JP3508661B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関し、特
に家庭の台所で発生する調理屑のような生ごみの分解処
理をおこなうための生ごみ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から微生物を利用して有機物及び水
分を含有する汚泥を環境に影響を与えない程度に分解処
理することが行われており、この処理を行う生ごみ処理
装置が知られている。
【0003】この生ごみ処理装置は生ごみ処理槽内にバ
イオチップと称する木質細片を生ごみ処理材として充填
してあり、生ごみ処理槽に設けた生ごみ投入口から生ご
みを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理槽内に回転自
在に設けた撹拌手段により生ごみ処理材を撹拌すること
で、生ごみ処理材に生息している微生物の働きにより生
ごみを発酵して分解処理するようになっている。
【0004】ところで、生ごみ処理装置の使用に当たっ
ては、装置の立ち上げ運転を行う立ち上げ運転モード
と、通常運転を行う通常運転モードとがあり、運転の始
めは立ち上げ運転モードで運転し、立ち上げ運転モード
で一定時間運転した後にこれをタイマで検知して通常運
転モードに切り換えて運転するようにしている。
【0005】ここで、立ち上げ運転モードとは、例え
ば、排気風量20リットル/分、脱臭装置は連続オンと
いうように制御され、その他の加熱手段、撹拌手段の制
御は通常運転モードの標準運転と同じ制御がなされる
(例えば加熱手段による生ごみ処理材のコントロール温
度が35℃、撹拌手段の撹拌頻度が標準運転と同じ撹拌
頻度に制御される)。
【0006】上記のように立ち上げ運転モードにおいて
排気風量20リットル/分とするのは、立ち上げ運転時
には微生物の活動が少ないので生ごみ処理槽内の温度が
低く、排気風量を通常運転モードにおける排気風量のよ
うに60リットル/分とした場合生ごみ処理槽内の温度
が上がらないので立ち上がりに時間がかかってしまうの
で、排気風量を少なくして生ごみ処理槽内の温度の低下
を防ぎ、微生物の活動を活発化して早く所定温度になる
ようにするためである。
【0007】また、脱臭装置を連続オンとしておくの
は、立ち上がり運転時は微生物の活動が十分でないの
で、分解が十分行われておらず、このため、通常運転時
に比べて悪臭が発生するので、立ち上がり運転時には脱
臭装置を連続オンする必要がある。
【0008】そして、通常運転モードにおいては、微生
物による生ごみの分解処理が設定通り行われるので、発
酵熱により生ごみ処理槽内の温度が上昇し、また、生ご
みに含まれている水分の蒸発も効果的に行われるので、
排気風量を60リットル/分に切り換えて排気するよう
にしている。また、脱臭装置については、微生物による
生ごみの分解処理が設定通り行われると、悪臭の発生が
少なくなるので、通常運転モードでは脱臭装置の運転は
使用者が必要に応じて脱臭装置の操作釦を操作すること
で任意に行うようになっている。
【0009】しかしながら、従来にあっては、立ち上げ
運転モードから通常運転モードへの切り換えにあたって
はタイマーによりおこなっていた。つまり、立ち上げ運
転モードの運転時間があらかじめ一定の時間に決められ
ており、立ち上げ運転モードの運転開始から一定時間が
経過したら通常運転モードに移行するようになってい
た。このため、生ごみ処理装置が設置されている場所の
条件(温度、湿度等の諸条件)、季節条件、あるいは立
ち上げ運転時に投入される生ごみの含水率等の諸条件に
より、微生物の活動が十分でない状態で立ち上げ運転モ
ードから通常運転モードに切り替わり、生ごみの分解が
十分にできないという事態が生じるおそれがあり、また
逆に、微生物の活動がすでに十分になっているにもかか
わらず、立ち上げ運転モードが継続していて運転のため
のエネルギーロスが生じたり、あるいは排気風量が少な
くて生ごみ処理材が過湿状態となったりして、生ごみ処
理が良好に行われないという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、立ち上げ運転モードから通常
運転モードへの移行が最もよいタイミングででき、生ご
み処理が良好に行え、エネルギーロスもない生ごみ処理
