JP3655153B2 - 塗布膜形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被塗布体上に塗布液を供給し、被塗布体を回転させて所望の膜を成膜する塗布膜形成装置を具備する塗布膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェハや液晶基板などの被塗布体上に均一な厚さの塗布膜を形成する方法として回転塗布法がある。これは、塗布膜が滴下された被塗布体を回転させることにより、回転遠心力で塗布液を被塗布体上の全面に広げるとともに塗布液中の溶媒を蒸発させて塗布膜を形成する方法である。
【0003】
従来の塗布膜形成装置の構成について、図11を参照して説明する。
【0004】
ウェハ等の被塗布体1は、真空吸着式のチャック2の上に水平に保持される。チャック2の上方には被塗布体1の上面にレジスト等の塗布液5を滴下させるノズル6が配置されている。モータ4を除くこれらの要素は、塗布液5の飛散防止及び回収を兼ねたチャンバ7内に収容されている。チャック2は回転軸3に接続され、回転軸3はモータ4によって回転支持されている。
【0005】
チャンバ7の上部中央部には気流導入口8が形成されており、チャンバ7の下壁周辺部には気流排出口9が形成されている。そして、気流導入口8は不活性のキャリアガスを供給する気体供給装置10に接続され、各気流排出口9はそれぞれ排気ダクト11を介して排気処理装置12に接続されている。
【0006】
ノズル6の基端側は塗布液供給ポンプ13を介して塗布液タンク14に通じている。
【0007】
チャンバ7の近傍には被塗布体収納ケース15が設けられ、内部に被塗布体1を複数収納している。
【0008】
このように構成された装置を使って被塗布体1の表面にレジスト等の塗膜を形成するには次のような手順が採用される。
【0009】
まず、気体供給装置10からチャンバ7内にキャリアガスを供給するとともに排気処理装置12を動作させる。
【0010】
次に、被塗布体収納ケース15から被塗布体1を図示しないアームを使って取りだし、この被塗布体1をチャンバ7の周壁に開閉自在に形成された窓を通してチャック2の上に固定した後に窓を閉める。このとき、キャリアガスは被塗布体1の上面、つまり塗布面に対して直行する方向から塗布面に向けて流れ、塗布面において周方向に方向変換された状態で流れる。
【0011】
次に、ノズル6から塗布液5を被塗布体1の上に所定量滴下させる。
【0012】
次に、モータ4を回転開始させ、被塗布体1を一定時間回転させる。
【0013】
このように被塗布体1を回転させることにより、被塗布体1の上に滴下された塗布液5が遠心力によって被塗布体上の全面に広がるとともに塗布液5の中に含まれる溶媒が蒸発して被塗布体1の表面に固体状のレジスト膜が形成される。この装置では、キャリアガスを前記形態に流しているのでレジスト膜厚の均一化を図り易い。
【0014】
レジスト膜の厚みは、塗布過程初期においては遠心力による塗布液5の広がりによって支配されるが、溶媒の蒸発に伴なう粘性の増大とともに塗布液5の流動性が低くなるに従って溶媒の蒸発量のみによって支配されるようになり、最終的には、気液界面から溶媒が蒸発できなくなった時点で決定される。
【0015】
なお、塗布膜形成時に被塗布体1から飛び散る塗布液5は、チャンバ7の内周面で捕獲される。また、気体供給装置10からはプロセス作業に適した量の気体が供給され、各排気ダクト9を通してプロセス作業に見合った量の気体が排気処理装置12によって排気される。また、一般的には、図11中一点鎖線Pで囲まれた部分がいわゆるクリーンルーム内に置かれて運転される。
【0016】
しかしながら、上記のように構成された従来の塗布膜形成装置にあっては次のような問題があった。
【0017】
すなわち、このような装置を用いる半導体産業分野では生産性の向上を図るために塗布時間の短縮化を求められている。塗布時間の短縮化は、仮に塗布時間が半分になれば単位時間あたりの処理量が2倍に増加し、処理総数が同じならば装置台数が半分ですむことになり、設備投資の面からも有利である。
【0018】
