JP3658587B2 - プラントサービスデータサーバおよびサービス情報提供方法 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、発電プラントなどのプラントの運転管理のための情報を提供するプラントサービスデータサーバおよびプラントサービス情報提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、発電プラントなどのプラントは、各種の設備から構成されている。火力発電プラントを例にとって説明すると、LNGや石炭などの燃料を燃焼させて高温・高圧の蒸気を作るボイラと、このボイラで作られた高温高圧蒸気のエネルギを回転運動エネルギに変えるタービン、また、この回転運動エネルギを使って発電する発電機、この他にもポンプ・弁など多種多様の設備から構成されている。このような設備は、一つのメーカにより提供されることはほとんどなく、通常は、ボイラはメーカA、タービンはメーカBというように複数のメーカにより提供されている。また、このような発電プラントの場合には、同じような設備から構成されたプラントが世界中に複数存在することも多い。
【0003】
このようなプラント設備には運転状態等を把握するために、プラントの各部に数多くのセンサが取り付けられている。各センサからのセンサ信号は、プラントの運転を制御する制御用計算機に取り込まれ、制御用データとして即時的に利用される一方で、制御用計算機あるいはその他のプラントデータ収集装置からプラントデータとしてデータサーバに定期的に送信され、履歴データとして蓄積される。
【0004】
データサーバに蓄積されたプラントデータは、データサーバの中の集計処理を使って、定期的に集計して、発電プラントを管理するユーザ(例えば電力会社)が解析を行なっている。さらに専門的な知識を必要とするような解析や設備診断を必要とする場合は、その履歴データの中で必要なデータを抽出して、当該設備のメーカにデータを渡し、詳細な解析や診断処理を行う。このようなプラント設備のノウハウを必要とするような詳細解析処理は、一般的には各設備のメーカが行うことが多く、その都度何らかの手段で、プラントを運営するユーザからメーカに対してプラントデータを渡す必要がある。
【0005】
例えば、火力発電プラントにおいて、設備の状態診断や効率解析を行う時、ユーザ自体が行う場合と、メーカに解析を依頼する場合とがある。まず、ユーザがデータ解析・診断を行う場合、各発電所に設置されているデータサーバに保存されているプラント履歴データを使って、データサーバでの診断・解析機能や効率計算機能を使ってデータ処理を行う。
【0006】
また、メーカが解析を行う場合には、その設備の診断に必要な項目および期間のデータをデータサーバから抽出して、それを汎用的なデータ形式のファイルに変換して、そのデータを何かのデータ記憶媒体に保存し、その媒体を診断するメーカに送る。メーカでは、解析可能なデータフォーマットに変換して、データ解析を行い、結果をユーザに連絡している。
また、解析を行うメーカの担当者が発電所に行き、データサーバに保存されているデータを使ってデータ解析している場合もある。
【0007】
このように従来は、解析や診断等のサービスを提供しようとする場合、まず、プラントのサイトごとにデータサーバを設置し、データの履歴管理およびデータの集計・解析処理プログラムなどをデータサーバに設定する必要があり、ユーザは、膨大な設備投資が必要となる。
【0008】
また、メーカにデータ解析を依頼する場合は、データサーバからのデータ抽出、データ変換、データを他の媒体へ保存、送付という作業を行うか、もしくは、メーカの担当者が各サイトに行き、そのサイト内でプラントデータの解析や診断を行なったりしているため、このような方法では、その都度プラントデータをやり取りしたり、プラントデータの取り扱いが煩雑で、メーカおよびユーザ双方の負担が大きい。また、類似するプラントが他にあるにもかかわらず、解析や診断の対象となるプラントのプラントデータのみでサービス提供を行なっているため、類似するプラントのプラントデータを利用して、相互に比較検討することなどが容易にはできなかった。
【0009】
そこで、近年の計算機技術および通信ネットワークの発展に伴い、通信ネットワークを介してプラントデータをサイトからメーカに提供する方法が考えられている。
一つは、サイト側に設置されたデータサーバから通信ネットワークを介してメーカに対して必要なプラントデータのみを供給する方法である。この場合には、データサーバ導入時に初期投資が必要であるとともに、プラント運転員がプラントの運転監視などに加えてデータサーバの保守を行う必要がある。また、プラントデータは非公開データであることが多く、プラント機器を提供したメーカも複数あることから、どのメーカにどのプラントデータを供給すべきか等をその都度判断しなければならず、運転員の負担がかえって大きくなる可能性がある。さらに、他のサイトのプラントデータを提供するには、運転員同士での連携が必要不可欠である。
【0010】
また、メーカ側にデータサーバを設置し、通信ネットワークを介してサイト内で収集したプラントデータをメーカ側のデータサーバに送信する方法も考えられている。この場合には、メーカに送信すべきプラントデータを選別することがサイト側で必要となり、負担が増える可能性がある。さらに、一つのプラントに大小様々なメーカの製品が混在しており、これら全てのメーカにデータサーバを設置することは不可能である。
【0011】
一方で、メーカの行なっていた解析診断そのものをサイト側の計算機等で実施することも考えられるが、それにはメーカのノウハウをサイト側に開示することが必要になり、現実的ではない。
