JP3651985B2 - シート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真式または静電記録式の画像形成装置に使用されるシート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置、例えば白黒複写機では、シートサイズが小さい程、単位時間に沢山のコピーができるように、搬送するシート間の間隔をつめるようになっている。具体的には、A3が23枚とれる(コピーできる)白黒複写機は、A4が40枚、B5が45枚とれるように、シート間隔をつめてシート搬送するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような複写機において、記録用シートを搬送する場合、シートが所定位置まで予定した時間内に到達しないことがある。即ち、シートの搬送遅れやシートのジャム等を生じる場合である。特に、転写から定着の間では、シートにトナー像が載っていて、シートを把持できないため、シートに十分に搬送力を付与することができず、シートの搬送遅れが生じることがある。
【0004】
この遅れ量が大き過ぎると、連続して搬送される次のシートと重なってしまい、コピーとして使いものにならない事態を生じる。又、搬送されるシートが定着ローラに巻きついて、機械にダメージを与えかねないため、ある所定の時間内にシートが所定位置に到達しない場合は、機械を止めてジャム処理を促す表示をする必要がある。
【0005】
転写から定着の間の距離、又は、カラー複写機のように転写ドラムを用いるタイプでは転写ドラムから紙を剥す転写分離爪と定着部との間の距離をLとし、シートの長さをLnとすると、大サイズシートの長さがLaのとき(図2参照)、L<Laの場合には感光ドラムまたは転写ドラムの静電吸着力による搬送力がある間に、シートが定着器の例えば定着ローラに送り込まれるため、この間でのシートの遅れはほとんど生じない。しかし、シートの長さがLbであり、L>Lbの場合には、転写−定着間の搬送力が確実とはいえないベルト等にて搬送されるため、シートが少し遅れただけでもシート検出手段としてのセンサによりジャムと判定されることがあった。
【0006】
尚、シートサイズがL<Lnでもあっても、LとLnとの差が極めて少ない場合、搬送されるシートの後端で静電吸着力による送り力が減少するので、シートが遅れ気味となる傾向がある。
【0007】
このように、シートの搬送が遅れ気味になると、シート検出手段としてのセンサは、ジャムが発生していないにも関わらず、頻繁にジャム信号を発し、複写機の複写動作を停止させ、円滑な複写動作(画像形成動作)が行われない場合があった。
【0008】
そこで、本発明は、多少のシート搬送遅れでもジャムと誤認することがなく、円滑な画像形成ができるシート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検出手段と、を備えたシート搬送装置において、前記搬送手段により搬送されるシートのサイズが小さくなるにしたがって、該搬送されるシート間の間隔を大きくすると共に、前記シート検出手段によるシート検知時期を遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴としている。
【0010】
又、請求項2記載の発明は、シート搬送方向上流側に配置され、シートをシート搬送方向下流側に搬送する第1の搬送手段と、該第1の搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、第1の搬送手段側から搬送されたシートをシート搬送方向下流側に搬送する第2の搬送手段と、これら第1の搬送手段と第2の搬送手段との間に配置され、これら第1の搬送手段及び第2の搬送手段よりも弱い搬送力でもって第1の搬送手段側から第2の搬送手段側にシートを搬送する中間搬送手段と、該中間搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを検知するシート検出手段と、を備えたシート搬送装置において、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが短いシートのシート間の間隔を、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが長いシートのシート間の間隔よりも大きくすると共に、前記シート検出手段が前記短いシートを検知する検知時期を、前記シート検出手段が前記長いシートを検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴としている。
【0011】
又、請求項3記載の発明は、シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検出手段と、を備えたシート搬送装置において、前記シート検出手段が非連続搬送されるシートを検知する検知時期を、前記シート検出手段が連続搬送されるシートを検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴としている。
【0012】
