JP3656998B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、役の抽選結果に基づいて演出パターンを選択し、その選択した演出パターンに基づいて演出を出力するスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスロットマシンでは、遊技が開始されると、スロットマシン内部で役の抽選が行われる。そして、役の抽選結果に基づいて演出パターンが選択され、その演出パターンに従って、例えば特別役の当選可能性等を遊技者に知らせる演出を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来のスロットマシンでは、1遊技ごとに、役の抽選結果等に基づいて演出を行い、その演出を完結させていた。このため、次遊技での演出は、再度、その遊技での役の抽選結果等に基づいて行われ、前遊技とは別個独立したものであった。したがって、遊技者は、1遊技ごとに、特別役の当選可能性等を知ることができるだけであった。
さらに、特別役に当選した後は、特別役の当選可能性を知らせる演出が頻繁に行われるようになるが、特別役に当選していないときは、演出が頻繁に行われることはほとんどないので、この場合に遊技者は、特別役の当選に期待がもてず、面白みを欠くという問題があった。
【0004】
ところで、遊技者は、演出を見ることによって、特別役の当選可能性等をある程度判断することができるので、演出を見ながら遊技を行いたいと考えている。その一方で、遊技者は、できるだけ早く遊技を進行させたいと考えている。
ここで、演出が行われている間は、メダルの受付け等のあらゆる操作の受付けが中止されるので、遊技者は、演出が行われている間は、その演出の出力が終了するまで待たなければならなかった。
したがって、長い時間にわたって演出を行うと、かえって遊技者の意向に反するという問題があった。
これに対し、短時間で演出を行うようにすると、演出内容が単純なものとなってしまい、遊技者に飽きられやすいという問題があった。
【0005】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、1つの遊技での演出時間を長くすることなく、より多様化した演出を行うことができるようにし、さらには、次遊技への期待を持つことができるような演出を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明は、メダル投入口から投入されたメダルを検知するメダルセンサ、又は遊技者がクレジットの範囲内でメダルのベット枚数を入力するときに操作するベットスイッチによりメダルの投入が検知されたときに、遊技を開始するスロットマシンであって、メダルの投入後、遊技者がリールの回転をスタートさせるときに操作するスタートスイッチと、前記スタートスイッチが操作されたときに、役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段の抽選結果に応じてそれぞれ選択確率が予め定められた複数の演出パターンを有する演出パターンデータテーブルと、前記役抽選手段の抽選結果に応じて、前記演出パターンデータテーブルから演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンに基づいて、演出の出力を制御する演出出力制御手段とを備え、前記演出パターンデータテーブルの演出パターンには、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うようにする連続遊技演出パターンを有し、連続遊技演出パターンには、次遊技を開始するための前記メダルセンサ又は前記ベットスイッチによるメダルの投入が検知されたときに出力する演出が定められており、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うときの最初の遊技に続く遊技での演出の流れを定めた演出パターンであって、前記役抽選手段の抽選結果に応じてそれぞれ選択確率が予め定められた複数の続き演出パターンを有する続き演出パターンデータテーブルを備え、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技において、当該遊技の前記役抽選手段の抽選結果に応じて、演出データを記憶した記憶手段から前記演出データを引き出して演出内容を決定する演出内容決定手段を備え、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技では、前記メダルセンサ又は前記ベットスイッチによるメダルの投入が検知されたときに、前記演出出力制御手段は、前遊技で選択された連続遊技演出パターンにより定められた演出の出力を制御するとともに、前記演出パターン選択手段は、当該遊技での前記役抽選手段の抽選結果に応じて前記続き演出パターンデータテーブルから続き演出パターンを選択し、前記演出内容決定手段は、選択された続き演出パターンで定められた演出の流れに沿うように前記記憶手段から演出データを引き出して当該遊技での演出内容を決定し、前記演出出力制御手段は、前記演出内容決定手段で決定された演出内容に基づいて、演出の出力を制御することを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明においては、役抽選手段により役の抽選が行われると、演出パターン選択手段は、その抽選結果に基づいて、所定の演出パターンデータテーブルからいずれかの演出パターンを選択する。そして、演出出力制御手段は、選択された演出パターンに基づいて、演出の出力を制御する。
ここで、演出パターンデータテーブルの演出パターンの中には連続遊技演出パターンが設けられている。そして、この連続遊技演出パターンが選択されたときは、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出が行われる。
【0008】
したがって、このような演出が行われた場合において、例えば最初の遊技では非当選を意味する演出が行われた場合であっても、次遊技で特別役の当選を意味する演出に発展するとき等がある。これにより、遊技者は、次遊技への期待を持つことができるようになる。また、1遊技での演出時間を長くすることなく、連続した演出を行うことができ、この結果、より多様化した演出を行うことができる。
【0009】
さらに、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行う場合において、最初に遊技に続く遊技では、演出内容決定手段により、その遊技での役抽選手段の抽選結果に基づいて演出が決定され、この決定された演出内容に基づいて、演出が行われる。
