JP3644564B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄剤組成物に関し、詳細には皮膚及び毛髪に対して低刺激で、泡立ちが良く、すすぎ時や洗浄後に非常にさっぱりとした感触等の使用感触の良好な洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚及び毛髪用の洗浄剤組成物としては、一般に高級脂肪酸塩や、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩が使用されている。高級脂肪酸塩はすすぎ時にきしみやつっぱりを生じるという欠点があり、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩は、洗浄力や泡立ちに優れているが肌に用いた場合にはヌルツキ感がつよく、また刺激性の点でも問題があった。
【0003】
そこで、両性界面活性剤等や、低刺激な活性剤としてアミノ酸型界面活性剤や糖系界面活性剤等が使用されているが、これら界面活性剤を主成分とすると洗浄力や起泡力に劣り、また組み合わせて用いても肌のヌルツキ感が改善されない等の課題があった。また、泡立ちが良く、すすぎ性の良い界面活性剤としてクエン酸アミド型界面活性剤が報告されている(特開昭57−83599号)が、単独で使用する場合には泡質にやや劣るという問題があった。
【0004】
また、皮膚刺激性を低減させた、カルボン酸および中和塩、マレイン酸アミド(特開昭48−90982号公報)などが知られているが、これらはすすぎ時に“ぬるつき”や“きしみ”、“つっぱり”感を与えるという欠点があり、また、クエン酸アミドは、泡立ち、すすぎ性が良好で、マイルドな界面活性剤として知られているが(特開昭57−83599号)、泡質は必ずしも満足のいくレベルではない。
【0005】
更に、身体用および毛髪用洗浄剤に用いられる界面活性剤としてはエーテルカルボン酸系界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩なども用いられる。これらの活性剤は良好な泡立ちを示すものの、これら界面活性剤はすすぎ時に“ぬるつき”を残し、必ずしも満足すべき性能のものではない。
【0006】
また、泡立ちに優れ、かつ低刺激である界面活性剤として、N−アシル化アミノ酸型活性剤もある。しかし、この界面活性剤もすすぎ時に“ぬるつき”を残すという欠点がある。
更にまた、アニオン以外の界面活性剤、例えば両性界面活性剤を主成分とする洗浄剤や、アニオン界面活性剤の配合量を減らした洗浄剤等が開発されているが、泡質及び泡の持続性の点において満足のいくものではなかった。
【0007】 そこで、本発明者らは、皮膚刺激性が小さく、泡立ち、泡質、すすぎ時のさっぱり感に優れた性能を有し、皮膚、毛髪、硬質表面用をはじめ、一般的なマイルドな洗浄剤に好適な組成物として、先に下記一般式(4)で表される特定の構造を有するヒドロキシアミドカルボン酸又はその塩を含む洗浄剤組成物を先に提案した(特願平7−117962号)。
【化4】
(式中、
R′、M′:前記一般式(1)のR 1 、Mの定義と同じ
A′:水素原子、炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基
しかし、このヒドロキシアミドカルボン酸又はその塩を単独で使用する場合、起泡力が十分でなく、泡の特続性、泡質および使用感触においても十分満足できるものではなく、しかも硬水中でのスカムが発生するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、泡立ち、泡質や洗浄力が優れ、低刺激で、すすぎ時および洗浄後にぬるつきや、きしみ、つっぱり感がなく、さっぱりとした使用感触を有し、しかもスカム発生のない洗浄剤組成物を提供することである。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の構造を有する、アミドカルボン酸型界面活性剤および/またはジカルボン酸イミド型界面活性剤を、他の界面活性剤と組み合わせることにより、洗浄力が良く泡立ちに優れ、皮膚などに対する刺激がなく、洗浄後の使用感にヌルツキやきしみ感つっぱり感がなく、しかもさっぱりとした使用感を有する洗浄剤組成物を得ることができること、また、多価カルボン酸又はその塩とを組み合わせて配合することにより、皮膚刺激性が小さく、泡立ち、泡質、すすぎ時のさっぱり感に優れた性能を有し、しかもスカム発生の極めて少ない洗浄剤組成物を得ることができること、更に、カチオン化ポリマーとを組み合わせて配合することにより、皮膚刺激性が小さく、泡質、泡の持続性、すすぎ時や洗浄後のさっぱり感や滑り感など、洗浄使用感触に優れた性能を有する洗浄剤組成物を得ることができることを見い出し、本発明を完成した。
