JP3646107B2 - 生ごみ処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理槽内に投入された生ごみを分解媒体中の微生物により分解処理する構成のものにあって、前記処理槽内の収容物の水分率を検出する手段を備えた生ごみ処理機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、この種の生ごみ処理機は、上部が開口した処理槽の内部に、有機物を分解する微生物(例えばバチルス菌)を含んだおが屑や木のチップ、ピートモス、パームピートなどの多孔質体からなる分解媒体(基材)を収容し、この分解媒体及び投入される生ごみ(厨芥)を、処理槽内に配設された撹拌体により撹拌混合する構成となっている。
【0003】
処理槽内に投入された生ごみは、分解媒体に生息した微生物により分解処理される。この分解処理に使用される微生物は、一般に好気性微生物であり、空気中の酸素の存在下によって生ごみ(有機物)を分解する。また、一般に微生物は水分の存在下で有機物を分解して消化することから、分解媒体中の水分は生ごみの分解に大きな影響を与える。因みに、一般に生ごみのほぼ80%は水分であり、さらに有機物を分解すると、水と二酸化炭素が生成される。しかし、このままでは水分が過剰で、分解媒体中に空気が入りにくくなり、分解が停滞する。反対に分解媒体が乾燥し過ぎると、微生物が代謝する上での水分が不足し、分解し難くなる。
【0004】
一般に、この種の生ごみ処理機においては、分解媒体中の水分率が30〜50%程度が好ましいとされる。水分率が60%を越えると、水分が分解媒体を覆ってしまい、酸素が微生物に十分に行き渡らなくなり、嫌気発酵を起こし、腐敗臭を発生するようになる。水分率がさらに多くなると、分解媒体が泥状となり、分解媒体および生ごみを撹拌混合するための撹拌体の撹拌トルクが増え、撹拌体への負荷が大きくなる。反対に水分率が20%より小さくなると、微生物の分解に必要な水分が不足するため、投入された生ごみはただ乾燥するだけで、ほとんど分解しないばかりか、分解媒体が粉化して、排気と共に生ごみ処理機の外部へ埃として放出され、処理機周囲を汚す原因となる。
【0005】
このように、分解媒体を活性化するには水分率管理が重要であることから、分解媒体等の収容物の水分率を検出する水分センサを設け、その検出結果に基づく動作制御を行なうことで効果的に分解処理を行なうことが考えられている。
【0006】
この場合、水分センサは、例えば数W程度のヒータと、温度検出用のサーミスタとを備えた構成で、処理槽の外面に取り付けられる。水分率は次のようにして検出する。まず、水分センサのヒータにより処理槽の壁を介して内部の収容物を数分〜数十分間加熱すると共に、サーミスタにより加熱開始時の温度と加熱終了時の温度を検出する。そして、加熱開始時の温度と加熱終了時の温度とから、上昇した温度差(上昇温度の変化量)を算出し、その温度差に基づき予め用意されたデータテーブルを使用して収容物の水分率を換算して求めるというものである。
【0007】
ここで、この水分率の検出原理は次の原理による。すなわち、処理槽内の収容物(分解媒体)が乾燥している場合には、収容物の熱容量が小さく、熱伝導率が悪いため、温度上昇の度合いが大きくなる(温度上昇しやすくなる)。これに対して、処理槽内の収容物中の水分が多い場合(湿潤している場合)には、収容物の熱容量が大きく、熱伝導率が良くなるため、温度上昇の度合いが低くなる(温度上昇しにくくなる)ことを利用したものである。
【0008】
図14には、上記した従来の方法により測定した検出温度の例を示す。2本の特性線のうち、上の特性線aは、収容物(分解媒体)の水分率が50%の場合、下の特性線bは、収容物の水分率が60%の場合の挙動を示している。この図14において、水分率が50%の場合には、加熱開始から20分後の上昇温度の変化量が約35℃、水分率が60%の場合には、加熱開始から20分後の上昇温度の変化量が約31℃であり、加熱開始後20分で約4℃の温度差が生じている。この場合、水分率は、加熱開始20分後の上昇温度の変化量と、予め用意されたデータテーブルを使用して水分率を求める。例えば、加熱開始20分後の上昇温度の変化量が約35℃の場合は水分率が50%、加熱開始20分後の上昇温度の変化量が約31℃の場合は水分率が60%となる。
【0009】
しかしながら、上記した従来方法では、水分率の差が10%で、加熱開始20分後の温度差が4℃しかないため、分解能が悪く、精度の良い検出は難しいものであった。この場合、加熱温度をもっと高くすることで温度差を大きくすることも考えられるが、分解媒体へのダメージや、水分センサなどの材質からくる制限により、それ程高い温度までは上げることができないという事情がある。
