JP3647551B2 - コンデンサ蓄電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器の電源として使用するコンデンサ蓄電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気二重層コンデンサ等の小型で大容量のコンデンサが開発されてきており、このような大容量のコンデンサを電気自動車等の電源(蓄電装置)として使用することが試みられている。このようなコンデンサを用いたコンデンサ蓄電装置は、その一対の電源端子(各種電子機器に電力を供給するための端子)間に、複数のコンデンサを直列又は並列に接続し、あるいは、それらの接続を組み合わせて構成され、その各コンデンサが適宜の充電器により、前記電源端子を介して充電される。そして、その充電エネルギーが前記電源端子から各種電子機器に供給される。
【0003】
ところで、この種のコンデンサ蓄電装置では、各コンデンサの過電圧を防止したり、不使用時や異常もしくは故障の発生時等に電源端子間に起電力が生じないようにすることが望ましい。
【0004】
この場合、各コンデンサの過電圧を防止するものとしては、例えば特開平7−322492号公報に見られるように、各コンデンサに並列にFET等のスイッチ素子を並列に接続し、各コンデンサの電圧が定格電圧を越えたときに該スイッチ素子をON状態にすることで、各コンデンサの電荷を該スイッチ素子を介して放電するようにしたものが知られている。
【0005】
そして、このように各コンデンサにスイッチ素子を並列に接続したものでは、不使用時等に各スイッチ素子をON状態に制御して、各コンデンサを短絡することで、コンデンサ蓄電装置の電源端子間に起電力が生じないようにすることも考えられる。
【0006】
しかしながら、このように各コンデンサにスイッチ素子を並列に接続したものでは、該スイッチ素子をON状態とした際に、コンデンサに蓄えられていた電気エネルギーが単にスイッチ素子を介して熱エネルギーに変換されて、放出されてしまうこととなる。このため、コンデンサに蓄えられたエネルギーが無駄に消費されてしまい、特に多数のコンデンサを使用したものでは、エネルギー効率の悪いものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる背景に鑑み、コンデンサの過電圧の防止や、不使用時等における対応をコンデンサに蓄えられたエネルギーを無駄に消費することなく、的確に行うことができるコンデンサ蓄電装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンデンサ蓄電装置はかかる目的を達成するために、一対の電源端子間に、複数のコンデンサを接続してなるコンデンサ蓄電装置において、前記電源端子間で流れる電流を各コンデンサの箇所でバイパスすべく各コンデンサにそれぞれ対応して設けられた複数のバイパス電流路と、各組のコンデンサ及びバイパス電流路のうち、一方を前記電源端子間の電流の経路に導通せしめると共に他方を通電不能に開放する状態と他方を前記電源端子間の電流の経路に導通せしめると共に一方を通電不能に開放する状態とに切換自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の各組にそれぞれ接続して設けられた複数の切換スイッチ手段と、所定の条件下で各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御するスイッチ制御手段とを備える。そして、前記各切換スイッチ手段は、前記コンデンサ及びバイパス電流路の一端を択一的に前記電源端子間の電流の経路に導通・遮断自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の一端に接続して設けられた第1のスイッチ回路と、前記コンデンサ及びバイパス電流路の他端を択一的に前記電源端子間の電流の経路に導通・遮断自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の他端に接続して設けられた第2のスイッチ回路とから成り、前記スイッチ制御手段は、各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御するとき、前記両スイッチ回路を前記コンデンサの各端が前記電流の経路に導通する状態から前記バイパス電流路の各端が前記電流の経路に導通する状態に切換制御することを特徴とする。