【0010】
すなわち、本発明によれば、下記(A)成分および(B)成分を含有することを特徴とする皮膚毛髪用洗浄剤組成物が提供される。
(A)下記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、或いは下記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドから選ばれる少なくとも1種
(B)カルボン酸型アニオン界面活性剤、下記一般式(3)で表される非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤
【化1】
(式中、R1:炭素数8〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基、アルケニル基もしくはヒドロキシアルキル基
A:水素原子、炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、あるいは炭素数4〜7の糖残基または糖アルコール残基
M:水素原子、アルカリ金属イオン、一価に相当するアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオンまたは有機アンモニウムイオン
【化2】
(式中、R1、Xは前記と同じ)
【化3】
(式中、R 2 :炭素数1〜22の飽和もしくは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基l、m:0〜30の数、但しl+m≧1)
また、本発明によれば、下記(A)成分および(C)成分を含有することを特徴とする皮膚毛髪用洗浄剤組成物が提供される。
(A)下記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、或いは下記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドから選ばれる少なくとも1種
(C)多価カルボン酸又はその塩からなる少なくとも1種の金属イオン封鎖剤
【化1】
(式中、R1、A、X、Mは前記と同じ)
【化2】
(式中、R1、Xは前記と同じ)
更に、本発明によれば、下記(A)成分および(D)成分を含有することを特徴とする皮膚毛髪用洗浄剤組成物が提供される。
(A)下記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、或いは下記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドから選ばれる少なくとも1種
(D)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体およびカチオン化セルロースから選ばれる少なくとも1種のカチオン化ポリマー
【化1】
(式中、R1、A、X、Mは前記と同じ)
【化2】
(式中、R1、Xは前記と同じ)
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の洗浄剤組成物は、(A)成分として、前記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、或いは前記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドを用い、これに(B)成分として洗浄剤に通常用いられる界面活性剤を組み合わせて含有させたもの、または(C)成分として金属イオン封鎖剤を組み合わせて含有させたもの、更には(D)成分としてカチオン化ポリマーを組み合わせて含有させたものであり、本発明の洗浄剤組成物には、洗浄剤に通常使用される成分を適宜配合することもでき、各種の洗浄剤とすることができる。
本発明においては、前記(A)成分に、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分のうちの2種以上を組み合わせることもできることは勿論である。
【0012】
以下、本発明の洗浄剤組成物の各成分について、更に詳細に説明する。
先ず本発明の洗浄剤組成物の重要な成分である(A)成分の前記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、および、前記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドについて云えば、該一般式(1)および一般式(2)において、R1は炭素数8〜22、好ましくは炭素数8〜18の、直鎖または分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、もしくはヒドロキシアルキル基であり、具体的には、例えばオクチル基、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ベヘニル基、オレイル基等が挙げられ、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基が特に好ましい。
