JP3646892B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)携帯電話機の構成(図1)
(2)第1実施例(図2〜図4)
(3)第2実施例(図5及び図6)
(4)第3実施例(図7及び図8)
(5)他の実施例
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信端末装置及び表示方法に関し、例えば携帯電話機に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、携帯電話機においては、通話中に新たな呼が入ると、スピーカから呼び出し音を鳴らして呼が入つていることをユーザに知らせている。ユーザは、呼び出し音を確認した後切換用の操作キーを操作して現在通話中の呼を一旦保留にして新たな呼に通話を切り換える、いわゆる割り込み通話を利用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上述の携帯電話機において、ユーザは割り込み通話による新たな呼が誰からの呼であるか分からなかつたり、割り込み通話によつて保留している相手を待たせている時間が分からない等、呼の状態を認識できないという問題があつた。
【0005】
また、割り込み通話による新たな呼にユーザが通話を切り換える場合、ユーザにとつて通話を切り換える操作が煩雑で使い勝手が悪いという問題があつた。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザの使い勝手を向上し得ると共に、複数の呼の状態を容易に詳しく認識できる通信端末装置及び表示方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の呼の状態を切り換える情報を入力する入力手段と、複数の呼の状態に対応する表示画面を複数記憶すると共に、呼の接続先に関する情報を複数記憶する記憶手段と、複数の呼の状態に対応する表示画面及び呼の接続先に関する情報を表示する表示手段と、入力手段から入力される情報に応じて呼の状態を切り換え、切り換えた呼の状態に対応する表示画面及び呼の接続先に関する情報を記憶手段から読み出して表示手段に表示させる制御手段とを具え、入力手段は、表示手段に表示されている複数の呼のうち、呼の状態を切り換える呼を選択し、制御手段は、入力手段によつて切り換える呼が選択されたときに、当該選択された呼の切り換え可能な複数の状態候補を示すアイコンを選択可能な状態で表示手段にウインドウ表示させるようにする。
【0008】
表示手段に表示された複数の呼のうち、ユーザによつて状態を切り換えたい呼が選択されると、当該選択された呼に対する切り換え可能な複数の状態候補を示すアイコンを選択可能な状態でウインドウ表示することにより、当該ユーザに対して呼の接続状態をどのように変更するかを当該切り換え可能な複数の状態候補を目視確認させることによつて促し、その中からユーザ所望の接続状態を当該複数の状態候補を示すアイコンにより選択させることができるので、複数の状態候補のバリエーションを視覚的かつ分かり易く提示しながら呼の状態を切り換えさせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0010】
(1)携帯電話機の構成
図1は、通信端末装置としての携帯電話機1の内部構成を示す。内部回路は、マイクロコンピユータ構成でなる制御手段としての制御回路2を中心に構成されている。この制御回路2が他の内部回路を制御するようになされている。
【0011】
まず、携帯電話機1が受信状態のとき、アンテナ3は受信した高周波信号S1を変復調回路4に送出する。このとき制御回路2は変復調回路4を介して得た高周波信号S1に基づいてスピーカ5から呼び出し音を鳴らす。
【0012】
また変復調回路4は高周波信号S1を復調して低周波信号S2として音声符号化回路6に送出する。音声符号化回路6は、低周波信号S2を復号して音声信号S3としてアンプ7に送出する。アンプ7は、音声信号S3を増幅してスピーカ8から音声として出力する。
【0013】
次に、携帯電話機1が送信状態のとき、マイク9はユーザの音声を拾つて音声信号としてアンプ10に送出する。アンプ10は、ユーザの音声を増幅して音声信号S4として音声符号化回路6に送出する。
