JP3456272B2 - 計 器 - Google Patents

計 器

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JP3456272B2
JP3456272B2 JP24262094A JP24262094A JP3456272B2 JP 3456272 B2 JP3456272 B2 JP 3456272B2 JP 24262094 A JP24262094 A JP 24262094A JP 24262094 A JP24262094 A JP 24262094A JP 3456272 B2 JP3456272 B2 JP 3456272B2
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達也 瀬戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用メータ等に使用
され、メータの文字板上に、各種警告や指示用の表示部
が設けられてなる計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用計器として、図4に示すよ
うに、文字板31を透光性樹脂シート31aで形成する
と共に、その上に着色層31bを印刷し、さらに、その
表裏から遮光層31c,31dを目盛や文字を抜くよう
に印刷し、その背後にランプ32を配置して、目盛や文
字を発光表示するものが知られている。
【0003】この種の計器には、さらに、文字板31の
一部に表示用の窓が設けられ、その窓に着色層31eと
半透明層(光拡散層)31fを形成し、背後に表示用の
ランプ33を配置し、各種警告や指示を発光表示するよ
うに構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような背面照明に
よる発光文字部と発光表示部を設けた計器では、発光文
字部が常時点灯され、警告や指示を表示する表示部が特
定時のみに点灯されるため、発光表示部の背後に筒34
を設けることにより、ランプ32と33の光が相互に隣
の部分に漏れないようにしている。
【0005】しかし、デザイン上、発光文字部と発光表
示部をできるだけ近接して設けたい場合、筒34によっ
てそれ程近接して設けることができずに、デザイン上の
制約を受ける問題があった。また、発光文字部側のラン
プ32の光は、発光文字部全体に照射する必要がある
が、その光が筒34によって遮られる場合があり、目盛
や文字の発光表示が阻害される問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、目盛や文字を発光表示する部分と警告や指示を発光
表示する部分を近接して設けることができ、両表示部の
照明光が相互に影響を与えることがなく、両表示部の表
示を良好に発光表示することができる計器を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計器は、文字板が透光性シート上に遮光層
を設けて形成され、第一表示部が遮光層を抜く形態で形
成され、第一表示部の透光性シートの前面に蛍光体層が
形成され、文字板の前方に紫外線ランプが設置され、第
二表示部が該遮光層を抜く形態で形成され、第二表示部
の透光性シートの前面又は背面に透光性着色層が形成さ
れ、非透光性の遮光層が透光性シートの裏面で該透光性
着色層を除いた部分に形成され、第二表示部の背後に光
源が設置されて構成される。
【0008】
【作用・効果】このような構成の計器では、例えば、第
一表示部を目盛や文字を表示する表示部、第二表示部を
警告や指示を表示する表示部とした場合、文字板前方に
設置した紫外線ランプの点灯により紫外線が文字板の前
面に照射され、第一表示部の蛍光体層が蛍光発光し、目
盛や文字が発光表示される。
【0009】また、光源が点灯されることにより、第二
表示部の背面照明が行われ、光源からの光が透光性着色
層を通して前方に放射され、警告や指示が明るく表示さ
れる。
【0010】このような構成の計器によれば、第一表示
部が前面からの紫外線照射により蛍光発光して表示さ
れ、第二表示部が背面照明により表示されるため、両表
示部を発光表示する照明光又は紫外線が相互に影響を与
えることはなく、目盛や文字と共に、警告や指示等の表
示を良好に発光表示することができる。
【0011】また、両表示部の照明光又は紫外線が相互
に影響を与えないため、両表示部を接近して配置するこ
ともでき、従来のように両表示部を近接配置できないと
いうデザイン上の制約はなくなる。
【0012】さらに、第二表示部の透光性シートの背面
