JP3660487B2 - 扉の把手装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家具や建具等の扉に設けられる把手装置に関し、特に、把手の取り付け位置に制約されることなく、しかも把手に対する外部からの操作にスムーズに作動する扉の把手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家具や建具等の扉に設けられる把手装置には、種々のものがあり、閉状態にある扉にロックが掛かっているときに、摘みハンドル等の把手を操作して、ロックを解除して扉を開状態にすることができるものがある。
図8は、従来の把手装置100の外観図であり、同図(A)は、扉101の裏面に取り付けられた状態を示す正面図で、同図(B)は、一部断面を有する同図(A)の平面図である。
同図に示すように、把手装置100を構成する本体ユニット(第1ユニット)102とガイドユニット(第2ユニット)103とは、それぞれ独立した状態で扉101に取り付けられ、このようなユニット102と103とは、各ユニット102及び103からそれぞれ延出した操作軸105及び106を介して摘みハンドル104と連結されている。そして、かかるハンドル104を、各操作軸105及び106に配設されたスプリング(図示せず)に抗して同図(B)中の矢印P方向に引っ張ることにより、ロックが解除されて扉101を開状態にすることができる。
【0003】
ところで、扉101の閉状態をロックするための従来方式として、所謂カム方式が採用されており、図9は、ロックが掛かっているときの状態を、図10は、ロックが解除されたときの状態を示している。
図9の本体ユニット102において、ハウジング107の軸受(図示せず)に軸支された支軸108aを有するカム体108が設けられ、このカム体108の一端に設けられた突起108bが、操作軸105に取り付けられたカム操作体109の凹部(図示せず)に係合し、このカム体108の他端が、スライダ110の上端内壁110aに当接しており、更に、スライダ110の下端には係合突体110bが突設されていて、係合突体110bは、家具や建具等の本体111に固着された係止突体111aに当接しており、この状態では、閉状態にある扉101にロックが掛かっている。
しかるに、かかるロックを解除して扉101を開状態にする場合には、ハンドル104を図10中の矢印Q方向に引っ張ると、カム操作体109もこの方向に応動するので、カム操作体109の凹部に係合した突起108bも、矢印Q方向に移動する。この移動に伴って、カム体108は支軸108aを中心に回転し、したがって、カム体108の上記他端は、スライダ110の上端内壁110aに沿って摺動する。すると、スライダ110が同図中の矢印R方向に移動するので、係合突体110bと係止突体111aとの係合が解除されて、即ち、上記ロックが解除されて扉101を開状態にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置にあっては、本体ユニットとガイドユニットとが、扉にそれぞれ独立に取り付けられ、両者が摘みハンドルを介して連結されているのみであり、ハンドルに対し本体ユニット側に偏った部位で引っ張ったり、或いは、ガイドユニット側に偏った部位で引っ張ったりするなどしてハンドルに付与する操作力に偏りがあると、上記ロックの形成やその解除の際に作動不良を起こす場合があった。特に、長いハンドルのものを用いなければならない場合には、本体ユニットとガイドユニットと間の離隔が大きくならざるを得ず、上述のような作動不良を起こす頻度は尚更あった。
したがって、従来装置にあっては、本体ユニットとガイドユニットとの取付け位置は、ハンドルの長さに制約されていた(一般的にはハンドルの長さは80mm以内とされている)。また、両ユニットがハンドルを介して一体化してなるものでは、図8に示すように本体ユニット102の係合突体110bを家具や建具等の本体111の係止突体111aに係合させなければならず、ハンドルの取付け方向、即ち、所謂縦使用とするのか、或いは横使用とするのかにも制約が課せられていた。
更に、従来装置では、ロックの形成やその解除にカム方式が採用されており、カム方式おける運動の伝達の際、部材間に生じる接触摩擦抵抗は、例えば歯車接触のそれに比べ大きく、そのために、ロックの形成や解除の作動がスムーズでない場合も生じていた。
