JP3651822B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用メータ等の表示装置に関し、特に、目盛等の複数の表示に透光性をもたせ、該表示をLED等の光源で個別に発光させることによって測定結果を表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の一般的な車両用の表示装置を示す断面図である。
同図において、従来の車両用の表示装置は、主として、目盛や数字等の表示が表面に形成された表示板(文字盤)101と、該表示板101の正面に配置された指針102と、車速あるいはエンジンの回転数等に応じた量だけ該指針102を回転させるムーブメント103と、表示板101及びムーブメント103を固定し収納するケース104と、表示板101を覆う見返し105と、表示板101上の指針102を保護する表ガラス106とからなっていた。
【0003】
このような構成からなる表示装置では、表示板101上に形成された目盛を指針102が指示することによって、車速あるいはエンジンの回転数等の測定結果を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の表示装置では、表示板101上の目盛を指針102が指示することによって測定結果を表示するという表示形態を採用していたため、構造上、表示板101を平面的なものにしなければならず、表示板101のデザインが平面的なものに制限されてしまうという問題があった。
【0005】
また、指針102を回転させるためのムーブメント103や指針102を保護するための表ガラス106が必須の構成要件となるため、装置全体が厚み方向に大型化するとともに部品点数が増大し、さらに、コイル等の機械的部品を含むムーブメント103が大重量化をまねくという問題があった。
【0006】
なお、指針を用いない従来の表示形態として液晶表示が存在するが、かかる表示形態を採用した液晶表示装置も、液晶表示部を平面的な構成しなければならず、結局、平面的なデザインに限定されるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、目盛等の複数の表示に透光性をもたせ、該表示をLED等の光源で個別に発光させることによって測定結果を表示するという新規な表示形態を採用することによって、装置のデザインの自由度を拡大しつつ、薄型化,軽量化及び簡単化を図ることができる表示装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の表示装置は、透光性を有する複数の表示を形成した表示板と、該表示板の各表示に個別に対応する複数の導光体と、各導光体を介して前記表示板の各表示に個別に対応するように配置された複数の光源と、測定結果に基づいて各光源の点灯制御を行う制御部とを備え、該制御部によって、測定結果に応じた一又は複数の前記光源を点灯あるいは消灯させることにより、該光源に対応する一又は複数の前記表示を発光あるいは消光させ、測定結果の表示を行う表示装置であって、複数の前記導光体を、前記表示板の各表示に個別に対応するように配置した状態で一体的に形成し、前記表示板に、前記表示に付随する透光性を有する他の表示を形成し、該他の表示を前記光源と別個の他の光源によって発光させるとともに、前記光源と前記他の光源との間を遮光板によって仕切った構成としてある。
【0009】
このような構成によれば、測定結果に対応する表示を発光あるいは消光させるといった電気的な表示形態を採用したことにより、表示板の形状に構成上の制約がなくなり、デザインの自由度が大幅に拡大する。
また、表示自体が発光あるいは消光して測定結果を表示するといった新規な表示形態を採用したことにより、インテリアとしての効果も奏する。
【0010】
さらに、指針,機械的なムーブメント及び表ガラスといった従来技術における構成要件を排除することができるので、表示装置を薄型化,軽量化及び簡単化することができる。
【0011】
各表示と各導光体との位置決めを容易に行うことができ、導光体の取付けが簡単に行えるようになる。また、制御部により点灯制御される光源と、該光源と別個の他の光源とによって、表示板上における表示(例えば、目盛)と、該表示に付随する他の表示(例えば、数字)とを別個に発光させることができるようになり、例えば、該他の表示のみを常時点灯させたり、あるいは、これら表示の発光色を互いに異ならせたりすることができる。
