JP3654191B2 - スライドレールの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスライドレールの取付構造に関し、特に車室内空間を有効利用するために車両シートをフロア上で大きく移動させることが可能なロングスライドレールに好適に利用できる取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
バン型車等においてリヤシートを前後2列で設け、荷物の多少に応じてこれらリヤシートを適宜車両前方へ移動させて車室内空間の有効利用を図ることが行なわれており、この場合リヤシートをフロア上で大きく移動させるために長尺のロングスライドレール(ロンスラレール)が使用される。その取付構造の一例を図
6に示す。
【0003】
図6において、ロンスラレール81は上方へ開放するU字断面をなしてフロアパネル4の凹所43内に位置しており、その開口内へ上方からアッパレール91が挿入されている。二枚の板材が接合された上記アッパレール91はロンスラレール81内に挿入された下端部911が略逆T字断面に成形されており、その長手方向両端下面に逆U字断面のブラケット92が接合されて(一方のみ図示)、これらにロンスラレール81の底壁811上を転動するローラ93が装着されている。なお、アッパレール91の長手方向の両端面にはそれぞれガタ防止用ピース94が装着されている(一方のみ図示)。
【0004】
ロンスラレール81の下半部外周に接合されて略U字断面のホルダ板95が設けられており、ホルダ板95は両側縁の上端部がロンスラレール81の両側壁上端部から離れて保持間隙d1,d2を形成している。そしてこれら保持間隙d1,d2に、T字断面をなすモール96,97の脚部961,971が挿入装着され、これらモール96,97に形成されたリップ部962,972がアッパレール91の通過軌跡上に延びている。
【0005】
取付用ステー82は一定幅の板体よりなり、U字状に凹陥屈曲させられた中央部821と、中央部821から左右へ水平に延びる延在部822,823とから構成されて、中央部821がロンスラレール81の下半外周に接合されている。延在部822,823はフロアパネル4上に位置し、これら延在部822,823に設けた締付孔824,825に挿通されたボルト83とこれに螺着されたナット84によって、フロアパネル4およびサイドメンバ6に共締め固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の取付構造では、シートベルトからのシート引上げ荷重がアッパレール91を経て取付用ステー82のほぼ幅方向中央に入力するのに対して、ボルト83による上記取付用ステー82の固定個所は上記荷重入力位置から幅方向にオフセットした位置にあるため、大きなシート引上げ荷重に耐えるためには取付用ステー82の設置数を多くする必要があり、その設置の手間と重量増を招くという問題があった。また、取付用ステー82を固定する際に、ステー自身の製作誤差やこれを固定するフロア面の高低誤差等によってロンスラレール81に変形を生じてアッパレール91のスムーズな移動が損なわれるという問題もあった。この問題はまた、取付用ステー82をロンスラレール91に溶接接合する際の当該レールの歪みによっても生じていた。
【0007】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、取付用ステー設置の手間やレール全体の重量増を避けることができるとともに、アッパレールの移動の円滑さを確保することができるスライドレールの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本第1発明では、車両シートを移動案内するスライドレール(1)を、長手方向複数箇所で車両フロア(4)に固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなすスライドレール(1)内に、車両シートを載置するアッパレール(2)の下端を挿入し、スライドレール(1)の底壁と対向するアッパレール(2)の下端に装着した左右一対の車輪(23)がスライドレール(1)の底壁上を転動することにより当該スライドレール(1)に沿ってアッパレール(2)が移動するようになし、スライドレール(1)をその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接ボルト(31,32)で固定して、スライドレール(1)の長手方向両端部に設けるボルト(31)の頭部高を他のボルト(32)の頭部高よりも高くし、車輪(23)を、他のボルト(32)の頭部(321)と干渉しないスライドレール(1)の幅方向の左右部内に位置させてこれら車輪(23)によりアッパレール(2)を他のボルト(32)と干渉しない高さに保持し、かつ長手方向両端部に設けるボルト(31)を、アッパレール(2)の長手方向の端面(26)が当接するストッパとして機能させる。