【0005】
本発明の目的は、ハンドル等の把手の取付位置に制約を受けずに、且つ、スムーズな作動でロックの形成や解除を行うことができる扉の把手装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、上記目的に加え、把手の取付方向に制約を受けない扉の把手装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の扉の把手装置は、家具や建具等に設けられたハンドル等の把手を操作して、閉状態にある扉のロックを解除できるもので、把手に対する操作、具体的には把手に対する外部からの引っ張り操作に連動する第1ユニット及び第2ユニット、並びに第1ユニットと第2ユニットとを連結するシャフトを備え、第1ユニットは、把手に対する外部からの操作によって摺動運動する第1摺動体と、この第1摺動体の摺動に応じて動作し上記ロックを解除するとともに、上記シャフトに回転運動を付与するギヤ機構とを備えるものとし、一方、第2ユニットは、上記操作によって摺動運動する第2摺動体と、この第2摺動体に係合するカム体とでカム機構を構成し、かかるカム機構は、上記シャフトに上記回転運動と同一方向の回転運動を付与するものである。
【0007】
本装置は、ギヤ機構で上記ロックを解除する構成をなし、しかも、第1ユニットの動力がシャフトを介して第2ユニットに伝達されると同時に、第2ユニットの動力が上記シャフトを介して第1ユニットに伝達される構成をなしている。即ち、第1ユニットにおいて、上記操作によって第1摺動体が摺動すると、この摺動に応じてギヤ機構が上記ロックを解除するとともに、上記シャフトに回転運動を付与する。第2ユニットでは、上記操作によって第2摺動体が摺動運動する一方、この摺動運動がカム機構によって回転運動に変換されるとともに、この回転運動に上記シャフトから伝達される回転運動が加わり、上記操作に基づく第2摺動体の摺動運動が上記シャフトからの動力によって補助される態様をなす。しかるに、第2摺動体の摺動運動を回転運動に変換する上述のカム機構もまた、上記シャフトに上記回転運動と同一方向の回転運動を付与する。したがって、第1ユニットにおいてもまた、第1摺動体の摺動運動が上述のギヤ機構によって変換された回転運動に、上記シャフトから伝達される回転運動が加わり、上記操作に基づく第1摺動体の摺動運動が上記シャフトからの動力によって補助される態様をなす。
これにより、把手に付与される操作力が偏っていても、第1ユニット側から第2ユニット側に、及び第2ユニット側から第1ユニット側に動力が伝達されるので、上記ロックの解除及びその形成の際に作動不良を起こすようなことはなく、また、長いハンドルのような把手を用いても、上述のような作動不良を起こすことはない。したがって、第1ユニットと第2ユニットとの取付け位置に制約が課せられることはない。
また、ロックの解除及びその形成にギヤ方式が採用されているために、ロックの解除等の作動が従来のカム方式に比べスムーズである。
【0008】
本装置のうち第1ユニットは、上記第1摺動体とこれに係合するギヤ機構を備え、かかるギヤ機構は、第1ギヤとこれに噛合する第1ラックギヤ部が形成されたラッチとを備えており、そして、上記第1ギヤには、第1摺動体の摺動に応じて回転運動するための、第1摺動体の係合突設部に係合する係合突設部が設けられ、且つ、この回転運動を上記シャフトに伝達するためのシャフトの嵌合口が設けられ、また、上記ラッチには、上述した第1ラックギヤ部及び係合突体が設けられており、ラッチは第1ギヤの回転運動に応じてスライドし、このスライドに伴って上記係合突体が後退し、一方の係合部位であるこの係合突体と、例えば家具本体に設けられた他方の係合部位である係止突体との間で形成されていたロックが解除されるようにしたものである。この場合、第1ギヤには、その嵌合口に嵌合されたシャフトを介して第2ユニットの動力が伝達されてくることはもちろんである。
ところで、上記第1摺動体の摺動に係合して回転運動させる機構として、上述のように第1摺動体及び第1ギヤのそれぞれに係合突設部を設けてカム機構とするもの、或いはまた、レバー及び第1ギヤ間をリンクで連結してリンク機構とするものであってもよい。また、第1ギヤの回転運動に応じてラッチをスライドさせる機構としては、所謂ピニオン&ラック機構が一般的である。