R1の炭素数が8未満では界面活性剤に劣り、また炭素数が22を超えると溶液の分散性が良くない。
【0013】
また、該一般式(1)および一般式(2)において、Aは水素原子、炭素数1〜6の、直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、或いは炭素数4〜7の、糖残基または糖アルコール残基である。
上記アルキル基、ヒドロキシアルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が挙げられる。炭素数が6を超えると溶液への分散性が良くない。
また上記糖残基または糖アルコール残基の具体例としては、1−デオキシソルビチル基、1−デオキシエリスリチル基、1−デオキシキシリチル基、1−デオキシ−4−グリコシド−ソルビチル基、1−デオキシマンニチル基、1−デオキシアラビチル基、1−デオキシガラクチル基等が挙げられる。
【0014】
更に、該一般式(1)および一般式(2)において、Xは、
−CH(OH)CH2−、−CH2CH(OH)−、−CH(OH)CH(OH)−、−CH2−CH2−である。
【0015】
更にまた、該一般式(1)において、Mは水素原子、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、一価に相当するアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオンである。
【0016】
本発明の(A)成分の前記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸およびその塩、更に前記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドの具体例としては、モノ−N−ラウリルリンゴ酸アミドカリウム塩、モノ−N−ラウリルリンゴ酸アミド、モノ−N−デシルリンゴ酸アミドカリウム塩、モノ−N−ミリスチルリンゴ酸アミドカリウム塩、モノ−N−デシルリンゴ酸アミド、モノ−N−デシル酒石酸アミドアンモニウム塩、モノ−N−デシル酒石酸アミド、モノ−N−ラウリルコハク酸アミドカリウム塩、モノ−N−ラウリルリンゴ酸イミド、モノ−N−ミリスチルリンゴ酸イミド、モノ−N−デシルリンゴ酸イミド、モノ−N−デシル酒石酸イミド、モノ−N−デシル酒石酸イミドなどが挙げられる。尚、光学異性体は単独でもラセミ体でも良い。
【0017】
本発明で用いられる(B)成分のアミドカルボン酸塩、およびジカルボン酸イミドは、例えば下記反応式で示されるように、RANHで表されるアミンと、HOOC−X−COOHで表されるジカルボン酸とを、無溶媒、または適当な溶媒を用いて、無触媒、あるいは塩基性触媒存在下反応させることによって、安価な原料からジカルボン酸イミドを得ることができる。更にその後中和することによって通常の方法で、アミドカルボン酸塩を得ることができる。
【0018】
【表1】
【0019】
上記原料アミンの具体例としては、オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、ベヘニルアミン等の1級アミン、あるいは、オクチルメチルアミン、デシルメチルアミン、ドデシルメチルアミン、ドデシルエチルアミン、ドデシルヒドロキシエチルアミン、テトラデシルメチルアミン、ヘキサデシルメチルアミン、オクタデシルメチルアミン、テトラデシルヒドロキシプロピルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシソルビチルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシエリスリチルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシキシリチルアミン、N−テトラデシル−N−1−デオキシ−4−グルコシド−ソルビチルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシマンニチルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシアラビチルアミン、N−ドデシル−N−1−デオキシガラクチルアミン等の2級アミンが挙げられる。