塗布時間を短縮するには単位時間あたりの溶媒蒸発量を増加させればよく、そのためにレジストの物性を変えることが考えられる。しかしながら、溶媒の物性はレジスト樹脂の溶解のし易さや人や環境への配慮からある程度種類が限定されてしまうため、溶媒の物性を変えることには限界がある。一方、装置の運転条件である回転数を上げることによって塗布時間の短縮化を図ることも考えられるが、回転数を変えることはレジスト膜厚にも影響を与えることになるので自ずと限界がある。すなわち、回転数を高くすると遠心力が増加し、その結果レジストの膜厚が薄くなることから所望のレジスト厚みを得ることが難しくなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の塗布膜形成装置にあっては、溶媒の物性上の問題、塗膜の厚み上の問題等の制約条件が原因して塗布時間を短縮することが困難で、その結果生産性向上に寄与できないという問題点があった。
【0020】
そこで本発明は、装置設計を大幅に変えることなく、しかもレジスト溶媒などの原料物性を変えることなく、塗布時間の短縮化を図れる塗布膜形成装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の塗布膜形成装置は、被塗布体を回転可能に保持するホルダと、このホルダに保持された前記被塗布体上方に配置され、この被塗布体表面上に塗布液を滴下するノズルとを有し、前記ホルダを回転させ、遠心力により前記塗布液を前記被塗布体上に広げて前記被塗布体の表面に塗布膜を形成する回転塗布装置と、前記回転塗布装置を覆い、この回転塗布装置の周囲に一定の空間を形成するチャンバと、前記ノズルに接続され、前記チャンバ内に前記塗布液を供給する塗布液供給手段と、前記塗布液供給手段に連結され、前記塗布液を貯蔵する塗布液貯蔵部と、前記チャンバに接続され、前記チャンバ内にガスを搬入するガス導入手段と、前記ガス導入手段に設けられ、前記チャンバ内に導入されるガスの温度を制御するガス温度制御手段と、前記チャンバに接続され、前記チャンバ内からガスを排出するガス排出手段と、前記チャンバ外に設けられ、前記チャンバに搬入される前記被塗布体を貯蔵する被塗布体貯蔵部と、前記回転塗布装置、前記チャンバおよび前記被塗布体貯蔵部を内部に設けた筐体と、前記筐体内に設けられ、前記筐体内の温度を、前記筐体外の温度よりも高く制御する温度制御装置とから構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の塗布膜形成装置の構成について、図面を参照しながら説明する。
【0023】
図1は、本発明の塗布膜形成装置の第1実施形態の構成図である。
【0024】
尚、この図では、図9に示される従来の塗布膜形成装置と同一の機能部分が同一符合で示されている。したがって、重複する部分の詳細説明は省略する。
【0025】
第1実施形態の特徴は、筐体P(一点差線内)が設置されるクリーンルームCR(点線内)に温度測定センサ30(温度制御装置)と筐体P内部に温度測定センサ31(温度制御装置)を設置し温度制御装置32(温度制御装置)で筐体内加熱装置33(温度制御装置)を制御して筐体P内部の温度がクリーンルームの温度よりも高くなるようにしたことにある。
【0026】
実質的に平らな表面を持つウェハ等の被塗布体1は、真空吸着式のチャック2(ホルダ)の上に水平に回転可能に保持される。チャック2の上方には被塗布体1の上面にレジスト等の塗布液5を滴下させるノズル6が配置されている。モータ4を除くこれらの要素は、塗布液5の飛散防止及び回収を兼ねたチャンバ7内に収容されている。チャック2は回転軸3に接続され、回転軸3はモータ4によって回転支持されている。回転塗布装置は、チャック2、回転軸3、モータ4とそれらを覆うチャンバ7とを有する。
【0027】
チャンバ7は、被塗布体1とチャック2とノズル6を有する回転塗布装置の周囲に一定の空間を形成するよう設けられる。チャンバ7の上部中央部には気流導入口8(ガス導入手段)が形成されており、チャンバ7の下壁周辺部には気流排出口9(ガス排出手段)が形成されている。そして、気流導入口8は不活性のキャリアガスを供給する気体供給装置10(ガス導入手段)に接続され、各気流排出口9はそれぞれ排気ダクト11(ガス排出手段)を介して排気処理装置12(ガス排出手段)に接続されている。
【0028】
ノズル6の基端側は塗布液供給ポンプ13(塗布液供給手段)を介して塗布液タンク14(塗布液貯蔵部)に通じている。
【0029】
チャンバ7の近傍には被塗布体収納ケース15(被塗布体貯蔵部)が設けられ、内部に被塗布体1を複数収納している。
【0030】