したがって、最初の遊技での演出の流れと、最初の遊技に続く遊技での役抽選手段の抽選結果等とを考慮して、適切な演出内容を決定することができる。
【0010】
さらに、請求項1の発明においては、演出パターン選択手段により演出パターンデータテーブルから連続遊技演出パターンが選択されると、その遊技に続く遊技では、その遊技での役抽選手段の抽選結果に基づく続き演出パターンが続き演出パターンデータテーブルから選択される。そして、その遊技での演出内容は、選択された続き演出パターンで定められた演出の流れに沿うように演出内容決定手段によって決定される。
【0011】
請求項2
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、遊技中の演出を行うときに、各種の画像表示を行う画像表示装置を備え、連続遊技演出パターンが選択された遊技では、前記演出出力制御手段は、選択された連続遊技演出パターンに基づいて、前記画像表示装置によって、連続遊技演出パターンが選択された遊技における画像表示を行い、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技では、前記演出出力制御手段は、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技を開始するためのメダルが投入されたときは、連続遊技演出パターンが選択された遊技での連続遊技演出パターンに基づいて、前記画像表示装置に表示された画像を変化させる画像表示を行い、前記演出パターン選択手段は、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技での前記役抽選手段の抽選結果に基づいて、前記続き演出パターンデータテーブルからいずれかの続き演出パターンを選択し、前記演出内容決定手段は、選択された続き演出パターンの演出の流れに沿うように、演出データを前記記憶手段から引き出して、具体的な演出内容を決定し、前記演出出力制御手段は、前記演出内容決定手段で決定された演出内容に基づいて、前記画像表示装置に、それまでの画像表示に続く画像表示を行うことを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明においては、連続遊技演出パターンが選択されると、その遊技では、その連続遊技演出パターンに基づく画像表示が行われる。さらに、その遊技に続く遊技では、メダルが投入されたときは、画像が切り替わる等、それまでの画像表示の内容が変化する。さらに、その遊技では、選択された続き演出パターンの演出の流れに沿うように具体的な演出内容が決定され、その決定された演出内容に基づいて、それまでの画像表示に続く画像表示が行われる。
【0013】
したがって、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出又は画像表示を行う場合において、各遊技でそれぞれ所定の演出パターンを選択することで、一連の演出又は画像表示を円滑に行うことができる。
【0014】
請求項3
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記演出パターン選択手段は、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行っているいずれかの遊技中に、特定条件が成立したときは、特定演出パターンを選択し、前記演出出力制御手段は、前記演出パターン選択手段で選択された特定演出パターンに基づいて、演出の出力を制御することを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明においては、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行っているいずれかの遊技中に、特定条件が成立したとき、例えば特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止し、特別役の入賞となったときは、演出パターン選択手段は、特定演出パターンを選択する。そして、この特定演出パターンに基づいて演出が行われる。
したがって、一連の演出を行っている遊技中に、特定条件が成立したときは、その特定条件の成立に見合った内容の演出に切り替えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の制御手段50は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段である。制御手段50は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
【0017】
制御手段50の出力側(図中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技用制御手段60によって制御される。モータ32は、リール31を回転させることによって、リール31上の図柄を所定の速度で上下方向に移動表示させる。
【0018】
リール31は、リング状のものであり、その外周面には複数種類の図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。
【0019】
なお、入賞役としては、例えばビックボーナス(BB)等の特別役、複数種類の小役、及び再遊技役(以下、リプレイという。)が挙げられる。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役である。
また、小役とは、予め定めた枚数のメダルの払出しを行う役である。
さらにまた、リプレイとは、当該遊技での賭数(メダルのベット枚数)を維持した再遊技が行えるようにした役である。
【0020】
以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められている。そして、全てのリール31の停止時に、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた役の図柄の組合せと一致するときは、その役の入賞となり、メダルの払出し等、成立役に応じた利益が遊技者に与えられる。
【0021】
バックランプ33は、各リール31の内周面側に配置され、ランプ(又はLED等)を点灯することにより、リール31の図柄を背後から照光するものである。このバックランプ33による図柄の照光は、図柄を見やすくするための他、遊技中に特定条件を満たしたときに所定のパターンで図柄を照光することにより、役の当選可能性を告知する演出等を行うものである。