装置を提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1内の
温度を昇温するための加熱手段2、生ごみ処理槽1内で
生ごみを粉砕して撹拌するための撹拌手段3、生ごみの
水分を除去するための排気手段4、生ごみ処理材の含水
率を測定する含水率計測手段5を備えた生ごみ処理装置
8において、強運転、標準運転、弱運転、最弱運転を選
択して運転し通常の生ゴミ分解処理を行う通常運転モー
ドと、加熱手段2、撹拌手段3が通常運転モードにおけ
る標準運転と同じ制御がなされると共に排気手段4が通
常運転モードにおける標準運転よりも排気風量が少なく
なるように制御がなされる装置の運転の始めの立ち上げ
運転を行う立ち上げ運転モードとを有し、微生物が活性
化していることを検知する微生物活性化検知手段7を設
け、立ち上げ運転モードにおいて微生物活性化検知手段
7により微生物の活性化を検知した時点で通常運転モー
ドに切り換えるように制御する制御手段6を設けて成る
ことを特徴とするものである。このような構成とするこ
とで、立ち上げ運転モードから通常運転モードへの移行
が立ち上げ運転モードの運転時間ではなくて微生物の活
性化を基準にして通常運転モードでの運転に支障がない
最もよいタイミングで行うことができるものである。
【0012】また、微生物活性化検知手段7が、加熱手
段2への一定時間における通電率を検知することで微生
物の活性化を検知するものであることが好ましい。この
ような構成とすることで、立ち上げ運転モードにおける
加熱手段2への通電率を検知することで立ち上げ運転モ
ードから通常運転モードに移行する時点を検知できるも
のである。
【0013】また、微生物活性化検知手段7が、生ごみ
処理材の温度を検知することで微生物の活性化を検知す
るものであることが好ましい。このような構成とするこ
とで、立ち上げ運転モードにおける生ごみ処理材の温度
を検知することで立ち上げ運転モードから通常運転モー
ドに移行する時点を検知できるものである。
【0014】また、微生物活性化検知手段7における生
ごみ処理材の温度検知手段が、含水率計測手段5に設け
た温度検出手段であることが好ましい。このようにする
ことで、含水率計測手段5を微生物活性化検知手段7の
構成要素として兼用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0016】図1には生ごみ処理装置8の全体を示す斜
視図が示してある。生ごみ処理装置8の上方が開口した
ケース9内に上方に開口した生ごみ処理槽1が内装して
あり、この生ごみ処理槽1内には撹拌手段3が回転自在
に内装してある。
【0017】撹拌手段3は中空パイプ状をした撹拌軸3
aに撹拌羽根3bを設けて構成してあり、該撹拌羽根3
bが生ごみ処理槽1の両側壁に設けた軸受け部に回転自
在に軸支してある。ここで、少なくとも撹拌軸3aの一
端部は生ごみ処理槽1の側壁よりも外側に突出してお
り、撹拌軸3aの外側への突出部分に図1に示すように
スプロケット10を設けてある。
【0018】ケース9の底板11にはモータ12が取り
付けてあり、モータ12の出力軸に設けたスプロケット
と上記撹拌手段3の撹拌軸3aに設けたスプロケット1
0とにチェーン13を掛け回してあり、モータ12を正
転することで撹拌手段3を正転し、モータ12を逆転す
ることで撹拌手段3を逆転し、このような撹拌手段3の
回転により生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を撹拌し、
生ごみ処理槽1内の各部にまんべんなく空気を供給する
と共に生ごみ処理槽1内に充填した生ごみ処理材中に投
入された生ごみを均等に撹拌混合させるようになってい
る。この場合、撹拌手段3の回転により生ごみは生ごみ
処理材といっしょに撹拌される際に同時に粉砕されるも
のである。撹拌手段3の回転の制御は制御手段6により
行われる。
【0019】生ごみ処理槽1の下部の外面部には面ヒー
タ2aが取着してあり、この面ヒータ2aが生ごみ処理
槽1内の温度を昇温するための加熱手段2を構成してあ
る。したがって、生ごみ処理槽1内に充填した生ごみ処
理材の温度が低い場合には面ヒータ2aにより加熱する
ようになっており、後述の立ち上げ運転モード、通常運
転による通常運転モードにおいて生ごみ処理槽1内の生