【0014】
音声符号化回路6は音声信号S4を符号化して低周波信号S5として変復調回路4に送出する。変復調回路4は低周波信号S5を変調し、高周波信号S6としてアンテナ3に送出する。アンテナ3は高周波信号S6を電波として外部へ送信する。
【0015】
ところで、受信中もしくは送信中に新たに呼が入ると、制御回路2は変復調回路4を介して得た高周波信号S1に基づいてスピーカ5から割り込み通話を知らせるための呼び出し音を鳴らす。
【0016】
同時に、制御回路2はLCD駆動回路11を駆動させて表示手段としての液晶パネル(以下、LCDという)12に、記憶手段としてのメモリ13から切り換える複数の呼の状態を表した表示画面を読み出して表示すると共に、呼の接続先の情報(例えば、呼のつながつた順番に付されるID番号、ユーザの名前、電話番号)を表示する。
【0017】
そして、ユーザが複数の操作キーでなるキーボード14による入力、あるいはLCD12の表面に薄く重ねたタツチパネルを通して所定のアイコンに触れることにより、割り込み通話の呼に通話を切り換える。このときのデイスプレイ表示は、通話相手を切り換えた後の呼の状態及び接続先の情報を表示している。
【0018】
(2)第1実施例
図2に示すデイスプレイの表示例1(1)のように、制御回路2はユーザの通話状態をLCD12に表示する。すなわち、図2は受話器の表示で示す「ユーザ」が「マイク」の呼と「アクテイブ(以下、Activeという)」な状態(通話中)とし、「メアリ」の呼を「ホールド(以下、Holdという)」している状態(保留中)のときのLCD12のデイスプレイ表示である。
【0019】
制御回路2は、呼が2人と接続されている状態を表わす表示画面をメモリ13から読み出してLCD12に表示する。同様にして、制御回路2はユーザが「マイク」に発呼する際に入力した電話番号「030(30)12345」と呼の接続順位に応じて付されるID番号▲1▼を表示し、入力した電話番号がメモリ13に登録されているなら、その電話番号に基づいてユーザ名(「マイク」)をLCD12に表示する。また制御回路2は、通話中に入つた新たな呼が誰からの呼かを判断して、ユーザ名(「メアリ」)、ID番号▲2▼及び電話番号「030(40)56789」をLCD12に表示する。
【0020】
また現在ユーザが「マイク」の呼と通話中であることは、制御回路2が「ユーザ」と「マイク」を結ぶライン上に「Active」のアイコン21を表示することによつて示す。また同様に、現在ユーザが「メアリ」の呼と保留中であることは、制御回路2が「ユーザ」と「メアリ」を結ぶライン上に「Hold」のアイコン22を表示することによつて示す。
【0021】
ここで、ユーザが「マイク」の呼を制御したいときは、「Active」のアイコン21を指で軽く触れるか、「ユーザ」と「マイク」とを結ぶラインを指で触れれば良い。これにより、図3に示すデイスプレイの表示例1(2)のように制御回路2がウインドウ表示23を開かせる。
【0022】
ウインドウ表示23は、「シヤトル(以下、Shuttle という)」、「デイスコネクト(以下、Disconnectという)」、「キヤンセル(以下、Cancelという)」を示す3個のアイコンからなる。これら3個のアイコンは、「マイク」の呼の状態を制御し得るものであり、「Shuttle 」のアイコンは、アクテイブ(Active)な呼とホールド(Hold)な呼を入れ換えるものであり、「Disconnect」のアイコンは、呼を切断(電話を切る)するものである。また、「Cancel」のアイコンは、ユーザが今の状態のまま何もしないでこのモードから抜けられるものである。
【0023】
これらの3個のアイコンの中からユーザが所望のアイコンを選んで触れることにより、呼の状態を切り換えることができる。
同様に、ユーザが「メアリ」の呼を制御したいときは、「Hold」のアイコン22を指で軽く触れるか、「ユーザ」と「メアリ」とを結ぶラインを指で触れれば良い。これにより制御回路2が上述したウインドウ表示23を開かせるので、ユーザはウインドウ表示23内の所望のアイコンを指で軽く触れれば良い。その結果、制御回路2はユーザによつて選択されたアイコンに応じて呼の状態を切り換える。
