JP3645384B2 - 複写装置及び複写条件決定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写装置及び複写条件決定方法に係り、特に、情報記録部を備えた写真フィルムに記録されている画像に対する複写条件を決定する複写条件決定方法、及び該複写条件決定方法を適用可能な複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、透明な磁気材料が塗布されて磁気記録層が形成された写真フィルム(以下、APSフィルムと称する)が普及してきている。APSフィルムの磁気記録層には、例えば撮影時の露出等の撮影条件を表す情報等がカメラによって記録されるので、ラボ側で、磁気記録層に記録された撮影条件を表す情報等に基づいてフィルム画像に対する露光量を決定して写真プリントを作成することにより、撮影条件等に応じた高品質の写真プリントを得ることができる。また、APSフィルムの磁気記録層には、例えばプリントアスペクト比やプリント枚数等のように、ラボに対する様々な指示を記録することも可能であり、前記様々な指示を磁気記録層を介してラボに伝達することも可能となっている。
【0003】
ところで、APSフィルムの磁気記録層には、ユーザによってFTPM(Fixed Time Printing Method)信号が磁気記録される場合がある。FTPM信号は、APSフィルムに記録されている全画像を同一の露光量で露光することをラボに対して指示する信号である。FTPM信号は、例えばAPSフィルムに記録された全画像が、身分証明書に貼付する人物写真や、商品サンプルの写真等のように、写真プリントの仕上りが一定であることが求められる画像である場合や、リバーサルフィルムの撮影のように撮影の意図によって写真撮影時の露出量を故意に変更する場合等に、ユーザによりカメラ等を介して磁気記録層に記録される。
【0004】
APSフィルムの磁気記録層にFTPM信号が記録されていた場合、ラボではAPSフィルムに記録されている全画像を同一の露光量で複写材料に露光して写真プリントを作成する。しかしながら、FTPM信号によってAPSフィルムの全画像を同一の露光量で露光することが指示された場合に、全画像から各々適正な仕上りの写真プリントを作成するために、全画像に対する露光量を具体的にどのようにして決定すればよいかについては、明らかとはなっていなかった。
【0005】
同一の露光量での露光が指示された各画像に対する露光制御方法として、一般的に考えられるのは、予め固定的に定めた露光量により各画像を一定時間で露光する、所謂タイマー露光である。
【0006】
このタイマー露光では、各画像の主要部や背景部の濃度等に拘らず同一露光量で各画像を露光するので、各画像から作成した各写真プリントの仕上りが各画像の主要部や背景部の濃度等によってばらつくことはない(所謂被写体依存性がない)が、各画像を測光し各画像の平均濃度に基づいて各画像毎に露光量を決定する通常の露光制御方式と比較して、写真フィルムの感度のばらつきや写真フィルムの現像処理のばらつきが露光量に反映されず、これらのばらつきが補正されないので、適正な仕上りの写真プリントの得率が非常に低いという問題がある。
【0007】
上記に関連して特開平4-319933号公報には、複数個の測光素子で測光して露出を決定する機能を有するカメラによって写真フィルムに撮影記録された画像を焼付けるにあたり、複数の画像コマを測光し、全画像コマの測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求め、求めた焼付露光量で前記複数の画像コマを焼付ける写真焼付方法が記載されている。また特開平6-160996号公報には、写真フィルムに記録されている画像を撮影条件に応じてグループ分けし、各グループ毎の測光値(濃度値)の平均値に基づいて、同一のグループに分類した画像を同一又は類似の露光量で焼付ける写真焼付方法が開示されている。
【0008】
また、特開平4-352148号公報には、複数個の測光素子で測光し合焦時に露出を決定する機能を有するカメラによって写真フィルムに撮影記録された画像を焼付けるにあたり、合焦させた測距エリアを主要被写体が存在するエリアとし、複数の画像コマについて前記エリアを測光し測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求め、求めた焼付露光量で複数の画像コマを印画紙に焼付ける写真焼付方法が開示されている。
【0009】
上記公報に記載の技術では、何れも、高精度に露出を決定することができるカメラで撮影された画像の測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求めている。
【0010】
また特開平 5-72647号公報、特開平 5-72648号公報、特開平 5-72649号公報、特開平5-127270号公報、特開平6-167756号公報には、適正な露出を決定することが可能なカメラで撮影したフィルムの複数の画像コマを測光して全画像の測光値の平均値に対する各画像コマの画像濃度、又は撮影条件から求めた露光補正量に基づいて焼付露光量を決定する方法が記載されている。
【0011】
また、特開平6-208178号公報には、自動的に露出を決定する機能を有するカメラで撮影された複数の画像コマに共通したプリント濃度調整量と、前記画像コマの測光値により各画像コマ毎に定まる色バランス調整量と、に基づいて焼付露光量を決定する方法が記載されている。
【0012】
このように、写真フィルムに記録されている全画像、或いはカメラの露出精度や測距精度を識別して選択した全ての画像に対し、各画像の測光値の平均値に基づいて各画像に共通の露光量を決定したり、前記共通の露光量に対して更に各種の補正を行って各画像の露光量を決定することは従来より提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、FTPM信号によって同一露光量での露光が指示された複数の画像に対し、上記のように全ての画像の測光値の平均値(濃度値の平均値)に基づいて共通の露光量を決定して露光したとすると、撮影時にカメラによって決定された露出が正確であったとしても、全て又は大多数の画像が比較的明るい背景下で撮影された画像であった場合には、各画像から得られる写真プリントは全て濃度の高い画像となり、全て又は大多数の画像が比較的暗い背景下で撮影された画像(例えば夜景を撮影した画像等)であった場合には、各画像から得られる写真プリントは全て濃度の低い画像となる、所謂濃度フェリアが発生する。また、背景が特定の色に偏倚していた場合にはカラーフェリアも発生する。
【0014】
また、各画像の測光値の平均値に基づいて共通の露光量を決定する方式では、例えば同一露光量での露光が指示された複数の画像が、撮影者がハイライトの画像部を再現するために意図的に露出アンダで撮影した画像であったとしても、写真プリントの画面平均濃度が略一定となるように共通の露光量が決定されることにより、撮影者の意図に合致した仕上りの写真プリントが得られないという問題がある。これは、撮影者が意図的に露出オーバで撮影した場合にも同様に生ずる問題である。
【0015】
また、APSフィルムの磁気記録層には、ユーザによってシリーズシーン信号が記録される場合もある。シリーズシーン信号は、APSフィルムに記録されている画像のうち特定の複数の画像を同一の露光量で露光することを指示する信号である。上記で説明したように、FTPM信号によって同一露光量での露光が指示された各画像から適正な仕上りの写真プリントを高い得率で得ることが困難である、という問題は、シリーズシーン信号によって同一露光量での露光が指示された特定の複数の画像についても同様に生ずる問題である。
【0016】
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、同一の複写条件での複写が指示された複数の画像から適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる複写装置及び複写条件決定方法を得ることが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る複写装置は、写真フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルムに記録されているフィルム画像の中から同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択する選択手段と、写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づいて、複写画像の濃度を制御する濃度制御量を決定する濃度制御量決定手段と、複数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づいて、複写画像の色を制御する色制御量を決定する色制御量決定手段と、前記濃度制御量決定手段によって決定された濃度制御量及び前記色制御量決定手段によって決定された色制御量を用いて共通複写条件を演算する共通複写条件演算手段と、前記選択手段によって選択された複数のフィルム画像を、前記共通複写条件演算手段によって演算された共通複写条件で各々複写する複写制御手段と、を含んで構成している。
【0018】