【0012】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、メーカなどのサービス提供者がユーザに対してプラント運転管理のサービスを効率よく提供できるプラントサービスデータサーバおよびプラントサービス情報提供方法を提供することである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は上記目的を達成するものであって、本発明の第1の態様では、プラントの運転状態に関する複数の運転データに基づいて前記プラントの管理に役立つサービス情報を前記プラントの管理者に提供するプラントサービスデータサーバにおいて、前記複数の運転データを前記プラントから通信ネットワークを介して受信する手段と、前記運転データを記憶する運転データ記憶手段と、前記プラントの運転に役立つサービス情報を提供する複数のサービス情報提供者が前記運転データの少なくとも一部に基づいて提供する前記プラントの運転管理に役立つ複数のサービス情報提供項目を登録するサービス情報提供項目登録手段と、前記運転データに基づいて、前記サービス情報提供項目に係る前記サービス情報を取得するサービス情報取得手段と、前記取得されたサービス情報を通信ネットワークを介して前記プラントの管理者に送信する手段と、を有する。
【0014】
また、本発明の第2の態様では、プラントの運転状態に関する複数の運転データに基づいて前記プラントの管理に役立つサービス情報をデータサーバから前記プラントの管理者に提供するプラントサービス情報提供方法において、前記データサーバが、前記複数の運転データを前記プラントから通信ネットワークを介して受信するステップと、前記運転データを前記データサーバ内に記憶する運転データ記憶ステップと、前記プラントの運転に役立つサービス情報を提供する複数のサービス情報提供者が前記運転データの少なくとも一部に基づいて提供する前記プラントの運転管理に役立つ複数のサービス情報提供項目を登録するサービス情報提供項目登録ステップと、前記運転データに基づいて前記サービス情報提供項目に係る前記サービス情報を前記データサーバが取得するサービス情報取得ステップと、前記取得されたサービス情報を前記データサーバから通信ネットワークを介して前記プラントの管理者に送信するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、サイトにデータサーバを設置することなく、ユーザに対してプラント運転管理のサービスを提供することが可能となる。また、このプラントデータを使ってメーカがユーザに対して加工データやデータ加工処理を提供できるので、ユーザは、発電プラントの設備診断や解析など設備の効率改善や保修費削減さらには人件費削減などに役立たせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施の形態を説明する。第1図は本発明の一実施の形態に係わる発電プラントのデータ提供システムの全体構成図である。
サイト1は火力発電所などの発電プラント7を有し、発電プラント7からのプラントの運転に関する複数の運転データ(以下、プラントデータという)をプラントデータ収集装置6で収集し、データ伝送装置13を介して通信ネットワーク5に送出する。
【0017】
プラントデータ収集装置6は、発電プラント設備のセンサーからの情報をプラントデータ収集手段10で収集し、収集したデータをプラントデータ記憶手段11に記憶する。プラントデータ記憶手段11に記憶されたプラントデータは一次データ処理手段12で1次加工される。
サイト1で収集されたプラントデータはデータ送受信手段13を介して、例えばインターネットなどの通信ネットワーク5を経由してデータセンタ3に送信される。
【0018】
ここで、サイト1で収集されたプラントデータは、発電プラント7の各設備に取り付けられているセンサーや他の計算機・携帯端末などから入力されるプラント状態を表す温度、圧力、流量などのデジタル情報である。また、プラントデータ収集装置6は1台とは限らず、必要なデータを収集するために複数台設置されていてもよい。また、データ収集のために一時的に取り付けることも可能である。
【0019】
データ収集の方法としては、センサーからのみでなく、別機器で収集されたデータや手入力されたデータがあってもよく、そのデータが電子化され、プラントデータ収集装置を介して入力されるものであるなら何でもよい。また、データ送受信手段13から送られるプラントデータは、一次データ処理手段12で1次加工されたものでも、また1次加工されていないものでもよい。
【0020】
ユーザ2は、通信ネットワーク5を介して発電プラント7を運転管理する。すなわち、通信ネットワーク5に接続されたパソコンなどの端末8を有し、この端末8のデータ送受信手段15により通信ネットワーク5と接続してデータを送受信し、キーボード・CRTなどの入出力手段14によりデータを入出力して発電プラント7を運転管理する。ここで、ユーザ2は、例えば、複数のサイト1を管理する電力会社の本社部門である。
【0021】
ユーザ2からデータセンタ3へアクセスするための前段または処理中の運転において、アクセスに対する認証やデータ保護に伴うセキュリティ機能(図示せず)を介して行われるようにしてもよい。
【0022】
データセンタ3は、サイト1からのプラントデータを受信・保存・加工して、ユーザ2およびメーカ4に対してサービスとしてデータ提供するためのデータサーバ9を有する。データサーバ9は、サイト1からのプラントデータを通信ネットワーク5経由で収集して保存するとともに、このプラントデータに対して加工処理を行ない、加工データをユーザ2もしくはメーカ4に有償で提供する。
データセンタ3のデータサーバ9は、データ送受信手段18を介して通信ネットワーク5に接続されている。
【0023】
サービス情報記憶手段16には、ユーザ2に提供するサービス情報が記憶され、ユーザ情報記憶手段19には、複数あるサイト1やユーザ2を識別するためのユーザ情報が記憶されている。また、メーカ情報記憶手段20には、サービスを登録したメーカ情報が登録記憶され、プラントデータ記憶手段25には、サイト1のプラントデータ収集装置6から送信されてくるプラントデータおよびデータ加工手段22でデータ加工されたデータが記憶されている。