また、本体ユニットの第1摺動体にスプリング等の弾性部材を配設し、把手に引っ張り操作が加わると把手に反力を生ぜしめ、上記操作が解除されると把手、及びこれに連動する第1摺動体を元のところに復帰させるようにすれば、使用勝手が向上するので好ましい。
更に、ラッチにスプリング等の弾性部材を配設し、把手に対する引っ張り操作が解除されると、その付勢力によって係合突体が突出して、上述のロックが形成されるようにすれば、使用勝手が向上するので好ましい。
【0009】
本装置のうち第2ユニットは、上述のようにカム機構を備えてなるものであり、カム機構を構成するカム体は、より具体的には、第2摺動体の摺動に応じて回転運動するための、第2摺動体の係合突設部に係合する係合突設部が設けられ、且つ、この回転運動を上記シャフトに伝達するためのシャフトの嵌合口が設けられてなるものである。この場合、カム体には、その嵌合口に嵌合されたシャフトを介して第1ユニットの動力が伝達されてくることはもちろんである。
ところで、第2摺動体の摺動に応じて回転運動させる機構は、上述のようなカム機構のみならずリンク機構によっても構成できる。
また、第2ユニットの第2摺動体にスプリング等の弾性部材を配設し、把手に引っ張り操作が加わると、把手に反力を生ぜしめ、上記操作が解除されると把手、及びこれに連動する第2摺動体を元のところに復帰させるようにすれば、使用勝手が向上するので好ましい。
【0010】
また、本装置の第1ユニットは、特に、第1摺動体の摺動に応じて回転運動し、且つ、第1ギヤと第1摺動体に関し対称となる部位に配される第2ギヤと、この第2ギヤに歯合するとともに、ラッチに設けられた第2ラックギヤ部に歯合するアイドラAギヤと、このアイドラAギヤに歯合してアイドラAギヤの回転運動をこの回転軸に直交する軸の回転運動に変換するアイドラBギヤとを備え、第2ギヤ及びアイドラBギヤに、上述した第1ギヤの回転運動の回転方向と同一の回転運動をシャフトに伝達することができる、第1ギヤの嵌合口と同様な嵌合口をそれぞれ設けてなるものである。
この場合、両ユニットがハンドルを介して一体化してなるものでも、3ヶ所の各嵌合口からは、同一回転方向の回転運動を取り出し得るので、適宜にそのうちのいずれかの嵌合口を使用すればよく、ハンドルを縦使用とするのか、或いは横使用とするのかを、上記係合突体とこれに係合する係止突体との配設位置に煩わされることなく決めることができる。
ところで、第2ギヤを第1摺動体の摺動に応じて回転運動させる機構としては、上述のように、第1摺動体及び第2ギヤのそれぞれに係合突設部を設けてカム機構とするもの等があり、また、アイドラAギヤの回転運動をこの回転軸に直交する軸の回転運動に変換する機構としては、傘歯車列が一般的である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を図1〜6を参照して説明する。
本実施の形態に係る把手装置1は、図1に示すように、本体ユニット(第1ユニット)2及びガイドユニット(第2ユニット)3、並びに本体ユニット2とガイドユニット3とを連結するシャフト4を備えている。そして、本体ユニット2及びガイドユニット3は、扉5の裏面5aにそれぞれビス等によって取り付けられ、各ユニット2及び3からそれぞれ延出した操作軸6及び7を介して扉5の表面5bに配される摘みハンドル(把手)8に取り付けられている。
尚、同図(A)は、扉5の裏面5aに取り付けられたところを示す正面図で、本体ユニット2の後述する係合突体13aが、家具本体9の係止突体9aに係合して、扉5がロックされているところを示しており、同図(B)は、一部断面を有する同図(A)の平面図である。
【0012】
上記本体ユニット2は、図2に示すように、ケース10内に、レバー(第1摺動体)11、第1ギヤ12、ラッチ13、第2ギヤ14、アイドラAギヤ15及びアイドラBギヤ16を配設し、これらが配設されたケース10をキャップ17で封着しており、ケース10の通孔10a(図4(B)参照)、レバー11の貫通孔11a及びキャップ17の通孔17aを上記操作軸6が貫通している。
【0013】