気流導入口8と気体供給装置10との間にガス温度制御装置21(ガス温度制御手段)を設け、このガス温度制御装置21でチャンバ7内に流れ込む気流の温度を所定に保つようにしている。また、ノズル6の途中に塗布液温度制御装置22(塗布液温度制御手段)を設け、この塗布液温度制御装置22でノズル6から被塗布体1上に滴下される塗布液5の温度を所定に保つようにしている。
【0031】
ガス温度制御装置21、塗布液温度制御装置22は、電気ヒータ等を主体にして構成されてそれぞれ気流及び塗布液を加熱する加熱装置23、24と、これら加熱装置23、24より下流域を流れる気流及び塗布液の温度を検出する温度センサ25、26と、これら温度センサ25、26の出力を導入してチャンバ7内に流れ込む気流の温度及び被塗布体1上に滴下される塗布液5の温度が予め定められた設定値となるように加熱装置23、24の入力を制御する入力制御装置27、28とで構成されている。なお、加熱装置23、24のエネルギ源としては、電気に限らず、蒸気などを用いてもよい。ガス温度制御装置21によりキャリアガスの温度制御を行っているため、所望の蒸発速度を得ることができる。
【0032】
また、排気処理装置12はキャリア供給装置10から供給されるキャリアガスの量と被塗布体1の回転による遠心ポンプ作用で被塗布体1の表面に沿って排出される気体流量との和よりも多い気体を排出する能力を備えたものが用いられている。
【0033】
筐体P内には、塗布膜形成装置と、収納ケース15と、塗布液温度制御装置22と、塗布液タンク14と、塗布液供給ポンプ13と、ノズル6と、加熱装置33と、センサ31とを少なくとも有している。筐体Pには、使用者や被塗布体1などの補充交換品が進入あるいは排出可能な出入口が設けられているが略密閉状態にある。
【0034】
尚、筐体P外とは、クリーンルーム内であって筐体P外の領域を指す。また、クリーンルームとは、大気中に比べて不純物が少ない略密閉された空間を指す。
【0035】
次に、上記のように構成された塗布膜形成装置を使って被塗布体としての半導体ウェハ上にレジスト膜を形成する場合について図2に示す流れ図を参照しながら説明する。尚、クリーンルーム内の温度は、23度以下の所望の温度に設定されているとする。
【0036】
塗布膜を形成する動作に入る前に、収納ケース15は、筐体Pの所定位置に設けられる開閉自在の窓50から筐体P内へ導入されている。収納ケース15は処理される被塗布体1の枚数により複数設けられる場合もある。
【0037】
まず、各温度制御装置21、32、及び22における制御目標温度を設定する。
【0038】
次に、気体供給装置10から所定流量のキャリアガスの供給を開始させるともに排気処理装置12を動作開始させてチャンバ7内からの排気を開始する。気体供給装置10から送り出された気体は温度制御装置21によって所定温度、たとえば30℃に保たれてチャンバ内に供給される。この工程以降、チャンバ7内は負圧になり、チャンバ7外で筐体P内は加圧されていることになる。このため、筐体P内から塗布膜形成装置外部への気体の漏洩はほとんどなくなる。
【0039】
次に、被塗布体1としてのウェハを被塗布体収納ケース15から図示しないアームによって取り出しこのウェハをチャンバ7の周壁に開閉自在に形成された窓を通してチャック2上に固定し窓を閉める。チャンバ7に供給される直前の被塗布体1の温度は、実質的に筐体P外の温度よりも高い筐体P内温度である。
【0040】
次に、ウェハ上に図示しない反射防止膜原料供給系から反射防止膜形成液を滴下し、続いてモータ4を回転開始する。
【0041】
所定の回転数で所定時間運転し、反射防止膜の厚みが50(nm)程度の所定値になった時点で回転を中止する。その後、ノズル6から塗布液5としてのレジスト液をウェハ面に向けて滴下する。このレジスト液は塗布液温度制御装置22によって所定温度、たとえば30℃に保たれている。
【0042】
先に説明したように、チャンバ7内には30℃の気流が供給されており、また30℃に加熱されたレジスト液がウェハの上に塗布されるので、ウェハ上のレジスト液の温度は例えばほぼ30℃に保たれる。
【0043】
次に、被塗布体1をモータ4により所定の回転数で所定時間運転する。この運転によってウェハ上に滴下されているレジスト液が遠心力によってウェハ上全面に広がるとともにレジスト液中の溶媒が蒸発してウェハ上に固体上のレジスト膜が形成される。
【0044】
