JP2008079364A - 充放電装置 - Google Patents

充放電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008079364A
JP2008079364A JP2006252573A JP2006252573A JP2008079364A JP 2008079364 A JP2008079364 A JP 2008079364A JP 2006252573 A JP2006252573 A JP 2006252573A JP 2006252573 A JP2006252573 A JP 2006252573A JP 2008079364 A JP2008079364 A JP 2008079364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
secondary batteries
switch means
voltage
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006252573A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Domoto
貴史 堂元
Yukio Kadota
行生 門田
Asami Mizutani
麻美 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006252573A priority Critical patent/JP2008079364A/ja
Publication of JP2008079364A publication Critical patent/JP2008079364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】各二次電池をスイッチング素子で接続し、劣化した一部の電池だけを切り離すことができ、かつ二次電池の接続態様を切り替えることができ、また各二次電池の電圧を揃えることが可能な充放電装置を提供する。
【解決手段】複数の二次電池と、複数の二次電池の各々の電池間に設けられ、複数の二次電池を直列に接続するための1以上の第1スイッチ手段と、複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が複数の二次電池の各々の正極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第2スイッチ手段と、複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が複数の二次電池の各々の負極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第3スイッチ手段とを備え、1以上の第1スイッチ手段、複数の第2スイッチ手段、及び複数の第3スイッチ手段は、オン/オフの組み合わせにより複数の二次電池の接続態様を切り替え又は不要な二次電池を電気的に切り離す。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の二次電池を用いて電圧及び電流容量の調整が可能な充放電装置に関する。
充放電システムの高圧化には二次電池を多数直列に接続することが必要である。しかし、二次電池を多数直列したうちの一部の電池だけが寿命・劣化で性能が落ちた場合、他の多くの二次電池の性能には問題がなくても劣化した電池の影響で全体の性能としては悪くなる場合がある。また、電池が劣化していなくても、各電池の電圧にバラつきがあると各電池の持つ性能を十分に発揮できなくなる。特許文献1には、各電池の電圧を揃えるために、放電抵抗を利用した電圧均等化装置が記載されている。個々の蓄電ユニットと並列にスイッチと抵抗から成るバイパス回路を設け、蓄電ユニットの充電電圧が所定値以上になったときに、このバイパス回路に電流を流し、蓄電ユニットが過充電されないようにして蓄電ユニットの電圧均等化を図っている。
また特許文献2には、複数個の二次電池を直並列に接続して構成し、電池に異常が発生しても、充放電の効率が極端に低下することなく、火災などの事故の発生もない安全で、かつ安定して電力を供給できる蓄電装置について記載されている。
図4は、特許文献2に公開されている蓄電装置の二次電池周辺の回路図である。この装置は、複数の二次電池を電気的に直列接続して出力の高電圧化を図っている。図4において10は二次電池、20はスイッチング素子で、n個の電池が直列に接続されている。各スイッチング素子は各単位電池に直列に接続され、電池に異常が発生した場合、異常な電池を電気的に切り離し、切り離した箇所を短絡することが可能になっている。
したがって、この蓄電装置は、二次電池の中でも、充電時にデンドライト(樹枝状析出物)が発生して短絡し易い、あるいは可燃性の有機溶剤を使用している、ニッケル亜鉛電池、空気亜鉛電池、臭素亜鉛電池、酸化銀亜鉛電池、リチウム電池などの二次電池を直並列化して使用する場合に対して、特に有効である。
特許第3530519号公報 特許第3331529号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている電圧均等化装置は、バイパス回路に電流を流す際に放電抵抗で損失が生じ、蓄積したエネルギーの有効活用がなされていない。また図4に示す充放電装置は、用いられている二次電池の接続を直列接続・並列接続間で互いに切り替えることができない。また各電池の電圧にバラつきがある場合に電圧を揃えることができない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、各電池をスイッチング素子で接続し、劣化した一部の電池だけを切り離すことができ、かつ二次電池の接続態様を切り替えることができ、また各二次電池の電圧を揃えることが可能な充放電装置を提供することを課題とする。
