成するボイスガイド用スピーカー22a及びマイク22b並びに操作スイッチ24、携帯電話26、及びDVD10が示されている。車両6には、これら以外に、車室前方のダッシュパネル側には、DVD10を挿入するデータドライブ装置28及びシートポジション等の個人情報を記憶しているRAMカードを挿入するRAMカード装置30が設けられている。
【0015】
一方、車両6の後方側には、携帯電話用アンテナ32、VICS対応FM多重放送用チューナー34、FMアンテナ36、GPS衛星8から位置情報を得るためのGPSアンテナ38、及びDVDチェンジャー40が搭載されている。
次に、ユーザーの必要な情報を記憶したオリジナルDVDの作成方法を、図4乃至図9を参照して説明する。
まず、図4は、車載のナビゲーション装置を用いて必要な情報を選択する方法を説明するための図面である。先ず、情報センター2には、ベース地図情報とサービス情報とを含む種々の地図情報が管理されている。ベース地図情報としては、図4に示すような、「中国四国版」、「広島市住宅地図」、「九州版」、「全国主要幹線道路(全国版)」等があり、それ以外に、サービス情報(観光案内/飲食店等)がある。これらの地図情報の内、ユーザーは、自己に必要な地図情報のみ、上述したように、車載の携帯電話26で、情報センター2に要求し、この要求を受けて、情報センター2は、この車両に向けて、要求された地図情報を転送し、ナビゲーション装置24は、携帯電話26により、これらの要求地図情報を受信して、DVD10にロードするのである。
【0016】
また、自宅のパソコン1でオリジナルDVDを作成する場合も基本的には同様である。ただし、このように、通信手段を介して、大量の情報を転送する場合、自宅のパソコン1を使用すれば、車載のナビゲーション装置を使った場合と比較して、データ転送中に中断されることがなくさらに、光ケーブルのような高速通信回線や高速モデムを使用しているため高速通信が可能である。このため、ベース地図情報のようなイメージ情報を含む大量の地図情報を入手する場合は、データ転送中の中断を防止し、さらに、通信費用を安価にするために、自宅のパソコン1で行うことが望ましい。
一方、交通情報(渋滞、道路規制、駐車場満空情報)のようなリアルタイム情報を記憶させたい場合には、外出先で、車載のナビーゲーション装置12により行うことが一般的である。
【0017】
より具体的に説明すれば、図5に示すように、ステップS1で、先ず、ベース地図を選択する。具体的に言えば、例えば、広島市内にユーザーが住む場合には、「中国四国版」のベース地図情報及び「広島市住宅地図」のベース地図情報の内でユーザーが必要と考える地図データのみをベース地図として選択する(図4参照)。次に、ステップS2で、ユーザーが必要と判断した追加地図を選択する。この場合、例えば、「九州版」及び「全国主要幹線道路(全国版)」の内でドライバーが必要と考える地図データのみを追加地図として選択する。次に、ステップS3で、交通情報を含む種々のサービス情報の内からドライバーが必要と考えるデータベース、例えば、「観光案内/飲食店」の一部を選択する。このとき、自宅のパソコン1であれば、図6に示すように、ディスプレイ画面上に、DVD10の残りの容量が、表示される。このため、パソコン操作者は、更に多くのデータを記憶可能か否かを判断できる。よって、他のデータを更に記憶したい場合には、ステップS1に戻り、同様な操作を行う。一方、残りの容量により、追加記憶が不可の場合や必要な情報の記憶が完了したと判断した場合には、次のステップS5に進み、これらのステップS1,S2,S3で選択した、「ベース地図」、「追加地図」及び「サービス情報」のデータを記憶して、オリジナルDVD10の作成を完了する。
【0018】
次に、図7により、このようにして地図情報として記憶されるベース地図情報、交通情報、各種のサービス情報の内容を具体的に説明する。
これらの地図情報は、ナビゲーション装置に利用可能なように、所定のフォーマットで入力され、データベース化されている。これらの情報には、その場所を示す「エリア」が必ず含まれ、さらに、サービス情報のように正確な位置が必要な情報については、その場所を示す「座標」が含まれている。ここで、この「座標」は、経度(東経○度○分○秒)及び緯度(北緯○度○分○秒)で表されている。このように、「エリア」及び「座標」が、データベースに含まれているため、サービス情報等をベース地図上に重ねて表示することにおり、正確にその位置を表示することができるようになっている。
【0019】