【0010】
また、別の方法として、次のような方法も考えられている。これは、水分センサのヒータにより収容物を一旦加熱した後、そのヒータの加熱を停止させ、サーミスタにより、加熱停止時の温度と、加熱を停止してから所定時間後の温度とを検出する。そして、その低下した温度差(低下温度の変化量)を算出し、その温度差に基づき予め用意されたデータテーブルを使用して収容物の水分率を換算して求めるというものである。しかしながら、この方法の場合も、上記した従来方法と同様に、水分率の差に比べて、温度差が小さく、やはり精度の良い検出は難しいものであった。
【0011】
そこで、本出願人は、前記ヒータの加熱により上昇する上昇温度の変化量と、この加熱後、前記ヒータによる加熱を停止または弱めることに基づき低下する低下温度の変化量とを前記サーミスタにより検出し、前記上昇温度の変化量の絶対値に前記低下温度の絶対値を加算した合計温度を求め、この合計温度に基づいて前記収容物の水分率を検出することを試みて、正確な水分率の検出が可能となった(特願2001−256085)。
しかし、さらなる水分率の正確な検出が要求されてきている。
【0012】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理槽内の収容物の水分率を一層正確に検出することが可能な生ごみ処理機を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、有機物を分解する微生物を含む分解媒体を収容する処理槽と、
この処理槽内に投入される生ごみ及び前記分解媒体といった内容物を撹拌する撹拌手段と、
前記処理槽内の収容物を加熱する加熱手段と、
前記処理槽内の収容物の温度を検出する温度検出手段と、
前記加熱手段による加熱前に前記温度検出手段により前記分解媒体の初期温度を検出し、前記加熱手段の加熱により上昇する上昇温度の変化量と、この加熱後、前記加熱手段による加熱を停止または弱めることに基づき低下する低下温度の変化量とを前記温度検出手段により検出し、前記上昇温度の変化量の絶対値に前記低下温度の絶対値を加算した合計温度を求め、この合計温度と前記初期温度とに基づいて前記収容物の水分率を検出する水分検出手段と、
この水分率検出手段による検出結果に基づいて前記撹拌手段の駆動、前記処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は前記処理槽からの排気を行う排気ファンを制御する制御手段と
を備えてなるところに特徴を有する。
【0014】
ここで、水分率の検出対象である収容物(分解媒体)の水分率が低い場合には、熱容量が小さいため、加熱手段による加熱時には温度は上がりやすく、加熱停止後は温度は下がりやすい傾向があり、逆に、収容物(分解媒体)の水分率が高い場合には、熱容量が大きいため、加熱手段による加熱時には温度は上がりにくく、加熱停止後は温度は下がりにくい傾向がある。
【0015】
上記した請求項1の発明においては、加熱手段の加熱に基づき上昇する上昇温度の変化量の絶対値と、加熱手段による加熱を停止または弱めることに基づき低下する低下温度の変化量の絶対値とを加算した合計温度とを、求めることで、水分率の違いによる温度差を、従来の温度上昇時のみ、或いは温度低下時のみの場合に比べて大きく取ることができるようになる。
【0016】
この場合、分解媒体の初期温度によって合計温度が変化することが判った。この点に着目した上記請求項1の発明においては、前記加熱手段による加熱前に前記温度検出手段により前記分解媒体の初期温度を検出し、この初期温度と前記合計温度に基づいて収容物の水分率を検出する。この結果、処理槽内の収容物の水分率を一層正確に検出することが可能となる。
【0017】
請求項2の発明は、撹拌手段が、処理槽内の収容物を撹拌する撹拌翼を回転駆動する撹拌モータを備え、
前記撹拌手段による撹拌開始毎に負荷トルクを測定し、今回と過去の測定値を平均し、その平均値により収容物の重量を検出する重量検出手段を設け、
制御手段が、この重量検出手段による重量検出結果と水分率検出結果とに基づいて撹拌手段の駆動、処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は処理槽からの排気を行う排気ファンを制御するようになっているところに特徴を有する。
【0018】