に透光性着色層を形成し、第二表示部の透光性シートの
前面に半透明層を形成することにより、光源の点灯時に
のみ、警告や指示の表示を浮き上らせる行うことができ
る。
【0013】また、透光性着色層の代りに、第二表示部
の透光性シートの前面に透光性着色蛍光体層を形成すれ
ば、第二表示部も紫外線照射を受けて発光し、警告や指
示のために光源が点灯された場合、その透光性着色蛍光
体層が背面照明を受けてさらに明るく表示され、警告や
指示を明確に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明を適用した車両用計器の断面
図を示している。1はメータケースであり、メータケー
ス1内には速度計等のムーブメント2が固定され、ムー
ブメント2の上部と下部に積算距離形4a,4bが取付
けられる。
【0016】メータケース1の前面には、文字板10が
固定され、文字板10の中央に穿設された孔から、ムー
ブメント2の指針軸6が突出し、指針軸6の先端に指針
5が固定される。また、文字板10には2個の開口部が
設けられ、その開口部から積算距離形4a,4bの表示
部(ナンバーリング)が露出する。
【0017】メータケース1の前面部周縁には見返し板
7が取付けられ、その見返し板7の前面を覆うように、
透光性のアクリル樹脂板等からなるメータ前面透光板8
が取付けられる。
【0018】文字板10は、図2に示すように、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂等からなる透光性樹脂シ
ート11を基板として形成され、その透光性樹脂シート
11の前面における目盛と文字に対応する位置に、紫外
線を受けて発光する蛍光体層12が印刷等により形成さ
れる。
【0019】さらに、その透光性樹脂シート11の裏面
における指示表示部(ここでは方向指示表示)に対応す
る位置に、透光性着色層13が印刷等により形成され
る。また、透光性樹脂シート11の前面における上記指
示表示部に対応する位置には、半透明層(スモーク等の
光拡散層)14が形成される。
【0020】そして、上記蛍光体層12、及び半透明層
14を形成した透光性樹脂シート11の前面に、目盛、
文字、及び指示図形を抜く形態で、遮光性着色層15が
盤面の略全体に印刷等により形成される。
【0021】一方、透光性着色層13を形成した透光性
樹脂シート11の裏面には、透光性着色層13を除く部
分に、非透光性の遮光層16が印刷等により形成され
る。この遮光層16は指示図形(方向指示用の図形)を
抜くように印刷されるが、その抜き形状は前面に設けた
遮光性着色層15の抜き形状より大きく形成され、前面
印刷と裏面印刷に印刷ズレが生じた場合、或は観者が斜
めから指示図形を見たときに、裏面の遮光層16の縁部
が現われないようにしている。
【0022】そして、方向指示用の指示図形を表示する
指示表示部の背面側には、背面光源としてのランプ9が
メータケース1内に取付けられ、その指示図形の背面側
とランプ9をカバーするように、筒3がメータケース1
と一体成形で設けられる。さらに、図1に示す如く、文
字板10の前方における見返し板7の下部に、紫外線ラ
ンプ19が文字板10の前面に紫外線を照射するように
設けられる。
【0023】このように構成された車両用計器では、使
用時、紫外線ランプ19が点灯され、文字板10の前面
に紫外線が照射される。このため、文字板10上に、遮
光性着色層15によって目盛と文字を抜くように形成さ
れた蛍光体層12に、紫外線が当ると、その部分つまり
目盛と文字が発光して鮮明に現われ、観者は遮光性着色
層15の上に発光して現われる目盛と文字を良好に視認
することができる。
【0024】一方、方向指示器が操作されてランプ9が
点灯すると、ランプの光は透光性着色層13、透光性樹
脂シート11、及び半透明層14を透過して、文字板1
の前面に放射され、この部分が遮光性着色層15によっ
て指示図形(方向指示用の図形)に抜き形状となってい
るため、その指示図形が背面照明により発光表示され、
観者はその指示図形を鮮明に視認することができる。
【0025】また、上記のような構成によれば、文字板
上の目盛・文字は、前面からの紫外線照射による蛍光発
光により表示され、指示図形は、背面照明により発光表
示されるため、目盛・文字の表示部と指示や警告図形等
の表示部を接近して配置しても、両方の表示部の光が相
互に影響を与えることなく良好に発光表示することがで
き、デザイン上の制約を受けることもない。
【0026】なお、上記実施例では、指示図形(方向指
示用の図形)を表示する表示部に半透明層14を設けた
