JP3644002B2 - 画像形成材料及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性光により可溶化する、いわゆるポジ型の感光層を有する画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法に関し、更に詳しくは、半導体レーザー等による赤外線による露光で画像形成が可能な、ポジ型感光性平版印刷版用等として適した画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、活性光の照射によって可溶化するポジ型の感光層として、酸発生剤と酸分解性化合物とを含有する感光層を有する画像形成材料が知られている。即ち、米国特許第3,779,778号明細書には、酸発生剤と酸で分解する特定の基を有する水不溶性化合物とを含有する感光性組成物が、特開昭53−133429号公報には、酸発生剤と主鎖にアセタール又はケタール基を有する化合物とを含有する感光性組成物が、また、特開昭60−37549号公報には、酸発生剤とシリルエーテル基を有する化合物とを含有する組成物が開示されている。しかしながら、これらはいずれも紫外線に感度を有し、紫外線による露光によってアルカリ可溶化して非画像部となるもので、安価でコンパクトな半導体レーザーのような赤外線による画像露光はできない。
【0003】
一方、半導体レーザーのような赤外線で画像露光が可能な技術として、米国特許第5,340.699号明細書には、酸発生剤、レゾール樹脂、ノボラック樹脂及び赤外線吸収剤を含有する感光層を有し、画像露光の後、現像処理前に加熱処理を施すことによりネガ型の画像形成材料として使用され、上記加熱処理を施さないとポジ型の画像形成材料として使用される技術が開示されている。しかし、ネガ型の場合は加熱処理が必要であるために使用者に不便であり、電力消費の負荷も大きい。またポジ型の場合は、画像部感光層の一部または全部が現像液に溶解してしまうなどの問題があり、また、画像形成材料の保存性も十分とはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、赤外線レーザーによる露光で画像形成が可能なポジ型の画像形成材料を提供することである。
【0005】
本発明の目的はまた、酸発生剤と酸分解性化合物とを含有する感光層を有する画像形成材料であって赤外線レーザーによる露光で画像形成が可能な画像形成材料を提供することである。
【0006】
本発明の目的はまた、赤外線レーザーに対する感度が高く、かつ良好な現像性及び保存性を有するポジ型の画像形成材料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的を達成する本発明は下記(1)〜()である。
(1)支持体上に、活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、下記一般式(1)で表される化合物及び下記一般式(2)または(3)で表される赤外線吸収剤を含有する感光層を有することを特徴とする赤外線レーザー露光用画像形成材料。
【化1】
Figure 0003644002
〔式中、R、R1及びR2は、各々水素原子、炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のアルコキシ基、スルホ基、カルボキシル基又はヒドロキシル基を表し、p、q及びrは、各々1〜3の整数を表し、m及びnは、各々1〜5の整数を表す。〕
【化2】
Figure 0003644002
〔式中、Z1及びZ2は各々硫黄原子、セレン原子又は酸素原子を表し、X1及びX2は各々置換基を有していてもよいベンゾ縮合環又はナフト縮合環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、R3及びR4は各々置換基を表し、R3及びR4のどちらか一方はアニオン性解離性基を有する。R5、R6、R7及びR8は各々炭素原子数1〜3のアルキル基、水素原子又はハロゲン原子を表す。Lは炭素原子数5〜13の共役結合の連鎖を表す。〕
(2)感光層中にノボラック樹脂及びノニオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の赤外線レーザー露光用画像形成材料。
(3)感光層中にノボラック樹脂及びアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線レーザー露光用画像形成材料。
【0018】
以下、本発明について詳述する。
【0019】
