JP3655779B2 - ランプソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランプ、特に自動車の前照灯等に使用されるHIDランプが装着されるランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の前照灯等にHIDランプ(高輝度放電灯)が使用されており、図13に示すように、このHIDランプBは、バルブ(図示せず)を保持する略円筒状のランプ本体51を備えている。ランプ本体51の一端部にはランプソケット(図示せず)の被嵌合部と嵌合する略円筒状の嵌合部52が形成してあり、ランプ本体51の周面には径方向に突出する円筒状の係止凸部(バルブピン)53が複数突設されている。また、嵌合部52の周面及び先端面には、ランプソケットに設けられた電極と電気的に接続される電極(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0003】
このHIDランプBをランプソケットに装着する場合は、HIDランプBの嵌合部52をランプソケットの被嵌合部に挿入した後、嵌合部52を周方向に回転させて、係止凸部53をランプソケットの被係止部と係止させており、HIDランプBをランプソケットに電気的且つ機械的に接続していた(例えば特開平10−69953号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のランプソケットでは、HIDランプBの嵌合部52をランプソケットの被嵌合部に挿入した後、嵌合部52を周方向に回転させて、HIDランプBをランプソケットに装着していたため、2段階の操作を行う必要があり、装着作業の作業性が悪いという問題があった。また、HIDランプBを回転させるのに必要なスペースを確保する必要があり、ランプソケットが取り付けられた照明器具が大型化するという問題もあった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ランプの装着作業を簡略化するとともに、器具全体の小型化を図ったランプソケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、ランプが着脱自在に装着され、点灯回路とランプとの間を電気的に接続するランプソケットにおいて、ランプ本体に設けた嵌合部と嵌合する嵌合凹部が設けられたソケット本体を有し、ランプの嵌合部に設けた複数のランプ端子に一側が電気的に接続されるとともに、上記点灯回路の出力端に他側が電気的に接続される複数の電極を嵌合凹部に設け、ランプ本体の嵌合部を嵌合凹部内に挿入した際に、ランプ本体の表面に突設された複数個の係止凸部の内の少なくとも1個と係止離脱自在に係止する係止手段をソケット本体に設けてあり、係止手段は、係止凸部と係止離脱自在に係止する係止部を有し、係止部および係止凸部が係止するロック位置と、係止部および係止凸部の係止状態が解除されるアンロック位置との間で回動自在にソケット本体に取り付けられた回転保持体からなり、アンロック位置からロック位置へ回転するよう回転保持体を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。この発明によれば、ランプ本体の嵌合部を嵌合凹部内に挿入すると、ソケット本体に設けられた係止手段がランプ本体に設けられた係止凸部と係止するので、従来のランプソケットのようにランプをランプソケットに挿入した後回転させる必要がなく、装着作業を簡略化でき、しかもランプを回転させるためのスペースを確保しなくても良いから、ランプソケットが取り付けられる照明器具の小型化を図ることができる。さらに、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に挿入すると、ソケット本体に設けた回転保持体が付勢手段の付勢力によりアンロック位置からロック位置へ回転するので、ランプをランプソケットに挿入するだけで、ランプ本体の係止凸部とランプソケットの係止部とを係止させることができ、ランプをランプソケットに容易に装着することができる。
【0007】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、ランプの非装着時は、アンロック位置に回転保持体を保持すると共に、ランプ本体の嵌合部がランプソケットの嵌合凹部内に挿入されると回転保持体を開放する保持手段を設けたことを特徴とし、ランプが装着されていない状態では、回転保持体は保持手段によってアンロック位置に保持されているので、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に容易に挿入することができ、且つ、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に挿入すると、保持手段は回転保持体を開放するので、回転保持体が付勢手段の付勢力によってアンロック位置からロック位置に回転し、ランプ本体の係止凸部とランプソケットの係止部とが係止することにより、ランプをランプソケットに固定することができる。