これらのデータベースは、上述したように、情報センター2から通信手段を経由して入手可能である。情報センター2は、情報プロバイダーとして機能しこれらのデータベースを単に管理するのみであり、データのデータの更新は、各データ提供者が必要に応じて行うことになっている。
図7により、これらのデータベースの内、代表的なもののみ説明する。Aは、「ベース地図情報」であり、これには、「縮尺」と「エリア」が含まれ、「縮尺」は縮尺の異なる複数のベース地図情報を表し、「エリア」はこれらのベース地図情報のエリアを表している。Bは、「交通情報」であり、「エリア」、「交通規制」及び「渋滞情報」を含んでいる。
さらに、これらの「ベース地図情報」及び「交通情報」以外は、全てサービス情報であり、Cで表される「宿泊施設」、Dで表される「ショッピング」、Eで表される「飲食店」等に関する情報が含まれる。
【0020】
具体的に説明する。Cで表される「宿泊施設」には、「エリア」、「分類」、「名称」、「所在地」、「連絡先」、「宿泊料金」、「収容人数」、「施設」、「駐車場(有無・収容台数)」、「紹介記事」、「イメージ画像」及び「座標」が含まれる。また、Dで表される「ショッピング」には、「エリア」、「分類」、「店名」、「取扱商品」、「所在地」、「連絡先」、「営業時間・定休日」、「駐車場(有無・収容台数)」、「紹介記事」、「イメージ画像」及び「座標」が含まれる。さらに、Eで表される「飲食店」には、「エリア」、「分類」、「店名」、「所在地」、「連絡先」、「営業時間・定休日」、「価格帯」、「収容人数」、「駐車場(有無・収容台数)」、「メニュー」、「紹介記事」、「イメージ画像」及び「座標」が含まれる。
【0021】
これらのサービス情報は、さらに、「金融機関」、「GS(ガソリンスタンド)」、「駐車場」、「医療機関」、「コンビニ(コンビニエンス・ストア)」、「公共機関」(「市役所」、「警察署」及び「消防所」等が含まれる)、「スポーツ施設」(「スキー」、「スケート」、「体育館・プール」、「ゴルフ」、「ボーリング」、「テニスコート」等が含まれる)、「アミューズメント」(「遊園地」、「映画館」、「公園」及び「動物園/植物園・水族館」等が含まれる)、「交通機関」(「JR・私鉄」、「路線バス」、「飛行機」、「高速道路」及び「船舶」等が含まれる)、「住宅」、「文化施設」(「美術館」、「博物館」及び「図書館」等が含まれる)、「観光案内」(「温泉」、「クアハウス」、及び「観光スポット」が含まれる)等の各種の情報を含む。ここで、「住宅」情報は、個人の住宅や会社の事務所等の位置を示すための情報である。
【0022】
図8は、図7にてEで表された「飲食店」のデータベースに含まれる各種の情報の具体的内容を示した図である。この図8に示すように、「エリア」、「分類」、「店名」、「所在地」・・・・・、及び「座標」の具体的内容が、所定のフォーマットにより入力されてデータベース化されており、「座標」が、経度及び緯度で表されている。
図9は、これらの各種情報を必要に応じて選択してオリジナルDVD10を作成する際の、ディスプレイ上の表示内容及び操作方法を示した図である。この作業は、自宅のパソコン1及び車載のナビゲーション装置12の両者において可能である。自宅のパソコン1を用いた場合には、ディスプレイ上の「OK」等の指示は、マウスを用いて行い、車載のナビゲーション装置12を用いた場合には、ディスプレイ上のタッチパネルを押すことにより行う。
【0023】
以下、図9により、具体的に説明する。T1は、最初にディスプレイ上に表示される「メインメニュー」であり、情報選択のために使用される。作成者は、先ず、「地図」、「サービス情報」及び「交通情報」の中から必要なものをマウスにより指定し、次に、「OK」を指定する。このT1の「メインメニュー」では、通常、作成者は、先ず「地図」を指定する。ここで、この「地図」は、図7の「ベース地図情報」に対応している。なお、「CANCEL」を指定するとその前の画面に戻るようになっている。