【0024】
次に、制御回路2が行う呼の切り換え制御手順RT1を図4に示す。まず、「マイク」の呼が「Active」な状態で「メアリ」の呼が「Hold」されている状態のLCD12のデイスプレイ表示において(図2)、制御回路2は制御手順RT1を開始してステツプSP1に移る。
ステツプSP1において、制御回路2は「Active」の呼と「Hold」の呼のどちらがユーザによつて選択されたのかを判定する。
【0025】
その後、制御回路2はステツプSP2に移り、ユーザの選択した呼(「Active」あるいは「Hold」)に対応して制御し得るアイコンからなるウインドウ表示を開かせ(図3)、ステツプSP3に移る。ステツプSP3において、制御回路2はユーザによつて選択されたアイコンの種類を判定する。
【0026】
続いて、制御回路2はステツプSP4に移り、ユーザによつて選択されたアイコンに応じて呼の状態を切り換える。さらに制御回路2はステツプSP5に移り、切り換えた後の呼の状態及び接続先の情報をLCD12に表示し、ステツプSP6に移つて呼の切り換え制御手順RT1を終了する。
【0027】
以上の構成において、例えばユーザが「マイク」と通話中に「メアリ」の呼に切り換えたいときには、ユーザが「Active」のアイコン21を触れてウインドウ表示23を開かせる。そしてユーザが、ウインドウ表示23内の「Shuttle 」のアイコンを触れることにより呼の状態が切り換わり、このときのLCD12のデイスプレイ表示は「マイク」との呼が「Hold」で「メアリ」との呼が「Active」となる。このようにしてユーザは、LCD12のデイスプレイ表示を確認しながら所望のアイコンを触れることにより容易に呼の状態を切り換えることができる。
【0028】
以上の構成によれば、ユーザはLCD12の表面に薄く重ねたタツチパネルを通して所望のアイコンを触れることで、容易に呼の状態を切り換えられると共に、制御回路2がそのときの呼の状態をLCD12に表示することにより、ユーザが複数の呼の状態をLCD12で容易に詳しく認識できる。
【0029】
(3)第2実施例
図5に示すデイスプレイの表示例2のように、制御回路2はGSM(汎ヨーロツパ移動体通信システム)における複数通話(マルチパーテイー)の状態をLCD12に表示する。すなわち図5は、受話器の表示で示す「ユーザ」が「グレツグ」の呼を「Hold」にして、「ジエーン」の呼及び「トニー」の呼を「Active」とし、ユーザ自身を含めて3人(ユーザ本人、ジエーン、トニー)で通話して、1人(グレツグ)を保留しているときのLCD12のデイスプレイ表示である。
【0030】
制御回路2は、呼が複数接続されている状態を表わす表示画面をメモリ13から読み出してLCD12に表示する。同様にして、制御回路2は保留中の相手の情報(ID番号▲1▼、名前「グレツグ」、電話番号「030(30)99999」)と、通話中の2人の情報(ID番号▲2▼、名前「ジエーン」、電話番号「030(30)65432」及びID番号▲3▼、名前「トニー」、電話番号「030(30)55555」)をLCD12に表示する。
【0031】
また現在ユーザが「グレツグ」の呼と保留中であることは、制御回路2が「ユーザ」と「グレツグ」を結ぶライン上に「Hold」のアイコン24を表示することによつて示す。また同様に、現在ユーザが「ジエーン」と「トニー」の呼と通話中(3者通話)であることは、制御回路2が「ユーザ」と「ジエーン」及び「トニー」を結ぶラインが交差する部分に「Active」のアイコン25を表示することによつて示す。
ここで、ユーザが「ジエーン」の呼を制御したいときは、「Active」のアイコン25を指で軽く触れるか、「ユーザ」と「ジエーン」とを結ぶラインを指で触れれば良い。これにより、制御回路2がウインドウ表示26を開かせる。
【0032】
ウインドウ表示26は、「マルチパーテイー(以下、Muiti Party という)」、「シヤトル(以下、Shuttle という)」、「デイスコネクトMP(以下、Disconnect MP という)」、「デイスコネクト2(以下、Disconnect 2という)」、「デイスコネクト3(以下、Disconnect 3という)」、「キヤンセル(以下、Cancelという)」の6個のアイコンからなる。これら6個のアイコンは、「ジエーン」の呼を制御し得るものであり、「Shuttle 」及び「Cancel」に関しては、上述した通りである。