この請求項2の発明においては、重量検出結果と水分率検出結果とを用いることにより、処理槽内の収容物全体の含水量が分かるようになり、そして、両結果に基づいて撹拌手段の駆動、処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は処理槽からの排気を行う排気ファンを制御するから、生ごみ処理を良好に行なうことができる。さらに、重量を検出するについて、撹拌手段による撹拌開始毎に負荷トルクを測定し、今回と過去の測定値を平均し、その平均値により収容物の重量を検出するようにしたから、一回の負荷トルクの測定で収容物の重量を検出する場合に比して、ばらつきのない、正確な重量検出結果が得られるようになり、結果的に、生ごみの処理を良好に行なうことができる。
【0019】
請求項3の発明は、制御手段が、新たな分解媒体の処理槽への投入後所定期間は水分率検出結果は用いずに所定の駆動モードにより撹拌手段の駆動、処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は処理槽からの排気を行う排気ファンを制御するようになっているところに特徴を有する。
【0020】
分解媒体は新しい状態では、嵩密度が小さいため熱容量も小さい。そして使用時間が長くなるにつれて嵩密度も高くなってくる。嵩密度が小さい状態からかなり高くなった状態まで、水分率検出のためのデータテーブルを作成するのは、面倒で、しかもかなりのデータ量となってメモリ容量も多くなってしまう。そこで、嵩密度が小さいことが予め分かっているところの分解媒体の新しい状態では、データテーブルは持たずとも、その嵩密度に応じた撹拌手段などの駆動モードを予め設定しておくことで、データベースの作成の簡略化及びメモリ容量の削減を図りながら、良好な生ごみ分解に寄与できる。
【0021】
請求項4の発明は、制御手段が、重量検出結果及び水分検出結果が基準値以上となる状態が所定期間以上となったときには分解媒体の交換を報知する報知手段を備えたところに特徴を有する。
【0022】
この請求項4の発明においては、分解媒体の交換時期を知ることができ、良好な生ごみ分解に寄与できる。
【0023】
請求項5の発明は、多湿表示手段、乾燥表示手段、音声報知手段を備え、
制御手段が、重量検出結果及び水分検出結果が上限値以上となったときに多湿状態である旨を前記多湿表示手段に表示させ且つ処理槽の蓋開放時に前記音声報知手段に報知させ、重量検出結果及び水分検出結果が下限値以下となったときに乾燥状態である旨を前記乾燥報知手段に表示させ且つ処理槽の蓋開放時に前記音声報知手段に報知させるようになっているところに特徴を有する。
【0024】
重量検出結果及び水分検出結果が上限値以上であるということは、分解媒体を含めた収容物が多湿状態であって生ごみの投入は控えた方が良い。また、重量検出結果及び水分検出結果が下限値以下であるということは、分解媒体を含めた収容物が乾燥状態であって水分を追加した方が良い。
【0025】
しかるに上記請求項5の発明においては、収容物が多湿状態であって生ごみの投入は控えた方が良い状態であることを表示及び報知することが可能で、また、分解媒体を含めた収容物が乾燥状態であって水分を追加した方が良い状態であることを表示及び報知することが可能で、適正な生ごみ処理が図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図1ないし図13を参照して説明する。
まず、図2及び図3において、生ごみ処理機の外殻を構成する筐体1の内部には、上面の開口部を投入口2とした有底円筒状をなす処理槽3が固定状態に配設されている。この処理槽3の投入口2は、一端部がヒンジ部4を介して回動可能に設けられた蓋5により開閉されるようになっている。筐体1の下部には台板6が装着されている。処理槽3内には、この処理槽3内に投入される生ごみを分解するための分解媒体7を収容している。この分解媒体7は、おが屑や木のチップ、ピートモスといった多孔質体からなる基材に、有機物を分解する微生物として例えば豚などの家畜の腸内菌と土壌菌とを混入した成分構成となっている。
【0027】
上記処理槽3内の底部には撹拌体8が配設され、処理槽3の外底部には、その撹拌体8を回転駆動する撹拌モータ9が配設されている。処理槽3の底部のほぼ中央部には、軸受装置10を介して撹拌軸11が回転可能でかつ水密に貫通状態で設けられていて、この撹拌軸11の上端部に上記撹拌体8が取り付けられ、下端部が上記撹拌モータ9の出力軸9aに連結されている。
【0028】