T1の「メインメニュー」で「地図」を指定し、次に「OK」を指定した場合、画面は次画面であるT2に移る。次に、作成者は、T2の画面においてエリア選択を行う。50は、改ページの表示であり、前後方向のページを選択できる。ここで、例えば、「九州」を指定し、次に「OK」と指定すると、画面は、「次画面」であるT3に移る。作業者は、このT3の画面において記憶するかしないかを選択を行う。「記憶する」及び「OK」を指定した場合、「九州」に関する地図情報のロードが開始され、DVD10に記憶され、この記憶がその後も保持される。一方、「記憶しない」及び「OK」を指定した場合、「九州」に関する地図情報のロードが開始され一時的に記憶されるが、所定時間経過後自動的に消去されることになっている。作成者は、必要に応じて、「CANCEL」を指定することにより、T1の「メインメニュー」に戻ることができる。T2の画面において、「詳細」を指定した場合、「九州の詳細メニュー」であるT4の画面に移る。このT4の画面において、「福岡県」及び「詳細」を指定した場合、「福岡県の詳細メニュー」であるT5の画面に移る。T5の画面において、「福岡市博多区」及び「OK」を指定すると、画面は、「次画面」であるT3に移り、上述したように、「福岡市博多区」に関する地図情報が記憶される。このようにして、先ず、ベース地図情報が記憶される。
【0024】
次に、作成者が、T1の「メインメニュー」において、「交通情報」と「OK」を指定した場合、画面は、通常は、T2及びT4の画面を経てT5に移動するように操作される。このT5の画面において、作成者は、「交通情報」が知りたいエリアを選択し「OK」を指定する。この後、画面は、「次画面」であるT3に移り、必要に応じて、このT3の画面において記憶するかしないかの選択を行う。この「交通情報」の指定は、「交通情報」がリアルタイム情報であるため、車両に搭載されたナビゲーション装置12により行われるのが普通である。
次に、T1の「メインメニュー」に戻り、「サービス情報」及び「OK」を指定すると、画面は、T6の「サービス情報設定詳細メニュー」に移る。ここで、作成者は、幾つかの複数のサービス情報を入手したい場合には、操作の手間を簡単にするため、「マクロ設定」を指定する。この場合、画面は、次のT7の「マクロ設定メニュー」に移る。このT7の「マクロ設定メニュー」において、作成者は、「旅行」、「営業」及び「アウドドア」(次ページ以降で他の情報も表示される)等の何れかを指定し且つ「OK」を指定する。ここで、「旅行」には、図7に示す「宿泊施設」及び「観光案内」等が含まれ、「営業」には、図7に示す「住宅情報」等が含まれ、更に、「アウドドア」には、図7に示す「スポーツ施設」等が含まれるように、予め設定されている。次に、画面は、例えば、T2及びT4を経てT5に移動し、必要なエリア選択が行われる。この後、画面は、T3に移り、選択されたエリアがナビゲーション装置本体14内で記憶される。このようにして、「マクロ設定メニュー」において、指定された特定のグループのサービス情報のエリアが予め選択される。
【0025】
次に、画面は、T6の「サービス情報設定詳細メニュー」に戻る。ここで、作成者は、「個別設定」を指定し、画面は、T8の「サービス情報選択メニュー」に移る。ここで、既にT6において「マクロ設定」が選択され、特定のグループのサービス情報のエリアが記憶されている場合には、作成者は、T8の「サービス情報選択メニュー」において、例えば「飲食店」及び「詳細」を指定することが可能であるが、そのようなサービス情報のエリアが記憶されていない場合には、「飲食店」及び「詳細」を指定する前に、エリアを記憶させる必要がある。このため、作成者は、特定のサービス、例えば「飲食店」及び「OK」を指定することにより、画面をT2及びT4経由でT5まで移動させ、必要なエリアを記憶しなければならない。このようにして、先ず特定のグループのサービス情報のエリア又は特定のサービス情報のエリアを選択してナビゲーション装置本体14内に予め記憶させる。
【0026】
この後、作業者は、T8の「サービス情報選択メニュー」において、例えば「飲食店」及び「詳細」を指定する。この場合、画面は、T9の「飲食店の詳細メニュー」に移る。このT9の「飲食店の詳細メニュー」で、例えば、「和食」及び「詳細」を指定した場合、画面は、T10の「和食の詳細メニュー」に移る。このT10の「和食のの詳細メニュー」で、「うどん・そば」、「記憶」及び「OK」を指定した場合には、上記の選択されたエリア内の「うどん・そば」に関連する飲食店のサービス情報がロード対象情報であると決定される。
この後、画面は、前の画面であるT9の「飲食店の詳細メニュー」に戻る。このT9の「飲食店の詳細メニュー」で、例えば、「洋食」、「記憶」及び「OK」を指定した場合、上記選択されたエリア内の「洋食」に関連する飲食店のサービス情報がロード対象情報であると決定される。なお、T9において、「全部」、「記憶」及び「OK」が指定されると、飲食店の全部のジャンルの情報がロード対象情報であると決定される。
【0027】