【0020】
また、原料ジカルボン酸の具体例は、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸である。
【0021】
次に、本発明の洗浄剤組成物の(B)成分としては、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤等の、通常、洗浄剤に用いられているものが使用できる。
(B)成分のアニオン界面活性剤としては、スルホン酸型又は硫酸エステル型アニオン界面活性剤、カルボン酸型アニオン界面活性剤、リン酸エステル型アニオン界面活性剤などが挙げられる。
スルホン酸型又は硫酸エステル型アニオン界面活性剤としては、オレフィンスルホン酸系、アルカンスルホン酸系、α−スルホ脂肪酸エステル系、スルホコハク酸系、イセチオネート系、タウレート系、アミドエーテルスルホン酸系、アルキルまたはアルケニル硫酸エステル系、アルキルエーテル硫酸塩系等の界面活性剤が挙げられる。好ましい例としては、スルホコハク酸系、イヤチオネート系、タウルート系である。
カルボン酸型アニオン界面活性剤としては、高級脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アミドエーテルカルボン酸塩、モノ−N−アルキルアミド多価カルボン酸塩等が挙げられる。好ましい例としては、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、N−アシルアミノ酸塩、高級脂肪酸塩である。好ましいカルボン酸型アニオン界面活性剤は環境への負荷がより低いため好ましい。
【0022】
(B)成分の非イオン界面活性剤としては、下記の一般式
【化3】
(式中、R2は炭素数1〜22の飽和もしくは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素を示し、lは0〜30の数を、mは0〜30の数を示す。ただし、l+m≧1)
で表される非イオン界面活性剤、モノアシルグリセリン系界面活性剤、アルキルポリグリコシド、アルキルグリコシド脂肪酸エステル、アルキルグルカミド、糖エステル等の糖系界面活性剤が挙げられる。
【0023】
(B)成分の両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン系界面活性剤、アミドベタイン系界面活性剤、スルホベタイン系界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系界面活性剤、アミドスルホベタイン系界面活性剤、アミドヒドロキシスルホベタイン系界面活性剤、ホスホベイタン系界面活性剤等の界面活性剤が挙げられる。
【0024】
(B)成分のその他の界面活性剤としては、アミンオキシド型、脂肪酸アミド誘導体型のものが用いられる。
該アミンオキシドとしては、下記の一般式
【化5】
(式中、R3は炭素数1〜22の飽和もしくは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素を示し、R4およびR5はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を示す。)
で表されるものが挙げられる。
また該脂肪酸アミド誘導体としては、下記一般式
【化6】
{式中、R6は炭素数1〜22のアルキル基を示し、R7およびR8は同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基または、−(CH2CH2O)m H、mは2〜4の数を示す。}
で表されるものが挙げられる。
【0025】
本発明の洗浄剤組成物において、(A)成分と(B)成分の配合比は、重量比でA/B=1/10〜100/1、特に1/80〜50/1が好ましい。また、成分の(A)及び(B)の総配合量は、洗浄剤組成物の剤型により異なる。一般的に言えば液状組成物においては1〜50重量%、粉末状組成物においては10〜70重量%、ゲル状組成物においては1〜60重量%、また固形状組成物においては40〜95重量%がそれぞれ適当である。
【0026】
次に、本発明の洗浄剤組成物の(C)成分である金属イオン封鎖剤としては、たとえば多価カルボン酸又はその塩、具体的には、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ジグリコ−ル酸などの低分子量の多価カルボン酸およびそのアルカリ金属、アンモニウム、あるいは有機アンモニウム塩などが挙げられる。
【0027】
