JP3661017B2 - 溶射用トーチ - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、プラズマ化された作動ガス、または燃焼ガスによって加熱溶融された溶射材料によって表面処理等を行う場合に使用される溶射用トーチに関するものであり、特に管やシリンダ等の内面の表面処理を行うのに適した溶射用トーチに関するものである。
背景技術
ボイラーや発電装置に使用される冷媒の配管、化学反応装置間を接続したり、薬品を配送したりする配管は、特殊なものを搬送したり過酷な条件で使用されることから腐食し易いものであるため、その内面に表面処理を行って耐食性を向上させなければならない。
同様に、図12図に示すシリンダブロック90に多数設けてあるシリンダ91についても、その内面の表面処理を行う必要性が高まってきている。この図12図に示したシリンダブロック90は、例えば自動車のエンジンに使用されるものであるが、自動車全体の重量を軽くする必要性から、このシリンダブロック90全体を軽量なアルミニウム合金によって形成し、各シリンダ91の内面にピストン摺動に耐えられるようにするための鉄による皮膜を形成しなければならない。
配管内面やシリンダ91内面の表面処理は、メッキによってもよいが、メッキでは薄い膜しか形成できず、しかもシリンダブロック90のような大型のものではメッキ処理装置として非常に大がかりなものが必要となる。そこで、必要な膜厚が比較的容易に得られる技術として、所謂「溶射技術」が着目されるようになってきたのである。
ところが、従来の溶射技術は、特開昭61−149264号公報や特開昭61−149265号公報等において提案されているような被溶射材料が平面的なものである場合や、特開昭56−100666号公報において提案されているような大きな曲面形状である場合のものであるため、配管内面やシリンダ91内面のような筒状内面の表面処理を行う溶射技術は殆どなかったのである。
このため、本発明者は、実公平5−29092号公報にて、配管内面やシリンダ91内面の溶射を行うに適した溶射用トーチを既に提案してきているのである。この公報にて提案した溶射用トーチは、その先端部に回転自在に設けた吐出口金の外周に受圧部を設けておき、その受圧部にガスを吹き付けるようにすることによって、吐出口金全体を回転させるようにしたものである。勿論、この吐出口金からは溶滴81が噴射されるのであり、この噴射の際に溶滴81の吐出を放射状となるようにすることによって、当該吐出口金の回転と溶滴81の放射状吐出により、管やシリンダ91内面の溶射を行えるようにしたものである。
ところが、本発明者のその後の検討によると、実公平5−29092号公報にて提案した溶射用トーチでは、吐出口金の回転数が、特に円筒内面に均質な溶射膜82を形成するのに必要な高速回転数(3,000r.p.m.以上)にはならず、シリンダ91の内面に均質な溶射膜82を形成することが困難であることが分かったのである。その理由を検討してみると、実公平5−29092号公報にて提案した溶射用トーチでは、吐出口金の外周に設けた受圧部にガスを吹き付けるようにするために、そのガス供給のための第一通路を、吐出口金の外側に位置する本体に形成しなければならず、この第一通路の内径をあまり大きくすることができなかったためと考えられる。つまり、第一通路の内径をあまり大きくすることができず、これによって吐出口金の外周に送り込めるガス量に限界があったため、吐出口金の回転数が希望以上にならないと考えられるのである。
勿論、溶射材料80として亜鉛等の比較的融点の低い材料を用いる場合には、逆にそれ程の高速を必要としないのであり、この種回転トーチの機械的損傷を防止するには、できるだけ低速であることが望ましい場合もある。
そこで、本発明者は、吐出口金の回転数を800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲にできるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、請求の範囲第1項に記載の発明の目的とするところは、溶滴81を放射状に吐出するための吐出口金の回転数を800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲とすることができて、配管内面やシリンダ91内面の溶射を行うことのできる溶射用トーチ100を提供することにある。
また、請求の範囲第2項に記載の発明の目的とするところは、溶滴81を放射状に吐出するための吐出口金の回転数を、800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲の適宜な値、例えば3,000r.p.m.程度に規定することができて、配管内面やシリンダ91内面の溶射を行うことができることは勿論、当該吐出口金を支持しているベアリング等を保護することができて耐久性の高い溶射用トーチ100を提供することにある。
発明の開示