詳細に説明すれば、レバー11は、ケース10の略中央で、且つ、ケース10の内底面10bからキャップ17の裏面17bに至る凹溝18a,18b(図4(A)参照)に沿ってスプリング19に抗して摺動できるようになっており(例えば、図4(B)の状態から図5(B)の状態)、かかる摺動は、上述したケース10の通孔10a、レバー11の貫通孔11a及びキャップ17の通孔17aを貫通し、その頭部が貫通孔11aの周縁11bに係止する上記操作軸6に対し引っ張り操作を与えることにより、即ち、この操作軸6に連結されたハンドル8に対し引っ張り操作を与えることにより生じ、かかる引っ張り操作を解除すると、レバー11は、スプリング19の付勢力によって元の位置に復帰する(例えば、図5(B)の状態から図4(B)の状態)。更に、このレバー11の両側面に、上記貫通孔11aの中心軸に関し点対称の位置に係合突設部11c,11d(図4、5参照)がそれぞれ設けられており、これらが第1ギヤ12の係合突設部12a及び第2ギヤ14の係合突設部14aにそれぞれ係合する。
第1ギヤ12は、上述のように、その係合突設部12aがレバー11の係合突設部11cに係合するように、レバー11に近接するケース10側の軸受20及びキャップ17側の軸受17dに軸支されており、かかる軸上で、レバー11の摺動に従ってその係合突設部11cが上記係合突設部12aを押動するために、即ち、その係合突設部11cの傾斜面に形成された扁平面11eによって係合突設部12aが押動されるために回転運動する。この回転運動の回転範囲は、スプリング19又は後述するスプリング21の最大縮退量によるが、設計上の諸条件に拠っていずれかを適宜選択すればよい。そして、このような回転運動は、第1ギヤ12の側面に凹設された嵌合口12bに嵌合するシャフト4に伝達される。
【0014】
また、ラッチ13は、横部材と縦部材で構成されるコ字型部材に対し、更にその縦部材に上述した係合突体13aを突設させた形状をなし、ケース10の内底面10bにおいて、スプリング21に抗してスライドできるように配設されている。かかるコ字型部材の一方の横部材には、第1ギヤ12に噛合する第1ラックギヤ部13bが、また、その他方の横部材には、アイドラAギヤ15に噛合する第2ラックギヤ部13cが設けられており、また、これら横部材には上記スプリング21が、係合突体13aをケース10の開口部10cから突出させるようにそれぞれ付勢して配設され、このとき、係合突体13aは上記係止突体9aに係合して、扉5がロックされている態様をなす。
ところで、一方の横部材と他方の横部材とは、ラッチ13の中心線に関し対称となるように配され、一方の横部材に設けられた第1ラックギヤ部13bは、係合突体13aに近い基部に、また、他方の横部材に設けられた第2ラックギヤ部13cは、係合突体13aから遠い端部、即ち、アイドラBギヤ16に近い部位に形成されている。
【0015】
上記第2ギヤ14は、第1ギヤ12とレバー11に関し対称となる部位に配され、上記第1ギヤ12と同様に、その係合突設部14aがレバー11の係合突設部11dに係合するように、レバー11に近接するケース10側の軸受22及びキャップ17側の軸受(図示せず)に軸支されており、かかる軸上で、レバー11の摺動に従ってその係合突設部11dが上記係合突設部14aを押動するために、即ち、その係合突設部11dの傾斜面に形成された扁平面(図示せず)によって係合突設部14aが押動されるために回転運動する。この回転運動の範囲は、上述と同様に、スプリング19又はスプリング21の最大縮退量によるが、設計上の諸条件に拠っていずれかを適宜選択すればよい。そして、このような回転運動は、第2ギヤ14の側面に凹設された嵌合口14b(図4、5参照)に嵌合するシャフト4に伝達されるので、例えば、上記嵌合口12bの代わりに、嵌合口14bにシャフト4を嵌合させる使用態様であってもよい。しかも、この回転運動の回転方向は、係合突設部14aと上記係合突設部12aとが上記貫通孔11aの中心軸に関し点対称の位置にあり、これらの係合突設部14a及び12aに基づいて生じる回転運動であるので、同一方向となる。そして、第2ギヤ14の回転運動は、これに噛合するアイドラAギヤ15に伝達される。
【0016】
このアイドラAギヤ15は、その回転軸が上記第2ギヤ14の回転軸に平行をなし、ケース10の軸受23に回動自在に軸支され、上述したように第2ラックギヤ部13cに噛合している。また、このアイドラAギヤ15には、第2ラックギヤ部13cが噛合する歯形に加え、ピッチ面を円錐とする歯形が形成されている。かかる円錐歯形は、ケース10側の軸受24及びキャップ17側の軸受17eに回動自在に軸支されたアイドラBギヤ16の、それに形成されたピッチ面を円錐とする歯形に噛合し、両者の回転軸のなす角は直交しており(それぞれのピッチ円錐の母線と回転軸のなす角の和が90度である)、アイドラAギヤ15の回転運動が、この回転軸に直交する回転軸を有するアイドラBギヤ16の回転運動に変換される。