上記(C)成分を用いる場合、(A)成分のアミドカルボン酸またはその塩或いはそのイミド誘導体からなる活性剤の配合量は組成物の形態によって相違する。一般的に言えば、液状組成物においては1〜70重量%、粉末状組成物においては1〜40重量%、ゲル状組成物においては1〜60重量%、また固形状組成物においては1〜95重量%の範囲がそれぞれ適当である。
【0028】
また(C)成分の配合量は0.01〜20重量%が適当であり、好ましくは0.1〜10重量%である。
【0029】
次に、本発明の洗浄剤組成物の(D)成分であるカチオン化ポリマーとしては、例えば塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、カチオン化セルロース、カチオン化グァーガム、アジピン酸ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミン共重合体、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・牛脂アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物などが挙げられる。
これらのうち、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、カチオン化セルロースが好ましい。
【0030】
上記(D)成分を用いる場合、(A)成分のアミドカルボン酸またはその塩或いはそのイミド誘導体からなる活性剤の配合量は洗浄剤組成物中の0.5〜40重量%であることが好ましく、特に1〜30重量%が好ましい。0.5重量%未満では泡立ちが悪く、40重量%を超えると好ましい洗浄使用感触が得られない。
【0031】
これら(D)成分の配合量は洗浄剤組成物中の0.01〜5.0重量%が適当であり、好ましくは0.05〜3.0重量%である。0.01重量未満では泡の持続性が悪く、5.0重量%を超えるとすすぎ性が劣る。
【0032】
本発明の洗浄剤組成物においては、前記(A)成分に、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分の2種以上を組み合わせて含有させても良い。
この際の各成分の配合比、配合量も、前記と同様であり、即ち、(A)成分と(B)成分の重量比はA/B=1/10〜100/1、(A)成分と(B)成分の総配合量は、一般的には液状組成物においては、1〜50重量%、粉末組成物においては、10〜70重量%、ゲル状組成物においては1〜60重量%、また固形状組成物においては40〜95重量%が好ましい。また、(C)成分の配合量は0.01〜20重量%、(D)成分の配合量は0.01〜5.0重量%が好ましい。
【0033】
本発明において、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分以外に、洗浄剤に通常用いられる公知の洗浄剤成分も配合することができる。
このような公知の洗浄剤成分として例えば、ゼオライト、炭酸ナトリウム(カリウム)、珪酸ナトリウム、、ポリアクリル酸塩等のビルダー類、(ポリ)グリセリン、ソルビトール等の保湿剤、メチルセルロース、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エタノール、(ポリ)エチレングリコール、(ポリ)プロピレングリコール等の粘度調整剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、その他、酸化防止剤、紫外線吸収剤、殺菌剤、水溶性高分子化合物、水溶性無機塩、pH調製に用いられる有機および無機化合物、エステル系、アミド系等のパール光沢剤、色素、香料等が挙げられる。これらの洗浄剤成分は本発明の効果を損なわない程度で任意の割合で配合することができる。
【0034】
本発明の洗浄剤組成物は、常法により製造され、ペースト状、ゲル状、液状、固形状等の剤型とすることができ、身体用の洗浄剤として適するものである。
【0035】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0036】
実施例1〜30、比較例1〜17
〈(A)成分と(B)成分の併用〉
表2、表3、表4に示す各洗浄剤組成物の洗浄剤性能については下記の試験方法及び評価基準により評価した。結果を表2、表3、表4に示す。
[起泡力]
各洗浄剤組成物を3度硬水で50倍希釈水溶液を調製し、溶液20mlを100mlのエプトン管に入れて40℃に保ち、振とう後の泡の高さ(ml)により起泡力を評価した。
【0037】
[泡性能]及び[すすぎ時のさっぱり感]
各洗浄剤組成物の5倍希釈水溶液を調製し、溶液5mlを手にとり、手洗いによって泡性能、すすぎ時のさっぱり感を下記の基準で評価し、さらにつっぱり感の有無も評価した。
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