【0009】
かかる本発明によれば、前記スイッチ制御手段により、所定の条件下で各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御したとき、前記切換スイッチ手段によって、該バイパス電流路が前記電源端子間の電流の経路に導通するので、該バイパス電流路に対応するコンデンサの箇所で電流の経路が略短絡されることなるものの、このとき、該コンデンサは、通電不能に開放されるため、該コンデンサに蓄えられた電気エネルギーは保存される。なお、各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御するとき、前記スイッチ制御手段により、前記両スイッチ回路を前記コンデンサの各端が前記電流の経路に導通する状態から前記バイパス電流路の各端が前記電流の経路に導通する状態に切換制御する。
【0010】
これにより、コンデンサの蓄電エネルギーを無駄に消費することなく、コンデンサの電圧状態等を制御することができることとなる。
【0014】
かかる本発明では、具体的には、前記コンデンサの電圧を検出する電圧検出手段を具備し、前記スイッチ制御手段は、該コンデンサの充電時に該電圧検出手段により検出された電圧が所定値以上になったとき、該コンデンサに対応する前記切換スイッチ手段を該コンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換制御する。
【0015】
これによれば、コンデンサの充電時に該コンデンサの電圧が所定値以上になると、前記切換スイッチ手段が該コンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換えられるので、該コンデンサに充電電流が流れなくなると共に該コンデンサの電圧が上記の切換時の電圧に保持される。そして、充電電圧が前記所定値に満たない他のコンデンサについては、該コンデンサに充電電流が流れて充電される。
【0016】
従って、本発明によれば、コンデンサに蓄えられたエネルギーを無駄に消費することなく、該コンデンサの過電圧を的確に防止することができる。
【0017】
この場合、本願発明者等の知見によれば、一般に、コンデンサの温度が高いと、その充電を満充電電圧(定格電圧)まで行うと、該コンデンサの寿命が短くなるという傾向があり、この傾向は、特に電気二重層コンデンサでは顕著なものとなる。
【0018】
そこで、本発明では、前記スイッチ制御手段は、前記電圧の所定値を前記温度出手段の検出温度に応じて設定し、好ましくは、該電圧の所定値を温度検出手段により検出されるコンデンサの温度が高い程、低くするよう設定する。
【0019】
このようにすることで、コンデンサの温度に応じた適切な電圧までしか該コンデンサの充電が行われないこととなるため、上記のようにコンデンサの過電圧を防止しつつ該コンデンサの寿命を向上することができる。
【0020】
また、本発明では、前記スイッチ制御手段は、コンデンサ蓄電装置の不使用状態で全ての前記スイッチ手段を該コンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換制御する。
【0021】
これによれば、コンデンサ蓄電装置の不使用状態では、全てのコンデンサがその蓄電エネルギーを保持したまま前記電源端子から切り離されると共に、一対の電源端子は、コンデンサの箇所のバイパス電流路を介して短絡されることとなって、該電源端子間には、起電力が生じないこととなる。
【0022】
従って、本発明によれば、コンデンサ蓄電装置の不使用時には、そのコンデンサに蓄えられたエネルギーを無駄に消費することなく保持したまま、電源端子間に起電力が生じないようにして、該電源端子に接続した電子機器等に電流が流れないようにすることができる。
【0025】
また、本発明では、前記スイッチ制御手段は、コンデンサ蓄電装置の使用時に異常又は故障が発生したとき、前記複数のスイッチ手段のうちの全て又は所定数のスイッチ手段を該コンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換制御する。
【0026】