なお、撹拌体8は、詳細には示されてはいないが、放射状に延びる3本のアーム12(図3に2本のみ図示)と、それらの先端に設けられた翼片13とを具備してなり、これら翼片13はそれぞれ異なった形状となっていて、処理槽3内の分解媒体7や生ごみを撹拌混合するのに都合のよい形態をなしている。前記撹拌モータ9は誘導モータであり、この場合ギヤ減速機構を有するギヤードモータから構成されている。これら撹拌体8と撹拌モータ9は、処理槽3内の分解媒体7や生ごみを撹拌混合する撹拌手段を構成している。
【0029】
処理槽3内の上部には、内方へ突出する凸部14aを有するリング状部材14が設けられている。このリング状部材14は、撹拌体8による撹拌時において撹拌体8により上方へ持ち上げられた分解媒体7を、凸部14aにより処理槽3内の中央部へ落とすように作用する。
【0030】
撹拌モータ9の出力軸9aには、これと一体に回転する永久磁石15aが設けられ、また、固定部位に、その永久磁石15aに対応させて、例えばリードスイッチからなる回転センサ15が設けられていて、この回転センサ15は、永久磁石15aの回転速度を検出することにより、撹拌モータ9の出力軸9aの回転速度を検出する構成となっている。この場合、この回転センサ15は、処理槽6内の収容物の重量を検出する重量検出手段として機能するものである。
【0031】
上記処理槽3の周壁部の外面には、面状ヒータからなる槽ヒータ16が取り付けられている。この槽ヒータ16は、処理槽3内の分解媒体7や生ごみなどの収容物を、生ごみを分解するのに適した温度となるように加熱するためのものであり、後述する制御装置36とで温度調整手段を構成している。また、槽ヒータ16には、その一部を切り欠いた切欠部16aを形成していて、当該切欠部16aに対応する処理槽3の外面に、温度センサ17と水分センサ18とが配設されている。このうち、温度センサ17は、例えばサーミスタからなり、処理槽3内の収容物である分解媒体7の温度を検出するものである。
【0032】
水分センサ18は、処理槽3内の分解媒体7の水分率を検出するためのものである。この水分センサ18は、図4に概略構成を示すように、熱伝導に優れた金属製の伝導板19に、2個の水分センサ用ヒータ20と、サーミスタ21とを設けた構成となっている。この場合、センサ用ヒータ20は、処理槽3を介して当該処理槽3内の分解媒体7を加熱する加熱手段を構成し、また、サーミスタ21は、処理槽3内の分解媒体7の温度を検出する温度検出手段を構成する。なお、この水分センサ18を用いて処理槽3内の分解媒体7の水分率を検出する検出方法については後述する。
【0033】
上記筐体1内において、処理槽3の後方に位置させて排気通路22が設けられている。この排気通路22は、処理槽3の上部から筐体1の底部(台板6の内部)に至るダクト構成とするもので、上部が処理槽3の上部に形成された連通口23を介して処理槽3内と連通している。上記台板6には、フィルタケース24が前後方向のスライドにより出し入れ可能に設けられていて、上記排気通路22の下部は、このフィルタケース24の底面に形成された排気口25を介して機外と連通している。
【0034】
上記連通口23には第1のフィルタ26が設けられており、この第1のフィルタ26は、分解媒体7など比較的大きな異物が処理槽3内から排出されるのを抑制するに足るメッシュ構成をなしている。上記フィルタケース24の内部には、排気口25の上方に位置させて第2のフィルタ27が傾斜状態に設けられている。この第2のフィルタ27は、分解媒体7の撹拌破砕に伴い発生する細かい埃をも捕獲可能とするため、第1のフィルタ26よりも細かいメッシュ構成とすると共に、抗菌及び消臭性能を備えた不織布から構成されている。
【0035】
このような排気通路22において、下部に排気ファン28が設けられていると共に、中間部に脱臭装置29が配設されている。この脱臭装置29は、脱臭触媒(プラチナ触媒)30と、これを加熱して活性化させる触媒ヒータ31とにより構成されている。なお、この脱臭装置29の触媒ヒータ31は、周囲雰囲気を約200〜300℃に加熱するもので、雑菌を死滅させる殺菌手段としての機能も併せて有している。排気通路22において、排気ファン28側の下部には、外気取入れ口32が設けられている。さらに、処理槽3の上部には、当該処理槽3の内部と外部(筐体1内)とを連通させる吸気口33が設けられている。
【0036】
上記蓋5の上面側には、各種の運転コースを選択操作可能な操作部34が設けられ、蓋5の裏面側には、操作部34の操作に応答して作動する電子部品を実装した回路基板35が設けられている。
【0037】