【0012】
さらに、遮光板によって両光源の光の干渉を防止することができるので、前記表示(目盛)の発光によって測定結果を明確に表示することができる。
【0013】
請求項4記載の表示装置は、前記表示板に、前記表示に付随する透光性を有する他の表示を形成し、該他の表示を前記光源と別個の他の光源によって発光させるとともに、前記光源と前記他の光源との間を遮光板によって仕切った構成としてある。
【0014】
請求項記載の表示装置は、前記表示板を貫通する孔によって複数の前記表示を形成し、これら表示の個々に対応する形状の前記導光体を、各表示にそれぞれ挿入した構成としてある。
このような構成とすれば、塗料等によって表示板上に表示を形成する必要がなくなるので、表示板の構成を極めて簡単化することができるとともに、表示板の耐久性を向上させることができる。
【0015】
請求項記載の表示装置は、前記表示板の各表示によって複数の目盛を形成した構成としてある。
【0016】
請求項6記載の表示装置は、前記表示板の各表示によって複数の目盛を形成した構成としてある。
このような構成では、表示板上の該目盛に付随する数字,文字,記号等の他の表示を併せて形成する。そして、測定結果に基づいて所定の光源が点灯すると、該光源に対応する目盛が発光し、該目盛に付随する他の表示との関係によって測定結果の表示が行われる。
【0017】
この場合、目盛に付随する数字等の他の表示は、透光性を有するものであっても有しないものであってもよい。
該他の表示に透光性をもたせた場合は、制御部に接続された光源によって目盛と同時点灯させる構成、あるいは、請求項4記載の表示装置のように、制御部に接続された光源と別個の他の光源によって独立点灯させる構成とする。
また、該他の表示に透光性をもたせない場合は、制御部に接続された光源と別個の他の光源によって、表示板の表面側から該他の表示を照明する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の表示装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第一実施形態に係る表示装置について説明する。
図1は本発明の第一実施形態に係る表示装置の使用状態を示す斜視図である。図2は上記表示装置を示す部分断面斜視図である。図3は上記表示装置を示す側面断面図である。
なお、本実施形態では、本発明の表示装置をスピードメータ,タコメータ等の車両用メータに応用した構成としてある。
【0019】
図1おいて、車室内に設けられたインフォメーションパネル1には、三つの表示装置A,B,Cが取り付けてある。表示装置Aはスピードメータ、表示装置Bはタコメータであり、表示装置Cは水温計及び燃料計を兼ね備えている。
【0020】
これら表示装置A,B,Cは、互いの測定対象が異なるため、表示板の表示内容等が若干相違するが、主要な構成はほぼ同じとなっている。したがって、重複説明を回避すべく、以下、表示装置A(スピードメータ)を中心に本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図2及び図3において、表示装置Aは、表示板10,導光部材20,表示回路30及び遮光板40によって構成してある。
【0022】
前記表示板10は、球面形状の透明基板11の表面全体に透光層12を形成し、該透光層12の上に非透光層13を積層した構成としてある。そして、該非透光層13には、測定結果であるスピードを表すため必要な表示として、目盛12a及び該目盛12aに付随する数字12b等(以下、一括して「表示」ともいう)が打ち抜き処理によって形成してある。
好ましくは、透光層12を光の透過が可能な白色部材によって形成し、非透光層13を非透光性の黒色あるいは黒色に近い色彩の部材によって形成する。
【0023】
このような構成により、黒色の非透光層13上に、白色の透光層12からなる目盛12a及び数字12b等(単位を表す文字など)が表されることとなる。これら目盛12a及び数字12b等には透光性が与えられ、また、非透光層13の遮光性によって、これら目盛12a及び数字12b等以外の部分から不要な光が透過しないようになる。
【0024】
ここで、図1に示すように、本表示装置における表示板10は、従来の表示板と異なり、表示板10がインフォメーションパネル1上で露出し、該インフォメーションパネル1と一体となって立体的な意匠を構成する。したがって、表示12a,12bを構成する透光層12や非透光層13が、簡単に傷付いたり変色したりするものであってはならない。