この回転運動は、アイドラBギヤ16の側面に凹設された嵌合口16aに嵌合するシャフト4に伝達されるので、上述のように、例えば、上記嵌合口12b或いは14bの代わりに、嵌合口16aにシャフト4を嵌合させる使用態様であってもよい。しかも、この回転運動の方向は、第2ギヤ14の回転運動がアイドラAギヤ15を介して伝達される構成になっているために、第2ギヤ14の回転方向と同一であり、したがって、第1ギヤ12の回転方向とも同一である。
ところで、第1ギヤ12及び第2ギヤ14は、これらを構成する円筒部材の一部、即ち、係合突設部12aや14aが突設されているところが扇形状に切り欠かれている。これは、この種のギヤを射出成形する際の製造上の理由からであり、場合により、切り欠きのない円筒部材で構成するものであってもよいことはもちろんである。
尚、ケース10の小孔10d及びキャップ17の小孔17cは、扉5の裏面5aにビス等によって取り付けるために設けられたものである。
【0017】
一方、上記ガイドユニット3は、図3に示すように、HDケース30内に、HDレバー(第2摺動体)31、カム体32を配設し、これらが配設されたケース30をHDキャップ33で封着しており、ケース30の通孔30a(図6(C)参照)、レバー31の貫通孔31a及びキャップ33の通孔33aを上記操作軸7が貫通している。
【0018】
詳細に説明すれば、レバー31は、ケース30の内底面30b(図6(C)参照)からキャップ33の裏面33bに至る凹溝34a,34bに沿ってスプリング35に抗して摺動できるようになっており(例えば、図6(C)のM状態からN状態)、かかる摺動は、上述したケース30の通孔30a、レバー31の貫通孔31a及びキャップ33の通孔33aを貫通し、その頭部が貫通孔31aの周縁31bに係止する上記操作軸7に対し引っ張り操作を与えることにより、即ち、この操作軸7に連結されたハンドル8に対し引っ張り操作を与えることにより生じ、かかる引っ張り操作を解除すると、レバー31は、スプリング35の付勢力によって元の位置に復帰する(例えば、図6(C)のN状態からM状態)。更に、このレバー31の片側面に係合突設部31cが設けられており、これがカム体32の側面に設けられた係合突設部32aに係合する。
【0019】
カム体32は、上述のように、その係合突設部32aがレバー31の係合突設部31cに係合するように、レバー31に近接するケース30側の軸受36及びキャップ33側の軸受33cに軸支されており、かかる軸上で、レバー31の摺動に従ってその係合突設部31cが上記係合突設部32aを押動するために、即ち、その係合突設部31cの傾斜面に形成された扁平面31dによって係合突設部32aが押動されるために回転運動する。この回転運動の回転範囲は、スプリング35の最大縮退量によることは言うまでもない。また、このカム体32のもう一方の側面に凹設された嵌合口32bには、本体ユニット2に回転運動を伝達するシャフト4が嵌合するようになっている。
ところで、カム体32は、これを構成する円筒部材の一部、即ち、係合突設部32aが突設されているところが扇形状に切り欠かれている。これは、この種のカム体32を射出成形する際の製造上の理由からであり、場合により、切り欠きのない円筒部材で構成するものであってもよいことはもちろんである。
尚、ケース30の2つの小孔30cは、扉5の裏面5aにビス等によって取り付けるために設けられたものである。
【0020】
次に、このような装置1の使用態様について図4〜6を参照して説明する。
尚、図4はロックが形成された状態を示し、そのうちの同図(A)は本体ユニット2内の構成図、同図(B)はそのA−A断面図であり、図5は、ロックが解除された状態を示し、そのうちの同図(A)は本体ユニット2内の構成図、同図(B)はそのB−B断面図である。また、図6(A)はガイドユニット3の平面図、同図(B)はその正面図、同図(C)は同図(A)のC−C断面図である。最初に、図1のように本体ユニット2における第1ギヤ12の嵌合口12bにシャフト4が嵌合されている場合(第1使用態様)について説明する。
