JP3659679B2 - 電子掲示板及びメールシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子掲示板及びメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスなどでは、多種の情報を多くの者で共有するために電子掲示板及びメールシステムが利用されている。
【0003】
このようなシステムは、ネットワーク上に多数接続され、電子掲示板用のディスプレイ画面を有する端末としてのパーソナルコンピュータ(以下PCと称す)と、電子掲示板に掲示される文章データを蓄積したり、電子掲示板に送信する電子メールのメールデータを蓄積するサーバなどから構成されている。
【0004】
このように構成された電子掲示板及びメールシステムの場合、各PCからサーバにアクセスし、そこに蓄積されている文章データやメールデータなどを呼び出して各PCのディスプレイ上に表示したり、プリンタなどに印刷したりできる。この際の指示操作は各PCのディスプレイキーやマウスなどを使用して行うことが一般的である。
【0005】
特開平2−2461号公報には、あるマシンに蓄積されている情報を検索する電子ファイルシステムが開示されている。
【0006】
この電子ファイルシステムは、予め用意されているOCRシ−トに検索条件を記入し、このOCRシ−トの画像情報をFAXで電子ファイルシステムへ送信し、電子ファイルシステムがこのOCRシ−トの画像情報から検索条件を認識して、この検索条件に対応する情報を検索して得た結果の画像情報を送信元のFAXに送信するものである。
【0007】
このように従来からサーバとなるマシンに情報を蓄積し、このマシンに端末となるPCやFAXなどからアクセスして情報の検索を行うことが行われているが、上記した各システムともシステムをよく知る者でなければ、利用し難いものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、上述した従来の電子掲示板及びメールシステムでは、ディスプレイキーやマウスなどを利用した端末操作が必ず必要である。つまりパーソナルコンピュータなどの起動操作やそのディスプレイ上で希望する文章などの検索操作を利用者が行う必要がある。
【0009】
また電子ファイルシステムでは、予め定型のOCRシ−トを用意する必要があり、サーバ側に新たな提供情報が加えられると、修正した新たなOCRシ−トを用意する必要がある。しかも定型OCRシ−トからの一時検索で多くの情報がヒットした場合は、不要な情報までもが印刷されることもある。
【0010】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、利用者の誰もが多くの情報の中から希望する情報を必要なもののみ容易に得ることのできる操作性のよい電子掲示板及びメールシステムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、複数の提供情報を各項目毎に記憶した記憶手段と、前記記憶手段の複数の提供情報の題目と共に前記提供情報を前記題目毎に選択するための選択エリアを2種類の用紙にその用紙の種別を示すコードを付けて印刷する印刷手段と、前記印刷手段により印刷された2種類の用紙の前記選択エリアを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた情報が情報提供要求か画像データかを識別する識別手段と、前記識別手段の識別結果、前記情報が情報提供要求であった場合、複数の提供情報を各題目毎に記憶した記憶手段の提供情報の題目とその題目を選択するための選択エリアを含む画像データを用意し、前記情報が画像データであった場合、前記画像データ中のマークが記入された前記選択エリアを認識し対応する題目および提供情報を前記記憶手段から取り出し印刷させるための用意を行う第1の制御手段と、前記第1の制御手段により用意されたものを前記印刷手段に印刷させる第2の制御手段とを具備している。
【0018】
【作用】
請求項1記載の発明では、利用者が情報の提供を望むとき、複数の提供情報の題目と共に提供情報を題目毎に選択するための選択エリアが2種類の用紙にその用紙の種別を示すコードをつけて印刷手段により印刷される。利用者は2種類の用紙の所望の提供情報の選択エリアをマーキングし、2種類の用紙を読込手段に読み込ませると、マーキングされたものに対応する提供情報が記憶手段から取り出されて、印刷手段により印刷される。