【0022】
スピーカ34は、遊技中に各種の演出を行うべく、それぞれ特定条件を満たしたときに、特定のサウンドを出力するものである。
また、画像表示装置35は、本実施形態ではカラー画像を表示する液晶ディスプレイ等からなるものであり、スロットマシン10のフロントパネル内に、遊技者に対して目視可能に設けられている。画像表示装置35は、遊技中の演出を行うときに、各種の画像表示を行うものである。
【0023】
さらに、制御手段50の入力側(図中、左側)には、以下に示すメダルセンサ45等の周辺機器が電気的に接続されている。
メダルセンサ45は、メダル投入口44から投入されたメダルを検知等するセンサである。
ベットスイッチ43は、遊技者がクレジットの範囲内で賭数(メダルのベット枚数)を入力するときに操作するスイッチである。
スタートスイッチ41は、遊技者がリール31の回転をスタートさせるときに操作するスイッチである。
ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止させるときに操作するスイッチである。
【0024】
制御手段50は、遊技用制御手段60と、演出用制御手段70とを備える。
(遊技用制御手段)
遊技用制御手段60は、遊技の進行に直接関係する制御を行うものであり、以下の役抽選手段61等を備える。なお、遊技用制御手段60は、以下に示すものに限定されるものではない。
【0025】
(役抽選手段)
役抽選手段61は、役(ビックボーナス等の特別役、小役又はリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハード乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
【0026】
役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を抽選テーブルと照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がビックボーナス当選領域に属する場合は、ビックボーナスの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
【0027】
(リール停止制御手段)
リール停止制御手段62は、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ42がオンされたときのタイミング等とから決定された所定位置に、リール31を停止させるように制御するものである。
遊技用制御手段60には、役抽選手段61の抽選結果、及び遊技状態(通常遊技状態、特別遊技状態等)等に対応して設けられ、ストップスイッチ42の操作タイミングに基づいたリール31の停止位置を定めた停止位置決定用テーブルが設けられている。
【0028】
役抽選手段61の抽選結果等に対応する所定の停止位置決定用テーブルが選択されると、ストップスイッチ42がオンされたときに、そのタイミングに基づいて停止位置決定用テーブルを参照してリール31の停止位置が決定される。そして、リール停止制御手段62は、モータ32を駆動制御して、リール31が所定位置に停止するように制御する。
なお、役抽選手段61で何らかの役が当選したときは、その当選役に対応するリール31の図柄の組合せができる限り有効ラインに停止するように制御される。また、役抽選手段61の抽選で非当選のときは、何らかの役の図柄の組合わせが有効ラインに停止しないようにリール31が停止制御される。
【0029】
(払出し手段)
払出し手段63は、リール31の停止時に、有効ラインに停止した図柄の組合せが何らかの役の図柄の組合せであり、役の入賞となったときに、成立役に応じた所定枚数のメダルをホッパーから遊技者に対して払い出すように制御するものである。なお、上述したリプレイが入賞したときは、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
【0030】
(演出用制御手段)
一方、演出用制御手段70は、スロットマシン10の制御のうち、特に演出に関する制御を行うものであり、以下の演出パターンデータテーブル71等を備える。なお、演出用制御手段70は、以下に示すものに限定されるものではない。
【0031】
(演出パターンデータテーブル)
演出パターンデータテーブル71は、遊技中の演出パターンを複数設けたものであり、特に本実施形態では第1演出パターンデータテーブル71aと第2演出パターンデータテーブル71bとの2つを備えている。
ここで、第1演出パターンデータテーブル71aと第2演出パターンデータテーブル71bとは、演出タイプの異なる演出パターンをそれぞれ格納したものである。すなわち、選択される演出パターンデータテーブル71に応じて、遊技中には、異なるタイプの演出が出力される。
【0032】
図2は、演出パターンデータテーブル71の一実施形態を示す図である。図2に示すように、第1及び第2演出パターンデータテーブル71a及び71bには、それぞれ複数(本実施形態では20個)の演出パターン(パターン1、パターン2、…、パターン20)が設けられている。これらの各演出パターンは、第1リール31、第2リール31及び第3リール31の停止時の演出を定めたものである。各リール31の停止時の演出としては、例えば、画像表示装置35により所定の画像表示を行うこと、バックランプ33によりランプ等を点灯させること、スピーカ34から所定のサウンドを出力させること等が挙げられる。
【0033】
また、本実施形態の演出パターンデータテーブル71の演出パターンの中には、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うようにした連続遊技演出パターンを有する。この連続遊技演出パターンが選択されると、当該遊技で演出は終了せず、次遊技以降にも続くようになる。
連続遊技演出パターンには、上記のように各リール31の停止時の演出に限らず、次遊技でメダルを投入したときに行う演出まで定められている。
【0034】
さらには、演出パターンデータテーブル71の演出パターンの中には、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行っているいずれかの遊技中に、特定条件が成立したときに選択される特定演出パターンが設けられている。なお、本実施形態において特定演出パターンが選択される特定条件とは、特別役であるビックボーナスが入賞したとき(ビックボーナスの図柄の組合せが有効ラインに停止したとき)である。
【0035】
なお、複数の演出パターンデータテーブル71を、上記以外の種々の演出のタイプに分けることが可能である。