係合突体13aが係止突体9aに係合して扉5がロックされているとき、ロックを解除して扉5を開く場合には、ハンドル8を引っ張ると、本体ユニット2において、レバー11はスプリング19に抗して摺動し、第1ギヤ12は、レバー11の摺動に従ってその係合突設部11cが第1ギヤ12の係合突設部12aを押動するために、所定の角度だけ回転運動する。そして、第1ギヤ12に噛合する第1ラックギヤ部13bによってラッチ13はスプリング21に抗してスライドし、係合突体13aがケース10内に後退するので、係合突体13aと係止突体9aとで形成されていたロックが解除される。
一方、ハンドル8を引っ張ることにより、ガイドユニット3においても、レバー31は、スプリング35に抗して摺動し、カム体32は、レバー31の摺動に従ってその係合突設部31cがカム体32の係合突設部32aを押動するために、所定の角度だけ回転運動する。このとき、カム体32の回転運動に第1ギヤ12の回転運動がシャフト4を介して加わる態様をなす。即ち、レバー31の摺動運動が回転運動に変換されるとともに、この回転運動に上記シャフト4から伝達される回転運動が加わり、上記操作によるレバー31の摺動運動が本体ユニット2側から補助される態様をなす。
しかるに、レバー31の摺動運動に応じてカム体32がシャフト4に付与する回転運動もまた、本体コニット2に伝達される。したがって、本体ユニット2においても、第1ギヤ12の回転運動にカム体32の回転運動がシャフト4を介して加わる態様をなす。即ち、レバー11の摺動運動が回転運動に変換されるとともに、この回転運動に上記シャフト4から伝達される回転運動が加わり、上記操作によるレバー11の摺動運動がガイドユニット3側から補助される態様をなす。
このように、本体コニット2側からガイドユニット3側に動力が伝達されると同時に、ガイドユニット3側から本体ユニット2側に動力が伝達されることになるので、上述したロックの解除がスムーズな作動で行える。
【0021】
また、上記ロックを形成する場合には、ハンドル8の引っ張り操作を解除してやると、レバー11がスプリング19の付勢力によって元の位置に復帰するとともに、係合突設部11cと係合突設部12aとの係合が解除されるので、ラッチ13はスプリング21の付勢力によって元の位置に復帰し、係合突体13aがケース10の開口部10cから突出する。そして、係合突体13aを突出させたまま扉5を閉じると、係合突体13aの傾斜面が係止突体9aの傾斜面に当接して、係合突体13aに対しこれをケース10内に後退させる力が作用し、これにより係合突体13aが係止突体9aを乗り越える態様をなすので、係合突体13aと係止突体9aとによるロックが形成される。
一方、レバー31はスプリング35の付勢力によって元の位置に復帰していることは言うまでもない。
【0022】
次に、本体ユニット2における第2ギヤ14の嵌合口14bにシャフト4が嵌合されている場合(第2使用態様)について説明する。この場合、シャフト4は、嵌合口12bとレバー11に関し対称となる嵌合口14bに配設されることになる。
まず、ロックを解除して扉5を開く場合には、同様にしてハンドル8を引っ張ると、本体ユニット2において、レバー11はスプリング19に抗して摺動し、第2ギヤ14は、レバー11の摺動に従ってその係合突設部11dが第2ギヤ14の係合突設部14aを押動するために、所定の角度だけ回転運動する。そして、この回転運動は第2ギヤ14に噛合するアイドラAギヤ15、更にアイドラAギヤ15に噛合する第2ラックギヤ部13cに伝達される結果、ラッチ13はスプリング21に抗してスライドし、係合突体13aがケース10内に後退するので、係合突体13aと係止突体9aとで形成されていたロックが解除される。
一方、ガイドユニット3においては、第1使用態様の場合と同様な作動をし、動力伝達の際にも、本体コニット2側からガイドユニット3側に動力が伝達されると同時に、ガイドユニット3側から本体ユニット2側に動力が伝達されるので、スムーズなロック解除が行える。
また、ロックを形成する場合も、第1使用態様の場合に準じて行うことができる。
【0023】
更に、アイドラBギヤ16の嵌合口16aにシャフト4が嵌合されている場合(第3使用態様)について説明する。この場合、シャフト4は、嵌合口12b及び14bとは90度をなす嵌合口16aに配設されることになる。