すなわち、利用者は所望に応じて用紙を印刷し、その用紙にマーキングし、読込手段に読み込ませるだけで、所望の提供情報を得ることができる。
【0028】
したがって、以降、バーコードでの情報授受が行えるようになる。
【0030】
したがって、端末側に予めマークシ−ト用紙を用意して置かなくても、利用者は所望の情報を得ることができる。
【0031】
また請求項8記載の発明では、マークシ−ト用紙の画像データが所定用紙に印刷される。利用者がこの所定用紙の所望のインデックスにマーキングし、所定用紙の画像を印刷読取手段によって読み取らせると、その画像データからインデックスが認識され、このインデックスに応じた提供情報が記憶手段から取り出される
【0032】
したがって、端末側に予めマークシ−ト用紙を用意して置かなくても、利用者は所望の情報を得ることができる。
【0033】
上記により、利用者の誰もが多くの情報の中から希望する情報を必要なもののみ容易に得ることができる。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
図1は本発明に係る一実施例の電子掲示板及び電子メールシステム全体の概要構成を示す図、図2はホストコンピュータの構成を示す図、図3はパーソナルコンピュータの構成を示す図である。
【0036】
同図に示すように、ホストコンピュータ(サーバ)1はLAN2を介して複数の端末としてのパーソナルコンピュータ(以下PCと称す)3と接続されている。各PC3はプリンタ4及びスキャナ5を有している。プリンタ4は用紙を印刷するものであり、スキャナ5はプリンタ4で印刷された用紙表面の画像を読み込むものである。
【0037】
またホストコンピュータ1は、掲示板の掲示文章及びメールを蓄積する記憶部6を有している。またこのホストコンピュータ1には、公衆回線7を介して端末であるFAX8が接続されている。
【0038】
図2に示すようように、ホストコンピュータ(サーバ)1は、センタープロセッシングユニット(CPU)10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブインタフェース(HDDI/F)13、ハードディスクドライブ(HDD)14、フロッピーディスクドライブインタフェース(FDDI/F)15、フロッピーディスクドライブ(FDD)16、入出力インタフェース(入出力I/F)17、入出力装置18、表示制御部21、VRAM22、ディスプレイ23、光ディスクドライブインタフェース(ODI/F)24、光ディスクドライブ(ODD)25、通信ボード26、モデム27などから構成されている。
【0039】
CPU10はマシン全体の制御を司るものである。ROM11にはこのマシンのイニシャライズ情報が記録されている。RAM12にはこのマシンで動作するソフトウェアがロードされ、そのソフトウェアが使われる。HDDI/F13は、ハードディスク14の制御を行うものである。FDDI/F15は、HDD16の制御を行うものである。入出力I/F17はキーボードおよびマウスなどの入出力装置18の制御を行うものである。表示制御部21は表示系、例えばVRAM22などの制御を行う。VRAM22には、ディスプレイ23に表示される信号が格納される。ODI/F24は光ディスクのリードライトを行うODD25の制御を行う。このODD25には掲示板の掲示文章及びメールなどの情報(データ)が記録されている。また上記データはHDD14なども記録されている。通信ボード26はこのマシンの外部のLAN2と接線されており、通信信号の処理を行う。通信ボード26はモデム27を介して公衆回線7と接続されている。モデム27は公衆回線7に対するFAX信号の送受信を行うものである。ホストコンピュータ1は、マルチタスクSで動作する。
【0040】
続いて、図3を参照して、この電子掲示板及び電子メールシステムの端末、例えばPC3の構成について説明する。なおホストコンピュータ1と同じ構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0041】