【0008】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、ランプが装着されたことを示す表示部をソケット本体に設けたことを特徴とし、表示部の表示からランプが確実に装着されたことを容易に確認できる。
【0009】
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れか1つの発明において、ランプが装着されたことを検出し、ランプの有無を示す信号を発生する検出手段を設けたことを特徴とし、検出手段の信号からランプが装着されたか否かを容易に判別でき、また検出手段の信号を点灯回路の出力のオン/オフ制御に利用することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
(参考例1)
本発明の参考例1のランプソケットの概略構成図を図1に示す。ランプソケットAにはHIDランプBが着脱自在に装着される。またランプソケットAには、バッテリなどの直流電源Eから高周波の交流電圧を生成する点灯回路1の出力端子が接続されており、点灯回路1からランプソケットAを介してHIDランプBに高周波の交流電圧が供給され、HIDランプBが点灯する。ここに、点灯回路1は、直流電源Eの直流電圧を高周波の交流電圧に変換するインバータ回路や、ランプ始動時にHIDランプBに高圧パルスを印加して放電を開始させるイグナイタ回路などからなり、従来周知の回路構成を有しているので、その説明は省略する。
【0012】
HIDランプBは、バルブ54が取り付けられる略円筒状のランプ本体51を備え、ランプ本体51の一端部には略円筒状の嵌合部52が設けられ、ランプ本体51の周面にはHIDランプBの装着方向と略直交する方向に突出する円筒状の係止凸部53が設けられている。また、嵌合部52の周面及び端面には電極(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0013】
一方、ランプソケットAは、HIDランプBの嵌合部52と嵌合する嵌合凹部11が一面に設けられたソケット本体10を備えている。嵌合凹部11内には、嵌合部52の端面に設けた電極(図示せず)に電気的に接続される中心電極12と、嵌合部52の周面に設けた電極(図示せず)に電気的に接続される外側電極13とが配設されており、中心電極12及び外側電極13はそれぞれ点灯回路1の出力端子に電気的に接続されている。
【0014】
また、ソケット本体10表面における嵌合凹部11を挟んで対角の位置には、係止部材としてのアーム14に設けた軸孔14b内に挿入され、アーム14を嵌合部52の周面と略直交する面内において揺動自在に軸支する軸15が設けられている。このアーム14のHIDランプB側の端部には、ランプ本体51に突設された係止凸部53と係止離脱自在に係止する係止爪14aが内側に向かって突設されている。また、アーム14の他端部には、押圧時に係止爪14aと係止凸部53との係止状態が解除する方向にアーム14を回転させる押圧部14cが設けられており、押圧部14cを外側に付勢する例えばコイルばねからなる付勢部材(付勢手段)16が取り付けられている。
【0015】
ここで、HIDランプBをランプソケットAに装着する際は、HIDランプBの嵌合部52をランプソケットAの嵌合凹部11内に押し込むと、嵌合部52に設けた係止凸部53が、アーム14の係止爪14a側の一端部と当接し、アーム14の一端部は付勢部材16のばね付勢力に抗して外側に押し広げられる。そして、嵌合部52が嵌合凹部11の奥まで挿入され、HIDランプBの装着が完了すると、アーム14に設けた係止爪14aが係止凸部53を乗り越え、係止凸部53の先端面の角部と係止することにより、HIDランプBがランプソケットAに保持される。この時、嵌合部52の端面及び周面に設けた電極は、それぞれ、ランプソケットAの中心電極12及び外側電極13に電気的に接続され、ランプソケットAを介して点灯回路1からHIDランプBに電力が供給される。
【0016】
一方、HIDランプBを取り外す際は、アーム14の押圧部14cを内側に押し込むと、係止爪14aと係止凸部53との係止状態が解除されるので、HIDランプBをランプソケットAから容易に取り外すことができる。
【0017】