図1は生ごみ処理機の電気的構成を示すブロック図であり、この図1に示す制御装置36は、例えばマイクロコンピュータを備えていて、本実施例の生ごみ処理機の運転全般を制御する制御手段として機能すると共に、水分率検出手段及び重量検出手段としても機能するもので、筐体1内に配設されている。
【0038】
この制御装置36には、操作部34の操作に伴う操作信号と、蓋5の開閉を検知するように設けられた蓋スイッチ37の蓋開閉検知信号と、温度センサ17の温度検出信号と、水分センサ18におけるサーミスタ21の温度検出信号と、回転センサ15の回転速度信号とが入力されるようになっている。そして、この制御装置36は、それらの入力信号と、予め記憶された制御プログラムに基づいて、前記槽ヒータ16、撹拌モータ9、排気ファン28、触媒ヒータ31、水分センサ用ヒータ20をそれぞれ駆動するための駆動回路38に駆動制御信号を与えるようになっている。
【0039】
また、制御装置36には、例えばLEDからなる多湿表示器(多湿表示手段)39及び乾燥表示器(乾燥表示手段)40が備えられていると共に、音声報知手段たる音声報知器41が備えられている。なお、上記多湿表示器39及び乾燥表示器40は図2に示すように、蓋5に設けられている。
【0040】
さて、上記構成の作用を、制御装置36の水分率検出手段、重量検出手段及び制御手段としての機能も合わせて説明する。予め処理槽3内に、有機物を分解する微生物を含んだ分解媒体7を収容しておく。そして、使用者により生ごみが処理槽3内に収容されて蓋5が閉鎖されると、蓋スイッチ37のオンに基づいて、制御装置36がまず、水分率を検出する(水分率検出手段)。以下、これについて説明する。
【0041】
まず、サーミスタ21により分解媒体7の初期温度T0(図5参照)を検出する。この図5においては、サーミスタ21が検出する温度の変化の一例を示している。この後、水分センサ用ヒータ20を通電する。この水分センサ用ヒータ20の通電により処理槽3内の分解媒体7が加熱され、この加熱に伴い処理槽3内の分解媒体7の温度が上昇する。
【0042】
加熱開始後例えば20分経過したら、水分センサ用ヒータ20を断電して加熱を停止させ、また、サーミスタ21により処理槽3内の分解媒体7の加熱終了時の温度T1を検出する。このとき、加熱終了時の温度T1から初期温度T0を引くことにより、加熱により上昇した温度差である上昇温度の変化量T2が求められる(T2=T1−T0)。
【0043】
水分センサ用ヒータ20による加熱の停止に伴い、処理槽3内の分解媒体7の温度が次第に低下する。この低下時におけるサーミスタ21の検出温度T3を逐次読み込み、前記温度T1との温度差である低下温度の変化量T4を逐次求める。
【0044】
T4=T3−T1
そして、制御装置36は、上記上昇温度の変化量T2の絶対値に上記低下温度の変化量T4の絶対値を加算することにより合計温度T5を求める。
【0045】
T5=│T2│+│T4│
制御装置36で求めたT2とT5の変化(データ変化)を図6に示しており、特に、データ変化線L15は水分率15%の場合を、データ変化線L30は水分率30%の場合と、データ線L45は水分率45%の場合を示している。
【0046】
制御装置36は、前記合計温度T5が予め設定した時間判定用基準データ値Dこの場合「53℃」に達したときに、その到達時間tk(秒)を水分率検出の目安の一つとして記憶する。そして、制御装置36は、この到達時間tk及び前記初期温度T0と、予め記憶したデータテーブル(図7参照)とを比較して、水分率を検出する。
【0047】
図7においては、初期温度T0を5段階に区分すると共に、各初期温度区分において到達時間tkを4段階に区分していて、そして、水分率を「35%以下」(「乾燥相当水分率」)、「35%超〜41%以下」(「低湿相当水分率」)、「41%超〜53%以下」(「中湿相当水分率」)、「53%超」(「高湿相当水分率」)の4段階に区分されている。このようにして水分率が検出される。このデータテーブルは、分解媒体の各初期温度状態で、水分添加量を適宜変更して前述した時間tkのデータを多数求め(その一例を図8(a)、(b)、(c)に示す)、この初期温度、時間tk、水分率の関係を近似式(最小2乗法による数式の当てはめによる式)で示すと、式(1)のようになる。
【0048】
【数1】
Figure 0003646107
yは到達時間tk、xは水分率、zは分解媒体初期温度T0である。
【0049】
図9にはこの式(1)によって示される曲面を表している。例えば、初期温度T0が40℃で到達時間tkが1804秒のとき水分率は41%となる。
【0050】