この後、次画面のT11に移る。このT11は、上記ロード対象情報を「駐車場」に関連するサービス情報と関連付けてさらに選択するためのものである。T11で、作成者が、「あるところだけ選択」、「記憶」及び「OK」を指定すると、既にロード対象情報であると決定された情報(ここでは、T10における「うどん・そば」に関連する飲食店のサービス情報、及びT9における「洋食」に関連する飲食店のサービス情報)の内、駐車上のある飲食店のみがロード対象情報として選択される。
この後、次画面T12に移る。このT12の画面の場合もT11の画面の場合と同様であり、例えば、営業時間「17:00 〜23:00 」、「記憶」及び「OK」を指定すると、T11でロード対象情報として選択された駐車上のある飲食店の内、「17:00 〜23:00 」に営業している飲食店のみがロード対象情報として更に選択される。
【0028】
この後、画面は、T8の「サービス情報選択メニュー」に戻る。作成者は、必要に応じて、他のサービスである「金融機関」、「コンビニ」、「GS(ガソリンスタンド)」等において、上述した「飲食店」の場合と同様な操作を繰り返すことにより、ロード対象情報を選択することができる。
このようにして、ロード対象情報を選択した後、作成者は、T8の「サービス情報選択メニュー」上の「ロード開始」を指定する。この「ロード開始」を指定することにより、これ以前に選択されたロード対象情報のロードが開始される。即ち、情報センター2から転送されるこれらのロード対象情報(要求地図情報)が携帯電話26等により受信され、これらの情報がDVD10に記憶される。
また、T9,T10,T11,T12の画面上にも、「ロード開始」が設けられている。これらの画面において、「ロード開始」を指定した場合には、これ以前に選択されたロード開始情報のロードが開始される。
【0029】
さらに、T8,T9,T10,T11,T12の各画面において、「記憶」及び「OK」を指定した場合には、この画面で選択された情報が記憶され、その後もその記憶が保持されるようになっている。一方、「記憶」を指定せず「OK」のみを選択した場合には、その画面で選択された情報は一旦記憶されるが、所定時間経過後に自動的に消去されるようになっている。
このようにして、ユーザーに必要な情報を適当に選択して、記憶させ、オリジナルDVD10の製作が完了する。
次に、図10乃至図14により、車載のナビゲーション装置により、車載の携帯電話26を用いて、情報センター2から転送される要求地図情報を受信してCD−ROM10にロードするための方法を具体的に説明する。
【0030】
車載のナビゲーション装置により、車載の携帯電話26を用いて、情報センター2へ必要な地図情報を要求し、情報センター2から転送されるこの必要地図情報を携帯電話26により受信しDVD10にロードする場合、携帯電話26が無線通信手段であるため、必然的に、データ転送中に電波障害が発生し、これにより、データ転送中に通信が中断する場合がある。通信が一端中断すると最初からデータ転送をやり直さなければならず、操作が面倒であり、さらに、通信コストが増大する。このため、このようなデータ転送中の通信中断が万一発生したも、この通信中断により生じる弊害を低減させる必要がある。
本発明の実施形態においては、以下の方法により、このようなデータ転送中の通信中断により生じる弊害を低減させている。
【0031】
この実施形態の第1の例を図10と図11により、説明する。情報センター2から要求地図情報を無線通信手段である携帯電話26により受信してロードする場合、情報センター2から発信される電波の電界強度が問題となる。即ち、車両が、情報センター2から遠方にある場合、建物等により電波が遮断されている場合等である。この第1の例では、このように電波強度が問題になる場合には、以下のような方法により要求地図情報を入手するようにしている。
即ち、図10において、ステップS11において、車両が停車しているか否かを判定する。停車中であれば、ステップS12に進み、その車両の停車場所での電界強度が所定値以上か否かを判定する。所定値以上の場合には、ステップS13に進み、車載の携帯電話26により、情報センター2にアクセスする。ステップS14で通信状態であることを示すフラブ「F=1」を設定する。次に、ステップS15において、携帯電話26により、ユーザーが必要と思っている要求情報を出力する。ステップS16において、情報センター2からの情報を車載の携帯電話26で受信することにより、要求地図情報の入力を行う。次に、ステップS17で、要求地図情報の受取が完了したか否かを判定し、完了した場合には、ステップS18に進み、終了する。
【0032】