【0024】
保存・検索手段24は、サイト1から送られてくるプラントデータをプラントデータ記憶手段25に保存して、さらにプラントデータ記憶手段25に保存されているプラントデータを検索する。データ加工手段22は、プラントデータのサービス内容に基づいたデータ加工処理を行う。また、サービス情報登録手段21は、サービス情報記憶手段16にメーカ4のサービス内容を登録し、データ加工手段22にメーカ4からのデータ加工処理機能を追加するものである。
【0025】
サービス情報選択手段17は、サービス情報記憶手段16に記憶されているサービス内容をユーザ2に通信ネットワーク5経由で提示して、ユーザ2にサービスを選択させる。そして、課金手段23は、加工データをユーザ2に送信してユーザ2に対して課金したり、または、メーカ4のデータサービス登録・利用に対して課金する。なおここでいう課金は、単に課金額の計算を行なって計算結果をCRTや紙などに表示するだけの場合と、決算処理を含む場合とがありうる。
【0026】
次に、メーカ4は、データ送受信手段28を介して通信ネットワーク5に接続され、入出力手段26により、サービスの処理方法およびサービスメニューを前述したデータサーバ9内のメーカ情報記憶手段20に登録したり、実際のサービス提供としてデータサーバ9に保存されているプラントデータに対してデータ加工手段22および/またはデータ加工手段27を介してデータ加工を行い、その結果をプラントデータ記憶手段25に記憶する。また、データサーバ9を介してユーザ2に対してその結果を提供する。
【0027】
ここでメーカ4は、典型的には、発電プラント7の構成設備を製造したメーカであって、当該設備に関する種々のノウハウやデータを有している。ただし、本発明では、メーカ4として、プラントの運転管理に有用な情報サービスを提供できる者であれば、データ処理業者、ソフトウェア提供者などでもよい。また、複数のメーカ4の中に、上記情報サービスを提供できる電力会社が含まれていてもよい。
【0028】
また、メーカやユーザは予め認定されているものとし、認定方法としては、例えば、パスワードや識別のためのIDなどを使って、データサーバへのアクセスをする。
第1図では、サイト1、ユーザ2、データセンタ3およびメーカ4をそれぞれ一つを示しているが、サイト1、ユーザ2、データセンタ3およびメーカ4は複数ある場合もある。
【0029】
次に、サイト1、ユーザ2、データセンタ3およびメーカ4間でのやりとりについて説明する。
(1)ユーザ1もしくはサイト2とデータセンタ3との間での契約段階
サイト1もしくはユーザ2とデータセンタ3との間でのデータ保存契約時には、サイト1からデータセンタ3へ送信するプラントデータのデータ項目に対して、例えばポイントID、ポイント名称、単位および桁数などの情報をデータセンタ3のデータサーバ9に送り、データサーバ9のプラントデータ記憶手段25にサイト1の情報を記憶できるエリアを確保するとともに、前記データ項目および契約識別情報を記録する。ここで、ポイントIDは、例えばデータ項目の番号であり、ポイント名称はデータ項目の名称である。
【0030】
また、契約時には、例えばデータ保存量による課金やデータ保存期間による課金など課金方法についてもユーザ1もしくはサイト2とデータセンタ3との間で取り決める。また、契約時には契約者とその保存するデータを一体として識別できるような契約識別情報が付与されている。
【0031】
(2)プラントデータ収集・保存段階
第2図は、サービスセンタ3のデータサーバ9において、プラントデータ収集・保存の契約段階から実際の収集・保存動作を示すブロック図である。
【0032】
発電プラント7に取り付けられている各設備のセンサーから送られてくるプロセス値をプラントデータとしてプラントデータ収集装置6のプラントデータ収集手段10で収集し、これらのプラントデータに対して予め決められたポイントIDおよびデータ収集時刻情報を付加する。このプラントデータ収集装置6は、例えばプラントの監視制御を行うユニット計算機やデータロガー装置のようなものを指す。プラントデータ収集手段10で収集されたプラントデータは、プラントデータ収集装置6のプラントデータ記憶手段11にポイントIDおよびデータ収集時刻情報と合わせて一時保存される。
【0033】
サイト1では、このプラントデータ記憶手段11に保存されているプラントデータに、前記契約識別情報およびデータ収集時刻情報を付加し、データ送受信手段13を使って通信ネットワーク5経由でデータセンタ3へ送信する。
【0034】
ここで、プラントデータ収集装置6が、一次データ処理手段12を持ち、発電プラント7の各設備のセンサーからのプラントデータを使ってプラント状態を表すことができる場合、例えばプラント効率などの値へ一次加工することができる場合もある。そのような場合には、このような一次データ処理手段12で加工されたデータにポイントID、前記契約識別情報、データ収集時刻情報を付加して、データセンタ3へ送信する。
【0035】
また、データを送るタイミングとしては、定期的またはプラントデータの状態により判定したとき、またはデータセンタを経由して送信する要求があったときなどが可能であり、このための判断をプラントデータ収集手段10や一時データ処理手段12に持つことが可能となっている。
【0036】
サイト1のプラントデータ収集装置6にプラントデータ記憶手段11がない場合には、プラントデータ収集手段10から直接、データ送受信手段13を使ってデータセンタ3へプラントデータを送ることになる。プラントデータには、前記契約識別情報も付与される。
【0037】