【0033】
そして「Muiti Party 」のアイコンは、「ジエーン」及び「トニー」の呼を「Active」な呼にするものである。また「Disconnect MP 」のアイコンは、「ジエーン」及び「トニー」の「Active」な呼を両方切断して、「グレツグ」の「Hold」されていた呼を「Active」な呼にするものである。さらに「Disconnect 2」のアイコンは、「ジエーン」の呼だけを切断するものである。この場合、「トニー」の呼は「Active」のままであり、3者通話から通常の通話となる。さらに、「Disconnect 3」のアイコンは、「Disconnect 2」と同様に「トニー」の呼だけを切断するものである。この場合、「ジエーン」の呼は「Active」のままであり、3者通話から通常の通話となる。
これらの6個のアイコンの中からユーザが所望のアイコンを選んで触れることにより、呼の状態を切り換えることができる。
【0034】
同様に、ユーザが「グレツグ」の呼を制御したいときは、「Hold」のアイコン24を指で軽く触れるか、「ユーザ」と「グレツグ」とを結ぶラインを指で触れれば良い。これにより、制御回路2が「Hold」の呼を制御し得るウインドウ表示を開かせるので、ユーザは所望のアイコンを選択して指で軽く触れれば良い。その結果、制御回路2はウインドウ表示の中からユーザによつて選択されたアイコンに応じて呼の状態を切り換える。
【0035】
次に、制御回路2が行う呼の切り換え制御手順RT2を図6に示す。まず、「ジエーン」の呼と「トニー」の呼が「Active」な状態(3者通話中)で、「グレツグ」の呼が「Hold」されている状態のLCD12のデイスプレイ表示において、制御回路2は制御手順RT2を開始してステツプSP11に移る。
【0036】
ステツプSP11において、制御回路2はユーザが「Active」な呼あるいは「Hold」された呼のどちらを選択するかを待ち受ける。そして制御回路2はステツプSP12に移り、ユーザが選択した呼が「Active」であるか否かを判定する。ここで肯定結果を得るとステツプSP13に移り、制御回路2は「Active」な呼を制御し得るアイコンからなるウインドウ表示26を開かせ、ステツプSP16に移る。
【0037】
またステツプSP12の判定において否定結果を得ると、制御回路2はステツプSP14に移り、ユーザの選択した呼が「Hold」であるか否かを判定する。ここで否定結果を得ると、制御回路2はステツプSP11に戻つて呼が選択されるまで待ち続ける。またステツプSP14の判定において肯定結果を得ると、制御回路2はステツプSP15に移り、「Hold」な呼を制御し得るアイコンからなるウインドウ表示を開かせ、ステツプSP16に移る。
【0038】
続いて、制御回路2はステツプSP16において、ウインドウ表示されたアイコンの中からユーザによつて選択されたアイコンの種類を判定し、ステツプSP17に移る。ステツプSP17において制御回路2は、ユーザによつて選択されたアイコンに応じて呼の状態を切り換えてステツプSP18に移る。ステツプSP18において制御回路2は、切り換えられた後の呼の状態及び接続先の情報をLCD12に表示し、ステツプSP19に移つて呼の切り換え制御手順RT2を終了する。
【0039】
以上の構成において、例えばユーザが「ジエーン」と「トニー」と3人で通話中に「グレツグ」の呼に切り換えたいときには、ユーザが「Active」のアイコン25を触れてウインドウ表示26を開かせる。そしてユーザが、「Shuttle 」のアイコンを触れることにより「Active」の呼と「Hold」の呼とが切り換わる。このときのLCD12のデイスプレイ表示は、「ジエーン」と「トニー」との呼が「Hold」となり、「グレツグ」との呼が「Active」となる。
【0040】
また同様にしてユーザが「ジエーン」の呼だけを切断したいときには、ユーザが「Active」のアイコン25を触れてウインドウ表示26を開かせる。そしてユーザが「Disconnect 2」のアイコンを触れることにより、「ジエーン」との呼がだけが切断される。このときのLCD12のデイスプレイ表示は、「トニー」との呼が「Active」で「グレツグ」との呼が「Hold」となり、「ジエーン」の表示は消滅する。