又、請求項4記載の発明は、シート搬送方向上流側に配置され、シートをシート搬送方向下流側に搬送する第1の搬送手段と、該第1の搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、第1の搬送手段側から搬送されたシートをシート搬送方向下流側に搬送する第2の搬送手段と、これら第1の搬送手段と第2の搬送手段との間に配置され、これら第1の搬送手段及び第2の搬送手段よりも弱い搬送力でもって第1の搬送手段側から第2の搬送手段側にシートを搬送する中間搬送手段と、該中間搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを検知するシート検出手段と、を備えたシート搬送装置において、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが短いシートの使用時に、該シートの種類に応じて、前記シート検出手段が搬送力の弱いシートを検知する時期を、前記シート検出手段が搬送力の強いシート検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴としている。
【0013】
更に、請求項5記載の画像形成装置は、シート給送手段により給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、該画像形成されたシートを搬送する前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
〈第1の実施の形態〉
図1は、本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略断面図を示すものである。
【0015】
この実施の形態に係る画像形成装置は、上部にデジタルカラー画像読取部、下部にデジタルカラー画像形成部を有する。
【0016】
画像読取部において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32によりその原稿を露光走査することにより、原稿30からの反射光像をレンズ33によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は、(図示しない)増幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて処理を施され、画像形成部に送出される。
【0017】
画像形成部において、像担持体である感光ドラム1は、矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上光量検知手段13、シート材担持体としての転写装置5、クリーニング器6を配置する。
【0018】
レーザ露光光学系3において、画像読取部からの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光信号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ドラム1の面に投影される。
【0019】
画像形成部における画像形成時には、感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、感光ドラム1に潜像を形成する。
【0020】
次に、所定の現像器を動作させて、感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしている。
【0021】
さらに、感光ドラム1上のトナー画像が記録用のシートに記録される。すなわち、シートは、シート材カセット7、カセット給紙部60或は手指し給紙部40によって一枚ずつ装置内に給紙され、搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給され、感光ドラム1上に形成されたトナー画像が転写される。
【0022】
転写装置5は、シート材担持体としての転写ドラム5a、転写帯電器5b、シートを静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eとを有している。そして、この転写装置5は、回転駆動されるように軸支された転写ドラム5aの周面開口域に、誘導体からなるシート材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されている。シート材担持シート5fは、ポリカーボネートフィルム等の誘導体シートを使用している。
【0023】
ドラム状とされる転写装置、つまり転写ドラム5aを回転させるに従って、感光ドラム1上のトナー像は、転写帯電器5bによりシート材担持シート5fに担持されたシート上に転写される。
【0024】
このように、シート材担持シート5fに吸着搬送されるシートには所望数の色画像が転写され、シートにフルカラー画像が形成される。
【0025】
フルカラー画像形成の場合、このようにして4色のトナー像の転写を終了すると、シートが分離爪8aや分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5hの作用によって転写ドラム5aから分離され、そのシートが搬送ベルト9c,熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙される。
【0026】
熱ローラ定着器9は、定着ローラ(搬送手段)91,加圧ローラ(搬送手段)92の間を通紙することで加熱定着をし、定着ローラ91のオフセット液(離型剤)としてのシリコーンオイルを塗布ローラ93にて定着ローラ91に供給する。
【0027】
他方、転写後、感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した後、再度画像形成工程に供される。
【0028】
シートの両面に画像を形成する場合には、シートが定着器9から排出された後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆動し、シートを搬送縦パス20を経て反転パス21aにいったん導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれたシートの後端が先頭になるようにして、そのシートを送り込まれた方向と反対向きに退出させて中間トレイ22に収納する。