請求項1記載の発明では、読取手段が写真フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取り、前記読み取られた情報に基づいて、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択手段が選択する。なお、情報記録部は写真フィルム自体に設けられていてもよいし、論理的に写真フィルムと1対1で対応しているのであれば、写真フィルムと別体(例えばメモリカード、フロッピーディスク等)であってもよく、磁気的に情報が記録されるものであっても、光学的に情報が記録されるものであってもよい。また、情報記録部に記録される情報はFTPM信号やシリーズシーン信号であってもよいし、撮影時の撮影倍率、被写体輝度等を表す撮影情報であってもよい。選択手段では、例えばFTPM信号やシリーズシーン信号によって指定された複数のフィルム画像、或いは撮影情報等に基づき類似画像と判断できる複数のフィルム画像を、同一の複写条件で複写すべき画像として選択する。
【0019】
また、濃度制御量決定手段は写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づいて複写画像の濃度を制御する濃度制御量を決定する。写真フィルムのフィルムベース濃度としては、例えば請求項2に記載したように、フィルム画像の複写を行う写真フィルムを測光して求めた値を用いるか、又は該写真フィルムと同一のフィルム種の複数の写真フィルムを測光して求めた値を用いることができる。
【0020】
例えばフィルムベース濃度として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一のフィルム種の複数の写真フィルムを測光して求めた値を用いた場合には、濃度制御量として、フィルム種毎のフィルムベース濃度の相違に起因する複写画像の濃度の変動を補正できる制御量を得ることができる。
【0021】
また、写真フィルムのフィルムベースの濃度は、厳密には写真フィルムを現像した際の現像条件によって変化するが、フィルムベース濃度として、前述のようにフィルム画像の複写を行う写真フィルムを測光して求めた値を用いた場合には、濃度制御量として、フィルム種毎のフィルムベース濃度の相違に起因する複写画像の濃度の変動に加えて、写真フィルムを現像した際の現像条件の変動によるフィルムベース濃度の変動に起因する複写画像の濃度の変動も補正できる制御量を得ることができる。
【0022】
また、基準濃度値としては、例えば予め定められた一定値を用いることができる。基準濃度値として予め定められた一定値を用いた場合、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像の中に、どのような画像内容のフィルム画像がどの程度の割合で含まれているかと無関係に濃度制御量が決定されることになるので、濃度制御量として、複写画像に濃度フェリアが生ずることを防止し、かつ複写画像の濃度が撮影者の意図に合致した濃度となるように制御できる制御量を得ることができる。
【0023】
また、基準濃度値は複写を行うフィルム画像から求めてもよい。この場合は請求項3に記載したように、選択手段によって選択された複数のフィルム画像の中から予め定めた条件に合致する特定フィルム画像を更に選択し、選択した特定フィルム画像を測光して求めた特定フィルム画像の濃度値から基準濃度値を求めて用いることが好ましい。予め定めた条件としては、例えばフィルム画像の画面平均濃度が所定範囲内に収まっているか否か、或いはフィルム画像中の主要部と背景部の濃度差が所定範囲内に収まっているか否か等の条件を用いることができる。
【0024】
これにより、例えば画面平均濃度が所定範囲から外れている等のように濃度が非常に高い又は非常に低い画像や、主要部と背景部の濃度が著しく異なっている等のように濃度フェリアが生じ易い画像、すなわち複写画像の濃度を適正に制御できる濃度値が得られる確率が低いと推定されるフィルム画像を除外した特定フィルム画像の濃度値(例えば全画面平均濃度やフィルム画像中の主要部の濃度等)のみを用いて基準濃度値を求めることができるので、濃度制御量として、複写画像に濃度フェリア等が生ずることなく複写画像の濃度を適正に制御できる制御量を得ることができる。
【0025】
更に、写真フィルムの製造時又は写真フィルム現像前に、一定のパターン画像(例えばグレイに相当する色味の一定濃度の画像)を写真フィルムの特定位置、例えば写真フィルムの先頭や末尾に予め焼き込んでおき、複写条件決定時に、前記パターン画像を測光して得られた濃度を基準濃度値として用いるようにしてもよい。
【0026】
一方、色制御量決定手段は、複数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づいて、複写画像の色を制御する色制御量を決定する。色バランス値としては、例えば請求項4に記載したように、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一フィルム種の写真フィルムに記録された多数のフィルム画像を測光して求めた色バランス値を用いることができる。これにより、色制御量として、フィルム種毎に異なる色バランスに応じて複写画像の色バランスを補正する制御量を得ることができる。また複写すべきフィルム画像がカラーフェリアの生じ易い画像であったとしても、色制御量はこの影響を受けないので、複写画像にカラーフェリアが生ずることを防止できると共に、撮影光源の色をそのまま再現することができる。
【0027】
なお、色バランス値は上記に限定されるものではなく、例えば複写を行う複数のフィルム画像を測光し該複数のフィルム画像の色バランス値の平均値を求めて用いてもよいし、前記複数のフィルム画像の中から前述の予め定めた条件に合致する特定フィルム画像を更に選択し該選択した特定フィルム画像を測光し該特定フィルム画像の色バランス値を求めて用いてもよい。但し、特に上記のように複写を行うフィルム画像から色バランス値を求める場合には、カラーフェリアの影響を除去するために、フィルム画像中の高彩度の領域を除いた領域から色バランス値を求めることが望ましい。
【0028】
共通複写条件演算手段では、上記のようにして決定された濃度制御量及び色制御量を用いて共通複写条件を演算するので、共通複写条件として、フィルム種等によって異なるフィルムベース濃度や色バランスに応じて補正された複写条件が得られると共に、同一の複写条件での複写が指示された複数の画像中にどのような画像内容の画像がどの程度の割合で含まれているかに応じて共通複写条件が変化することを抑制することができる。そして複写制御手段では、選択手段によって選択された複数のフィルム画像を、共通複写条件演算手段によって演算された共通複写条件で各々複写するので、同一の複写条件での複写が指示された複数の画像から、濃度フェリアやカラーフェリアが発生することなく、かつ撮影者の意図に合致した適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
【0029】
ところで、写真フィルムへの画像の撮影記録にあたっては、例えば写真フィルムの感度の補正等を目的として、撮影者が露出を補正する場合があるが、このように撮影時に露出が補正されたフィルム画像に対し、単にフィルム画像の濃度、色味に基づいて複写条件を求めたとすると、撮影時に露出を補正した撮影者の意図が複写画像の仕上りに反映されない可能性が高い。
【0030】
これに対し請求項5に記載したように、フィルム画像の撮影時に露出を補正したことを表す情報が写真フィルムの情報記録部に記録されていた場合には、該情報が表すフィルム画像撮影時の露出補正量に従って共通複写条件を修正するようにすれば、撮影時に露出が補正されたフィルム画像からも、撮影者の意図に合致した仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
【0031】
また、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像の中に濃度が極端に高い又は低いフィルム画像が含まれていた場合、該フィルム画像を共通複写条件で複写したとすると、複写画像の濃度が許容限界を越えて極端に高い又は低い値となることがあるが、このような複写画像が撮影者の意図した仕上りであるとは考えにくく、濃度が極端に高い又は低いフィルム画像については、フィルム画像の濃度に応じた複写条件を用いて複写した方が、複写画像の仕上りが撮影者が意図した仕上りに近い仕上りとなる可能性が高い。
【0032】
上記を考慮すると請求項6に記載したように、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像のうち濃度が極端に高い又は低いフィルム画像については、前記フィルム画像の濃度に応じて共通複写条件を修正し、該修正した共通複写条件で複写することが好ましい。これにより、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像中に濃度が極端に高い又は低いフィルム画像が含まれている場合であっても、適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
【0033】