【0009】
本第1発明においては、スライドレールをその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接固定しているから、従来のような取付用ステーは不要であり、当該ステーを設置する手間が削減されるとともにレール重量の増大が回避される。また、取付用ステーの製作誤差や溶接等に起因するスライドレールの変形もないからアッパレールのスムーズな移動が保証される。しかも、スライドレールのほぼ中央に位置するアッパレールを経て入力するシート引上げ荷重に対して、スライドレールの固定個所がレール幅方向で殆どオフセット無く位置的に一致しているから、レールの固定個所を少なくしても大きな入力荷重に十分に耐えることができ、レール設置時の手間が軽減される。また、固定用のボルトにストッパ機能を持たせているから、従来のようにスライドレールにストッパ用のエンボス部を形成する等の手間を要しない。
【0012】
本第発明では、車両シートを移動案内するスライドレール(1)を、長手方向複数箇所で車両フロア(4)に固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなすスライドレール(1)をその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接ボルト(31,32)で固定し、スライドレール(1)の長手方向両端部に設けるボルト(31)の頭部高を他のボルト(32)の頭部高よりも高くして、スライドレール(1)に沿って移動し車両シートを載置するアッパレール(2)の長手方向の端面が当接するストッパとして機能させ、上記ボルト(32)の左右両側のレール長手方向に沿った複数位置に位置決め穴を形成して、これら位置決め穴に、アッパレール(2)に上下方向へ移動可能に設けられたロックプレート(24)の二股状とした下端爪部(241)を進入させてアッパレール(2)の移動を規制するようになし、かつ下端爪部(241)を位置決め穴から引き上げ脱出させた際にロックプレート(24)がボルト(32)と干渉しない位置に上昇するようにする。
【0013】
本第発明においては、下端爪部を二股状として、この下端爪部を位置決め穴に進入させる構成としているから、下端爪部をボルト頭部の上方へ引き上げなくても、二股の基部がボルト頭部よりも上方へ引き上げられればボルトとの干渉は生じない。したがって、下端爪部が位置決め穴から脱出するのに必要な最小限度でロックプレートを引き上げれば、アッパプレート移動時のロックプレートとボルトとの干渉を容易に避けることができる。
【0014】
本第発明では、車両シートを移動案内するスライドレール(1)を、長手方向複数箇所で車両フロア(4)に固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなすスライドレール(1)内に、車両シートを載置するアッパレール(2)の下端を挿入し、スライドレール(1)の底壁と対向するアッパレール(2)の下端に装着した左右一対の車輪(23)がスライドレール(1)の底壁上を転動することにより当該スライドレール(1)に沿ってアッパレール(2)が移動するようになし、スライドレール(1)をその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接固定し、この固定部に、レール底壁(14)面に接してレール長手方向へ延びる底面を形成したブロック体(10A,10B)をそれぞれ配設し、これらブロック体(10A,10B)に上下方向へ貫通させたボルト(37)によってスライドレール(1)を車両フロア(4)へ固定するとともに、スライドレール(1)の長手方向両端部に設けるブロック体(10B)の高さを他のブロック体(10A)の高さよりも高くし、車輪(23)を、他のブロック体(10A)と干渉しないスライドレール(1)の幅方向の左右部内に位置させてこれら車輪(23)によりアッパレール(2)を他のブロック体(10A)と干渉しない高さに保持し、かつ長手方向両端部に設けるブロック体(10B)を、アッパレール(2)の長手方向の端面が当接するストッパとして機能させる。
【0015】
本第発明においては、シート引上げ荷重は、ボルトよりも大きな底面積を有するブロック体で受けられるから、スライドレールの板厚(すなわちレール底壁厚)をより薄くしてもシート引上げ荷重に十分耐えることができ、レール重量をさらに軽減することができる。そして、ブロック体を複数のボルトで固定するようにすれば、ボルト径をより小さくすることができ、上方へ開放するスライドレールの開口幅をより小さくしてレール全体をさらに小型かつ軽量なものとすることができる。
【0016】
本第5発明では、上記スライドレール(1)の長手方向両端部に設ける上記ブロック体(10B)の高さを他のブロック体(10A)の高さよりも高くして、スライドレール(1)に沿って移動し車両シートを載置するアッパレール(2)の長手方向の端面が当接するストッパとして機能させる。