【0029】
その後、シートは、再給紙部50を介して画像形成部に給送され、上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像が形成される。両面画像形成は、手指し給紙台から画像形成面を裏にして給紙することによっても行うことができる。
【0030】
この時、転写ドラム5aのシート材担持シート5f上への飛散トナー粉体の飛散付着、シート上へのオイルの付着等を防止するために、ファーブラシ14、シート材担持シート5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラシ15、及びオイル除去ローラ16とシート材担持シート5fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により清掃を行う。このような清掃は、画像形成前もしくは画像形成後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行う。
【0031】
また、本実施の形態においては、所望のタイミングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、シート材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中または電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。
【0032】
図2は、前記画像形成装置に使用されるシート搬送装置100を示すものである。このシート搬送装置100において、シートの有無及びジャムか否かの判断は、マイクロコンピュータ(コントローラ(図6参照))にあらかじめ記憶されているチェックタインミング(検知時期)にシート検出手段としてのセンサ部にシートがあるか否かで行うようになっている。
【0033】
また、電源投入時に、OHPセンサ(PS40),分離センサ(シート検出手段(PS6)),排紙センサ(シート検出手段(PS11)、PS27)がコピー用シートを検知していた場合もジャムと判断する。
【0034】
同様に、電源投入時に、転写前紙センサ(PS4)と転写後紙センサ(PS5)のうちのどちらかのセンサがコピー用シートを検知していた場合もジャムと判断する。転写ドラム(搬送手段)5a回転後、転写ドラム5aのホームポジションの位置で再度シートの有無を検知し直し、各センサの1つでもコピー用シートを検知していた場合はジャムと判断する。
【0035】
また、連続コピー中に給紙ジャムが発生した場合、給紙済のコピー用シートに関してはコピーを終了させる。
【0036】
感光ドラムクリーナ前シートセンサ(PS43)は、光反射型シートセンサであり、感光ドラム1上のシートを検知して、感光ドラムクリーナへのコピー用シートの突っ込みジャム(特に重送時などで発生する)を検知している。
【0037】
図3は、転写ドラムのないタイプのシート搬送装置の要部を示すものである。尚、前記図2の例では、転写ドラム5aによる静電吸着力による搬送力のなくなる分離爪8aから定着ローラ対91,92までの距離(所定位置間)をLとしたのに対して、この図3の例では、感光ドラム(搬送手段,画像形成手段)1とシートとの静電吸着力による搬送力のなくなる転写位置から定着ローラ対91,92までの距離をLとしている。
【0038】
従来、搬送されるシートのシートサイズが大きい場合は、光学走査距離も長くなることから、走査の往復の距離も長くなるため、搬送されるシート間の間隔を広くとっていた。逆に、小サイズのシートでは、単位時間にとれる(コピーできる)枚数を増やしたいため、シート間の間隔を狭くするのが一般的であった。しかし、シートが遅れて搬送されたときに、次のシートが前のシートに追いつく危険がある。そこで、本実施の形態では、小サイズのシートを搬送する場合でも、シート間の間隔をつめず、むしろ広げるようにする。元々、小サイズシートは、シート搬送方向長さが短いので、単位時間にとれる(コピーできる)枚数を大サイズと同じに設定しただけでも、シート間の間隔が広がるため、シート検出センサがジャムと判断する遅れ時間を大サイズより長く(遅く)でき、単位時間にとれる枚数が減ることもない。
【0039】
図4は、シートサイズがA4とB5の場合を例に採っており、シートが正常に送られているときの配置を実線で示している。例えば、A4の長さLaはLより長いものとする。この図を見るとわかる通り、A4サイズのシートではk1 の長さまで遅れることが可能であり、B5サイズのシートではk2 まで遅れても構わない。
【0040】
また、シートサイズが小さいシートの方が、シートサイズが大きいシートよりもジャム発生時にシート搬送装置の受けるダメージが低い。例えば、シートが定着ローラ91,92に巻き付いた場合、定着ローラ91,92がダメージを受ける可能性も低いので、シート検出センサによるジャム検出時間(シート検知時期)を遅らせても問題がない。定着ローラ91,92にシートが巻き付いたときに最も危険なものは、ローラ表面温度を検出するサーミスタTm1 ,Tm2 と定着ローラの間にシートが入り込み、それを知らずにシート搬送作業を続けると、ローラが異常に昇温し、ローラの損耗や発煙といった現象を生じることである。そのため、シートの検出の遅れ長さk2 は、シート先端がサーミスタTm1 ,Tm2 に達しない距離としておくことが好ましい。
【0041】
すなわち、図2において、シート先端検出をしている排紙センサPS11に相当する定着ローラ表面の位置からサーミスタまでの距離J1 ,J2 は、J1 ,J2 >k2 とするのが好ましい。
【0042】