本発明に用いられる活性光線の照射により酸を発生し得る化合物(以下「光酸発生剤」という)としては、各種の公知化合物及び混合物が挙げられる。例えばジアゾニウム、ホスホニウム、スルホニウム、及びヨードニウムのBF4 -、PF6 -、SbF6 -、SiF6 2-、ClO4 -などの塩、有機ハロゲン化合物、オルトキノン−ジアジドスルホニルクロリド、及び有機金属/有機ハロゲン化合物も活性光線の照射の際に酸を形成又は分離する活性光線感光性成分であり、本発明の光酸発生剤として使用することができる。原理的には遊離基形成性の光開始剤として知られるすべての有機ハロゲン化合物は、ハロゲン化水素酸を形成する化合物で、本発明の光酸発生剤として使用することができる。
【0020】
前記のハロゲン化水素酸を形成する化合物の例としては米国特許明細書第3,515,552号、同第3,536,489号及び同第3,779,778号及び西ドイツ国特許公開公報第2,243,621号に記載されているものが挙げられ、又、例えば西ドイツ国特許公開公報第2,610,842号に記載の光分解により酸を発生させる化合物も使用することができる。
【0021】
また、特開昭50−36209号公報に記載されているo−ナフトキノンジアジト−4−スルホン酸ハロゲニドを用いることができる。
【0022】
本発明において、光酸発生剤として有機ハロゲン化合物が赤外線露光による画像形成における感度及び画像形成材料の保存性の面から好ましい。該有機ハロゲン化合物としては、ハロゲン置換アルキル基を有するトリアジン類及びハロゲン置換アルキル基を有するオキサジアゾール類が好ましく、ハロゲン置換アルキル基を有するs−トリアジン類が特に好ましい。
【0023】
ハロゲン置換アルキル基を有するオキサジアゾール類の具体例としては、特開昭54−74728号、特開昭55−24113号、特開昭55−77742号、特開昭60−3626号及び特開昭60−138539号各公報に記載の2−ハロメチル−1,3,4−オキサジアゾール系化合物が挙げられる。2−ハロメチル−1,3,4−オキサジアゾール系光酸発生剤の好ましい化合物例を下記に挙げる。
【0024】
【化5】
Figure 0003644002
【0025】
上記ハロゲン置換アルキル基を有するs−トリアジン類としては、下記一般式(4)で表される化合物が好ましい。
【0026】
【化6】
Figure 0003644002
【0027】
一般式(4)において、Rはアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシ基で置換されていてもよいフェニルビニレン基又はアリール基(例えばフェニル基、ナフチル基等)若しくはその置換体を表し、Xはハロゲン原子を表す。
【0028】
一般式(4)で表されるs−トリアジン系光酸発生剤の化合物例を次に示す。
【0029】
【化7】
Figure 0003644002
【0030】
【化8】
Figure 0003644002
【0031】
本発明において、光酸発生剤の含有量は、その化学的性質及び本発明の画像形成材料の感光層の組成あるいは物性によって広範囲に変えることができるが、感光層の固形分の全重量に対して約0.1〜約20重量%の範囲が適当であり、好ましくは0.2〜10重量%の範囲である。
【0039】
また、本発明において、酸分解化合物である前記一般式(1)で表される化合物が感度及び現像性の点好ましい。以下、一般式(1)で表される化合物を酸分解化合物とも称する。一般式(1)において、R、R1及びR2が表すアルキル基は直鎖でも分岐でもよく、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基等が挙げられ、アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペントキシ基等が挙げられ、スルホ基及びカルボキシル基はその塩を包含する。一般式(1)で表される化合物のうち、m及びnが1又は2である化合物が特に好ましい。一般式(1)で表される化合物は公知の方法で合成することができる。
【0040】
本発明において、酸分解化合物の含有量は、感光層を形成する組成物の全固形分に対し、5〜70重量%が好ましく、特に好ましくは10〜50重量%である。酸分解化合物は1種を用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0041】
本発明に用いられる赤外線吸収剤としては、波長700nm以上に吸収を持つ赤外吸収色素、カーボンブラック、磁性粉等を使用することができる。特に好ましい赤外線吸収剤は700〜850nmに吸収ピークを有し、ピークでのモル吸光係数εが105以上である赤外吸収色素である。