そしてレジストの膜厚が、0.3〜0.7(μm)になった時点でモータ4を停止させウェハをチャンバ7外部に取り出して工程を終了する。
【0045】
チャンバ7外に取り出されたウェハは、ロボットアーム(不図示)などにより所定の待機位置に移動された後、筐体P外へ窓50から排出される。
【0046】
なお、筐体P内部への吸気、排気系は電力と同様に通常クリーンルームの設備の一部として供給されているが塗布膜形成装置単独の付帯設備であっても良い。
【0047】
また、筐体P内の雰囲気は、温度制御装置32で制御され、筐体P内に設置された温度センサ31、クリーンルーム内に設置された温度センサ30によって、筐体P内温度は常にクリーンルーム温度よりも高くなるように制御されている。より好ましくは、筐体P内の温度が、筐体外のクリーンルーム内の温度に対して、7℃±5℃の温度範囲であればよい。
【0048】
このような回転塗布工程において、塗布時間は被塗布体1上に塗布液5が滴下された時点から被塗布体1の表面に固体状のレジスト膜が形成されるまでの時間で定義される。
【0049】
発明者らの研究によると、この塗布時間は塗布液中に含まれている溶媒の蒸発速度によって大きく左右され、塗布液5の温度をあげれば溶媒の蒸発速度が増加して塗布時間を短くできることが判明した。
【0050】
すなわち、発明者らは、溶媒の物性値が判明している5種類の塗布液A〜Eについて、被塗布体上の塗布液温度が20℃、23℃、25℃、30℃、35℃のときにおける塗布時間を計算で求めてみた。その結果、表1に示す値が得られた。なお、この計算では被塗布体1の直径および回転数を一定として、かつ1(μm)の塗布厚みを得る条件にしている。
【表1】
Figure 0003655153
この表から分かるように、塗布液5の温度を高くすれば、溶媒の蒸発速度を増加させることができ、その結果、塗布時間を短縮することができる。
【0051】
また、温度を上げすぎて溶媒の蒸発速度を増加させすぎると、レジスト液の表面部分が先に固体化しその下の部分では溶媒が残ってしまう現象が生じる。このような状態では逆に塗布時間が長くなる。したがって温度には上限があり、発明者らの研究では40℃前後が上限である。
【0052】
したがって、第1実施形態のように、温度制御装置21および温度制御装置22、温度制御装置32を使って被塗布体1上の塗布液5の温度をクリーンルーム内の温度以上のたとえば30℃以上とし蒸発速度が速すぎ表面に固体膜ができてしまう温度40℃以下に保持することによって塗布時間を大幅に短縮することが可能となる。また、各温度制御手段21、22、32を付加するだけで良いため、大幅な設計変更を必要としない。したがって、既存の装置にも適用できる。
【0053】
なお、塗布液5を滴下する時間は被塗布体1の回転数を所定位置まで上昇させた後でも良い。また、気体供給装置10および排気処理装置12を動作させる時間も塗布液の滴下以前であれば良く、さらに連続運転させてもよい。さらに、ガス温度制御装置21と塗布液温度制御装置22、及び温度制御装置32とを設けているが、一つの温度制御装置だけで被塗布体1上の塗布液の温度を所定に設定できる場合には、少なくとも設定可能な温度制御装置のみ設けても良い。また、各種条件によっては、温度制御装置32のみによって筐体内温度を制御することもでき、同様な効果が得られる。
【0054】
また、気体供給装置10から供給される気体を温度制御装置21にて所定の温度に制御して塗布膜形成装置内に供給しただけでも塗布時間の短縮効果は得られる。
【0055】
また、被塗布体の温度は、キャリアガス、塗布液、収納ケース15の温度のうち、少なくともいずれか一箇所と実質的に同一温度であっても塗布時間の短縮効果は得られる。
【0056】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第2実施形態の構成について図3を参照して説明する。
【0057】
尚、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一構成要素は同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0058】
第2実施形態の特徴は、筐体Pに供給される筐体P外からの気体の温度をクリーンルームの温度よりも高くするように制御したことである。
【0059】