以上の目的を達成するために、まず、請求の範囲第1項に記載した発明の採った手段は、後述する「発明を実施するための最良の形態」中において使用する符号を付して説明すると、
「外筒10内に収納した電極間に形成されるアークによりプラズマ化した作動ガス、または外筒10内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって、外筒10内に順次供給されてノズル40にて加熱溶融される溶射材料80を作動ガスまたは燃焼ガスにより吹き飛ばすことにより溶滴81を形成し、この溶滴81を作動ガスまたは燃焼ガスとともに噴射させるべく、ノズル40の前方部分に回転自在に収納されて、中心に溶滴81のための溶滴通路61を有する吐出口金60を備えた溶射用トーチ100において、
吐出口金60の先端部中央に、溶滴81の吐出方向を変換する突起63を形成するとともに、吐出口金60の後端に、当該吐出口金60から突出して、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に配置される複数のアーム部65を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間66を形成して、
エア噴出空間66の外側であって外筒10の直ぐ内側に、回転エア室52を介在させた状態でエア噴出筒50を配置し、このエア噴出筒50に形成した多数のエア噴出口53から噴出するエアによって吐出口金60に回転力を与えるようにしたことを特徴とする溶射用トーチ100」
である。
すなわち、この請求の範囲第1項に記載した溶射用トーチ100は、本発明者が上記実公平5−29092号公報にて既に提案した溶射用トーチにおける吐出口金と同様な吐出口金60を有するものではあるが、この吐出口金60では、その後端に、当該吐出口金60から突出して、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に配置される複数のアーム部65が一体化してあるものである。そして、これら複数のアーム部65を吐出口金60の後端に形成したことにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間66が吐出口金60の後端であって、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に形成されることになるのである。
このため、この溶射用トーチ100では、第2図〜第4図、及び第8図に示すように、その吐出口金60の全アーム部65を包み込むエア噴出筒50の全周に回転エア通路13を形成することができ、このエア噴出筒50に多数形成してあるエア噴出口53から、吐出口金60を高速回転させるのに十分な量のエア等のガス(通常は圧縮された空気あるいは不燃ガス)を各アーム部65に向けて噴射させることができるのである。
さて、図2〜図4に示した実施例の溶射用トーチ100は、所謂「ガス溶線式」の溶射装置用のトーチであり、図4に示すように、外筒10内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって溶射材料80を溶融し、この燃焼ガスと、吐出口金60に回転力を付与した後の前述したエア等のガスとによって、溶融した溶射材料80を吹き飛ばして溶滴81とするものである。
燃料ガス及び酸素等の支燃ガスは、図3に示すように、当該溶射用トーチ100を構成する支持基体20にそれぞれ接続された燃料ガス供給管11a及び支燃ガス供給管12aによって、当該溶射用トーチ100内に形成されている燃料ガス通路11及び支燃ガス通路12に供給されるのであり、これらの燃料ガス及び支燃ガスは、分流基体30によって形成されている混合室36内にて混合される。混合された燃料ガス及び支燃ガスは、分流基体30の混合ガス孔34を通してノズル40に形成してある混合ガス孔43内に供給され、これら各混合ガス孔43の先端から吐出口金60の溶滴通路61内に噴出されるのである。この混合ガスに対しては、外部の点火装置によって点火され、溶射材料80を溶融できる高温となった燃焼ガスとなるのである。
溶射材料80は、例えば鋼鉄を材料として線状に形成されたものであり、特に第3図に示すように、互いに連通し合っている支持基体20の中心孔22、分流基体30の中心孔32、そしてノズル40の中心孔42を通して、ノズル40の先端から、つま第4図に示した炎15中から一定の速度で順次突出するように、溶射用トーチ100の外部装置によって供給されるものである。
ところで、この溶射用トーチ100では、吐出口金60が高速回転されていて、ノズル40の先端部では、溶射材料80が燃焼ガスによって溶融されて溶滴81となっていた。このとき、吐出口金60のエア通路62には、第4図に示すように、当該吐出口金60を回転させたエアが高速で通過しているし、吐出口金60の先端にはエア通路62の方向を約100度程度曲げる突起63が形成してあるため、各溶滴81は、第1図及び第4図中の点線にて示したように、放射状に噴射されることになるのである。