【0042】
上記赤外吸収色素としては、シアニン系色素、スクアリウム系色素、クロコニウム系色素、アズレニウム系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、ポリメチン系色素、ナフトキノン系色素、チオピリリウム系色素、ジチオール金属錯体系色素、アントラキノ系色素、インドアニリン金属錯体系色素、分子間CT色素等が挙げられる。
【0043】
また、上記赤外吸収色素として、特開昭63−139191号、同64−33547号、特開平1−160683号、同1−280750号、同1−293342号、同2−2074号、同3−26593号、同3−30991号、同3−34891号、同3−36093号、同3−36094号、同3−36095号、同3−42281号、同3−103476号等に記載の化合物が挙げられる。
本発明において、赤外線吸収剤として、前記一般式(2)又は(3)で表されるシアニン染料が特に好ましい。
【0044】
一般式(2)又は(3)で表されるシアニン色素は、前記一般式(2)又は(3)がカチオンを形成し、対アニオンを有するものを包含する。この場合、対アニオンとしては、Cl-、Br-、ClO4 -、BF4 -、t−ブチルトリフェニルホウ素等のアルキルホウ素等が挙げられる。
【0045】
一般式(2)及び(3)において、Lで表される共役結合の連鎖の炭素原子数(n)は、画像露光の光源として赤外線を放射するレーザーが使用される場合、該レーザーの発信波長に合わせて有効な値を選択することが好ましい。例えば、発信波長1060nmのYAGレーザーを使用する場合は、nは9〜13が好ましい。また、この共役結合部分は任意の置換基を有することができ、また、共役結合部分は複数の置換基により環を形成させてもよい。
【0046】
一般式(2)及び(3)において、X1で表される環及びX2で表される環には任意の置換基を有することができる。該置換基としてハロゲン原子、炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のアルコキシ基、−SO3M及び−COOM(Mは水素原子又はアルカリ金属原子)から選ばれる基が好ましい。
【0047】
3及びR4は各々任意の置換基であるが、好ましくは、炭素原子数1〜5のアルキル基若しくは炭素原子数1〜5のアルコキシ基;−(CH2n−O−)k−(CH2mOR(n及びmは各々1〜3の整数、kは0又は1、Rは炭素原子数1〜5のアルキル基を表す。);R3及びR4の一方が−R−SO3Mで他方が−R−SO3 -(Rは炭素原子数1〜5のアルキル基、Mはアルカリ金属原子を表す);又はR3及びR4の一方が−R−COOMで他方が−R−COO-(Rは炭素原子数1〜5のアルキル基、Mはアルカリ金属原子を表す。)である。R3及びR4は、感度及び現像性の点から、R3及びR4の一方が−R−SO3 -又は−R−COO-、他方が−R−SO3M又は−R−COOMであることが好ましい。
【0048】
一般式(2)又は(3)で表されるシアニン色素は、画像露光の光源として半導体レーザーを使用する場合は750〜900nmにおいて、YAGレーザーを使用する場合は900〜1200nmにおいて吸収ピークを示し、ε>1×105のモル吸光係数を有するものが好ましい。
【0049】
本発明に好ましく用いられる赤外線吸収剤の代表的具体例を以下に挙げるが、これらに限定されるものではない。
【0050】
【化10】
Figure 0003644002
【0054】
【化14】
Figure 0003644002
【0055】
【化15】
Figure 0003644002
【0056】
【化12】
Figure 0003644002
【0058】
【化18】
Figure 0003644002
【0059】
【化19】
Figure 0003644002
【0061】
【化21】
Figure 0003644002
【0062】
【化22】
Figure 0003644002
【0063】
【化23】
Figure 0003644002
【0064】
これらの色素は公知の方法によって合成することができるが、下記のような市販品を用いることもできる。
【0065】
日本化薬:IR750(アントラキノン系);IR002,IR003(アルミニウム系);IR820(ポリメチン系);IRG022,IRG033(ジインモニウム系);CY−2,CY−4,CY−9,CY−20
三井東圧:KIR103,SIR103(フタロシアニン系);KIR101,SIR114(アントラキノン系);PA1001,PA1005,PA1006,SIR128(金属錯体系)