これによれば、コンデンサ蓄電装置の使用時に該コンデンサ蓄電装置の異常や故障(例えば電源端子のショートやコンデンサの過剰な自己放電状態等)が生じたときには、全てのスイッチ手段をコンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換制御することで、前述したコンデンサ蓄電装置の不使用時と同様に、各コンデンサに蓄えられたエネルギーを無駄に消費することなく保持したまま、電源端子間に起電力が生じないようにして、該コンデンサ蓄電装置の損傷を速やかに防止することができ、あるいは、前記複数のスイッチ手段のうちの所定数のスイッチ手段を該コンデンサ側から前記バイパス電流路側に切換制御することで、電源端子間に生じる起電力を下げることができる。
【0027】
尚、例えばあるコンデンサが空のとき(コンデンサの電圧が低く、所定電圧以下の場合)に、そのコンデンサに対応する切換スイッチ手段を切り換えて、バイパス電流路を電源端子間の電流経路に導通させると共に該コンデンサを電流経路から切り離すようにすれば、この空のコンデンサに他のコンデンサから電荷が逆流してしまうような事態を防止することもできる。
【0031】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に関連した一参考例を図1乃至図3を参照して説明する。
【0032】
図1を参照して、本参考例のコンデンサ蓄電装置は、複数(本実施形態では二つ)のコンデンサ1,1を備えた蓄電器本体2と、マイクロコンピュータ等を用いて構成されたコントロールユニット3(以下、ECU3という)とにより構成されている。各コンデンサ1は、例えば電気二重層コンデンサである。
【0033】
蓄電器本体2は、その一対の電源端子4,4に、該蓄電器本体2を電源とする各種電子機器5がスイッチ5aを介して接続され、また、蓄電器本体2の充電時には、充電器6が接続されるようになっている。
【0034】
この蓄電器本体2は、前記電源端子4,4間に、前記コンデンサ1,1を備えると共に、各コンデンサ1に対応させて、それと同数のバイパス電流路7,7、スイッチ回路8,8(切換スイッチ手段)、電圧検出回路9,9(電圧検出手段)及び温度センサ10,10(温度検出手段)を具備している。
【0035】
各バイパス電流路7は、電源端子4,4間を流れる電流を各コンデンサ1の箇所で略零抵抗でバイパスするためのものであり、その一端が各コンデンサ1の一端に導通・接続されている。
【0036】
そして、各スイッチ回路8は、互いに組となるコンデンサ1及びバイパス電流路7の他端にそれぞれ直列に接続されたスイッチ素子11a,11b(本参考例では例えばFET)を備えており、各コンデンサ1及びスイッチ素子11aを直列に接続したものと、これに対応する各バイパス電流路7及びスイッチ素子11bを直列に接続したものとが並列に接続され、そのコンデンサ1、バイパス電流路7及びスイッチ素子11a,11bから成る各組の並列回路12が電源端子4,4間に直列に接続されている。これにより、電源端子4,4間に図1の矢印aで示す電流の経路aが形成されている。
【0037】
この場合、スイッチ素子11a,11bは、その制御入力部(FETのゲート)に高レベルの信号を付与したときON状態となると共に、低レベルの信号を付与したときOFF状態となるものであり、スイッチ素子11a,11bをそれぞれON状態及びOFF状態とすることで、それらのスイッチ素子11a,11bを備えた並列回路12において、コンデンサ1が上記の電流経路aに導通すると同時にバイパス電流路7が電流経路aから通電不能に開放され、該コンデンサ1のみに電源端子4,4間の電流が流れる状態となる。逆に、スイッチ11a,11bをそれぞれOFF状態及びON状態に切り換えることで、コンデンサ1が上記の電流経路aから通電不能に開放されると同時にバイパス電流路7が電流経路aに導通し、該バイパス電流路7に電源端子4,4間の電流が流れる状態となる。
【0038】
そして、各スイッチ回路8は、上記のようなスイッチ素子11a,11bのON/OFF状態の切換を行うために、スイッチ素子11a,11bの制御入力部(FETのゲート)に接続されたインバータ回路13(反転回路)を備えており、このインバータ回路13は、その出力側がコンデンサ1側のスイッチ素子11aの制御入力部に接続され、入力側がバイパス電流路7側のスイッチ素子11bの制御入力部に接続されると共に、ECU3に接続され、該ECU3から高低2値レベルの信号が入力されるようになっている。
【0039】
これにより、インバータ回路13に低レベルの信号を入力することで、スイッチ素子11a,11bがそれぞれON状態及びOFF状態となり、逆に高レベルの信号をインバータ回路13に入力することで、スイッチ素子11a,11bがそれぞれOFF状態及びON状態となる。