上述のように、参考例1のランプソケットでは、HIDランプBをランプソケットAに一方向から挿入するだけで、HIDランプBとランプソケットAとを接続することができるから、従来のランプソケットのようにHIDランプBをランプソケットAに挿入した後回転させて、HIDランプBをランプソケットAに固定する必要が無く、HIDランプBの装着作業の作業性が向上する。また、HIDランプBを回転させるためのスペースを確保する必要がないので、ランプソケットAが取り付けられる器具全体の小型化を図ることもできる。
【0018】
尚、このランプソケットでは、係止凸部53の突出方向を含む面内において回動自在に、アーム14をソケット本体10に取り付けているが、図2に示すように、係止凸部53の突出方向と略直交する面内において回動自在に、アーム14をソケット本体10に取り付けても良い。
【0019】
このランプソケットAでは、アーム14の軸孔14bは、ソケット本体10の周面に突設された軸15に枢着されており、アーム14は、係止凸部53の突出方向と略直交する面内において、軸孔14bを中心として回動自在に支持されている。ここで、アーム14のHIDランプB側の端部には、アーム14の回動方向に突出し、HIDランプBの係止凸部53と係止離脱自在に係止する係止爪14aが突設されている。また、アーム14の反対側の端部には、押圧時に係止爪14aと係止凸部53との係止状態が解除する方向にアーム14を回転させる押圧部14cが設けられており、押圧部14cは、図示しない付勢手段によって、係止凸部53と係止爪14aとが係止する位置にアーム14を回転させるように付勢されている。
【0020】
而して、HIDランプBをランプソケットAに装着する際は、HIDランプBの嵌合部52をランプソケットAの嵌合凹部11内に押し込むと、嵌合部52に設けた係止凸部53が、アーム14の係止爪14a側の一端部と当接し、アーム14の一端部は付勢手段のばね付勢力に抗して図中右回りに回転させられる。そして、嵌合部52が嵌合凹部11の奥まで挿入され、HIDランプBの装着が完了すると、アーム14の一端部に設けた係止爪14aが係止凸部53を乗り越え、係止凸部53の周面と係止することにより、HIDランプBがランプソケットAに固定される。この時、嵌合部52の先端面及び周面に設けた電極(図示せず)は、それぞれ、ランプソケットAの中心電極及び外側電極に電気的に接続され、ランプソケットAを介して点灯回路1からHIDランプBに電力が供給される。
【0021】
一方、HIDランプBを取り外す際は、アーム14の押圧部14cを図中下向きに押圧し、アーム14を図中時計回りに回転させると、係止爪14aと係止凸部53との係止状態が解除されるので、HIDランプBをランプソケットAから容易に取り外すことができる。
【0022】
(実施形態1)
本実施形態の外観斜視図を図3に示す。このランプソケットAは、ソケット本体10の一面に略円筒状のランプ保持部29が突設されており、ランプ保持部29によって囲まれる嵌合凹部11内にHIDランプBの嵌合部52が挿入される。また、ソケット本体10の嵌合凹部11内にはHIDランプBの電極(図示せず)に一端が電気的に接続されると共に、他端が点灯回路1の出力端子に接続される電極(図示せず)が設けられている。
【0023】
ランプ保持部29の外側には、ランプ保持部29の外周に沿って回動自在に回動する外周リング(回転保持体)30が取り付けられている。ランプ保持部29には、HIDランプBの係止凸部53が挿入される切欠き部29aが形成されており、切欠き部29aに対応する外周リング30の内周面には、嵌合凹部11の底面との間に係止凸部53が挿入される隙間をおいて、外周リング30の周方向に沿って走る係止部としてのリブ31が突設されている。ここで、ランプ保持部29の周方向における一端部にはテーパ面32が形成され、このテーパ面32と対向するリブ31の先端面にもテーパ面33が形成されている。またリブ31には、ランプ保持部29の周方向における他端部と当接して、外周リング30の回り止めを行うストッパ34が突設されている。
【0024】
而して、外周リング30は、リブ31のテーパ面33がランプ保持部29の周方向における一端部に設けたテーパ面32と対向する位置(ロック位置)と、リブ31のストッパ34がランプ保持部29の周方向における他端部と当接する位置(アンロック位置)との間で回動自在となっており、内部に設けたコイルばね(図示せず)からなる付勢手段により、アンロック位置からロック位置に回転するよう外周リング30は付勢されている。
【0025】