【0025】
そこで、透光層12と非透光層13に耐久性をもたせるため、次のような構成とすることが好ましい。
【0026】
第一に、透明樹脂シート(図示せず)の裏面に黒色塗料からなる非透光層13を打ち抜き印刷し、該非透光層13上に透光性を有する白色塗料からなる透光層12を重ねて印刷することによって、前記透明樹脂シートの表面側に表示12a,12bを形成する。そして、透光層12が下になるように、前記透明樹脂シートを透明基板11上に接着した構成とする。
このような構成とすることにより、透光層12と非透光層13が透明樹脂シートによって保護され、外部からの衝撃に対して耐久性をもたせることができる。
【0027】
第二に、透明基板11の表面全体に透光性を有する白色塗料からなる透光層12を形成し、該透光層12上に、打ち抜き処理した非透光性の黒色樹脂シートからなる非透光層13を積層した構成とする。
このような構成では、表示板の表面が、黒色樹脂シートからなる非透光層13によって保護される。
【0028】
第三に、表示板を黒色の樹脂基板によって形成するとともに、該樹脂基板を打ち抜くことによってスリット状の表示12a,12bを形成した構成とする。
このような構成では、塗料を一切使用しないので、傷や変色の生じない高耐久性を有する表示板10を形成することができ、また、表示板10の構成を極めて簡単化することができる。
【0029】
なお、表示板10上に表される表示は、各表示装置A,B,Cで異なる。すなわち、図1に示すように、表示装置B(タコメータ)の場合は、表示板10上にエンジンの回転数を表すのに必要な目盛及び数字等が形成され、また、表示装置C(水温計及び燃料計)の場合は、水温又は燃料の消費量を表す目盛及び文字等が形成される。
【0030】
図2及び図3において、前記導光部材20は、複数の導光片(導光体)21と、前記表示板10の目盛12aに個別に対応するように各導光片21を一括保持する基板部22とを、透明樹脂材によって一体的に形成した構成としてある。
該基板部22は、目盛12aの形成範囲に対応する円弧状としてあり、また、各導光片21の先端面は、表示板10の裏面と同じ曲率にしてある。
このように、各導光片21を一体化したことにより、各目盛12aとの位置決めを容易に行うことができる。
【0031】
本実施形態では、図2に示すように、表示板10上の目盛12aを5km/hの間隔で刻む構成としたが、5km/h以上又は5km/h以下の間隔で目盛12aを刻む構成としてもよい。
5km/h以下の間隔で目盛12aを刻む場合は、導光部材20の導光片21の肉厚を薄くする。
【0032】
図3において、前記表示回路30は、導光部材20の各導光片21に対応し、表示板10の目盛12aを個別に照明する多数のLED(光源)31と、表示板10の数字12bを照明する複数のバルブ(他の光源)32と、車速の測定結果に基づいて各LED31の点灯を制御する制御部33と、該制御部33を各LED31に接続する配線パターン(図示せず)を形成したプリント基板34とからなっている。
【0033】
ここで、本実施形態では、0〜99km/hまでの目盛12aに対応するLED31の発光色を緑色にし、100km/h以上の目盛12aに対応するLED31の発光色を赤色にし、速度表示とともに視覚的な速度警告が行えるようにしてある。
【0034】
このように、目盛12aの発光色を段階的に異ならせることにより、目盛12aの発光に測定結果以外の意味をもたせることができ、目盛12aの発光によって多くの事柄を表示することができるようになる。
【0035】
なお、表示装置B(タコメータ)の場合は、許容回転域では目盛が緑色に発光するようにし、過剰回転域であるレッドゾーンでは、目盛が赤色に発光するようにする。
【0036】
プリント基板34は、球面形状の表示板10の裏側に取り付けられ、表示板10内に空間50を形成する。該空間50は、リング状の前記遮光板40によって、表示板10の目盛12aの直下に位置する第一空間51と、数字12bの直下に位置する第二空間52とに仕切ってある。
【0037】
該遮光板40により、各LED31と各バルブ32の光の干渉を防止でき、表示板10の目盛12aは、各LED31のみによって個別に照明され、一方、表示板10の数字12b等は、各バルブ32のみによって一括に照明される。