勿論、この溶射用トーチ100は、アークによりプラズマ化した作動ガスにより、溶射材料80から溶滴81を形成するものとすることもできるものである。そのようにする場合には、上述したノズル40あるいはこの中を通される溶射材料80側を陰極とし、吐出口金60側を陽極とするように構成すればよい。この場合には、燃料ガス通路11及び支燃ガス通路12内に燃料ガスではなく作動ガスを通すようにすればよいものである。
従って、この溶射用トーチ100を、例えば第12図に示すように、シリンダブロック90の各シリンダ91内に一定の速度で挿入してやれば、各シリンダ91の内面には、第1図に示したような溶射膜82が形成されるのである。勿論、吐出口金60は高速回転しているのであるから、各シリンダ91の円筒状内面には、均一厚さ(実施例では約0.1ミリ〜0.3ミリ程度)の溶射膜82が形成されるのである。
さて、上述した目的を達成するために、今度は、請求の範囲第2項に記載した発明の採った手段は、後述する「発明を実施するための最良の形態」中において使用する符号を付して説明すると、
「外筒10内に収納した電極間に形成されるアークによりプラズマ化した手動ガス、または外筒10内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって、外筒10内に順次供給されてノズル40にて加熱溶融される溶射材料80を作動ガスまたは燃焼ガスにより吹き飛ばすことにより溶滴81を形成し、この溶滴81を作動ガスまたは燃焼ガスとともに噴射させるべく、ノズル40の前方部分に回転自在に収納されて、中心に溶滴81のための溶滴通路61を有する吐出口金60を備えた溶射用トーチ100において、
吐出口金60の先端部中央に、溶滴81の吐出方向を変換する突起63を形成するとともに、吐出口金60の後端に、当該吐出口金60から突出して、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に配置される複数のアーム部65を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間66と、中心線に対して直交する方向に開口する複数の収納支持空間67とを形成して、
エア噴出空間66の外側に配置したエア噴出筒50のエア噴出口53から噴出するエアによって吐出口金60に回転力を与えるとともに、各収納支持空間67内に摩擦ブロック70を移動可能に収納して、これら各摩擦ブロック70の外周面71がエア噴出筒50に当接して回転力を所定以下となるようにしたことを特徴とする溶射用トーチ100」
である。
すなわち、この請求の範囲第2項の溶射用トーチ100は、その基本構成を、上述した請求の範囲第1項の溶射用トーチ100と同様にしているものであるが、この請求の範囲第2項の溶射用トーチ100と請求の範囲第1項のそれとの差異は、吐出口金60の後端に複数のアーム部65を一体化したときに、第7図に示すように、回転エアが噴出されるエア噴射空間66と、中心線に対して直交する方向に開口する複数の収納支持空間67とを形成し、これら各収納支持空間67内に摩擦ブロック70を移動可能に収納したことである。これら各収納支持空間67を形成したこと、及び各収納支持空間67内に摩擦ブロック70を移動可能に収納した以外の点は、前述した請求の範囲第1項の溶射用トーチ100と同様であるので、その説明は省略する。
本実施例においては、第7図に示すように、回転エアが噴出される1個のエア噴射空間66と、吐出口金60の中心線に対して直交する方向に開口する3個の収納支持空間67とを形成したものであり、これらのエア噴射空間66及び収納支持空間67は「+」字状に並んでだものとなっている。つまり、3個の各収納支持空間67内には、第9図に示すように配列される3個の摩擦ブロック70がそれぞれ移動可能に収納されるのであり、吐出口金60が高速回転したときの遠心力によって、各摩擦ブロック70が収納支持空間67の直ぐ外側に位置しているエア噴出筒50の内面に当接し得るようにしてある。また、このとき、各収納支持空間67内には、第9図及び第10図に示した外周面71が外側を向くように、各摩擦ブロック70を収納するようにする。
以上の結果、この請求の範囲第2項の溶射用トーチ100では、吐出口金60が高速回転したときの遠心力によって、各摩擦ブロック70の外周面71がエア噴出筒50の内面に当接することになり、吐出口金60とともに回転している各摩擦ブロック70の外周面71と、外筒10側に設けられているため回転していないエア噴出筒50の内面との間に摩擦力が発生し、この摩擦力によって吐出口金60の回転力が所定以下となるのである。
これらの摩擦ブロック70による摩擦力の調整は、収納支持空間67の数、これら収納支持空間67内に収納される摩擦ブロック70の数(例えば3個の収納支持空間67の内2個だけに収納する)、摩擦ブロック70自体の質量を変えること、等種々な変更を加えることによって行えるが、その基本は、各摩擦ブロック70全体の質量を変えるか、これらの摩擦ブロック70とこれが接触するエア噴出筒50との間の摩擦係数を変えることである。