本発明に係る充放電装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、複数の二次電池と、前記複数の二次電池の各々の電池間に設けられ、前記複数の二次電池を直列に接続するための1以上の第1スイッチ手段と、前記複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が前記複数の二次電池の各々の正極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第2スイッチ手段と、前記複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が前記複数の二次電池の各々の負極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第3スイッチ手段とを備え、前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段は、オン/オフの組み合わせにより前記複数の二次電池の接続態様を切り替え又は不要な前記二次電池を電気的に切り離すことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段は、スイッチング素子であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段のオン/オフを制御して前記複数の二次電池の接続態様を切替える制御部を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記複数の二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧に基づき過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段のオン/オフを制御して前記過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離すことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記複数の二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備え、前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段をオフにし、前記複数の第2スイッチ手段及び前記複数の第3スイッチ手段をオンすることにより前記複数の二次電池を並列接続にすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4において、前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段をオフにし、前記複数の第2スイッチ手段及び前記複数の第3スイッチ手段をオンすることにより前記複数の二次電池を並列接続にすることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明によれば、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段のオン/オフの組み合わせにより、二次電池の接続態様を直列接続、並列接続もしくは両者の組み合わせに切替えることができる。二次電池の個数が多数であれば、直列接続及び並列接続の組み合わせについて自由度が増すので、電圧及び電流容量を自由に調整することができる。さらに接続する二次電池を任意に選択することができるので、一部の二次電池が劣化もしくは故障した場合においても、正常な電池のみを用いることができる。また全ての二次電池を並列に接続することで、電池の電圧のばらつきがあったとしても修正し、各電池の電圧を揃えることができる。放電抵抗を用いる必要がないため、損失が低減する。
本発明の請求項2記載の発明によれば、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段としてスイッチング素子を用いるため、簡易な構成で本発明である充放電装置を提供することができる。
本発明の請求項3記載の発明によれば、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、及び第3スイッチ手段のオン/オフを制御して複数の二次電池の接続態様を切替える制御部を備えるので、使用する二次電池を素早く選択し、必要な電圧、電流容量に応じた接続を迅速かつ自動的に選択する充放電装置を提供することができる。
本発明の請求項4記載の発明によれば、二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備えているので、電池に異常が発生した場合においても、迅速に発見することができる。また制御部は、測定された電圧の情報に基づいて過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を検出するとともに、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、及び第3スイッチ手段のオン/オフを制御して過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離すことができるので、正常な電池のみを用いて適切な電圧・電流容量になるよう、制御することができる。
本発明の請求項5記載の発明によれば、二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備えているので、電池に異常が発生した場合においても、迅速に発見することができる。また制御部は、測定された電圧の情報に基づいて電圧のばらつきがみられる場合に並列接続にするので、各二次電池の電圧を一定に揃えることができる。
本発明の請求項6記載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様に過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離すことができるとともに、請求項5記載の発明と同様に電圧にばらつきがみられる二次電池を並列接続するので、各二次電池の電圧を一定に揃えることができる。したがって、それぞれの方法を組み合わせて、最適な接続態様で電圧・電流容量になるよう、制御することができる。
以下、本発明の充放電装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1のブロック構成図である。
まず、本実施の形態の構成を説明すると、本実施の形態に係る充放電装置は、図1に示すように、充放電回路30、電圧測定部70、制御部80で構成されている。また充放電回路30は、二次電池32、二次電池34、二次電池36、二次電池38、スイッチ42、スイッチ44、スイッチ46、スイッチ52、スイッチ54、スイッチ56、スイッチ58、スイッチ62、スイッチ64、スイッチ66、スイッチ68で構成されている。なお本実施例において4つの二次電池が用いられているが、本発明においては4つとは限らず同様の接続方法で多数の二次電池を接続することができる。