【0038】
この結果、表示板10上の目盛12aと、該目盛12aに付随する数字12b等とを別個に発光させることができ、例えば、数字12b等のみを常時点灯させ、あるいは、これら表示12a,12bの発光色を互いに異ならせることができる。また、目盛12aの発光による測定結果の表示を明確化することができる。
【0039】
上記構成からなる本実施形態の表示装置では、制御部33が、車速の測定結果に基づいて所定のLED31に信号を出力する。すると、該制御信号を入力した所定のLED31が点灯し、該LED31の光が、対応する導光片21を介して所定の目盛12aに入射される。これにより、所定の目盛12aが発光して測定結果が表示される。
観測者は、発光する目盛12aと、該目盛12aに付随する数字12bとの関係によって具体的な測定値を認識する。
【0040】
なお、各LED31の点灯による表示方法としては、測定結果に対応する一の目盛12aのみを発光させる方法と、速度0km/hの目盛12aから測定結果に対応する目盛12aまでを全て発光させる方法とが考えられる。
また、初期状態において全てのLED31を点灯させ、測定結果に対応するLED31を消灯させて表示を行うこともできる。
【0041】
このような本実施形態の表示装置によれば、測定結果に対応する目盛12aを発光させるといった電気的な表示形態を採用したことにより、表示板10の形状に構成上の制約がなくなり、デザインの自由度が大幅に拡大する。
また、目盛12a自体が発光して測定結果の表示を行うといった新規な表示形態を採用したことにより、インテリアとしての効果も奏する。
【0042】
さらに、指針,機械的なムーブメントといった従来技術における構成要件を排除することができるので、表示装置を薄型化,軽量化及び簡単化することができる。
【0043】
次に、本発明の第二実施形態に係る表示装置について、図4を参照しつつ説明する。図4は本発明の第二実施形態に係る表示装置の要部拡大図である。
【0044】
本実施形態の表示装置は、表示板10上の数字12bを発光させるための専用のバルブを設けず、該数字12bを、目盛12aと同じLED31で発光させる構成としてある。
【0045】
同図において、本実施形態の表示装置では、導光部材20に設けた多数の導光片21のうち、数字12bの付された目盛12aに対応する導光片21に、該数字12bに対応する矩形の導光部23を連続して形成した構成としてある。
【0046】
このような構成により、測定結果に基づいて所定のLED31が点灯すると、該LED31の光が、対応する導光片21及び導光部23を介して、所定の目盛12aと、該目盛12aに付された数字12bとに照射されることとなる。
これによって、測定結果に応じた目盛12aと、該目盛12aに付された数字12bとが同時に発光して、測定結果の表示が行われる。
【0047】
次に、本発明の第三実施形態に係る表示装置について、図5を参照しつつ説明する。
図5は本発明の第三実施形態に係る表示装置の要部拡大図である。
【0048】
本実施形態の表示装置は、第一実施形態で述べたように、表示板10を黒色の樹脂基板によって形成し、該樹脂基板を打ち抜くことによってスリット状の目盛12aと数字12bを形成した構成としてある。
【0049】
一方、導光部材20は、第二実施形態と同様に、導光部材20に設けた多数の導光片21のうち、数字12bの付された目盛12aに対応する導光片21に、該数字12bに対応する矩形の導光部(導光体)23を連続して形成した構成としてあり、さらに、各導光片21と各導光部23のそれぞれに、スリット状の目盛12a及び数字12bに挿入される突出部21a及び23aを形成した構成としてある。
【0050】
このような構成からなる本実施形態の表示装置によれば、塗料を一切使用しないで目盛12a及び数字12bを形成することができるので、表示板10に傷や変色が生じなくなり、表示板10の耐久性を高めることができる。また、表示板10を極めて簡単な構成とすることができる。
【0051】
なお、本発明の表示装置は、上述した各実施形態に限定されるものではない。
上述した各実施形態では、目盛12aに付随する数字12b等の表示に透光性をもたせたが、数字12b等の表示は、透光性を有しないものであってもよい。
このような構成とした場合は、LED31と別個の他の光源によって、表示板10の表面側から照明を行う。
【0052】