例えば、第1に、第1及び第2演出パターンデータテーブル71a及び71bの双方の演出パターンに、リール31の停止制御により役の当選可能性の告知演出を行うことを含むようにする。そして、第1演出パターンデータテーブル71aと第2演出パターンデータテーブル71bとで、リールの停止制御方法が異なるようにする。例えば、第1演出パターンデータテーブル71aの演出パターンは、リール31の停止時に表示窓に出現する図柄の組合せ(いわゆるリーチ目の出現)により、役の当選可能性の告知演出を行うようにし、第2演出パターンデータテーブル71bの演出パターンは、リール31の停止時の移動制御(いわゆるスベリの出現)により、役の当選可能性の告知演出を行うようにする。
【0036】
また第2に、第1演出パターンデータテーブル71aと第2演出パターンデータテーブル71bとで、役の当選可能性を告知演出するときの信頼度が異なるようにする。例えば、第1演出パターンデータテーブル71aが選択されたときの役の当選可能性の告知演出は、出現頻度は低いが高い信頼度を有するようにし、第2演出パターンデータテーブル71bが選択されたときの役の当選可能性の告知演出は、出現頻度は高いが信頼度は高くないようにする。
【0037】
説明を図1に戻す。
(続き演出パターンデータテーブル)
続き演出パターンデータテーブル72は、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うときの最初の遊技に続く遊技で使用する複数の続き演出パターンを有するものである。
上述のように、通常は、第1又は第2演出パターンデータテーブル71a又は71bのいずれかが選択される。そして、この演出パターンデータテーブル71によって連続遊技演出パターンが選択されたときは、最初の遊技に続く遊技では、続き演出パターンデータテーブル72が用いられる。さらに、この続き演出パターンデータテーブル72からいずれかの続き演出パターンが選択され、次遊技の演出に使用される。
【0038】
続き演出パターンデータテーブル72は、図示しないが、上記の第1及び第2演出パターンデータテーブル71a及び71bにそれぞれ対応するものを備える。そして、最初の遊技で例えば第1演出パターンデータテーブル71aが選択され、この中から連続遊技演出パターンが選択されたときは、これに対応する続き演出パターンデータテーブル72が選択される。
【0039】
(演出タイプ選択手段)
演出タイプ選択手段73は、遊技中の演出のタイプを、遊技者が所定の操作により選択するものである。本実施形態では、演出タイプが異なる2種類のタイプ1とタイプ2とから、遊技者が好む方を選択できるようにしている。また、本実施形態では、演出タイプ選択手段73は、遊技者が遊技を行うときに操作する操作部のうち、スタートスイッチ41と画像表示装置35とを利用して、演出のタイプを選択するようにしている。
【0040】
先ず、画像表示装置35に、演出のタイプをタイプ1とするかタイプ2とするかを画像表示する。その画像表示方法としては、例えば第1に、タイプ1とタイプ2との画像を並列表示して、一定周期でタイプ1又はタイプ2を矢印が指し示すような画像を表示する方法がある。また第2に、タイプ1とタイプ2との画像を交互に表示する方法がある。
そして、例えば前者の場合、タイプ1が矢印で指し示されている時にスタートスイッチ41をオンすることで、タイプ1が選択されるようにする。
なお、以上の方法に限らず、遊技者が遊技を進行するうえで操作する操作部とは別個のもの、例えばタッチパネルを設け、これを用いて演出のタイプを選択できるようにしても良い。
【0041】
(演出パターンデータテーブル選択手段)
演出パターンデータテーブル選択手段74は、演出タイプ選択手段73の選択結果に基づいて、第1又は第2演出パターンデータテーブル71a又は71bのいずれかを選択するものである。本実施形態では、演出タイプ選択手段73でタイプ1が選択されたときは、第1演出パターンデータテーブル71aを、タイプ2が選択されたときは第2演出パターンデータテーブル71bを、それぞれ選択する。
さらには、演出パターンデータテーブル71から連続遊技演出パターンが選択された場合は、その遊技に続く遊技では、対応する続き演出パターンデータテーブル72を選択する。
【0042】
また、演出パターンデータテーブル選択手段74が演出タイプ選択手段73の選択結果に基づいて、いずれかの演出パターンデータテーブル71を選択したときは、その演出パターンデータテーブル71を、複数回の遊技で継続して選択するようにしても良い。また、少なくともビックボーナスのような特別役が当選するまでは、継続して選択するようにしても良い。
この場合において、遊技者によりタイプ1又はタイプ2が一旦選択され、継続していずれかの演出パターンデータテーブル71が選択されている間は、画像表示装置35に演出のタイプを遊技者に選択させる画像を表示しないようにすれば良い。
【0043】
(演出パターン選択手段)
演出パターン選択手段75は、遊技ごとに、役抽選手段61での役の抽選結果や遊技状態等に基づいて、演出パターンデータテーブル選択手段74によって選択された演出パターンデータテーブル71から、いずれかの演出パターンを抽選によって選択するものである。
さらに、続き演出パターンデータテーブル72が選択されている場合は、この続き演出パターンデータテーブル72から、いずれかの続き演出パターンを抽選によって選択する。
【0044】
なお、各演出パターン(続き演出パターンを含む)は、役抽選手段61の抽選結果に応じて、それぞれ選択確率が予め定められている。例えば、特別役が当選した場合又は特別役が既に当選しているが入賞していない場合は、特別役の当選を告知する演出パターンが高確率で選択される。また、非当選時は、役に当選している可能性が低いことを意味する演出パターンが高確率で選択される。
【0045】
(演出タイプ選択判断手段)
演出タイプ選択判断手段76は、演出タイプ選択手段73により演出のタイプが選択されたか否かを判断するものである。
そして、演出パターンデータテーブル選択手段74は、演出タイプ選択判断手段76により所定時間内に演出のタイプが選択されていないと判断されたときは、いずれかの演出パターンデータテーブル71を選択する。このようにすれば、長い時間にわたって演出パターンデータテーブル71が選択されていない状態が続いてしまうことを防止することができる。
【0046】
なお、本実施形態のように、演出タイプ選択手段73がスタートスイッチ41のオンにより演出のタイプを選択するものであれば、演出のタイプが選択されないうちに遊技が開始されてしまうことはない。しかし、例えばタッチパネルのような機器を用いて演出のタイプを選択する場合は、演出のタイプが選択される前に遊技が開始される(スタートスイッチ41がオンされる)場合があり得る。よって、この場合は、演出パターンデータテーブル選択手段74は、自動的にいずれかの演出パターンデータテーブル71を選択する。