図5は、センサによるシート遅れのチェックタイミングを示すものである。
【0043】
分離センサPS6は、シートの後端の通過を見ているため、正常にシートが送られていれば、B5サイズのシートではXのタイミング、A4サイズのシートではYのタイミングよりあとにシートが存在しないことを見れば良い。そこで、次のシートが搬送されてくるぎりぎり少し前のタイミングCでシート遅れをチェックする。このように、分離センサPS6は、シート後端でシートの有無チェックをしているので、小サイズのシートに対しては長い遅れ許容時間をとったことにになる。
【0044】
排紙センサPS11は、シートの先端が到着したことを見ているため、正常であればA4サイズのシートとB5サイズのシートが共にZのタイミングで搬送されて来る。A4のシートに対してはk1 の長さに相当する時間のぎりぎり少し前のAのタイミング、B5のシートに対してはk2 の長さに相当する時間のぎりぎり少し前のBのタイミングでシートがあることを見ればよい。
【0045】
ここで、A4は、転写ドラム5aの静電吸着力または定着ローラ91、92に挟まれて、常に確実な送り力を付与された状態で搬送されるため、Zのタイミングより僅か後でシートチェックしても、すなわち、図示Aのタイミングより相当程度前にチェックしても問題ない。
【0046】
図中の説明は、シートの先端同士の間隔、すなわち、La+k1 =Lb+k2 で説明したが、k1 <k2 の範囲でシート間の間隔を広げても狭めても構わない。
【0047】
図6は、シート搬送装置の制御ブロックダイアグラムを示すものである。
【0048】
この図に示すように、シートを検知するセンサPS6,PS11からのシート検知信号及びシートサイズやシート種別を示す信号がコントローラに入力され、コントローラがその入力信号に基づいてジャム表示信号やコピー動作信号を出力するようになっている。
【0049】
図7は、A4サイズ、B5サイズを搬送するシート搬送装置の作動状態を示す要部フローチャート図である。
【0050】
この図に示すように、シートサイズがコントローラによって判断され(S1)、シートサイズがA4かB5かによって、シート検知のチェックタイミングがそれぞれ選択される(S21,S22)。そして、所定のチェックタイミングにセンサPS11の位置にシートがあると、コピー動作が行われる(S3,S4)。一方、所定のチェックタイミングにセンサPS11の位置にシートがないと、ジャム表示が行われ、機械が停止する(S3,S5)。
【0051】
以上説明したように、本実施の形態は、弱い搬送力でもって搬送されるような小さいサイズのシートを搬送する場合、シート間の間隔を大きくすると共に、センサによるシートのチェックタイミング(シート検知時期)を遅らせるようになっているため、ジャム等の誤認が効果的に防止され、機械の作動停止の回数を減少させて、円滑な画像形成(複写)作業を可能とする。又、本実施の形態は、コピー用シートとして使用できるシートがジャム処理の対象として捨てられるようなことを防止して、シートの省資源化を図ることができる。
〈第2の実施の形態〉
シートを連続してコピーするのではなく、シートを1枚だけコピーする(非連続シート搬送の)場合、次のシートが前のシートに追い着くことがないので、他の連続コピーのときよりもチェックタイミング(シート検知時期)を遅くする。多数のシートを連続搬送する場合であって、その搬送されるシートのうちの最終のシートに対しては、上記の一枚だけコピーする場合と同様に、チェックタイミングを遅くする。
【0052】
こうすることにより、ジャム等の誤認を防止でき、画像形成作業の円滑化を図ることができる。
〈第3の実施の形態〉
図8は、搬送ベルト(搬送手段、中間搬送手段)9c部を上より見た図(平面図)である。A4サイズのシートには搬送ベルト9cの全域で搬送力を付与できるが、B5サイズのシートに対しては、搬送ベルト9cの吸引孔のうちで有効に働かない部分がある。そのため、B5サイズのシート搬送の場合、シート搬送力が弱くなり、シート搬送に遅れを生じる可能性があるが、このような場合でも、チェックタイミングを遅らせることにより、ジャム等の誤認を生じるのを効果的に防止でき、画像形成作業の円滑化を図ることができる。
〈第4の実施の形態〉
搬送されるシートの種類によっても上記シート搬送力が不安定になることがある。例えば、スリップしやすい(搬送力が弱い)透明フィルムや、静電吸着力が弱くなる(搬送力が弱くなる)厚紙のときにも、通常(強い搬送力の普通紙)よりシート間の間隔を大きくとって、シート検出センサがジャムと判定する時間を遅くすることが有効である。尚、透明フィルムであることは、図2のセンサ(PS40)にて検出する。シートの厚さについては、公知の厚さセンサを利用して検知できるが、操作者がシートの厚さを指定してもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されるシートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するシート検出手段と、を備えたシート搬送装置であって、前記搬送手段により搬送されるシートのサイズが小さくなるにしたがって、該搬送されるシート間の間隔を大きくすると共に、前記シート検出手段によるシート検知時期を遅らせるように構成されているため、シートの多少の搬送遅れにより、シート検出手段がジャムであると誤認するようなことが頻繁に生じるのを効果的に防止できる。
【0054】
又、本発明のシート搬送装置は、上記のような構成を採用することにより、シート検出手段によるジャムの誤認検知を防止し、本来コピー用シートとして使えるシートをジャム処理の対象とすることがなくなり、装置の起動・停止の繰り返しが少なくなるため、シートの省資源化及びシート搬送用消費動力の低減化をも効果的に図ることができる。