筐体P外であって、クリーンルーム内に温度センサ30が設けられる。筐体P内部には温度センサ31が設けられる。温度センサ30、31は、温度制御装置32に接続されている。温度制御装置32は、筐体P外に設けられる筐体外加熱装置34の温度制御を行っている。
【0060】
このような構成によって、温度センサ30、31からの信号を元に、温度制御装置32で筐体外加熱装置34を制御する。加熱装置34では、制御装置32からの制御信号に基づいて筐体P内に供給される、クリーンルーム内を例えば上方から下方へ通流している気体を予め所定の温度例えば30℃に調整し、筐体P内へ導入している。この気体は、筐体およびクリーンルーム内を所定のクラス(単位体積辺りに含有する所定の大きさを有する塵などの物質の数)にするために所定の方向(通常上方から下方)に常に循環しているものである。
【0061】
以上述べたような第2実施形態では、筐体P内に導入される気体の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定することにより筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0062】
また、筐体P内を通流する加熱装置34からの気体は、筐体Pの上壁から流入され、下壁から流出されるため、筐体P内の温度をより均一に保つことができる。また、内部に導入される気体を筐体P外にて加熱するため、筐体P内での設置場所を余分に取ることがない。
【0063】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第3実施形態の構成について図4を参照して説明する。
【0064】
第3実施形態の特徴は、塗布液タンク14を冷却する冷却装置35(塗布液温度制御装置)を設け、この冷却装置35を使って塗布液タンク14内に収容されている塗布液を、筐体P内温度よりも低い温度で保存させるようにしたことにある。
【0065】
図4は、本発明の塗布膜形成装置の第3実施形態の構成図である。
【0066】
筐体P内に載置される塗布液タンク14を所望温度に保持する冷却装置35が設けられる。通常、筐体P内の温度よりも低い温度例えば5度程度に塗布液タンク14が保持されている。
【0067】
これは、レジスト液は、温度変化に敏感で長時間にわたって高温下で保存されると劣化する可能性があるためである。第3実施形態のように、常時は冷却装置35で塗布液タンク14を冷却して塗布液を低温保存しておき、使用する際に必要な量だけ温度制御装置22によって温度上昇させることにより保存される塗布液の温度による劣化を防ぐことができ、長寿命とすることができる。
【0068】
以上述べたような第3実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0069】
また、冷却装置35により、塗布液の品質劣化を抑制し、より寿命を長くすることができる。
【0070】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第4実施形態の構成について図5を参照して説明する。
【0071】
第4実施形態の特徴は、塗布液タンク14のみを筐体P外のクリーンルーム内に設置したことにある。
【0072】
図5は、本発明の塗布膜形成装置の第4実施形態の構成図である。
【0073】
塗布液タンク14を筐体P外であってクリーンルーム内に載置する。
【0074】
このような構成であれば、クリーンルーム内の温度が例えば20度以下の温度範囲であるので、レジスト膜となる塗布液の保存を行うことができる。
【0075】
以上述べたような第4実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0076】
また、塗布液タンク14の取替えが頻繁である場合には、クリーンルーム内に塗布液タンク14が載置されることにより容易に保管、交換などの作業を行うことができる。また、容易に保管、交換作業を行うことができ、塗布液の劣化を抑制する温度で保持するため長寿命となる。また、筐体P内での塗布液タンク14の設置面積を少なくすることもできる。また、筐体P内に冷却源となる塗布液タンク14が設けられないため、より効率よく均一に筐体P内の温度制御ができる。
【0077】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第5実施形態の構成について図6を参照して説明する。
【0078】