大日本インキ化学:Fastogen blue8120
みどり化学:MIR−101,1011,1021
その他、日本感光色素、住友化学、富士写真フィルム等の各社からも市販されている。
【0066】
本発明において、赤外線吸収剤の添加量は、0.5〜5wt%の範囲が好ましい。該添加量が5wt%を越えると非画像部(露光部)の現像性が低下し、0.5wt%未満では画像部の耐現像性が低下する。
【0067】
本発明の画像形成材料の感光層には結合剤を用いることができる。結合剤として例えば高分子量結合剤を用いることができる。高分子量結合剤としては、例えばノボラック樹脂やヒドロキシスチレン単位を有する重合体や後記する一般式(5)で表される構造単位を有する重合体、その他公知のアクリル樹脂等を挙げることができる。
【0068】
上記ノボラック樹脂としては、例えばフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、特開昭55−57841号公報に記載されているようなフェノール・クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、特開昭55−127553号公報に記載されているような、p−置換フェノールとフェノールもしくは、クレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合体樹脂等が挙げられる。
【0069】
ヒドロキシスチレン単位を有する重合体としては、例えば特公昭52−41050号公報に記載されているポリヒドロキシスチレンやヒドロキシスチレン共重合体などを挙げることをことができる。
【0070】
一般式(5)で表される構造単位を有する重合体とは、該構造単位のみの繰り返し構造を有する単独重合体、あるいは該構造単位と他のビニル系単量体の不飽和二重結合を開裂せしめた構造で示される構造単位1種以上とを組み合わせた共重合体である。
【0071】
【化24】
Figure 0003644002
【0072】
一般式(5)において、R1及びR2はそれぞれ、水素原子、メチル基やエチル基等のアルキル基又はカルボキシル基を表し、好ましくは水素原子である。R3は水素原子、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子又はメチル基、エチル基等のアルキル基を表し、好ましくは水素原子又はメチル基である。R4は水素原子、メチル基やエチル基等のアルキル基、フェニル基又はナフチル基を表す。
【0073】
Yは置換基を有するものも含むフェニレン基又はナフチレン基を表し、置換基としてはメチル基やエチル基等のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子、カルボキシル基、メトキシ基やエトキシ基等のアルコキシ基、ヒドロキシル基、スルホ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基等が挙げられるが、好ましくは置換基を有しないか、あるいはメチル基で置換されているものである。
【0074】
Xは窒素原子と芳香族炭素原子とを連結する2価の有機基で、nは0〜5の整数を表し、好ましくはnが0のときである。
【0075】
一般式(5)で表される構造単位を有する重合体は、さらに具体的に、例えば下記(a)〜(f)で表すことができる。
【0076】
【化25】
Figure 0003644002
【0077】
(a)〜(f)において、R1〜R5はそれぞれ水素原子、アルキル基又はハロゲン原子を表し、m、n、l、k及びsはそれぞれの構造単位のモル%を表す。
【0078】
また、ノボラック樹脂、ヒドロキシスチレン単位を有する重合体、一般式(5)で表される構造単位を有する重合体及びアクリル樹脂を併用することもできる。
【0079】
本発明の好ましい態様として感光層がノボラック樹脂及びアクリル樹脂を含有する態様が挙げられる。該アクリル樹脂はアクリル酸、メタクリル酸、又はそれらのエステル類を構成単位とする重合体であり、好ましくは前述した一般式(5)で表される単量体単位を有する重合体である。ノボラック樹脂は感光層に対して20〜80重量%の範囲で含有させることが好ましく、アクリル樹脂は感光層に対して1〜50重量%の範囲で含有させることが好ましく、5〜30重量%の範囲がより好ましい。
【0080】