一方、ステップS11で停車中でない、又は、ステップS12で、電界強度が所定値以上ではない、と判定された場合には、ステップS19に進み、通信状態か否かを判定する。通信状態の場合には、ステップS20に進み、情報最終フラブを記憶する。具体的に説明すると、図11に示すように、要求地図情報を所定の転送バイド容量を1単位として複数の情報に分割し、これらの各情報にフラグを付けておき、通信回線を遮断させる場合には、既に車載側に受け取られた情報の最終フラブを記憶させるようにしているのである。この後、ステップS21に進み、通信回線を遮断する。ステップS22のフラグ「F=2」は、通信回線が遮断状態であることを示している。
次に、ステップS22でフラグ「F=2」と設定された場合には、ステップS11に戻ると同時に自動的に情報センター側にこの遮断状態が通信され、ステップS23に移る。このステップS23において、情報センター2側で、通信回線が遮断された状態であるか否かを判定し、そうであれば、ステップS24に進み、情報センタ2に再びアクセスし、ステップS25で、要求情報最終フラグを出力し、ステップS16、ステップS18及びステップS19に進み、情報入力の受け取りを終了する。
この図10と図11に示す実施形態では、情報センター2からのデータ転送を、車両の停車時のみで行っているため、建物等による電波障害によりデータ転送中の通信中断が起こることがない。さらに、車両の停車位置における電界強度が所定値以上の場合のみ情報センター2からのデータ転送を行っているため、電界強度が弱いためにデータ転送中に通信中断が起こるようなこともない。さらに、万一、データ転送中に通信中断が生じても、要求地図情報を所定の容量の複数の情報に分割し、受け取られた最終情報のフラグを記憶しているので、最初から情報の受け取りをやり直す必要がなく、次の情報から受け取りを行えばよいので情報入手を効率的に行うことができる。この結果、データ転送中の通信中断により生じる弊害を低減させることができる。
【0033】
ここで、要求地図情報を所定の容量を1単位として分割しているが、これに限らず、エリア、要求地図情報に含まれる情報の種類(例えば、交通情報や飲食店情報等)、又は転送時間の何れかを1単位として分割するようにしてもよい。
実施形態の第2の例を図12と図13により、説明する。この実施形態は、情報センター2から車両の現在位置に近いエリアに関する要求地図情報から順に転送してもらい、この転送された要求地図情報をこの順で携帯電話26により受信してロードすることにより、データ転送中の通信中断により生じる弊害を低減させるようにしたものである。
先ず、図12に示されたように、先ず、要求地図情報の全エリア60(ここでは、広島県全域を示している)を、車両の現在位置から近い順に、エリア1、エリア2及びエリア3に分割する。
【0034】
次に、図13のフロチャートに示すように、これらの各エリアを、エリア1、エリア2、エリア3の順序で、これらのエリアに関係する要求地図情報を情報センター2が車両側に転送し、ナビゲーション装置12の携帯電話26が受信してロードするようになっている。
具体的に説明すれば、先ず、ステップS31において、車両側が車両の現在位置を判断し、次に、ステップS32において、必要地図情報の転送要求及び車両の現在位置を情報センター2側に発信する。情報センター側は、ステップS33において、これらの車両側からの転送要求及び現在位置を受信する。この後、情報センタは、ステップS34、ステップS35及びステップS36において、順に、エリア1上の要求地図情報、エリア2上の要求地図情報及びエリア3上の要求地図情報を車両側に転送する。車両側は、ステップS37において、これらの転送データを携帯電話26が逐次受信する。
【0035】
この実施形態においては、情報センター2から車両の現在位置に近いエリアに関する要求地図情報から順に転送してもらい、この転送された要求地図情報をこの順で受信してロードするようにしているため、万一データ転送中の通信中断が生じても、ユーザーが最も必要な現在車両に近いエリアの要求地図情報は、既にロード済であるため、ユーザーが支障を来すことはない。
この実施形態においては、通信中断が生じた場合には、自動的に再ロードするように設定されている。この場合には、車両は別の位置に既に移動しているため、新たに、この時の車両の位置に近いエリア上の必要地図情報からロードが開始される。従って、全く同じことをやり直す訳でないので、通信中断による弊害が少ない。
【0036】