【0040】
尚、このようなスイッチ回路8を具備した蓄電器本体2の回路構成は、それを簡略化して示すと、図2に示すような回路図で表され、各スイッチ回路8が同図2の切換スイッチ8aで表される。
【0041】
前記各電圧検出回路9は、各コンデンサ1の電圧を検出するもので、該コンデンサ1の両端に入力側を接続した差動アンプ14により構成され、該差動アンプ14からコンデンサ1の電圧に応じたレベルの信号をECU3に出力するようにしている。
【0042】
前記各温度センサ10は、各コンデンサ1に取着されたサーミスタ等により構成されたものであり、該コンデンサ1の温度に応じたレベルの信号をECU3に出力する。
【0043】
ECU3は、各スイッチ回路8を制御するスイッチ制御手段を構成するものであり、各電圧検出回路8の出力信号により把握される各コンデンサ1の電圧や、各温度センサ10の出力信号により把握される各コンデンサ1の温度等に応じて、後述するように各スイッチ回路8の切換制御を行う。
【0044】
次に、本参考例のコンデンサ蓄電装置の作動を説明する。
【0045】
まず、コンデンサ蓄電装置の使用時(前記スイッチ5aをONにして電子機器5への給電を行う時)において、ECU3は、通常時は、各スイッチ回路8のインバータ回路13に低レベルの信号を入力し、これにより前述の如く、各スイッチ回路8のスイッチ素子11a,11bをそれぞれON状態及びOFF状態として(スイッチ回路8をコンデンサ1側に制御する)、各コンデンサ1を前記電流経路aに導通せしめると同時に、各バイパス電流路7を電流経路aから開放する(図2の各切換スイッチ8aがコンデンサ1側に投入された状態)。
【0046】
このとき、コンデンサ1,1が、ON状態のスイッチ素子11a,11aを介して電源端子1,1間に直列に接続さた状態となって、該コンデンサ1,1の電圧の総和の起電力が電源端子4,4間に生じ、それが電子機器5にその動作用電源として供される。
【0047】
一方、このようなコンデンサ蓄電装置の使用時に、電源端子4,4間のショート、コンデンサ1の過放電状態等のコンデンサ蓄電装置の異常あるいは故障が生じると、それが、ECU3により把握されるようになっており、このとき、ECU3は、各スイッチ回路8のインバータ回路13に入力する信号レベルを高レベルに切り換える。
【0048】
この時、各スイッチ回路8のスイッチ素子11a,11bがそれぞれOFF状態及びON状態に切り換わり(スイッチ回路8がバイパス電流路7側に切り換えられる)、各コンデンサ1が前記電流経路aから通電不能に開放されると同時に、各バイパス電流路7が電流経路aに導通する(図2の各切換スイッチ8aがバイパス電流路7側に投入された状態)。このため、電源端子4,4は、バイパス電流路7,7及びON状態のスイッチ素子11b,11bを介して略短絡された状態となり、該電源端子4,4間に起電力が生じなくなる。従って、過放電状態のコンデンサが蓄電装置に悪影響を及ぼすことがなく、また電子端子4,4のショート時でも、電源端子4,4間に電流が流れることがない。よって、コンデンサ蓄電装置のさらなる損傷が迅速に防止される。
【0049】
そして、この場合、蓄電器本体2の各コンデンサ1は、通電不能に開放されるので、その該コンデンサ1に蓄えられている蓄電エネルギーは、無駄に失われることなく保持され、従って、正常に復帰した後、各スイッチ回路8を再びコンデンサ1側に切り換えることで、支障なく電子機器5への給電を行うことができる。
【0050】
また、充電器6を電源端子4,4間に接続して、各コンデンサ1,1の充電を行う際には、ECU3は、まず、各スイッチ回路8のインバータ回路13に低レベルの信号を入力して、前述と同様に、各スイッチ回路8をコンデンサ1側に制御し、コンデンサ1,1が電源端子4,4間に直列に接続された状態とする。この状態で、充電器6から前記電流経路aを介して各コンデンサ1,1に電流が流れ、各コンデンサ1,1が充電されていく。
【0051】
このとき、ECU3は、各電圧検出回路9の差動アンプ14の出力レベルから把握される各コンデンサ1の電圧と、各温度センサ10の出力レベルから把握される各コンデンサ1の温度とを監視しており、各温度センサ10によるコンデンサ1の検出温度に応じて、各コンデンサ1の充電を停止すべき該コンデンサ1の電圧の所定値を設定する。この場合、図3に示すように、各コンデンサ1毎に、コンデンサ1の検出温度が高い程、上記所定値を低くするように設定する。そして、ECU3は、各コンデンサ1毎に、電圧検出回路9による検出電圧が上記のように設定した所定値に達すると、そのコンデンサ1に対応するスイッチ回路8のインバータ回路13に入力する信号レベルを高レベルに切り換えることで、該スイチ回路8をコンデンサ1側からバイパス電流路7側に切り換える。