データセンター3に設置されているデータサーバ9では、サイト1のプラントデータ収集装置6から送られてきたプラントデータをデータ送受信手段18で受信して、データ課金手段23、保存・検索手段24を経由して、送られてきたデータに付加されているポイントIDとともにプラントデータ記憶手段25に記憶する。保存・検索手段24では、プラントデータに付加されてくる前記契約識別情報に基づいて、プラントデータ記憶手段25の保存場所を特定し、プラントデータを記憶する。保存・検索手段24は、前記契約識別情報を用いて保存場所を特定し、また、前記契約識別情報の有効性を確認することによって、データごとの機密性を確保することができるようになっている。
【0038】
(3)プラントデータ収集・保存に対する課金(使用期間による課金)
第3図は、サービスセンタ3のデータサーバ9において、プラントデータのデータ保存期間に基づいてデータ保存料(使用料)をユーザまたはサイトに課金して請求する場合を示すブロック図である。
【0039】
第3図に示すように、サイト1およびユーザ2とデータセンタ3とは、予めデータ保存期間を契約する。データセンタ3におけるデータサーバ9の課金手段23では、送られてきたプラントデータに付加されているサイト情報およびデータ収集時刻がこの契約期間内であるかどうかをチェックして、契約期間内であれば、プラントデータ記憶手段25にデータを保存する。課金手段23では、この契約期間に対するデータ保存使用量を算出し、サイト1もしくはユーザ2に対して通信ネットワーク5経由もしくは書面にて請求する。
【0040】
(4)プラントデータ収集・保存に対する課金(保存データ量に対する課金)
第4図は、サービスセンタ3のデータサーバ9において、プラントデータのデータ保存量に基づいてデータ保存料(使用料)をユーザまたはサイトに課金して請求する場合を示すブロック図である。
【0041】
第4図に示すように、保存データ量に対して課金することも可能である。この場合、データセンタ3におけるデータサーバ9の課金手段23は、サイト1から送られてくるプラントデータ量もしくはプラントデータ記憶手段25に記憶されているデータ量に、予め決めている係数をかけてデータサーバ使用量を求めて、サイト1もしくはユーザ2に対して通信ネットワーク5経由もしくは書面にて請求する。この課金情報は、データサーバ9のユーザ情報記憶手段19に保存され、データセンタ3側でも参照することが可能である。
【0042】
(5)サービスの登録
第5図は、サービスセンタ3のデータサーバ9に対して、プラントデータを使用して作成できる加工データのサービスを登録する場合を示すブロック図である。メーカ4は、ユーザ2に対してデータサーバ9に保存されているプラントデータを使ってデータ加工して、その加工データを有償で提供する。この場合、複数のメーカ4のうちの一つとデータセンタ3とが同一である場合もある。
【0043】
ここで、データ加工とはプラントデータを使った計算処理のことであり、加工データとはその計算処理で得られた結果のデータである。例えば、プラントデータから計算した発電プラントを構成する個々の機器(設備)の効率、プラントデータから推定処理した効率変動要因、プラントデータから計算した発電プラント起動時の熱損失量等が加工データである。
【0044】
メーカ4は、図1に示すように、例えばパソコン端末などの入出力手段26から通信手段28を使って通信ネットワーク5を経由してデータセンタ3のデータサーバ9に接続する。その接続時は、データサーバ9でメーカ4を認証できる認証情報を送り、データサーバ9でメーカ4を識別する。
メーカ4では、入出力手段26からデータサーバ9のサービス情報登録手段21を使って、プラントデータを使用して作成できる加工データのサービスをデータサーバ9に登録する。
【0045】
すなわち、メーカ4では、プラントデータ記憶手段25に保存されているプラントデータの中でデータ加工に使用するデータと、そのデータを使ったデータ加工処理機能とをデータサーバ9に登録する。この場合、ユーザ2に通信ネットワーク5経由でインターネット閲覧ソフトなどで提供するための画面情報等も合わせて登録する。
【0046】
登録した加工データのサービス情報は、サービス情報としてサービス情報記憶手段16に保存される。また、サービス情報記憶手段16には、データ加工手段22に格納されたデータ加工処理機能をユーザ2が使用したときの使用料などの課金方法も合わせて保存される。メーカ情報記憶手段20には、加工データのサービス情報を登録している旨およびその内容が保存される。
【0047】
なお、データセンタ3とメーカ4とが同一である場合は、通信ネットワーク5経由ではなく、データサーバ9で直接データ加工手段22へのデータ加工処理機能などの登録を行うことが可能である。
【0048】
(6)メーカに対するサービス情報登録の課金
データサーバ9の課金手段23は、メーカ4がデータサーバ9にサービス情報を登録するときに、予め決めたサービス登録料を課金する。そして、データセンタ3からメーカ4に対して、通信ネットワーク5経由もしくは書面にて請求する。通信ネットワーク5経由の場合は、メーカ4の入出力手段26で請求内容を表示する。
【0049】
第6図は、サービスセンタ3のデータサーバ9にサービスを登録したメーカ4に対して課金する場合を示すブロック図である。課金方法としては、第6図に示すように、例えばサービス数に予め決められた係数および登録している期間をかける方法や、登録する加工処理プログラム量(データ加工処理機能)に係数および登録している期間をかける方法や、データ加工に使うプラントデータの項目数(使用データ量)に係数および使用回数をかける方法などから計算する。課金情報は、データサーバ9のメーカ情報記憶手段20にも保存され、データセンタ3側でも参照することが可能である。
【0050】
(7)ユーザによるサービス選択段階