まず、ロックを解除して扉5を開く場合には、同様にしてハンドル8を引っ張ると、本体ユニット2において、レバー11はスプリング19に抗して摺動し、第2ギヤ14は、レバー11の摺動に従ってその係合突設部11dが第2ギヤ14の係合突設部14aを押動するために、所定の角度だけ回転運動し、かかる回転運動は、アイドラAギヤ15を介してアイドラBギヤ16の回転運動に変換され、第2ギヤ14の回転運動が、これと直交するアイドラBギヤ16の回転運動に変換される。ところで、第2ギヤ14の回転運動は、第2使用態様の場合と同様に、ラッチ13をスライドさせ、これにより係合突体13aがケース10内に後退するので、係合突体13aと係止突体9aとで形成されていたロックが解除される。
一方、ガイドユニット3においては、第1及び2使用態様の場合と同様な作動し、動力伝達の際にも、本体コニット2側からガイドユニット3側に動力が伝達されると同時に、ガイドユニット3側から本体ユニット2側に動力が伝達されるので、スムーズなロック解除が行える。
また、ロックを形成する場合も、第1及び2使用態様の場合に準じて行うことができる。
【0024】
これら第1〜3使用態様では、シャフト4が嵌合される位置はそれぞれ異なるにも拘わらず、シャフト4の回転方向は同一であるので、適宜にそのうちのいずれかの嵌合口を使用すればよく、しかも、上記係合突体とこれに係合する係止突体との配設位置は、ハンドルを縦使用としても、或いは横使用としても変更を要しないので、上記配設位置によってハンドル8の取付け方向に制約が課せられることはない。
【0025】
ところで、上記装置1は、本体ユニット2の動力がシャフト4を介してガイドユニット3に伝達されると同時に、ガイドユニット3の動力がシャフト4を介して本体ユニット2に伝達される構成をなしていることに鑑み、図7のような使用態様とすることもできる。尚、図7において、図1の構成部材と同一のものについては同一符号を付し、その説明は割愛する。
この使用態様に係る装置40は、ハンドル8を取り付ける代わりに、ガイドユニット3の操作軸7に摘み体41を、また、本体ユニット2の操作軸6に盲蓋42を取り付け、カム体32の嵌合口32bに嵌合されたシャフト4を第1ギヤ12の嵌合口12bに嵌合させてなるものである。
本装置40において、ロックを解除して扉5を開く場合には、摘み体41を引っ張ると、レバー31は、スプリング35に抗して摺動し、カム体32は、レバー31の摺動に従ってその係合突設部31cがカム体32の係合突設部32aを押動するために回転運動し、かかる回転に基づく動力がシャフト4を介して本体ユニット2に伝達される。本体ユニット2では、第1ギヤ12がシャフト4から伝達される回転力によって回転運動する。すると、第1ギヤ12に噛合する第1ラックギヤ部13bによってラッチ13はスプリング21に抗してスライドし、係合突体13aがケース10内に後退するので、係合突体13aと係止突体9aとで形成されていたロックが解除される。
また、上記ロックを形成する場合には、摘み体41の引っ張り操作を解除してやると、レバー31がスプリング35の付勢力によって元の位置に復帰する際、係合突設部31cと係合突設部32aとの係合が解除されるので、第1ギヤ12に上記動力が伝達されなくなり、したがって、第1ギヤ12に噛合するラッチ13はスプリング21の付勢力によって元の位置に復帰し、係合突体13aがケース10の開口部10cから突出する。そして、係合突体13aを突出させたまま扉5を閉じると、係合突体13aの傾斜面が係止突体9aの傾斜面に当接して、係合突体13aに対しこれをケース10内に後退させる力が作用し、これにより係合突体13aが係止突体9aを乗り越える態様をなすので、係合突体13aと係止突体9aとによるロックが形成される。尚、このような使用態様で使用する限りでは、本体ユニット2のレバー11は不要であることは言うまでもない。
このような使用態様は、ハンドル8の代わりに摘み体41を使用する場合であって、とりわけ、係合突体13aと係止突体9aとの配設位置が所要の限定されたところに制約される場合等に有効である。
【0026】
また、カム体32の嵌合口32bにシャフト4を嵌合させる代わりに、かかるシャフト4を、第2ギヤ14の嵌合口14bに嵌合させる使用態様でも、或いはまた、アイドラBギヤの嵌合口16aに嵌合させる使用態様でもよいことはもちろんであり、これにより上述のような配設位置が制約される場合には更に有効である。
【0027】