【0052】
これにより、電圧が所定値に達したコンデンサ1は、その電圧が保持されたまま電源端子4,4間の電流経路aから開放されて、その充電が停止される。そして、電圧が所定値に達していない他のコンデンサ1にあっては、電圧が所定値に達したコンデンサ1に対応するバイパス電流路7が電源端子4,4間の電流経路aに導通することで、このバイパス電流路7を介して引き続き充電される。
【0053】
このような作動により、充電時には、各コンデンサ1はその充電されたエネルギーを無駄に消費することなく、また、過電圧も生じることなく適正な電圧(前記所定値)まで的確に充電される。そして、このとき、該所定値を充電時のコンデンサ1の温度が高い程、低くなるよう設定することで、該温度に適した充電が行われ、コンデンサ1の寿命を向上させることができる。
【0054】
また、ECU3は、コンデンサ蓄電装置の不使用時(充電や電子機器5への給電を行わない状態)では、各スイッチ回路8のインバータ回路13に高レベルの信号を入力して、各スイッチ回路8をバイパス電流路7側に制御し、電源端子4,4間をバイパス電流路7,7を介して短絡した状態とする(図2の各切換スイッチ8aがバイパス電流路7側に投入された状態)。
【0055】
これにより、電源端子4,4間に起電力が生じない状態となって、電源端子4,4間が何らかの異物等が接触しても電流が流れることがなく、また、不用意に電子機器5が動作してしまうようなことがなくなる。そして、このとき、各コンデンサ1は通電不能に開放されるため、その蓄電エネルギーが確実に保持され、各コンデンサ1の蓄電エネルギーが無駄に消費されてしまうようなことがない。
【0056】
このように本参考例のコンデンサ蓄電装置によれば、充電時の各コンデンサ1の過電圧の防止や、異常あるいは故障発生時の対応に際して、あるいは不使用時等に、各コンデンサ1の蓄電エネルギーを無駄に消費することなく、的確な処置を施すことができる。
【0057】
次に、本発明の実施形態を図4及び図5を参照して説明する。尚、本実施形態の説明では、前記図1のものと同一構成部分については、図1のものと同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
【0058】
図4を参照して、本実施形態では、蓄電器本体2’は、各コンデンサ1及びこれに対応するバイパス電流路7の各組毎に、前記スイッチ回路8と同一の回路構成の二つのスイッチ回路15,16を具備し、これらのスイッチ回路15,16が、前記電源端子4,4間で各組のコンデンサ1及びバイパス電流路7の両端に接続されている。
【0059】
さらに詳細には、スイッチ回路15に備えた一対のスイッチ素子11a,11bがそれぞれコンデンサ1及びバイパス電流路7の一端に直列に接続され、スイッチ回路16の一対のスイッチ素子11a,11bがそれぞれコンデンサ1及びバイパス電流路7の他端に直列に接続されている。そして、コンデンサ1、スイッチ回路15のスイッチ素子11a及びスイッチ回路16のスイッチ素子11aを直列に接続したものと、バイパス電流路7、スイッチ回路15のスイッチ素子11b及びスイッチ回路16のスイッチ素子11bを直列に接続したものとが並列に接続され、そのコンデンサ1、バイパス電流路7及びスイッチ素子11a,11a,11b,11bから成る各組の並列回路12’が電源端子4,4間に直列に接続されている。これにより、図1のものと同様に電源端子4,4間に図1の矢印aで示す電流の経路aが形成されている。
【0060】
この場合、両スイッチ回路15,16のスイッチ素子11a,11aをON状態とし、且つ、スイッチ素子11b,11bをOFF状態とすることで、上記並列回路12’において、コンデンサ1が上記の電流経路aに導通すると同時にバイパス電流路7が電流経路aから通電不能に開放され、該コンデンサ1のみに電源端子4,4間の電流が流れる状態となる。逆に、スイッチ素子11a,11aをOFF状態に切換え、且つ、スイッチ素子11b,11bをON状態に切り換えることで、コンデンサ1が上記の電流経路aから通電不能に開放されると同時にバイパス電流路7が電流経路aに導通し、該バイパス電流路7に電源端子4,4間の電流が流れる状態となる。