請求項7記載の発明に係る複写条件決定方法は、写真フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取り、前記情報記録部から読み取った情報に基づいて、前記写真フィルムに記録されているフィルム画像の中から同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択し、写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づく濃度制御量と、複数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づく色制御量を用いて、前記選択した複数のフィルム画像に共通に用いる複写条件を決定するので、同一の複写条件で複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を前記決定した共通複写条件で複写することにより、請求項1の発明と同様に、同一複写条件での複写が指示された複数の画像から適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
【0034】
請求項8記載の発明は、色制御量として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一フィルム種の写真フィルムに記録された多数のフィルム画像を測光して求めた色バランス値に基づく色制御量を用いるので、請求項4の発明と同様に、色制御量として、フィルム種毎に異なる色バランスに応じて複写画像の色バランスを補正する制御量を得ることができ、複写画像にカラーフェリアが生ずることを防止できると共に、撮影光源の色をそのまま再現することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
【0036】
〔第1実施形態〕
図1には本発明の複写装置としての写真焼付装置10が示されている。写真焼付装置10は、ネガフィルムNに記録された画像を焼付けるための露光光を射出する光源12を備えている。光源12の光射出側には、露光光路に対し互いに独立に進退移動可能なC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の3枚のフィルタから成る色補正フィルタ14、色補正フィルタ14を透過した光を拡散する拡散ボックス16が順に配置されている。色補正フィルタ14はドライバ50を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装置86によって3枚のフィルタの移動が各々制御される。
【0037】
また、拡散ボックス16の上方側にはネガフィルムNの搬送路が形成されており、光源12の光軸から若干離間した位置には、ネガフィルムNを搬送する搬送ローラ対18が設けられている。搬送ローラ対18はモータ52の駆動軸に連結されており、モータ52の駆動力が伝達されることにより回転し、ネガフィルムNを搬送する。モータ52はドライバ54を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装置86によって駆動が制御される。また拡散ボックス16の上方側には、光源12の光軸に一致する位置にネガマスク20が配置されている。
【0038】
本実施形態に係る写真焼付装置10には、ネガフィルムNとして、フィルムの乳剤層形成面と反対側の面に全面に亘って透明な磁性材料が塗布されて磁気層が形成され、図2に示すように、画像記録範囲外に情報を磁気記録するための磁気トラック98(本発明の情報記録部に相当)が形成されたネガフィルム100がセットされる。
【0039】
ネガフィルム100の磁気トラック98には、フィルム種を表す情報が予め磁気記録されている。また磁気トラック98には、カメラによる画像の撮影記録時に、カメラによって、被写体輝度、撮影倍率、ストロボ発光条件、撮影日時、撮影時刻等の撮影情報、前記カメラを識別する情報が磁気記録される。更に磁気トラック98には、ネガフィルム100に撮影記録した画像中に、同一露光量で露光すべき画像が存在している場合には、カメラを介してユーザによって、FTPM信号又はシリーズシーン信号(詳細は後述)が磁気トラック98に磁気記録される。
【0040】
また、ネガマスク20を挟んでネガフィルムNの搬送路に沿った両側には、ネガフィルム100の磁気トラック98に対応して読取ヘッド22及び書込ヘッド24が配置されている。なお、読取ヘッド22は本発明の読取手段に対応している。読取ヘッド22は増幅器58、アナログ−デジタル変換器(以下、A/D変換器という)60を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、ネガフィルム100の磁気トラック98に磁気記録された情報を読み取ることによって読取ヘッド22から出力された信号は、増幅器58で増幅され、A/D変換器60でデジタルデータに変換されて制御装置86に入力される。
【0041】
また、書込ヘッド24は増幅器62、デジタル−アナログ変換器(以下、D/A変換器という)64を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されている。制御装置86から、ネガフィルム100の磁気トラック98に書込むべき情報が出力されると、該情報がD/A変換器64によってアナログ信号に変換され、増幅器62によって増幅された後に書込ヘッド24に供給されることにより、前記情報が磁気トラック98に磁気記録される。
【0042】
ネガマスク20の上方には、ネガフィルムNを透過した光を2方向に分配する分配用プリズム26が配置されている。分配用プリズム26によって2方向に分配された一方の光の光軸(露光光軸)上には、露光レンズ28、ブラックシャッタ30が順に配置されている。ブラックシャッタ30はドライバ68を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装置86によって開閉が制御される。
【0043】
ブラックシャッタ30の上方には印画紙Pの搬送路が形成されており、露光光軸から若干離間した位置には、印画紙Pを搬送する搬送ローラ対32が設けられている。搬送ローラ対32はモータ70の駆動軸に連結されており、モータ70の駆動力が伝達されることにより回転し、印画紙Pを搬送する。モータ70はドライバ72を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装置86によって駆動が制御される。ブラックシャッタ30の上方でかつ露光光軸に一致する位置にはペーパマスク34が配置されている。
【0044】
また、分配用プリズム26によって分配された他方の光が射出される側には、分配用プリズム26から入射された光を更に2方向に分配する分配用プリズム36が配置されており、分配用プリズム36によって分配された一方の光の光軸上には、測光手段としての結像レンズ38、測光器40が順に配置されている。
【0045】
測光器40はマトリクス状に配列された多数の受光素子を備えている。測光器40の受光面には、ネガフィルムN上の画像記録領域を透過した光が入射され、ネガフィルムNを多数個に分割しR、G、Bの各成分色に分解して測光する。測光器40は増幅器78、A/D変換器80を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、測光器40から出力された測光結果を表す信号は、増幅器78で増幅され、A/D変換器80でデジタルデータに変換されて制御装置86に入力される。
【0046】
分配用プリズム36によって分配された他方の光の光軸上には、結像レンズ42、撮像用CCDセンサ44が順に配置されている。撮像用CCDセンサ44にはネガフィルムNの画像記録領域を透過した光が入射され、ネガフィルムN上の画像記録領域を多数画素に分割し、各画素をR、G、Bの各成分色に分解して撮像する。撮像用CCDセンサ44は増幅器82、A/D変換器84を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続されており、撮像用CCDセンサ44から出力された撮像信号は、増幅器82で増幅され、A/D変換器84でデジタルデータに変換されて制御装置86に入力される。
【0047】
制御装置86は、CPU86A、ROM86B、RAM86C、不揮発性メモリ86D及び入出力ポート86Eを備えており、これらがバスを介して互いに接続されて構成されている。入出力ポート86Eには、LCD又はCRTから成るディスプレイ88と、オペレータが各種情報を入力するためのテンキー等のキーボード90と、が接続されている。なお、不揮発性メモリ86Dとしては、例えばEEPROMやバックアップ電源に接続されたRAM等を適用可能である。
【0048】
次に本第1実施形態の作用として、写真焼付装置10にネガフィルム100がセットされると制御装置86のCPU86Aで実行される写真焼付処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0049】
ステップ200ではモータ52を介して搬送ローラ対18を駆動し、ネガフィルム100を所定方向に搬送すると共に、ネガフィルム100の磁気トラック98に磁気記録されている情報を読取ヘッド22によって読み取る。読取ヘッド22によって読み取られた情報は、増幅器58、A/D変換器60を介してデジタルデータに変換されて制御装置86に入力され、制御装置86のRAM86C等に記憶される。
【0050】