図1に示すように、各スイッチは、互いに逆向きに接続した2つのスイッチング素子からなり、充電時及び放電時のいずれの場合にも対応できる。ただし、必ずしもスイッチング素子を用いる必要は無く、例えば操作人が外部から操作するタイプの手動スイッチを用いることもできる。その場合には、電圧測定部70及び制御部80は不要である。
スイッチ42、スイッチ44、スイッチ46は、本発明の第1スイッチ手段に対応し、二次電池32、二次電池34、二次電池36、二次電池38の各々の二次電池間に設けられるとともに、4つの二次電池を直列に接続する。また本実施例において二次電池の数は4つであるが、複数であればいくつでもよい。
スイッチ52、スイッチ54、スイッチ56、及びスイッチ58は、本発明の第2スイッチ手段に対応し、二次電池32、二次電池34、二次電池36、及び二次電池38に対応して設けられるとともに各々の一端が各二次電池の各々の正極端子に接続され各々の他端が共通接続されている。
スイッチ62、スイッチ64、スイッチ66、及びスイッチ68は、本発明の第3スイッチ手段に対応し、二次電池32、二次電池34、二次電池36、及び二次電池38に対応して設けられるとともに各々の一端が各二次電池の各々の負極端子に接続され各々の他端が共通接続されている。
電圧測定部70は、本発明の電圧測定手段に対応し、二次電池32、二次電池34、二次電池36、及び二次電池38の各々の電圧を測定する。また電圧測定部70は、測定された各二次電池の電圧データを制御部80に出力する。
制御部80は、電圧測定部70及び充放電回路30内の各スイッチに接続され、内部プログラムに基づき第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、第3スイッチ手段のオン/オフを制御して複数の二次電池の接続態様を切替える。
また制御部80は、電圧測定部70により測定された複数の二次電池の各々の電圧に基づき過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を検出するとともに、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、及び第3スイッチ手段のオン/オフを制御して前記過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離す。
さらに制御部80は、電圧測定部70により測定された複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出するとともに、第1スイッチ手段をオフにし、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段をオンすることにより複数の二次電池を並列接続にする。
図2は、本発明の実施例1における充放電回路の別の1例を示す。この充放電回路30aは、図1に示す充放電回路30と同様に、複数の二次電池(二次電池32a、二次電池34a、二次電池36a、二次電池38a)、第1スイッチ手段(スイッチ42a、スイッチ44a、スイッチ46a)、第2スイッチ手段(スイッチ52a、スイッチ54a、スイッチ56a、スイッチ58a)、第3スイッチ手段(スイッチ62a、スイッチ64a、スイッチ66a、スイッチ68a)で構成されている。また発明の効果も図1における充放電回路30と同じであるが、オン/オフするスイッチが異なる。
例えば、図1において二次電池を直列接続させる場合には、第1スイッチ手段をオンにして第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段をオフさせる必要がある。しかしながら、図2のような配線の場合、第1スイッチ手段をオンさせるのみならず、スイッチ52a及びスイッチ68aもオンさせる必要がある。
図3は、本実施例の形態の動作の1例を示すフローチャート図である。図3を参照し実施例1に係る充放電装置の動作のうち、寿命・劣化等により性能の落ちた二次電池や過充電・過放電状態にある二次電池を電気的に切り離す場合の動作を説明する。
最初に全ての二次電池を直列接続の状態にする(ステップS11)。制御部80(又は操作人)は、第1スイッチ手段(スイッチ42、44、46)をオン、第2スイッチ手段(スイッチ52、54、56、58)をオフ、第3スイッチ手段(スイッチ62、64、66、68)をオフする。
次に切り離す電池の判定を行う(ステップS13)。具体的には、電圧測定部70が複数の二次電池の各々の電圧を測定し、測定結果を制御部80に出力する。
制御部80は、電圧測定部70により出力された電圧測定結果に基づき寿命や劣化により性能の落ちた二次電池、もしくは過充電状態、過放電状態にあり電気的に切り離す必要があると思われる二次電池を検出する。さらに制御部80は、切り離す二次電池が二次電池38(直列接続された複数の二次電池のうち最も負極側に位置する二次電池)であるか否かを判定する(ステップS15)。図1の充放電回路30のように二次電池とスイッチング素子が接続されている場合、最も負極側に位置する二次電池とその他の二次電池とでは電気的に切り離すためのスイッチが異なるからである。
切り離す二次電池が二次電池38である場合には、制御部80は、スイッチ46をオフし、スイッチ66とスイッチ68をオンする(ステップS17)。
切り離す二次電池が二次電池38以外である場合には、制御部80は、切り離す二次電池の負極に接続された第1スイッチ手段をオフし、切り離す二次電池の正極に接続された第2スイッチ手段と切り離す二次電池の負極側に接続されていた二次電池の正極に接続された第2スイッチ手段とをオンする(ステップS19)。例えば二次電池36を電気的に切り離す場合には、制御部80は、スイッチ46をオフし、スイッチ56とスイッチ58とをオンする。
このようにすることにより、制御部80は、正常な二次電池のみを直列に接続することができる。また以上はアルゴリズムの1例であり、例えばS19のステップにおいて第2スイッチ手段ではなく第3スイッチ手段を用いることによっても任意の二次電池を電気的に切り離すことができる。制御部80の内部プログラムを変更することにより、アルゴリズムは自由に設定できる。
次に複数の二次電池を並列に接続して動作させる場合について説明する。図1において、制御部80(又は操作人)は、第1スイッチ手段(スイッチ42、44、46)をオフ、第2スイッチ手段(スイッチ52、54、56、58)及び第3スイッチ手段(スイッチ62、64、66、68)をオンすることにより、全ての二次電池を並列に接続することができる。