HIDランプBの非装着時、外周リング30は付勢手段によってロック位置に移動している。ここで、ランプ保持部29及びリブ31に夫々設けたテーパ面32,33の間にHIDランプBの係止凸部53が入り込むように、ランプソケットAとHIDランプBとの位置を合わせて、HIDランプBの嵌合部52をランプソケットAの嵌合凹部11内に押し込むと、HIDランプBの係止凸部53によってリブ31のテーパ面33が押圧され、付勢手段の付勢力に抗して外周リング30が図3中反時計回りに回転し、アンロック位置に移動する。そして、嵌合部52が嵌合凹部11の奥まで挿入され、リブ31と嵌合凹部11底面との間の隙間に係止凸部53が入り込むと、付勢手段の付勢力によって外周リング30はロック位置まで移動し、嵌合凹部11の底面とリブ31との間に係止凸部53が保持され、HIDランプBがランプソケットAに保持される。
【0026】
一方、HIDランプBを取り外す際は、外周リング30の外周面に突設された操作つまみ35を用いて、外周リング30を付勢手段の付勢力に抗して反時計回りに回転させると、リブ31の先端面とランプ保持部29の一端部との間に隙間ができ、係止凸部53が開放されるので、HIDランプBをランプソケットAから容易に取り外すことができる。
【0027】
尚、本実施形態では、HIDランプBの嵌合部52に突設された係止凸部53を1本だけ保持する場合について説明を行っているが、嵌合部52に突設されたもう1本の係止凸部53も保持する場合は、切欠き部29a及びリブ31を、それぞれ、ランプ保持部29及び外周リング30の対角の位置にも設ければ良い。
【0028】
(実施形態2)
本実施形態のランプソケットの外観斜視図を図4(a)(b)にそれぞれ示す。このランプソケットAは、HIDランプBの嵌合部52が挿入される筒状部20が一面に突設されたソケット本体10を備えている。この筒状部20の先端面には、筒状部20の基部側に凹む溝17が略90度おきに設けられている。筒状部20内には筒状部20の内周面に沿って回動自在に回動する略円筒状の回動体(回転保持体)18が取り付けられており、溝17に対応する回動体18の部位には、一端部が回動体18の前面側に開放され、周方向に伸びる保持溝19が形成されている。ここで、回動体18における保持溝19の前面側の開口縁からは周方向に伸びる爪片18aが突設されている。また、回動体18における保持溝19の底面側の開口縁からは、周方向に延びる爪片18aよりも長い舌片18bが突設されており、舌片18bの先端部と係止する係止突起21が筒状部20の内周面に突設されている。また、ソケット本体10には、回動体18に形成されたロック位置表示用のリブ(表示手段)22を臨ませる開口23が形成されている。
【0029】
ここで、回動体18は、図4(b)に示すように、筒状部20に設けた溝17が前面側に開放されるアンロック位置と、図4(a)に示すように、筒状部20に設けた爪片18aにより、筒状部20に設けた溝17の前面側が塞がれるロック位置との間で回動自在となっており、図示しない付勢手段によって図中反時計回りに付勢されている。
【0030】
回動体18が図4(b)に示すようにアンロック位置にある場合、筒状部20に設けた舌片18bの先端が係止突起21と係止することにより、付勢手段の付勢力に抗して、回動体18はアンロック位置に保持されている。一方、舌片18bと係止突起21の係止状態が解除されると、回動体18は、付勢手段の付勢力によりアンロック位置からロック位置へ図中反時計回りに回転する。すなわち、回動体18に設けた舌片18b及び筒状部20に設けた係止突起21から保持手段が構成される。
【0031】
このランプソケットAにHIDランプBを装着する際は、図4(b)に示すように舌片18bの先端部が係止突起21と係止し、回動体18がアンロック状態に保持されている状態で、ランプ本体51に突設された係止凸部53とソケット本体10に設けられた溝17との位置を合わせて、HIDランプBの嵌合部52を筒状部20内に挿入すると、HIDランプBの係止凸部53によって舌片18bが底面側に押圧され、舌片18bと係止突起21との係止状態が解除される。上述のように回動体18は付勢手段によって図中反時計回りに付勢されているので、舌片18bと係止突起21との係止状態が解除されると、回動体18はアンロック位置からロック位置まで図中反時計回りに回動し、回動体18に設けた爪片18aによって溝17の前面側が塞がれる。
【0032】
この時、ランプ本体51に突設された係止凸部53は、溝17の内面と爪片18aとの間で保持され、HIDランプBがランプソケットAに固定される。また、回動体18の回転に伴ってリブ22は、開口23における図中左端の位置まで移動するので、リブ22の位置から嵌合部52が筒状部20内に完全に嵌合されたことを確認できる。なお、嵌合部52が筒状部20内に完全に嵌合していない場合や、嵌合部52の挿入不良が発生した場合は、リブ22が図中左端の位置まで移動していないので、リブ22の位置からHIDランプBの装着状態を容易に確認することができる。
【0033】