従って、この請求の範囲第2項の溶射用トーチ100は、吐出口金60が高速回転したときの遠心力によって、各収納支持空間67内に収納してある摩擦ブロック70によって所謂ブレーキを掛けることになるから、吐出口金60が必要以上の高速回転をすることがなくなり、この吐出口金60を外筒10に対して回転自在に支持している各ベアリング64や、外筒10の先端開口14に損傷を与えることがなく、結果として耐久性の高いものとなっているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る溶射用トーチ100による溶射実験を行っている斜視図であり、第2図は、同溶射用トーチ100によってワーク表面に溶射膜82を形成している状態を示す部分断面図であり、第3図は、同溶射用トーチ100の洋舞拡大断面図であり、第4図は、同溶射用トーチ100によって炎15が形成され、かつ回転エア通路13からのエアによって溶滴81が吹き飛ばされている状態を示す部分拡大断面図であり、第5図は、同溶射用トーチ100を構成している吐出口金60の縦断拡大側面図であり、第6図は、同吐出口金60の正面図であり、第7図は、同吐出口金60の底面図であり、第8図は、図2中の一線に沿ってみた横断底面図であり、第9図は、請求の範囲第2項の溶射用トーチ100において使用される複数の摩擦ブロック70の平面図であり、第10図は、同摩擦ブロック70の正面図であり、第11図は、吐出口金60の拡大平面図であり、第12図は、複数の溶射用トーチ100を同時に作動させることによって複数のシリンダ91内面の表面処理を行っている様子を示す斜視図である。
発明を実施するための最良の形態
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明すると、第1図〜第4図には、本発明の実施例である溶射用トーチ100が示してある。この実施例の溶射用トーチ100は、燃料ガスと酸素等の支燃ガスとの混合ガスを燃焼させて得られる熱によって、線材として形成した溶射材料80を溶融して溶滴81とする、所謂溶線式のものであるが、溶射材料80として金属粉を採用したり、溶射材料80をアークによりプラズマ化した作動ガスによって溶融するように実施してもよいことは、言うまでもない。
また、この実施例の溶射用トーチ100は、請求の範囲第1項及び第2項に記載した両発明を実質的に含むものであるため、以下では、この実施例の溶射用トーチ100を中心に説明していくこととする。
さて、この溶射用トーチ100は、第2図〜第4図に示したように、外形を形成する外筒10内に、第3図の順次下側から、燃料ガス供給管11a、支燃ガス供給管12a、及びエア供給管13aが接続される支持基体20と、この支持基体20の中心孔22の図示上端に支持突起31にて接続される分流基体30と、この分流基体30の支持穴37に支持突起41にて接続されるノズル40と、このノズル40を囲むようにして分流基体30の上端外周に配置したエア噴出筒50と、ノズル40の先端を囲むように配置した吐出口金60とを備えている。これら支持基体20、分流基体30、ノズル40及び吐出口金60には、第3図及び第1図に示したように、それぞれ中心が一致する中心孔22、中心孔32、中心孔42、及び溶滴通路61が形成してあって、これらの中心孔22、中心孔32、中心孔42、及び溶滴通路61内には、図中で黒く塗り潰した溶射材料80が、図示下側から一定の速度で順次供給されるものである。
以上の各部材を収納した外筒10内には、燃料ガス通路11、支燃ガス通路12、及び回転エア通路13が形成されるのであるが、これらの燃料ガス通路11、支燃ガス通路12、及び回転エア通路13は、支持基体20、分流基体30、ノズル40及び吐出口金60を組み付けることによって形成されるものであるから、先に支持基体20、分流基体30、ノズル40及び吐出口金60の構成を説明することにする。
支持基体20は、第3図の下端側に示した外筒10の上端開口に接続されて固定ピン21によって固定さるものであり、この支持基体20の上端外周に形成したネジ部には、第3図の下端側に示した外筒10とは別の、第2図に示した外筒10、つまり上端中心に先端開口14を形成した外筒10が螺着されるものである。また、この支持基体20の中程には、当該支持基体20に分流基体30が組み付けられた時に支燃ガス室23となる凹所が形成してあり、この支燃ガス室23となる凹所には、当該支持基体20の下端に接続される支燃ガス供給管12aが連通している。
この支持基体20の中心孔22には、第3図に示したように、エア供給管13aが接続されるのであり、このエア供給管13a内には回転のための圧縮空気あるいは不燃ガスが供給されるとともに、溶射燃料80も供給されるものである。また、この支持基体20には、燃料ガス供給管11a及び支燃ガス供給管12aが接続されるものであり、これらの燃料ガス供給管11a及び支燃ガス供給管12aの先は、第3図に示したように、支持基体20内にて燃料ガス通路11及び支燃ガス通路12を形成することになるものである。