【0061】
このようなスイッチ回路15,16を具備した蓄電器本体2’の回路構成は、それを簡略化して示すと、図5に示すような回路図で表され、各スイッチ回路15,16がそれぞれ同図5の切換スイッチ15a,15bで表される。
【0062】
他の構成は、図1のものと全く同一であり、各コンデンサ1の電圧や温度を検出するための電圧検出回路9や温度センサ10が備えられている。また、各スイッチ回路15,16のスイッチ素子11a,11bの制御入力部は、ECU3から高低2値レベルの信号を入力されるインバータ回路13の出力側及び入力側にそれぞれ接続されている。また、蓄電器本体2’の電源端子4,4間には、電子機器5や充電器6が接続されるようになっている。
【0063】
尚、本実施形態では、前記スイッチ回路15,16はそれらを併せて切換スイッチ手段を構成するものである。
【0064】
次に、本実施形態のコンデンサ蓄電装置の作動を説明する。
【0065】
まず、コンデンサ蓄電装置の使用時(スイッチ5aをONにして電子機器5への給電を行う時)において、ECU3は、通常時は、全てのスイッチ回路15,16について、スイッチ素子11aをON状態とし、且つスイッチ素子11bをOFF状態とするように各スイッチ回路15,16をインバータ回路13を介して制御し(各スイッチ回路15,16をコンデンサ1側に制御する)、各コンデンサ1を前記電流経路aに導通せしめると同時に、各バイパス電流路7を電流経路aから開放する(図5の各切換スイッチ15a,16aがコンデンサ1側に投入された状態)。
【0066】
このとき、コンデンサ1,1が、電源端子1,1間に直列に接続さた状態となって、該コンデンサ1,1の電圧の総和の起電力が電源端子4,4間に生じ、それが電子機器5にその動作用電源として供される。
【0067】
そして、このようなコンデンサ蓄電装置の使用時に、電源端子4,4間のショート、コンデンサ1の過放電状態等のコンデンサ蓄電装置の異常あるいは故障が生じると、ECU3は、各スイッチ回路15,16について、スイッチ素子11aをOFF状態とし、且つスイッチ素子11bをON状態とするように各スイッチ回路15,16をインバータ回路13を介して制御し(各スイッチ回路15,16をバイパス電流路7側に制御する)、各コンデンサ1が前記電流経路aから通電不能に開放すると同時に、各バイパス電流路7を電流経路aに導通する(図5の各切換スイッチ15a,16aがバイパス電流路7側に投入された状態)。このため、電源端子4,4は、バイパス電流路7,7を介して略短絡された状態となり、該電源端子4,4間に起電力が生じなくなる。従って、過放電状態のコンデンサが蓄電装置に悪影響を及ぼすことがなく、また電子端子4,4のショート時でも、電源端子4,4間に電流が流れることがない。よって、コンデンサ蓄電装置のさらなる損傷が迅速に防止される。
【0068】
そして、この場合、蓄電器本体2の各コンデンサ1は、通電不能に開放されるので、その該コンデンサ1に蓄えられている蓄電エネルギーは、無駄に失われることなく保持され、従って、正常に復帰した後、各スイッチ回路15,16を再びコンデンサ1側に切り換えることで、支障なく電子機器5への給電を行うことができる。
【0069】
また、充電器6を電源端子4,4間に接続して、各コンデンサ1,1の充電を行う際には、ECU3は、まず、コンデンサ1,1が電源端子4,4間に直列に導通・接続された状態となるよう各スイッチ回路15,16をコンデンサ1側に制御し、この状態で、充電器6から前記電流経路aを介して各コンデンサ1,1に電流が流れ、各コンデンサ1,1が充電されていく。
【0070】
このとき、ECU3は、前述の図1のものと全く同様に、各電圧検出回路9の差動アンプ14の出力レベルから把握される各コンデンサ1の電圧と、各温度センサ10の出力レベルから把握される各コンデンサ1の温度とを監視しており、各温度センサ10によるコンデンサ1の検出温度に応じて、各コンデンサ1の充電を停止すべき該コンデンサ1の電圧の所定値を設定する(図3参照)。そして、ECU3は、各コンデンサ1毎に、電圧検出回路9による検出電圧が上記のように設定した所定値に達すると、そのコンデンサ1に対応する両スイッチ回路15,16をコンデンサ1側からバイパス電流路7側に切り換える。
【0071】