が、この半透明層14は必ずしも設ける必要はなく、半
透明層14を設けない場合、透光性着色層13を文字板
10つまり透光性樹脂シート11の前面に形成してもよ
い。
【0027】図3は他の実施例を示している。この例
は、燃料計の指示部であり、そのエンプティ目盛付近に
警告表示部が設けられ、エンプティ近傍時には、蛍光発
光に加え背面照射による発光表示をも行うものである。
【0028】即ち、文字板20は、上記と同様に、ポリ
カーボネート樹脂、アルカリ樹脂等からなる透光性樹脂
シート21を基板として形成され、その透光性樹脂シー
ト21の前面における目盛に対応する位置に、紫外線を
受けて発光する蛍光体層22が印刷等により形成され
る。
【0029】さらに、その透光性樹脂シート21の前面
における警告目盛部(レッドゾーン部)に対応する位置
に、透光性着色蛍光体層24が印刷等により形成され
る。この透光性着色蛍光体層24には、例えば、透光性
の赤色インキに硫化物蛍光体を混合したものが使用され
る。そして、上記蛍光体層22と透光性着色蛍光体層2
4を形成した透光性樹脂シート11の前面には、目盛を
抜くように、遮光性着色層25が盤面の略全体に印刷等
により形成される。さらに、透光性樹脂シート21の裏
面には、非透光性の遮光層26が、警告目盛部(レッド
ゾーン部)を抜くように印刷される。
【0030】このように構成された燃料計では、上記と
同様、図1に示す如く、文字板の前方下部に設置された
紫外線ランプが点灯し、文字板20の前面に紫外線が照
射される。このため、文字板20上に、遮光性着色層2
5によって目盛を抜くように形成された蛍光体層22と
透光性着色蛍光体層24に、紫外線が当り、その目盛部
分が蛍光発光し、目盛が鮮明に表示される。
【0031】さらに、このような状態で、燃料計の指針
(図示せず)が警告目盛部(レッドゾーン部)を指示し
たとき、その背後のランプ9が点灯すると、ランプの光
は、透光性樹脂シート21、透光性着色蛍光体層24を
透過して、文字板10の前面に放射され、その警告目盛
部が背面照明によって、他の蛍光発光部よりさらに明る
く表示され、運転者に注意を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用計器の断面図で
ある。
【図2】計器の部分拡大断面図である。
【図3】他の実施例の計器の部分拡大断面図である。
【図4】従来の計器の部分拡大断面図である。
【符号の説明】 9−ランプ、 10−文字板、 11−透光性樹脂シート、 12−蛍光体層、 13−透光性着色層、 14−半透明層、 16−遮光層、 19−紫外線ランプ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板が透光性シート上に遮光層を設け
    て形成され、第一表示部が該遮光層を抜く形態で形成さ
    れ、該第一表示部の透光性シートの前面に蛍光体層が形
    成され、該文字板の前方に紫外線ランプが設置され、第
    二表示部が該遮光層を抜く形態で形成され、該第二表示
    部の透光性シートの前面又は背面に透光性着色層が形成
    され、非透光性の遮光層が透光性シートの裏面で該透光
    性着色層を除いた部分に形成され、該第二表示部の背後
    に光源が設置されたことを特徴とする計器。
  2. 【請求項2】 該第二表示部の透光性シートの背面に透
    光性着色層が形成され、該第二表示部の透光性シートの
    前面に半透明層が形成されてなる請求項1記載の計器。
  3. 【請求項3】 文字板が透光性シート上に遮光層を設け
    て形成され、第一表示部が該遮光層を抜く形態で形成さ
    れ、該第一表示部の透光性シートの前面に蛍光体層が形
    成され、該文字板の前方に紫外線ランプが設置され、第
    二表示部が該遮光層を抜く形態で形成され、該第二表示
    部の透光性シートの前面に透光性着色蛍光体層が形成さ
    れ、非透光性の遮光層が透光性シートの裏面で該透光性
    着色蛍光体層を除いた部分に形成され、該第二表示部の
    背後に光源が設置されたことを特徴とする計器。
  4. 【請求項4】 前記第二表示部の光源をカバーするよう
    に筒が設けられていることを特徴とする請求項1または
    3記載の計器。
  5. 【請求項5】 前記第二表示部の透光性シートの背面に
    透光性着色層が形成され、該第二表示部の透光性シート
    の前面に半透明層が形成されてなる請求項4記載の計
    器。
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