不要な二次電池がある場合、制御部80(又は操作人)は、スイッチのオン/オフの組み合わせにより、不要な二次電池を電気的に切り離す。例えばここでスイッチ62をオフすると、二次電池34、二次電池36、二次電池38を並列に接続した電圧を出力するとともに、二次電池32は電気的に切り離される。
このように制御部80(又は操作人)は、並列接続させる二次電池を任意に選択することができる。また利用する二次電池の数を増加させても同様である。
また制御部80は、電圧測定部70により測定された複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出する。検出するタイミングはいつでもよく、内部プログラムにて設定が可能である。ばらつきの検出方法はどのようなものであってもよいが、例えば全ての二次電池の電圧の平均値を演算によって求め、この平均値と各々の二次電池の電圧を比較し、その偏差が所定値以上であればばらつきがあると判定する。
二次電池の電圧にばらつきがある場合、制御部80は、第1スイッチ手段をオフにし、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段をオンすることにより二次電池の全てもしくはその一部を並列接続する。その際、高い電圧を有する二次電池により低い電圧を有する二次電池は充電される。その結果、並列接続された二次電池の電圧は揃う。
さらに制御部80(又は操作人)は、二次電池の接続態様を切り替え、電圧と電流容量を自由に設定する。例えば、図1において、スイッチ52、スイッチ56、スイッチ42、スイッチ46、スイッチ64、スイッチ68をオンにし、それ以外のスイッチをオフにした場合、二次電池32と二次電池34とが直列接続され、二次電池36と二次電池38とが直列接続されるとともに、この2つの直列接続が並列接続された態様となる。電圧及び電流容量の設定は、二次電池の数が多いほど自由度が増す。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係る充放電装置によれば、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段を備えているので、二次電池の接続態様を直列接続、並列接続もしくは両者の組み合わせに切替えることができる。二次電池の個数が多数であれば、直列接続及び並列接続の組み合わせについて自由度が増すので、電圧及び電流容量を自由に調整することができる。さらに接続する二次電池を任意に選択することができるので、一部の二次電池が劣化もしくは故障した場合においても、正常な電池のみを用いることができる。その結果劣化・故障した二次電池によるシステムへの影響が最小となる。
また全てもしくは一部の二次電池を並列に接続することで、電池の電圧のばらつきがあったとしても修正し、各二次電池の電圧を揃えることができる。放電抵抗を用いる必要がないため、損失が低減する。
第1スイッチ手段、第2スイッチ手段及び第3スイッチ手段としてスイッチング素子を用いる場合には、簡易な構成で本発明である充放電装置を提供することができる。
また、内部プログラムに基づき第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、及び第3スイッチ手段のオン/オフを制御して複数の二次電池の接続態様を切替える制御部80を備えるので、使用する二次電池を素早く選択し、必要な電圧、電流容量に応じた接続を迅速かつ自動的に選択する充放電装置を提供することができる。
さらに、二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定部70を備えているので、電池に異常が発生した場合においても、迅速に発見することができる。また制御部80は、測定された電圧の情報に基づいて過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を検出するとともに、第1スイッチ手段、第2スイッチ手段、及び第3スイッチ手段のオン/オフを制御して過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離すことができるので、正常な電池のみを用いて適切な電圧・電流容量になるよう、制御することができる。
また制御部80は、測定された電圧の情報に基づいて電圧のばらつきがみられる場合に二次電池の全部又は一部を並列接続にするので、各二次電池の電圧を一定に揃えることができる。
したがって、この充放電装置は、これら接続態様切替え機能、不要電池切り離し機能、電圧均等化機能を組み合わせて、最適な接続態様で電圧・電流容量になるよう、制御することができる。
本発明に係る充放電装置は、電力貯蔵システム等に用いられる充放電装置に利用可能である。
本発明の実施例1の形態の充放電装置のブロック図である。 本発明の実施例1の充放電回路の別の1例を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の動作の1例を示すフローチャート図である。 従来の蓄電装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 二次電池
20 スイッチング素子
30、30a 充放電回路
32、34、36、38 二次電池
32a、34a、36a、38a 二次電池
42、44、46 スイッチ(第1スイッチ手段)
42a、44a、46a スイッチ(第1スイッチ手段)
52、54、56、58 スイッチ(第2スイッチ手段)
52a、54a、56a、58a スイッチ(第2スイッチ手段)
62、64、66、68 スイッチ(第3スイッチ手段)
62a、64a、66a、68a スイッチ(第3スイッチ手段)
70 電圧測定部
80 制御部

Claims (6)

  1. 複数の二次電池と、
    前記複数の二次電池の各々の電池間に設けられ、前記複数の二次電池を直列に接続するための1以上の第1スイッチ手段と、
    前記複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が前記複数の二次電池の各々の正極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第2スイッチ手段と、
    前記複数の二次電池に対応して設けられるとともに各々の一端が前記複数の二次電池の各々の負極端子に接続され各々の他端が共通接続された複数の第3スイッチ手段とを備え、