このPC3はLAN2を介してホストコンピュータ1と接続されており、公衆回線7には接続されていないためモデムを有していない。PC3とスキャナ5とはスキャナI/F19を介して接続されている。またPC3とプリンタ4とはプリンタI/F28を介して接続されている。
【0042】
すなわち、このPC3は、スキャナ5が読み込んだ画像をホストコンピュータ1に送り、ホストコンピュータ1から送られて来る画像をプリンタ4で印刷するものである。
【0043】
次に、図4〜図9を参照してこの電子掲示板及び電子メールシステムの動作を説明する。図4及び図5はPC3上でのアプリケーション実行時の表示例を示す図、図6〜図8はプリンタで印刷された用紙を示す図、図9はホストコンピュータ1の処理フローを示す図である。
【0044】
まず、PC3の操作例について説明する。
【0045】
通常、利用者がこの電子掲示板及びメールシステムを利用する場合には、その掲示の題名またはそのメールのサブジェクトの一覧をPC3のプリンタ4で用紙に印刷させて掲示内容の概要を把握する。
【0046】
そして、掲示内容の一覧が印刷された用紙の所望の掲示記事またはメールの項目をマーキングによりチェックし、チェックした一覧用紙をスキャナ5またはFAX8に入力することにより、その記事またはメールの内容がホストコンピュータ1から返信され、プリンタ4で印刷してその詳細を見ることができる。
【0047】
以下、この電子掲示板及びメールシステムの動作について説明する。
【0048】
PC3上では、ウィンドウシステムが動作しており、そのシステム上で電子掲示板及び電子メールシステムのアプリケーションが動作している。このアプリケーションは、LAN2を介してホストコンピュータ1と画像の送受を行うソフトウェアである。
【0049】
まず、PC3で上記アプリケーションを起動すると、図4に示すように、ディスプレイ23上に印刷メニューウィンドウ61が開く。このウィンドウ61は、掲示板選択ボタン62及び個人宛メール選択ボタン63を持っている。
【0050】
ここで、掲示板選択ボタン62が選択されると、掲示板が選択されたことを示す信号がホストコンピュータ1に伝えられる。すると、ホストコンピュータ1からPC3に、掲示板のメニューを選択するための用紙の印刷用画像データが転送されて来る。これにより、掲示板のメニューを選択するための用紙の画像がディスプレイ23上に表示される。
【0051】
一方、図4のウィンドウ61にてメール選択ボタン63が選択されると、図5に示すように、ディスプレイ23上にメールウィンドウ64が開く。このメールウィンドウ64は個人IDを入力するボックス65、パスワードを入力するボックス66、入力後選択するOKボタン67及び入力を中止するキャンセルボタン68を持っている。
【0052】
ここで、ボックス65に個人IDが入力され、パスワードのボックス66にパスワードが入力され、OKボタン67が選択されると、メールが選択されたことを示す信号と共に、個人ID及びパスワードもホストコンピュータ1に伝えられる。すると、ホストコンピュータ1からPC3に、その個人に対応した受信リストの画像データが返信されてくる。PC3では、返信されてきた受信リストの画像データがプリンタにより印刷され、この結果、メール選択用の用紙が作成される。
【0053】
このメール選択用の用紙は、図6に示すように、例えば掲示板一覧などを印刷した情報要求用紙、つまり掲示板一覧用紙69である。
【0054】
この掲示板一覧用紙69には、用紙内の右上方にバーコード70が印刷されており、この掲示板一覧用紙69の記録内容がスキャナ5で読み取られ画像認識されたときに、用紙の種類が判別される。これによって、図7及び図8に示すような他の用紙との区別が行われる。
【0055】
またこの掲示板一覧用紙69には、項目を選択するためのマークチェックエリア71、72、73、74、75、76、77が印刷されている。
【0056】
この実施例の場合、掲示板一覧用紙69は、掲示板自体の項目として「1.総務からのお知らせ」、「2.課内連絡事項」、「3.部内連絡事項」、「4.各課日報」、「5.自由意見」などの 5つのマークチェックエリアと、各項目の全ての一覧を印刷するか、昨日以降の新しいものだけを印刷するかなどの印刷指定を行うための 2つのマークチェックエリアとから構成されている。
【0057】