実施形態の第3の例を図14により、説明する。この実施形態は、要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を設定し、この優先順位の高いものから順に情報センターから転送してもらい、この転送された要求地図情報をこの順で車載の携帯電話26により受信してロードすることにより、データ転送中の通信中断により生じる弊害を低減させるようにしたものである。
即ち、図14に示すように、先ず、車両側において、ステップS41で、要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を読み込む。この優先順次は、ユーザーがその場で任意に設定してもよいし、予め決められた所定の順序により自動的に設定するようにしてもよい。また、図14に示すように、要求地図情報に含まれる各情報は、例えば、「1.駐車場」、「2.飲食店」、「3.ショッピング」、「4.交通情報」である。次に、ステップS42において、要求地図情報の要求及び前のステップで読み込んだこれらの優先順位を情報センター2へ発信する。情報センター側は、ステップS43において、車両側からの必要地図情報の転送要求及び優先順位を受信する。この後、情報センターは、ステップS44において、優先順位の高い情報から逐次車両側に転送する。車両側は、ステップS45において、これらの転送データを逐次受信する。
【0037】
この実施形態においては、情報センター2から優先順位の高い情報から順に転送してもらい、この転送された要求地図情報をこの順でロードするようにしているため、万一データ転送中の通信中断が生じても、ユーザーが最も必要としている優先順位の高い情報は既にロード済であるため、ユーザーへの弊害は比較的少ない。
この実施形態においても、通信中断が生じた場合には、自動的に再ロードするように設定されている。
さらに、図14に実施形態においては、要求地図情報に優先順位を設定しているが、これに限らず、要求地図情報に含まれる各情報毎に緊急度を設定し、情報センター2からこの緊急度の高いものから転送してもらい、この転送された要求地図情報をこの順で受信してロードするようにしてもよい。この場合も、同様に、データ転送中の通信中断により生じる弊害を低減させることができる。ここで、緊急度の高い情報とは、例えば、「公共機関」や「医療機関」に関する情報である。この場合も、通信中断が生じた場合には、自動的に再ロードするように設定するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のナビゲーション装置及び記憶媒体によれば、
外部の情報センターから要求地図情報を転送中に通信中断が発生してもこの通信中断による弊害を低減させることができる。
また、本発明の地図情報提供装置によれば、無線通信手段を介して車載のナビゲーション装置に要求地図情報を転送する際に通信中断が生じてもこの通信中断による弊害を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によりオリジナル地図を作成する際に関係する全体システムを示す全体構成図
【図2】 車載のナビゲーション装置の全体システムを示すブロック図
【図3】 車両に搭載されたナビゲーション装置を具体的に示す車両の平面図
【図4】 車載のナビゲーション装置を用いて必要な情報を選択する方法を説明するための図面
【図5】 オリジナルDVDの作成方法を示すフローチャート
【図6】 DVDの残りの容量を表示するディスプレイ画面を示す図
【図7】 情報センターに管理されているデータベースを示す図
【図8】 図7のおける「飲食店」のデータベースに含まれる各種の情報の具体的内容を示した図
【図9】 各種情報を必要に応じて選択してオリジナルDVDを作成する際のディスプレイ上の表示内容及び操作方法を示した図
【図10】 車載のナビゲーション装置が情報センターから必要地図情報を入手するための第1の実施形態を示すフローチャート
【図11】 要求地図情報を複数の情報に分割し、各情報にフラグを付けた状態を説明するための図
【図12】 要求地図情報の全エリアを複数のエリアに分割した状態を説明するための図
【図13】 車載のナビゲーション装置が情報センターから必要地図情報を入手するための第2の実施形態を示すフローチャート
【図14】 車載のナビゲーション装置が情報センターから必要地図情報を入手するための第3の実施形態を示すフローチャート
【符号の説明】
1 パソコン
2 情報センター
6 車両
10 記憶媒体(DVD)
12 ナビゲーション装置
14 ナビゲーション装置本体
15 光ビーコン用通信器
16 集中コントロールユニット
18 マルチディスプレイ