データセンタ3は、データサーバ9のサービス情報記憶手段16に保存されているサービス情報をサービス情報選択手段17を用いて通信ネットワーク5経由で各ユーザ2に対して提供する。これは、インターネットの閲覧ソフトなどを使って、ユーザ2の端末8の入出力手段14に表示してもよいし、電子メールなどを使って通知することも可能である。書面での通知もありうる。ユーザ2が複数のサイト1を管理している場合では、ユーザ2はサービスの対象となるサイト1について情報を入力することになる。
【0051】
第7図は、サービスセンタ3のデータサーバ9に登録されたサービスをユーザが選択する場合を示すブロック図である。第7図において、ユーザは利用しようとするサービスをサービス一覧画面40から選択する。第7図の例では「1.プラント効率支援サービス」を選択している。そして、サービスメニュー画面42から、利用したいサービスメニューを選択する。さらに、パラメータ設定画面44で、メーカ4が登録した計算処理に必要なデータ項目に対応するサービスを受けるプラントのデータについて、ユーザ2はサービスを受けるプラントの該当する項目のポイントID44aを指定する。すなわち、サービスに必要なパラメータ(例えばポイントID)をユーザ2が指定してそれぞれ設定する。
ここで、前記パラメータの設定時には、前記ユーザー1およびサイト2とデータセンター3との間での契約段階で入力した前記契約識別情報44bをも入力する。
【0052】
前記契約識別情報を入力する効果としては、対象となるサイト1が複数の場合や、前記ユーザー1およびサイト2とデータセンター3との間での契約を複数契約している場合にプラントデータを特定するために用いることができるようになる。また、前記保存・検索手段24は、プラントデータへのアクセス時に前記契約識別情報を比較してアクセスに対する許可・不許可を判定させることにより、プラントデータにアクセスするユーザーやメーカを特定できるようになり、プラントデータの機密性が確保される。
【0053】
ユーザ2が選択したサービス情報は、データサーバ9がユーザ2を識別するための情報およびサービスを受けるサイト1を識別する情報が付加されてデータセンタ3のデータサーバ9に送られ、課金手段23、サービス情報選択手段17、サービス情報記憶手段16を経由してユーザ情報記憶手段19に記憶される。
【0054】
さらに、サービスの計算処理に必要なデータ項目に対応する登録したサービスを受けるプラントのポイントID情報から、計算処理実行時にそのデータを検索するための検索条件ファイルを自動的に作成してデータサーバ9に保存する。計算処理実行時にはこの検索条件ファイルから該当プラントの計算処理に必要なデータを抽出することとなる。
【0055】
このユーザ2によるサービス選択は、通信ネットワーク5経由ではなく、直接ユーザ2とデータセンタ3とが書面などでやりとしてデータセンタ3の管理者がデータサーバのユーザ情報記憶手段19に登録してもよい。
【0056】
(8)サービス選択に対する課金
第8図は、ユーザに対してサービス選択の課金をする場合を示すブロック図である。ユーザ2がサービスを選択した場合、データサーバ9の課金手段23は、サービス内容ごとに予め定めたサービス料からユーザが選択したサービス内容に応じたサービス料を計算する。そして、その情報をユーザ2に通信ネットワーク5経由もしくは書面で知らせるとともに、この情報をユーザ情報記憶手段19に合わせて記憶する。
【0057】
サービス料は、ユーザ2がサービスを受ける期間に対して設定されているものと、ユーザ2がサービスを受けた回数に対して設定されているものがあり、期間に対しての課金の場合は、ある一定期間ごと、例えば年・半年・月単位ごとにデータサーバ9が計算処理して、ユーザ2に対して通信ネットワーク5経由もしくは書面にて請求する。
【0058】
使用回数に対して課金する場合は、ユーザ2がデータサーバ9に接続し、サービスを受けた回数を課金手段23でカウントして、使用回数に利用単価係数をかけて使用量を計算してユーザ2に対して請求する。
【0059】
(9)データセンタからメーカへのサービス料の課金通知
第9図は、ユーザからのサービス料をデータセンタからメーカに振り替える場合を示すブロック図である。データセンタ3は、ユーザ2に対して課金した情報を該当するサービスを登録したメーカ4ごとに区分して、メーカ4に対して通信ネットワーク5経由もしくは書面にて通知する。そして、データセンタ3がユーザ4から徴収したサービス使用料の全部または一部をメーカ4に振り替える。
【0060】
第10図は、ユーザからのサービス料をメーカが直接的に請求する場合を示すブロック図である。メーカ4は、データサーバ9のユーザ情報に保存されている自メーカ4の登録サービスを受けているユーザ3の課金情報を通信ネットワーク5経由で参照する。そして、メーカ4から直接ユーザ3に対してサービス料を請求する。もしくは、データセンタ3からの書面によるメーカ4への課金情報の通知を受け、メーカ4から直接ユーザ3に対してサービス料を請求することも可能である。
【0061】
(10)データ加工処理(その1)
データセンタ3におけるデータサーバ9のデータ加工手段22について説明する。データ加工手段22ではメーカ4が登録したデータ加工処理機能が格納され、実行される。
【0062】
ユーザ2が選択したサービス情報は、データサーバ9のユーザ情報記憶手段19に記憶されている。サービスの提供にあたって、保存・検索手段24は、図11に示すように、ユーザ2が選択したサービス情報に基づいて、そのサービスに該当する加工処理をするのに必要な該当サイトのプラントデータを、プラントデータ記憶手段25の中の該当ユーザプラントデータ保存領域から検索する。そして、データ加工手段22は、検索したプラントデータを使って、メーカ4が登録したデータ加工処理機能を実行する。
【0063】