これにより、電圧が所定値に達したコンデンサ1は、その電圧が保持されたまま電源端子4,4間の電流経路aから開放されて、その充電が停止される。そして、電圧が所定値に達していない他のコンデンサ1にあっては、電圧が所定値に達したコンデンサ1に対応するバイパス電流路7が電源端子4,4間の電流経路aに導通することで、このバイパス電流路7を介して引き続き充電される。
【0072】
このような作動により、充電時には、各コンデンサ1はその充電されたエネルギーを無駄に消費することなく、また、過電圧も生じることなく適正な電圧(前記所定値)まで的確に充電される。そして、このとき、該所定値を充電時のコンデンサ1の温度が高い程、低くなるよう設定することで、該温度に適した充電が行われ、コンデンサ1の寿命を向上させることができる。
【0073】
また、ECU3は、コンデンサ蓄電装置の不使用時(充電や電子機器5への給電を行わない状態)では、各スイッチ回路15,16をバイパス電流路7側に制御し、電源端子4,4間をバイパス電流路7,7を介して短絡した状態とする(図5の各切換スイッチ15a,16aがバイパス電流路7側に投入された状態)。
【0074】
これにより、電源端子4,4間に起電力が生じない状態となって、電源端子4,4間に何らかの異物等が接触しても電流が流れることがなく、また、不用意に電子機器5が動作してしまうようなことがなくなる。そして、このとき、各コンデンサ1は通電不能に開放されるため、その蓄電エネルギーが確実に保持され、各コンデンサ1の蓄電エネルギーが無駄に消費されてしまうようなことがない。
【0075】
このように本実施形態のコンデンサ蓄電装置によれば、図1のものと同様に、充電時の各コンデンサ1の過電圧の防止や、異常あるいは故障発生時の対応に際して、あるいは不使用時等に、各コンデンサ1の蓄電エネルギーを無駄に消費することなく、的確な処置を施すことができる。
【0076】
尚、本実施形態では、コンデンサ蓄電装置の不使用時に、各スイッチ回路15,16をバイパス電流路7側に制御するようにしたが、スイッチ回路15,16のいずれか一方のみをバイパス電流路7側に制御すると共に、他方をコンデンサ1側に制御するようにしてもよい(例えば、図5の各切換スイッチ15aをコンデンサ1側に投入し、且つ各切換スイッチ16aをバイパス電流路7側に投入する)。このようにすると、前記電源端子4,4間の電流経路aが各コンデンサ1の箇所で遮断された状態となり、これにより、電源端子4,4間に起電力が生じない状態とすることができる。
【0077】
また、以上説明した図1の参考例及び図4の実施形態のものでは、コンデンサ1の過放電状態等の異常や故障の発生時に、全てのスイッチ回路(図1のものではスイッチ回路8、図4のものではスイッチ回路15,16)をバイパス電流路7側に制御するようにしたが、それらのスイッチ回路のうちの、いくつかのスイッチ回路のみをバイパス電流路7側に制御するようにしてもよい。具体的には、例えば図1のものでは、二つのコンデンサ1,1のうち、過放電等の故障や異常を生じたいずれか一方のコンデンサ1のみに対応するスイッチ回路8をバイパス電流路7側に制御し、他方の正常なコンデンサ1に対応するスイッチ回路8はコンデンサ1側に制御したままとする。また、図4のものでは、二つのコンデンサ1,1のうち、故障や異常を生じたいずれか一方のコンデンサ1のみに対応するスイッチ回路15,16の両者をバイパス電流路7側に制御し、他方のコンデンサ1に対応するスイッチ回路15,16はコンデンサ1側に制御したままとする。このようにすると、故障や異常を生じたコンデンサ1については電源端子4,4間の電流経路aから切り離される一方、正常なコンデンサ1は電源端子4,4間に、導通・接続された状態となって、その正常なコンデンサ1により電源端子4,4間に起電力を生ぜしめることができる。
【0078】
このようにすると、次のような利点がある。
【0079】
すなわち、例えば電気自動車の電源として使用するコンデンサ蓄電装置等、多数のコンデンサを電源端子間に直列的に接続したコンデンサ蓄電装置において、故障や異常を生じたコンデンサセルについてのみ、上記のように該コンデンサに対応するスイッチ回路を該コンデンサに対応するバイパス電流路側に切り換えてバイパスさせることで、故障や異常を生じたコンデンサセル分だけ、電源端子間の起電力が低下するものの、この場合、例えばバイパスさせるコンデンサセルが1個であれば、電源端子間の起電力に低下は僅か(例えば3.5V低下)で済む。従って、コンデンサ蓄電装置を通常の蓄電器と同様に継続して使用することができる。また、以上説明した参考例および実施形態では、使用時に二つのコンデンサ1,1を電源端子4,4間に直列的に接続するものを示したが、さらに多くのコンデンサを電源端子間に直列的に接続したものや、また、それらの直列的に接続されるコンデンサの組を複数組備えて、そのコンデンサの各組を並列的に接続するようなものについても本発明を適用することができることはもちろんである。