一方、HIDランプBをランプソケットAから取り外す際は、リブ22を開口23における図中左端の位置から図中右端の位置まで移動させると、回動体18がロック位置からアンロック位置まで図中時計回りに回転し、回動体18に設けた舌片18bの先端が筒状部20に設けた係止突起21と係止して、回動体18がアンロック位置に保持される。この時、溝17が前面側に開放され、HIDランプBの係止凸部53の係止状態が解除されるので、HIDランプBをランプソケットAから容易に取り外すことができる。
【0034】
このように、本実施形態のランプソケットでは、HIDランプBをランプソケットAに一方向から挿入するだけで、HIDランプBとランプソケットAとを接続しているので、従来のランプソケットのようにHIDランプBをランプソケットAに挿入した後、HIDランプBを回転させて、HIDランプBをランプソケットAに固定する必要が無く、HIDランプBの装着作業の作業性が向上する。また、HIDランプBを回転させるのに必要な回転スペースを確保する必要がないので、灯体の小型化を図ることもできる。
【0035】
尚、本実施形態ではソケット本体10に設けた開口23から露出するリブ22の位置により、HIDランプBの装着状態を表示しているが、図5に示すように、ソケット10の背面に表示窓38を設け、HIDランプBの装着状態に応じて表示窓38の色を切り換えるようにしても良いし、表示窓38から装着状態に応じて突起が突出するようにしても良い。
【0036】
(参考例2)
本発明の参考例2のランプソケットを図6乃至図8を参照して説明する。このランプソケットAは、HIDランプBのランプ本体51が挿入される凹部11aが設けられたソケット本体10を備えている。また、ソケット本体10における凹部11aと反対側の面には、凹部11aに連通する連通孔24が形成されており、連通孔24の中間部には内側に突出する段部24aが形成されている。また、ソケット本体10にはHIDランプBの電極(図示せず)に一端が電気的に接続されると共に、他端が点灯回路1の出力端子に接続される電極(図示せず)が設けられている。
【0037】
ここで、連通孔24内には弾性材料から略U字状に形成され、両側片25,25の先端部に互いに近付く向きに突出する挟持片25a,25aが形成された係止手段としての挟持体26が、両側片25,25の先端部を凹部11aの開口側に向けて配置されており、両側片25,25の中間部にも互いに近付く向きに突出する突起25b,25bが突設されている。
【0038】
また、ソケット本体10の連通孔24内には、略棒状の操作体27が進退自在に配置されており、操作体27における凹部11a側の一端部には、ラッパ状に広がる引き外し手段としての操作片27aが設けられている。また、操作体27の中間部には段部24aと係止する鍔部27bが突設され、操作体27における操作片27aと反対側の端部には操作つまみ27cが形成されている。
【0039】
このランプソケットAにHIDランプBを装着する際は、図6及び図7に示すように、ランプ本体51に設けた係止凸部53と挟持体26の開口部との位置を合わせて、ランプ本体51の嵌合部52をソケット本体10の嵌合凹部に挿入すると、係止凸部53が一対の挟持片25a,25aと当接し、挟持片25a,25aを外側に押し広げる。その後、嵌合部52を嵌合凹部の底部まで挿入すると、係止凸部53が挟持片25a,25aの間に挿入され、挟持体26の弾性力によって係止凸部53が保持されるので、HIDランプBがランプソケットAに固定される。
【0040】
一方、HIDランプBをランプソケットAから取り外す際は、図8に示すように、操作体27の操作つまみ27cを図中右側に引っ張ると、操作体27に設けた操作片27aと挟持体26に設けた突起25b,25bとが当接して、挟持体26の両側片25,25が外側に押し広げられるので、係止凸部53と挟持片25a,25aとの係止状態が解除され、HIDランプBをランプソケットAから容易に取り外すことができる。尚、操作体27にはコイルばね28が取り付けられており、操作体27を図中右側に引っ張ると、鍔部27bによってコイルばね28が撓められるから、HIDランプBを取り外した後、操作体27を図7中右側に引っ張る力がなくなると、コイルばね28のばね復帰力によって操作体27は図中左側に移動する。したがって、HIDランプBが装着された状態、或いは、取り外された状態では、操作つまみ27cはソケット本体10の背面から内側に凹んでいる。
【0041】
このように、本参考例のランプソケットでは、HIDランプBをランプソケットAに一方向から挿入するだけで、HIDランプBとランプソケットAとを接続しているので、従来のランプソケットのようにHIDランプBをランプソケットAに挿入した後、HIDランプBを回転させて、HIDランプBをランプソケットAに固定する必要が無く、HIDランプBの装着作業の作業性が向上する。また、HIDランプBを回転させるのに必要な回転スペースを確保する必要がないので、灯体の小型化を図ることもできる。