【0055】
更に、本発明の画像形成装置は、上記のような、ジャムの誤認を効果的に防止し得るシート搬送装置を備える結果、ジャム処理のための装置の停止回数が減少し、画像形成作業の円滑化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像形成装置の概略構成図。
【図2】同画像形成装置に使用されるシート搬送装置の要部構成図。
【図3】同画像形成装置に使用される他のシート搬送装置の要部構成図。
【図4】B5サイズのシートと、A4サイズのシートを例に採ったシートの搬送状態図。
【図5】シートの検知時期を示すチェックタイミング図。
【図6】本発明の実施の形態に係るシート搬送装置の制御ブロック図。
【図7】同シート搬送装置の作動状態の要部を示すフローチャート図。
【図8】同シート搬送装置の搬送ベルトの上視図(平面図)。
【符号の説明】
PS6 分離センサ(シート検出手段)
PS11 排紙センサ(シート検出手段)
1 感光ドラム(画像形成手段、搬送手段)
5a 転写ドラム(搬送手段、第1の搬送手段)
9c 搬送ベルト(搬送手段、中間搬送手段)
91 定着ローラ(搬送手段、第2の搬送手段)
92 加圧ローラ(搬送手段、第2の搬送手段)
100 シート搬送装置
L 距離(所定位置間)
Claims (5)
- シートを搬送する搬送手段と、
該搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検出手段と、
を備えたシート搬送装置において、
前記搬送手段により搬送されるシートのサイズが小さくなるにしたがって、該搬送されるシート間の間隔を大きくすると共に、前記シート検出手段によるシート検知時期を遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - シート搬送方向上流側に配置され、シートをシート搬送方向下流側に搬送する第1の搬送手段と、
該第1の搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、第1の搬送手段側から搬送されたシートをシート搬送方向下流側に搬送する第2の搬送手段と、
これら第1の搬送手段と第2の搬送手段との間に配置され、これら第1の搬送手段及び第2の搬送手段よりも弱い搬送力でもって第1の搬送手段側から第2の搬送手段側にシートを搬送する中間搬送手段と、
該中間搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを検知するシート検出手段と、
を備えたシート搬送装置において、
前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが短いシートのシート間の間隔を、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが長いシートのシート間の間隔よりも大きくすると共に、前記シート検出手段が前記短いシートを検知する検知時期を、前記シート検出手段が前記長いシートを検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - シートを搬送する搬送手段と、
該搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検出手段と、
を備えたシート搬送装置において、
前記シート検出手段が非連続搬送されるシートを検知する検知時期を、前記シート検出手段が連続搬送されるシートを検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良を判断するコントローラを備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - シート搬送方向上流側に配置され、シートをシート搬送方向下流側に搬送する第1の搬送手段と、
該第1の搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、第1の搬送手段側から搬送されたシートをシート搬送方向下流側に搬送する第2の搬送手段と、
これら第1の搬送手段と第2の搬送手段との間に配置され、これら第1の搬送手段及び第2の搬送手段よりも弱い搬送力でもって第1の搬送手段側から第2の搬送手段側にシートを搬送する中間搬送手段と、
該中間搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを検知するシート検出手段と、
を備えたシート搬送装置において、
前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間の長さよりもシート長さが短いシートの使用時に、該シートの種類に応じて、前記シート検出手段が搬送力の弱いシートを検知する時期を、前記シート検出手段が搬送力の強いシート検知する検知時期よりも遅らせ、前記シート検出手段が遅らせた前記シート検知時期に前記シートを検知するか否かにより前記シートが所定位置間を所定時間内に移動したか否かを検知し、シート搬送の良・不良 を判断するコントローラを備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - シート給送手段により給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、該画像形成されたシートを搬送する前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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