【0017】
本第5発明においては、ブロック体にストッパ機能を持たせているから、従来のようにスライドレールにストッパ用のエンボス部を形成する等の手間を要しない。
【0018】
本第発明では、車両シートを移動案内するスライドレール(1)を、長手方向複数箇所で車両フロア(4)に固定してなるスライドレール(1)の取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなすスライドレール(1)をその底壁の幅方向中央で車両フロア(4)に直接固定し、この固定部に、レールの底壁面に接してレール長手方向へ延びる底面を形成したブロック体(10A,10B)をそれぞれ配設し、これらブロック体(10A,10B)に上下方向へ貫通させたボルトによってスライドレール(1)を車両フロア(4)へ固定し、ブロック体(10A)の左右両側のレール長手方向に沿った複数位置に位置決め穴を形成して、これら位置決め穴に、アッパプレート(2)に上下方向へ移動可能に設けられたロックプレート(24)の二股状とした下端爪部(241)を進入させてアッパレール(2)の移動を規制するようになし、かつ下端爪部(241)を位置決め穴から引き上げ脱出させた際にロックプレート(24)がブロック体(10A)と干渉しない位置に上昇するようにする
【0019】
本第発明においては、下端爪部を二股状として、この下端爪部を位置決め穴に進入させる構成としているから、下端爪部をブロック体の上方へ引き上げなくても、二股の基部がブロック体よりも上方へ引き上げられれば当該ブロック体との干渉は生じない。したがって、下端爪部が位置決め穴から脱出するのに必要な最小限度でロックプレートを引き上げれば、アッパプレート移動時のロックプレートとブロック体との干渉を容易に避けることができる。
【0020】
本第発明では、上記スライドレール(1)の開口縁フランジ部(11,12)を覆うモール(51,52)を、開口縁フランジ部(11,12)の端面とスライドレール(1)の側壁(17)に設けた取付孔(18)にそれぞれ係止して装着する。
【0021】
本第発明においては、モールを直接スライドレールに取り付けることができるから、従来のようにモール取付用のホルダ板を設ける必要が無く、部品点数を削減することができる
【0022】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には本発明の取付構造を適用したロンスラレール1の外観を示す。なお、このようなロンスラレール1は車両フロア上の左右位置に2本が平行に設置される。図1において、ロンスラレール1は上方へ開放する略U字断面の長尺体で、内方へ折り曲げられた開口縁フランジ部11,12には前端と後端にそれぞれ、後述するエンドカバーを取り付けるための円形取付孔13が形成されている。また、ロンスラレール1の底壁14中央には前後端部とこれらの間の長手方向複数位置に円形取付孔15,16が設けられている。さらに、ロンスラレール1の両側壁17(一方のみ図示)には長手方向へ間隔をおいて、後述するモールを取り付けるための角形取付孔18が形成されている。
【0024】
上記ロンスラレール1にはこれに沿って移動自在にアッパレール2が収納される。その外観を図2に示す。アッパレール2は二枚の長板体を垂直姿勢で重ねて構成され、その上縁は水平方向へ屈曲してフランジ部25となり、これにシート本体を支持するシートレッグが載置される。アッパレール2の下縁21の大部分は両板体が外方へ屈曲させられて略逆T字断面に成形されており(図3)、長手方向の両端部下縁には板面に直交させて軸体22が固設されてその両端に回転自在に車輪23が装着されている。アッパレール2の中間位置には板体間に挟持されて上下動可能にロックプレート24が設けられており、その下端は正面視で略逆U字形の二股に成形されて爪部241(図3)となっている。なお、ロックプレート24は付設のバネ部材によって下方へ付勢されるとともに、シート本体に設けられたロック解除レバーに連動して公知の構造により引き上げられる。
【0025】
ロンスラレール1は取付孔15,16内にボルト31,32(図1)を挿入して車両フロアに締結固定される。これを図3、図4に示す。図3において、ボルト32は上記取付孔16とこれに合致するフロアパネル4の取付孔41を貫通し、そのネジ部にナット33が結合されている。アッパレール2はロンスラレール1の左右部内に車輪23を位置させてこれに沿って移動自在となっており、図3の鎖線で示すようにロックプレート24の下端爪部241がロンスラレール底壁14の長手方向所定位置に設けられた位置決め穴(図示略)内に進入した状態では、アッパレール2の移動は規制されてスライドロック状態となっている。ロックプレート24は引き上げられると、ボルト32の頭部321と干渉しない位置に上昇し、爪部241が位置決め穴から脱出して、アッパレール2の移動が可能となる。この際、下端爪部241は二股に成形されているから、当該爪部241が位置決め穴から脱出するのに必要な最小限度でロックプレート24を引き上げれば、アッパプレート2移動時のロックプレート24とボルト頭部321との干渉を容易に避けることができる。