次のステップ202では、光源12を点灯させると共にモータ52を介して搬送ローラ対18を駆動し、ネガフィルム100を所定方向と逆方向に搬送する。ステップ204では、測光位置(光源12の光軸に一致する位置)にネガ画像が到達したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ202へ戻り、ネガフィルム100の搬送を継続する。ステップ204の判定が肯定されると、ステップ206でネガフィルム100の搬送を停止し、ネガ画像を測光位置に位置決めする。
【0051】
ステップ208では、測光位置に位置決めしたネガ画像を測光器40によって測光し、測光器40から増幅器78、A/D変換器80を介して入力されるデータを、ネガ画像の各画素毎の濃度値を表す測光データに変換し、RAM86C等に記憶する。ステップ210では、ネガフィルム100の全てのネガ画像が測光位置を通過したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ202へ戻り、未測光のネガ画像に対する位置決め、測光を繰り返す。ネガフィルム100の全てのネガ画像に対する測光を完了してステップ210の判定が肯定されると、ステップ212へ移行する。
【0052】
ステップ212では、ステップ200で磁気トラック98から読み取った情報に基づいて、ネガフィルム100に記録されている各ネガ画像の中に、同一露光量で露光すべきネガ画像が有るか否か判定する。この判定は、例えば以下のようにして行うことができる。
【0053】
すなわち、ユーザが、ネガフィルム100に記録されている全てのネガ画像を同一露光量で露光することを所望している場合、ユーザによって磁気トラック98にFTPM信号が磁気記録される。このため、磁気トラック98から読み取った情報にFTPM信号が含まれていた場合には、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断する(ステップ212の判定が肯定)と共に、ネガフィルム100の全てのネガ画像を、同一露光量で露光すべきネガ画像と判断する。
【0054】
またユーザが、ネガフィルム100に記録されているネガ画像のうちの一部(一連のネガ画像)を同一露光量で露光することを所望している場合、ユーザによって磁気トラック98に、前記一連のネガ画像の先頭及び末尾の画像に対応してシリーズシーン信号が磁気記録される。このため、磁気トラック98から読み取った情報にシリーズシーン信号が含まれていた場合には、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断する(ステップ212の判定が肯定)と共に、シリーズシーン信号の記録位置より判断できる一連のネガ画像を、同一露光量で露光すべきネガ画像と判断する。
【0055】
更に、磁気トラック98にFTPM信号やシリーズシーン信号等の指示信号が磁気記録されていない場合であっても、磁気トラック98に磁気記録されている撮影情報等の他の情報に基づいて、同一露光量で露光すべきネガ画像が有るか否かを自動的に判定することも可能である。
【0056】
例えば1本のネガフィルムに、撮影時刻の差が小さく、ストロボ発光条件、撮影倍率、被写体輝度等が同一又は近似している複数の画像が存在していた場合、これらの画像は類似のシーンを撮影した画像、すなわち同一露光量で露光すべき画像である可能性が非常に高い。また、ステップ208におけるネガ画像に対する測光によって得られた測光データより求まるネガ画像の画像特徴量(例えば画面平均濃度等)が近似していた場合には、同一露光量で露光すべきネガ画像である確度は更に高いと判断できる。
【0057】
上記のように、ネガフィルム100に記録されている各ネガ画像の撮影条件や画像特徴量を比較し、これらが近似しているネガ画像が複数存在していた場合に、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断し(ステップ212の判定が肯定)、撮影条件や画像特徴量が近似している複数のネガ画像を、同一露光量で露光すべきネガ画像と判断するようにしてもよい。なおステップ212において、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断した場合の、同一露光量で露光すべきネガ画像の選択は、本発明の選択手段に対応している。
【0058】
ステップ212の判定が肯定された場合にはステップ216へ移行し、ネガフィルム100の側縁のDXコードが記録されている部位を測光器40が測光した結果に基づいてDXコードの内容を判断し、ネガフィルム100のフィルム種を検知する。
【0059】
次のステップ218では、ネガフィルム100のフィルムベース濃度DBASEを検知する。具体的には、例えば測光器40によってネガフィルム上の非画像部(例えばネガフィルムの側縁部、ネガ画像の間の部分等)を測光し、測光結果から求まる非画像部の濃度(又は非画像部の多数箇所の濃度の平均値)をフィルムベース濃度DBASEとしてもよいし、測光器40によってネガフィルム100上の全面(画像部及び非画像部を含む)を測光し、測光結果から求まるネガフィルム上の各部分の濃度の最小値をフィルムベース濃度DBASEとしてもよい。また、ネガフィルム上の各部分の濃度値のうち、素抜け部に相当すると推定される範囲に属する濃度値の平均値をフィルムベース濃度DBASEとしてもよい。
【0060】
ネガフィルムのフィルムベース濃度は、ネガフィルムを現像した際の現像条件によって変動することが知られているが、上記のように、ネガ画像の露光を行うネガフィルムからフィルムベース濃度を検知するようにすれば、フィルムベース濃度DBASEとして、ネガ画像の露光を行うネガフィルムを現像した際の現像条件を反映した値を得ることができる。
【0061】
また、多数本のネガフィルムに亘って上記のようにしてフィルムベース濃度を検知すると共に、検知したフィルムベース濃度をフィルム種と対応させて不揮発性メモリ86D等に記憶・蓄積していき、ステップ216で検知したフィルム種と同一フィルム種の多数本のネガフィルムのフィルムベース濃度の平均値、又は該平均値とネガ画像の露光を行うネガフィルムから検知したフィルムベース濃度との重み付け平均値をフィルムベース濃度DBASEとしてもよい。この場合、フィルムベース濃度DBASEとして、ネガ画像の露光を行うネガフィルムを現像した際の現像条件を反映した値が得られるとは限らないが、フィルム種毎に異なるフィルムベース濃度の値を精度良く得ることができる。
【0062】
次のステップ220では、予め定められた基準濃度値DREF を取込み、ステップ218で検知したフィルムベース濃度DBASEに基準濃度値DREF を加算することにより濃度制御量DXを演算・決定する(次の(1)式参照)。なお、基準濃度値DREF としては、例えば多数のネガ画像の平均的な濃度値(但し、フィルムベース濃度を含まない値)を用いることができる。また、各ネガフィルムの先頭或いは末尾等に、一定のパターン画像(例えばグレイに相当する色味の一定濃度の画像)を写真フィルムの特定位置、例えば写真フィルムの先頭や末尾に予め焼き込んでおき、前記パターン画像を測光して得られた濃度を基準濃度値DREF として用いてもよい。ステップ216〜220は本発明の濃度制御量決定手段に対応している。
【0063】
DX=DBASE+DREF …(1)
一方、本実施形態では多数のネガ画像について色バランス値を各々求め、多数のネガ画像の平均的な色バランスを表す色バランス値CMj (jはR、G、Bの何れかを表す)として、各ネガ画像の色バランス値の平均値をフィルム種毎に各々予め求めており、該色バランス値CMj がフィルム種毎に不揮発性メモリ86Dに予め記憶されている。次のステップ222では、ステップ216で検知したフィルム種と同一フィルム種の色バランス値CMj を不揮発性メモリ86Dから取り込むと共に、露光を行う複数のネガ画像(同一露光量で露光すべきネガ画像のみであっても、個別露光量で露光を行うネガ画像を含んでいてもよい)の色バランス値を各々求め、露光を行う各ネガ画像の平均的な色バランスを表す色バランス値Cmj を演算する。
【0064】
そして、色制御量DYj (jはR、G、Bの何れかを表す)として、露光を行う各ネガ画像の平均的な色バランス値Cmj と、不揮発性メモリ86Dから取り込んだ多数のネガ画像の平均的な色バランスを表す色バランス値CMj と、の重み付け平均値を演算する(次の(2)式参照)。なお、色バランス値Cmj 、CMj は、各々ネガ画像中の高彩度の画素を除いた画素から各々求めることが好ましい。
【0065】
DYj =α1 ・Cmj +α2 ・CMj …(2)
なお、(2)式において、重み係数α1 及びα2 の何れか一方の値は0であってもよいし、条件に応じて変更する(例えば同一露光量で露光すべきネガ画像の数が少なくなるに従って、多数のネガ画像の平均的な色バランス値CMj の重みを大きくする(重み係数α2 の値を大きくする))ようにしてもよい。また、色制御量DYj として、色バランス値Cmj 及び色バランス値CMj の何れか一方を用いても良いし、同一露光量で露光すべきネガ画像の中から所定の基準に従って選択したネガ画像から求めた色バランス値を用いてもよい。