【0080】
また、前記参考例および実施形態では、スイッチ回路8,15,16のスイッチ素子11a,11bとしてFETを使用したが、これに代えてスイッチングトランジスタや、リレースイッチ等のスイッチ素子を使用するようにしてもよい。
【0081】
また、本発明は次ような場合にも適用可能である。
【0082】
すなわち、例えば複数のコンデンサを直列に接続したコンデンサ蓄電装置において、一つのコンデンサの電圧が他のコンデンサに較べて小さい場合、蓄電装置の電力を消費していくと、電圧の低いコンデンサだけ、その電圧が負電圧となってしまう。そして、このような状態で蓄電装置の充電を行うと、充電効率が悪くなってしまう。そこで、このような場合に(例えばコンデンサの電圧が所定値以下に低下すると)、電圧の低いコンデンサを前述の各実施形態で説明したようなバイパス電流路や切換スイッチ手段を用いてバイパスさせるようにすれば、充電効率を向上することができる。
【0083】
また、前記参考例および実施形態では、コンデンサ蓄電装置の各コンデンサ毎に、バイパス電流路や切換スイッチ手段を備えたものを示したが、例えば図6に示すように複数(図では6個)のコンデンサ1を電源端子4,4間に直列的に接続したコンデンサ蓄電装置において、そのコンデンサ1の複数個(図では3個)毎にバイパス電流路20及び切換スイッチ手段21を設け、蓄電装置の使用時等に、適宜、各切換スイッチ手段21をバイパス電流路20側に切り換えて、それに対応する複数のコンデンサ1をバイパスさせることで、その複数のコンデンサ1の全体の電圧状態や蓄電装置の放電量(電子機器等への給電量)等を制御することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連するコンデンサ蓄電装置の一参考例の回路構成図。
【図2】図1のコンデンサ蓄電装置の要部の等価回路図。
【図3】図1のコンデンサ蓄電装置の作動を説明するための線図。
【図4】本発明のコンデンサ蓄電装置の一実施形態の回路構成図。
【図5】図4のコンデンサ蓄電装置の要部の等価回路図。
【図6】ンデンサ蓄電装置のさらに他の参考例を説明するための説明図。

Claims (1)

  1. 一対の電源端子間に、複数のコンデンサを接続してなるコンデンサ蓄電装置において、前記電源端子間で流れる電流を各コンデンサの箇所でバイパスすべく各コンデンサにそれぞれ対応して設けられた複数のバイパス電流路と、各組のコンデンサ及びバイパス電流路のうち、一方を前記電源端子間の電流の経路に導通せしめると共に他方を通電不能に開放する状態と他方を前記電源端子間の電流の経路に導通せしめると共に一方を通電不能に開放する状態とに切換自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の各組にそれぞれ接続して設けられた複数の切換スイッチ手段と、所定の条件下で各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御するスイッチ制御手段とを備え、
    前記各切換スイッチ手段は、前記コンデンサ及びバイパス電流路の一端を択一的に前記電源端子間の電流の経路に導通・遮断自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の一端に接続して設けられた第1のスイッチ回路と、前記コンデンサ及びバイパス電流路の他端を択一的に前記電源端子間の電流の経路に導通・遮断自在に該コンデンサ及びバイパス電流路の他端に接続して設けられた第2のスイッチ回路とから成り、前記スイッチ制御手段は、各切換スイッチ手段を前記コンデンサ側からバイパス電流路側に切換制御するとき、前記両スイッチ回路を前記コンデンサの各端が前記電流の経路に導通する状態から前記バイパス電流路の各端が前記電流の経路に導通する状態に切換制御することを特徴とするコンデンサ蓄電装置。
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