この印刷物を見た利用者、つまり操作者が、例えば「1.総務からのお知らせ」の掲示内容を見ることを希望するときには、所望のマークチェックエリアであるマークチェックエリア71、さらにマークチェックエリア76かマークチェックエリア77を鉛筆などの筆記具で塗り潰すことにより、その項目の全ての一覧を印刷するのか、昨日以降に掲示(更新)された項目のみの一覧を印刷するのかを指示できる。
【0058】
例えばマークチェックエリア71、76などを塗り潰し、その掲示板一覧用紙69をPC3のスキャナ5に読み取らせることにより、図7に示すように、プリンタ4から「総務からのお知らせ」の掲示用紙78が印刷される。この掲示用紙78にも、用紙の種別を示すバーコード70が印刷されている。そしてこの掲示用紙78に掲示されている各記事にもマークチェックエリア79、80、81、82、83、84、85が印刷されている。
【0059】
ここで、操作者が読みたい記事があると、その記事のマークチェックエリア、例えば「健康診断について」などのマークチェックエリア79を塗り潰し、この掲示用紙78をスキャナ5に読み取らせると、その画像データがホストコンピュータ1に送られ、その掲示用紙78の画像に対して受付番号が発行される。この受付番号はホストコンピュータ1内でシリアルに発行される。
【0060】
そして、ホストコンピュータ1では、その受付番号をバーコードに変換し、そのバーコードの画像データをPC3に返信する。このとき、そのスキャンした用紙78をプリンタ4の手差し部に載置すると、図8に示すように、掲示用紙78の右下空欄にその受付番号のバーコード86が印刷される。
【0061】
すなわち、スキャナ5で用紙を読み取り画像認識したチェックエリアの要求信号がホストコンピュータ1に送られると、ホストコンピュータ1において受付番号が発行され、そのバーコードの画像データが戻される。そしてその用紙をプリンタ4の手差し部に載置すると、その用紙にバーコードが印刷される。さらにホストコンピュータ1からは検索された「健康診断について」の記事データが転送されてきて、プリンタ4により新しい用紙にその記事が印刷される。
【0062】
次に、図9を参照してホストコンピュータ1における処理について説明する。
まず、PC3からホストコンピュータ1に信号が入力されると、CPU10はその信号が画像信号か、またはメールと掲示板とを一覧表示するための要求信号かを判別する(ステップ100 )。
【0063】
その信号が画像であった場合には受付番号を発番する(ステップ101 )。
【0064】
次に用紙に付与されている用紙の種別を判別するためのバーコード70を用いて、この用紙の種別を判別する(ステップ102 )。
【0065】
用紙の種別を判断されると、その用紙に合わせてその用紙のマークチェックエリアの位置を認識する(調べる)(ステップ103 )。塗り潰されているエリアを認識すると、そのエリアに対応する項目を調べ、その項目に合った情報、つまり画像データを用意する(ステップ104 )。
【0066】
例えば入力された信号が掲示板一覧用紙69の画像信号であり、「総務からのお知らせ」のエリア71にマークされていた場合には、「総務からのお知らせ」の掲示題目に対応する画像データが用意される。
【0067】
また入力された画像信号が「総務からのお知らせ」の一覧用紙78のものであり、「停電のお知らせ」のエリア82にマークされていた場合には、この「停電のお知らせ」の掲示記事の内容の画像データが用意される。
【0068】
そしてステップ101 で発番された受付番号のバーコード画像データを用意され、バーコード画像及び記事内容の各画像データが転送される(ステップ106 )。
【0069】
一方、ステップ100 で画像信号か否かを判断したときに、画像信号ではなかった場合には、メールまたは掲示板のどちらを選択する信号か否かが識別される
(ステップ107 )。
【0070】
ここで、例えば掲示板が選択されているときには、図6に示した掲示板一覧の画像データが用意される(ステップ108 )。そして、この画像データが要求発信元のPC3に転送される(ステップ106 )。
【0071】
また、ステップ107 でメールと判断された場合には、個人ID・パスワードが正しいか否かが判断される(ステップ109 )。
【0072】
このとき、個人ID、パスワードが正しいときには、その者に対して既に受信されているメールの一覧の画像データが用意される(ステップ110 )。