このようにしてユーザは、LCD12のデイスプレイ表示を確認しながら所望のアイコンを触れることにより容易に呼の状態を切り換えることができる。
【0041】
以上の構成によれば、ユーザはLCD12の表面に薄く重ねたタツチパネルを通して所望のアイコンを触れることで、容易に呼の状態を切り換えられると共に、制御回路2がそのときの呼の状態をLCD12に表示することにより、ユーザが複数の呼の状態をLCD12で容易に詳しく認識できる。
【0042】
(4)第3実施例
図7に示すデイスプレイの表示例3のように、制御回路2はGSM(汎ヨーロツパ移動体通信システム)においてユーザが通話中に他の呼を保留している場合に、さらに新たな呼が割り込み通話で入つてきたときの状態をLCD12に表示する。すなわち図7は、ユーザが「トム」の呼を「Active」にして、「クレア」の呼を「Hold」にした状態で、「リンダ」からの新たな呼が入つてきたときの呼を「ウエイト(以下、Waitという)」と表示したときのLCD12のデイスプレイ表示である。
【0043】
制御回路2は、呼が2人と接続(Active及びHold)されている状態でさらに新たな呼(Wait)が割り込み通話で入つてきたときの状態における表示画面をメモリ13から読み出してLCD12に表示する。同様にして、制御回路2は割り込み通話を知らせる呼び出し音をスピーカ5(図1)から鳴らすと共に、接続先である通話中の相手の情報(ID番号▲1▼、名前「トム」、電話番号「030(30)33333」)、保留中の相手の情報(ID番号▲2▼、名前「クレア」、電話番号「030(30)02468」)及び、割り込みで新たに入つてきた相手の情報(ID番号▲3▼、名前「リンダ」、電話番号「030(30)83111」)をLCD12に表示する。
【0044】
また現在ユーザが「トム」の呼と通話中であることは、制御回路2が「ユーザ」と「トム」を結ぶライン上に「Active」のアイコン27を表示することにより示す。また同様に、現在ユーザが「クレア」の呼と保留中であることは、制御回路2が「ユーザ」と「クレア」を結ぶライン上に「Hold」のアイコン28を表示することにより示す。また割り込み通話で新たに入つてきた「リンダ」の呼が待たされていることは、制御回路2が「ユーザ」と「リンダ」を結ぶライン上に「Wait」のアイコン29を表示することにより示す。
【0045】
ここで、ユーザが「リンダ」の呼を制御したいときは、「Wait」のアイコン29を指で軽く触れるか、「ユーザ」と「リンダ」とを結ぶラインを指で触れれば良い。これにより、制御回路2がウインドウ表示30を開かせる。このウインドウ表示30の内容は、「Disconnect Active call and active this call ?(Activeな呼を切断して、この呼をActiveにしますか?)」となつており、その下部に「Yes 」と「No」の2個のアイコンが設けられている。
【0046】
ユーザは、通話中の「トム」の呼を切断して「リンダ」の呼を通話状態にするか否かを「Yes 」あるいは「No」のアイコンを指で触れることにより選択する。ここで、ユーザが「Yes 」を選択して指で触れると制御回路2が「トム」の呼を切断して、「リンダ」の呼を「Active」にさせる。このとき「クレア」の呼の状態は「Hold」のままである。また、ユーザが「No」を選択して指で触れると3つの呼の状態はそのままで変わらない。この「Yes 」あるいは「No」のアイコンをユーザが選択して入力することにより、呼の状態を切り換えることができる。
【0047】
次に、制御回路2が行う呼の切り換え制御手順RT3を図8に示す。まず、「トム」の呼が「Active」で「クレア」の呼が「Hold」の状態で、かつ「リンダ」の呼が「Wait」である状態の表示において、制御回路2は制御手順RT3を開始してステツプSP21に移る。
【0048】