また、1本のネガフィルムのネガ画像のデータ又は同一フィルム種の多数のネガフィルムのデータから、例として図4に示すように、R、G、Bの各成分色毎の濃度の関係(カラーバランス)を表す規格化曲線(図4は、例としてG濃度の平均値Dgを基準とし、濃度DgとR濃度の平均値Dr及びB濃度の平均値Dbとの関係を表す規格化曲線を示しているが、3色平均濃度Dmや3色の重み付き平均濃度を基準とする規格化曲線を用いてもよい)を求め、同一露光量で露光すべき各ネガ画像のG濃度の平均値Dg又は3色平均濃度Dm又は3色の重み付き平均濃度から規格化曲線を用いて色制御量DYj を求めるようにしてもよい。
【0066】
例えば図4に示す規格化曲線を用いた場合には、濃度Dgから濃度Dr及び濃度Dbを各々求め、次の(3)式に従って規格化濃度値DR、DG、DBを求めることができる。なお(3)式における濃度Drg、Dbgは色制御量DYj に対応している。また、濃度制御量DXとして、(3)式における濃度値Dwを用いてもよい。
【0067】
【数1】
Figure 0003645384
【0068】
上述したステップ222は本発明の色制御量決定手段に対応している。次のステップ224では、上記で演算された濃度制御量DX及び色制御量DYj に基づき、次の(4)式に従って共通露光量E0 j を演算し、得られた共通露光量E0 j をRAM86C等に記憶する。
【0069】
logE0 j =DX+DYj +Kj …(4)
但し、Kj は印画紙Pの種類、写真焼付装置の種類、引伸し倍率、光源12から射出される露光光の光量等に応じて定まる定数である。このステップ224は本発明の共通複写条件演算手段に対応している。
【0070】
ステップ226では個別露光量で露光すべきネガ画像が有るか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ270へ移行するが、判定が肯定された場合にはステップ228へ移行し、個別露光量で露光すべきネガ画像の画面平均濃度等に基づいて、個別露光量で露光すべき各ネガ画像に対する個別露光量Ej を各々演算し、RAM86C等に記憶した後にステップ270へ移行する。
【0071】
一方、ステップ212において、ネガフィルム100に同一露光量で露光すべきネガ画像が無いと判断された場合(ステップ212の判定が否定された場合)には、ステップ214でネガフィルム100の全てのネガ画像に対し、先のステップ228と同様にして個別露光量を各々演算した後にステップ270へ移行する。
【0072】
ステップ270ではネガフィルム100を所定方向に搬送し、ステップ272ではネガ画像が露光位置(光源12の光軸に一致する位置:測光位置と同一位置)に到達したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ270に戻り、ネガフィルム100の搬送を継続する。ネガ画像が露光位置に到達するとステップ272の判定が肯定され、ステップ274でネガフィルム100の搬送を停止する。
【0073】
次のステップ276では、露光位置に位置決めしたネガ画像が、同一露光量で露光すべきネガ画像か否か判定する。判定が肯定された場合にはステップ278へ移行し、色補正フィルタ14及びブラックシャッタ30の作動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ画像を先のステップ220で演算した共通露光量E0 j で印画紙Pに焼付けた後にステップ282へ移行する。このステップ278は本発明の複写制御手段に対応している。
【0074】
また、ステップ276の判定が否定された場合には、色補正フィルタ14及びブラックシャッタ30の作動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ画像を先のステップ214又はステップ228で演算した該ネガ画像に対応する個別露光量Ej で印画紙Pに焼付けた後に、ステップ282へ移行する。
【0075】
ステップ282では、ネガフィルム100に記録されている全てのネガ画像が露光位置を通過したか、すなわち全てのネガ画像に対して印画紙Pへの焼付けを行ったか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ270へ戻り、全てのネガ画像を印画紙Pに焼付ける迄の間、ステップ270〜282を繰り返す。全てのネガ画像を印画紙Pに焼付けると、ステップ282の判定が肯定されてステップ284へ移行し、ネガフィルム100を所定方向と逆方向に搬送した後に処理を終了する。
【0076】
このように、本第1実施形態では、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像に対し、フィルムベース濃度DBASEに基準濃度値DREF を加算して得られる濃度制御量DXと、露光を行う複数のネガ画像の平均的な色バランスと同一フィルム種のネガフィルムに記録されている多数のネガ画像の平均的な色バランスとの重み付け平均値である色制御量DYj と、に基づいて共通露光量E0 j を演算し、該共通露光量E0 j で前記複数のネガ画像を印画紙Pに露光するようにしたので、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像から、濃度フェリアが生ずることなく、かつ撮影者の意図を反映した適正な仕上りの写真プリント画像を高い得率で得ることができる。
【0077】
なお、上述した第1実施形態では基準濃度値DREF を一定としており、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像に対して各種のばらつきを無視して共通露光量E0 jを決定する態様を説明したが、以下の第2実施形態以降では、フィルム画像の画像特徴量や撮影情報等に基づき、各種のばらつきの一部に対して補正を行って共通露光量E0 jを決定する態様について説明する。
【0078】
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第2実施形態の作用を説明する。
【0079】
本第2実施形態では、第1実施形態で説明した図3のフローチャートのステップ216〜224の処理(共通露光量演算処理)に代えて、図5に示す共通露光量演算処理を行う。すなわち、ステップ300、302では、図3のフローチャートのステップ216、218と同様にしてフィルム種の検知、フィルムベース濃度DBASEを取得する。
【0080】
ステップ304では、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像に対し、平均濃度値Dmを各々演算する。ステップ306では、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の中から、平均濃度値に対する判定を未だ行っていないネガ画像の平均濃度値Dmを取り出し、次のステップ308では平均濃度値Dmが所定範囲内に収まっているか否か判定する。この所定範囲としては、例えば次の(5)式のように定めることができる。
【0081】
(基準値DN −0.07)<Dm<(基準値DN +0.07) …(5)
(5)式における基準値DN はネガ濃度の基準値であり、例として、予め定めたネガフィルムに予め定めたカメラによって18%のグレイ板を撮影したときのネガ濃度を用いることができる。なお、ネガ画像上での0.07の濃度変化は、カメラの露出量の所謂1/3絞り分の変化に相当し、同一露光量で露光したとすると写真プリント画像上で濃度が20%変化する。
【0082】
ステップ308の判定が肯定された場合にはステップ310へ移行し、取り出した平均濃度値DmをRAM86C等に記憶してステップ312へ移行する。ステップ312では共通露光量で露光すべき全てのネガ画像に対して平均濃度値Dmの判定を完了したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ306に戻り、ステップ306以降の処理を繰り返す。また、ステップ308の判定が否定された場合には、判定した平均濃度値Dmに対応するネガ画像は、濃度が極端に高い又は低い異常コマであると判断できるので、平均濃度値Dmを記憶することなくステップ306に戻り、ステップ306以降の処理を繰り返す。
【0083】
同一露光量で露光すべき全てのネガ画像に対して上記処理を行うと、ステップ312の判定が肯定されてステップ314へ移行し、平均濃度値Dmが所定範囲内に収まっているネガ画像の数が2個以上か否か(先のステップ310で記憶した平均濃度値Dmの個数が2個以上か否か)判定する。判定が肯定された場合にはステップ316へ移行し、基準濃度値DREF として、先のステップ310で記憶した平均濃度値Dmの平均値を演算し、得られた基準濃度値DREF とステップ302で取得したフィルムベース濃度DBASEを先の(1)式に代入して濃度制御量DXを演算した後にステップ320へ移行する。上記処理は請求項3に記載の濃度制御量決定手段に対応している。
【0084】
また、ステップ314の判定が否定された場合にはステップ318へ移行し、基準濃度値DREF として、第1実施形態と同様に予め定められた一定値(例えば多数のネガ画像の平均的な濃度値)を取込み、取り込んだ基準濃度値DREF とステップ302で取得したフィルムベース濃度DBASEを先の(1)式に代入して濃度制御量DXを演算した後に、ステップ320へ移行する。
【0085】
ステップ320では、第1実施形態のステップ222と同様に(2)式に従って色制御量DYj を決定し、ステップ322では、第1実施形態のステップ224と同様に(4)式に従って共通露光量E0 j を演算する。そして、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像を共通露光量E0 j で各々露光する。
