JP3652622B2 - ラジエータ取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン冷却装置のラジエータ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のラジエータ取付構造は図3で示すように、ラジエータ1の両側に被支持用ブラケット2を固設し、マウント部材4を介してシャシフレーム3上に直接取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のラジエータ取付構造では、インタクーラパイプ5が被支持用ブラケット2の上方でラジエータ1の両側に取り付けられているため、ラジエータ1を着脱するときのマウント部材4のロックボルト13をナットランナ8で締め弛めする際に、ナットランナ8がインタクーラパイプ5と干渉してロックボルト13の直上から締め弛めすることができない。そのため、ナットランナ8の回転軸9にソケット10の連結軸11をユニバーサルジョイント12を介して連結し、ナットランナ8がインタクーラパイプ5と干渉しない位置から連結軸11を斜めにしてソケット10をロックボルト13に嵌合しロックボルト13を締め弛めしてラジエータ1の着脱作業を行っており、また、マウント部材4のロックボルト13をシャシフレーム3の狭い内部空間から上方に貫通したり引き抜いたりしているためラジエータ1の着脱作業や整備の能率向上に影響を及ぼしていた。さらには、ラジエータ1が取り付けられるシャシフレーム3の内部空間には配管及び配線7が挿通されているが、マウント部材4のロックボルト13の頭がシャシフレーム3の内部空間に突出しているため、車両の振動に共振する配管及び配線がロックボルト13の頭に接触して損傷する恐れがある。
【0004】
本発明の目的は、ラジエータの着脱作業性、整備性を向上すると共にシャシフレームの内部空間に挿通されている配管及び配線の損傷の恐れを解消したラジエータ取付構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、インタクーラパイプが左右両側に取り付けられているラジエータにおいて、前記インタクーラパイプの下方のラジエータ左右両側若しくは前記左右のインタクーラパイプに当該インタクーラパイプの側方突出位置より外側に延在Bしこの延在Bした部位にマウント部材のロックボルト用穴を備えた被支持用ブラケットを固設し、内部空間に配管及び配線が挿通されている車両のシャシフレーム上に先端が前記シャシフレームの側面より外側に延在しこの延在した部位にマウント部材のロックボルト用穴を備えた支持用ブラケットを溶接等によって前記被支持用ブラケットと対面するよう固着し、前記シャシフレームの側面より外側の延在B部位で被支持用ブラケットと支持用ブラケットとをマウント部材を介して前記ロックボルトにより締め付け結合したことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、1はラジエータであり、その上方の左右両側にはインタクーラパイプ5が取り付けられている。3は前記ラジエータ1が取り付けられる車両のシャシフレームであり、その内部空間には配管及び配線7が挿通されている。
【0007】
本発明は前記のラジエータ1及びシャシフレーム3の構成において、前記インタクーラパイプ5の下方でラジエータ1の左右若しくは図2で示すように前記左右のインタクーラパイプ5に前記インタクーラパイプ5の突出位置から外側に延在Bした被支持用ブラケット2を固設し、シャシフレーム3上には前記被支持用ブラケット2と略同一長さの支持用ブラケット6を被支持用ブラケット2と対面するよう固着して前記被支持用ブラケット2と前記支持用ブラケット6とを前記延在Bの部位でマウント部材4を介して締め付け結合した構造である。つまり、前記被支持用ブラケット2の先端はインタクーラパイプ5の側方突出位置より外側に延在Bし、この延在Bした部位にマウント部材4のロックボルト13用穴を備え、支持用ブラケット6はシャシフレーム3の側面より外側に延在しこの延在した部位にマウント部材4のロックボルト13用穴を備え、シャシフレーム3の側面より外側の延在B部位で被支持用ブラケットと支持用ブラケットとをマウント部材を介して前記ロックボルトにより締め付け結合したものである。
【0008】
前記支持用ブラケット6をシャシフレーム3上に固着するには、シャシフレーム3の内部に突起物が突出しないように溶接あるいは円弧偏平状に形成した頭のリベット等を用いることが望ましい。
【0009】
本発明は上記の通りの構造であるから、被支持用ブラケット2と支持用ブラケット6とを締め付け結合するマウント部材4は被支持用ブラケット2と支持用ブラケット6がインタクーラパイプ5の突出位置から外側に延在Bした部位であるから、ナットランナ8の回転軸9をマウント部材4のロックボルト13の軸線上になるよう配置してもナットランナ8がインタクーラパイプ5と干渉することがないので、マウント部材4のロックボルト13の直上からナットランナ8でロックボルト13を締め弛めすることが可能となり、ナットランナ8の回転軸9にユニバーサルジョイント12を介してソケット10を連結軸11で連結し連結軸11を斜めにして作業する必要がなくラジエータ1の着脱作業性、整備性を向上する。
【0010】
また、支持用ブラケット6はシャシフレーム3に溶接あるいは円弧偏平状に形成した頭のリベット等を用いて固着したことにより、シャシフレーム3の内部に突起物の突出が存在せず、これにより、シャシフレーム3の内部空間に挿通されている配管及び配線7が車両の振動に共振しても配管及び配線7が突起物に接触して損傷することがなくなる。
【0011】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によると、左右両側にインタクーラパイプが取り付けられているラジエータをシャシフレーム上にナットランナでマウント部材のロックボルト13を締めつけ結合する取付作業、あるいはナットランナでマウント部材のロックボルト13を弛めてラジエータを取り外す作業の着脱作業性、整備性を向上すると共に、シャシフレームの内部空間に挿通されている配管及び配線を車両の振動にによる共振での損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の正面図
【図2】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図
【図3】従来の要部の正面図
【符号の説明】
1 ラジエータ
2 被支持用ブラケット
3 シャシフレーム
4 マウント部材
5 インタクーラパイプ
6 支持用ブラケット
7 配管及び配線
Claims (1)
- インタクーラパイプが左右両側に取り付けられているラジエータにおいて、前記インタクーラパイプの下方のラジエータ左右両側若しくは前記左右のインタクーラパイプに当該インタクーラパイプの側方突出位置より外側に延在Bしこの延在Bした部位にマウント部材のロックボルト用穴を備えた被支持用ブラケットを固設し、内部空間に配管及び配線が挿通されている車両のシャシフレーム上に先端が前記シャシフレームの側面より外側に延在しこの延在した部位にマウント部材のロックボルト用穴を備えた支持用ブラケットを溶接等によって前記被支持用ブラケットと対面するよう固着し、前記シャシフレームの側面より外側の延在B部位で被支持用ブラケットと支持用ブラケットとをマウント部材を介して前記ロックボルトにより締め付け結合したことを特徴とするラジエータ取付構造。
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JP2001146308A JP3652622B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | ラジエータ取付構造 |
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JP2001146308A JP3652622B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | ラジエータ取付構造 |
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2001
- 2001-05-16 JP JP2001146308A patent/JP3652622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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