本発明の好ましい態様として感光層がノボラック樹脂及びノニオン界面活性剤を含有する態様が挙げられる。ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、オキシエチレン・オキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミド、ポリエチレングリコール等が挙げられる。ノボラック樹脂は感光層に対して20〜80重量%の範囲で含有させることが好ましく、ノニオン界面活性剤は感光層に対して0.01〜10重量%の範囲で含有させることが好ましく、0.1〜1.0重量%の範囲がより好ましい。
【0081】
更に、本発明の感光層には、感光層の感脂性を向上するために親油性の樹脂を添加することができる。
【0082】
上記親油性の樹脂としては、例えば、特開昭50−125806号公報に記載されているような、炭素数3〜15のアルキル基で置換されたフェノール類とアルデヒドの縮合物、例えばtブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂などが使用可能である。
【0083】
本発明の画像形成材料の感光層には必要に応じて、更に上記以外の色素、顔料、増感剤等を含有させることができる。
【0084】
本発明の画像形成材料は、感光層を形成する各成分を溶媒に溶解させて、適当な支持体の表面に塗布し乾燥することにより感性層を設けて製造することができる。
【0085】
上記溶媒としては、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、アセトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、メチルエチルケトン等が挙げられる。これら溶媒は、単独であるいは2種以上混合して使用する。
【0086】
塗布方法は、従来公知の方法、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布及びカーテン塗布等が可能である。塗布量は用途により異なるが、例えば、感光性平版印刷版についていえば固形分として0.5〜5.0g/m2が好ましい。
【0087】
本発明の感光層を設ける支持体としては、アルミニウム、亜鉛、鋼、銅等の金属板、並びにクロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウム、鉄等がメッキ又は蒸着された金属板、紙、プラスチックフィルム及びガラス板、樹脂が塗布された紙、アルミニウム等の金属箔が張られた紙、親水化処理したプラスチックフィルム等が挙げられる。
【0088】
本発明を感光性平版印刷版に適用するとき、支持体として砂目立て処理、陽極酸化処理及び必要に応じて封孔処理等の表面処理等が施されているアルミニウム板を用いることが好ましい。これらの処理には公知の方法を適用することができる。
【0089】
砂目立て処理の方法としては、例えば機械的方法、電解によりエッチングする方法が挙げられる。機械的方法としては、例えばボール研磨法、ブラシ研磨法、液体ホーニングによる研磨法、バフ研磨法等が挙げられる。アルミニウム材の組成等に応じて上述の各種方法を単独あるいは組合わせて用いることができる。
【0090】
電解によりエッチングするには、リン酸、硫酸、塩酸、硝酸等の無機の酸を単独ないし2種以上混合した浴を用いて行われる。砂目立て処理の後、必要に応じてアルカリあるいは酸の水溶液によってデスマット処理を行い中和して水洗する。
【0091】
陽極酸化処理は、電解液として、硫酸、クロム酸、シュウ酸、リン酸、マロン酸等を1種又は2種以上含む溶液を用い、アルミニウム板を陽極として電解して行われる。形成された陽極酸化被膜量は1〜50mg/dm2が適当であり、好ましくは10〜40mg/dm2であり、特に好ましくは25〜40mg/dm2である。陽極酸化被膜量は、例えばアルミニウム板をリン酸クロム酸浴液(リン酸85%液:35ml、酸化クロム(IV):20gを1lの水に溶解して作製)に浸漬し、酸化被膜を溶解し、板の被膜溶解前後の重量変化測定から求められる。
【0092】
封孔処理は、沸騰水処理、水蒸気処理、ケイ酸ソーダ処理、重クロム酸塩水溶液処理等が具体例として挙げられる。この他にアルミニウム板支持体に対して、水溶性高分子化合物や、フッ化ジルコン酸等の金属塩の水溶液による下引き処理を施すこともできる。
【0093】
本発明の画像形成材料には波長700nm以上の光源を用い画像露光を行う。光源としては、半導体レーザー、He−Neレーザー、YAGレーザー、炭酸ガスレーザー等が挙げられる。出力は50mW以上が適当であり、好ましくは100mW以上である。
【0094】
本発明の画像形成材料の現像に用いられる現像液としては、水系アルカリ現像液が好適である。水系アルカリ現像液としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウム等のアルカリ金属塩の水溶液が挙げられる。アルカリ金属塩の濃度は0.05〜20重量%の範囲で用いるのが好適であり、より好ましくは、0.1〜10重量%である。