この支持基体20の中心孔22上端には、分流基体30の支持突起31を挿入することにより、分流基体30が組み付けられる。この分流基体30の中心には、回転エアとともに溶射材料80が供給される中心孔32が形成してあり、この中心孔32から少し離れた位置に多数の支燃ガス孔33が形成してある。各支燃ガス孔33は、前述した支燃ガス室23に連通して支燃ガス通路12を構成するものであり、その先端は、混合室36に繋がっている。この混合室36の一部には、前述した燃料ガス通路11が連通しているものであり、この燃料ガス通路11を通して供給されてくる燃料ガスと、支燃ガス孔33から供給されてくる酸素等の支燃ガスとが混合されるのである。混合ガスは、当該分流基体30の上部に設けた各混合ガス孔34を通して、その上方のノズル40側に供給される。
また、この分流基体30の上部外周には、回転エア通路13となるべき隙間を残した状態で、エア噴出筒50の下端開口部が連結されるものであり、形成された回転エア通路13に対しては、第3図中の点線で示したエア孔35によって、当該分流基体30の中心孔32が連通されるようになっている。そして、この分流基体30の上端中央には、支持穴37が形成してあって、この支持穴37内には、ノズル40側の支持突起41が挿入されるのである。
ノズル40は、支持穴37によって分流基体30に接続されるものであり、その中心には、溶射材料80や圧縮エアが通される中心孔42が形成してある。また、このノズル40には、分流基体30側の混合ガス孔34から送られてくる混合ガスを通すための混合ガス孔43が形成してある。そして、このノズル40の下部外周は、次に述べるエア噴出筒50によっても支持されている。
エア噴出筒50は、第4図及び第8図に示したように、回転エア通路13となるべき回転エア室52を介在させた状態で、外筒10の直ぐ内側に配置される円筒状ものであり、第4図の図示上端に形成したエア止めフランジ51によって外筒10の内面に当接しているものである。また、このエア噴出筒50には、第8図に示したように、回転エア通路13の方向を図中の矢印にて示した方向とするために斜めに明けた多数のエア噴出口53が形成してある。
吐出口金60は、第2図、第5図及び第6図に示したように、その先端部中央に、溶滴81が形成される溶滴通路61と、この溶滴81の吐出方向を変換する突起63とを形成するとともに、この突起63内にも通ずるエア通路62を形成したものである。また、この吐出口金60の上端部は、外筒10に形成してある先端開口14に挿通されるものであり、第4図にも示したように、エア噴出筒50のエア止めフランジ51と外筒10との間に介装したベアリング64によって、外筒10に対して回転自在に支持したものである。
また、この吐出口金60の後端には、当該吐出口金60から突出して、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に配置される複数(本実施例では4本)のアーム部65を一体的に形成したものであり、これらのアーム部65によって、第7図及び第8図に示したように、回転エアが噴出されるエア噴射空間66と、中心線に対して直交する方向に開口する複数の収納支持空間67とを形成したものである。
エア噴出空間66の外側には、前述したエア噴出筒50が配置されるのであり、このエア噴出空間66を構成しているアーム部65に対しては、第8図に示したように、エア噴出筒50のエア噴出口53から噴出するエアが吹き付けられるのであり、これによって吐出口金60に回転力が与えられるのである。
そして、各収納支持空間67(本実施例では図8の上下及び右側の合計3箇所)内には、第4図及び第8図に示したように、摩擦ブロック70が移動可能に収納してある。これら各摩擦ブロック70は、第9図及び第10図に示したように、エア噴出筒50の内面に摺接して摩擦力を発生させる外周面71が形成してある。
さて、本実施例における溶射用トーチ100においては、エア噴出筒50を構成する材料として焼きを入れた鋼管材であって、内径が30ミリ〜32ミリのものを使用した。一方、各摩擦ブロック70を構成する材料としては、所謂ブロンズを採用して、その外周面71の面積が1.0〜2.0平方センチメートル程度となるようにし、重さが5〜10グラムとなるようにした。なお、摩擦ブロック70の材料としては、ベークライト、タングステン、アルミ合金等、種々なものが適用できる。
このような、大きさや重さを有する摩擦ブロック70としたときに、吐出口金60の回転数を3,000r.p.m.程度とすることができた。
産業上の利用可能性