【0042】
(実施形態3)
本実施形態のランプソケットを図9乃至図12を参照して説明する。本実施形態では、実施形態2のランプソケットAにおいて、ランプの有無を示す接点信号を発生する検出手段としての検出スイッチ37を設けている。尚、検出スイッチ37以外のランプソケットAの構成は実施形態2と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0043】
ソケット本体10の内部には、導電材料から形成され、中心電極12や外側電極13が設けられた電極部材36が収納されており、この電極部材36に検出スイッチ37を構成する固定接点37aが設けられている。この固定接点37aと接離自在に接触する可動接点(図示せず)は回動体18に取り付けられており、例えば回動体18がアンロック位置にあるときは、固定接点37aと可動接点との間は開いて、オフ状態となる。一方、回動体18がアンロック位置からロック位置まで回転すると、固定接点37aと可動接点との間が閉じて、オン状態となる。このように、HIDランプBの装着状態に応じて検出スイッチ37がオン/オフするので、検出スイッチ37の接点信号からHIDランプBの装着状態を容易に判別することができる。
【0044】
また、図12はランプソケットAの内部回路を示す図であり、ランプソケットAの内部には、インバータ回路1a及びイグナイタ1bから構成される点灯回路1の出力端子間に接続されるインダクタL1、コンデンサC1及びインダクタL2の直列回路が内蔵されており、コンデンサC1と並列にHIDランプBが接続されている。ここで、検出スイッチ37の一方の接点はインダクタL2とイグナイタ1bとの接続点に接続されており、検出スイッチ37の接点信号を点灯回路1に入力することによって、接点信号を点灯回路1の出力のオン/オフ制御に利用することができる。すなわちHIDランプBが装着され、検出スイッチ37の接点信号がオン状態になると、点灯回路1からランプソケットAへの電力供給を開始するインタロック機能を点灯回路1に設けることによって、HIDランプBの非装着時は点灯回路1からの電力供給を停止することができ、ランプ着脱時に感電などの事故が発生するのを防止できる。また、図12に示す回路では、インダクタL2とイグナイタ1bとの接続点に検出スイッチ37の一端を接続しているので、検出スイッチ37の一端が外側電極13(すなわちコンデンサC1とインダクタL2との接続点)に接続されている場合のように、ランプ点灯時にインダクタL2に発生する逆起電力がイグナイタ1bに流れ込むのを防止できる。
【0045】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、ランプが着脱自在に装着され、点灯回路とランプとの間を電気的に接続するランプソケットにおいて、ランプ本体に設けた嵌合部と嵌合する嵌合凹部が設けられたソケット本体を有し、ランプの嵌合部に設けた複数のランプ端子に一側が電気的に接続されるとともに、上記点灯回路の出力端に他側が電気的に接続される複数の電極を嵌合凹部に設け、ランプ本体の嵌合部を嵌合凹部内に挿入した際に、ランプ本体の表面に突設された複数個の係止凸部の内の少なくとも1個と係止離脱自在に係止する係止手段をソケット本体に設けてあり、係止手段は、係止凸部と係止離脱自在に係止する係止部を有し、係止部および係止凸部が係止するロック位置と、係止部および係止凸部の係止状態が解除されるアンロック位置との間で回動自在にソケット本体に取り付けられた回転保持体からなり、アンロック位置からロック位置へ回転するよう回転保持体を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。この発明によれば、ランプ本体の嵌合部を嵌合凹部内に挿入すると、ソケット本体に設けられた係止手段がランプ本体に設けられた係止凸部と係止するので、従来のランプソケットのようにランプをランプソケットに挿入した後回転させる必要がなく、装着作業を簡略化でき、しかもランプを回転させるためのスペースを確保しなくても良いから、ランプソケットが取り付けられる照明器具の小型化が図れるという効果がある。さらに、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に挿入すると、ソケット本体に設けた回転保持体が付勢手段の付勢力によりアンロック位置からロック位置へ回転するので、ランプをランプソケットに挿入するだけで、ランプ本体の係止凸部とランプソケットの係止部とを係止させることができ、ランプをランプソケットに容易に装着できるという効果がある。