【0086】
このように、第2実施形態では、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像に対し、平均濃度値Dmが所定範囲内に収まっているネガ画像が有るか否かを判定し、平均濃度値Dmが所定範囲内に収まっているネガ画像が2個以上存在していた場合には、該ネガ画像の平均濃度値Dmの平均値を基準濃度値DREF として濃度制御量DXを求めて共通露光量E0 j を演算し、該共通露光量E0 j で前記複数のネガ画像を印画紙Pに露光するようにしたので、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像から、濃度フェリアが生ずることなく、かつ撮影者の意図を反映した適正な仕上りの写真プリント画像を高い得率で得ることができる。
【0087】
なお、上記では同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の中から、濃度制御量DXの演算に用いるネガ画像を選択し、選択したネガ画像の平均濃度値Dmの平均値を用いて濃度制御量DXを演算するようにしていたが、これに限定されるものではなく、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の各々の平均濃度値Dmの重み付き平均値を用いて濃度制御量DXを演算するようにしてもよい。この場合、各ネガ画像の平均濃度値Dmに対する重み係数は、所定範囲内に収まっている平均濃度値Dmの重みが大きくなり、平均濃度値Dmが所定範囲内から外れた値になるに従って平均濃度値の重みが小さくなるように定めることができる。
【0088】
〔第3実施形態〕
次に本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態は第1実施形態及び第2実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第3実施形態の作用を説明する。
【0089】
本第3実施形態では、第1実施形態で説明した図3のフローチャートのステップ216〜224の処理(共通露光量演算処理)に代えて、図6に示す共通露光量演算処理を行う。以下では、本第3実施形態に係る共通露光量演算処理について、第2実施形態で説明した共通露光量演算処理と異なる点についてのみ説明する。
【0090】
本第3実施形態に係る共通露光量演算処理では、フィルム種を検知し(ステップ300)、フィルムベース濃度DBASEを取得し(ステップ302)、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の平均濃度値Dmを各々演算し(ステップ304)た後に、ステップ306で、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の中から、平均濃度値に対する判定を未だ行っていないネガ画像の平均濃度値Dmを取り出し、次のステップ307では平均濃度値Dmが濃度制御量演算対象範囲内に収まっているか否か判定する。この濃度制御量演算対象範囲は、撮影者によって意図的に露出量が変更されて撮影記録されたネガ画像が除外されるように定めることができ、例えば次の(6)式のように定めることができる。
【0091】
(基準値DN −0.04)<Dm<(基準値DN +0.04) …(6)
ネガ画像上での0.04の濃度変化は、カメラの露出量の所謂1/5絞り分の変化に相当する。撮影者による意図的な露出量の変更による濃度変化は、一般に(6)式で定めている範囲以上の変化であるので、ステップ307の判定が肯定された場合にはステップ310へ移行し、取り出した平均濃度値Dmを濃度制御量DXの演算に用いるためにRAM86C等に記憶してステップ312へ移行する。平均濃度値Dmが濃度制御量演算対象範囲内に収まっているネガ画像、すなわち基準値DN に対し濃度変化がカメラの露出量で1/5絞り以下に収まっているネガ画像は、撮影者によって意図的に露出量が変更されて撮影されたネガ画像である可能性は低く、該ネガ画像の平均濃度値Dmを用いて濃度制御量DXを求めることにより、濃度制御量DXとして、ネガフィルムの特性や現像時の現像条件等のばらつきを補正できる制御量を得ることができる。
【0092】
一方、ステップ307の判定が否定された場合にはステップ330へ移行し、平均濃度値Dmが異常値の範囲内か否か判定する。この異常値の範囲としては、撮影者による意図的な露出量の変更による濃度変化の限界を越えた値が異常値と判定されるように定めることができ、例えば次の(7)式のように定めることができる。
【0093】
Dm>(基準値DN +0.10),Dm<(基準値DN −0.10) …(7)
ステップ330は、請求項6に記載の「濃度が極端に高い又は低いフィルム画像」の有無の判定に相当している。カメラの露出量を所謂1/2絞り分変化させたとすると、ネガ画像の濃度はおよそ0.10変化し、一定露光量で露光したとすると写真プリント画像の濃度はおよそ0.30変化する。適正な写真プリント画像の濃度に対する0.30の濃度変化は、写真プリント画像における許容限界に近い濃度変化である。このため、ステップ330の判定が肯定された場合には、取り込んだ平均濃度値Dmを異常値としてRAM86C等に記憶すると共に、平均濃度値Dmが異常値であると判断したネガ画像を識別する情報(例えばコマ番号)もRAM86C等に記憶し、ステップ312へ移行する。また、ステップ330の判定が否定された場合には、何ら処理を行うことなくステップ312へ移行する。
【0094】
ステップ312では共通露光量で露光すべき全てのネガ画像に対し、上述した平均濃度値Dmの判定を完了したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ306に戻り、ステップ306以降の処理を繰り返す。同一露光量で露光すべき全てのネガ画像に対して上記処理を行うとステップ314へ移行し、ステップ314〜322で第2実施形態と同様に共通露光量E0 j を演算する。
【0095】
次のステップ324では、異常コマ(先のステップ330で平均濃度値Dmが異常値の範囲内であると判定したネガ画像)に対する露光量の演算が終了したか否か判定する。この判定は異常コマが無い場合には肯定されるが、異常コマが有った場合には判定が否定されてステップ326へ移行し、ステップ322で記憶した平均濃度値の中から特定の異常コマの平均濃度値Dmを取り出し、次のステップ328では、取り出した特定の異常コマの平均濃度値Dmと基準値DN との差に応じて共通露光量E0 j の濃度制御量DXを修正することにより、前記特定異常コマの個別露光量Ej を演算する。そして、演算した個別露光量Ej をRAM86C等に記憶する。
【0096】
ステップ328の処理を行うとステップ324へ戻り、ステップ324の判定が肯定される迄ステップ324〜328を繰り返す。これらの処理は請求項6に記載の複写制御手段に対応している。これにより、先のステップ330で平均濃度値Dmが異常値の範囲内であると判定した各ネガ画像に対し、写真プリント画像の濃度が適正な値となるように個別露光量Ej が各々演算されることになる。ステップ324の判定が肯定されると、本第3実施形態に係る共通露光量演算処理を終了する。
【0097】
本第3実施形態では、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像のうち、平均濃度値Dmが異常値の範囲から外れているネガ画像については、ステップ322で演算した共通露光量E0 j で露光を行うので、同一露光量で露光すべきと判定した複数のネガ画像から、ネガフィルムの特性や現像時の現像条件等のばらつきが補正され、かつ撮影者の意図が反映された適正な仕上りの写真プリント画像を高い得率で得ることができる。
【0098】
また、異常コマ(平均濃度値Dmが異常値の範囲内のネガ画像)については、ステップ328で各ネガ画像の平均濃度値Dmに基づいて各ネガ画像毎に演算した個別露光量Ej で露光を行うので、同一露光量で露光すべきと判定した複数のネガ画像の中に、意図的な露出量の変更による濃度変化の限界を越えた極端に濃度が高い又は低いネガ画像が含まれていた場合にも、該ネガ画像から濃度が適正な写真プリント画像を得ることができる。
【0099】
なお、上記では平均濃度値Dmが異常値の範囲内(基準値DN よりも所定濃度((7)式では0.10)以上高いか又は低い)と判定したネガ画像に対し、平均濃度値Dmと基準値DN との差に応じて共通露光量E0 j の濃度制御量DXを修正することによって個別露光量Ej を求めていたが、これに代えて、平均濃度値Dmが異常値の範囲内と判定したネガ画像については、平均濃度値Dmとして一定値を設定して個別露光量Ej を求めるようにしてもよい。例えばDm≧DN +0.10の場合はDm=DN +0.10とし、Dm≦DN −0.10の場合はDm=DN −0.10とする。この場合、ネガ濃度の基準値DN に対し平均濃度値Dmがカメラの露出量で所謂1/2絞り分以上異なっているネガ画像については、基準値DN ±0.10分だけ共通露光量E0 j が修正されて個別露光量Ej が求められ、該個別露光量Ej で露光されることになる。
【0100】