ステツプSP21において、制御回路2はユーザが「Active」な呼、「Hold」された呼、あるいは「Wait」の呼の中からどの呼を選択するかを待ち受ける。そして制御回路2はステツプSP22に移り、ユーザが選択した呼が「Active」であるか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると制御回路2はステツプSP23に移り、「Active」な呼を制御し得るアイコン27(「Shuttle 」、「Disconnect」、「Cancel」)からなるウインドウ表示を開かせ、ステツプSP28に移る。
【0049】
またステツプSP22の判定において否定結果を得ると、制御回路2はステツプSP24に移り、ユーザの選択した呼が「Hold」であるか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると制御回路2はステツプSP25に移り、「Hold」な呼を制御し得るアイコン(「Shuttle 」、「Disconnect」、「Muiti Party 」、「Cancel」)からなるウインドウ表示を開かせ、ステツプSP28に移る。
【0050】
またステツプSP24の判定において否定結果を得ると、制御回路2はステツプSP26に移り、ユーザの選択した呼が「Wait」であるか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、ステツプSP21に戻つて呼が選択されるまで待ち続ける。またステツプSP26の判定において、肯定結果を得ると制御回路2はステツプSP27に移り、「Wait」な呼を制御し得るアイコン(”Disconnect Active call and active this call ?”「Yes 」、「No」)からなるウインドウ表示30を開かせ、ステツプSP28に移る。
【0051】
続いて、制御回路2はステツプSP28において、ウインドウ表示されたアイコンの中からユーザによつて選択されたアイコンの種類を判定し、ステツプSP29に移る。ステツプSP29において制御回路2は、ユーザによつて選択されたアイコンに応じて呼の状態を切り換え、ステツプSP30に移る。ステツプSP30において制御回路2は、切り換えられた後の呼の状態及び接続先の情報をLCD12に表示し、ステツプSP31に移つて呼の切り換え制御手順RT3を終了する。
【0052】
以上の構成において、例えばユーザが「クレア」の呼を保留しながら「トム」と通話中に、新たに「リンダ」から割り込み通話が入つてきた場合、ユーザが「リンダ」の呼に切り換えたいときには、「Wait」のアイコン29を触れてウインドウ表示30を開かせる。そしてユーザが、「Yes 」のアイコンを触れることにより「Active」の呼と「Wait」の呼とが切り換わる。このときのLCD12のデイスプレイ表示は、「リンダ」との呼が「Active」となり、「クレア」との呼は「Hold」のままで「トム」との呼が切断されて「トム」の表示は消滅する。
このようにしてユーザは、LCD12のデイスプレイ表示を確認しながら所望のアイコンを触れることにより容易に呼の状態を切り換えることができる。
【0053】
以上の構成によれば、ユーザはLCD12の表面に薄く重ねたタツチパネルを通して所望のアイコンを触れることで、容易に呼の状態を切り換えられると共に、制御回路2がそのときの呼の状態をLCD12に表示することにより、ユーザが複数の呼の状態をLCD12で容易に詳しく認識できる。
【0054】
(5)他の実施例
なお上述の第1、第2及び第3実施例においては、LCD12の表面に薄く重ねた入力手段としてのタツチパネルを通して所定のアイコンを触れることによつて呼の状態を切り換えるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、キーボード14によるキー入力やマウス等のポインテイングデバイスによつて呼の状態を切り換えても良い。
【0055】
また上述の第2実施例においては、1本の回線で他の2人と同時に通話する(3者通話)場合の表示について述べたが、本発明はこれに限らず、2人以上の相手と通話できるならば、それに応じて人数分の接続先の情報を表示するようにしても良い。
【0056】
さらに上述の第1、第2及び第3実施例においては、呼の状態を表示する内容として通話相手の名前や電話番号を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、保留にしている相手を待たせている時間を表示するようにしても良い。これにより、ユーザは保留にしている相手を待たせている時間を確認できる。