【0047】
(演出タイプ選択内容報知手段)
演出タイプ選択内容報知手段77は、演出パターンデータテーブル選択手段74によりいずれかの演出パターンデータテーブル71が選択されたときは、選択された演出のタイプを遊技者に知らせるものである。その方法としては、例えば画像表示装置35による画像表示を用いる方法や、スロットマシン10に設けられた各種のランプ類を所定のパターンで点灯させる方法が挙げられる。
【0048】
(演出内容決定手段)
演出内容決定手段78は、演出パターン選択手段75により演出パターンデータテーブル71から連続遊技演出パターンが選択されたときは、最初の遊技に続く遊技において、当該遊技の役抽選手段61の抽選結果に基づいて演出内容を決定(構築)するものであり、例えば具体的な演出データ等を記憶した記憶手段(ROM等)を有している。
また、続き演出パターンデータテーブル72の続き演出パターンには、最初の遊技に続く遊技での、大まかな演出の流れが定められているものとする。このとき、演出内容決定手段78は、選択された続き演出パターンの演出の流れに沿うように、演出データ等を記憶手段から引き出して、具体的な演出内容を決定する。例えば、最初の遊技に続く遊技において、役抽選手段61で小役が当選したときは、その小役の当選を告知するように、演出内容を決定する。
【0049】
(演出出力制御手段)
演出出力制御手段79は、演出パターン選択手段75で選択された演出パターンや、演出内容決定手段78で決定された演出内容に基づいて、所定の機器から所定のタイミングで演出を出力するように制御するものである。例えば、リール31の停止時に、画像表示装置35に所定の画像表示をしたり、又はバックランプ33を点灯させたり、スピーカ34からサウンドを出力したりする。
【0050】
次に、本実施形態のスロットマシン10における演出の流れを説明する。
最初に、遊技前の画像表示装置35には、タイプ1とタイプ2とのどちらの演出を選択するかの画像が表示されている。遊技者は、例えばタイプ1を希望するときは、画像表示装置35にタイプ1を選択する旨を表す画像が表示されている時にスタートスイッチ41をオンすることで、タイプ1を選択する。
【0051】
先ず、タイプ1の演出の流れについて説明する。
タイプ1が選択されたときは、最初のストップスイッチ42をオンしたときに、画像表示装置35の画像が切り替わり、所定の演出用画像が表示される。
次に2番目のストップスイッチ42がオンされると、さらに画像が切り替わり、役を構成する図柄、例えば小役を構成する「ベル」や「チェリー」等の図柄や、特別役を構成する「7」の図柄等が、キャラクターとともに表示される。そして、このキャラクターが、表示されている図柄を取得しようとしている画像が表示される。
【0052】
次いで、最後のストップスイッチ42がオンされると、キャラクターが図柄を取得できたか否かが画像表示される。例えば、小役を構成する図柄をキャラクターが取得できたときは、通常は、その小役が入賞する。また、そのような画像が表示されたにもかかわらずその小役が入賞しなかったときは、特別役の当選可能性が高いことを意味するものとなる。
これに対し、キャラクターが図柄を取得できなかったときは、非当選を意味するものとなる。
【0053】
さらに、画像表示装置35による上記の演出は、一般には遊技ごとに行われるものであるが、上述した連続遊技演出パターンが選択されているときは、次の遊技に演出が続くようになる。
この場合は、次遊技を行うためにメダルを投入すると、画像表示装置35の画像が切り替わる。例えば第1に、前遊技では、キャラクターが小役を構成する図柄を取得した画像が表示され、かつその小役が入賞したとする。そして、次遊技におけるメダル投入時に、小役を構成する図柄から特別役を構成する図柄に変化するような画像表示が行われる。この場合は、特別役が当選している可能性が高いことを意味するものとなる。
【0054】
また、第2に、前遊技では、キャラクターが小役を構成する図柄を取得できなかったときの画像が表示されたとする。そして、次遊技におけるメダル投入時に、その画像が変化し、例えば他のキャラクターが登場して図柄を取得した画像表示が行われる。このようになれば、何らかの役が当選していることを意味するものとなる。この演出では、取得した図柄がわかるように画像表示される場合の他、この段階では未だ図柄の種類が隠されており、さらに遊技を進行させないと図柄の種類がわからないように画像表示される場合もある。
【0055】
次に、タイプ2の演出の流れについて説明する。
タイプ2が選択されたときは、リール31の停止時に、スピーカ34からの特定のサウンドの出力、及び停止したリール31に対応するバックランプ33の点灯の演出が行われる。なお、選択された演出パターンによって、各リール31の停止時に全く演出が行われない場合、3つのリール31のうち、1つ又は2つのリール31の停止時に上記演出が行われる場合、さらには3つのリール31の停止時の全てに上記演出が行われる場合がある。
そして、少なくとも1つのリール31の停止時に上記演出が行われたときは、全リール31の停止後に、画像表示装置35による画像表示の演出に発展する。
【0056】
この演出では、登場したキャラクターが射撃を行う画像を表示するものである。そして、射撃の弾数は、上記の各リール31の停止時の演出回数に相当する。すなわち、1つのリール31の停止時に上記演出が行われたときは、弾数は1個であり、全ての3つのリール31の停止時に上記演出が行われたときは、弾数は3個である。さらには、他のキャラクターが新たに登場し、弾をさらに追加する演出もある。
【0057】
そして、その弾数分だけ射撃を行い、ターゲットに弾が当たったか否かの画像が表示される。ターゲットに弾が当たった画像が表示されたときは、特別役の当選可能性が高いことを意味するものとなる。これに対し、弾がターゲットに当たらなかった画像が表示されたときは、特別役の当選可能性が低いことを意味するものとなる。
【0058】
さらに、上記の画像表示による演出は、一般には遊技ごとに行われるものであるが、連続遊技演出パターンが選択されているときは、次の遊技に演出が続くようになる。この場合は、次遊技を行うためにメダルを投入すると、画像表示装置35の画像が切り替わる。例えば、前遊技では、弾がターゲットに当たらなかった画像が表示されたものとする。そして、次遊技におけるメダル投入時に、その画像が切り替わり、例えば新たな他のキャラクターが登場して弾をさらに追加し、その弾で再度、射撃を行う画像が表示される。そして、この射撃で弾がターゲットに当たった画像が表示されたときは、特別役の当選可能性が高いことを意味するものとなる。