ごみ処理材が一定の設定された温度の範囲内となるよう
に制御手段6からの信号により面ヒータ2aが制御され
るものである。
【0020】生ごみ処理槽1内には微生物が生息したバ
イオチップと称されるおが屑状の木質細片のような担体
よりなる生ごみ処理材が充填してある。この生ごみ処理
材としては例えば従来から公知の木質細片が使用できる
ものである。
【0021】生ごみ処理装置8には生ごみ処理槽1内の
湿気や臭気を排気するための排気路17の一端部が開口
しており、この排気路17には排気手段4を構成するフ
ァン4aが設けてあり、更に、排気路17の途中に白金
触媒などの触媒を加熱して脱臭する加熱脱臭装置のよう
な脱臭装置14が設けてある。ファン4aを運転するこ
とで、生ごみ処理槽1内で発生した湿気や臭気を排気路
17を通して排出するものである。
【0022】生ごみ処理槽1の内部には含水率計測手段
5が配設してある。図1に示す実施形態においては含水
率計測手段5は生ごみ処理槽1の側壁の内面に取り付け
てある。この含水率計測手段5はヒータ(図示せず)
と、ヒータへの通電前と通電した状態における温度とを
検出するためのサーミスタよりなる温度検出手段とで構
成してあり、含水率計測手段5の出力信号が制御手段6
に入力されるようになっている。そして、含水率計測手
段5のヒータをオンする前の温度と、ヒータをオンした
状態における温度とを温度検出手段で検出し、該温度検
出手段による温度変化のデータから生ごみ処理材の含水
率を求めるものである。この含水率計測手段5で生ごみ
処理材の含水率を求めることで、制御手段6により、面
ヒータ2aや撹拌手段3や排気手段4を構成するファン
4aの運転制御を行うものである。
【0023】ケース9の上部を構成する上カバー9aの
開口部は生ごみを投入するための投入口9bとなってお
り、この投入口9bには後端部の軸着部を中心に回動し
て開閉自在となった生ごみ投入用の蓋9aが設けてあ
る。
【0024】図2には本発明の制御ブロック図が示して
あり、図中6は制御手段、20は電源の入り、切りの操
作をしたり、生ごみ処理の強弱等の設定をしたり、脱臭
運転をしたりするための各種スイッチを設けた操作部、
7は微生物活性化検知手段である。図2に示す実施形態
では、微生物活性化検知手段7は一定時間当たりの加熱
手段2への通電率(例えば24時間当たりの通電率)を
検知する通電率検知部と、通電率検知部で検知した一定
時間当たりの通電率があらかじめ設定した通電率以下と
なると微生物が活性化していると判定する判定部とで構
成してある。
【0025】本発明の生ごみ処理装置8は上述のよう
に、生ごみ処理槽1内の温度を昇温するための加熱手段
2、生ごみを撹拌すると共に粉砕するための撹拌手段
3、水分を除去するための排気手段4、脱臭を行うため
の脱臭装置14等を備え、装置を立ち上げるときに運転
する立ち上げ運転モードと、通常の分解処理をする通常
運転モードを有し、更に、通常運転モードには強運転、
標準運転、弱運転、最弱運転が選択できるようになって
いる。
【0026】ここで、上記通常運転モードの標準運転に
おいては、例えば生ごみ処理材のコントロール温度が3
5℃となるように加熱手段2が制御され、排気風量が6
0リットル/分となるように排気手段4が制御される。
また、標準運転においては脱臭装置14は使用者が操作
部20を操作して適宜必要な時にオン運転するようにな
っている。
【0027】一方、立ち上げ運転モードは、生ごみ処理
材のコントロール温度が上記通常運転モードの標準運転
と同じ35℃となるように加熱手段2が制御され、排気
風量が20リットル/分となるように排気手段4が制御
される。また、立ち上げ運転モードにおいては脱臭装置
14は連続運転されるように制御される。
【0028】しかして、本発明の生ごみ処理装置8の運
転を開始すると、まず、立ち上げ運転モードにより運転
される(この場合生ごみを投入して運転を開始する)。
そして、上記のように、生ごみ処理材が通常運転モード
の標準運転と同じ35℃となるようコントロールされ
るように加熱手段2に通電して加熱する。また、排気風
量は20リットル/分で排気し、更に、脱臭装置14は
連続運転する。立ち上げ運転モードの初期においては微
生物が活性化していないので、発酵が十分でなく、した
がって、生ごみ処理材の温度を通常運転モードの標準運