また、平均濃度値Dmが異常値の範囲内と判定したネガ画像について、平均濃度値Dmとして濃度値の重み付け平均値を設定して個別露光量Ej を求めるようにしてもよい。例えば、平均濃度値Dmが、Dm≧DN +0.07のネガ画像については次の(8)式に従って平均濃度値Dmを演算し、Dm≦DN −0.07のネガ画像については次の(9)式に従って平均濃度値Dmを演算する。
【0101】
Dm=DN +0.07+k(Dm−(DN +0.07)) …(8)
Dm=DN −0.07−k(Dm−(DN +0.07)) …(9)
但し、kは係数でk≦1.0 である。
【0102】
〔第4実施形態〕
次に本発明の第4実施形態について説明する。なお、本第4実施形態は第1実施形態乃至第3実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第4実施形態の作用として、本第4実施形態に係る共通露光量演算処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0103】
ステップ350では、第1実施形態で説明した図3のフローチャートのステップ216〜224、或いは第2実施形態や第3実施形態で説明した共通露光量演算処理と同様にして共通露光量E0 j の演算を行う。次のステップ352では、ネガフィルム100の磁気トラック98に露出バイアス信号が記録されているか否か判定する。露出バイアス信号は、撮影者によって露出が補正(変更)されてネガフィルム100に画像が撮影記録された場合に磁気トラック98に記録される信号であり、露出がどの程度補正されたかを表している。
【0104】
ステップ352の判定が肯定された場合にはステップ354へ移行し、磁気トラック98に記録されている露出バイアス信号に基づいて、先のステップ350で演算した共通露光量E0 j を修正する必要が有るか否か判定し、判定が肯定された場合にはステップ356で共通露光量E0 j の修正を行う。
【0105】
露出補正は、撮影画像濃度を意図的に変更する目的で行われる。露出を多くすれば、露出オーバーになり、全体的に若干明るいプリント画像(所謂ハイキーなプリント画像)を得ることができる。また、露出を少なくし、露出アンダーにすることによって、より暗いプリント画像を得ることができる。露出バイアス信号より検知できる露出補正量が、同一露光量で露光すべき各ネガ画像で一定であった場合にはステップ354の判定が肯定され、ステップ356で撮影記録時の露出補正量に応じて共通露光量E0 j を修正する。本実施形態では、0.07×露出バイアス量(1絞り分の変化を1.0 とする)でもって平均濃度値Dmを補正することによって共通露光量E0 jを得ることができる。
【0106】
また露出は、逆光等のシーンの撮影記録時に濃度補正を行うために画像単位で補正される場合もある。ステップ354において、上記のように露出補正の有無及び露出補正量が画像単位で異なっていた場合には、露出バイアス信号に基づいて同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の各々を撮影記録した際の露出補正量を各々検知する。そして、検知した各ネガ画像毎の露出補正量に基づいて、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像から適正な仕上りの写真プリント画像を最も高い得率で得るためには、共通露光量E0 j の修正を行った方が良いか否かを判定する。この判定は、例えば同一露光量で露光すべき複数のネガ画像中に含まれている露出が補正されて撮影記録されたネガ画像の割合、露出が補正されて撮影記録されたネガ画像に対する露出補正の方向及び補正量の大きさに基づいて行うことができる。
【0107】
上記判定が肯定された場合には、ステップ356において、前記検知した各ネガ画像毎の露出量の変更量に基づき、同一露光量で露光すべき複数のネガ画像から適正な仕上りの写真プリント画像を最も高い得率で得るための共通露光量E0 j に対する修正量を演算し、演算した修正量で共通露光量E0 j を修正する。ステップ356で上記のように共通露光量E0 j を修正した場合には、同一露光量で露光すべき各ネガ画像に対し、撮影記録時の露出量の変更量に応じて修正した共通露光量E0 j で露光が行われるので、撮影者の意図を反映した仕上りの写真プリント画像を高い得率で得ることができる。
【0108】
一方、ステップ352又はステップ354の判定が否定された場合には共通露光量演算処理を終了する。この場合は共通露光量E0 j としてステップ350で演算した共通露光量が用いられる。
【0109】
なお、第2実施形態及び第3実施形態では、ネガ画像の平均濃度値Dmが所定範囲内に収まっているか否かに基づいて濃度制御量DXの演算に用いる特定ネガ画像を選択するようにした例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。一般に各ネガ画像に対する個別露光量は、ネガ画像の画面平均濃度等に基づいて求まる基本露光量と、該基本露光量に対する露光補正量との和として演算される。露光補正量は写真プリント中の主要部に相当する領域が適正な濃度及び色となるように基本露光量を補正するための補正量であり、露光補正量による補正量は、ネガ画像中の主要部の濃度や色バランスと、ネガ画像の全体的な濃度や色バランスと、の偏差が大きくなるに従って大きくなり、濃度フェリアやカラーフェリアのない標準的なシーンを撮影記録したネガ画像では、露光補正量による補正量が0又は0に近い値となる。従って露光補正量を演算し、演算した露光補正量による補正量が0又は0に近いネガ画像を、濃度制御量DX又は共通露光量E0 j の演算に用いる特定ネガ画像として選択するようにしてもよい。
【0110】
上記の選択方法によれば、ネガフィルムに記録されているネガ画像が、同一シーンに対し露出を段階的に変更して撮影する、所謂ブラケット露光により撮影記録されたネガ画像であった等の場合に、共通露光量の演算に用いる特定ネガ画像として、明らかに露出アンダのネガ画像や、明らかに露出オーバのネガ画像を除外して選択することができる。
【0111】
露光補正量の演算には、具体的には、特開昭52-23936号公報や特開昭54-28131号公報に記載されているように、ネガ画像を表す画像データより主要部に相当する領域と相関の高い画像特徴量として、濃度の最大値、最小値、測光領域全面の平均濃度、ネガ画像の中心部の平均濃度、ネガ画像の周縁部の平均濃度、ネガ画像の各画素の濃度差等を演算し、演算した画像特徴量に基づいて露光補正量を統計的に決定する演算方法を適用することができる。また、ネガ画像中の濃度が最大の部分又はハイライト部又はシャドー部が、写真プリント上で適正な濃度及び色となるように露光補正量を演算するようにしてもよい。
【0112】
また、ネガ画像中の主要部に相当する領域(例えばネガ画像中に存在する人物の顔に相当する顔領域)を抽出し、該領域の写真プリント上における濃度及び色が適正となるように露光補正量を演算するようにしてもよい。顔領域の抽出方法として、例えば特開昭 52-156624号公報、特開昭 52-156625号公報、特開昭53-12330号公報、特開昭 53-145620号公報、特開昭 53-145621号公報、特開昭 53-145622号公報等に記載されているように、ネガ画像の測光によって得られた測光データに基づき、各画素が色座標上で肌色の範囲内に含まれているか否か判定し、肌色の範囲内と判断した画素のクラスタ(群)が存在している領域を顔領域として抽出することができる。
【0113】
また、特開平4-346333号公報に記載されているように、ネガ画像の測光によって得られた測光データに基づいて色相値(及び彩度値)についてのヒストグラムを求め、求めたヒストグラムを山毎に分割し、各画素点が分割した山の何れに属するかを判断して各画素を分割した山に対応する群に分け、各群毎にネガ画像を複数の領域に分割し、該複数の領域のうち人物の顔に相当する領域を推定し、推定した領域を顔領域として抽出するようにしてもよい。
【0114】
更に、特願平6-265850号、特願平6-266598号に記載されているように、ネガ画像の測光によって得られた測光データに基づいてネガ画像中に存在する人物の各部に特有の形状パターン(例えば頭部の輪郭、顔の輪郭、顔の内部構造、胴体の輪郭等を表す形状パターン)の何れか1つを探索し、検出した形状パターンの大きさ、向き、検出した形状パターンが表す人物の所定部分と人物の顔との位置関係に応じて、人物の顔に相当すると推定される領域を設定する。また、検出した形状パターンと異なる他の形状パターンを探索し、先に設定した領域の、人物の顔としての整合性を求めて顔領域として抽出するようにしてもよい。
【0115】
また、ネガ画像の測光によって得られた測光データに基づき、各画素が、色座標上で明らかに背景に属する特定の色(例えば空や海の青、芝生や木の緑等)の範囲内に含まれているか否か判定し、前記特定の色範囲内と判断した画素のクラスタ(群)が存在している領域を画像中の非主要部に相当する領域と判断して除去し、残った領域を主要部に相当する領域(顔領域)として抽出してもよいし、或いは特願平6-265850号、特願平6-266598号に記載されているように、前述のようにしてネガ画像を複数の領域に分割した後に、各領域毎に非主要部領域としての特徴量(輪郭に含まれる直線部分の比率、線対称度、凹凸数、画像外縁との接触率、領域内の濃度コントラスト、領域内の濃度の変化パターンの有無等)を求め、求めた特徴量に基づいて各領域が非主要部領域か否か判定し非主要部と判断した領域を除去し、残った領域を主要部領域(顔候補領域)として抽出するようにしてもよい。