以上のように構成した本発明の溶射用トーチ100によれば、溶滴81を放射状に吐出するための吐出口金60の回転数を800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲とすることができて、配管内面やシリンダ91内面の溶射を行うことができて、溶射膜82の厚さを最適なものとすることができるのである。特に、この溶射用トーチ100は、吐出口金60の回転数を800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲とすることができるため、溶射材料80として融点の低い亜鉛から、融点の比較的高い鋼鉄までのものを採用することができ、どんな状態の溶射膜82ともすることができるものである。
また、請求の範囲第2項に記載の溶射用トーチ100のように、吐出口金60の先端部中央に、溶滴81の吐出方向を変換する突起63を形成するとともに、吐出口金60の後端に、当該吐出口金60から突出して、外筒10内に収納したエア噴出筒50内に配置される複数のアーム部65を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間66と、中心線に対して直交する方向に開口する複数の収納支持空間67とを形成して、エア噴出空間66の外側に配置したエア噴出筒50のエア噴出口53から噴出するエアによって吐出口金60に回転力を与えるとともに、各収納支持空間67内に摩擦ブロック70を移動可能に収納して、これら各摩擦ブロック70の外周面71がエア噴出筒50に当接して回転力を所定以下となるようにした場合には、溶滴81を放射状に吐出するための吐出口金の回転数を、800r.p.m.〜6,000r.p.m.の範囲の適宜な値、例えば3,000r.p.m.程度に規定することができて、配管内面やシリンダ91内面の溶射を行うことができることは勿論、当該吐出口金60を支持しているベアリング64等を保護することができて耐久性の高いものとすることができるのである。

Claims (2)

  1. 外筒(10)内に収納した電極間に形成されるアークによりプラズマ化した作動ガス、または外筒(10)内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって、外筒(10)内に順次供給されてノズル(40)にて加熱溶融される溶射材料(80)を作動ガスまたは燃焼ガスにより吹き飛ばすことにより溶滴(81)を形成し、この溶滴(81)を作動ガスまたは燃焼ガスとともに噴射させるべく、ノズル(40)の前方部分に回転自在に収納されて、中心に溶滴(81)のための溶滴通路(61)を有する吐出口金(60)を備えた溶射用トーチ(100)において、
    吐出口金(60)の先端部中央に、溶滴(81)の吐出方向を変換する突起(63)を形成するとともに、吐出口金(60)の後端に、当該吐出口金(60)から突出して、外筒(10)内に収納したエア噴出筒(50)内に配置される複数のアーム部(65)を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間(66)を形成して、
    エア噴出空間(66)の外側であって外筒(10)の直ぐ内側に、回転エア室(52)を介在させた状態でエア噴出筒(50)を配置し、このエア噴出筒(50)に形成した多数のエア噴出口(53)から噴出するエアによって吐出口金(60)に回転力を与えるようにしたことを特徴とする溶射用トーチ(100)。
  2. 外筒(10)内に収納した電極間に形成されるアークによりプラズマ化した作動ガス、または外筒(10)内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって、外筒(10)内に順次供給されてノズル(40)にて加熱溶融される溶射材料(80)を作動ガスまたは燃焼ガスにより吹き飛ばすことにより溶滴(81)を形成し、この溶滴(81)を作動ガスまたは燃焼ガスとともに噴射させるべく、ノズル(40)の前方部分に回転自在に収納されて、中心に溶滴(81)のための溶滴通路(61)を有する吐出口金(60)を備えた溶射用トーチ(100)において、
    吐出口金(60)の先端部中央に、溶滴(81)の吐出方向を変換する突起(63)を形成するとともに、吐出口金(60)の後端に、当該吐出口金(60)から突出して、外筒(10)内に収納したエア噴出筒(50)内に配置される複数のアーム部(65)を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間(66)と、中心線に対して直交する方向に開口する複数の収納支持空間(67)とを形成して、
    エア噴出空間(66)の外側に配置したエア噴出筒(50)のエア噴出口(53)から噴出するエアによって吐出口金(60)に回転力を与えるとともに、各収納支持空間(67)内に摩擦ブロック(70)を移動可能に収納して、これら各摩擦ブロック(70)の外周面(71)がエア噴出筒(50)に当接して回転力を所定以下となるようにしたことを特徴とする溶射用トーチ(100)。
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