【0026】
モール51,52は互いに対称形状の断面を有し、それぞれ左右の開口縁フランジ部11,12を覆うように装着されている。すなわち、各モール51,52は内端縁511,521が下方へ屈曲させらてその下端に係止爪部512,522が形成され、この係止爪部512,522がロンスラレール1の開口縁フランジ部11,12の内端に係止されている。一方、各モール51,52の外端縁に近い下面には長手方向の所定位置に下方へ延びる係止片513,523が形成されて(図5)、その先端の係止爪部514,524がロンスラレール1の取付孔18内に係止されている。このようにして、各モール51,52はロンスラレール1に直接装着されている。なお、各モール51,52の内端縁511,521にはアッパレール2の通過軌跡上へ延びるリップ部525が形成されている。
【0027】
ロンスラレール1の取付孔15内に挿入されたボルト31は図4に示すように、フロアパネル4の取付孔42とサイドメンバ6の取付孔61を貫通し、そのネジ部にナット34が結合されている。ボルト31はその頭部311を大きくして、その高さをボルト32の頭部321の高さよりも高くしてあり、アッパレール2の長手方向の端面26,27を上記頭部311に当ててその移動を規制するストッパとして機能するようにしてある。
【0028】
ロンスラレール1の両端部に装着されるエンドカバー7は図5に示すように、樹脂板の略中央を薄肉のヒンジ部71として折り重ね可能としたもので、その半部72にはロンスラレール1の開口縁フランジ部11,12の空間S1,S2内へ挿入される脚部721,722が形成してあり、脚部721,722の板面には挿入時に開口縁フランジ部11,12の取付孔13に連通する係止孔723,724が形成されている。エンドカバー7の残る半部73には板面の二個所に楔状先端部を有する係止突起74が突出形成され、開口縁フランジ部11,12の空間S1,S2内に脚部721,722を挿入した状態で、上記各係止突起74をそれぞれ取付孔13内を経て係止孔723,724内に進入させ、これに係止させる。このようにして、エンドカバー7がロンスラレール1の端部に装着されて、図5に鎖線で示す境界線上で、既に開口縁フランジ部11,12に沿って装着されているモール51,52の端面に、エンドカバー7の端面が隙無く接する。
【0029】
このように、本実施形態のスライドレールの取付構造によれば、ロンスラレール1をその底壁14の幅方向中央でフロアパネル4に直接ボルト固定しているから、従来のような取付用ステーは不要であり、ステー設置の手間とレール重量の増大が回避されるとともに、ロンスラレール1の変形が防止されてアッパレール2のスムーズな移動が保証される。そして、ほぼロンスラレール1の幅方向の中央に位置しているアッパレール2を経て入力するシート引上げ荷重に対して、ロンスラレール1のボルト固定個所がレール幅方向で殆どオフセット無く一致しているから、ボルト固定個所を少なくしても入力荷重に十分に耐えることができ、レール設置時の手間が軽減される。
【0030】
また、本実施形態では、ロンスラレール1の両端部に設けた取付用ボルト31の頭部311を大きくしてアッパレール2の端面26を当接させることによりストッパとして機能させているから、従来のようにロンスラレールにストッパ用のエンボス部を形成する等の手間を要しない。さらに、モール51,52は係止爪部512,522,514,524によってロンスラレール1に直接係止固定されるから、従来のようにモール取付用のホルダ板を設ける必要は無く、部品点数を削減することができる。
【0031】
(第2実施形態)
図6には本発明の取付構造を適用したロンスラレール1の他の例を示す。レール1の基本構造は既に説明した第1実施形態と同様であり、以下は相違点を中心に説明する。ロンスラレール1の底壁14中央には前後端部とこれらの間の長手方向複数位置に、それぞれレール長手方向へ一定間隔離れて各一対の円形取付孔35,36が設けられている。そして、これら一対の取付孔35,36にそれぞれボルト37を挿入して、レール底壁14上にブロック体10A,10Bが固定されている。
【0032】