【0046】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ランプの非装着時は、アンロック位置に回転保持体を保持すると共に、ランプ本体の嵌合部がランプソケットの嵌合凹部内に挿入されると回転保持体を開放する保持手段を設けたことを特徴とし、ランプが装着されていない状態では、回転保持体は保持手段によってアンロック位置に保持されているので、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に容易に挿入することができ、且つ、ランプ本体の嵌合部をソケット本体の嵌合凹部内に挿入すると、保持手段は回転保持体を開放するので、回転保持体が付勢手段の付勢力によってアンロック位置からロック位置に回転し、ランプ本体の係止凸部とランプソケットの係止部とが係止することにより、ランプをランプソケットに固定できるという効果がある。
【0047】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、ランプが装着されたことを示す表示部をソケット本体に設けたことを特徴とし、表示部の表示からランプが確実に装着されたことを容易に確認できるという効果がある。
【0048】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1つの発明において、ランプが装着されたことを検出し、ランプの有無を示す信号を発生する検出手段を設けたことを特徴とし、検出手段の信号からランプが装着されたか否かを容易に判別できるという効果があり、また検出手段の信号を点灯回路の出力のオン/オフ制御に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1のランプソケットを示す概略構成図である。
【図2】 同上の別のランプソケットを示す概略構成図である。
【図3】 実施形態1のランプソケットを示す外観斜視図である。
【図4】 (a)(b)は実施形態2のランプソケットを示す外観斜視図である。
【図5】 (a)(b)は同上の別のランプソケットを示す外観斜視図である。
【図6】 参考例2のランプソケットを示す概略構成図である。
【図7】 同上のランプソケットにランプが装着された状態を示す要部拡大図である。
【図8】 同上のランプソケットからランプを取り外す状態を示す要部拡大図である。
【図9】 実施形態3のランプソケットを示す一部省略せる斜視図である。
【図10】 同上のランプソケットを示す一部省略せる斜視図である。
【図11】 同上のランプソケットを示す一部省略せる斜視図である。
【図12】 同上のランプソケットの使用状態を示す回路図である。
【図13】 HIDランプの要部拡大図である。
【符号の説明】
A ランプソケット
B ランプ
10 ソケット本体
11 嵌合凹部
12 中心電極
13 外側電極
14 アーム
14a 係止爪
14b 軸孔
16 付勢部材
52 嵌合部
53 係止凸部
Claims (4)
- ランプが着脱自在に装着され、点灯回路とランプとの間を電気的に接続するランプソケットにおいて、
ランプ本体に設けた嵌合部と嵌合する嵌合凹部が設けられたソケット本体を有し、
ランプの嵌合部に設けた複数のランプ端子に一側が電気的に接続されるとともに、上記点灯回路の出力端に他側が電気的に接続される複数の電極を嵌合凹部に設け、
ランプ本体の嵌合部を嵌合凹部内に挿入した際に、ランプ本体の表面に突設された複数個の係止凸部の内の少なくとも1個と係止離脱自在に係止する係止手段をソケット本体に設けてあり、
前記係止手段は、前記係止凸部と係止離脱自在に係止する係止部を有し、係止部および係止凸部が係止するロック位置と、係止部および係止凸部の係止状態が解除されるアンロック位置との間で回動自在にソケット本体に取り付けられた回転保持体からなり、アンロック位置からロック位置へ回転するよう回転保持体を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするランプソケット。 - ランプの非装着時は、アンロック位置に回転保持体を保持すると共に、ランプ本体の嵌合部がランプソケットの嵌合凹部内に挿入されると回転保持体を開放する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のランプソケット。
- ランプが装着されたことを示す表示部をソケット本体に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のランプソケット。
- ランプが装着されたことを検出し、ランプの有無を示す信号を発生する検出手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のランプソケット。
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