転と同じ35℃とするには図3のように加熱手段2への
一定時間(例えば24時間)当たりの通電率を100%
にする必要がある。しかし、微生物が徐々に活性化して
発酵が進むと次第に生ごみ処理材の温度が上昇してくる
ので、一定時間当たりの通電率が100%のままでは生
ごみ処理材のコントロール温度を越すようになる。この
時点になると一定時間当たりの通電率を低下(例えば5
0%程度)させることで、生ごみ処理材をコントロール
温度に維持するものである。更に発酵が進むと加熱手段
2による生ごみ処理材のコントロール温度よりも高くな
るので、加熱手段2への一定時間当たりの通電率を0%
とする。更に発酵が進んで最高温度(これが発酵完了時
点の温度)を過ぎると発酵が完了しているので生ごみ処
理材の温度が低下していくものである。
【0029】上記の立ち上がり運転モードにおける一定
時間当たりの加熱手段2への通電率を通電率検知部で検
知し、一定時間当たりの通電率があらかじめ設定した通
電率以下(例えば通電率10%以下)となると微生物が
活性化していると判定する判定部により判定し、この判
定に基づいて制御手段6により立ち上がり運転モードか
ら通常運転モードに切り換えて運転するものである。
【0030】図4には本発明の他の実施形態の制御ブロ
ック図が示してある。本実施形態においては生ごみ処理
材の温度を検知する検知手段と判定部とで微生物活性化
検知手段7を構成しており、立ち上げ運転モードにおい
て微生物活性化検知手段7により生ごみ処理材の温度を
検知し、生ごみ処理材の温度があらかじめ設定された一
定温度以上であると判定部により判定されると、立ち上
げ運転モードから通常運転モードに移行するように制御
手段6により制御するものである。
【0031】ここで、図5に示すように、生ごみ処理材
の温度が設定された一定温度(例えば60℃)になる
と、立ち上げ運転モードにおいて微生物が活性化して発
酵分解が目的の段階に達しているとみなし、立ち上げ運
転モードから通常運転モードに移行するように制御手段
6により制御するのである。
【0032】なお、微生物活性化検知手段7を構成する
ための温度検知手段としては、含水率計測手段5に設け
たサーミスタよりなる温度検出手段により構成してもよ
いが、これとは別の生ごみ処理材の温度を検出する温度
検知手段であってもよい。
【0033】
【発明の効果】上記の請求項1記載の本発明にあって
は、強運転、標準運転、弱運転、最弱運転を選択して運
転し通常の生ゴミ分解処理を行う通常運転モードと、加
熱手段、撹拌手段が通常運転モードにおける標準運転と
同じ制御がなされると共に排気手段が通常運転モードに
おける標準運転よりも排気風量が少なくなるように制御
がなされる装置の運転の始めの立ち上げ運転を行う立ち
上げ運転モードとを有し、微生物が活性化していること
を検知する微生物活性化検知手段を設け、立ち上げ運転
モードにおいて微生物活性化検知手段により微生物の活
性化を検知した時点で通常運転モードに切り換えるよう
に制御する制御手段を設けたものであるから、立ち上げ
運転モードから通常運転モードへの移行が立ち上げ運転
モードの運転時間ではなくて微生物の活性化を基準にし
て通常運転モードでの運転に当たって支障がない最もよ
いタイミングで行うことができ、この結果、従来のよう
に、微生物の活動が十分でない状態で立ち上げ運転モー
ドから通常運転モードに切り替わって生ごみの分解が十
分にできなかったり、あるいは微生物の活動がすでに十
分になっているにもかかわらず、立ち上げ運転モードが
継続していて運転のためのエネルギーロスが生じたり、
あるいは排気風量が少なくて生ごみ処理材が過湿状態と
なったして、生ごみ処理が良好に行われないというこ
とがなく、立ち上げ運転モードから通常運転モードへの
移行が最もよいタイミングでできて生ごみ処理が良好に
行えるとともにエネルギーロスがないものである。
【0034】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、微生物活性化検
知手段が、加熱手段への一定時間における通電率を検知
することで微生物の活性化を検知するものであるから、
立ち上げ運転モードにおける加熱手段への通電率を検知
するという簡単な構成で立ち上げ運転モードから通常運
転モードに移行する時点を検知できるものである。