ここで処理槽3内の分解媒体7は、使用時間が進むことに伴い嵩密度が高くなってくるため、熱容量が大きくなってくる。このため、水分率検出時における加熱時及び加熱停止時の温度の変化曲線も変わってくる。図10には、分解媒体7の水分率と熱容量との関係が、嵩密度によって変わることが示されている。この図7において、特性線Cは分解媒体7の使用初期の場合のデータ(嵩密度が小さい場合)、特性線Dは分解媒体7の使用から約3か月後の使用期間が中期の場合のデータ(嵩密度が中間の場合)、特性線Eは分解媒体7の使用から約6か月後の使用期間が後期の場合のデータ(嵩密度が大きい場合)である。本実施例においては、分解媒体の嵩密度は、使用期間が中期のもの(特性線Dの場合)であるとして各種データが作成されている。
【0051】
また、制御装置36は、この水分率検出を実行する直前、あるいは実行した直後に処理槽3内の収容物の重量を測定する。この重量の測定は次のようにして行う。すなわち、撹拌モータ9を駆動させて撹拌体8を4回転させる。これにより処理槽3内の収容物を撹拌する。このとき、撹拌体8の一回転ごとに撹拌モータ9の回転速度を回転センサ15により検出する。最新一回転の回転速度をw(n)とし、それ以前の各一回転をw(n−1)[rpm]、w(n−2)、w(n−3)としたとき、それらの平均値をとる。この場合、最新の回転速度の重みが重くなるように重み付けをする。つまり、下記(2)により、重量の目安である回転速度wを求める。
【0052】
【数2】
Figure 0003646107
最新の回転速度(負荷トルク)の重みは「64」で、以前に向かうに従って「24」、「9」、「3」となる。
【0053】
この場合、撹拌モータ9は誘導モータであるので、当該撹拌モータ9に一定電圧を印加することにより、収容物の重量によって撹拌モータ9の回転速度(負荷トルク)が変化する。収容物の重量と撹拌モータ9の回転速度とは反比例する。従って、撹拌モータ9の回転速度を検出することで、収容物の重量を推定することができる。
【0054】
また、収容物の重量と、水分率との積が収容物中の含水量に相当する。そこで、水分率と回転速度とから図11のような含水量を判定するマップを作成し、これを制御装置36に記憶させておく。そして、制御装置36は、上記のようにして得た水分率と、回転センサ15から得られた回転速度とに基づき、含水量について、「多湿」、「高湿」、「中湿」、「低湿」、「乾燥」の各区分のひとつを判定し、図12に示すように、駆動モード(処理槽3内の温度制御の目標温度、撹拌体8の撹拌パターン、排気ファン28の運転率)を変えて制御する。
【0055】
なお、図12において、撹拌パターンはモータ回転時間/停止時間で示され、また、ファン運転率は一定時間(例えば5分)に対する排気ファン28のオン時間の割合、つまり「オン時間/5分」で示される。なお、目標温度が例えば35℃のときには温度センサ17の検出温度が35℃となるように槽ヒータ16を制御する。なお、「乾燥」区分において温度制御せず(槽ヒータ16はオンせず)、撹拌モータ9は停止し、排気ファン28は停止する。
【0056】
このように制御することにより、収容物中の水分量を極力一定にすることができ、微生物による分解効率を向上させることが可能となる。
【0057】
ここで、制御装置36は、含水量「多湿」が判定されると、つまり、重量検出結果が上限値以上(回転速度で9.20rpm(図11参照)以下)で水分率検出結果が上限値以上(水分率53%以上)であると、多湿表示器39をオンして「多湿」状態であることを表示し、蓋5が開放されると(蓋スイッチ37が蓋5の開放を検出すると)、音声報知器41に「生ごみをしばらく入れない方が良い」旨を報知させる。
【0058】
また、制御装置36は、含水量「乾燥」が判定されると、つまり重量検出結果が下限値以下(回転速度で9.60rpm以上)で水分率検出結果が下限値以下(水分率35%以下)であると、乾燥表示器40をオンして「乾燥」状態であることを表示し、蓋5が開放されると(蓋スイッチ37が蓋5の開放を検出すると)、音声報知器41に「水を少し入れた方が良い」旨を報知させる。
【0059】
また、制御装置36は、新たな分解媒体7の処理槽3への投入後所定期間は前述した水分率検出は行なわずに予め定められた所定の駆動モードにより槽ヒータ16及び撹拌モータ9並びに排気ファン28を駆動するようになっている。すなわち、制御装置36は図示しない電源プラグが電源コンセントに接続されたことを検出するようになっており、この検出をもって新たな分解媒体7の投入を検出する。そして、制御装置36はこの検出時から所定期間例えば3日間(72時間)をカウントし、その所定期間が経過するまでは、所定の駆動モード、例えば、図12に示した「中湿」に対応する駆動モードで槽ヒータ16及び撹拌モータ9並びに排気ファン28を駆動する。この所定期間が経過すると、前述した水分率検出及び重量検出に基づいた駆動モードとする。