【0116】
また、上記では写真フィルムとしてネガフィルムを例に説明したが、これに限定されるものではなく、リバーサルフィルム等の他の写真フィルムを適用することも可能である。
【0117】
更に、上記では写真フィルムを透過した光を印画紙に照射することにより画像の露光を行う、所謂アナログ式の写真焼付装置を例に説明したが、これに限定されるものではなく、画像に応じて変調したレーザ光によって画像を走査露光する方式や、液晶パネルやCRT等の表示手段に画像を表示し、表示手段を透過した光又は表示手段から射出される光によって画像を露光する方式(所謂デジタルプリント方式)の写真プリンタに適用可能である。また、フィルム画像をディスプレイの表示面に複写(すなわち表示)する場合に本発明を適用することも可能である。更に、複写材料として、印画紙以外に普通紙やOHPシート等を適用することも可能である。
【0118】
更に、本発明は1本の写真フィルム中に、同一露光量で露光すべき画像のグループが複数混在していた場合(例えばシリーズシーン信号によって指示された画像のグループと類似のシーンを撮影記録した画像のグループが混在している等の場合)にも適用可能であり、また複数本の写真フィルムに亘って同一露光量での露光が指示された場合にも適用可能である。また本発明を適用して同一又は類似の露光量で露光する画像は、例えば科学、医学、工業目的の写真画像や、短時間又は長期間に亘って撮影した画像(例えば定点観測による自然変化の撮影等)、同一条件下で撮影された複数の画像等であってもよい。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、写真フィルムの情報記録部から読み取った情報に基づいて同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択し、写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づいて、複写画像の濃度を制御する濃度制御量を決定すると共に、複数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づいて、複写画像の色を制御する色制御量を決定し、濃度制御量及び色制御量を用いて共通複写条件を演算し、選択した複数のフィルム画像を演算した共通複写条件で各々複写するようにしたので、同一の複写条件での複写が指示された複数の画像から適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる、という優れた効果を有する。
【0120】
また本発明は、色制御量として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一フィルム種の写真フィルムに記録された多数のフィルム画像を測光して求めた色バランス値に基づく色制御量を用いるので、フィルム種によって異なるフィルムベース濃度、三色カラーバランスを自動的に補正することによって、使用している写真焼付装置のプリント条件をそのまま使用することができ、撮影者の意図した濃度再現を意図通りに複写画像上に反映させることができる、という優れた効果を有する。
【0121】
また本発明は、フィルム画像の撮影時に露出を補正したことを表す情報が写真フィルムの情報記録部に記録されていた場合には、該情報が表すフィルム画像撮影時の露出補正量に従って共通複写条件を修正するようにしたので、撮影時に露出が補正されたフィルム画像からも、撮影者の意図に合致した仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる、という効果を有する。
【0122】
また本発明は、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像のうち濃度が極端に高い又は低いフィルム画像については、前記フィルム画像の濃度に応じて共通複写条件を修正し、該修正した共通複写条件で複写するようにしたので、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像中に濃度が極端に高い又は低いフィルム画像が含まれている場合であっても、適正な仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る写真焼付装置の概略構成図である。
【図2】ネガフィルムを示す平面図である。
【図3】第1実施形態に係る写真焼付処理を示すフローチャートである。
【図4】色制御量を求めるための濃度値の規格化曲線の一例を示す線図である。
【図5】第2実施形態に係る共通露光量演算処理を示すフローチャートである。
【図6】第3実施形態に係る共通露光量演算処理を示すフローチャートである。
【図7】第4実施形態に係る共通露光量演算処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 印画紙
10 写真焼付装置
14 色補正フィルタ
22 読取ヘッド
86 制御装置
98 磁気トラック
100 ネガフィルム

Claims (8)

  1. 写真フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルムに記録されているフィルム画像の中から同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択する選択手段と、
    写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づいて、複写画像の濃度を制御する濃度制御量を決定する濃度制御量決定手段と、
    多数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づいて、複写画像の色を制御する色制御量を決定する色制御量決定手段と、
    前記濃度制御量決定手段によって決定された濃度制御量及び前記色制御量決定手段によって決定された色制御量を用いて共通複写条件を演算する共通複写条件演算手段と、
    前記選択手段によって選択された複数のフィルム画像を、前記共通複写条件演算手段によって演算された共通複写条件で各々複写する複写制御手段と、
    を含む複写装置。
  2. 前記濃度制御量決定手段は、前記写真フィルムのフィルムベース濃度として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムを測光して求めた値を用いるか、又は該写真フィルムと同一のフィルム種の複数の写真フィルムを測光して求めた値を用いることを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  3. 前記濃度制御量決定手段は、前記選択手段によって選択された複数のフィルム画像の中から予め定めた条件に合致する特定フィルム画像を更に選択し、選択した特定フィルム画像を測光して求めた前記特定フィルム画像の濃度値から前記基準濃度値を求めることを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  4. 前記色制御量決定手段は、前記色バランス値として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一フィルム種の写真フィルムに記録された多数のフィルム画像を測光して求めた色バランス値を用いることを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  5. 前記共通複写条件演算手段は、フィルム画像の撮影時に露出を補正したことを表す情報が前記情報記録部に記録されていた場合には、該情報が表すフィルム画像撮影時の露出補正量に従って共通複写条件を修正することを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  6. 前記複写制御手段は、同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像のうち濃度が極端に高い又は低いフィルム画像については、前記フィルム画像の濃度に応じて共通複写条件を修正し、該修正した共通複写条件で複写することを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  7. 写真フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取り、
    前記情報記録部から読み取った情報に基づいて、前記写真フィルムに記録されているフィルム画像の中から同一の複写条件で複写すべき複数のフィルム画像を選択し、
    写真フィルムのフィルムベース濃度及び基準濃度値に基づく濃度制御量と、複数のフィルム画像から求めた色バランス値に基づく色制御量を用いて、前記選択した複数のフィルム画像に共通に用いる複写条件を決定する
    複写条件決定方法。
  8. 前記色制御量として、フィルム画像の複写を行う写真フィルムと同一フィルム種の写真フィルムに記録された多数のフィルム画像を測光して求めた色バランス値に基づく色制御量を用いることを特徴とする請求項7記載の複写条件決定方法。
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