このデータ加工手段22で実行される加工処理は、例えばプラント効率や各設備の効率算出のためのデータ加工処理、プラントや設備の異常兆候発見を支援するためのデータ加工処理、発電プラント7で定期的に実施しているようなプラントデータを使った技術業務を支援するようなデータ加工処理、設備データを評価するためのデータ加工処理などである。第11図に示す例では、データ加工手段22で実行されたプラント効率の変動要因の評価結果50が、例えば表示装置に表示される。なお、この例で、効率偏差を、例えば棒グラフなどで表示して見やすくすることも可能である。
【0064】
このようにデータ加工手段22で加工されたデータは、課金手段23を経由してデータ送受信手段18から通信ネットワーク5を経由してユーザ2に送信される。そして、ユーザ2では、送信されてきた加工データを端末8のデータ送受信手段15を経由して入出力手段14に表示する。
【0065】
(11)データ加工処理(その2)
プラントデータ記憶手段25では、複数のサイト1のプラントデータが記憶されていることから、例えば、あるサイト1のプラントの異常兆候やトラブル発生状況などから、その情報を基に関連する設備を有するサイト1を検索して、そのサイト1のトラブルを未然に防ぐための情報を提供する。
【0066】
第12図は、異常兆候処理を行う異常兆候処理機能を示すブロック図である。異常兆候処理機能は、異常兆候を示した第1のサイトと共通の要素を有する第2、第3のサイトを検索するとともに、第2、第3のサイトのトラブルを未然に防ぐための情報を、第2、第3のサイトおよびそれらを管理するユーザへ提供する。例えば、第1のサイトの特定のポンプに異常があると判断された場合に、このポンプと同種類のポンプを採用している第2、第3のサイトを検索し、それらのサイトに対して、どのプラントデータが異常を示しているかの情報を提供する。これにより、未然にトラブルを回避することができる。この異常兆候処理をデータ加工処理機能として新たにデータサーバ9に追加し、サービスとしてユーザに提供する。
【0067】
(12)サービスの提供方法(タイミング)
データサーバ9のデータ加工手段22でデータ加工処理したデータは、通信ネットワーク5経由でユーザ2に通知される。その通知方法としては、ユーザ2がユーザ2側の例えばインターネットに接続されたパソコンなどの端末8からデータの表示要求をすることにより行われる。このときに、予めサービス事業者から提供されているユーザ認証情報を合わせて送ることにより、データサーバ9のデータ加工手段22はユーザ2を認証して、該当するサービスのデータ加工処理機能を実行する。そして、その処理結果を通信ネットワーク5経由で送信する。送信されたデータは、ユーザ2の端末8の入出力手段14に表示される。
【0068】
また、データサーバ9側でデータ加工手段22を定期的に実施して、例えば設備に異常の傾向が見られた場合など、予め登録された判断基準に達し、ユーザ2に通知すべき状態となったときに、データサーバ9側からユーザ2の端末に、例えば電子メール等で通知する。ユーザ2は、データサーバ9からの通知が来た段階で、端末8から通信ネットワーク5経由でサービス事業者のデータサーバ9に接続し、このときユーザ認証情報を合わせて送信してデータサーバ9側で認証・接続許可して、ユーザ2に対して詳細の加工データを送信する。ユーザ2の端末8で送信されてきた加工データを受信して、入力出力手段14に表示する。
【0069】
(13)効率管理支援サービスの場合の処理ステップ
以上で述べた処理ステップの内容で、発電プラント7の効率管理を支援するサービスを一例とした日々熱効率管理サービスについて説明する。
【0070】
(a)ユーザもしくはサイトとデータセンタとの間での契約段階
ユーザ2は、自分が管理するサイト1のプラントデータをデータセンタ3のデータサーバ9に保存するために、通信ネットワーク5経由で送信するデータのポイントID、ポイント名称、単位、桁数などの情報をデータセンタ3のデータサーバ9に送り、データサーバ9側でプラントデータ記憶手段25に保存エリアを確保する。ユーザ2は、契約期間による課金またはデータ保存量による課金を選択して、データサーバ9はユーザ情報記憶手段19にその内容を保存する。
【0071】
(b)メーカによるサービス情報登録段階
メーカ4は、入出力手段26を使って、データサーバ9にプラントデータを使った効率計算処理を登録する。登録時には計算に必要なデータ(例えば、主蒸気圧力、主蒸気温度、発電電力量、燃料流量など)を登録する。さらに、このサービスの課金方法および使用料を登録する。
【0072】
(c)ユーザによるサービス選択段階
ユーザ2は、通信ネットワーク5を介してデータサーバ9のサービス情報選択手段17により、この日々熱効率管理サービスを選択する。さらに、計算処理に必要な項目(例えば、主蒸気圧力、主蒸気温度、発電電力量、燃料流量など)がそのサービスを受けるプラントのどの項目に相当するかをポイントID等で設定する。
【0073】
(d)データサーバでのユーザ登録情報の記憶
選択されたサービス情報は、データサーバ9のユーザ情報記憶手段19に記憶され、さらに該当するプラントIDとして登録された情報を使って、計算処理実行時に該当データを抽出できるように検索条件ファイルを登録する。
【0074】
(e)サービスの実行段階
日々熱効率管理サービスは、毎日のプラントの効率を計算するものであり、データサーバ9に保存されているプラントデータから、たとえば毎日一回計算に必要なデータを検索して熱効率計算を行い、プラントの効率を求めるものである。
【0075】
したがって、毎日1回自動、かつ/もしくはユーザ2による要求のあったときに、計算処理を実行して効率を計算する。計算した結果は、通信ネットワーク5経由でユーザ2に通知する。ユーザ2への通知は毎日1回以外にもある期間まとめて通知することも可能である。
【0076】
(f)サービスの課金段階
予めメーカ4が日々熱効率管理サービス登録時に登録した課金方法のうち、ユーザ2が選択した課金方法にしたがって使用料を課金する。
【0077】