【0060】
上記した実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
水分センサ用ヒータ20の加熱に基づき上昇する上昇温度の変化量の絶対値と、その水分センサ用ヒータ20による加熱を停止することに基づき低下する低下温度の変化量の絶対値とを加算した合計温度と、分解媒体7の初期温度とに基づき収容物(分解媒体7)の水分率を検出するようにしているので、上昇温度の変化量の絶対値と低下温度の変化量の絶対値とを加算することで、温度上昇時の変化と、温度低下時の変化とが加算されたものとなり、水分率の違いによる温度差を、従来の温度上昇時のみ、或いは温度低下時のみの場合に比べて大きく取ることができるようになる。しかも、上記合計温度に分解媒体7の初期温度を加味しているから、処理槽3内の収容物の水分率を一層正確に検出することが可能となる。
【0061】
さらに本実施例によれば、重量検出結果と水分率検出結果とを用いることにより、処理槽7内の収容物全体の含水量が分かるようになり、そして、両結果に基づいて槽ヒータ16及び撹拌モータ9を制御するから、生ごみ処理を良好に行なうことができる。さらに、重量を検出するについて、撹拌モータ9及び撹拌体8による撹拌開始毎に負荷トルクである回転速度を測定し、今回と過去の測定値を平均し、その平均値により収容物の重量を検出するようにしたから、一回の負荷トルクの測定で収容物の重量を検出する場合に比して、ばらつきのない、正確な重量検出結果が得られるようになり、結果的に、生ごみの処理を良好に行なうことができる。特に、最新の回転速度の重みが重くなるように重み付けをして平均値を得るから、一層ばらつきのない正確な重量検出結果が得られるものである。
【0062】
ちなみに、図13には、変化線Jは撹拌体8の1回転ごとの回転速度をプロットし、変化線Hは前記式(2)により得た回転速度をプロットしている。変化線Jは上下のばらつきが多いのに対して変化線Hは少ないことが分かる。
【0063】
さらに、本実施例では、含水量「多湿」が判定されると、つまり重量検出結果が上限値以上で水分率検出結果が上限値以上であると、多湿表示器39をオンして「多湿」状態であることを表示し、蓋5の開放時に音声報知器41に「生ごみをしばらく入れない方が良い」旨を報知させるようにした。また、含水量「乾燥」が判定されると、つまり重量検出結果が下限値以下で水分率検出結果が下限値以下であると、乾燥表示器40をオンして「乾燥」状態であることを表示し、蓋5の開放時に音声報知器41に「水を少し入れた方が良い」旨を報知させるようにした。この結果、収容物が多湿状態であって生ごみの投入は控えた方が良い状態であることを表示及び報知することができ、また、分解媒体を含めた収容物が乾燥状態であって水分を追加した方が良い状態であることを表示及び報知することができ、もって、適正な生ごみ処理が図れる。
【0064】
また、本実施例によれば、新たな分解媒体7の処理槽3への投入後所定期間は水分率検出結果は用いずに所定の駆動モードにより槽ヒータ16、撹拌モータ9、排気ファン28を制御するようにしたから、嵩密度の低い(図10の特性線C)分解媒体を用いて各データを取る必要がなく、データベースの作成の簡略化及びメモリ容量の削減を図りながら、生ごみ処理を良好に行うことができる。
【0065】
また、撹拌モータ9の回転速度を検出することで、収容物の重量を推定するようにしているので、比較的簡単な構成にて、収容物の重量を推定することが可能となる。
【0066】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
撹拌モータ9が、回転速度が一定となるように制御されるDCモータの場合は、負荷トルクに応じて電流値が変化するので、その電流値に基づいて収容物の重量を推定するようにしても良い。
【0067】
水分率を検出する場合、水分センサ用ヒータ20の加熱後、その水分センサ用ヒータ20を断電することに代えて、水分センサ用ヒータ20の加熱力を弱めることで、収容物の温度を低下させるようにしても良い。
【0068】
また、水分率を検出するについて、専用の水分センサ18を用いることに代えて、槽ヒータ16を水分率検出用の加熱手段としても利用すると共に、温度センサ17を水分率検出用の温度検出手段としても利用しても良い。