【0095】
本発明の画像形成方法において、現像液には、必要に応じアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤やアルコール等の有機溶剤を加えることができる。
【0096】
有機溶剤としては、プロピレングリコール、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、n−プロピルアルコール等が有用である。
【0097】
【実施例】
次に、本発明を実施例で更に具体的に説明する。なお、以下の実施例及び比較例において「部」は「重量部」を意味する。
【0098】
実施例1
支持体の作成
厚さ0.24mmのアルミニウム板(材質1050、調質H16)を5%苛性ソーダ水溶液中で60℃で1分間脱脂処理を行った後、0.5モル1lの塩酸水溶液中で温度;25℃、電流密度;60A/dm2、処理時間;30秒の条件で電解エッチング処理を行った。次いで、5%苛性ソーダ水溶液中で60℃、10秒間のデスマット処理を施した後、20%硫酸溶液中で温度;20℃、電流密度;3A/dm2、処理時間;1分間の条件で陽極酸化処理を行った、更に又、30℃の熱水で20秒間、熱水封孔処理を行い、平版印刷版材料用支持体であるアルミニウム板を作製した。
【0099】
酸分解化合物の合成
酸分解化合物Aの合成
1,1−ジメトキシシクロヘキサン(0.5モル)、フェニルセロソルブ(1.0モル)及びp−トルエンスルホン酸80mgを撹拌しながら100℃で1時間反応させ、その後150℃まで徐々に温度を上げ、更に150℃で4時間反応させた。反応により生成するメタノールはこの間に留去した。冷却後、テトラヒドロフラン500ml及び無水炭酸カリウム2.5gを加えて撹拌し濾過した。濾液から溶媒を減圧留去し、更に150℃、高真空下で低沸点成分を留去し、粘調な油状の下記酸分解化合物Aを得た。
【0100】
【化26】
Figure 0003644002
【0111】
前記アルミニウム板の支持体上に下記組成の感光層塗布液を乾燥後の膜厚が2g/m2になるように回転塗布機を用いて塗布し100℃で2分間乾燥して画像形成材料を得た。
【0112】
Figure 0003644002
【0113】
【化29】
Figure 0003644002
【0114】
Figure 0003644002
この画像形成材料を、半導体レーザー(波長830nm、出力500mW)で感光層表面に画像露光を行った。レーザー光径はピークにおける強度の1/e2で13μmであった。また、解像度は走査方向、副走査方向とも2000DPI(1インチ=2.5cm当たりのドット数)とした。さらに、ポジPS版用現像液SDR−1(コニカ(株)製)を水で容積比6倍に希釈した27℃の現像液に25秒間浸漬し、非画像部(露光部)を除去した後、水洗し平版印刷版を製造した。光学顕微鏡観察によりレーザー走査線1本で生成される非画像部ラインの平均線幅とフリンジの発生状況及び印刷による非画像部の汚れの発生状況を評価した。
【0115】
比較例1
実施例1の感光層塗布液の組成から赤外線吸収色素を除いた組成の感光層塗布液を用いた外は実施例1と同様の実験を行った。
【0116】
比較例2及び3
感光層塗布液組成中の光酸発生剤、赤外吸収剤及びバインダー(結合剤)を表1に示すとおりに変えたほかは実施例1と同様の実験を行った。表1中、光酸発生剤Dは2−メトキシ−4−アミノフェニルジアゾニウムのPF6塩である。また、バインダーBは、フェノールとm−,p−混合クレゾールとホルムアルデヒドとの共縮合化合物(Mn=500、Mw=2500、フェノール:m−クレゾール:p−クレゾールのモル比が20:48:32)であるノボラック樹脂である。
【0117】
比較例
感光層塗布液の組成を下記に変えた他は実施例1と同様の実験を行った。その結果、画像部、非画像部とも現像液に溶解し、画像形成が不能であった
【0118】
感光層塗布液の組成
バインダーB 40部
レゾール樹脂 40部
光酸発生剤A 3部
赤外線吸収剤例示化合物IR18 2部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 10部
以上の結果を下記表1に示す。
【0119】
【表1】
Figure 0003644002
【0120】
表1中、フリンジ及び印刷汚れの欄の記号の意味は下記である。
【0121】
フリンジ
A:全くなし
B:わずかに付着
印刷汚れ
A:全くなし
B:わずかに汚れる