第5実施形態の特徴は、被塗布体1であるウェハを収容している被塗布体収納ケース15の温度測定センサ38(被塗布体温度制御装置)と、筐体P外の温度センサ37(被塗布体温度制御装置)及び温度制御装置36(被塗布体温度制御装置)とによって予め設定された温度に制御されるように収納ケース15をヒータ39(被塗布体温度制御装置)によって温度制御可能な構成として、収納ケース15のウェハを予め筐体Pの温度と略同一の温度に制御していることにある。
【0079】
図6は、本発明の塗布膜形成装置の第5実施形態の構成図である。
【0080】
収納ケース15あるいは近傍に温度測定センサ38が設けられる。筐体P外であってクリーンルーム内の温度を測定する温度センサ37が設けられる。センサ37、38は、温度制御装置36に接続され、各センサの出力が温度制御装置36に入力される。温度制御装置38からの制御信号は、収納ケース15あるいは収納ケース近傍に設けられるヒータ39に入力され、所望の温度に制御される。収納ケース15の温度は、つまり被塗布体1の温度は、筐体P内の温度と実質的に同一温度となるよう制御されている。
【0081】
尚、ヒータ39の加熱エネルギは、電気に限らず蒸気などによっても同様の効果が得られる。
【0082】
このような第5実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0083】
また、被塗布体1の温度を所定の温度、例えば筐体P内の温度と実質的に同一な温度に制御することにより、塗布時間を短縮させ、またレジスト膜特性を均一にすることができる。また、被塗布体1の温度を所定の温度にまで上昇させる場合においても、予め筐体P内の温度と実質的に同一温度に保持されているため、温度上昇にかかる時間を短くすることができ、塗布時間を短くすることができる。
【0084】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第6実施形態の構成について図7を参照して説明する。
【0085】
第6実施形態の特徴は、筐体P内に筐体P内気体を循環するための攪拌ファン40(気体攪拌手段)が設けられていることにある。
【0086】
図7は、本発明の塗布膜形成装置の第6実施形態の構成図である。
【0087】
筐体P内の所望の位置に、筐体P内に通流する気体を循環、攪拌するファン40が設けられる。ファン40の取り付け位置は、加熱装置33あるいは加熱装置33近傍であれば、より好ましい。尚、ファン40の個数、設置場所、送風方向、回転動作は、筐体P内に設置可能であればどのような条件であっても構わない。
【0088】
このような構成により、ファン40の動作によって、筐体40内の雰囲気(気体)が攪拌しながら通流する。
【0089】
以上述べたような第6実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0090】
また、ファン40によって筐体P内の気体を強制的に流通させ循環させることにより、筐体P内での温度均一性が促進され、その結果として塗布時間をより短くすることができる。
【0091】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第7実施形態の構成について図8を参照して説明する。
【0092】
第7実施形態の特徴は、筐体P内に設置された収納ケース15の外壁がなく設置されていることにある。
【0093】
図8は、本発明の塗布膜形成装置の第7実施形態の構成図である。
【0094】
筐体P内に設置される収納ケース15には、複数の被塗布体1なるウェハが、所定間隔離間して積層されている。収納ケース15は、外壁が設けられておらず、筐体P内の雰囲気と実質的に同一雰囲気となっている。つまり、筐体P内と収納ケース15内との温度、湿度、圧力などの環境条件は、概ね同一である。
【0095】
以上述べたような第7実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0096】
また、収納ケース15に外壁を設けないため、被塗布体1を所望の温度に加熱するための加熱装置が不要となり、常に筐体P内の温度と実質的に同一とすることができる。よって、被塗布体1を所定温度に上昇させるために必要な時間を短縮でき、塗布時間を短くすることができる。
【0097】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第8実施形態の構成について図9を参照して説明する。