【0069】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、処理槽内の収容物の水分率を一層正確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、生ごみ処理機の電気的構成を示すブロック図
【図2】生ごみ処理機の斜視図
【図3】同縦断側面図
【図4】水分センサの斜視図
【図5】検出温度の変化の一例を示す図
【図6】水分率を検出する際の計算データ変化を示す特性図
【図7】水分率を検出するためのデータベースを示す図
【図8】(a)、(b)(c)はそれぞれ分解媒体の初期温度が異なる場合の水分率と到達時間との関係を実験によって得た図
【図9】式(1)によって得られる曲面を示す図
【図10】水分率と熱容量と分解媒体の嵩密度との関係を示す特性図
【図11】含水量の状態を示すマップ
【図12】制御内容を示すテーブル
【図13】各回の重量検出結果をプロットした図
【図14】従来例を示す図6相当図
【符号の説明】
3は処理槽、7は分解媒体、8は撹拌体(撹拌手段)、9は撹拌モータ(撹拌手段)、15は回転センサ(重量検出手段)、18は水分センサ、20は水分センサ用ヒータ(加熱手段)、21はサーミスタ(温度検出手段)、36は制御装置(水分率検出手段、重量検出手段、制御手段)を示す。

Claims (5)

  1. 有機物を分解する微生物を含む分解媒体を収容する処理槽と、
    この処理槽内に投入される生ごみ及び前記分解媒体といった内容物を撹拌する撹拌手段と、
    前記処理槽内の収容物を加熱する加熱手段と、
    前記処理槽内の収容物の温度を検出する温度検出手段と、
    前記加熱手段による加熱前に前記温度検出手段により前記分解媒体の初期温度を検出し、前記加熱手段の加熱により上昇する上昇温度の変化量と、この加熱後、前記加熱手段による加熱を停止または弱めることに基づき低下する低下温度の変化量とを前記温度検出手段により検出し、前記上昇温度の変化量の絶対値に前記低下温度の絶対値を加算した合計温度を求め、この合計温度と前記初期温度とに基づいて前記収容物の水分率を検出する水分検出手段と、
    この水分率検出手段による検出結果に基づいて前記撹拌手段の駆動、前記処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は前記処理槽からの排気を行う排気ファンを制御する制御手段と
    を備えてなる生ごみ処理機。
  2. 撹拌手段は、処理槽内の収容物を撹拌する撹拌翼を回転駆動する撹拌モータを備え、
    前記撹拌手段による撹拌開始毎に負荷トルクを測定し、今回と過去の測定値を平均し、その平均値により収容物の重量を検出する重量検出手段を設け、
    制御手段は、この重量検出手段による重量検出結果と水分率検出結果とに基づいて撹拌手段の駆動、処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は処理槽からの排気を行う排気ファンを制御するようになっていることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機。
  3. 制御手段は、新たな分解媒体の処理槽への投入後所定期間は水分率検出結果は用いずに所定の駆動モードにより撹拌手段の駆動、処理槽内を加熱する槽ヒータ、又は処理槽からの排気を行う排気ファンを制御するようになっていることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機。
  4. 制御手段は、重量検出結果及び水分検出結果が基準値以上となる状態が所定期間以上となったときには分解媒体の交換を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の生ごみ処理機。
  5. 多湿表示手段、乾燥表示手段、音声報知手段を備え、
    制御手段は、重量検出結果及び水分検出結果が上限値以上となったときに多湿状態である旨を前記多湿表示手段に表示させ且つ処理槽の蓋開放時に前記音声報知手段に報知させ、重量検出結果及び水分検出結果が下限値以下となったときに乾燥状態である旨を前記乾燥報知手段に表示させ且つ処理槽の蓋開放時に前記音声報知手段に報知させるようになっていることを特徴とする請求項2記載の生ごみ処理機。
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