【0059】
以上の演出により、第1に、複数の演出のタイプを選択可能に予め設けておくことで、遊技者は、自己の好む方の演出のタイプを選択できるようになる。
また第2に、全てのリール31が停止して、当該遊技での演出が一旦終了したように見える場合であっても、次の遊技でのメダル投入時等に前遊技からの演出が続く場合がある。よって、遊技者は、次遊技への期待を持つことができるようになる。
【0060】
続いて、本実施形態のスロットマシン10の演出の流れを、フローチャートに基づいて説明する。図3から図5までは、本実施形態の演出の流れを示すフローチャートである。図4及び図5は、それぞれ図3に続くフローチャートである。
先ず、図3のステップS1において、演出出力制御手段79は、画像表示装置35に、初期画像を表示する。この初期画像の表示は、上述のように、遊技者に、タイプ1又はタイプ2のいずれかの演出のタイプを選択させるためのものである。
【0061】
そして、ステップS2では、遊技用制御手段60は、メダルセンサ45又はベットスイッチ43からの入力信号を検知し続ける。そしてこれらのいずれかの入力信号を検知したとき、すなわちメダルの投入を検知したときは、その投入されたメダル枚数に応じて有効ラインを有効化する処理等を行い、ステップS3に進む。ステップS3では、遊技用制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されると、ステップS4に進み、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
また、ステップS3において、スタートスイッチ41がオンされたときのタイミングに従い、演出のタイプ(タイプ1又はタイプ2)が選択される。同時に、演出タイプ選択判断手段76は、演出のタイプが選択されたと判断する。
【0062】
次のステップS5では、演出用制御手段70は、選択された演出のタイプがタイプ1であるか否かを判断する。タイプ1が選択されたと判断したときは、ステップS6に進み、演出パターンデータテーブル選択手段74は、タイプ1に対応する第1演出パターンデータテーブル71aをセットする。そして、次のステップS7で、演出タイプ選択内容報知手段77は、タイプ1の演出が選択された旨を報知する。例えば、画像表示装置35にタイプ1である旨を示す画像を表示する。そして、図4の処理に進む。
【0063】
これに対し、ステップS5において、選択された演出のタイプがタイプ1でない(タイプ2である)と判断したときは、ステップS8に進み、演出パターンデータテーブル選択手段74は、タイプ2に対応する第2演出パターンデータテーブル71bをセットする。そして、次のステップS9で、ステップS7と同様に、演出タイプ選択内容報知手段77は、タイプ2の演出が選択された旨を報知する。そして、図5の処理に進む。
【0064】
タイプ1が選択されたときは、図4のステップS21において、演出パターン選択手段75は、第1演出パターンデータテーブル71aからいずれかの演出パターンを選択する。
そして、ステップS22では、遊技用制御手段60は、各リール31が停止したか否かを検知し続け、いずれかのリール31の停止を検知したときはステップS23に進む。ステップS23では、演出出力制御手段79は、選択された演出パターンに基づいて、リール31の停止時の演出を、画像表示装置35によって画像表示する。
【0065】
次のステップS24では、遊技用制御手段60は、全リール31が停止したか否かを判別し、停止していないと判別したときはステップS22に戻る。以上のステップS22からステップS24までの処理により、ストップスイッチ42がオンされるごとに、画像表示装置35には、キャラクターが役を構成する図柄を取得できるかどうか等の画像が順次表示される。
【0066】
ステップS24で全てのリール31が停止したと判別されたときはステップS25に進み、遊技用制御手段60は、BB(本実施形態の特別役であるビックボーナス)が入賞したか否かを判別する。BBが入賞したと判別したときは、ステップS26に進んで、演出パターン選択手段75は、特定演出パターンを選択する。そして、次のステップS27で、演出出力制御手段79は、特定演出パターンに基づいて、画像表示装置35に所定の画像を表示し、本フローチャートによる処理を終了する。
【0067】
このようにするのは、それまで一定の演出を行っていたが、BBが入賞したときは、もはや役の当選可能性に関する演出を行う必要がないので、BBゲームに関する画像表示を行うためである。なお、特定演出パターンに基づく演出は、直ちにBBゲームへの移行後の画像表示を行っても良いが、BBが入賞した旨の画像表示をしたうえで、BBゲームの画像表示を行うようにしても良い。
【0068】
一方、ステップS25でBBが入賞していないと判別されたときは、ステップS28に進み、演出用制御手段70は、ステップS21で演出パターン選択手段75により選択された演出パターンが連続遊技演出パターンであるか否かを判別する。連続遊技演出パターンでないと判別されたときは、この遊技で演出を終了し、次遊技に演出を続けないので、本フローチャートによる処理を終了する。
【0069】
これに対し、ステップS28で連続遊技演出パターンであると判別されたときは、ステップS29に進み、遊技用制御手段60は、次遊技に移行したか否か、すなわち次遊技を開始するためにメダルが投入されたか否かを、メダルセンサ45又はベットスイッチ43からの入力信号によって検知し続ける。そして、これを検知したときは、ステップS30に進み、演出出力制御手段79は、連続遊技演出パターンに基づいて画像表示装置35に所定の画像を表示する。上述したように、例えば、前遊技ではキャラクターが役を構成する図柄を取得できなかった画像が表示されたが、次遊技でのメダル投入により、他のキャラクターが登場して、役を構成する図柄を取得したような画像を表示する。
【0070】
次のステップS31では、遊技用制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。オンが検知されるとステップS32で役抽選手段61は役の抽選を行う。さらにステップS33で、演出パターンデータテーブル選択手段74は、第1演出パターンデータテーブル71aに対応する続き演出パターンデータテーブル72をセットする。そして、ステップS34で、演出パターン選択手段75は、役抽選手段61の役の抽選結果に基づいて、続き演出パターンデータテーブル72から、いずれかの続き演出パターンを選択する。