【0073】
またステップ109 で個人ID・パスワードが正しくないと判断されると、個人パスワードが正しくないことを伝える画像データが用意され(ステップ111 )、この画像データが要求元のPC3へ転送される(ステップ106 )。
【0074】
上述した動作はFAX8からも同様に行える。
【0075】
以下、FAX8を用いた動作例について説明する。
【0076】
この場合、まず操作者は、FAX8にてダイアルし、ホストコンピュータ1を呼び出す。次にホストコンピュータ1から、掲示板の一覧印刷かメールの一覧かなどの問い合わせがある。例えば掲示板をダイヤルの「1」に割り当て、メール一覧をダイアルの「3」に割り当てる。そして、操作者は所望に応じて、「1」または「3」のボタンを押下する。
【0077】
操作者が、例えばメールを希望するときには「3」のボタンを押下し、ダイアルのテンキーを用いて個人IDとパスワードとを入力する。なおこのとき、FAX8のダイアルが数字キー、#キーおよび*キーのみなので、これを考慮して予め個人IDとパスワードなどを、数字、#、*などの組み合わせで作っておく。次に、こちらのFAX8の電話番号がテンキーから入力されると、操作者がダイアルで入力操作した掲示板またはメールを掲示する信号と、メールのときの個人IDとがホストコンピュータ1に伝送される。
【0078】
ホストコンピュータ1では、上述した図9のフローチャートに沿ってデータの処理が行われる。
【0079】
そして操作者がFAX8を受信可能状態にして待機していると、ホストコンピュータ1から画像データが送られてくる。例えば掲示板ときには、最初に図6に示した掲示板一覧の画像データが送られてきて、掲示板一覧がFAX用紙に印刷される。
【0080】
そして、FAX用紙の操作者が見たい項目、例えば「1.総務からのお知らせ」のマークチェックエリアを塗り潰し、このFAX用紙の画像をFAX8でホストコンピュータ1に送ると、ホストコンピュータ1では、図9の処理に従って、受信された画像からマーク位置の認識を行い、「1.総務からのお知らせ」がマークされていることを認識すると、この項目に対応した記事の一覧の画像データを送信元のFAX8に返信する。
【0081】
送信元のFAX8には、図7に示すように、記事の題目のリストの画像データが受け取られ新たなFAX用紙に印刷される。
【0082】
さらに、そのFAX用紙を見た操作者が自分の見たい題目のマークチェックエリアを塗り潰して、再度、FAX用紙をFAX8に投入しその画像をホストコンピュータ1に送ると、ホストコンピュータ1は送られてきた画像データを認識し、その題目の記事を操作者のFAX8に送り返す。
【0083】
このように本実施例の電子掲示板及び電子メールシステムによれば、利用者は最低限プリンタとスキャナ5とを有する端末、つまりPC3やFAX8などを利用して最新の提供画像をサーバから取り寄せ印刷し、その印刷された用紙の所定エリアに対して塗り潰を行い、さらに細かい情報(所望の記事など)を容易に取り出すことができる。
【0084】
また用紙をFAX8で得る場合、2回目の要求時にFAXマシンによっては手差し給紙のできない機種があるが、この場合、マークエリアが記入された用紙とは別の新たな用紙に受付番号画像が印刷される。さらに画像認識時に受付番号が必ず発行されるので、後で、この受付番号を基に受信情報の照会などを行ってもよい。さらにこの受付番号がバーコードで印刷されるので、後で受信情報を照会する際、スキャナ5からバーコードの印刷された用紙を入力することにより照会および検索を容易に行うことができる。
【0085】
さらに上記実施例では、掲示板に情報を表示して利用者に提供する例を示したが、この際、一般ユーザ向けなどには情報提供の代償として情報提供料を徴収することもある。この場合、PC3またはFAX8などにプリペイカードリーダを付設することにより実現可能である。
【0086】