    前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段は、オン/オフの組み合わせにより前記複数の二次電池の接続態様を切り替え又は不要な前記二次電池を電気的に切り離すことを特徴とする充放電装置。
  2. 前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段は、スイッチング素子であることを特徴とする請求項1記載の充放電装置。
  3. 前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段のオン/オフを制御して前記複数の二次電池の接続態様を切替える制御部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の充放電装置。
  4. 前記複数の二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備え、
    前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧に基づき過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段、前記複数の第2スイッチ手段、及び前記複数の第3スイッチ手段のオン/オフを制御して前記過充電状態もしくは過放電状態にある二次電池を電気的に切り離すことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の充放電装置。
  5. 前記複数の二次電池の各々の電圧を測定する電圧測定手段を備え、
    前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段をオフにし、前記複数の第2スイッチ手段及び前記複数の第3スイッチ手段をオンすることにより前記複数の二次電池を並列接続にすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の充放電装置。
  6. 前記制御部は、前記電圧測定手段により測定された前記複数の二次電池の各々の電圧のばらつきを検出するとともに、前記1以上の第1スイッチ手段をオフにし、前記複数の第2スイッチ手段及び前記複数の第3スイッチ手段をオンすることにより前記複数の二次電池を並列接続にすることを特徴とする請求項4記載の充放電装置。
JP2006252573A 2006-09-19 2006-09-19 充放電装置 Pending JP2008079364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006252573A JP2008079364A (ja) 2006-09-19 2006-09-19 充放電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006252573A JP2008079364A (ja) 2006-09-19 2006-09-19 充放電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008079364A true JP2008079364A (ja) 2008-04-03

Family

ID=39350861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006252573A Pending JP2008079364A (ja) 2006-09-19 2006-09-19 充放電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008079364A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284606A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 蓄電器の制御装置
JP2011223653A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Isuzu Motors Ltd 電圧調整システム
WO2012014281A1 (ja) * 2010-07-27 2012-02-02 Takeda Harumi 蓄電装置の充電制御方法および放電制御方法
JP2016517258A (ja) * 2013-03-15 2016-06-09 デザイン フラックス テクノロジーズ, エルエルシーDesign Flux Technologies, Llc 動的に再構成可能なエネルギー貯蔵装置を作り出す方法および装置
JP2016123228A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 トヨタ自動車株式会社 充電方法及び充電装置
JP2017118732A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 セイコーエプソン株式会社 電源および電子機器
JP2018182961A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 Necプラットフォームズ株式会社 制御装置
KR102431931B1 (ko) * 2022-02-24 2022-08-16 (주)그린파워 직렬 배터리 충방전 장치
WO2022255104A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 日本碍子株式会社 蓄電池セットおよび蓄電池システム
WO2023203871A1 (ja) * 2022-04-21 2023-10-26 株式会社日立製作所 直流充電装置
JP7456352B2 (ja) 2020-10-12 2024-03-27 株式会社豊田自動織機 二次電池システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10302846A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 組電池及びその充電装置
JPH1186913A (ja) * 1997-09-02 1999-03-30 Mitsumi Electric Co Ltd 複数の充電可能な電池のバランス回路