【0071】
次のステップS35では、演出内容決定手段78は、選択された続き演出パターンと役抽選手段61の抽選結果とに基づいて、この遊技での演出内容を決定する。そして、ステップS36で、演出出力制御手段79は、演出内容決定手段78で決定した演出内容に従い、画像表示装置35により所定の画像表示を行う。なお、次遊技以降での具体的な演出内容等については、説明を省略する。
【0072】
続いて、タイプ2が選択されたときは、図3のステップS9から図5のステップS41に進む。ステップS41では、演出パターン選択手段75は、第2演出パターンデータテーブル71bからいずれかの演出パターンを選択する。
そして、ステップS42では、遊技用制御手段60は、各リール31が停止したか否かを検知し続け、いずれかのリール31の停止を検知したときはステップS43に進む。ステップS43では、演出出力制御手段79は、演出パターンに基づいて、リール31の停止時に、バックランプ33の点灯等の演出を出力する。
【0073】
そして、ステップS44で、遊技用制御手段60は、全リール31が停止したか否かを判別し、停止していないと判別したときはステップS42に戻る。以上のステップS42からステップS44までの処理により、上述したように、演出出力制御手段79は、選択された演出パターンに基づいて、停止したリール31に対応するバックランプ33の点灯や、スピーカ34からの特定のサウンドの出力等の演出を行う。
【0074】
ステップS44で全てのリール31が停止したと判別されたときはステップS45に進み、遊技用制御手段60は、BBが入賞したか否かを判別する。BBが入賞したと判別したときは、ステップS46に進んで、演出パターン選択手段75は、特定演出パターンを選択する。
このステップS46及び次のステップS47の処理は、タイプ1のステップS26及びステップS27の処理と同様であるので、説明を省略する。
【0075】
一方、ステップS45でBBが入賞していないと判別されたときは、ステップS48に進み、演出用制御手段70は、全リール31の停止後の画像表示装置35による画像表示の演出を行うか否かを判別する。
ステップS48で画像表示の演出がないと判別されたときは、本フローチャートによる処理を終了する。
【0076】
これに対し、ステップS48で画像表示の演出があると判別されたとき、すなわち3つのリール31の停止時のうち、少なくとも1つのリール31の停止時に上記演出が行われたときは、ステップS49に進んで、演出出力制御手段79は、全リール31の停止後の画像表示装置35による画像表示の演出を行う。この画像表示の演出は、上述したように、キャラクターが射撃を行う画像表示の演出である。
【0077】
そして、次のステップS50に進み、演出用制御手段70は、ステップS41で演出パターン選択手段75により選択された演出パターンが連続遊技演出パターンであるか否かを判別する。連続遊技演出パターンでないと判別されたときは、この遊技で演出を終了し、次遊技に演出を続けないので、本フローチャートによる処理を終了する。
【0078】
一方、ステップS50で連続遊技演出パターンであると判別されたときは、ステップS51に進み、遊技用制御手段60は、次遊技に移行したか否か、すなわち次遊技を開始するためにメダルが投入されたか否かを、メダルセンサ45又はベットスイッチ43からの入力信号によって検知し続ける。そして、これを検知したときは、ステップS52に進み、演出出力制御手段79は、連続遊技演出パターンに基づいて画像表示装置35に所定の画像を表示する。上述したように、例えば、前遊技では弾がターゲットに当たらなかった画像が表示されたが、その画像が変化し、新たな他のキャラクターが登場して弾を追加し、その弾で再度射撃を行ったところ、ターゲットに当たった画像等を表示する。
次のステップS53以降の処理は、図4のステップS31以降の処理と同様であるので、説明を省略する。
【0079】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、続き演出パターンデータテーブル72を設け、この中から続き演出パターンを選択して次遊技で使用するようにした。しかし、これに限らず、連続遊技演出パターンに、次遊技での演出パターンを含めるようにしても良い。
(2)また、一連の演出を行う連続する遊技において、最初の遊技に続く遊技では、演出内容決定手段78により、演出内容を決定するようにした。しかしこれに限らず、演出パターンに、具体的な演出内容まで定めるようにしても良い。
【0080】
(3)本実施形態では、最初の遊技で連続遊技演出パターンが選択されたときは、次遊技にまで演出が続くようにした。しかし、これに限らず、連続する3遊技以上で、一連の演出を行うようにしても良い。
(4)演出パターンデータテーブル71は、本実施形態では2つ(第1及び第2演出パターンデータテーブル71a及び71b)設けた。しかし、これに限らず、演出のタイプが異なるものを3つ以上設けても良い。
【0081】
(5)本発明において、連続遊技演出パターンが選択されたときは、その次の遊技で、必ず演出を行うようにするものではない。例えば、最初の遊技で連続遊技演出パターンが選択されたときに、その最初の遊技の次の遊技では演出を行わないようにし、さらにその次の遊技で、最初の遊技に続く演出を行うようにしても良い。このように、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行う場合、必ずしもその複数回の全ての遊技で演出を行うわけではない。
【0082】
【発明の効果】
(請求項1、請求項2
請求項1の発明によれば、例えば最初の遊技では非当選を意味する演出が行われた場合であっても、次遊技で特別役の当選を意味する演出に発展するとき等がある。これにより、遊技者は、次遊技への期待を持つことができるようになる。また、1遊技での演出時間を長くすることなく、連続した演出を行うことができ、この結果、より多様化した演出を行うことができる。
また、最初の遊技での演出の流れと、最初の遊技に続く遊技での役抽選手段の抽選結果等とを考慮して、適切な演出内容を決定することができる。
【0083】
さらにまた、請求項1又は請求項2の発明によれば、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出又は画像表示を行う場合であっても、各遊技でそれぞれ所定の演出パターンを選択することで、一連の演出又は画像表示を円滑に行うことができる。
【0084】
請求項3