またマークシ−ト用紙という用紙上で所望の情報を選択できるので、端末操作の苦手な利用者にも親和性がよい。またサーバ側の提供情報が改められるたびにマークシ−ト用紙の内容が変更され、最新の提供情報が記入されたマークシ−ト用紙が印刷されるので、利用者はいつでも最新の情報の提供を受けることができる。さらに利用者にとって不要な情報(余分な情報)は、印刷されないよう階層的にマークシ−ト用紙が印刷されるので、所望の情報の検索が的確に絞られ、しかもマーク記入方式なので要求指示が容易である。また題目とチェックエリアとが同時に印刷されるので、現在、検索可能な情報が一目で解り所望の情報の選択が容易になる。さらに項目を見ながら簡単な操作で所望の情報の選択が行える。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、利用者の誰もが多くの情報の中から希望する情報を必要なもののみ容易に得ることができる。
【0095】
またPC側では、選択のための用紙と、実際に記事を印刷する用紙とを共通して使用できる。さらに選択用のOCRシートなどを用意しなくても白紙の用紙さえ用意すれば、PCから手軽に掲示板およびメールを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の電子掲示板及び電子メールシステム全体の概要構成を示す図である。
【図2】この電子掲示板及び電子メールシステムにおいてホストコンピュータの構成を示す図である。
【図3】この電子掲示板及び電子メールシステムにおいてパーソナルコンピュータの構成を示す図である。
【図4】PC3上でのアプリケーション実行時の印刷メニュー画面を示す図である。
【図5】PC3上でのアプリケーション実行時のメールウィンドウ画面を示す図である。
【図6】この電子掲示板及び電子メールシステムにおいて、PC3側で得られた掲示板一覧用紙69を示す図である。
【図7】この電子掲示板及び電子メールシステムにおいて、PC3側で得られた掲示用紙78を示す図である。
【図8】右下空欄に受付番号のバーコード86が印刷された掲示用紙78を示す図である。
【図9】この電子掲示板及び電子メールシステムにおいて、ホストコンピュータ1の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…LAN、3…パーソナルコンピュータ(PC)、4…プリンタ、5…スキャナ、6…記憶部、7…公衆回線、8…FAX、10…CPU、11…ROM、12…RAM、13…ハードディスクドライブインタフェース(HDDI/F)、14…ハードディスクドライブ(HDD)、15…フロッピーディスクドライブインタフェース(FDDI/F)、16…フロッピーディスクドライブ(FDD)、17…入出力インタフェース(入出力I/F)、18…入出力装置、21…表示制御部、22…VRAM、23…ディスプレイ、24…光ディスクドライブインタフェース(ODI/F)、25…光ディスクドライブ(ODD)、26…通信ボード、27…モデム、28…プリンタI/F。

Claims (1)

  1. 複数の提供情報を各項目毎に記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段の複数の提供情報の題目と共に前記提供情報を前記題目毎に選択するための選択エリアを2種類の用紙にその用紙の種別を示すコードを付けて印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷された2種類の用紙の前記選択エリアを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた情報が情報提供要求か画像データかを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別結果、前記情報が情報提供要求であった場合、複数の提供情報を各題目毎に記憶した記憶手段の提供情報の題目とその題目を選択するための選択エリアを含む画像データを用意し、前記情報が画像データであった場合、前記画像データ中のマークが記入された前記選択エリアを認識し対応する題目および提供情報を前記記憶手段から取り出し印刷させるための用意を行う第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段により用意されたものを前記印刷手段に印刷させる第2の制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子掲示板及びメールシステム。
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