実施例8
感光層塗布液の組成を下記に変えた他は実施例1と同様にして画像形成材料を得た。
【0122】
感光層塗布液の組成
光酸発生剤(化合物例(12)) 3部
酸分解化合物A 25部
赤外吸収剤IR18 2部
バインダーB 60部
バインダーA 10部
この画像形成材料について感度、現像性及び保存性を下記方法で評価した。
【0123】
感度:画像形成材料を実施例1と同様に画像露光及び現像処理して平版印刷版を作成し、露光部が現像されるに必要な露光エネルギーで評価した。
【0124】
現像性:画像形成材料を実施例1と同様に画像露光し、PS版現像液SDR−1(コニカ(株)製)を水で9倍に希釈した現像液を用い、実施例1と同条件で現像したときの非画像部の現像性を評価した。
【0125】
印刷汚れ:実施例1と同様にして評価した。
【0126】
保存性:画像形成材料を55℃で3日間放置した後に、実施例1と同様に画像露光及び現像処理をし、感度、現像性及び印刷汚れを評価した。
【0127】
実施例9〜32
光酸発生剤、酸分解化合物、赤外線吸収剤及び結合剤を下記表2に記すとおりに変えたほかは実施例8と同様の実験を行った。ただし、実施例30は画像露光に用いるレーザーを発信波長1060nmのYAGレーザーに変更した。
【0128】
【表2】
Figure 0003644002
【0129】
以上の結果を下記表3に示す。
【0130】
【表3】
Figure 0003644002
【0131】
表3中、現像性の欄の記号の意味は下記である。印刷汚れの記号の意味は表1におけると同じである。
【0132】
A:非画像部が良好に除去される
B:非画像部が若干残存する
B′:非画像部は良好に除去されるが画像部の一部が減少する
C:非画像部の大半が除去されずに残存する
【0133】
【発明の効果】
本発明によれば、赤外線による露光で画像形成が可能なポジ型の画像形成方法及び画像形成方法で提供される。
【0134】
また、本発明によれば、酸発生剤と酸分解性化合物とを含有する感光層を有する画像形成材料であって赤外線による露光で画像形成が可能な画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法が提供される。
【0135】
本発明によれば、赤外線による露光で画像形成が可能なポジ型の画像形成材料であって、赤外線に対する感度、現像性及び画像形成材料の保存性が改良された画像形成材料並びにそれを用いた画像形成方法が提供される。
【0136】
また、本発明によれば、光酸発生剤と酸分解性化合物とを含有する感光層を有する画像形成材料であって、赤外線に対する感度、現像性及び画像形成材料の保存性が改良された画像形成材料並びにそれを用いた画像形成方法が提供される。

Claims (3)

  1. 支持体上に、活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、下記一般式(1)で表される化合物及び下記一般式(2)または(3)で表される赤外線吸収剤を含有する感光層を有することを特徴とする赤外線レーザー露光用画像形成材料。
    Figure 0003644002
    〔式中、R、R 1 及びR 2 は、各々水素原子、炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のアルコキシ基、スルホ基、カルボキシル基又はヒドロキシル基を表し、p、q及びrは、各々1〜3の整数を表し、m及びnは、各々1〜5の整数を表す。〕
    Figure 0003644002
    〔式中、Z1及びZ2は各々硫黄原子、セレン原子又は酸素原子を表し、X1及びX2は各々置換基を有していてもよいベンゾ縮合環又はナフト縮合環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、R3及びR4は各々置換基を表し、R3及びR4のどちらか一方はアニオン性解離性基を有する。R5、R6、R7及びR8は各々炭素原子数1〜3のアルキル基、水素原子又はハロゲン原子を表す。Lは炭素原子数5〜13の共役結合の連鎖を表す。〕
  2. 感光層中にノボラック樹脂及びノニオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の赤外線レーザー露光用画像形成材料。
  3. 感光層中にノボラック樹脂及びアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線レーザー露光用画像形成材料。
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