JP2001309563A (ja) * 2000-02-15 2001-11-02 Sekisui Chem Co Ltd 建物用電力供給システム及び電池装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10302846A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 組電池及びその充電装置
JPH1186913A (ja) * 1997-09-02 1999-03-30 Mitsumi Electric Co Ltd 複数の充電可能な電池のバランス回路
JP2001309563A (ja) * 2000-02-15 2001-11-02 Sekisui Chem Co Ltd 建物用電力供給システム及び電池装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284606A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 蓄電器の制御装置
JP2011223653A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Isuzu Motors Ltd 電圧調整システム
WO2012014281A1 (ja) * 2010-07-27 2012-02-02 Takeda Harumi 蓄電装置の充電制御方法および放電制御方法
JP4977804B2 (ja) * 2010-07-27 2012-07-18 佳史 竹田 蓄電装置の充電制御方法および放電制御方法
CN103190056A (zh) * 2010-07-27 2013-07-03 竹田佳史 蓄电装置的充电控制方法以及放电控制方法
KR101452778B1 (ko) 2010-07-27 2014-10-22 요시후미 다케다 축전장치의 충전제어방법 및 방전제어방법
US9312703B2 (en) 2010-07-27 2016-04-12 Yoshifumi Takeda Charge control method and discharge control method for electric storage apparatus
JP2019110750A (ja) * 2013-03-15 2019-07-04 ジーエルエックス、パワー、システムズ、インコーポレイテッドGlx Power Systems Inc. 動的に再構成可能なエネルギー貯蔵装置を作り出す方法および装置
JP2016517258A (ja) * 2013-03-15 2016-06-09 デザイン フラックス テクノロジーズ, エルエルシーDesign Flux Technologies, Llc 動的に再構成可能なエネルギー貯蔵装置を作り出す方法および装置
JP2016123228A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 トヨタ自動車株式会社 充電方法及び充電装置
JP2017118732A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 セイコーエプソン株式会社 電源および電子機器
JP2018182961A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 Necプラットフォームズ株式会社 制御装置
JP7456352B2 (ja) 2020-10-12 2024-03-27 株式会社豊田自動織機 二次電池システム
WO2022255104A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 日本碍子株式会社 蓄電池セットおよび蓄電池システム
KR102431931B1 (ko) * 2022-02-24 2022-08-16 (주)그린파워 직렬 배터리 충방전 장치
WO2023203871A1 (ja) * 2022-04-21 2023-10-26 株式会社日立製作所 直流充電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008079364A (ja) 充放電装置
CN107863789B (zh) 电源系统
JP5498742B2 (ja) 変圧器を用いたセル平衡化システム
US9211800B2 (en) Battery system and control method of battery system
US11695165B2 (en) Battery system
US9564768B2 (en) Discharge device for electricity storage device
US7928691B2 (en) Method and system for cell equalization with isolated charging sources
US7825629B2 (en) Method and system for cell equalization with charging sources and shunt regulators
US9537331B2 (en) Battery pack
JP5618986B2 (ja) 充電装置
EP2421113A2 (en) Power supply device for detecting disconnection of voltage detection lines
JP2010127722A (ja) バッテリシステム
JP2007300701A (ja) 車両用の電源装置
US20060097697A1 (en) Method and system for cell equalization with switched charging sources
JP2013078242A (ja) 電源装置
JP2013055719A (ja) 組電池の充電制御装置および充電制御方法
JP2008043009A (ja) 電池パックおよび制御方法
KR20130013108A (ko) 이차전지 배터리의 균등화 장치
CN111137170A (zh) 一种动力电池组均衡系统、换电系统及电池包
JP2002010501A (ja) 蓄電装置の容量均等化装置
KR20180035080A (ko) 배터리 셀 밸런싱 회로
CN114156961B (zh) 充电控制装置、电池系统及充电控制方法
JP5661414B2 (ja) 電源装置
JP2009129657A (ja) 二次電池パック
JP2014112039A (ja) 検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100427