レール底壁14上に固定されたブロック体10Aの詳細を図7、図8に示す。ブロック体10Aは金属製で、平面視で幅W、長さLの長方形をなし、薄肉の両端部101,102と厚肉の中間部103より構成されている。両端部101,102から中間部103へは斜めに立ち上がり、中間部103の頂面は平面となっている。ブロック体10Aの両端部102,103にはそれぞれ取付孔104が形成され、両取付孔104の間隔はレール底壁14に設けた上記取付孔35の間隔に等しくしてある。そして、取付孔104を経てボルト37をレール取付孔35に挿入しさらにフロアパネル4(図8)に貫通させて、そのネジ部にナット38を結合してある。ボルト37の頭部はブロック体10Aの中間部103頂面とほぼ同一高に位置し、これらはアッパレール2の軸体22よりも低い位置にあって(図8)、アッパレール2の移動を保証している。また、図8の鎖線で示すようにロックプレート24の下端爪部241がロンスラレール底壁14の長手方向所定位置に設けられた位置決め穴(図示略)内に進入した状態では、アッパレール2の移動は規制されてスライドロック状態となっている。ロックプレート24は引き上げられると、ブロック体10Aの頂面と干渉しない位置に上昇し、爪部241が位置決め穴から脱出して、アッパレール2の移動が可能となる。この際、下端爪部241は二股に成形されているから、当該爪部241が位置決め穴から脱出するのに必要な最小限度でロックプレート24を引き上げれば、アッパプレート2移動時のロックプレート24とブロック体10A頂面との干渉を容易に避けることができる。
【0033】
ロンスラレール1の両端部に位置するブロック体10Bは、その基本形状および取付構造がブロック体10Aと同様となっているが、中間部103の頂面の高さをブロック体10Aのものよりも高くして、アッパレール2の長手方向の端面26,27(図2)が当接してその移動が規制されるストッパとして機能するようにしてある。
【0034】
このような取付構造によれば、ロンスラレール1をその底壁14の幅方向中央に設けたブロック体10A,10Bを介してフロアパネル4にボルト固定しているから、従来のような取付用ステーは不要であり、ステー設置の手間とレール重量の増大が回避されるとともに、ロンスラレール1の変形が防止されてアッパレール2のスムーズな移動が保証される。そして、ほぼロンスラレール1の幅方向の中央に位置しているアッパレール2を経て入力するシート引上げ荷重に対して、ロンスラレール1のボルト固定個所がレール幅方向で殆どオフセット無く一致しているから、ボルト固定個所を少なくしてもシート引上げ荷重に十分に耐えることができ、レール設置時の手間が軽減される。
【0035】
さらに本実施形態においては、シート引上げ荷重は、幅W×長さLの底面積でレール底壁14面に接する複数のブロック体10A,10Bで受けられるから、ロンスラレール1の板厚(すなわちレール底壁14厚)をより薄くしてもシート引上げ荷重に十分耐えることができ、レール重量をさらに軽減することができる。そして、ブロック体10A,10Bを前後一対のボルト37で固定するようにしたから、ボルト径をより小さくすることができ、これに伴い、上方へ開放するロンスラレール1の開口幅をより小さくすることが可能となってレール全体をさらに小型かつ軽量なものとすることができる。また、本実施形態では、ロンスラレール1の両端部に設けたブロック体10Bの中間部103を高くしてアッパレール2の端面26を当接させることによりストッパとして機能させているから、従来のようにロンスラレールにストッパ用のエンボス部を形成する等の手間を要しない。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスライドレールの取付構造によれば、取付用ステー設置の手間やレール全体の重量増を避けることができるとともに、アッパレールの移動の円滑さを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、ロンスラレールの全体斜視図である。
【図2】アッパレールの全体斜視図である。
【図3】車両フロアに設置された状態でのロンスラレールの横断面図である。
【図4】車両フロアに設置された状態でのロンスラレールの横断面図である。
【図5】ロンスラレール端部の分解斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す、ロンスラレールの全体斜視図である。
【図7】ブロック体設置部のロンスラレールの縦断面図である。
【図8】車両フロアに設置された状態でのロンスラレールの横断面図である。
【図9】従来例を示す、車両フロアに設置された状態でのロンスラレールの横断面図である。
【符号の説明】
1…ロングスライドレール、11,12…開口縁フランジ部、14…レール底壁、17…レール側壁、18…取付孔、2…アッパレール、24…ロックプレート、241…爪部、26…端面、31,32…ボルト、311,321…頭部、37…ボルト、4…フロアパネル、51,52…モール、10A,10B…ブロック体。

Claims (6)