【0035】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、微生物活性化検
知手段が、生ごみ処理材の温度を検知することで微生物
の活性化を検知するものであるから、立ち上げ運転モー
ドにおける生ごみ処理材の温度を検知するという簡単な
構成で立ち上げ運転モードから通常運転モードに移行す
る時点を検知できるものである。
【0036】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明の効果に加えて、微生物活性化検
知手段における生ごみ処理材の温度検知手段が、含水率
計測手段に設けた温度検出手段であるので、含水率計測
手段を微生物活性化検知手段の構成要素として兼用する
ことができて部材点数が減り構成が簡略化できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図である。
【図2】同上の制御ブロック図である。
【図3】同上の立ち上げ運転モードから通常運転モード
への切り換えを説明するための一実施形態のグラフであ
る。
【図4】同上の他の実施形態の制御ブロック図である。
【図5】同上の立ち上げ運転モードから通常運転モード
への切り換えを説明するための他の実施形態のグラフで
ある。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 2 加熱手段 3 撹拌手段 4 排気手段 5 含水率計測手段 6 制御手段 7 微生物活性化検知手段
フロントページの続き (72)発明者 池内 淳一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 山田 秀昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 金綱 良壽 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 片桐 勲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−220554(JP,A) 特開 平9−47744(JP,A) 特開 平10−146578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ処理槽内の温度を昇温するための
    加熱手段、生ごみ処理槽内で生ごみを粉砕して撹拌する
    ための撹拌手段、生ごみの水分を除去するための排気手
    段、生ごみ処理材の含水率を測定する含水率計測手段を
    備えた生ごみ処理装置において、強運転、標準運転、弱
    運転、最弱運転を選択して運転し通常の生ゴミ分解処理
    を行う通常運転モードと、加熱手段、撹拌手段が通常運
    転モードにおける標準運転と同じ制御がなされると共に
    排気手段が通常運転モードにおける標準運転よりも排気
    風量が少なくなるように制御がなされる装置の運転の始
    めの立ち上げ運転を行う立ち上げ運転モードとを有し、
    微生物が活性化していることを検知する微生物活性化検
    知手段を設け、立ち上げ運転モードにおいて微生物活性
    化検知手段により微生物の活性化を検知した時点で通常
    運転モードに切り換えるように制御する制御手段を設け
    て成ることを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 微生物活性化検知手段が、加熱手段への
    一定時間における通電率を検知することで微生物の活性
    化を検知するものであることを特徴とする請求項1記載
    の生ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 微生物活性化検知手段が、生ごみ処理材
    の温度を検知することで微生物の活性化を検知するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 微生物活性化検知手段における生ごみ処
    理材の温度検知手段が、含水率計測手段に設けた温度検
    出手段であることを特徴とする請求項3記載の生ごみ処
    理装置。
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