ここで考えられるのは、サービスの使用期間による課金または使用回数による課金であり、使用期間による課金の場合は、契約期間の一定間隔(月単位等)でユーザ2にデータセンタ3もしくはメーカ4が請求する。使用回数による課金では、ユーザ2がサービスを使った回数をデータサーバ9でカウントして、使用回数に係数をかけて使用料を求め、データセンタ3もしくはメーカ4が請求する。メーカ4が課金する場合は、データセンタ3からサービスを登録したメーカ4に使用期間や使用回数の情報を通知する。
【0078】
(g)メーカに対する課金段階
データセンタ3はサービスを登録したメーカ4に対してサービス登録料を課金する。課金方法としては、登録期間による課金、登録計算処理量による課金などがあり、これらに係数をかけて費用請求する。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる発電プラントのデータ提供システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバにてプラントデータ収集・保存の契約段階から実際の収集・保存動作を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバにてプラントデータのデータ保存期間に基づいてデータ保存料をユーザまたはサイトに課金して請求する場合を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバにてプラントデータのデータ保存量に基づいてデータ保存料をユーザまたはサイトに課金して請求する場合を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバに対してプラントデータを使用して作成できる加工データのサービスを登録する場合を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバにサービスを登録したメーカに対して課金する場合を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態におけるサービスセンタのデータサーバに登録されたサービスをユーザが選択する場合の表示装置の表示画面を示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態におけるユーザに対してサービス選択の課金をする場合を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施の形態におけるユーザからのサービス料をデータセンタからメーカに振り替える場合を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施の形態におけるユーザからのサービス料をメーカが直接的に請求する場合を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施の形態におけるデータ加工手段で実行されたプラント効率の処理結果の一例を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態におけるデータ加工手段で異常兆候処理を行う場合の異常兆候処理機能を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0080】
1…サイト、2…ユーザ、3…データセンタ、4…メーカー、5…通信ネットワーク、6…データ収集装置、7…発電プラント、8…端末、9…データサーバ、10…プラントデータ収集、11…プラントデータ記憶手段、12…一次データ処理、13,15,18,28…データ送受信、14…入出力、16…サービス情報、17…サービス情報選択、19…ユーザー情報、20…メーカー情報、21…サービス情報登録、22,27…データ加工、23…課金、24…保存・検索、25…プラントデータ、26…入出力、40…サービス一覧画面、42…プラント効率管理支援サービス、44…パラメータ設定、44a…ポイントID、44b…契約識別情報、46…選択メニュー一覧、50…効率変動要因画面、
Claims (15)
- 1または複数のサイトに設置されたプラントの運転状態に関する複数の運転データに基づいて前記プラントの管理に役立つサービス情報を前記プラントの管理者に提供するプラントサービスデータサーバにおいて、
前記サイトからの前記複数の運転データおよび前記プラントの管理者からの当該運転データに関する情報を通信ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記複数の運転データおよび当該運転データに関する情報を記憶する運転データ記憶手段と、
前記プラントの運転に役立つサービス情報を提供する複数のサービス情報提供者が前記運転データの少なくとも一部に基づいて提供する前記プラントの運転管理に役立つ複数のサービス情報提供項目を、前記通信ネットワークを経て前記受信手段によって受信して登録するサービス情報提供項目登録手段と、
前記複数のサービス情報提供者が前記運転データ記憶手段に記憶されている複数の運転データのうち、前記サービス情報提供項目登録手段に登録されているサービス情報提供項目に係るデータを使って加工した加工データを、前記サービス情報として取得するサービス情報取得手段と、
前記サービス情報取得手段により取得されたサービス情報を通信ネットワークを介して前記プラントの管理者に送信する手段と、
を有するプラントサービスデータサーバ。 - 前記運転データの少なくとも一部を前記複数のサービス情報提供者に通信ネットワークを介して送信する手段をさらに有し、
前記サービス情報取得手段は、前記サービス情報を前記複数のサービス情報提供者から通信ネットワークを介して受信する手段を含むこと、