【0057】
さらに上述の第1、第2及び第3実施例においては、LCD12の表示としてユーザ本人と接続先の通話相手とをラインで結ぶようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ラインの片側に矢印を設けてユーザ本人から発呼したものなのか、あるいは相手から発呼されたものなのかを確認できるようにしても良い。
【0058】
さらに上述の第1、第2及び第3実施例においては、通話中の相手とは「Active」、保留中の相手とは「Hold」と表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、通話中の相手とは実線のラインで結び、通話を保留している相手とは点線で結ぶ等、任意に表示できる。
【0059】
さらに上述の第1、第2及び第3実施例においては、携帯電話機1に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、家庭用電話機に接続したパーソナルコンピユータの画面に表示して用いたり、PHS(パーソナルハンデイホンシステム)のデイスプレイに用いたり、種々の電話機や携帯情報端末装置にも適用し得る。
【0060】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、表示手段に表示された複数の呼のうち、ユーザによつて状態を切り換えたい呼が選択されると、当該選択された呼に対する切り換え可能な複数の状態候補を示すアイコンを選択可能な状態でウインドウ表示することにより、当該ユーザに対して呼の接続状態をどのように変更するかを当該切り換え可能な複数の状態候補を目視確認させることによつて促し、その中からユーザ所望の接続状態を当該複数の状態候補を示すアイコンにより選択させることができるので、複数の状態候補のバリエーションを視覚的かつ分かり易く提示しながら呼の状態を切り換えさせることができ、かくしてユーザの使い勝手を向上し得ると共に、複数の呼の状態を容易に詳しく認識できる通信端末装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機の構成を示すブロツク図である。
【図2】デイスプレイの表示例1(1)を示す略線図である。
【図3】デイスプレイの表示例1(2)を示す略線図である。
【図4】表示例1のフローチヤートである。
【図5】デイスプレイの表示例2を示す略線図である。
【図6】表示例2のフローチヤートである。
【図7】デイスプレイの表示例3を示す略線図である。
【図8】表示例3のフローチヤートである。
【符号の説明】
1……携帯電話機、2……制御回路、5、8……スピーカ、3……アンテナ、4……変復調回路、6……音声符号化回路、7、10……アンプ、9……マイク、11……LCD駆動回路、12……LCD、13……メモリ、14……キーボード、21、22、24、25、27、28……アイコン、23、26、29、30……ウインドウ表示。

Claims (1)

  1. 複数の呼の状態を切り換える情報を入力する入力手段と、
    上記複数の呼の状態に対応する表示画面を複数記憶すると共に、呼の接続先に関する情報を複数記憶する記憶手段と、
    上記複数の呼の状態に対応する表示画面及び上記呼の接続先に関する情報を表示する表示手段と、
    上記入力手段から入力される情報に応じて上記呼の状態を切り換え、切り換えた呼の状態に対応する表示画面及び上記呼の接続先に関する情報を上記記憶手段から読み出して上記表示手段に表示させる制御手段と
    を具え、
    上記入力手段は、上記表示手段に表示されている複数の呼のうち、呼の状態を切り換える呼を選択し、
    上記制御手段は、上記入力手段によつて上記切り換える呼が選択されたときに、当該選択された呼の切り換え可能な複数の状態候補を示すアイコンを選択可能な状態で上記表示手段にウインドウ表示させる
    ことを特徴とする通信端末装置。
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