【0098】
第8実施形態の特徴は、温度制御装置21、温度制御装置22のほかに、チャック2を所定温度に保つチャック温度制御装置41(ホルダ温度制御手段)を設けていることにある。
【0099】
図9は、本発明の塗布膜形成装置の第8実施形態の構成図である。
【0100】
チャック温度制御装置41は、チャック2の周縁部に電気ヒータを取り付けて構成された加熱装置42と、この加熱装置42に外部から給電する回転トランス43と、図示しない温度センサと、この温度センサで検出された温度が予め定められた温度となるように加熱装置42の入力を制御する図示しない入力制御装置とで構成されている。
【0101】
このような構成であると、チャック2を常に所定温度に保つことができるので、被塗布体1を所定温度まで温度上昇させるのに必要な時間を短くでき、塗布時間をより一層短くできる。また、被塗布体1が温度制御されているため、塗布液5の蒸発速度を向上させることができる。
【0102】
なお、この例において、温度制御装置41による温度管理だけで被塗布体上の塗布液5の温度を所定に設定できる場合には、他の温度制御装置を省略することができる。また、この例においても、図4に示される装置のように、塗布液を低温保存する手段を設けると効果的である。
【0103】
次に、本発明の塗布膜形成装置の第9実施形態の構成について図10を参照して説明する。
【0104】
第9実施形態の特徴は、チャンバ7の外面を通してチャンバ7内の温度をこの種の装置が設けられるクリーンルームの温度以上の筐体Pの温度に保つチャンバ温度制御装置44(チャンバ温度制御手段)を設けていることにある。
【0105】
温度制御装置44は、電気ヒータ等で構成されてチャンバ7の外面に設けられた加熱装置45と、チャンバ7内の下流雰囲気温度を検出する温度センサ46と、この温度センサ46で検出された温度が予め定められた所定値(筐体P内の温度)となるように加熱装置45の入力を制御する入力制御装置47とで構成されている。
【0106】
このような構成により、チャンバ7内の温度を温度センサ46で検知し加熱装置45でチャンバ7を加熱することにより、筐体P内の温度と、チャンバ7内の温度とを、実質的に同一温度に制御する。
【0107】
なお、温度制御装置44による温度管理だけで被塗布体1上の塗布液5の温度を所定に保持できる場合には、他の温度制御装置を省略することができる。また、この例においても、図4に示される装置のように、塗布液を低温保存する手段を設けると効果的である。
【0108】
以上述べたような第10実施形態では、筐体P内の温度をクリーンルーム内の温度よりも高く設定し保持することにより、塗布時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
【0109】
また、チャンバ7内の温度を、筐体P内の温度と、実質的に同一にするため、より効率よく処理することができ、処理時間の短縮、レジスト膜特性の均一化が達成できる。
【0110】
尚、本発明は上記実施形態には限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、被塗布体として半導体ウェハを想定しているが、液晶基板などにも適用できる。また、チャンバ7内から排出される排出ガスは、所定の物質を排除する除害装置を通過させることにより環境に配慮した構成とすることもできる。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装置設計を大幅に変えることなく、塗布時間の短縮化を図ることができ、生産性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の塗布膜形成装置の第1実施形態の構成図。
【図2】 本発明の塗布膜形成装置の動作の説明図。
【図3】 本発明の塗布膜形成装置の第2実施形態の構成図。
【図4】 本発明の塗布膜形成装置の第3実施形態の構成図。
【図5】 本発明の塗布膜形成装置の第4実施形態の構成図。
【図6】 本発明の塗布膜形成装置の第5実施形態の構成図。
【図7】 本発明の塗布膜形成装置の第6実施形態の構成図。
【図8】 本発明の塗布膜形成装置の第7実施形態の構成図。
【図9】 本発明の塗布膜形成装置の第8実施形態の構成図。
【図10】 本発明の塗布膜形成装置の第9実施形態の構成図。