実施例31〜40、比較例8
〈(A)成分と(C)成分の併用〉
表5に示す組成の、実施例31〜40の洗浄剤組成物、及び比較例8の洗浄剤組成物について、上記性能試験を行なった。結果を表5に示す。
各実施例および比較例中における性能試験は、以下の試験法に従って行ない、その評価は以下の基準により評価した。
[スカムの量]
洗浄剤組成物を界面活性剤濃度が0.5%になるように3度硬水で希釈し、その水溶液の濁り具合を観察評価した。
【0042】
【表5】
【0043】
実施例41〜50、比較例19〜22
〈(A)成分と(D)成分の併用〉
表6に示す組成の、実施例41〜50の洗浄剤組成物、及び比較例19〜22の洗浄剤組成物について、上記性能試験を行なった。結果を表6に示す。
【0044】
各種性能は、以下の試験法に従って評価した。
[使用感]
各洗浄剤組成物について10名のパネラーに身体の洗浄をさせ、その際の官能評価を行った。評価は次の基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上を◎、3.5〜4.4を○、2.5〜3.5を△、2.4以下の場合を×とした。
・さっぱり感
5:さっぱり感
4:さっぱり感がややある
3:ふつう
2:さっぱり感がややない
1:さっぱり感がない
・肌の滑り感
5:肌の滑りがよい
4:肌の滑りがややよい
3:ふつう
2:肌の滑りがやや悪い
1:肌の滑りが悪い
【0045】
[皮膚刺激性]
各洗浄剤組成物につき、男女5名、合計10名のパネラーを用い、左右どちらかの一方の前腕部を試料濃度1重量%、40℃の水溶液に、他方の前腕部を同温度の水に浸漬する操作を1日1回、2日間連続して行い、左右前腕部の肌荒れ状態の差を肉眼で判定した。この際の評価基準は次の通りである。
◎:肌荒れ性著しく弱い
10人中0〜1名試料側に肌荒れが認められた。
○:肌荒れ性やや弱い
10人中2〜4名試料側に肌荒れが認められた。
△:肌荒れ性やや強い
10人中5〜7名試料側に肌荒れが認められた。
×:肌荒れ性著しく強い
10人中8〜10名試料側に肌荒れが認められた。
【0046】
[泡立ち量及び泡の持続性の測定]
各洗浄剤組成物について5%溶液20ml(25℃)を100mlシリンダーに採取し、10秒間に20回振盪し、30秒後の泡容積(ml)を測定した。さらに1分間放置後の泡の容積(ml)を測定し、泡の持続性とした。
・評価基準
◎:泡の容積80ml以上
○:泡の容積65ml以上80ml未満
△:泡の容積40ml以上65ml未満
×:泡の容積40ml未満
【0047】
[泡のクリーミィ性]
各洗浄剤組成物について10名のパネラーに手洗いをさせ、その際の官能評価を行った。評価は次の基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上を◎、3.5〜4.4を○、2.5〜3.5を△、2.4以下の場合を×とした。
・評価基準
5:クリーミィである
4:ややクリーミィである
3:ふつう
2:ややクリーミィでない
1:クリーミィでない
【0048】
【表6】
【0049】
実施例51
[ボディシャンプー] 重量%
(1)ラウリルリンゴ酸アミドトリエタノールアミン 10.0
(2)ミリスチルリンゴ酸アミドトリエタノールアミン 10.0
(3)カヤクリルレジン 0.1
(4)プロピレングリコール 10.0
(5)ソルビトール 3.0
(6)エチレンジアミンテトラアセテート 0.15
(7)香料 0.2
(8)精製水 バランス
上記配合組成に従い、加熱水に上記(1)〜(6)成分を溶解し、冷却後、上記(7)成分を添加し、ボディシャンプー組成物を調製した。得られたボディシャンプー組成物で身体を洗浄したところ、泡のクリーミィ性、及び泡の持ちに優れ、かつすすぎ時から乾燥時までさっぱりとして肌の滑りが良く、使用感に優れていた。
【0050】
実施例52
[ジェル状洗顔剤] 重量%
(1)ラウリルリンゴ酸アミドナトリウム 10.0
(2)ミリスチルリンゴ酸アミドナトリウム 10.0
(3)パルミチルリンゴ酸アミドナトリウム 6.0
(4)レオガードMLP 0.4
(5)プロピレングリコール 10.0
(6)エチレンジアミンテトラアセテート 0.15
(7)香料 0.2
(8)精製水 バランス
上記配合組成に従い、加熱水に(1)〜(6)成分を溶解し、冷却後、上記(7)成分を添加し、ジェル状洗顔剤を調製した。得られた洗顔剤組成物で顔を洗浄したところ、泡のクリーミィ性及び泡の持ちに優れ、かつすすぎ時から乾燥時までさっぱりとして肌の滑りが良く、使用感に優れていた。
【0051】
実施例53
[クリーム状洗顔剤] 重量%
(1)ラウリルリンゴ酸アミドナトリウム 2.0