尚、上記装置1は、本体ユニット2からのみ構成されるようにしたものでもよく、その操作軸6に摘み体を取り付け、摘み体の引っ張り操作、及びその解除操作に応じて上述のロックが解除されたり、形成されたりするようにしてもよいことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】
本発明の扉の把手装置によれば、ハンドル等の把手の取付位置に制約を受けずに、且つ、スムーズな作動でロックの形成や解除を行うことができる。
また、本発明の扉の把手装置によれば、上記効果に加え、把手の取付方向に制約を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る扉の把手装置の外観図である。
【図2】 図1の本体ユニットの分解斜視図である。
【図3】 図1のガイドユニットの分解斜視図である。
【図4】 本装置の本体ユニットについてロックが形成された状態を示す説明図である。
【図5】 本装置の本体ユニットについてロックが解除された状態を示す説明図である。
【図6】 本装置のガイドユニットについてその動作の説明図である。
【図7】 他の実施の形態に係る扉の把手装置の外観図である。
【図8】 従来の扉の把手装置の外観図である。
【図9】 従来装置の本体ユニットについてロックが形成された状態を示す説明図である。
【図10】 従来装置の本体ユニットについてロックが解除された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 扉の把手装置
2 本体ユニット(第1ユニット)
3 ガイドユニット(第2ユニット)
4 シャフト
5 扉
8 摘みハンドル(把手)
11 レバー(第1摺動体)
12 第1ギヤ
12a 係合突設部
12b 嵌合口
13 ラッチ
13a 係合突体
13b 第1ラックギヤ部
13c 第2ラックギヤ部
14 第2ギヤ
14b 嵌合口
15 アイドラAギヤ
16 アイドラBギヤ
16a 嵌合口
31 HDレバー(第2摺動体)
32 カム体
32a 係合突設部
32b 嵌合口

Claims (4)

  1. 家具や建具等に設けられた把手を操作して、閉状態にある扉のロックを解除できる扉の把手装置において、前記把手の操作に連動する第1ユニット及び第2ユニット、並びに前記第1ユニットと前記第2ユニットとを連結するシャフトを備え、前記第1ユニットは、前記把手に対する外部からの操作によって摺動運動する第1摺動体と、該第1摺動体の摺動に応じて前記ロックを解除するとともに、前記シャフトに回転運動を付与するギヤ機構とを備え、前記第2ユニットは、前記操作によって摺動運動する第2摺動体と、該第2摺動体に係合するとともに、前記シャフトに前記回転運動と同一方向の回転運動を付与するカム体とを備えてなることを特徴とする扉の把手装置。
  2. 前記第1ユニットのギヤ機構は、前記第1摺動体の摺動に応じて回転運動するための係合突設部を設け、且つ、該回転運動を前記シャフトに伝達するための該シャフトの嵌合口を設けた第1ギヤと、該第1ギヤの回転運動に応じてスライドする第1ラックギヤ部を設け、且つ、前記スライドに伴って解除される前記ロックの、一方の係合部位である係合突体を設けたラッチとを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の扉の把手装置。
  3. 前記第2ユニットのカム体は、前記第2摺動体の摺動に応じて回転運動するための係合突設部が設けられ、且つ、該回転運動を前記シャフトに伝達するための該シャフトの嵌合口が設けられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉の把手装置。
  4. 前記第1ユニットは、前記第1摺動体の摺動に応じて回転運動するとともに、前記第1ギヤと前記第1摺動体に関し対称となる部位に配される第2ギヤと、該第2ギヤに歯合するとともに、前記ラッチに設けられた第2ラックギヤ部に歯合するアイドラAギヤと、該アイドラAギヤに歯合してこのアイドラAギヤの回転運動をこの回転軸に直交する軸の回転運動に変換するアイドラBギヤとを備え、前記第2ギヤ及びアイドラBギヤに、前記第1ギヤの回転運動の回転方向と同一の回転運動を前記シャフトに伝達することができる該シャフトの嵌合口をそれぞれ設けてなることを特徴とする請求項2又は3に記載の扉の把手装置。
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