請求項3の発明によれば、一連の演出を行っている遊技中に、特定条件が成立したときは、その特定条件の成立に見合った内容の演出に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態の演出パターンデータテーブルの一実施形態を示す図である。
【図3】 本実施形態の演出の流れを示すフローチャートである。
【図4】 本実施形態の演出の流れを示すフローチャートであり、図3に続くフローチャートである。
【図5】 本実施形態の演出の流れを示すフローチャートであり、図3に続くフローチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン
31 リール
32 モータ
33 バックランプ
34 スピーカ
35 画像表示装置
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 ベットスイッチ
44 メダル投入口
45 メダルセンサ
50 制御手段
60 遊技用制御手段
61 役抽選手段
62 リール停止制御手段
63 払出し手段
70 演出用制御手段
71 演出パターンデータテーブル
71a 第1演出パターンデータテーブル
71b 第2演出パターンデータテーブル
72 続き演出パターンデータテーブル
73 演出タイプ選択手段
74 演出パターンデータテーブル選択手段
75 演出パターン選択手段
76 演出タイプ選択判断手段
77 演出タイプ選択内容報知手段
78 演出内容決定手段
79 演出出力制御手段

Claims (3)

  1. メダル投入口から投入されたメダルを検知するメダルセンサ、又は遊技者がクレジットの範囲内でメダルのベット枚数を入力するときに操作するベットスイッチによりメダルの投入が検知されたときに、遊技を開始するスロットマシンであって、
    メダルの投入後、遊技者がリールの回転をスタートさせるときに操作するスタートスイッチと、
    前記スタートスイッチが操作されたときに、役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段の抽選結果に応じてそれぞれ選択確率が予め定められた複数の演出パターンを有する演出パターンデータテーブルと、
    前記役抽選手段の抽選結果に応じて、前記演出パターンデータテーブルから演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
    前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンに基づいて、演出の出力を制御する演出出力制御手段と
    を備え、
    前記演出パターンデータテーブルの演出パターンには、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うようにする連続遊技演出パターンを有し、
    連続遊技演出パターンには、次遊技を開始するための前記メダルセンサ又は前記ベットスイッチによるメダルの投入が検知されたときに出力する演出が定められており、
    複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行うときの最初の遊技に続く遊技での演出の流れを定めた演出パターンであって、前記役抽選手段の抽選結果に応じてそれぞれ選択確率が予め定められた複数の続き演出パターンを有する続き演出パターンデータテーブルを備え、
    連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技において、当該遊技の前記役抽選手段の抽選結果に応じて、演出データを記憶した記憶手段から前記演出データを引き出して演出内容を決定する演出内容決定手段を備え、
    連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技では、前記メダルセンサ又は前記ベットスイッチによるメダルの投入が検知されたときに、前記演出出力制御手段は、前遊技で選択された連続遊技演出パターンにより定められた演出の出力を制御するとともに、前記演出パターン選択手段は、当該遊技での前記役抽選手段の抽選結果に応じて前記続き演出パターンデータテーブルから続き演出パターンを選択し、前記演出内容決定手段は、選択された続き演出パターンで定められた演出の流れに沿うように前記記憶手段から演出データを引き出して当該遊技での演出内容を決定し、前記演出出力制御手段は、前記演出内容決定手段で決定された演出内容に基づいて、演出の出力を制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    遊技中の演出を行うときに、各種の画像表示を行う画像表示装置を備え、
    連続遊技演出パターンが選択された遊技では、
    前記演出出力制御手段は、選択された連続遊技演出パターンに基づいて、前記画像表示装置によって、連続遊技演出パターンが選択された遊技における画像表示を行い、
    連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技では、
    前記演出出力制御手段は、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技を開始するためのメダルが投入されたときは、連続遊技演出パターンが選択された遊技での連続遊技演出パターンに基づいて、前記画像表示装置に表示された画像を変化させる画像表示を行い、
    前記演出パターン選択手段は、連続遊技演出パターンが選択された遊技に続く遊技での前記役抽選手段の抽選結果に基づいて、前記続き演出パターンデータテーブルからいずれかの続き演出パターンを選択し、
    前記演出内容決定手段は、選択された続き演出パターンの演出の流れに沿うように、演出データを前記記憶手段から引き出して、具体的な演出内容を決定し、
    前記演出出力制御手段は、前記演出内容決定手段で決定された演出内容に基づいて、前記画像表示装置に、それまでの画像表示に続く画像表示を行う
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出パターン選択手段は、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を行っているいずれかの遊技中に、特定条件が成立したときは、特定演出パターンを選択し、
    前記演出出力制御手段は、前記演出パターン選択手段で選択された特定演出パターンに基づいて、演出の出力を制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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