(2)ミリスチルリンゴ酸アミドナトリウム 10.0
(3)パルミチルリンゴ酸アミドナトリウム 5.0
(4)ステアリルリンゴ酸アミドナトリウム 3.0
(5)レオガードMLP 0.1
(6)1,3−ブチレングリコール 12.0
(7)ソルビトール 5.0
(8)安息香酸塩 1.0
(9)香料 0.2
(10)精製水 バランス
上記配合組成に従い、加熱水に(1)〜(8)成分を溶解し、冷却後、上記(9)成分を添加し、クリーム状洗顔剤を調製した。得られた洗顔剤組成物で顔を洗浄したところ、泡のクリーミィ性及び泡の持ちに優れ、かつすすぎ時から乾燥時までさっぱりとして肌の滑りが良く、使用感に優れていた。
【0052】
実施例54
[液状洗顔剤] 重量%
(1)ラウリルリンゴ酸アミドジエタノールアミン 8.0
(2)ミリスチルリンゴ酸アミドジエタノールアミン 3.0
(3)ラウリン酸ジエタノールアミン 3.0
(4)カヤクリルレジン 0.1
(5)プロピレングリコール 10.0
(6)ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2
(7)香料 0.5
(8)精製水 バランス
上記配合組成に従い、加熱水に(1)〜(6)成分を溶解し、冷却後、上記(7)成分を添加し、液状洗顔剤を調製した。得られた洗顔剤組成物で顔を洗浄したところ、泡のクリーミィ性及び泡の持ちに優れ、かつすすぎ時から乾燥時までさっぱりとして肌の滑りが良く、使用感に優れていた。
【0053】
実施例55
[シャンプー] 重量%
(1)ラウリルリンゴ酸アミドトリエタノールアミン 10.0
(2)ラウロイル−N−グルタミン酸トリエタノールアミン 7.0
(3)ラウリルジメチルアミンオキシド 3.0
(4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
(5)レオガードMLP 1.0
(6)プロピレングリコール 10.0
(7)エチレンジアミンテトラアセテート 0.2
(8)香料 0.9
(9)精製水 バランス
上記配合組成に従い、加熱水に(1)〜(7)成分を溶解し、冷却後、上記(8)成分を添加し、シャンプー組成物を調製した。得られたシャンプー組成物で毛髪を洗浄したところ、泡のクリーミィ性及び泡の持ちに優れ、かつすすぎ時から乾燥時までさっぱりとして毛髪の滑りが良く、使用感に優れていた。
【0054】
また、同様に各種剤型の具体例を示す。
実施例56
【0055】
実施例57
【0056】
実施例58
【0057】
実施例59
【0058】
実施例60
【0059】
実施例61
【0060】
実施例62
上記ボディーシャンプー、シャンプー、台所用洗浄剤、石鹸はいずれも、泡立ちが良く、すすぎ時、およびすすぎ後のさっぱり感に優れたものであった。
【0061】
【発明の効果】
請求項1の洗浄剤組成物は、洗浄力、起泡力、泡性能に優れ、また、すすぎ時の感触に優れ(例えば、さっぱり感に優れ、つっぱり感がない)、しかも低刺激性でマイルドなものである。
請求項2の洗浄剤組成物は、泡立ち、泡質に優れ、洗浄力が高く、すすぎ時のさっぱり感に優れ、皮膚に対してマイルドで、しかもスカム発生のないものである。
請求項3の洗浄剤組成物は、皮膚および毛髪に対して刺激性が低いだけでなく、泡質及び泡の持続性に優れ、かつ洗浄後の皮膚および毛髪の感触の良好なものであり、皮膚および毛髪用洗浄剤として好適なものである。
また、これらの洗浄剤組成物は、洗浄剤に通常配合される他の成分を適宜配合して、ボディーシャンプー、シャンプー、台所用洗浄剤、石鹸等各種の剤型の洗浄剤とすることができ、これら洗浄剤も、洗浄力、起泡力、泡性能、すすぎ時や洗浄後の洗浄使用感触等に優れ、マイルドなものである。
Claims (3)
- 下記(A)成分および(B)成分を含有することを特徴とする皮膚毛髪用洗浄剤組成物。
(A)下記一般式(1)で表されるアミドカルボン酸またはその塩、或いは下記一般式(2)で表されるジカルボン酸イミドから選ばれる少なくとも1種
(B)カルボン酸型アニオン界面活性剤、下記一般式(3)で表される非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤
A:水素原子、炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、あるいは炭素数4〜7の糖残基または糖アルコール残基
M:水素原子、アルカリ金属イオン、一価に相当するアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオンまたは有機アンモニウムイオン)
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