を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。 - 前記複数のサービス情報提供者から通信ネットワークを介して受信した前記サービス情報を記憶する記憶手段をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第2項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記複数のサービス情報提供項目のうちの前記プラントの管理者が選択した少なくとも一つのサービス情報要求項目を登録する手段と、登録されたサービス情報要求項目に係るサービス情報のみを前記プラントの管理者に提供する手段と、を有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記複数の運転データのそれぞれの項目、運転データの収集周期、および、運転データの前記運転データ記憶手段での保存期間を予め入力する運転データ保存条件入力手段と、
前記運転データ保存条件入力手段で入力された条件に適合するように前記運転データ記憶手段にデータ保存領域を確保する手段と、
をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。 - 前記サービス情報の提供に対して前記プラントの管理者に課金する金額を計算する管理者課金計算手段をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記管理者課金計算手段は、前記運転データ記憶手段によって保存される運転データの量および保存期間の少なくとも一方に応じて前記プラントの管理者に課金する金額を計算する手段を含むこと、を特徴とする請求の範囲第6項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記管理者課金計算手段は、前記サービス情報が前記プラントの管理者に提供された回数および期間の少なくとも一方に応じて前記プラントの管理者に課金する金額を計算する手段を含むこと、を特徴とする請求の範囲第6項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記複数のサービス情報提供者のうちの少なくとも一つに対して、当該サービス情報提供者が提供する前記プラントの運転管理に関するサービス情報に関して、当該サービス情報提供者に課金する金額を計算するサービス情報提供者課金計算手段をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記管理者課金計算手段で計算された金額の一部を前記サービス情報提供者へ振り替えるとして計算する振り替え金額計算手段をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 前記管理者課金計算手段で計算された金額の一部を前記管理者から前記サービス情報提供者への直接支払い金額として計算する手段と、その直接支払い金額を前記管理者および前記サービス情報提供者に知らせる手段とをさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第1項に記載のプラントサービスデータサーバ。
- 1または複数のサイトに設置されたプラントの運転状態に関する複数の運転データに基づいて前記プラントの管理に役立つサービス情報をデータサーバから前記プラントの管理者に提供するプラントサービス情報提供方法において、
前記データサーバが、前記サイトからの前記複数の運転データおよび前記プラントの管理者からの当該運転データに関する情報を通信ネットワークを介して受信するステップと、
前記複数の運転データおよび当該運転データに関する情報を前記データサーバ内に記憶する運転データ記憶ステップと、
前記プラントの運転に役立つサービス情報を提供する複数のサービス情報提供者が前記運転データの少なくとも一部に基づいて提供する前記プラントの運転管理に役立つ複数のサービス情報提供項目を、前記受信ステップを経て登録するサービス情報提供項目登録ステップと、
前記複数のサービス情報提供者が前記運転データ記憶ステップで記憶された前記複数の運転データのうち、前記サービス情報提供項目に係るデータを使って加工した加工データを前記サービス情報として前記データサーバが取得するサービス情報取得ステップと、
前記保存されたサービス情報を前記データサーバから通信ネットワークを介して前記プラントの管理者に送信するステップと、
を有するプラントサービス情報提供方法。 - 前記運転データの少なくとも一部を前記複数のサービス情報提供者に通信ネットワークを介して送信するステップをさらに有し、
前記サービス情報取得ステップは、前記サービス情報提供者が前記サービス情報を生成する生成ステップと、前記生成ステップで生成された前記サービス情報を通信ネットワークを介して前記データサーバに送信するステップを含むこと、
を特徴とする請求の範囲第13項に記載のプラントサービス情報提供方法。 - 前記データサーバから前記サービス情報の提供に対して前記プラントの管理者に課金する管理者課金ステップをさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第12項に記載のプラントサービス情報提供方法。
- 前記プラントは複数個あって、これらの複数のプラントのうちの少なくとも一部は少なくとも一つの共通の要素を有し、
前記プラントサービス情報提供方法は、
前記運転データに基づいて前記少なくとも一つの共通の要素の異常を判定する異常判定ステップと、
前記異常判定ステップで異常と判定された場合に、前記少なくとも一つの共通の要素を有する他のプラントおよび当該他のプラントのプラントの管理者の少なくとも一方に前記異常の状況を通知する通知ステップと、
をさらに有すること、を特徴とする請求の範囲第12項に記載のプラントサービス情報提供方法。
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