【図11】 従来の塗布膜形成装置の構成図。
【符号の説明】
1 被塗布体
2 チャック
3 回転軸
4 モータ
5 塗布液
6 ノズル(塗布液供給手段)
7 チャンバ
8 気流導入口(ガス導入手段)
9 気流導入口(ガス排気手段)
10 気体供給装置(ガス導入手段)
11 排気ダクト(ガス排出手段)
12 排気処理装置(ガス排出手段)
13 塗布液供給ポンプ(塗布液供給手段)
14 塗布液タンク(塗布液貯蔵部)
15 塗布液収納ケース(被塗布体貯蔵部)
21 ガス温度制御装置
22 塗布液温度制御装置(塗布液温度制御手段)
23、24、42、45 加熱装置
25、26、46 温度センサ
27、28、47 入力制御装置
30 温度測定センサ(温度制御装置)
31 温度測定センサ(温度制御装置)
32 温度制御装置(温度制御装置)
33 筐体内加熱装置(温度制御装置)
34 筐体外加熱装置
35 冷却装置(塗布液温度制御装置)
36 温度制御装置(被塗布体温度制御装置)
37 温度センサ(被塗布体温度制御装置)
38 温度測定センサ(被塗布体温度制御装置)
39 ヒータ(被塗布体温度制御装置)
40 ファン(気体攪拌手段)
41 チャック温度制御装置(ホルダ温度制御手段)
44 チャンバ温度制御装置(チャンバ温度制御手段)
43 回転トランス
P クリーンルーム内に設置される筐体
CR クリーンルーム

Claims (6)

  1. 被塗布体を回転可能に保持するホルダと、このホルダに保持された前記被塗布体上方に配置され、この被塗布体表面上に塗布液を滴下するノズルとを有し、前記ホルダを回転させ、遠心力により前記塗布液を前記被塗布体上に広げて前記被塗布体の表面に塗布膜を形成する回転塗布装置と、
    前記回転塗布装置を覆い、この回転塗布装置の周囲に一定の空間を形成するチャンバと、
    前記ノズルに接続され、前記チャンバ内に前記塗布液を供給する塗布液供給手段と、
    前記チャンバを内部に配置する筐体と、
    前記筐体内部に配置され、前記塗布液供給手段に連結され前記塗布液を貯蔵する塗布液貯蔵部と、
    前記チャンバに接続され、前記チャンバ内にガスを搬入するガス導入手段と、
    前記ガス導入手段に設けられ、前記チャンバ内に導入されるガスの温度を制御するガス温度制御手段と、
    前記チャンバに接続され、前記チャンバ内からガスを排出するガス排出手段と、
    前記チャンバ外でかつ前記筐体内に設けられ、前記チャンバに搬入される前記被塗布体を貯蔵する被塗布体貯蔵部と、
    記筐体内に設けられ、前記筐体内の温度を、前記筐体外の温度よりも高く制御する温度制御装置と、
    前記チャンバに設けられ、前記チャンバ内の温度を前記筐体外の温度よりも高い温度に制御するチャンバ温度制御手段と、
    を具備することを特徴とする塗布膜形成装置。
  2. 前記被塗布体貯蔵部に設けられ、前記被塗布体の温度を前記筐体外の温度よりも高い温度に制御する被塗布体温度制御装置を具備することを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
  3. 前記ガス導入手段に設けられ、前期チャンバ内に導入されるガスの温度を前記筐体外の温度よりも高い温度に制御するガス温度制御手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
  4. 前記塗布液貯蔵部と前記ノズルとの間に設けられ、前記塗布液貯蔵部からの前記塗布液が前記チャンバ内に供給される前に、前記塗布液の温度を前記筐体外の温度よりも高い温度に制御する塗布液温度制御手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
  5. 前記ホルダに設けられ、前記ホルダを介して前記ホルダに保持される被塗布体の温度を前記筐体外の温度よりも高い温度に制御するホルダ温度制御手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
  6. 少なくとも前記温度制御装置により、前記筐体内の温度が、前記筐体外の温度に対して7℃±5℃の温度範囲で制御されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
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