20 ヘッドアップディスプレイ
22 音声対話スイッチ
24 操作スイッチ
26 携帯電話
Claims (11)
- 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、
上記地図情報提供源にて要求地図情報が所定の単位毎に分割され、この分割された各単位にフラグが設定され、上記地図情報提供源から転送されたこれらの要求地図情報を単位毎に受信してロードし、再ロード時にロード済の最終フラグの次の単位の要求地図情報からロードすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 上記所定の単位は、エリア、要求地図情報に含まれる情報の種類、転送バイト容量及び転送時間の少なくとも何れかである請求項1記載のナビゲーション装置。
- 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、
上記地図情報提供源は車両の現在位置から近いエリアの要求地図情報から順に転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、
上記要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を設定し、上記地図情報提供源はこの優先順位の高い要求地図情報から転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要地図情報を要求し、この地図情報提供源から転送される要求地図情報を受信してロードするナビゲーション装置であって、
上記要求地図情報に含まれる各情報毎に緊急度を設定し、上記地図情報提供源はこの緊急度の高い要求地図情報から転送し、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 上記地図情報提供源との通信が遮断したとき、自動的に再ロードする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のナビゲーション装置。
- 無線通信手段を介して車載のナビゲーション装置に要求地図情報を転送する地図情報提供装置であって、
要求地図情報を所定の単位毎に分割し、この分割した各単位にフラグを設定し、これらの要求地図情報を各単位毎に上記ナビゲーション装置に転送し、転送中断時には、転送済の最終フラグの次の単位の必要地図情報から転送することを特徴とする地図情報提供装置。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶した書き込み可能な記憶媒体であって、
上記地図情報提供源にて要求地図情報が所定の単位毎に分割され、この分割された各単位にフラグが設定され、上記プログラムが上記地図情報提供源から転送されたこれらの要求地図情報を単位毎にロードさせ、再ロード時にロード済の最終フラグの次の単位の必要地図情報からロードさせることを特徴とする記憶媒体。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶した書き込み可能な記憶媒体であって、
上記地図情報提供源から車両の現在位置から近いエリアの要求地図情報から順に転送され、上記プログラムがこのように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴とする記憶媒体。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、
上記プログラムが、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に優先順位を設定させ、上記地図情報提供源にこの優先順位の高い要求地図情報から転送させ、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴とする記憶媒体。 - 車載の無線通信手段により、車両の外部の地図情報提供源に必要な地図情報を要求し、この地図情報提供源からナビゲーション装置に転送される要求地図情報を受信してロードするプログラムを記憶して書き込み可能な記憶媒体であって、
上記プログラムが、上記要求地図情報に含まれる各情報毎に緊急度を設定させ、上記地図情報提供源にこの緊急度の高い要求地図情報から転送させ、このように転送された要求地図情報を順に受信してロードさせることを特徴とする記憶媒体。
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