  1. 車両シートを移動案内するスライドレールを、長手方向複数箇所で車両フロアに固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなす前記スライドレール内に、前記車両シートを載置するアッパレールの下端を挿入し、前記スライドレールの底壁と対向する前記アッパレールの下端に装着した左右一対の車輪がスライドレールの底壁上を転動することにより当該スライドレールに沿って前記アッパレールが移動するようになし、前記スライドレールをその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接ボルトで固定して、前記スライドレールの長手方向両端部に設けるボルトの頭部高を他のボルトの頭部高よりも高くし、前記車輪を、前記他のボルトの頭部と干渉しない前記スライドレールの幅方向の左右部内に位置させてこれら車輪によりアッパレールを前記他のボルトと干渉しない高さに保持し、かつ前記長手方向両端部に設けるボルトを、前記アッパレールの長手方向の端面が当接するストッパとして機能させたことを特徴とするスライドレールの取付構造。
  2. 車両シートを移動案内するスライドレールを、長手方向複数箇所で車両フロアに固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなす前記スライドレールをその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接ボルトで固定し、前記スライドレールの長手方向両端部に設けるボルトの頭部高を他のボルトの頭部高よりも高くして、前記スライドレールに沿って移動し前記車両シートを載置するアッパレールの長手方向の端面が当接するストッパとして機能させ、前記ボルトの左右両側のレール長手方向に沿った複数位置に位置決め穴を形成して、これら位置決め穴に、前記アッパレールに上下方向へ移動可能に設けられたロックプレートの二股状とした下端爪部を進入させて前記アッパレールの移動を規制するようになし、かつ前記下端爪部を前記位置決め穴から引き上げ脱出させた際に前記ロックプレートが前記ボルトと干渉しない位置に上昇するようにしたことを特徴とするスライドレールの取付構造。
  3. 車両シートを移動案内するスライドレールを、長手方向複数箇所で車両フロアに固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなす前記スライドレール内に、前記車両シートを載置するアッパレールの下端を挿入し、前記スライドレールの底壁と対向する前記アッパレールの下端に装着した左右一対の車輪がスライドレールの底壁上を転動することにより当該スライドレールに沿って前記アッパレールが移動するようになし、前記スライドレールをその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接固定し、この固定部に、レールの底壁面に接してレール長手方向へ延びる底面を形成したブロック体をそれぞれ配設し、これらブロック体に上下方向へ貫通させたボルトによって前記スライドレールを前記車両フロアへ固定するとともに、前記スライドレールの長手方向両端部に設ける前記ブロック体の高さを他のブロック体の高さよりも高くし、前記車輪を、前記他のブロック体と干渉しない前記スライドレールの幅方向の左右部内に位置させてこれら車輪によりアッパレールを前記他のブロック体と干渉しない高さに保持し、かつ前記長手方向両端部に設けるブロック体を、前記アッパレールの長手方向の端面が当接するストッパとして機能させたことを特徴とするスライドレールの取付構造。
  4. 車両シートを移動案内するスライドレールを、長手方向複数箇所で車両フロアに固定してなるスライドレールの取付構造において、上方へ開放する略U字断面をなす前記スライドレールをその底壁の幅方向中央で車両フロアに直接固定し、この固定部に、レールの底壁面に接してレール長手方向へ延びる底面を形成したブロック体をそれぞれ配設し、これらブロック体に上下方向へ貫通させたボルトによって前記スライドレールを前記車両フロアへ固定し、前記ブロック体の左右両側のレール長手方向に沿った複数位置に位置決め穴を形成して、これら位置決め穴に、前記アッパプレートに上下方向へ移動可能に設けられたロックプレートの二股状とした下端爪部を進入させて前記アッパレールの移動を規制するようになし、かつ前記下端爪部を前記位置決め穴から引き上げ脱出させた際に前記ロックプレートが前記ブロック体と干渉しない位置に上昇するようにしたことを特徴とするスライドレールの取付構造。
  5. 前記スライドレールの長手方向両端部に設ける前記ブロック体の高さを他のブロック体の高さよりも高くして、前記スライドレールに沿って移動し前記車両シートを載置するアッパレールの長手方向の端面が当接するストッパとして機能させた請求項4に記載のスライドレールの取付構造。
  6. 前記スライドレールの開口縁フランジ部を覆うモールを、前記開口縁フランジ部の端面とスライドレールの側壁に設けた取付孔にそれぞれ係止して装着するようになした請求項1ないしのいずれか一つに記載のスライドレールの取付構造。
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