また、上述した各実施形態では、表示板10上の表示を目盛12aと数字12b等としたが、これに限らず、例えば、表示板10の表示を複数の数字のみからなる構成とし、測定結果に基づいて対応する数字を発光させる構成としてもよい。あるいは、表示板10上の表示を文字や図形又は記号としてもよい。
【0053】
さらに、本発明の表示装置は、車両用メータに限らず、従来、指針を用いていた種々の計測機器に応用することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、本発明の表示装置によれば、測定結果に対応する目盛や数字等の表示を発光させるといった電気的な表示形態を採用したことにより、表示板の形状に構成上の制約がなくなり、デザインの自由度を大幅に拡大させることができる。したがって、表示板を立体形状等にすることができ、表示装置の外観を意匠的に優れた斬新なものにすることができる。
また、目盛等の表示自体が発光して測定結果を表示するといった新規な表示形態を採用したことにより、インテリアとしての効果も奏する。
【0055】
さらに、指針、機械的なムーブメントといった従来技術における構成要件を排除することができるので、表示装置を薄型化、軽量化及び簡単化することができる。
各表示と各導光体との位置決めを容易に行うことができ、導光体の取付けが簡単に行えるようになる。また、制御部により点灯制御される光源と、該光源と別個の他の光源とによって、表示板上における表示(例えば、目盛)と、該表示に付随する他の表示(例えば、数字)とを別個に発光させることができるようになり、例えば、該他の表示のみを常時点灯させたり、あるいは、これら表示の発光色を互いに異ならせたりすることができる。
しかも、遮光板によって両光源の光の干渉を防止することができるので、前記表示(目盛)の発光によって測定結果を明確に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る表示装置の使用状態を示す斜視図である。
【図2】上記表示装置を示す部分断面斜視図である。
【図3】上記表示装置を示す側面断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係る表示装置の要部拡大図である。
【図5】本発明の第三実施形態に係る表示装置の要部拡大図である。
【図6】従来の一般的な車両用の表示装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10 表示板
11 透明基板
12 透光層
12a 目盛(表示)
12b 数字(他の表示)
13 非透光層
20 導光部材
21 導光片(導光体)
30 表示回路
31 LED(光源)
32 バルブ(他の光源)
33 制御部
34 プリント基板
40 遮光板

Claims (4)

  1. 透光性を有する複数の表示を形成した表示板と、該表示板の各表示に個別に対応する複数の導光体と、各導光体を介して前記表示板の各表示に個別に対応するように配置された複数の光源と、測定結果に基づいて各光源の点灯制御を行う制御部とを備え、該制御部によって、測定結果に応じた一又は複数の前記光源を点灯あるいは消灯させることにより、該光源に対応する一又は複数の前記表示を発光あるいは消光させ、測定結果の表示を行う表示装置であって、複数の前記導光体を、前記表示板の各表示に個別に対応するように配置した状態で一体的に形成し、前記表示板に、前記表示に付随する透光性を有する他の表示を形成し、該他の表示を前記光源と別個の他の光源によって発光させるとともに、前記光源と前記他の光源との間を遮光板によって仕切ったことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示板を非平面形状とした請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示板を貫通する孔によって複数の前記表示を形成し、これら表示の個々に対応する形状の前記導光体を、各表示にそれぞれ挿入した請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記表示板の各表示によって複数の目盛を形成した請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
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